2018年07月23日公開
2018年07月23日更新
ワイルドスピードを見る順番でおすすめは?時系列と公開順どちら?
日本でも高い人気を誇っているアメリカのカーアクション映画、ワイルドスピードシリーズ。3部作、計10作品で構成される予定で、現在8作品目まで公開されています。しかし、ワイルドスピードシリーズは実は公開された順番と時系列の順番が違います。今回はワイルドスピードシリーズを見るときは公開された順番がいいのか、それとも時系列順がいいのか、どちららおすすめか考察していきます。シリーズの各内容のあらすじも紹介するので参考にしてください。あなたは公開順と時系列順どっち派ですか!?
目次
- ワイルドスピードを見る順番は時系列?公開順?おすすめの順番を調査!
- ワイルドスピードとは?
- ワイルドスピードを見る順番は時系列と公開潤どちらがおすすめ?
- ワイルドスピードの順番・あらすじ①ワイルドスピード
- ワイルドスピードの順番・あらすじ②ワイルドスピードX2
- ワイルドスピードの順番・あらすじ③ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT
- ワイルドスピードの順番・あらすじ④ワイルドスピードMAX
- ワイルドスピードの順番・あらすじ⑤ワイルドスピードMEGAMAX
- ワイルドスピードの順番・あらすじ⑥ワイルドスピードEURO MISSION
- ワイルドスピードの順番・あらすじ⑦ワイルドスピードSKY MISSION
- ワイルドスピードの順番・あらすじ⑧ワイルドスピードICE BREAK
- ワイルドスピードをおすすめの順番で見てより楽しもう!
ワイルドスピードを見る順番は時系列?公開順?おすすめの順番を調査!
今やアメリカ、日本だけではなく世界中にファンが存在する大人気アクション映画のワイルドスピードシリーズについて考察します。2001年から2017年まで16年かけて8作品が公開されたワイルドスピードシリーズですが、公開された順番と、ストーリーの時系列の順番は異なります。今回は公開された順番でみるのがいいのか、それとも時系列の順番で見た方がいいのか、どちらがおすすめか、誰にでもわかるように解説していきます。
ワイルドスピードとは?
ワイルドスピードとはストリート・レースを中心に熱い戦いが繰り広げられるアメリカのカーアクション映画です。アメリカでの原題は「Fast and the Furious」となっています。2001年に1作目が公開されて2017年に8作目と16年間に渡り長く愛されているシリーズです。全10作で構成されており、2020年に9作目、2021年に10作目が公開予定です。また、2019年にはワイルドスピードの登場人物のスピンオフ作品が公開されます。
製作はすべてユニバーサル・ピクチャーズとなっていますが、今まで8作品に対して、監督は5人とシリーズものの割には入れ替わりが激しいです。「スタートレック BEYOND」等を手がけたジャスティン・リン監督が3-6作目を担当しており、あとは1人1作品ずつを担当しています。シリーズ序盤は主人公をヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカーが二人で務めましたが、ポール・ウォーカーは2013年に不慮の事故で亡くなりました。
ワイルドスピードを見る順番は時系列と公開潤どちらがおすすめ?
それでは本題のワイルドスピードは公開順で見るべきか、それとも時系列順に見るべきかおすすめを紹介します。ワイルドスピードシリーズを時系列順に並べると、1作目→2作目→4作目→5作目→6作目→3作目→7作目→8作目となっています。時系列順で変化するのは3作目の位置だけなのです。しかしこの3作目がキーポイントとなっています。今回は見る人のタイプに合わせて公開順と時系列順のどちらがおすすめか分けています。
初見の方は公開順がおすすめ!
初めて見る方は時系列順よりも公開順をおすすめします。簡単にいいますと、3作目は伏線のようなものです。もし時系列順にみたら、伏線が伏線ではなくなってしまいます。時系列を知らずに2作目の次に3作目を見た方は少し話について行けないこともあるかもしれませんが、この記事を読まれている方はすでに「3作目は時系列では6作目の後」ということがわかっていますので、イレギュラーなものとして見れば抵抗はないと思います。
また、現在すでに8作目まで公開されているということが非常に大きいです。まだワイルドスピードシリーズを見たことがなく、初めて見る方はレンタルショップでワイルドスピードを借りてこれば今からでも一気見が可能です。しかし、ワイルドスピードが公開したときから追っていたファンの方々は、16年かけて8作品も作り上げてきたため、一度最新作を映画館で見ると、次のシリーズが見られるのは2年から3年後になっていました。
そして3作目が公開されたのは2006年です。時系列順で並べると6作目は2013年になります。つまり話を繋げてみようとすると公開年で言えば約7年のブランクがありました。人間7年前に見た映画をはっきり覚えている人はなかなかいません。しかし今は見ようと思えば1週間でワイルドスピードシリーズすべてを見ることも可能です。つまり6作目、7作目を見た時に3作目がどのような話であったかを簡単に思い出すことができます。
そういった意味で、公開順に見ても前がどのような話だったのか把握できるのでそれほど抵抗がありません。そして伏線回収にもなっていることから話が繋がった嬉しさも実感できます。そのため、今から初めてワイルドスピードシリーズを見る方、特に短期間で一気に見ようと思っている方には時系列順ではなく公開順をおすすめします。
ストーリーを楽しみたいなら時系列がおすすめ!
