ワイルドスピード9作目の内容や公開日は？キャストやあらすじをネタバレ考察

「ワイルドスピード」シリーズの8作目、「ワイルドスピード・ICEBREAK」の公開から1年以上が経ち、次回作が待ち遠しいファンの方も多いのではないでしょうか。今回はそんな皆さんのために、シリーズ9作目「ワイルドスピード9」の公開日やキャスト、あらすじについてネタバレ考察していきます。

シリーズの9作目、「ワイルドスピード9」の公開はすでに決定しており、今作は「ワイルドスピード」シリーズにして最後となる3部作、その第2弾に当たります。また、「ワイルドスピード」シリーズは、9作目と10作目でシリーズ自体が終わることが明らかになっています。

今回は「ワイルドスピード」シリーズ全体のあらすじネタバレもしつつ、「ワイルドスピード9」を考察していきます。

「ワイルドスピード9」は、「ワイルドスピード」シリーズの9作目。1作目「ワイルドスピード」が公開された2001年から、8作目である最新作「ワイルドスピード・ICEBREAK」まで16年間の歴史があります。ここまで続く人気の秘密は、興奮のカーレースとありえないド迫力カーアクション、登場人物たちの熱い友情、家族愛など様々です。

前作「ワイルドスピード・ICEBREAK」は、63ヵ国で530億円を売り上げました。その人気は衰えることを知らず、スピンオフ作品の製作も決定しています。作品の時間軸としては、1、2、4、5、6、3、7作目の順で構成されており、ストーリーを理解するには見る順番に注意が必要です。

早速「ワイルドスピード9」の公開日をネタバレしますと、2020年4月20日です。元々の公開日は2019年4月10日でしたが、1年延期することになりました。ちなみに、10作目の公開日が2021年4月2日で決定していますが、これもまた延期する可能性はあるでしょう。

「ワイルドスピード9」の公開日が延期された理由としては、ホブス役のドウェイン・ジョンソンとショウ役のジェイソン・ステイサムがキャストを務めるスピンオフ作品、「ホブス・アンド・ショウ（仮題）」が2019年7月26日の公開日に決定したためです。

2018年12月頃には、「ワイルドスピード9」の予告動画が公開される可能性もあります。そして「ワイルドスピード9」の邦題も気になるところですが、近年の傾向からすると、作品の内容とリンクしたものになる可能性が高いです。

以下から、「ワイルドスピード9」に出演予定のキャストのネタバレ紹介と、キャスト予想をしていきます。

ドムことドミニク・トレット役は、もちろん続投のヴィン・ディーゼル。たびたび「ワイルドスピード9」についてのネタバレを投下してくれ、Facebookのライブストリームでも「ワイルドスピード9」で再び監督を務めることになったジャスティン・リンや9作目から復帰するミア役のジョーダナ・ブリュースターを画面に映し、ファンに嬉しいニュースを届けてくれました。

ドウェイン・ジョンソンとの不仲説は、ドウェインの項目でも詳しく記述しますが、ヴィン・ディーゼル自身は不仲を否定していました。さらに、ローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンがドウェインを公開日延期の件で批判したときには、ドウェインと自分のツーショットをInstagramに投稿し、「ワイルドスピード9」の公開日が延期されたことは誰のせいでもないと語りました。

ドウェイン・ジョンソンはこの件について無反応を貫き通しましたが、公私ともにファミリーを大切に思うヴィン・ディーゼルはドウェインを擁護し、キャストの不仲説を払拭しようと懸命に発信していました。続投が危ぶまれるキャストがいる中、ヴィンはファミリーの長として必死に「ワイルドスピード」シリーズを守っているようです。

ブライアンの妻で、ドムの妹であるミアの登場は、キャストによって知らされました。8作目「ワイルドスピード・ICEBREAK」には登場しなかったミアは、7作目「ワイルドスピード・SKY MISSION」で2人の子どもたちのため、ブライアンとともにチームから抜ける決断をしていたのでした。

しかし、2017年10月、ヴィン・ディーゼルによってミア役のジョーダナ・ブリュースターが、「ワイルドスピード」シリーズに復帰することを明かしたのです。ジョーダナ・ブリュースターが9作目「ワイルドスピード9」に出演することは判明しましたが、ミアが登場するということは、ストーリー的にブライアンや2人の子どもたちの扱いはどうなっていくのでしょうか。

