ワイルドスピード・MEGA MAXのあらすじと結末は？登場した車も紹介

三部作、計10作品で完結が予定されている大人気カーアクション映画ワイルドスピードシリーズ！現在は8作目のワイルドスピード・アイスブレイクまで公開されています。今回特集するのは第5作目であるワイルドスピード・MEGAMAXです。ドミニク「ファミリー」も増えてきて、最盛期を迎えた熱いMEGAMAXのあらすじと結末を解説していきます。また、ワイルドスピード・MEGAMAXに登場した車もいくつか紹介していきます。

ワイルドスピードシリーズは2001年に第1作品目が公開されたストリート・レーシングを中心にストーリーが展開するアクション映画です。車好きにはたまらない作品となっています。1作目はロブ・コーエン、2作目はジョン・シングルトン、3-6作目はジャスティン・リン、7作目はジェームズ・ワン、8作目はF・ゲイリー・グレイが監督を務めています。主役はヴィン・ディーゼルと故ポール・ウォーカーでポールの遺作として有名です。

第1作目のあらすじは画像右の男性、ドミニク・トレットが毎晩ストリート・レースで多額の賞金を獲得しているシーンから始まります。もう一人の主人公は左のブライアン・オコナーです。彼はロス市警でしたが、潜入捜査によって身分を隠してドミニクとカーレース勝負をします。最初は張り合っている2人でしたが、お互いの実力を認め、次第に仲良くなっていきます。立場は違うもののタッグを組み、数々の強大な敵と戦っていきます。

ワイルドスピード・MEGAMAXはワイルドスピードシリーズの5作目の当たる作品でワイルドスピード・MAXの続編となっています。2011年に公開されており、ワイルドスピードの1作目が公開されてからすでに10年が経過しています。アメリカのユニバーサル・ピクチャーズによって製作されており、監督は先ほど述べたようにジャスティン・リンが務めています。総興行収入は約6億ドルで、日本での興行収入は14.4億円となっています。

それではワイルドスピード・MEGAMAXのあらすじと結末を解説していきます！まずはあらすじの紹介です。ストーリーを忘れてしまった方、見る時間がないけど興味があって内容を知りたい方、この記事を読んでワイルドスピード・MEGAMAXのあらすじを完全に理解しましょう！

まずは前作のワイルドスピード・MAXの結末です。ドミニクはレティを殺したと思われるカルデロンを殺し、麻薬王・ブラガの逮捕に貢献しました。しかしFBIはブライアンとの約束を破り、ドミニクを逮捕します。そして懲役25年の刑に処せられたのでした。ドミニクは護送車に乗せられ、刑務所へと向かわされます。しかしそこにブライアン、ミア、ローマン、テズが車3台で助けにきてドミニクが笑みを浮かべるという結末でした。

そしてワイルドスピード・MEGAMAXのあらすじです。仲間たちの手によって、ドミニクは見事逃亡に成功します。しかし、そのことが原因でドミニク・ミア・ブライアンの3任は国際指名手配されてしまいます。ブライアンはこの時。ドミニクの妹・ミアと交際しており、FBIを辞めてドミニク・ファミリーの一員となっていました。ブライアンとミアはブラジルのリオデジャネイロに逃亡しました。そこで、旧友のヴィンスに会います。

ヴィンスはワイルドスピード1作目のあらすじから登場している人物で、その結末によりロサンゼルスを離れてリオに住んでいました。ブライアンのせいでロサンゼルスを追われたため、ブライアンはヴィンスの仕事を手伝うことにします。その仕事とは列車から高級車3台を盗み出すというものでした。あっさりと貨物車に侵入し、今から盗み出す車を見つけたブライアンでしたが、なんとその車は麻薬取締局に押収されたものだったのです。

これは何か裏があると感じたブライアン、合流したドミニクにそのことを話します。ヴィンスにこのことを聞いても下っ端であるため何も知りません。そこに窃盗団がやってきます。ブライアンは3台のうち、本命がGT-40であると気付いて、ドミニクの妹・ミアにその車を運転させて離脱させます。しかし、それが窃盗団にばれたことで、ドミニクとブライアンは交戦、さらに麻薬取締官まで参戦し、死者が出るほどの大乱闘となりました。

