ウォーキングデッド3のネタバレあらすじまとめ!感想や評価も紹介

ある日世界中で死者が蘇り、生存者の肉を求めて徘徊するようになった世界を描いたドラマ、ウォーキングデッドシリーズで最終シリーズだと噂をされていたウォーキングデッド8が完結しました。それに伴い、いままでのシリーズのなかでも激動を描いたウォーキングデッド3に関して、ウォーキングデッド3のネタバレを含むあらすじや、ウォーキングデッド3の登場人物のネタバレを含む活躍、ウォーキングデッド3を見た人たちの感想を紹介します。

ウォーキングデッド3のネタバレあらすじまとめ!感想や評価も紹介のイメージ

目次

  1. ウォーキングデッド3のあらすじをネタバレ解説!登場人物や見た人の感想は?
  2. ウォーキングデッドとは?
  3. ウォーキングデッド3のあらすじをネタバレ解説!
  4. ウォーキングデッド3の登場人物一覧
  5. ウォーキングデッド3を見た人の感想・評価は?
  6. ウォーキングデッド3に続くウォーキングデッド4も見逃せない!
  7. ウォーキングデッド3に続く今後の展開にも期待!

ウォーキングデッド3のあらすじをネタバレ解説!登場人物や見た人の感想は?

アメリカ合衆国で制作されて放送されたテレビドラマ、ウォーキングデッドは古来からホラー映画で何度も扱われてきた「ゾンビが人を襲う」現象を描いたドラマです。これまでに多くの映画でゾンビが人々を襲う映画が製作されて来ました。それらの人気は高く、「ゾンビパニック」という一つのジャンルが成立するほどです。

すでにさまざまなシチュエーションや、人間どころかサメまでゾンビになって人々を襲う「シャークゾンビ」などまで出現した映画の世界では「ゾンビパニックもののチャレンジされつくされている」と言う評論家まで出る始末です。そんななかで映画ではなく、ドラマでゾンビパニックを描いたドラマが「ウォーキングデッド」としてアメリカ合衆国で放送されました。

約二時間ほどですべてのシーンを描き、話しを収束させて結論へと導かなければならない映画とは違い、ドラマには2時間の時間制限よりも大幅に制限時間が増えています。そんなドラマの中では、突如死者が蘇り混乱を極めた動乱の中で人々がどのように結束し、または衝突し合い、ゾンビに立ち向かっていくのか、2時間では描き切れない人間ドラマを描き出しています。まずはそんなウォーキングデッドの世界観を紹介していきます。

The Walking Dead Season, Episode and Cast Information - AMC

ウォーキングデッドとは?

ゾンビの概念が存在しない世界でゾンビが発生したドラマ

日本でも映画以外に漫画でも題材とされ始めたゾンビパニックのジャンルですが、そのなかには二種類の傾向があります。一つ目が「ゾンビという概念がありその対策方法などが漫画や映画を媒体にして知れ渡っている世界」つまり、いま私達が暮らしている世界でゾンビが発生したパターンです。もう一つが「死者が蘇るどころかゾンビを題材とした創作物すら存在しない世界」で死者が蘇り、人々を襲い始めたパターンです。

ウォーキングデッドシリーズは後者の「ゾンビの概念が存在しない世界」で、日常を過ごしていた人々を描いたドラマシリーズです。主な舞台はアメリカ合衆国の平和な都市で、保安官代理をしているリック・グリムスを主人公にして描かれています。通報を受けて駆け付けたリックは、犯人に撃たれてしまい、昏睡状態に陥ってしまいます。次に目覚めた時、見舞いに飾られた花が枯れ果てるほどの時間が経過していました。

リックは点滴を打たれ、生命維持装置につながれたまま、長時間放置されていたことを周囲の状況から悟ります。ナースコールを押しても誰も来る気配がなく、さらに病室から外に出て廊下に出るも、やはり患者や見舞い人どころか、看護師達を含む医療従事者の姿もありません。不審に思ったリックは、病身のナースセンター、受付をさまよい、骨と肉片になった残骸を見て、不審に思いつつとある廊下の突き当りへと行き当たります。