出典: https://eiga.com
一方で、純粋にワイルドスピードシリーズのストーリーを楽しみたいという方には公開順ではなく、時系列順をおすすめします。時系列順で見ると最初から最後まで話が全て繋がっているため、なんの違和感もなく視聴することができます。また、4,5,6作目を先に見ることで内容が整理されて、3作目の内容がわかりやすくなる、そしてもっと楽しく、食いつくように見れるようになります。
6作目と3作目は1人の主要人物に大きな変化が訪れます。6作目の最後に「何があったんだ!?」となるので、時系列順で見ていると、6作目の後に間髪入れずに3作目を見たくなってしまいます。ワイルドスピードシリーズは各話によって登場人物が変わります。仲間が増えたり減ったりするため、その流れを掴んで観たい方には時系列順をおすすめします。また、1度全部シリーズ見た後に見直したいという人にも時系列順はおすすめです!
公開順・時系列順どちらもおすすめできる!
公開順と時系列順どちらがおすすめか考察してきましたが、ワイルドスピードシリーズでイレギュラーなのは3作目だけです。残りは公開順と時系列で変わっていません。そのため、基本的にはどちらの順番で観ても話が分からない、楽しめないと言ったことはありません。はっきり言うと、公開順と時系列の両方ともおすすめできます。読者の皆さんはこの記事のおすすめを読んで、こっちでみよう!と思った方で見ていただけたら幸いです。
ワイルドスピードの順番・あらすじ①ワイルドスピード
ワイルドスピードシリーズの記念すべき第1作目「ワイルドスピード」の概要とあらすじを紹介します。ワイルドスピードシリーズの原点であり、すべてのストーリー、すべての人気はここから始まりました。そんな「ワイルドスピード」はどのようなあらすじになっているのでしょうか?
ワイルドスピード(1作目・2001年公開)
ワイルドスピードシリーズ1作目の「ワイルドスピード」は2001年に初公開されました。監督を務めたのは現在69歳のロブ・コーエン氏です。ワイルドスピード以外にはトリプルXやハムナプトラ3、ジェニファー・ロペス 戦慄の誘惑などの作品を手掛けています。制作費3800万ドルに対して全世界興行収入は2億ドルを越えました。日本でも4億5000万円の興行収入を記録しており、この人気により続編が創られるようになりました。
ワイルドスピードのあらすじ
舞台はアメリカ・ロサンゼルスです。敏腕ドライバーであるドミニク・トレット(画像左、演・ヴィン=ディーゼル)は毎晩街で行われているストリート・レースに参加していました。ドミニクの強さは本物で毎回勝利、金を荒稼ぎしています。そこに現れたのはロサンゼルス市警のブライアン・オコナー(画像左、演・ポール=ウォーカー)です。ブライアンは連続車両強奪事件の潜入捜査として身分を明かさずにドミニクの前に現れました。
「勝負しよう」ブライアンはドミニクにストリート・レースで勝負を挑みます。ドミニクは承諾し残り2人を含めた計4人でレースを始めます。結果はブライアンが最下位になりました。その後、ブライアンとドミニクは何度か接触するうちに、意気投合し始めます。さらに、ブライアンはドミニクの妹であるミアに恋をしてしまいました。警察という立場であるのにドミニクやミアと仲良くしたいという心の葛藤が描かれている作品です。
ワイルドスピードの順番・あらすじ②ワイルドスピードX2
ワイルドスピードX2にはこれ以降主要人物となっていくローマン・ピアーズ(演・タイリース=ギブソン)とテズ・パーカー(演・リュダクリス)が登場します。そして1作目で主人公の1人であったドミニク・トレットがワイルドスピードシリーズで唯一登場しない作品です。当然ドミニクの彼女であるレティ(演・ミェル=ロドリゲス)や妹のミア(演・ジョーダナ=ブリュースター)も登場しません。ブライアンを中心に描かれている話です。
ワイルドスピードX2(2作目・2003年公開)
ワイルドスピードシリーズ2作目の「ワイルドスピードX2」は2003年に公開されました。監督を務めたのはジョン・シングルトン氏です。1991年に監督デビューし、第64回アカデミー賞で監督賞と脚本賞の2部門で史上最年少の24歳、それもアフリカ系アメリカ人で初めてノミネートされる偉業を成し遂げています。全世界での興行収入は2.3億ドル、日本でも7億円を達成しており、その人気は留まるところをしりません。