結果、ドミニクとブライアンは窃盗団に捕まります。しかし、窃盗団リーダーが上司に報告に言っている間に、2人は手下を倒して逃走に成功します。ジジの上司というのはブラジル麻薬組織の大物であるエルナン・レイエスでした。しかし今度は麻薬取締官殺害容疑が2人にかけられてしまいます。そこにやってきたのが、ワイルドスピードMEGAMAXから新たに登場する主要人物のルーク・ホブズとエレナ・ネベスという2人の人間です。

ホブズはアメリカの外交保安部に所属している捜査官です。優秀ですが、なかなかの問題児であるため監視役として当初は地元のアルメイダ所長が就く予定でしたが、ホブズはこれを拒否しました。代わりに側近としてつけたのが、画像右の女性、エレナ・ニベス巡査です。エレナは2年前に自分の恋人が殺されたという過去をもっています。そのことが動機で自ら警察官になりました。ホブズはこの正義感を買って、エレナを助手としました。

ドミニクとブライアンはヴィンスに盗んだ車の事を問いただしますが、知らないと答えます。しかし、夜中にレイエスの闇金の流れが組み込まれているマイクロチップを外している現場を押さえます。そこに乱入したのがホブズのチームです。しかし、想定外なことにレイエスの部下たちも参入してきて銃撃戦が始まりました。ドミニクたちは逃走します。しかしその時、被弾しそうになったエレナ巡査をドミニクがかばったのです。

ブライアン・ミアと合流したドミニクは分かれて逃げることを提案しますが、ミアが身ごもっていることをしり、共に逃げる選択をします。そのころエレナはホブズと口論しています。自分を助けたドミニクが麻薬捜査官を殺したはずがないと言い張りますがホブズは聞く耳を持ちません。そんな時、勘の鋭いエレナは盗難車はレイエスのものだと知り、このすべての事件の黒幕は麻薬王・レイエスであるということに気づきました。

ミアはレイエスの金を奪って悪事から足を洗い、普通の生活をしたいと言います。これに賛成したドミニクらはいつもの仕事仲間を集めました。集まったのはブライアン、ミア、ローマン、テズ、ハン、ジゼル、テゴ、リコです。奪う金は1億ドルで日本円で約123億円です。成功すれば1人あたり13億円となります。みんな乗る気でいよいよ闇金強奪作戦が開始されます。これがワイルドスピード・MEGAMAXのあらすじとなっています。

あらすじに続いて今度はワイルドスピード・MEGAMAXの結末を解説します。いよいよ闇金強奪作戦を開始したドミニクファミリーですが、作戦は成功するのか？そしてホブズとエレナはどのような形で参戦してくるのか？衝撃の結末に注目です！

レイエスのアジトは10カ所に分かれていました。そこでドミニクは一か所に集める方法を思いつきます。それは1カ所を襲撃し、レイエスの手下に他の地域も襲うと脅しをかけるというものです。そうすることで、一番厳重な場所に金を集めると予想したのです。結果は大当たり、しかし問題は集められた場所です。金はなんと警察本部に集められていました。これはレイエスがアルメイダ署長を買収していたことから起こったことです。

ホブズがアルメイダ署長の同伴を断ったのは正解だっということです。さらにドミニクらは調査し、レイエスの指紋が必要なことを知ります。そこでハンとジゼルを派遣し、見事に指紋を入手します。また、エレナをかばった際にドミニクはネックレスを落としており、それをエレナが持っていることを知って、ホブズの車に発信機を取り付けて取り戻しにいきました。その時、お互い今はもういない恋人のことについて語り合っています。

ドミニク・ブライアン・ハン・ローマンはパトカーを盗んで、レースをします。結末はブライアンの勝利で終わりますが、ドミニクが手を抜いていたことが明らかになります。一方、妹ミアがレイエスの部下に捕まるところをヴィンスが救出します。ヴィンスは自分のせいでこのような事態が起こっていることをドミニクらに謝ります。これを許したドミニクはヴィンスも一緒に作戦に参加するように促し、ヴィンスもこれを承諾しました。