廊下の突き当りにあるのは、資材などを搬入するための大きな扉です。しかしその両開きの扉には、鉄の鎖で両扉の取っ手が固定され、さらには取っ手に閂として板が渡されていました。そんな異常な扉を見るリックが一番に目を引いたは、扉にスプレーで描かれた「DON’T OPEN DEAD INSIDE」の文字。直訳をすれば「死者が中にいるから決して開けるな」と書かれています。

先述の通りリックの世界ではゾンビの概念が存在しません。書かれていることの意味が計り知れなく、首をかしげながら扉へと近づきます。そんなリックに反応したかのように、扉の向こうからゆっくりと何者かが扉を押します。わずかに空いた扉の隙間から、何人もの薄汚れた指先が這い出てきます。本能的に恐怖を感じたリックは、その場を立ち去り、病院の外へと出ます。外にあるのはまるで戦場のように並べられた死体袋の数々です。

病院の外では荒れ果てた町が広がり、明かに死んでいるはずの人間が歩き、そしてリックへと襲い掛かって来るのです。リックは家族の心配をして家に帰りますが、妻のローリ・グリムスと一人息子のカール・グリムスの姿はありません。こうしてカールは家族の無事を信じて、死者が正者を襲うように変貌してしまった大地を生き抜くこととなったのです。

人々が死んだ後に蘇る死者たちウォーカー

ウォーキングデッドで現れる彼らは「ゾンビ」とは呼ばれません。「ウォーカー(歩く者)」「バイター(噛む者)」などなど集団によって違う呼び方をされます。リックたちは「ウォーカー」と呼ぶために、この記事ではゾンビのことをウォーカーと記載します。

ウォーキングデッドのネタバレになりますが、序盤でウォーカーに噛まれた人物が転化すると言われていましたが、実は全人類のなかにすでにその原因が潜在的に潜んでおり、噛まれていないはずが死亡するだけでウォーカーになる可能性があります。

新鮮な肉を求めて徘徊し、物音や匂いに反応をして襲います。そのために、ウォーカーの死体に紛れて、ウォーカーをやり過ごすと言った手法が取られる場合がウォーキングデッドのなかでしばしば見られます。物音に反応する場合も多く、シーズン2のネタバレになりますが、立った一発の銃声によって引き寄せられたウォーカーにより、潜伏場所が壊滅し、多くの人々が亡くなるような事態になる可能性があります。

そんなウォーカーが突如として発生した世界で、最初は人々は社会的なルールにのっとった行動をしますが、社会が崩壊し、徐々に法律と言うモノが機能しなくなります。しかしリックは、そんな狂気が蔓延するなかでも、人としての倫理観を守ろうとします。そんな彼と、利己的な行動をしたほうがいいと思う人との軋轢があります。

そんなウォーキングデッドシリーズの中でも、主人公が恐れていた試練を描いたウォーキングデッド3のあらすじを、ネタバレを含めて紹介していきます。

海外ドラマ『ウォーキング・デッド』|角川海外TVシリーズ

ウォーキングデッド3のあらすじをネタバレ解説!

ウォーキングデッド3:1話「嵐の前の静けさ」のあらすじをネタバレ含む解説

ウォーキングデッド2で登場人物達が暮らしていた農場がウォーカーの集団に襲われて、流浪生活を余儀なくされました。妊娠したリックの妻のお腹はどんどん大きくなり、移動するのが困難なものになっていきます。どこか落ち着くことができる場所で、出産する準備にとりかからなければなりません。しかしそうそうそう都合よく見つかりません。彼らは半年間移動生活を続けて、やがて刑務所へとたどり着きます。

刑務所は収容者を外部へ逃がさないように、広大な敷地を二重のフェンスによって囲い、囚人の出入りを管理するための入出ゲートまであります。さらに暴動を防ぐために、監獄の内部はエリアが強固な鉄柵によって分かれています。つまり、一度中に入ってしまえば、農園の様に外から来るウォーカーの襲撃から身を守ることができます。リックたちは監獄のなかにいるウォーカーを殲滅するべく突入します。