作品内容の詳細は明かされていないため、ミアがどのような登場の仕方をするのか注目したいところです。ちなみに、ジョーダナ・ブリュースターは「ワイルドスピード」シリーズの10作目にも出演が決定しています。

ミシェル・ロドリゲスは「ワイルドスピード・ICEBREAK」公開後、instagramにて「次回作はもっと女性の活躍を描いてほしい」と発言しています。しかも、そうでなければ自分は降板する意思まであると語っています。「ワイルドスピード」シリーズは、男性中心にストーリーが展開していく印象が強いのは確かです。

ガル・ガドットなど女性キャストの活躍はこれまでも描かれ、「ワイルドスピード・ICEBREAK」ではシャーリーズ・セロンが重要な役所を担っていました。ミシェル・ロドリゲスも女性の主要キャラクターの筆頭といえます。しかし、出演しているミシェル・ロドリゲス自身が、性別の偏りを感じているのは確かなようです。

1作目「ワイルドスピード」から出演しているミシェル・ロドリゲスが降板するとなれば、その衝撃は大きいでしょう。次回作「ワイルドスピード9」は、どの程度女性キャストが活躍しているかにも注目したいところです。

8作目では娘と過ごす時間を大切にする事を決意したホブス。演じるドウェイン・ジョンソンは、「ワイルドスピード9」への出演をインタビューで聞かれると、自分にはわからないと濁していました。原因はキャスト同士の不仲によるものだと噂されています。

主演のヴィン・ディーゼルとの不仲が原因で出演しない可能性もあるのではと囁かれていましたが、ヴィン・ディーゼル自身はこうした噂のあと、ドウェイン・ジョンソンとの不仲をきっぱり否定しています。2人は理想とする映画の構想が食い違ったことで言い争っていたようですが、実際ドウェイン・ジョンソンが「ワイルドスピード9」に出演するかどうかはまだわからないようです。

なおドウェイン・ジョンソンは、2019年7月26日が公開日のスピンオフ作品には出演が決定しています。ローマン・ピアース役のタイリース・ギブソンは、このスピンオフ作品のせいで「ワイルドスピード9」の公開日が延期になったとして、Instagramでドウェイン・ジョンソンを名指しで批判していました。

すでにこの2人は和解したと発表していますが、ドウェイン・ジョンソン周りのごたごたは今後またいつ起きるかわからないので見守るしかありません。「ワイルドスピード9」への出演も見送られるのではないかとファンは気が気ではないようですが、人気キャストだけにぜひとも「ワイルドスピード9」への出演を望むばかりです。

8作目「ワイルドスピード・ICEBREAK」でハッカーのテロリスト、サイファー役を演じていたシャーリーズ・セロンは、「ワイルドスピード9」にも出演の可能性があります。8作目ラストで逃げ切ったあと、アテネに身を隠したサイファーが再びドムたちの前に立ちはだかることは、「ワイルドスピード9」のあらすじ予想で最も有力候補といえます。

しかし、他に考えられるストーリーの1つとしては、サイファーの上にいるラスボス的な存在が登場するということです。もしそういった人物が背後に控えているのなら、新キャラクターが登場し、ドムたちを再び翻弄することとなるでしょう。

タイリース・ギブソンがドウェイン・ジョンソンを批判していた理由は、おそらくタイリースが現在、元妻と親権争いしている最中のため、経済的に不利になるわけにはいかない状況だからだといわれています。

自分も含めてキャストたちがスピンオフのオファーを断っていたにも関わらず、ドウェインがオファーを承諾したことに納得がいってなかったタイリースは、かなり強い口調でドウェインを非難しました。

しかし、同じようにスピンオフのオファーを承諾した他のキャストについては、とくに批判するわけでもないため、元々ドウェインとは馬が合わなかったのではないかと勘繰られてしまう状況にありました。すでに2人は和解しているため、「ワイルドスピード9」には揃って出演してくれることを望みます。

電子関係のプロであるテズ・パーカーは、ローマン・ピアースと友人関係にあります。しかし、ナタリー・エマニュエル演じるラムジーのこととなれば、2人は恋のライバルとなります。

電子関係のプロ同士とあって行動をともにすることの多いテズとラムジー。「ワイルドスピード・ICEBREAK」では、はっきりとどちらが好きかラムジーから教えてもらえなかったテズとローマンでしたが、今後この三角関係にも注目です。