アジトでは前夜祭が起こっています。ミアが妊娠していると報告するとさらに場は盛り上がりました。一方そのころ、ホブズはドミニクファミリーのブラジル入国履歴を調べます。すると仲間が集結していることが判明し、これからなにか大きなことが起こると予測しました。その結果、ホブスは他のメンバーも国際指名手配とします。一方、レイエスサイドでもドミニクとブライアンには非常に高額な懸賞金がかけられ、厳重体制でした。

いよいよ作戦当日、ホブスは発信機の逆探知に成功し、ドミニクらを襲撃、見事ドミニク・ブライアン・ミア・ヴィンスを逮捕します。しかし刑務所へ連行中、今度はレイエスの部下から襲撃を受けます。この時、ホブスの部下は大勢殺されてしまいました。エレナにお願いして拘束を解いてもらったドミニクらはホブスの味方として助力します。そして、なんとかホブスとエレナを救出し、自分たちのアジトへと連れて帰りました。

この時の銃撃戦でヴィンスは負傷し、息を引き取りました。計画はすでに敵方にばれていますが、ドミニクは作戦を決行することを決めます。部下を殺されたホブスとエレナも作戦に加わることになりました。ドミニクらは警察署に押し入り、壁を破壊して金庫ごと盗みます。金庫はワイヤーで固定しており、ブライアンとドミニクが2台の車で金庫を引きづり回しました。もちろんレイエスはそれを阻止しようと全力で追跡を行っています。

最後に海辺の橋にドミニクは追い詰められます。ドミニクは自分がおとりになろうとブライアンの車からワイヤーを外します。自身の車一台で金庫を引きづり、レイエス側の車に金庫を当てて海へ突き落とします。その時、ドミニクの車も海に落ちそうになりますが、運よくレイエスの車にぶつかります。ドミニクは間一髪のところでこの場を離脱していました。この衝突により、レイエスは死に、部下のジジもホブズが射殺してしまいます。

ホブスは「一日だけ猶予をあげるから逃げろ、金は諦めろ」と言います。これを承諾し、ドミニクは逃げます。しかし命を懸けてまで狙った金を簡単にあきらめるのはおかしいと感じたホブスは金庫を開けます。するとその中身は空っぽでした。こっそりとすり替えられていたのです。ホブスは笑うしかなくなりました。ドミニクファミリーはお金を10等分します。亡きヴィンスの妻にも1000万ドル、日本円で12億円をおいていきました。

金を手に入れた彼らはそれぞれ行きたいところへと去っていきました。テゴ・リコはカジノでルーレットをしています。テズはついに夢を実現し、自動車修理工場を営み始めました。そこへやってきたのはテズです。世界に4台しかないケーニングセグ・CCXRエディションを自慢しに来ました。しかし、なんとテズも持っていました。ハン・ジゼルは交際を始めベルリンに、ブライアンとミアはインドでのんびりとした生活を送っています。

その二人をエレナとドミニクが訪問しました。そこでブライアンは「賭け無しで、最後にレースをしよう」といいます。ドミニクが笑って承諾するというのがワイルドスピード・MEGAMAXの結末です。しかし、映画の最後、ホブス捜査官が資料に目を通していると、死んだとされているレティが写真移り込んでいます。続編はそのレティをめぐる話となっています。

あらすじと結末を読んでいただいて、内容を思い出すことができましたか？また、是非映画を見たいと思いましたか？それでは、次にワイルドスピード・MEGAMAXに登場する主要キャスト一覧です。今回はあらすじ、結末に特に多く登場した計5人について紹介します。

ワイルドスピードシリーズの主人公はドミニク・トレットを演じるのはヴィン・ディーゼルです。現在50歳で、アメリカで俳優の他に脚本家、映画監督、映画プロデューサーも務めています。現在ではハリウッドを代表するアクションスターとなっています。ワイルドスピードシリーズ以外にもマネー・ゲームのクリス役、トリプルXのザンダー・ケイジ役、キャプテン・ウルフのシェーン・ウルフ役など様々な役を演じています。

