2018年07月31日公開
2018年07月31日更新
ウォーキングデッドでカールが死亡した理由・原因は?演じている俳優は?
ウォーキングデッドのシーズン8で死亡する事となってしまったカールですが、どの様な理由で死亡する事になってしまったのかをご存知でしょうか?今回はカール死亡となったウォーキングデッドのシーズン8について、これまでのカールの成長を振り返ると共に、死亡の原因となった事柄などについても詳しくご紹介していきます。更にカール役を降板となってしまった俳優のチャンドラーについてもまとめていきます。
目次
ウォーキングデッドでカールが死亡した理由・原因は?演じている俳優も紹介
2018年4月にシーズン8の放送が終了となったウォーキングデッドですが、人気キャラクターでありシーズン1から活躍を続けていた初期メンバーの一人でもあるカールが、まさかの死亡という予想外の展開を迎えてしまいました。カールファンだけではなく、原作ファンですらも予想する事ができなかった衝撃の展開に、ウォーキングデッドの視聴をやめるというファンもいたりする様です。
今回はそんなウォーキングデッドのシーズン8で死亡となってしまったカールについて、カールは一体何故死んでしまったのか、死亡の原因などについてもネタバレを含めて詳しくご紹介していきます。更に降板となってしまった俳優のチャンドラー・リッグスについても、一体どの様な俳優なのかウォーキングデッド以外の出演作品などについても詳しくご紹介します。
ウォーキングデッドシリーズとは?
カールというキャラクターについて掘り下げていく前に、まずはウォーキングデッドという作品について、あまりよく知らないという人にもわかりやすくご説明していきます。ウォーキングデッドシリーズは、2010年10月31日にアメリカで放送が開始されたテレビドラマ作品で、「ウォーカー」と呼ばれるゾンビが溢れた世界の中で生き残る人々が、平和に暮らせる場所を求めて旅を続けるサバイバルと複雑な人間模様を描いた作品です。
シーズン初期では登場したばかりのウォーカーに苦戦する主人公グループや、ウォーカーから受けた噛み傷により感染してしまうキャラクターなど、未知の敵との戦いが描かれる場面が多いゾンビドラマという印象も強い作品です。しかしシーズンが進んでいくにつれて、ウォーカーだけではなく人間同士の争いが見られる場面も増え、ウォーカーよりも人間の恐ろしさを感じさせるストーリーも増えていく様になりました。
主人公であるリックもまた、元は保安官代理という職業で正義感の強いリーダーという役割を果たしていたものの、仲間達が理不尽に命を落としていく姿を目の当たりにするうちに徐々に攻撃的な性格へと変化を見せていき、息子であるカールとぶつかる事や仲間と対立する事もありました。そんな人間模様の変化や無事にシーズンを生き延びる事ができるのかというハラハラ感を味わえるのも、ウォーキングデッドという作品です。
ウォーキングデッドの原作はアメコミ
そんなウォーキングデッドはドラマのオリジナル作品ではなく、原作となっているコミックが存在しています。大筋のシナリオは原作通りに進められていますが、原作では死亡しているキャラクターがシーズン8を経てもまだ生存していたり、原作とは違った場面で死亡しているキャラクターも存在しています。ドラマ版のウォーキングデッドにハマったという人は、原作との違いを見比べながら鑑賞するのも面白いかもしれません。
シーズン9の放送開始は10月から
新シーズンの放送が待たれるウォーキングデッドですが、シーズン9はFOXチャンネルにて2018年10月7日より放送開始予定となっています。カール死亡となってしまったウォーキングデッドの世界がどう動いていくのかも気になる部分ではありますが、シーズン9ではこれまで以上に強大な敵が現れるという噂もあり、新章へと突入していくウォーキングデッドの放送開始を待ちきれないというファンも多い筈です。
ウォーキングデッドのカール追悼の意を込めてこれまでの成長過程を紹介!
そんなウォーキングデッドの中でも愛され続けてきたキャラクターの一人であるカールですが、カールの死亡を受けて悲しみに暮れてしまったファンも少なくありません。そこで続いては、カールとは一体どの様なキャラクターだったのか、シーズンごとの成長過程を振り返りながらカールという人物についてを詳しくご紹介していきます。劇中でカールを演じている俳優、チャンドラー・リッグスの成長過程も楽しめます。
死亡してしまったカールとは?
