ウォーキングデッド・ダリルのかっこいいシーン!演じるイケメン俳優も紹介

アメリカ合衆国で作成され、放送されたドラマ『ウォーキングデッド』はシリーズを通して多くの人から高評価され、人気を博しています。2018年現在ではウォーキングデッドしりーず8まで放送され、日本でもシリーズ1~8までレンタルビデオ店やネットの動画配信サイトで見ることができます。そんなウォーキングデッドにはダリル・ディクソンというキャラクターが登場します。今回はダリル・ディクソンの魅力とかっこいい活躍、そして彼を演じた俳優ノーマン・リーダスを画像付きで紹介します。

ウォーキングデッド・ダリルのかっこいいシーン!演じるイケメン俳優も紹介のイメージ

目次

  1. ウォーキングデッドのダリルのかっこいいシーンとは?演じるイケメン俳優も紹介
  2. ウォーキングデッドシリーズとは?
  3. ウォーキングデッドのダリルはどんなキャラクター?
  4. ウォーキングデッドのダリルのかっこいいシーン9選!
  5. ウォーキングデッドのダリル役ノーマン・リーダスを紹介!
  6. ウォーキングデッドのダリルとそれを演じる俳優もどちらもかっこよかった!

ウォーキングデッドのダリルのかっこいいシーンとは?演じるイケメン俳優も紹介

アメリカ合衆国で制作された海外ドラマにはダリル・ディクソンというキャラクターが登場します。画像の様に時にはダメージジーンズにシャツを着たワイルドな姿で、時には暴漢を返り討ちにしたワイルドな姿で、時には仲間を助ける勇敢なキャラクターとして、ウォーキングデッドシリーズを語るうえで欠かせない重要なキャラクターです。

本記事ではダリル・ディクソンというキャラクターのかっこいい魅力やウォーキングデッドでの活躍を画像とともに紹介し、どのようなシーンでダリル・ディクソンがどのように活躍したのかも紹介していきます。さらにダリル・ディクソンを演じた俳優のダリル・ディクソンについての情報も乗せます。この記事を読み、ぜひともダリル・ディクソンとそれを演じる俳優のノーマン・リーダスの魅力を画像とともに知っていただきたいです。

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ウォーキングデッドシリーズとは?

死者が蘇り新鮮な肉を求めてさまよう世界

ウォーキングデッドの世界では、我々が映画やゲームで見たことはある「死体が蘇り生物を襲う存在」が認知されていません。「ゾンビ」などという言葉も存在しません。そんな平和な世界で、突如として死者が蘇り、新鮮な肉を求めて人々を襲いはじめたのです。我々のようにゾンビという概念や事前知識もなく、恐怖にかられた人々は逃げ惑い、多くの犠牲や実体験とともに彼らの習性を学んでいくのです。

ゾンビ?いいえウォーカーです

さて上記ではゾンビが存在しない世界だと説明しました。では「復活した死者」はなんと呼ばれているのかというと、「ウォーカー(歩く者)」や「バイター(噛む者)」と様々な呼び名で呼ばれています。主人公リックと共に行動するダリル・ディクソンは「ウォーカー」と呼び、別のグループでは「バイター」と呼ばれているなど、共同体によって命名が違います。ゾンビの概念がない世界設定をうまく生かした設定だとされています。

本記事では、我々がゾンビと呼称する「一度死亡して新鮮な肉を求めてさまよう死体」のことをダリル・ディクソンたちが呼ぶ「ウォーカー」として表記を統一していきます。我々が知るゾンビのことをさす場合と、ウォーキングデッドで登場するウォーカーとそれぞれ分けて表記していきます。

ウォーカーが突如として世界中にあふれたアメリカ合衆国で、主人公リックが遭遇する極限状態での人間同士のドラマ、共同体の争いや協力関係、そしてリックの戸惑いや苦悩を強く描いたものがウォーキングデッドです。そんなリックがシーズン1で出会うキャラクターの一人が、俳優ノーマン・リーダスが演じるダリル・ディクソンです。そのダリル・ディクソンというキャラクターはどのような人物なのかを画像と共に紹介していきます。

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ウォーキングデッドのダリルはどんなキャラクター?