しかしその途中でハーシェルが足を噛まれてしまいます。リックはその場でハーシェルの噛まれた足を切り落とし、ウォーカーになる感染が肉体へ至らないようにします。そんなさなか、なんと監獄の調理担当で閉じ込められていた囚人が生き残っていたのです。

ウォーキングデッド3:2話「新たな脅威」のあらすじをネタバレ含む解説

生存していた囚人たちは、ずっと閉じ込められていたために尋常ではない事態が起こったことは察していましたが、世界がウォーカーによって滅んだことを知りません。そのかわりに食糧庫を所持しており、そのおかげで一年以上もの長期間をわずかな場所で生き残ることができたのです。

リックたちは世界がウォーカーによって滅んだことを説明したうえで、囚人から食料を半分分けてもらう代わりに、囚人が暮らせる監獄の棟を「掃除」することになります。しかし、囚人を率いていたリーダーは、自分以外の統率者のリックが気に入りません。そこで、リックを殺そうとします。

囚人であること、同じ囚人であろうと噛まれたら無残に殺すことなどから、危険性があり信頼ができないと判断したリックはリーダーを殺します。残る囚人の三人のうち一人は登場人物によって監獄のなかでウォーカーがいる場所へと追い出され、危険性が少ない囚人二人を掃除が終わった棟に置き去りにして、リックたちは檻を閉ざします。

そのころ「嵐の前の静けさ」で足を切り落とされたハーシェルは、リックの的確な判断により一命をとりとめます。久々に安住の地を手に入れた登場人物達は、刑務所を定住の地として、生活をはじめます。

ウォーキングデッド3:3話「暗黒の楽園」のあらすじをネタバレ含む解説

場面は変わり、シーズン1から登場して、ハーシェルの農園が襲われた時に離れ離れになっていた生存者の一人アンドレア・ハリソンはミショーンと名乗る日本刀を持ち、ウォーカーを二体引き連れた女性によって保護されていました。

しかし同じくシーズン1で行方不明になっていた登場人物で、グレルの兄のメルル・ディクソンが引き連れた武装集団によって捕らえられてしまいます。メルル・ディクソンはウッドベリーの街でガバナーの右腕としてウッドベリーの守備を任されていたのです。そして彼が仕えるガバナーのネタバレになるのですが、彼はウッドベリーの住人を守るために、それ以外を徹底して排除して略奪を繰り替えず残酷な性格を持っていたのです。

ウォーキングデッド3:4話「命の決断」のあらすじをネタバレ含む解説

囚人の二人がリックに仲間にしてくれと言いますが、リックは信頼ができないと取りつく島もありません。そんな時に、刑務所のゲートが空き、警報を鳴らして周囲のウォーカーをおびき寄せてしまう事態が起こります。あらすじのネタバレになりますが、この事態を起こしたのは、「新たな脅威」にて外へ追い出した囚人が復讐に起こした事態でした。その囚人に追い詰められたリックですが、他の囚人により殺害されます。

そんな騒動のさなかに、身ごもっていたローリ・グリムスが産気ずき、逃げられないようになってしまいます。逃げ込んだ場所には息子のカール・グリムスとハーシェルの長女のマギー・グリーンしかいません。ローリは過去に帝王切開を受けており、自然出産を擦ればその傷口が開く可能性がある体です。ローリは自分の腹を裂いて子供を取り出すことを提案します。実に残酷な提案でしたが、それ以外に子供の命を助ける方法はありません。

苦悩の末に、マギー・グリーンがローリの腹を裂き子供を取り出し、ローリは死亡してしまいます。このままではローリはウォーカーとして復活してしまいます。カールは銃を手にして、「彼女は僕のお母さんだ」と言い、母親がが転化しないように処理を施します。

ウォーキングデッド3:5話「愛が狂った時」のあらすじをネタバレ含む解説

ゾンビ襲撃の騒動が収まり、カールとマギーは赤子を手にして仲間たちがいる場所へと戻ります。ダリルはその子に「おてんば娘」と言ってみんなと共にかわいがります。しかし自分の妻が死亡したことを知ったリックは、仲間たちが心配するのも無視して妻が最期にいた場所へ向かいます。そこには腹を大きくしたウォーカーがいました。絶望に打ちひしがれるリックの耳に、電話の音が聞こえます。