ワイルドスピードシリーズのもう一人の主人公であったブライアン・オコナー役を演じていたのはポール・ウォーカーです。2031年11月30日にわずか40歳という若さで亡くなられました。友人の車に乗って時速160kmで障害物に衝突するという事故死です。まだまだこれからの活躍が期待される俳優でした。ワイルドスピード以外に出演した作品には逃走車のマイケル・ウッズ役などがあり、同作品では製作総指揮も務めあげています。

ワイルドスピードシリーズでドミニクの妹であるミア・トレット役を演じているのはジョーダナ・ブリュースターです。パナマで生まれましたがアメリカ人です。現在38歳で、現在はアメリカで女優をしています。映画の他にテレビドラマにも多く出演しており、7年間アズ・ザ・ワールド・ターンズのニッキーマンソン役を務めたほか、2016年からはリーサル・ウェポンのモーリーン・ケイヒル役として現在まで活躍しています。

ワイルドスピードシリーズのルーク・ホブス役を演じているのはドウェイン・ジョンソンです。身長は196cmとかなり大型でプロレスラーとしても活躍していました。「ザ・ロック」という名前でアメリカで非常に有名なプロレスラーで、ビッグ4と呼ばれるうちの1人として数えられていました。現在は俳優業メインで活動し、ハムナプトラ2のスコーピオン・キング役やセンター・オブ・ジ・アース2のハンク役等として出演しています。

ワイルドスピードシリーズでホブスとともに行動しているエレナ・ネベス役を演じているのはエルサ・パタキーです。スペイン人の女優で、現在41歳です。2018年12月にオーストラリアの俳優であるクリス・ヘムズワースと結婚し、2012年に出産、現在は一児の母です。ワイルドスピード以外の出演作品はホース・ソルジャーのジョーン・ネルソン役、モニカ・ベルッチの恋愛マニュアルのセシリア役などがあります。

ワイルドスピードと言えばやはり車です！最近はスケールが大きくなりすぎていますが、もともとはストリート・レースが始まります。作中でも車をかけて勝負したり、ドミニクらの一種の娯楽として描かれています。今回はワイルドスピード・MEGAMAXに登場した車、激選3台を紹介します！

ダッジ・チャージャー1970年式はドミニクの愛車です。冒頭からはブライアンが運転していました。「チャージャー」と言われる車種はクライスラー社の一部門である「ダッジ」が販売しています。そのことからダッジ・チャージャーと言われています。2007年から3年間日本でも販売されていました。マッスルカーと言われるものの一種で、ドミニクの乗っているのは第一世代のものです。現在は第三世代のものが販売されています。

次に紹介するのはフォード・GT40です。この車は列車から盗まれた伝説の3台のうちの1台となっています。この車にレイエスの闇金関係マイクロチップが積まれていました。フォード・GT40は見た目から分かる通り、レーシングカーです。GT40という名前は車高が40インチ(約1m)しかないことが由来しています。1964年に発表、当時性能上の最高時速は330kmと言われ注目を集めました。その後の活躍は目覚ましいものばかりです。

せっかくなので日本車も紹介します。最後に紹介するのは日産・スカイラインGT-R(KPGC10)1972年式です。かつて、日産自動車がスカイラインと呼ばれる種類の中で最も高いグレードとして生産・販売を行ったスポーツカーです。「アール」「スカG-R」などの愛称で呼ばれています。日本を代表する高性能者の一つとして1969年に開発されました。第一世代と第二世代があり、2002年に販売終了となりました。

ワイルドスピードと言えば、かっこいい曲が流れることでも有名です。今回はワイルドスピードMEGAMAXの中でも人気なエンディング曲を紹介します！

ワイルドスピードMEGAMAXのエンディングに使われたのはdon omar feat.lucezodesuのDanza kuduroです。Kuduroとはアフリカの一部の地域をルーツとしているダンスのことです。凄く陽気でテンポのいい曲です。流しておくだけで楽しくなってきてしまうので、是非一度聴いてみてください！

ワイルドスピードMEGAMAXについてあらすじから結末まで解説してきました。とはいってもやはりド派手なアクション映画なので、見て楽しむのが一番です。記事を読んで気になったそこのあなた！是非ワイルドスピードMEGAMAXを見てみてください！