反社会的なメルル・ディクソンの弟

ウォーキングデッドで最初に登場するのはダリル・ディクソンの兄のメルルです。画像の通りにダリルと似通ったワイルドさを持つかっこいい「ちょい悪オヤジ」のようにも見えます。しかしその言動は非常に反社会的かつ利己的なものです。他人のために行動をしたときは見返りを求め、白人至上主義で差別主義者、粗野で暴言も何度も口にして一緒に行動している登場人物からも内心邪険にされています。

しかしメルルは非常に腕が立ち、荒くれ者として成長してきたためにウォーカーと対抗する戦力としては申し分ない人物でした。しかしリックはメルルと遭遇し、他人を傷つける言動や暴力で周囲を威圧し、自分の都合のいいように動かそうとする態度に耐え兼ね、屋上に画像の様に拘束します。しかしウォーカーの群れがビル内に侵入し、手錠の鍵を持っていた人物がその鍵を排水溝に落としてしまったために、そのまま置いていかれます。

メルルを置いてキャンプに戻ったリックは、生死不明だった妻子と再会し、生存者たちが生活をするキャンプへ合流します。そこで出会うのが、メルルの弟のダリル・ディクソンです。彼は肉を求めてボウガンで狩猟をするほどのボウガン使いで、その言動はメルルのように粗野なものでした。初期のダリル・ディクソンは、殺したウォーカーを腹が立つからとさらに暴力をふるうなど、暴力的な衝動が強いようにも描かれています。

兄のメルルがビルの屋上で手が繋がれた状態で放置されていると聞き、ダリル・ディクソンと、その原因となったリックや登場人物達は今一度、ウォーカーが多く徘徊する都市にあるビルへと向かうことになります。ここからメルルとダリルの間には、兄弟としての絆が確かに存在するように描かれています。

主人公リックを支える、慕われ頼れる仲間へ

ウォーキングデッドのシリーズ1の数々の困難を超えて、主人公リックと共に行動をするダリル・ディクソンは徐々に兄メルルから教えられた利己的な思考が徐々に、仲間の利害を考えて行動するように変化していきます。それがよく見えるのは、生存者の一人のキャロルとの関係性です。画像の様にキャロルはシーズン1の途中で夫を失い、娘のキャロルを守る、普通よりか弱い印象の女性です。

最初はキャロルとダリル・ディクソンとの関係はそこまで強く描かれていませんでした。しかしシーズン2にて、生存者の一行がウォーカーの集団に襲われてしまう事態に見舞われます。その時に、キャロルの娘が行方不明になってしまうのです。この時ダリル・ディクソンは、一人の愛娘を探すキャロルを励ますように声をかけ、画像の花を送り、実際にウォーカーが徘徊する危険な森へ一人でキャロルの娘を探しに行くなど行動しています。

しかしキャロルの娘は、ダリル・ディクソンの献身的な捜索にもかかわらず、残念な結果に終わってしまいます。そのときにダリル・ディクソンは泣き崩れるキャロルを受け止めるなど、気遣います。こうしたリックとの絆や、仲間と紡いだ信頼関係をへて、ウォーキングデッドシリーズを通してなくてはならない登場人物へとなっていくのです。

特異な武器はボウガン

ダリル・ディクソンは、画像のようにボウガンの使い手です。初登場したときも、彼はボウガンを手にして鹿を追い立てていたところでした。彼のハンティングの腕は、ウォーカーとの戦闘にも役立ちます。銃社会を舞台にしたドラマなために、ほとんどの登場人物は銃火器を使用してウォーカーと対峙します。しかしウォーカーは音に反応して集まる習性をもち、登場人物たちが銃を使えば彼らを誘き寄せてしまうことになります。