ウォーキングデッド3:6話「届かぬ想い」のあらすじをネタバレ含む解説

ミショーンはガバナーの周辺を怪しみ、そして略奪の痕跡を発見した彼女は、一人でウッドベリーを出ます。しかしミショーンにメルルを含めた追手がかかります。深手を負うが命からがらに逃れます。しかしミショーンを追ったメルルは、赤ちゃんの哺乳瓶などの道具を探していたグレルとマギーを発見します。グレルはシーズン1で知っている者同士です。メルルは二人を捉えてウッドベリーへと連れ去るのです。

一方で悲観に暮れているところで電話を取ったリックは、亡き妻の声が受話器の向こうから聞こえます。彼女は幻聴のなかで、自分の子供たちをお願いすることをリックへ伝えます。喪うばかりの登場人物たちですが、また再会の喜びもあります。ウォーカーの襲撃の後に行方不明になっていた仲間が一名、独房に逃げ込むことにより生き残っていたのです。再会を喜び合う一行の元に、ミショーンが現れます。

ウォーキングデッド3:7話「隣り合わせの恐怖」のあらすじをネタバレ含む解説

ミショーンはリック達にウッドベリーに君臨するガバナーの本性と、グレンとマギーが連れ去られたことを告げます。二人を助けるために、リック達はウッドベリーへと向かいます。その頃、連れ去られたグレンとマギーはメルルによる尋問を受けます。恋人のグレンの命を助けるために、マギーは刑務所のことを話してしまいます。

ウォーキングデッド3:8話「悲しい再会」のあらすじをネタバレ含む解説

リックはグレンとマギーを救出して、銃撃戦の末にウッドベリーを脱出します。そのなかミショーンは、ガバナーの娘がすでにウォーカーとなっていることと、それでもなお自分の部屋に置いて愛でていることを知ります。ミショーンはそんなガバナーの目の前で、娘の首を切り落とし、激昂したガバナーの右目を刺して逃走します。

刑務所に残っているリックの息子カールは刑務所の安全を任されていました。そこに他の生存者たちが逃げ込んできます。カールは仲間達を守るために、怪我人を含む彼らを降りの中に閉じ込めます。次のあらすじのネタバレになりますが、彼らの処遇についてカールがリックに相談するが、リックは亡き妻の幻影を見てしまい、錯乱状態に陥ってしまいます。そうして収拾がつかなくなり、逃げて来た彼らはウッドベリーへたどり着きます。

ウォーキングデッド3:9話「死闘の果て」のあらすじをネタバレ含む解説

リックたちが侵入した経路を伝ってウォーカーがウッドベリーのなかに侵入して、何人かが死者が出ます。そのことで住人たちが脱出を図りますが、ガバナーは傷心で表には出て来ません。さらに不信を募らせる住人達に、代わりになってアンドレア・ハリソンが落ち着いてと訴え、さらには不安に駆られる彼らを落ち着かせます。

ウォーキングデッド3:10話「宣戦布告」のあらすじをネタバレ含む解説

ウッドベリーの一件からグレルとメルルはリックとは別行動をとっていました。しかしウォーカーに襲われていた一家に、見返りに物品を強奪しようとするメルルと、無償で助けようとするグレルとの軋轢が生まれ、ついにはグレルは兄メルルに愛想をつかして刑務所へ戻ろうとします。一方そのころ、ガバナーの一団が刑務所を襲撃しに来ていたのでした。

ウォーキングデッド3:11話「表と裏の狭間で」のあらすじをネタバレ含む解説

ウッドベリーでウォーカーの研究をしていた研究者とアンドレアが、リックたちと和平交渉をしようとガバナーに提案しますが、それを拒絶されてしまいます。そこで二人は街から脱け出して、刑務所の登場人物達と合流します。しかし襲撃により死者がでていたために、交渉は決裂した上に、ガバナーの本性を聞いたアンドレアはガバナーを暗殺する計画のためにウッドベリーに戻ります。