ワイルドスピードX2のあらすじ
出典: https://ciatr.jp
ワイルドスピードX2の舞台はフロリダ州マイアミです。かつてロサンゼルス市警であったブライアン・オコナーは1作目の一件でロサンゼルス市警に追われる身となっていました。そこで逃げ込んだのがマイアミです。ブライアンはマイアミでストリート・レーサーとなっていました。その日もストーリー・レースに参加していましたが、FBIによる一斉取り締まりが始まります。ここでブライアンも捕まり、連行されることになりました。
その連行された先にいたのはかつて仲間であった捜査官です。その捜査官からブライアンは話を持ち掛けられます。それはブライアンの犯罪歴をすべてなくす代わりに、国際的マネー・ロンダリング組織に潜入捜査をしないか?というものです。ブライアンはこれを承諾します。しかし、相棒がほしく、自分で選びたいと言いました。そこでブライアンじゃ幼馴染で前科を持っているローマン・ピアーズ指名し、二人で任務に挑みます。
ワイルドスピードの順番・あらすじ③ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT
ワイルドスピード3作目のワイルドスピードX3は先ほど紹介したように、時系列順で言えば6作目のワイルドスピードEURO MISSIONの後になります。今度はブライアンが登場しません。主人公はルーカスブラックが演じるショーン・ボズウェルです。また、今後の伏線に関係してくるアジア系アメリカ人のサン・カン演じるハンも登場します。ブライアン・ドミニクが主人公ではない作品は3作目だけなので、貴重な作品となっています。
ワイルドスピードX3(3作目・2006年公開)
ワイルドスピードシリーズ3作目の「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」は2006年に公開されました。監督はジャスティン・リン氏で、今後4,5,6作目とワイルドスピードシリーズで唯一複数の話を手掛けている監督です。題名に「DRIFT」と入っているように、ドリフト走行を主題としている話です。全世界での興行収入は1.5億ドルと、前作ワイルドスピードX3の2.3億ドルを下回りましたが、日本では興行収入10億円を達成しました。
ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFTのあらすじ
舞台となっているのはわれらが東京です。主人公はカルフォルニア州に住んでいる高校生のショーン・ボスウェルです。ショーンは車が大好きで、ストリート・レースに良く参加していました。しかし、すでにストリート・レースで2回事故を起こしています。そして挑発にのって行ったストリート・レースでついに3回目の大事故を起こしてしまいました。この3回目の事故をきっかけにショーンは母親にあきれられてしまいます。
ショーンは少年院行きの危機に陥ります。これをなんとしても回避したかったショーンは日本・東京の米軍基地で働いている父のところへ引っ越すことになりました。そして「カーレースは絶対にしない」という約束のもと、日本の高校に転校することになりました。しかしその高校でトゥインキーという同級生に出会います。このトゥインキーはショーンを東京の夜、立体駐車場でおこなわれているドリフト・バトルに誘いました。
そしてショーンは「D.K.(ドリフト・キング)」と言われているタカシという人物の存在を知ります。ショーンはカーレースはよくやっていましたが、ドリフトの経験は0でした。それにもかかわらず、タカシの仲間であるハンから日産のシルビアを借りてドリフト・バトルに挑みます。この「ハン」が今後のキーマンとなります。当然ドリフトができないショーンは惨敗、それどころか借りた車をボロボロにしてしまいました。
当然怒られると思いましたが、ハンはショーンにドリフトの才能があると感じました。そこでタカシを倒すために、ハンはショーンに親身になってドリフトを教えることにします。ショーンもこの期待に応え、ドリフトはどんどんうまくなっていくのでした。
ワイルドスピードの順番・あらすじ④ワイルドスピードMAX
ワイルドスピード4作目の「ワイルドスピード MAX」は時系列でいうと2作目の次に当たります。主人公はドミニクにもどり、ブライアンも登場するため、8年ぶりに二人が共演することとなりました。また、3作目で登場したハンがここでドミニクファミリーに入ります。敵の規模はどんどん大きくなり、今回4作目で相手をするのは麻薬組織のボスです。