ウォーキングデッドに登場するカールは、主人公であるリックの息子でありシーズン1では12歳という設定であったそうです。父親であるリックに対して憧れを抱いているカールは、成長していくにつれて徐々にリックと意見を対立させたり反抗的な態度を見せる事もあるものの、立派に成長し時にグループを率いるリーダーの片鱗を見せる事もありました。そんなカールの死亡は予想していなかった人も多かった筈です。
幼く守るべき対象であったシーズン1
ウォーキングデッドのシーズン1では、重傷を負い病院のベッドの上で目を覚ましたリックが、行方不明となってしまったカールと妻のローリを探す所から物語は進行していきます。突然変貌を遂げた世界の中で非力な女性や子どもが生き残れるとは思えず、カール達は既に死亡してしまっているのではないかとも思われる空気の中、リックとカールが再会したシーンでは同じくリックが死亡したと思っていたカールの喜ぶ姿を見られます。
まだ幼いカールは平和な世界で生きてきた為に当然武器を扱う事や、ウォーカーと戦う事はできる筈もなく、リックとの再会後も守られるべき対象として物語は進んでいきます。最新シーズンと比較してみても、俳優のチャンドラーも幼く愛らしい顔立ちをしています。しかしそんなカールがシーズンを進めていくにつれて戦いの中に身を投じていく姿は、成長と共に胸を痛める様な場面も少なくないものでした。
心境の変化を見せ始めるシーズン2
怒涛の展開を見せたウォーキングデッドのシーズン1ですが、シーズン2では第1話からカールが銃で撃たれてしまうという衝撃の展開が待ち受けていました。この時点で死亡してしまうのではないかとも思われたカールですが、ハーシェルの治療とシェーン達の命がけの物資調達のお陰でどうにか一命を取り留める事に成功します。シーズン中1つ目の大きな死亡フラグを回避する事ができた瞬間でした。
子どもらしく素直だったカールも、ウォーキングデッドのシーズン2では大人同士の複雑な関係性や子ども扱いをされてしまうという事に不満を感じ、反抗する様な態度を見せ始める事となります。グループ内では数少ない子どもの一人であったソフィアの死亡後には、盗んだ拳銃で一人森の中に入り込みウォーカーを殺そうとするといった場面もありました。子どもながらに、守られるだけという立場に疑問を感じ始める事となります。
それまでは慕っていた筈のシェーンとの関係にも亀裂が入り、最終的にはウォーカーとなってリックを襲いかけたシェーンをカールが撃ち殺す事となりました。ただの敵ではなくカールにとっても近しい人物であったシェーンを手にかけるという場面は、カールにも大きな変化をもたらすだけではなく、視聴者にとっても胸を痛める一場面であった筈です。次第にカールは守られるだけの対象ではなくなっていきます。
辛い選択を迫られるシーズン3
ウォーキングデッドのシーズン3では、見張り役を任されたりとカールの扱いに大きな変化が見られる様になります。ウォーカーに囲まれる非常事態の中で母親であるローリが出産をし、放置すればウォーカーになってしまうという状況の中で、息子であるカール自らがローリの頭を撃ち抜く選択をします。非情なシーンも数多くあるウォーキングデッドですが、その中でも一つの大きな選択であったと言えそうです。
純粋だったカールの性格にも変化が現れ、報復の可能性を考慮したカールは投降してきた青年を撃ち殺したり、リックの決定に対して不満を露にするなどまるでシェーンの様な考え方をする様になっていきます。仲間を守る為の保守的な行動をするリックとは違い、先を見据えた行動を取るカールは父親への不満を募らせていき、成長につれてカールはどこか冷酷な一面も見せる様になっていきます。
父と息子の関係性に悩むシーズン4