だがダリル・ディクソンの使用するボウガンは、銃火器のように火薬を使わないために、使用しても発砲音などしません。せいぜいが弦が鳴る音や、矢をつがえる時に出す起動音のみです。ダリルが音もなくウォーカーを退治することができるために、非常に便利なのです。さらに使い捨ての銃弾とは違い、ボウガンは発射した矢を回収すれば何度でも使用することができます。これらのことから、彼は非常に優秀な戦力として頼りにされます。

愛車はチョッパーハンドルのトライアンフ

ウォーカーから逃れ、安心して暮らすことができる定住地を求めて移動生活を余儀なくされている生存者たちは、各々が持ち寄った乗り物で移動します。みなが中に籠ることができる車やキャンピングカーを使用している中で、ダリル・ディクソンはハンドルを高い位置につけたチョッパーハンドルのトライアンフを運転します。ドラマでも画像のようなかっこいいシーンが何度も描かれています。

先述のキャロルと信頼関係が築かれたときには、ダリル・ディクソンの後ろにキャロルが乗るなど、殺伐としたウォーキングデッドのなかでほっと息抜きができるシーンを見ることができます。

兄メルルとの複雑な関係

ダリル・ディクソンの実兄のメルル・ディクソンは、元軍人でドラッグディーラー、極端な人種差別思想をもつ反社会的人格を持ちます。過去に何度も服役した経験があり、そのため幼いダリルが一人で彷徨うことになった経験もあります。しかしそれでも、ダリルにとっては慕うべき兄なのです。そのため、ウォーキングデッドシーズン1にてメルルが屋上にて手錠で拘束されていると聞くや否や、危険な場所に赴くこともありました。

それに対して兄のメルルも、弟としてダリルを彼なりに愛していました。世紀末になり、ダリルとはぐれたメルルは、とある共同体に所属するようになりました。そこでは、上位に立つ人物と共に、弱者からむしり取り、強者を蹴落としてきました。シーズン3にて敵対関係で再開した兄弟ですが、メルルがダリルと合流する形となります。

しかしメルルは過去の悪行で自分には居場所がないことを悟り、ダリルとともにリックから離れて行きます。ダリルはしばらくメルルと行動を共にし、メルルはダリルがいう、善意を理解することができません。誰かを助けたのならば、褒美を要求するのは正当な事なのです。しかしこの状況下では助け合うことが生き残ることに必要なことだとダリルは主張します。互いにダリルが以前のようにメルルについて来ることがないことを悟ります。

ダリルがメルルを見放すことで、ダリルはリック一行の元へと戻ってきます。メルルは一行の仲間を一人捕えて引き渡すことで敵対する一味に取り入ろうとします。しかし捕らえた人物によって諭され、自分の行動を思いとどまります。しかし、ダリルの居場所を残してやりたいという思いから、単身で敵対組織を全滅させようと単身で乗り込みます。あと一歩と言うところで敵リーダーの反撃により死亡してしまいます。

ダリルが現場に駆け付けると、敵のリーダーは逃げおおせ、複数のウォーカーの姿だけがあります。そのウォーカーの一人に、画像のように兄の変わり果てた姿を見つけます。死体に食いつき、成れ果てた兄の姿を見た時のダリルの表情は、メルルに対する複雑な心情を表したものでした。

最初は『ダリル・ディクソン』なんて登場人物はいなかった?

画像のように強面で野性味あふれてかっこいい、しかしそんな見た目にもかかわらずキス魔で悪戯好きとお茶目な一面を持つノーマン・リーダスの魅力は、ウォーキングデッドシリーズで遺憾なく発揮されています。ドラマの中で彼は、動物をボウガンで射貫いて食糧調達をし、ウォーカーが現れれば倒しに行き、暴漢が来れば喧嘩慣れした様子でさばいていきます。

そんなかっこいい役のダリル・ディクソンは、最初はウォーキングデッドのドラマにはいなかったのをご存知でしょうか?もちろん原作のウォーキングデッドにも、「ダリル・ディクソン」という登場人物もいません。「ダリル・ディクソン」は最初はテレビドラマにのみ登場するキャラクターで、しかも当初は存在しなかったのです。