ワイルドスピードMAX(4作目・2009年公開)
ワイルドスピード4作目の「ワイルドスピード MAX」が公開されたのは2009年です。監督は前作に続いてジャスティン・リン氏が務めました。興行収入は3作目が日本が舞台であったことから日本の興行収入は10億円となっていましたが、ワイルドスピードMAXは9億5000万円となっています。一方で全世界での興行収入は3.5億ドルと当時の過去最高を記録しました。
ワイルドスピードMAXのあらすじ
ワイルドスピードMAXの舞台は再びロサンゼルスへと戻ります。ブライアンが2作目でロサンゼルスを離れたように、ドミニクも当然ロサンゼルスを追われていたため、中南米でガソリン運搬車を強奪するグループのリーダーをしていました。しかし、警察も捜査範囲を広げ、ドミニクは自分の身に危機を感じます。それを仲間につたえ、グループを解散することを伝えます。そしてレティを巻き込まないためにドミニクは一人姿を消します。
ところがある日、妹のミアからレティが殺されたという情報が入ってきます。それを聞いたドミニクは復讐をするために、自らアメリカ・ロサンゼルスへと戻りました。そのころブライアンは2作目の活躍によってFBIに入隊していました。そこで真面目に働いていたブライアンは、麻薬密輸組織について捜査を行っていました。そんな時に、ドミニクがアメリカ・ロサンゼルスに戻ってきたことを知ってしまいます。
もちろん、ブライアンもドミニクがアメリカに帰ってきた理由をしっていました。しかし、今の彼の立場はFBIです。ドミニクと簡単に接触できるわけがなく、複雑な思いを抱きながら彼は操作を続けます。その時ドミニクは復讐相手の手がかりとなるニトロを搭載した車へとたどり着きます。そこでたまたまブライアンと再会するのです。そして、ここでブライアンとドミニクは同じ相手を追っていることが判明します。
しかし、先ほど言ったようにFBIのブライアンが指名手配のドミニクと協力できるわけがありません。標的は同じであってもそのようなことが原因で、彼らは別々に麻薬組織を追うことになります。そして、彼らは二人とも麻薬組織のボスが主催しているストリート・レースに別々に参加することになりました。
ワイルドスピードの順番・あらすじ⑤ワイルドスピードMEGAMAX
ワイルドスピード5作目の「ワイルドスピード MEGA MAX」は時系列でいうと4作目の次に当たります。この作品はワイルドスピードシリーズを大きく飛躍させるものとなりました。またエルサ・パタキーが演じるエレナ・ネベスという女性警官とプロレスラー界では「ザ・ロック」として有名なドウェイン・ジョンソンが演じるルーク・ホブスという保安部の捜査官、警察側の2人がワイルドスピードシリーズのレギュラー入りを果たします。
ワイルドスピードMEGAMAX(5作目・2011年公開)
ワイルドスピードシリーズ4作目の「ワイルドスピード MEGA MAX」は2011年に公開されました。日本で公開されたのは2011年10月1日ですが、9月23,24,25日に先行ロードショーが行われ、シリーズ初の日本での先行上映となりました。興行収入は日本で14.4億円、全世界でなんと6億ドルを突破し、爆発的な人気となりました。その分制作にもお金をかけており、製作費はなんと1億ドルを越えています。
ワイルドスピードMEGAMAXのあらすじ
舞台はブラジルのリオデジャネイロへと移ります。ワイルドスピードMAXで見事麻薬王のブラガの逮捕にドミニクは貢献します。しかしFBIに裏切られドミニクは逮捕され、25年の懲役判決を受けていました。ところが刑務所に運ばれる途中、ブライアンとミアが助けに来ました。そしてドミニクは脱走に成功、こうしてドミニクは国際指名手配されることになります。ブライアンとミアは一足先にブラジル・リオデジャネイロに逃亡します。
そこでブライアンとミアは昔の仲間であるヴィンスに再開します。ドミニク合流まで彼の仕事を手伝うことになります。その仕事とは麻薬取締局が押収した車を盗むというものです。作戦途中にドミニクも合流しますが、ヴィンスの仲間が裏切ったことによって襲撃されてしまいます。ドミニクたちが盗んだ車にはリオデジャネイロの悪徳実業家であるレイエスの闇金に関するデータの入ったマイクロチップが埋め込まれていたのです。