ウォーキングデッド3:12話「守るべき思い出」のあらすじをネタバレ含む解説

ガバナーとの全面戦争が避けられないことを悟った刑務所の登場人物達は、武器の調達をもくろみます。近くの街の武器屋に行ったリックは、シーズン1で助けられ、再開を喜び合った人物と再会します。しかし彼は、息子を失い、過剰な攻撃性を持っていました。彼は大量にため込んだ武器の一部を譲りましたが、ウォーカーを駆逐することを生きがいに、ここに残ることを言います。

ウォーキングデッド3:13話「休戦協定」のあらすじをネタバレ含む解説

リックとガバナーの協定階段の場が設けられました。最終的に、ガバナーは娘を殺したミショーンを二日後に差し出すように言い、一方的に会談は終わります。しかしガバナーはミショーンとリック達が現れれば、ミショーン以外を全員始末するように命令を下します。リックも争いは避けられないことを悟っており、交渉であったことを全員に伝えます。

ウォーキングデッド3:14話「逃れられない呪縛」のあらすじをネタバレ含む解説

アンドレアはガバナーの企みを彼の部下から聞き、ガバナーの元から逃走しようとしますが、捕まってしまいます。後のあらすじのネタバレになりますが、ガバナーに捕らえられたアンドレアは、ガバナーの拷問室へと監禁されてしまいます。

ウォーキングデッド3:15話「この世の定め」のあらすじをネタバレ含む解説

交渉の火になりました。リックはミショーンを差し出すことに決めますが、亡き妻の幻影を見て思いとどまります。メルルはそんなリックの行動を見越して、ミショーンを独自にとらえ、ガバナーへ差し出そうとします。しかしミショーンに諭され、戻るように説得をされます。そんな彼女を開放してメルルは「俺は無理だ。わかるだろ?」と答え、一人でガバナーと対決するために向かうのでした。

ネタバレを含みますが、彼はガバナーにより捕らえられ、殺されます。後にダリルがミショーンから話を聞いて交渉場所に向かった時には、すでに彼は転化したあとでした。ダリルは、尊敬はできないが、彼なりに慕っていたメルルを自らの手で止めを刺すのでした。

ウォーキングデッド3:16話「奇襲攻撃」のあらすじをネタバレ含む解説

ついにガバナーたちがウッドベリーの住人たちを引き連れて刑務所を襲撃します。しかし刑務所はもぬけの殻です。なんとリックたちは、逆にウッドベリーへと侵入していたのです。さらにカールたちの罠によりウォーカーに襲われ、指揮が低下します。「こんなことはできない」と反対したウッドベリーの住人たちを、彼は虐殺し始めます。そして部下を二人引き連れて、逃走します。

あらすじのネタバレになりますが、拷問部屋に入れられたアンドレアは、助けに来たリックたちによって解放されます。しかし彼女の体には、ウォーカーによって噛まれたあとでした。リックたちは、彼女に自決用の拳銃を渡して、彼女自身に始末をする機会を与えます。こうして激動のウォーキングデッド3は終了します。

ウォーキングデッド3の登場人物一覧

本作の主人公「リック・グライムズ」

ウォーキングデッドシリーズの主人公、リック・グライムズを演じるのはイングランド出身の男性俳優アンドリュー・リンカーンです。リック・グライムズは町の保安官補佐をしていました。しかし強盗犯との銃撃戦の末に撃たれて昏睡状態に陥ります。そして目覚めた時には、世界はウォーカーによってがらりと変化を遂げていました。

そんな彼は、元々正義感が強く、そして一行の倫理観を保つ役割もありました。しかしウォーキングデッド3では、妻を失い、精神的に疲弊をした姿が描かれます。そのかわり、彼の息子のカールと相棒のダリルが、仲間達を率いる役目をする場合がありました。