最初にノーマン・リーダスが受けたオーディションは、ダリル・ディクソンの兄のメルル・ディクソン役のオーディションです。彼の魅力に最初に注目したのはウォーキングデッドのドラマの関係者です。彼はその野性味あふれる見た目と実力から、オーディションにて見事に関係者の創作魂を刺激します。そしてなんと、ノーマン・リーダスのために「メルルの弟のダリル・ディクソン」という登場人物が用意されたのです。

アメリカでウォーキングデッドシーズン1が放送され、ノーマン・リーダスが演じるダリル・ディクソンが登場して、人気に火が付きます。原作好きな人はドラマの改変について否定的でしたが、徐々にダリル・ディクソンに魅せられて行きました。さらにウォーキングデッドの原作者にも気に入られ、ウォーキングデッドのゲーム版「The Walking Dead:Survival Instinct」ではダリル・ディクソンが主人公を務めています。

ウォーキングデッドのダリルのかっこいいシーン9選!

①ボウガンを手にして現れるダリルがかっこいい!

ダリル・ディクソンがはじめてウォーキングデッドで登場するのはシーズン1にて、主人公のリックが家族と再会してからです。リックが息子の悲鳴とウォーカーが現れたことを聞いて駆けつけると、鹿の死骸にむしゃぶりついているウォーカーを発見します。手にとった武器を持ち寄り、ウォーカーを退治したリックたち、そこへ画像のようにボウガンを持つダリル・ディクソンが茂みの中からあらわれます。

彼は食料の鹿を得るために単独でキャンプ地を離れて狩猟に出ていたのです。自慢のクロスボウで仕留めた鹿が失血して死ぬのを追っているところで、偶然居合わせたウォーカーが鹿をしとめてしまいます。画像のようにウォーカーがかみついた肉には、感染の恐れがあるために食料として利用することなどできません。ダリル・ディクソンにとっては、ウォーカーによって鹿を横取りされた形になるのです。

ダリルはウォーカーをボウガンを使い、音もなく射止めると腹立ちまぎれに動かなくなったウォーカーに「俺のシカだぞ!横取りしやがって、病気持ちの化け物め!膿野郎!」悪口を言って何度も蹴りを入れます。「そのかわりリスならある」と言ったところで、頭部だけになったウォーカーが動きます。「なにやってんだ」とボウガンで頭部を射抜きます。初登場が衝撃的なぶん、非常に印象に残るダリルらしい初登場となりました。

②兄のために命を懸けようとする弟のダリルがかっこいい!

メルルが置いていかれたことを聞いた弟のダリル・ディクソンは、原因となったリックにナイフを手にして襲い掛かります。そこにリックを含めた二人の保安官により取り押さえられます。その時にダリルは、リックに所持品を投げて気を反らせたところで、殴りかかるなど、非常に喧嘩慣れした様子を見せます。そのシーンもなかなかかっこいいとダリルファンのなかでは好評です。

さてウォーカーがはびこるビルを抜けて屋上にたどり着いたダリルたちは、閉まったままの空になった手錠、そして血が付いた細ノコギリ、メルルの手首を見つけます。屋上に兄がいなかったこと、兄が自ら手首を切り落としたこと、それらの憤りをダリルは「NO!NO!NOOOO!」と何度も叫び、否定します。その後、ハンカチに兄の手首をくるんで、持ち帰ろうとします。ダリルにとって兄メルルの大切さがわかります。

さてそんなメルルの手首ですが、その後で敵対をする一団の一人を捕えた時に、相手のいる場所を吐かせるための脅しとして使用されます。相手にメルルの手首を投げつけて「今度は(お前の)足を切ってやる!」と脅すのです。実際に何者かの手首を前例として見せつけられた相手はたまったものではありません。利用するものはなんでも利用する、実にダリルらしい野性味あふれる利用方法でした。

③ワイルドなバイクを乗りこなすダリルがかっこいい!