すっかり子どもらしさを失ってしまったカールは、ピンチの際にはリック達と共に戦う勇敢な姿を見せる一方で、ローリを失い頼りない姿を見せるリックに苛立ちを強めていきます。拠点としていた刑務所を失い妹であるジュディスも死亡したものと思われてからはリックと二人で行動をする事となり、目を覚まさないリックを置き去りに単独行動を取るものの思う様にいかない現実に自暴自棄になるシーンも見受けられます。
しかしミショーンと合流した後にはリックと二人きりの時とは違った楽しげな様子も見られ、リックが賢明に父親としての努力を続けている事や、自分もリックにとって誇りを持つ事のできる息子になろうと努力をする反面で、自身の中に狂気的な一面が潜んでいるという事実にも自覚を持っていました。そんな中で安住の地とされていた終着駅へ到着した一行は、暗い貨車の中へと閉じ込められてしまう事になります。
新たな出会いのシーズン5
終着駅でのピンチをどうにか切り抜けた一行は神父・ゲイブリエルの教会へと移動し、カールはリック達とは別行動を取る事となります。神父に対して生き残る為に戦い方を教えようとするカールは、戦いを好まない神父から拒絶されてしまいます。一方でアーロンという青年からの誘いを受けた一行は、アレクサンドリアという街を訪れカールはそこでイーニッドという女の子と知り合う事となります。
安全なアレクサンドリアの街を抜け出して度々森に出るイーニッドを追いかけ、カールは危険な場所だと忠告をします。しかしお互いが外の現実を忘れないよう敢えて危険な場所へ踏み出しているという事に気付くと、徐々に二人の距離は近付いていきます。これまで殺伐としたシーンの多かったウォーキングデッドの中で、その後の二人の関係性の進展に注目したくなったというファンも多かったのではないでしょうか?
死亡の危険もあったシーズン6
様々なキャラクターに死亡フラグが乱立したウォーキングデッドのシーズン6ですが、カールにも遂に死亡かと思われてしまうシーンがありました。アレクサンドリア内に大量のウォーカーが侵入を果たし、街はピンチに陥ります。ニオイを誤魔化す為にウォーカーの血肉を被りリック達と共にウォーカーの群れの間を通り抜けようとしていたカールですが、ロンの撃った弾に右目を撃ち抜かれ倒れてしまいます。
死亡したかと思われたカールはリックとミショーンの行動により一命を取り留め、再び動き回れる様になっていました。シーズン最終話では体調不良のマギーを移動させる為に同行を申し出たイーニッドに対し、危険だからとクローゼットへ押し込む場面もあり、イーニッドを守ろうとする姿が見られます。結果的にその後カール達はニーガン一行に捕まってしまう為、カールはイーニッドを守る事ができたと言えそうです。
自分の命を犠牲にしようとするシーズン7
最も過激で残酷な展開となったウォーキングデッドのシーズン7では、リーダーであるリックを屈服させる為に自分を使い見せしめにしようとするニーガンの行動に対し、抗う事なくその身を差し出そうとするカールの自己犠牲の精神が見られる場面もあります。更には自ら単身で救世主のアジトへと乗り込みニーガンを殺そうとする危険な行動も見せましたが、逆にニーガンに気に入られ殺される事はありませんでした。
目の前でニーガンに仲間を惨殺されてしまったリックは、これまでの様な攻撃的な行動をする事はなくなり、仲間を守る為の保守的な行動を取る様になってしまいます。そんなリックの姿に不満を募らせたカールは反して危険な行動を取る様になり、視聴者をハラハラさせる展開も見受けられました。しかしリックの不甲斐なさとは違い行動力のあるカールに、リックが降板となり主人公が交代していくのでは?と感じた人もいた様です。
ウォーキングデッドのカールが死亡した理由・原因とは?