出典: https://eiga.com
そんな中、ドミニクはミアがブライアンとの子供を身籠ったことを報告されます。そしてミアは今回の一件を終えたら悪事から足を洗うと決めます。その後の生活のために、レイエスの闇金1億ドルを盗み出す作戦を計画します。ドミニクは今まで出会った人々の中でも選りすぐりのプロを招集します。そこにはハンやローマン、テズが含まれていました。そこに「一度も失敗したことがない男」ルーク・ホブス捜査官の手が忍び寄ります。
ワイルドスピードの順番・あらすじ⑥ワイルドスピードEURO MISSION
ワイルドスピードシリーズ6作目の「ワイルドスピード EURO MISSION」は時系列で言えば5作目の次にあたります。この6作目までがジャスティン・リン監督の担当作品です。最後には衝撃の連続であり、ファミリーの人数が大きく変化する、シリーズの中でも極めて重要な話となっています。
ワイルドスピードEURO MISSION(6作目・2013年公開)
ワイルドスピードシリーズ6作目の「ワイルドスピード EURO MISSION」は2013年に公開されました。日本での興行収入は20.2億円、全世界では6.8億ドルとなっています。
ワイルドスピードEURO MISSIONのあらすじ
ワイルドスピード EURO MISSIONの舞台はイギリス・ロンドンです。見事前作で1億ドルを手に入れ、作戦メンバーで山分けをしたファミリーは別々に優雅な生活を送っていました。ブライアンとミアの間には息子のジャックが生まれ、ドミニクは前作で登場した元警察官のエレナと付き合っています。のんびり少していたある日、モスクワで軍隊が襲撃される事件が発生します。これには国際的犯罪組織が関わっていました。
その国際的犯罪部隊とは元英国特殊部隊のオーウェン・ショウが率いている組織です。FBI特別捜査官のルーク・ホブスはこの組織をずっと前から追っていました。このことをきっかけに組織を叩くため、ホブスはドミニクに救援要請をします。最初は非協力的だったドミニクでしたが、ある一枚の捜査資料に目がとまります。そこに写っていたのは、過去に死んだとされていたドミニクの恋人であるレティの生きている姿でした。
ドミニクはこの真相を確かめるために、ホブスに自分の犯罪歴を帳消しにするならば協力する旨を伝えます。ホブスはこれに了承し、ドミニクは再び仲間集めを始めました。そしてイギリスで活動を開始します。調査の甲斐もあって、ドミニクたちはロンドンにショウのアジトがあることを突き止めます。インターポールはこれを機に逮捕に踏み切りますが、ショウの方が一枚上手でした。アジトもろとも爆破され、逃げられてしまいます。
ドミニクたちはすぐにショウを追います。しかし、組織には見たことのないようなものがたくさんあり、逃がしてしまいます。そんな中収穫がありました。その組織の中にレティが運転していると思われる車をドミニクは見つけます。ドミニクはその車とカーチェイスを繰り広げます。そして、ドミニクはレティを呼びました。しかし彼女はなんとドミニクに向かって発砲します。それでドミニクは負傷し、レティを逃がしてしまいました。
ワイルドスピードの順番・あらすじ⑦ワイルドスピードSKY MISSION
ワイルドスピードシリーズ7作目の「ワイルドスピード SKY MISSION」は時系列で言うと3作目の後になります。ここで6,3作目の伏線が回収されます。そしてこの作品はある意味ワイルドスピードシリーズにとって最も重要ともいえる作品になっています。それは、この作品の撮影中、ブライアン・オコナーを演じていたポール・ウォーカーが不慮の事故で無くなるのです。享年40歳という若すぎる、そして突然すぎる死でした。
未撮影であった部分はポール・ウォーカーの弟が演じています。そして、エンドロールの最後には「ポールに捧げる」として、今までのブライアン・オコナーの活躍が流されました。主題歌もポールに捧げる歌として作られています。彼の遺作ともいわれるこの作品は、ワイルドスピードシリーズだけではなく映画界でも重要な作品となっています。
ワイルドスピードSKY MISSION( 7作目・2015年公開)
ワイルドスピードシリーズ7作目の「ワイルドスピードシリーズ SKY MISSION」は2015年に公開されました。監督は死霊館シリーズや2018年12月21日アメリカ公開予定のアクアマンを手掛けているジェームズ・ワン氏です。ポール・ウォーカーの遺作ともあって、日本での興行収入は35億円、そして全世界ではなんと15億ドルとなっています。