ダリル・ディクソンはウォーキングデッドの作中にて、画像のようにチョッパーハンドルのトライアンフを乗りこなす場面が多々あります。一行の戦闘をさっそうとバイクで走り、斥候としての役割をこなすダリル・ディクソンの姿は非常にかっこいいものです。さらにストーリーが進んで行くと、心を通じ合った人物キャロルを後ろに乗せて走る姿も見ることができます。

④キャロルの娘を探し続けるダリルがかっこいい!

ウォーキングデッドのシーズン2にて、一行はウォーカーの群れに襲われて、生存者一行のうちの一人キャロルの娘のソフィアが行方不明になってしまいます。たった一人の娘を失ったキャロルは嘆き悲しみ、仲間達は行方不明になったソフィアの姿を探しまわります。

わけあって牧場に拠点を置いたリック一行は、牧場の片隅に身を寄せます。しかしダリル・ディクソンは牧場主に断わりもなく、馬を繰り出して、ソフィアの探索に行きます。しかしいっこうにソフィアの姿はなく、仲間のなかでも一部の人物はソフィアを諦めようとします。しかしダリルは一人で危険な森に入り、探し続けるのです。このときダリルは不注意から落馬し、腹部にボウガンの矢が刺さるなど重傷を負ってしまいます。

画像のように意識不明で朦朧とするなかで、ダリルは兄のメルルが現れて、メルルがいた時の様に誰にも頼らない意識を取り戻します。自分に食らいつこうとするウォーカーを仕留め、その耳を切り落とすことで獲物の数を誇示する姿は非常に野性味が溢れる彼らしいシーンでした。

⑤失意のキャロルを励ますダリルがかっこいい!

なかなか娘のソフィアを見つけることができずに、仲間もはっきりと口に出さないが諦める雰囲気が漂っていました。母親のキャロルはソフィアが見つからないことに嘆き悲しみます。そんな彼女のもとへダリルがあらわれます。ダリルはキャロルへ、ソフィア捜索中に見つけたチェロキーローズを渡します。画像のように美しい花ですが、非常に悲しい母と子の逸話が伝わっています。

チェロキーとはアメリカの先住民チェロキー族のことをさします。チェロキー族が暮らす土地に金があると知ったアンドリュー・ジャクソン大統領らは、チェロキー族との約定を破り、彼らをオクラホマに追いやります。「墓に入るかと思える老婆でさえ、重い荷物を背負わされて歩かされていた」と記録される徒歩での非常に長く苦しい旅路のなかで、チェロキー族の未来を担う幼い子供たちは次々に亡くなっていきます。

子を失い嘆く母親に、チェロキー族の長は神に祈りを捧げます。その願いは聞き届けられ、彼女たちの子を思い流した涙が落ちた場所から、白いバラが咲いたといったものです。チェロキー族たちがオクラホマまでたどった旅路に咲くその白いバラこそがチェロキーローズだと言われています。

それらの逸話をダリルは説明して、「これはソフィアのために咲いている」とキャロルへ優しく語りかけるのですチェロキーローズを見て、涙を流していたキャロルは微笑みます。昔の逸話を知っているなど、キャロルを慰めるなど、ワイルドで粗暴な印象を抱かせるダリルの意外な一面を見ることができるシーンです。

⑥撃たれても余裕を持っているダリルがかっこいい!

キャロルの娘のソフィアを探し回るダリル・ディクソンは、道中で怪我をして瀕死の重傷を負っていました。さらにその恰好は止血をしているために服は破れて、血まみれです。画像のように遠目から見ればウォーカーと見間違えるほどの酷い有様です。そして狙撃の練習をしていて、見張りをしていた仲間に、森から出てきたところでウォーカーと間違えられて撃たれてしまいます。

しかしその銃弾はダリルの頭部をかすめただけにとどまりました。間違いに気づいた狙撃手に向けて、ダリルは「今度撃つときはちゃんと殺せよ」と言い放ちます。どんな時でもジョークを交えて、仲間を気遣う彼らしい不器用な優しさが垣間見えます。