ウォーキングデッドに登場するキャラクターの中でも、見た目や内面共に大きく成長を見せてきたカールですが、ウォーキングデッドのシーズン8ではまさかの死亡という展開に多くのファンが衝撃を受けました。カールはどうして死亡してしまう事になったのか、その原因などについてをご紹介していきます。シーズン8ではニーガンとの対決に決着がつく事となりましたが、カールの死は思わぬ所で訪れていました。
自分の道を示そうとしたシーズン8
ウォーキングデッドのシーズン8において、カールは自分なりの道を父親であるリックに示す為に行動をしていました。シーズン1の冒頭のリックのシーンを思い起こさせる様に、ガソリンスタンドを訪れたカールは一人の青年と出会います。この出会いこそが後にカールの運命を大きく変える事となり、リックの決断とウォーキングデッドの今後のストーリーにも大きく関わってくる重要なポイントとなりました。
歩み寄ろうとしたカールと、拒絶しようとしたリック
見ず知らずの男に対して仲間にする事ができるかもしれないと歩み寄ろうとする姿勢を見せるカールとは真逆に、リックは話し合いの場を設ける事もなく男に対して威嚇射撃を行い、驚いた男はその場から逃げ出してしまいます。しかし第6話で再び姿を見せた男に対し、カールは食料を分け与える事として初めて言葉を交わします。男は警戒しながらもカールに応え、名前を尋ねると「セディク」と名乗りました。
ウォーキングデッドの原作では異なる役割を果たすセディク
原作とは違ったポジションであったり、死亡する場面が異なる場合もあるウォーキングデッドですが、このセディクというキャラクターも原作とは違った登場の仕方をしています。原作版のセディクはオーシャンサイドの仲間として過ごしていましたが、途中で出会ったミショーンからアレクサンドリアの話を聞き、オーシャンサイドというグループが存在している事をリックに伝えるという形で出会う事となっています。
本来であればミショーンが出会う筈だったセディクですが、ドラマ版ではまだ放送されていないその後の展開にも関わってくる人物であり、しかし原作とは既に大きく違った展開を見せている部分もあるドラマ版ではどの様な活躍をする事となるのか、まだ予測がつかない状態となっています。しかし貴重な医者というポジションのキャラクターでもある為に、今後ドラマ版でも物語に深く関わってくる事が予想されています。
カールが死亡した理由は、ウォーカーに噛まれたから
数々の死亡フラグと呼ばれる場面を切り抜けてきたカールですが、シーズン8では避けられない死を迎える事となってしまいました。その原因はウォーカーに噛まれてしまった事であり、死の直前までカールはその事実を誰にも知らせる事無く行動し続けていました。視聴者にとっても驚きとなった展開ですが、死を覚悟していたカールは襲撃してきたニーガンに対し、リックの代わりに自分を殺せと口にする場面もありました。
カールは自ら命を絶った
死を予感したカールは残された時間を使い、ジュディスと一緒に写真を撮ったり、リックを始めとする身近な人達への手紙も綴っていました。その中にはニーガン宛てのものも含まれており、戦う事をやめて共に生きる道を見つけて欲しいといった内容の文章が書かれていました。多くの危険を潜り抜けてきたカールも、最後はリック達に別れを告げウォーカーに転化してしまう前にと自らの頭を撃ち抜き自殺する事となりました。
ウォーカーへ転化する事を回避できる場合もある
ウォーキングデッドの世界において、ウォーカーに転化するパターンはウォーカーに噛まれるか死亡してしまうかの2パターンとなっています。ただしウォーカーに噛まれた場合、すぐに噛まれた部位を切断してしまえば転化せず生き延びられる場合もあります。しかしカールの場合には噛まれた場所が腕や脚ではなく腹の辺りであった為に、切断するという選択肢を取る事もできなかったものと考えられます。
カールはいつ噛まれたの?
しかしウォーキングデッドのシーズン8の中で、カールが明確に噛まれた事を描写するシーンはありませんでした。実はカールが噛まれたのはセディクとの再会を果たした場面で、ウォーカーと揉み合いになった際に噛まれてしまう事となりました。セディクを救った事で死亡する事となってしまったカールですが、このセディクが後にカールの遺志を尊重したリックの選択により、ニーガンの命を救う事となるのです。
俳優が降板を知ったのは2017年6月
俳優のチャンドラーがカールが死亡する事を知らされたのは、ウォーキングデッドシーズン8の第6話の撮影の時期となる2017年6月の事であったのだそうです。原作でのカールはドラマ版のシーズン9にあたるエピソードの段階でもまだ生存しているキャラクターである為に、チャンドラーだけではなく共演している俳優陣もとても驚いた降板となった様です。俳優も視聴者も、カールの死を予想していた人は多くなかった筈です。
チャンドラー自身にも予想外の降板だった
リハーサルを終えた後に両親を交えた話し合いの場に呼ばれたというチャンドラーですが、突然の降板にはチャンドラーの父親も憤慨しチャンドラー自身も大きなショックであったそうです。更に降板となる直前にチャンドラーは、撮影場所の近くに新居の購入をしたばかりでもあったのだそうです。俳優として一つの大きな仕事が突然の降板となった事で、役柄としてだけではなく俳優としても大きな影響を与えた降板となりました。
カールの死は消去法で決められたもの?