心強い相棒に「ダリル・ディクソン」

元々は荒くれ者だったダリルですが、リックと共に行動し、自分の力が頼りにされていると実感し、徐々に性格が好転していきます。元々アウトドアに精通し、銃と違う音もなくウォーカーに致命傷を与えることができるボーガンを自在に使えるなど、仲間達も彼を頼りにします。

ウォーキングデッド3では、元囚人の罠により刑務所をウォーカーに襲撃された時に、心を通わしたキャロルを失ったと落ち込みます。さらにはウォーカーのなかに、キャロルが持つナイフが刺された死体があり、諦めていたところで、キャロルが独房に逃げ込んで生存していたことを知り、嬉しそうにします。

さらには、リックの子供が誕生したときは、赤ん坊をかいがいしく世話をして「おてんば娘」と呼ぶなど、荒くれ者とは別の一面を見せます。そのシーンを見たファンの中には、ダリルのことをさらに好きになったと感想を述べる人もいます。

ウォーキングデッド3のあらすじのネタバレにも書いた通り、生き別れていた兄と再会を果たします。リック達と共に行動していたダリルは、荒くれ者の思考を続けるメルルをもはや許容できないようになっていました。それをメルルは「リックの犬」となじります。かつては慕っていた兄にそれでもついていきますが、最終的に兄と共に過去の自分との決別を果たすのです。

シリーズを通して、荒くれ者だが頼れ、さらには子供の世話をするなどといった世話好きな一面を見せるなど、彼のことを好意的な感想を述べるファンは多いです。

トリッキーな動きと機転で活躍する「グレン・リー」

ウォーキングデッドシリーズに登場するグレン・リーを演じるのは、韓国出身のアメリカ合衆国の俳優スティーヴン・ユァンです。元々はピザの配達員でしたが、小回りが利く運動能力が高い身体能力を用いて、食糧調達などを進んで行っていました。その途中で、ウォーカーに追われてているリックを助け出すのです。

高い身体能力から資材調達係として活躍をしますが、その性格は呑気なことがあり、ウォーカーの群れから脱出するために音楽をかけた車で疾走するシーンがありました。オープンカータイプの車で爆走する彼は、万が一にもウォーカーの集団によって囲まれれば、死を免れません。しかしその状況で彼は音楽を鳴らしてスポーツカーを乗ったことに嬉しそうにしていました。そんな彼を清涼剤だとしているファンの感想もあります。

ウォーキングデッド3を見た人の感想・評価は?

ウォーキングデッド3の感想:アクションが派手になった!

ウォーキングデッド3までの物語では、個人が持つ武装といえばせいぜいがショットガン程度でした。それでもウォーカーと対峙するには十分な火力を持っています。しかし、ウォーキングデッド3で相手にするさらなる外敵は、人間のガバナー率いるウッドベリーの武装集団です。

彼らは様々な生存者や軍の生存者を襲って略奪した軍備品も所有しています。そのため、人類が生み出した火器兵器がドラマの中で使用されます。さらにウォーキングデッド3では刀を持つ登場人物もいます。そんな彼ら同士の戦いは、これまでは控えめだったアクションがあり、非常に見ごたえがある物です。なのでこういった感想を書く人もいました。

ウォーキングデッド2の感想:人は集えば「派閥が出来る」

ウォーキングデッド3では刑務所という安住の地を手に入れた登場人物達は、まずは監獄で生き残っていた囚人とぶつかり合いました。その次に刑務所へと逃げ込んできた生存者達、次にガバナー率いるウッドベリーの武装集団が襲ってきました。全員が同じ生存者であるはずが、グループ同士の衝突になってしまったのです。ウォーキングデッド3ではその派閥争を主軸に物語が進みます。そのことからこのような感想が書かれています。

ウォーキングデッド3の感想:敵はウォーカーだけではない。

ウォーキングデッド1ではウォーカーに逃げ惑い、機転を利かせて生き残る様子を中心に描かれました。ウォーキングデッド2では「ウォーカーを人間の延長線として認識する」か、それとも「まったく別の化け物として認識する」かを、個々の登場人物の心理描写も交えて描かれてきました。それでも生き残ったウォーキングデッド3の登場人物達が直面する問題は、人間の集団同士のぶつかり合いだといった感想が多いです。