⑦実兄のメルルを処理するダリルがかっこいい

メルルとの複雑な関係で語った通り、ダリルは兄メルルが死体にむさぼりつくウォーカーと化している場面に遭遇します。このとき、ダリルは向かってくるメルルに対してボウガンをなかなか構えることができませんでした。嘆き、襲ってくるメルルを何度も突き飛ばし、そして突き退ける押し倒すと持っていた武器でメルルの頭部を何度も攻撃します。メルルが動かなくなると、涙を流して悲しみに暮れるのです。

ウォーカーと対峙すれば率先して戦闘に向かい、何度も仲間の命を救ってきました。そんなダリルに、戦う基本を叩きこんだのはメルルなのです。ドラッグディーラーで、悪辣で、乱暴で、何度も囚役した経験があるそんなメルルを確かに兄として慕っていたのです。いつものようにウォーカーを処理することができないダリルの動揺ぶりと、彼が作中で初めて魅せる涙は、多くのファンを引き付けました。

⑧冷静な判断ができるダリルがかっこいい!

戦闘に慣れているダリル・ディクソンは、緊急の事態でも動揺をすることなく機敏に判断することができます。ウォーキングデッドの作品の中ではシリーズを通して、そういった活躍を見ることができます。例えば、シーズン2では、リックたちが立ち往生をしているときに、ウォーカーの大群が押し寄せてきてしまいます。しかし画像のように仲間の一人は、怪我をして動けない状況です。

ダリル・ディクソンはかれを見捨てることなく、迫るウォーカーから怪我人を助け出す状況を考え出すのです。なんと、ウォーカーの死体を利用して怪我人にかぶせることで、ウォーカーの嗅覚を紛れさせて、この場をやり過ごしたのです。ダリル・ディクソン自身も車の中にあった死体を引きずり出して、自分にかぶせることで、生存しています。

⑨インスリンが必要な女の子のために戻るダリルがかっこいい!

ダリルはとある一団に襲われて捕らえられてしまいます。武器を取り上げられてどこかへ連行されるときに、捕えている人物の一人の少女が糖尿病の発作を起こしてしまいます。その隙に、ダリルは武器と持ち物のバッグを取り戻して逃げ去ります。しかしそのバッグのなかには、糖尿病の発作を抑えるのに必要なインシュリンが入っていたのです。

糖尿病患者はインシュリンがなければ、いずれ死亡してしまいます。ダリルには非情な二択が迫られます。インシュリンを持ったまま逃げて糖尿病の少女が死亡するか、もしくはインシュリン薬と届けに自分を捉える一団の元へと戻るかです。ダリル・ディクソンは少女の命を優先させたのです。

ダリル・ディクソンのその行為を見た一団の一人は、ダリルの行動に疑問を持ちます。殴られて武器も取り上げられて、殺されるかもしれないのにどうして戻って来たのか問いかけます。その時にダリル・ディクソンは「俺も馬鹿かもな」と言い返します。実にかっこいいシーンです。

ウォーキングデッドのダリル役ノーマン・リーダスを紹介!

ダリル・ディクソンを演じるのは俳優ノーマン・リーダス

ウォーキングデッドで活躍するダリル・ディクソン役を演じた俳優はノーマン・リーダスという男性俳優です。そして日本語吹き替え版の声を演じたのは、渋くかっこいいキャラクターの声を演じることが多い声優の小山力也さんです。俳優と声優二つのかっこいいの要素が合わさったダリル・ディクソンの活躍は、ウォーキングデッドの吹替版で見ることができますので是非とも見てください。

ノーマン・リーダスは、1969年1月6日シチリア島出身の父とイギリス人の母の間に生まれました。親の仕事の都合でイギリスやスペインなどを転々とし、日本の千葉県習志野市の本大久保にて生活していたこともありました。そのため日本語を使うこともできます。ウォーキングデッドではダリル・ディクソンのキャラクターの生い立ちからそれを使う機会はありませんが、舞台裏では悪戯で嘘の日本語を教えて悪戯したりしているようです。

当時のことを俳優ノーマン・リーダスさんは、「日本は第二の故郷」と言うほど楽しく過ごしていたようです。そんな縁があり、東日本大震災の時は自身の映画製作会社でショートフィルムを制作し、その収入を全て義援金として日本に送ったり彼なりに日本にできることをして支援していました。