主要なキャラクターが突然死亡する事もあるウォーキングデッドですが、シーズン7におけるグレンの死亡という大きな衝撃を受けて、それを超える衝撃を与える為には主要キャラクターの誰かを再び死亡させる必要があったのではないかと推測されています。しかし主人公であるリックはもちろん、非情に人気の高いダリルを死亡させればウォーキングデッドファンからの暴動が起こるとも言われていました。
一方でキャロルやマギーといったキャラクターは物語を進めていく上で重要な役割を担っている為、死亡させてしまうと進行上で多大な影響を及ぼしてしまう可能性もあります。そんな中でカールであれば、重要なキャラクターでありながらも死亡してもストーリー上での妨げにはならないのではないかという考えから、シーズン8での死亡するメインキャラクターとして選ばれたのではないかとも言われているのだそうです。
俳優陣にとってもチャンドラーの降板は辛いものだった
カールの死亡はウォーキングデッドに出演している俳優陣にとっても辛いものであった様で、ミショーン役の女優ダナイ・グリラは「家族の一員として過ごしてきたカールを失う事は辛く、暫くの間は落ち込んだ」と話していました。またリック役の俳優アンドリュー・リンカーンもシーズン9での降板が確定となりましたが、この降板の大きな一因としてチャンドラーの降板も関係しているのではないかとも言われています。
カールのいないウォーキングデッドシーズン8の後半の展開はどうなる?
シーズン8の前半で死亡となってしまったカールが不在のまま、ウォーキングデッドのシーズン8後半は進行していく事となります。カールを失ったリックはすぐにカールからの手紙を読む事もできず、その死を受け止めきれないまま怒りや悲しみをぶつける様にニーガンとの対立を宣言しますが、一方のニーガンはカールの悲報を聞き悲しむと共に、リックが選択を誤った為にこの様な事態を招いたのだと責め立てます。
リックとニーガンの直接対決や救世主内部でも密かに裏切りが発生したりと、波乱の展開が多いシーズン8の後半ですが、各所で動く仲間のお陰でリック達の結束は少しずつ強まっていきます。カールの悲報を聞いた他の仲間達は悲しみますが、ニーガン達の策略により内部から発生したウォーカーによりヒルトップでは多くの犠牲者が出てしまいます。漸く落ち着きを取り戻した後、リックはカールからの手紙に目を通す決意をします。
カールの死がかつてのリックを呼び戻した
死の間際まで争う事を否定し、残虐な行いをしたニーガンまでもを仲間として共存する道を訴え続けたカールですが、最終決戦の場ではニーガンを殺すものと思われたリックがニーガンを生かす事を選びます。夫であるグレンを殺されたマギーを始めとして、この決定を不服に思う仲間はもちろん不満を感じる視聴者もいましたが、シーズン1を思い起こさせるカールとリックが並んで歩く映像が流れた事に涙したファンもいた筈です。
シーズンを跨ぎ続いてきたウォーキングデッドの大きな戦いにも漸く終止符が打たれ、リック達は平和を取り戻す事に成功しました。しかしカール不在の勝利は決して後味の良いものとは言えず、仲間達の中に不穏な空気を漂わせながらもウォーキングデッドのシーズン8は幕を閉じる事となりました。しかし非情な決断を下す場面も多かったリックがニーガンを殺さない選択をした事は、紛れもなくカールの影響であると言えそうです。
恋の行方も気に掛けられていたカール
殺伐とした空気の強いウォーキングデッドの中でも、甘酸っぱい空気を漂わせていたカールとイーニッドの今後の展開を楽しみにしていたファンも少なくなかった筈です。しかしシーズン8でのカールの死亡を受けてそんな楽しみを奪われてしまい、シーズン9以降の視聴をやめると口にしているファンもいるそうです。カール不在となるシーズン9以降はどの様な展開になっていくのか、ウォーキングデッドの先行きに不安もありそうです。
ウォーキングデッドのカール役チャンドラー・リッグスを紹介!