ウォーキングデッドのような極限の世界での追い詰められた人々は、個人でできないことを補い合う生存戦略のために、団結していきます。しかし団結をするがゆえに、その集団以外を排斥する傾向にある本能を残酷に描いた物語だといった感想がありました。

ウォーキングデッド3の感想:人間の本性を描き、残酷な生き物であることを改めて分からせてくれる。

ウォーキングデッド3ではガバナー提督と呼ばれる、残酷な統治者が登場しました。ネタバレあらすじでも描いた通りに、ウッドベリーの人々の生活を守るためにそれ以外を容赦なく殺します。さらには監獄にいる登場人物達を襲撃したうえで、最終的には従わないウッドベリーの住人すらも虐殺をします。そういった残酷さを如実に描いていたために、残酷だといった感想を抱いた人もいました。

ウォーキングデッド3の感想:メルルは自分が愚かだとわかりつつも貫きとおした。

あらすじのネタバレにあったとおり、ミショーンをガバナーのところへ連れて行こうとしますが、ミショーンに諭されます。自分の行動が愚かだということ。そして、リック達の所へ戻った方が、弟のダリルと一緒にいることができることを知っています。それでも、愚かな選択を自ら至ってしまったことに、複雑な感想を抱く人や、興味をひいたといった感想もありました。

ウォーキングデッド3に続くウォーキングデッド4も見逃せない!

ウォーキングデッド4は全16話!

ウォーキングデッド3やそれまでと同じくウォーキングデッド4は全16話です。ウォーキングデッド3で誕生した娘のジュディス・グリムスとその兄のカール・グリムスはどうなるのか、娘のウォーカーを失ったガバナーが逃亡した末にどうなったのか、ガバナーによる虐殺から逃れたウッドベリーの住人が刑務所の逃れたのちにどうなのるのか、その序盤をネタバレをしないように序盤のあらすじを紹介します。

続きはどうなるのか?

ウォーキングデッドの終盤ではウッドべりーで暮らしていた人々が、リック達などこれまでの登場人物が拠点とする刑務所に流れてきました。そのなかには多くの家族があり、子供や老人もいます。人々が増えるということは、その生活を支える物資や食料が不足するということです。それと同時に、いままでは人員が枯渇していた労働力が補給することができました。

多くの人々の知識や技術が集まり、刑務所の外への物資調達、刑務所の中庭で耕していた畑を耕しての食糧の自給自足、そうしてウォーキングデッド3で生き抜いた登場人物達は諍いなく数か月の時間を平穏に過ごしていました。しかしある日、ウッドベリーから来た人々のなかで病気が蔓延します。

初めは咳と熱がでる風邪のような症状を訴えていましたが、薬もまともな設備もない現状ではそれが本当に風邪なのかもわからず、そして薬を出すこともできません。登場人物たちは話し合い、一つの個所に病人を集めて、横に寝かしておく対処療法しかできません。そんなさなかに、一人の病人が夜中に死亡をして、そのままウォーカーへと転化してしまい周囲の人々を襲う悲劇がありました。

さらに悲劇は続きます。ウォーキングデッド3で生き残った登場人物の恋人の一人がその病気にかかった上に、病室で療養しているときに何者かに火をつけられて焼き殺されてしまいます。恋人を殺された登場人物はその犯人捜しをして、再び刑務所に騒乱の予感が広がります。一方ウォーキングデッド3で刑務所を襲撃して多くの登場人物を殺生したうえで、逃亡したガバナーの存在も不気味に動き出します。

ウォーキングデッド3に続く今後の展開にも期待!

ネタバレ込みのあらすじや、ウォーキングデッド3を見た人たちの感想を紹介しました。妻を失い、多くの犠牲の中で精神的に疲弊しきったリックをさらに追い詰める展開の数々に、視聴者の多くは片津を飲んでリックの行く末を見守りました。そしてウォーキングデッド3以降もシリーズは続いて行きます。今回の紹介でウォーキングデッド3やその他の人々に興味を持たれた方は、是非ともウォーキングデッドを見てください。

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