画像の通りいかつくかっこいい見た目ですが、前述の通り悪戯好きで、さらにハローキティが好きでサンリオピューロランドにも訪れた過去があります。さらにはサンリオの可愛らしいキャラクターハローキティとダリル・ディクソンがコラボしたIPhoneカバーを使っていたこともあります。またヌイグルミを持つ姿も目撃されており、本人もヌイグルミ好きだと公言して持ち歩いています。

またウォーキングデッドの主人公リック役を演じている俳優アンドリュー・リンカーンさんを標的にして数々の悪戯を仕掛けているようです。そのなかには、日本にインタビューするときにアンドリュー・リンカーンがノーマン・リーダスに日本語で「お招きいただきありがとうございます」はどう言うのかを聞いたことがありました。その時ノーマン・リーダスは「トイレはどこですか?」と彼に教えたりもしていました。

さらにノーマン・リーダスの悪戯はこれだけではありません。撮影の合間にいろいろと繰り返していたらしく、アンドリューのトレーラーの中をニワトリで埋め尽したり、アンドリュー・リンカーンの車のエアコンの中に大量のグリッターを仕込んで汗だくになって帰って来た彼がエアコンのスイッチを入れるとグリッターが飛び出してくるうえに、グリッターまみれになった彼の様子をInstagramに投稿したりもしていたようです。

かっこいい野性味あふれる見た目に反して、非常に悪戯好きなのがわかりました。さらに彼はキス魔でもあるらしく、ウォーキングデッドにて共演した人々に撮影の合間を縫って挨拶のキスを交わすなどスキンシップも欠かさない性格です。日本人にとって特別な意味合いが強いですが、英国では親しい相手との親愛の挨拶として使われています。そんなノーマン・リーダスのキスを共演者の人たちは微笑ましく受け取っているようです。

ノーマン・リーダスがイケメンすぎて話題に!

ウォーキングデッドに出演するまでの俳優ノーマン・リーダスは映画やドラマの俳優の他に、モデルや写真家など精力的に活動していました。ウォーキングデッドが放送されて以降、ノーマン・リーダスのにんきはじわじわと膨れ上がり、ウォーキングデッドの「ダリル・ディクソン」というキャラクターから「ノーマン・リーダス」という俳優の人気に火が付きました。

ノーマン・リーダスの過去の出演作とは?

記事にある画像のとおり、荒くれ者から渋い男性の役まで広く演技できるうえに、戦闘に関してもこなす彼は優秀な俳優でした。そのため、ウォーキングデッドいがいにもさまざまな映画で俳優として出演しています。そのなかで日本でも有名な出演作品は、1999年に公開された「The Boondock Saints(処刑人)」のマーフィー・マクマナス役、2002年に公開された「ブレイド2」のスカッド役があります。

さらにウォーキングデッドが公開されて以降は、映画以外にもゲームに俳優として出演しています。まずはウォーキングデッドのゲーム「The Walking Dead: Survival Instinct」にはそのままダリル・ディクソン役として、そして日本のホラーゲームであえなく開発中止になってしまいましたが一時期はネットで話題になった小島秀夫監督が作成するサイレントヒルシリーズの一つに数えられるはずだった「P.T.」などがあります。

ウォーキングデッドのダリルとそれを演じる俳優もどちらもかっこよかった!

主人公のリック・グリムスに次いで、ウォーキングデッドではなくてはならない人気キャラクターとなったダリル・ディクソンは、その野性味あふれる見た目で少々力業が過ぎる乱暴な性格だが、しかしだからこそ頼れて、弱い者には手を差し伸べる姿に多くのファンが魅了されました。

そしてそんなダリル・ディクソンを演じきった俳優ノーマン・リーダスの演技力はかなりの実力です。今回の記事を読んでダリル・ディクソンが気になった人は、是非ともウォーキングデッドシリーズを視聴して、実際に動いて活躍するかっこいいダリル・ディクソンを見てください。

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