ウォーキングデッドのシーズン8で残念ながら降板となってしまった俳優のチャンドラーですが、カールを演じていた俳優はどの様な人なのか気になった人も多かったのではないでしょうか?続いては降板となったチャンドラーについて、どの様な人物なのか、どういった作品に出演しているのかといった気になる情報をまとめてご紹介していきます。まだまだ若く今後の活躍が期待されるチャンドラーに要注目です。
カール役、チャンドラーのプロフィール
名前:チャンドラー・リッグス
生年月日:1999年6月27日(現在19歳)
出身:アメリカ合衆国ジョージア州アトランタ
身長:171cm
職業:俳優
10歳でウォーキングデッドに抜擢
2005年から俳優としての活動を開始しているチャンドラーですが、ウォーキングデッドへの出演が決まった当時は10歳であったのだそうです。それまでにもチャンドラーはマイナー映画への出演経験はいくつかあったものの、2006年に出演した自主制作映画の「ジーザス・H・ゾンビ」というホラー映画に出演していた事が、ウォーキングデッドへの出演に影響したのではないかとも言われているのだそうです。
両親もテレビ局の関係者
実はチャンドラーのご両親も一般人ではありませんでした。父親のウィリアムは2009年に公開された「ゾンビランド」に出演していたり、ウォーキングデッドにおいても「スタジオ指導者」という仕事を担当していた事もあるそうです。更に母親も同じくスタジオ指導者の仕事をしていたり、チャンドラーの知名度が上がるとテレビ女優となり複数の作品への出演をする機会にも恵まれていったのだそうです。
父親は商売上手?
更に父親のウィリアムはウォーキングデッド出演によってチャンドラーの人気が出た事を利用して、チャンドラーの父親である自分と撮影現場を歩くという名目のツアーを開催したり、「チャンドラーの両親が経営する家に宿泊できる」という名目の宿泊施設も提供しているそうです。恐らくチャンドラー自身に会う事はできませんが、思わぬこぼれ話を聞ける可能性はありますし、興味のある人は調べてみると良いかもしれません。
ウォーキングデッド以外の出演作品
そんなチャンドラーがウォーキングデッド以外にはどの様な作品に出演しているのか気になるところですが、デビュー作となる前述の「ジーザス・H・ゾンビ」では、Egon/Zombie役を担当している為、今回のウォーキングデッドの作品内では見る事のできなかったゾンビ役もこなしている姿を見る事ができる様です。更にその後には、「Get Low」「Terminus」「Mercy」といった映画にも出演をしているそうです。
2018年も新たな映画の出演が決定している
ウォーキングデッドを降板となってしまったチャンドラーですが、2018年には「Inherit the Viper(原題)」という映画への出演も決定となっています。こちらはゾンビ映画ではなく犯罪スリラー系の映画であるそうですが、その上でチャンドラーは1年遅れでの大学進学も予定しているのだそうです。まだ19歳という若さであるチャンドラーですが、学業と俳優業を両立させながら今後も頑張る姿を見る事ができそうです。
ウォーキングデッドのカールが死亡した理由・原因まとめ
ウォーキングデッドのシーズン8において突然の死亡となったカールについて、死亡してしまった理由などをまとめてご紹介してきましたが、ウォーキングデッドではいつどの様に主要なキャラクターが死亡してしまってもおかしくない世界と言えます。主役であるリックを演じるアンドリューの降板も確定してしまった以上、今後もカールの様に突然死亡となるキャラクターが出てこないとも限りません。
しかし放送が待たれるウォーキングデッドのシーズン9では、カールの遺志を継いだ仲間達がどの様な行動を取るのか、その後の世界はどうなっているのかといった点にも注目していく必要がありそうです。同時にウォーキングデッドを降板となってしまったチャンドラーが今後どの様な作品に登場するのか、まだまだカールのイメージが抜けないというファンも多い筈ですが、チャンドラーの俳優としての活躍にも要注目です。