元々、「ゴッド・アイ」の開発者であるラムジーは、「ワイルドスピード・SKY MISSION」でファミリーに仲間入りしています。ラムジーが誰を好きなのか今はまだ明かされていませんが、「ワイルドスピード9」では恋の進展がみられるかもしれません。

またひそかに噂されているのは、ラムジーがサイファーのスパイなのではないかという話です。そういわれている理由としてファンの間では、「ラムジーがゴッド・アイを作り出したのはサイファーのためだった」「サイファーがドムの人間関係の詳細を知っていたのは、ラムジーが情報を流していたため」などと推測されています。

あくまで推測の域をでない話ではありますが、もしこの推測通りだった場合、テズやローマンの反応が気になりますし、ストーリー的に熱い展開間違いなしです。ファンとしては複雑な思いもあると思いますが、もし真相が明かされるとすれば「ワイルドスピード9」になることでしょう。

ホブスとショウをメインキャストに据えたスピンオフ作品「ホブス・アンド・ショウ（仮題）」は、2018年の秋ごろから撮影が始まる見込みのようです。「ワイルドスピード・ICEBREAK」でサイファー役を務めたシャーリーズ・セロンが出演との話もあります。人気キャラクターたちの活躍に期待が高まるところです。

「ワイルドスピード・SKY MISSION」では悪役として登場したデッカード・ショウでしたが、現在はドムたちファミリーの一員です。次回作「ワイルドスピード9」でも圧巻のドライブテクニックを見せてくれるはずです。

リトル・ノーバディことエリック・ライスナーはミスター・ノーバディの部下です。演じるスコット・イーストウッドで、クリント・イーストウッド監督の息子として有名です。しかし、父の名を借りずとも存在感のある佇まいが印象的です。

親友だったポール・ウォーカーの話題が撮影中に出ると、涙ぐんでしまったというスコットにとって「ワイルドスピード」シリーズは特別な作品となったようです。今までの登場人物にはいなかったタイプの人物を演じ、いい味を出していたスコットは、「ワイルドスピード9」に出演することになれば、さらにその存在感を発揮してくれることでしょう。

秘密工作組織のトップであるミスター・ノーバディは、冷静沈着でスマートな人物です。重要人物ですから、「ワイルドスピード」シリーズ最後の3部作の第2弾「ワイルドスピード9」には登場するのではないでしょうか。

部下であるリトル・ノーバディに何か支持を出し、ストーリーを展開させる役回りになるのか気になるところですが、どんな登場の仕方になるか楽しみです。

「ワイルドスピード・X3 TOKYO DRIFT」「ワイルドスピード・MAX」「ワイルドスピード・MEGA MAX」「ワイルドスピード・EURO MISSION」に登場していたハン・ソウルオー。ハンを演じているのは「FBI失踪者を終え」「CSI：マイアミ」など、TVシリーズで活躍しているサン・カンです。このサン・カンが「ワイルドスピード」シリーズに復帰するのではと噂されています。

一体なぜこのような噂が立っているのでしょうか。噂の元になったのは、BOSSLOGICというアーティストのInstagramアカウント。ファンアートの世界で有名な人物のようで、ファンが「ワイルドスピード」シリーズ公式のものと間違う出来栄えのポスターを投稿しました。

あまりのクオリティに、公式のものと間違うファンが続出した結果、ハンが「ワイルドスピード」シリーズの続編に出演するのではないかと噂になったのでした。ポスターにはハン役のサン・カンの名前が載っており、「can't outrun a ghost」の文字も添えてあります。「幽霊を超えることはできない」というこの言葉は、ハンのことを指すものではないかと思われました。

このポスターはあくまでファンアートにすぎず、公式が発表したものではないため、続編にハンが出演するというのは信憑性が低いと思われます。ハンの人気の高いことがこの一連の出来事をみると分かり、たくさんのファンが復帰を望んでいることが伺えます。

そしてもう1人、出演するのではないかと噂されているキャストがジゼル・ヤシャール役のガルガドットです。ジゼルは「ワイルドスピード・EURO MISSION」でストーリー上死亡したキャラクターです。しかし、死亡の描写がはっきり描かれていなかったため、実は生きているのではないかとファンの間でたびたび話題に上がっていました。

レティのときも死亡したと思われていましたが、実は生きていたという展開があっただけに、ファンはそうした展開を期待せずにはいられないようです。真相は定かではないですが、出演予想の1人として考えられるキャストです。仮にハンやジゼルが実は生きていて、サイファーとともにドムたちの前に現われるとなればかなり熱い展開です。

