【ニセコイ】千葉県のYさんが実写映画にエキストラで出演？正体やこれまでの伝説を調査

千葉県のYさんとは、ニセコイ作中に登場するキャラクターではなく、ニセコイの人気キャラクターのひとりである橘万里花の凄い…というより凄すぎるファンです。千葉県のYさんが万里花にそそぐ愛はとても凄く、ニセコイ連載中に開催された人気投票で伝説をつくりました。ニセコイの連載が終わった現在でもファンに語り継がれているYさんについてみていきましょう。

千葉県のYさんについて詳しく紹介する前に、ニセコイの概要について紹介します。ニセコイは古味直志(こみなおし)さんが描くラブコメ作品で、「週刊少年ジャンプ」で2011年から2016年まで連載されました。週刊少年ジャンプのラブコメ作品としては最長の連載期間で、25冊のコミックスの発行、そしてアニメ化・ゲーム化・実写映画化とメディアミックスされている大人気作品です。

ニセコイの主人公である一条楽は男子高校生にしてヤクザの二代目、そんな一条楽には幼いころに結婚を約束した少女がいます。その少女は楽に錠を渡し、彼女自身がもつ鍵でなかのものを取り出せたら結婚しようと約束します。そんな楽の前にあらわれた転校生の桐崎千棘はギャングの令嬢、親の言いつけでふたりは偽物の恋人関係を演じます。

最悪の出会いをしたふたりでしたが、次第に楽は千棘がカギをもつ運命の相手ではと思うように。しかし、千棘のほかにもクラスメイトで思いを寄せる小野寺小咲、楽の許嫁の橘万里花、楽の幼馴染でチャイニーズマフィアのドンである奏倉羽と千棘のほかに鍵をもつ少女たちがあらわれます。果たして誰が結婚を約束した相手なのか、そして楽の最後の選択は?

ジャンプ作品の多くは人気投票をおこないますが、ニセコイにおいても人気投票が3回開催されました。その第1回人気投票で、千葉県のYさんがヒロインの1人である橘万里花に1500票を投じました。しかも、手軽なネット投票などではなく手書きでの投票で、結果発表のときに橘万里花本人に「特別な感謝を…」と感謝を伝えられました。

ちなみに、このときの橘万里花の得票数は2694票、千葉県のYさんは1人で全体のおよそ55％の票を投じたことからその愛の深さがよくわかりますね。そのため、人気投票の結果以上に千葉県のYさんが大きな話題となったわけです。

千葉県のYさんがニセコイファンの間で話題となったことを証明する出来事として、第2回の人気投票を紹介します。人気投票においてモブキャラや作者・編集者がランクインすることがありますが、ニセコイの第2回人気投票では千葉県のYさんが19位に入賞しました。しかも、第1回では4位だった千葉県のYさんが推す橘万里花が2位に浮上、千葉県のYさんの影響力の大きさがわかりますね。

そして、1位の小野寺小咲と4位の宮本るりがそれぞれFさん・Kさんに感謝を伝えているとおり、千葉県のYさんと同じように推しキャラに大量投票者があらわれたことがわかります。この2名の方がそれぞれのキャラを愛しているのはもちろん、第1回の千葉県のYさんの影響を受けたのではないかといわれています。

2018年12月に実写映画版のニセコイが公開されました。そこで千葉県のYさんがエキストラ出演していることが判明し大きな話題となりました。どうしてニセコイの読者である千葉県のYさんがエキストラとはいえ実写映画に出演できたのでしょうか。

橘万里花の大ファンである千葉県のYさんは、実写映画ニセコイのロケ地を自分で探し当てて4回も訪れ、さらにはエキストラとして出演を果たしたそうです。そんな千葉県のYさんと一緒に映画に行ったとという人気ブロガーの方は、千葉県のYさんは島崎遥香さんが演じる橘万里花を「そのまんまでした」と絶賛していたと語っています。

実写映画版ニセコイのプロデューサーのインタビューにおいて、プロデューサーが千葉県のYさんを「原作のカリスマファン」として認識していることを語っています。撮影現場に現れた千葉県のYさんと話をしたこと、そしてエキストラとして間違いなく出演していることがこのインタビューからわかります。