ワイルドスピードSKY MISSIONのあらすじ
出典: http://bmr.jp
前作でドミニクらは見事オーウェン・ショウが率いる国際的犯罪組織を壊滅させました。そして無事、レティも取り戻しています。しかし、レティは記憶喪失になっており、ドミニクやファミリーの事を全く覚えていません。そんなレティとの関係にドミニクは日々悩んでいました。一方そのころ、ホブスの部屋に侵入者が現れます。彼は前作で倒したオーウェン・ショウの兄であるデッカード・ショウでした。
彼は弟の復讐をするために行動を起こしたのです。ホブスはデッカード・ショウに敵わず負傷、入院することになりました。その他にもドミニク・ファミリーの一人を殺害し、ドミニクの家に爆弾を送り木端微塵に消し飛ばすなども行います。ドミニクはデッカード・ショウを倒すことに決めます。そこで出会ったのがアメリカ秘密組織の特殊部隊のミスター・ノーバディと名乗る男です。ドミニクは彼からある依頼を受けます。
それはラムジーというハッカーを取り戻してほしいというものでした。ラムジーは『ゴッド・アイ』というプログラムを開発した女性です。これは、世界中のあらゆる機器から情報を入手することができ、誰が世界中のどこにいようと一瞬で突き止めることができるという代物です。ラムジーを奪還した際には、ミスター・ノーバディもデッカード・ショウ攻略に協力するという条件でドミニクは了承しました。
ワイルドスピードの順番・あらすじ⑧ワイルドスピードICE BREAK
ワイルドスピードシリーズ8作目の「ワイルドスピード ICE BREAK」は時系列でいうと7作目の次になります。現在の最新作で、ドミニク・ファミリーに危機が訪れています。また、この作品でもファミリーの人数に変化が起きます。
ワイルドスピードICE BREAK(8作目・2017年公開)
ワイルドスピードシリーズ8作目の「ワイルドスピード ICE BREAK」は2017年に公開されました。シリーズ三部作のうちの最終章・第1作目です。監督はブルドックやストレイト・アウタ・コンプトンを担当したF・ゲイリー・グレイ氏です。日本での興行収入は40.5億円、世界では12億ドルを突破しました。
ワイルドスピードICE BREAKのあらすじ
ドミニクは完全に記憶を取り戻したレティとキューバのハバナでバカンスを楽しんでいました。しかし、そこに弟のフェルナンドが借金取りに追われており、自分の車であるインパラをかけて借金取りのラルドとレースをします。フェルナンドのボロ車で勝負したドミニクでしたが、見事勝利しました。その後、ドミニクはサイファーという女性からいきなり自分の部下にならないかと誘われます。
最初は当然この申し出を断りましたが、一枚の写真を見せられて、ドミニクは従わざるを得なくなりました。そのころホブスは娘のサッカーチームのコーチをしていました。しかしその試合途中に外交保安部上司がやってきて、極秘任務が入ります。それは、奪われた電磁パルス砲がドイツ・ベルリンの武器商人のもとで確認されたため、取り返してほしいという者でした。ホブスはそこでドミニク・ファミリーを招集します。
さっそくアジトに乗り込んで、ファミリーは見事に電磁パルス砲を取り返します。しかし、ドミニクの様子がおかしいです。ドミニクは電磁パルス砲を持っているホブスを攻撃し、電磁パルス砲を奪ってサイファーのもとへ帰っていきました。ファミリーの誰もがこの事実を飲み込むことができませんでした。その後、ホブスは捕えられ、兵器強奪の犯人としてアメリカへ送られて刑務所行となります。
刑務所でミスター・ノーバディから新たな仕事を持ち込まれますが、うんざりしたホブスはこれを断ります。そして刑務所にはいると、目の前の牢屋に入っていたのはなんと前作の敵であるデッカード・ショウでした。
ワイルドスピードをおすすめの順番で見てより楽しもう!
ワイルドスピードを公開順と時系列どちらでみるのがおすすめか、そして各話の概要とあらすじを紹介してきました。チームで動くシリーズものでワイルドスピードシリーズのように毎回登場人物が変わるという作品も珍しいです。初見の方、2回目以降の方、このおすすめ記事を読んで自分がより楽しめると思った方でワイルドスピードシリーズを見てみましょう!