ガル・ガドットはイスラエル出身の33歳。圧倒的な美貌を誇りますが遅咲きの女優です。2004年にミス・イスラエルに輝き、テレビシリーズ「Bubot（2007）」に出演。同年、「ワイルドスピード・MAX（2007）」にて映画デビューし、「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生（2016）」「ジャスティス・リーグ（2017）」に出演。

単独主演の「ワンダーウーマン（2017）」で一躍有名となり、一気にスターへの階段を駆け上がりました。「007 慰めの報酬（2008）」のオーディションに落ちている過去があり、その華やかな雰囲気とは裏腹に出演作品は多くはありません。これからの活躍に期待大な女優です。

ここからは「ワイルドスピード9」のあらすじを考察していきます。まず、「ワイルドスピード」シリーズの脚本は「ワイルドスピード・X3 TOKYO DRIFT」以来、クリス・モーガンが担当してきましたが、今作では新鋭のダニエル・ケイシ―が担当します。クリスは、ホブス役のドウェイン・ジョンソンとショウ役のジェイソン・ステイサムがメインを務めるスピンオフ作品、「ホブス・アンド・ショウ（仮題）」の製作に集中します。

「ワイルドスピード9」の脚本を手掛けることになったダニエル・ケイシーは、大作の脚本家経験がない人物で、これまで「ヒットマン・リデンプション（2006）」などを手掛けてきました。新たな脚本家を迎えての「ワイルドスピード9」は、今までの「ワイルドスピード」シリーズとは一味違ったテイストになる可能性もあります。

しかし、毎作度肝を抜く痛快カーアクションを繰り広げてきた「ワイルドスピード」シリーズですから、そういったアクションには今回も期待できそうです。「ワイルドスピード・ICEBREAK」では潜水艦も登場していたことから、「ワイルドスピード9」でもまた予想外のインパクトある展開が予想されます。

そして監督は、「ワイルドスピード」シリーズ3作目から6作目を担当したジャスティン・リンです。ジャスティン・リン監督は、「ワイルドスピード」シリーズを世界的に有名な映画にのし上げました。すでに10作目の監督をすることも決定しています。「ワイルドスピード」シリーズのファンにとっては、信頼感の強い人物のようです。

「ワイルドスピード9」の舞台についてですが、アフリカになる可能性が高いです。ヴィン・ディーゼルが、舞台はアフリカになると発言しており、正式に決定したか定かではありませんが、舞台の1つとして劇中に出てくる可能性は大いにあると思われます。

あらすじとしては、前作のラストに危機一髪で逃げ延びた、シャーリーズ・セロン演じるサイファーとの戦いになるのではないかと予想されます。しかしサイファーが出てくると思いきや、全く違う敵が現れるという可能性も捨てきれません。そして、サイファーがアテネに逃亡していることが劇中で示唆されていることから、アテネも舞台になる可能性があります。

ドムとエレナの子であるブライアン。レティとドムが、「ワイルドスピード・ICEBREAK」のラストで引き取ることにし、ブライアンと名付けていましたが、この子どもが成長した姿で登場することも考えられます。登場するとして、どのような形でストーリーに絡んでくるのかも気になるところです。

また、ブライアン・オコナーの方も今後登場する可能性があります。「ワイルドスピード・SKY MISSION」で代役出演した弟2人が、ヴィン・ディーゼルと今後の出演について前向きに話し合ったとインタビューで語っています。ヴィン・ディーゼルは、作品にブライアンを登場させることに意欲的です。

ブライアンが作品上に存在しているということをファンにも共有してもらうため、ブライアンを再び登場させたいようです。弟2人は出演を今の段階でははっきりと決めたわけではないですが、「ワイルドスピード9」や10作目に出演する可能性はありそうです。

「ワイルドスピード」シリーズの9作目「ワイルドスピード9」の公開日やキャスト、あらすじなどのネタバレ考察をしてきました。キャストの動向や敵の配役、脚本家の変更で今までと違ったテイストになるのかなど盛りだくさんの内容でお送りしました。最も気になるのはブライアン・オコナーの復帰はありえるのかですが、そういったことも含めて公開日を待ち遠しく思っていただけだでしょうか。続報があるまで楽しみに待ちましょう。