実写映画版ニセコイで主人公の一条楽を演じる中島健人さんは、有料ブログで千葉県のYさんと直接話したと明かしているようです。中島健人さんの有料ブログをチェックされている方のなかには、その記事に記憶がある方もいるのではないでしょうか。

千葉県のYさんはエキストラ出演していると話題になったあと、ツイッターのトレンドにまで登場しました。ニセコイファンが千葉県のYさんに注目していることがよくわかります。

千葉県のYさんがツイッターのトレンド入りをしたあと「Yさんが出演しているなら映画を見に行きたい」という声が、ツイッターやネット上で数多くありました。

千葉県のYさんの話題の多くが好意的な意見でした。このことから、千葉県のYさんがニセコイファンの方に愛されていることや、大きな影響力を与えていることがうかがえます。

2014年1月から12月まで配信されたスマホ向けアプリの「ニセコイマジコレ⁉」は、ニセコイのヒロインを育成するゲームです。千葉県のYさんがこのアプリによって正体発覚したのではないかといわれています。

「ニセコイマジコレ⁉」の橘万里花のランキングについて、公式がツイッターで発言しています。ニセコイで橘万里花、そして千葉県、ここまでくれば千葉県のYさんがこのランキングトップの「千葉県のヤマモトさん」ではないかと正体が推測されます。

千葉県のYさんの正体は芸人ではないのかという噂があります。しかし、千葉県のYさんが芸人であるという明確な証拠はないようです。千葉県のYさんが芸人かもしれないと噂された理由として、のちほど紹介する雑誌の再現記事で「自分芸人ですから」というひとコマのせいではないかといわれていますが、はっきりとしたことは不明です。

これほどまでに有名な千葉県のYさんの顔写真が気になる方がいるかと思います。しかし、千葉県のYさんの顔写真は判明していません。しかし、実写映画版のニセコイにエキストラ出演しているため、顔自体は映画のなかに登場しているのではないかと思われます。ただ、どのエキストラの方が千葉県のYさんかはっきりしないため、千葉県のYさん顔が判明するのは難しいのではないでしょうか。

気になる千葉県のYさんのエキストラ出演以降の現在についてはよくわかっていません。しかし、ニセコイの連載が終わって2年後に公開された実写映画版で動きを見せた千葉県のYさんなので、現在もニセコイに動きがあれば姿をあらわす可能性があります。現在どのようなことをしているか不明の千葉県のYさんですが、今後の動きで正体や顔が判明する可能性があるかもしれませんね。

現在まで語り継がれている千葉県のYさんの伝説のはじまりは、先ほど紹介したとおり第1回のキャラクター人気投票です。そんな千葉県のYさんですが、第1回ニセコイエピソード人気投票でも大量投票し、愛する橘真里花がメインのエピソードが1位に輝きました。

このエピソード投票は、ジャンプ本誌についている応募券が必要です。そんなエピソード投票に千葉県のYさんはなんと800通以上投票しました。800冊のジャンプ本誌と応募用の官製はがきが必要なので、25万円以上の費用がかかった計算になります。

橘真里花をこよなく愛する千葉県のYさんは、2015年の誕生日に花束と月の権利書を送っていることが作者コメントから判明しました。ちなみに、気になる月の権利書の値段ですが1エーカー(約1200坪)3,000円ほどで購入できるようです。

これまでのキャラクター人気投票・エピソード人気投票でたくさんの票を橘真里花に投じてきた千葉県のYさんですが、なんと第3回キャラクター人気投票では大量票を投じなかったようです。その結果、橘真里花は4位と低迷し不満そうな表情をしています。千葉県のYさんは橘真里花への愛をなくしてしまったのでしょうか。

千葉県のYさんは橘真里花への愛をなくしていたわけではありませんでした。人気投票のときに橘真里花が持っている花束と着用しているガラスの靴は、2016年の誕生日プレゼントだそうです。

2016年に連載終了したニセコイですが、千葉県のYさんは2017年の橘真里花の誕生日にマリーゴールドの花束と作中に登場した絵本をプレゼントしています。

ニセコイ最終回に千葉県のYさんが登場しました。とはいえ、はっきりと登場したり名言されているわけではなく、橘真里花が新しく素敵な男性を見つけようとする、そしてその相手が千葉県在住というシーンとして描かれています。はっきり千葉県のYさんとはいっていませんが、ニセコイファンならYさんを連想するのではないでしょうか。

アニメ版ニセコイで橘真里花役を演じる阿澄佳奈さん。そんな阿澄佳奈さんがパーソナリティーのラジオ番組「星空ひなたぼっこ」に千葉県のYさんはメールを送りました。阿澄佳奈さんは千葉県のYさんを知っており、メールで話せたことがありがたいと語っています。

年間美少女ゲームランキング2017においてトリノラインというゲーム、そして登場キャラクターの宮風夕梨に大量投票したことが判明しました。そして、このときの再現コミックのなかで「自分芸人ですから」と発言していることから、前の項で紹介した芸人説が浮上した可能性があります。

ニセコイと同じくジャンプの作品である暗殺教室、その人気投票で千葉県のYさんに1票入るという伝説が生まれました。

暗殺教室だけではなく、ワールドトリガーの人気投票において千葉県のYさんが入賞しました。このほか、銀魂の人気投票で投票された実績があります。

千葉県のYさんが愛する橘万里花ことマリーには顔がかわいいという声が多いだけではなく、さまざまな魅力があります。その魅力のひとつが髪飾りとセーラー服。髪飾りは名前にちなんだマリーゴールド、そしてセーラー服は転入前の高校のものを着用しているため、ほかのキャラクターと別の魅力があります。

マリーの魅力はポジティブでとにかく明るいことです。ニセコイに登場するほかのヒロインより積極的に楽にアタックします。また、最終話で楽に選ばれなかったマリーですが、気持ちを切り替え前向きに新しい男性を探します。

父から社会勉強のためということで勧められたファミレスのバイトをはじめるマリー、皿を割ったり失敗することがありますが持ち前のポジティブさでそれを乗り越え、店長から評価されるだけではなく、マリー目当ての客が増えました。

ポジティブなマリーの父親は警視総監で、マリーを溺愛しています。そして、母親はマリーを政略結婚の道具としか見ていない冷徹なキャラクターとして描かれています。

ポジティブで作中でもっとも元気なキャラクターに見えるマリーですが、実は幼少期から病弱で高校生になった時点でも体が弱いまま。そんなマリーが楽に恋した理由は、幼いころに病床にいたマリーに外の話をしにやっきたのが楽だったからです。

普段はお嬢様口調で話をするマリーですが、動揺したり気持ちが昂ったときに思わず九州弁が出てきます。普段の言葉と違い九州弁で話すマリーにギャップを感じてかわいいという声がネット上にあります。

マリーはペットにオウムを飼っていて、楽様と名付けています。楽様と名付けられたオウムに対してマリーは楽といちゃつく様子を教えています。その様子がかわいいという声や、楽様が引き起こす騒動が描かれたアニメ版5話が面白いというネットの声があります

ニセコイの小説版である「ウラバナ」でマリーの中学時代の様子が描かれます。マリーは中学時代にいじめられっ子でしたが、いじめっ子たちを制裁、そして中学校を牛耳る存在になりました。また、いじめっ子の中心だった篠原御影と親友になる姿が描かれ、本編とは違うマリーの魅力があるとネット上で評判です。

千葉県のYさんは自分が目立ちたいのではなく、あくまでも橘万里花のことが好きで行動していることがかっこいいという声がたくさんあります。

ニセコイファンだけではなく、ニセコイを読んだことがない方まで千葉県のYさんはすごいと称賛しています。

ニセコイの連載が終わってしばらくたっていますが、いまでも橘万里花の誕生日に千葉県のYさんを思い出す方がたくさんいます。

ニセコイファンだけではなく、ニセコイを読んだことがない方にまでその名が知れ渡っている千葉県のYさん。ただのファンというだけではなく、その行動力で実写映画版ニセコイのエキストラ出演まで果たしました。今後もニセコイの続報だけではなく、千葉県のYさんの新たな伝説が生まれることに期待しましょう。