アンフェアシリーズのキャスト一覧！映画・ドラマの豪華出演者の相関図も

今回紹介するアンフェアは、2006年に放送されたテレビドラマをはじめ、スペシャルドラマが1作、スピンオフスペシャルドラマが3作、そして完結編となる映画作品が3作あり、各作品に主人公を演じる篠原涼子をはじめとする豪華なキャストが起用されています。今回の記事では、この豪華なキャストについて、各作品ごとにまとめ、相関図と共に紹介していきます。

2006年に放送された連続テレビドラマ｢アンフェア｣は、推理小説予告型殺人や募金型誘拐事件、そしてxマーク連続殺人事件の3つの事件に、警視庁検挙率No1でバツイチ子持ちの美人刑事･主人公雪平夏見が立ち向かう姿を描いた連続ドラマです。また、アンフェアには大きな伏線として、15年前に父親を殺した犯人を追う主人公雪平夏見の動向や心情が少しずつ描かれていきます。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣のラストで相棒であり、殺人犯でもあった安藤を射殺した主人公雪平夏見は、安藤の死から9ヵ月後、警視庁公安部へと異動となり、公安内部の情報を捜査一課にスパイする事を命じられます。この異動と同時期に警察OBの不審な連続自殺が起こった事で、主人公雪平夏見はこの連続自殺の捜査に乗り出します。

そして、主人公雪平夏見は、この連続自殺の先に15年前に死んだ父親へと繋がる様々な真実を知ることになります。こうして、連続テレビドラマ｢アンフェア｣から始まった、主人公雪平夏見の父親の死に関する伏線は、スペシャルドラマを経て映画作品へと繋がっていきます。何故、主人公雪平夏見の父親は殺されなければならなかったのか?一体誰が父親を殺したのか?様々な謎は映画アンフェア3部作で明らかにされていきます。

アンフェア主人公雪平夏見が公安へと移動となった直後のストーリーとして制作されたのが、スピンオフスペシャルドラマ｢ダブル･ミーニング｣です。このダブルミーニングは、北乃きいが演じる望月陽が主人公を務めており、連続テレビドラマ｢アンフェア｣に登場する多くのキャラクターが、ダブルミーニングにも出演しています。

アンフェアのスピンオフとして制作されたダブルミーニングは、映画アンフェア3部作の公開に合わせる形でテレビ放映されており、3作品が制作されています。しかし、アンフェアの伏線となる主人公雪平夏見の父親の死に関する事件などは一切登場せず、共通したキャラクターは登場するものの、あくまで別の作品と言う形で放送されています。

映画アンフェアthe movieは、スペシャルドラマ｢コード･ブレーキング～暗号解読｣からストーリー的にも、時系列的にも繋がる作品です。ここまでに、多くの事件を解決している主人公雪平夏見は、スペシャルドラマ｢コードブレーキング｣で父親の死の真相を知ったものの、犯人については未だ不明なままであり、心のモヤが晴れないまま日々を過ごしています。

そんな中、娘美央が爆破事件に巻き込まれ病院に運びこまれます。更に、その病院がテロリストの襲撃により占拠された事で、雪平はテロリストとの戦いへと身を投じる事となります。この時の雪平は、公安に異動した状態のままであった事から、上司である斉木や三上と行動を共にし、テロリストの鎮圧と娘美央の救出に成功します。しかし、テロリストの鎮圧だけでは映画アンフェアthe movieは終わらないのです。

テロリストの鎮圧によって事件は解決したかに見えましたが、実は雪平の上司である斉木こそが黒幕であり、斉木は警察の不正を暴露する事で警察へ復讐を果たそうとしていたのです。こうして、斉木と対決する事となった雪平でしたが、斉木が持つ不正が収められたUSBを狙う謎の人物によって、斉木は射殺されてしまいます。

斉木は息を引き取る間際、雪平にそのUSBを託します。そして、予期せぬ形で予期せぬ物を手に入れる事となった雪平の姿が映し出されて、映画アンフェアthe movieは終了します。

映画アンフェアthe movieのその後から始まる、映画アンフェアthe answerでは、主人公雪平夏見は北海道西紋別署に飛ばされており、そこで上司の一条と恋人関係になっています。北海道へと飛ばされてしまった雪平でしたが、元夫である佐藤に斉木から託されたUSBの解析を依頼します。

一方その頃、東京ではネイルガンによる予告殺人が起きており、容疑者として浮かび上がった人物が次の標的となり殺されると言う、異常な連続殺人事件へと発展します。この一連の連続殺人事件の犯人として、元夫である佐藤の名前が浮上した事で雪平は再度佐藤と接触します。この時、佐藤はUSBの解析を終えており、｢特定のＰＣでなければ内容を閲覧できない｣と言う事を雪平に伝えると共に、USBを雪平に返却しています。

こうしたやり取りをした直後、佐藤は何者かによって殺されてしまいます。佐藤と直前に接触していた事から雪平に容疑がかけられ、雪平は逮捕されてしまいます。斉木に託されたUSBを巡り大いなる陰謀に巻き込まれていく雪平でしたが、恋人関係にある上司、一条こそが元夫である佐藤を殺した犯人であると気づきます。

その後、一条は雪平の罠にはまり逮捕され、USBは東京地検の村上の手に渡ります。しかし、USBに仕込まれたプロテクトによって、USBの内容はまたもや雪平の手の中だけに残る事となります。こうして、アンフェア2作目の映画となる映画アンフェアthe answerは幕を閉じ、完結編である映画アンフェアthe endへと続いていきます。

映画アンフェアthe answerのその後から始まる、映画アンフェアthe endでは、主人公雪平夏見は警察の不正がつまった機密データを肌身離さず持ち歩く生活を余儀なくされています。しかし、その一方で雪平は、この機密データをどの様に公表する事が警察と言う組織の浄化に繋がるのかを模索しています。

そんな中、映画アンフェアthe answerに登場した東京地検の村上を含む、村上親子殺害事件が起こり、｢アンフェアなのは誰か?｣と書かれた栞が現場に残されます。その後、この事件の犯人としてシステムエンジニアである津島が逮捕されますが、津島が雪平にしか話さないと発言したことで、津島の取調べを雪平が担当する事になります。

雪平は津島と接する中で、津島が犯人ではないと感じとり、津島と共に逃亡を謀ります。しかし、雪平に接触してきた最高検察庁監察指導部の武部によって、雪平は追い詰められていきます。アンフェアシリーズを通じて唯一雪平を支え続けていた三上が目の前で殺され、娘美央も人質に取られ手も足も出せない雪平に、武部は津島を殺して来いと拳銃を渡します。

拳銃を持ち津島と合流した雪平は、津島を殺すしか無い状況を呪いながらも津島に銃口を向けます。そんな中、武部の部下だったはずの一条が現れ、娘美央を救出している事を告げます。娘美央の無事を確認し落ち着きを取り戻した雪平は、機密データを海外メディアに流すべく、津島、一条と共にエルドニア大使館へ向けて決死の移動を開始します。

はたして、警察の不正が詰め込まれた機密データはどうなるのか?津島と、一条の運命は?武部との決着は?そして、最後の最後に現れる本当の黒幕とは?と言ったところで、あらすじ紹介は終わりにします。結末が気になる方は是非、DVDやネット配信などでアンフェアの結末を見届けて下さい。次の章からは、この章で紹介してきたアンフェアシリーズを、各作品ごとにまとめ、出演キャストを紹介していきます。

この章では、アンフェアを確固たる人気作品へと押し上げた、連続テレビドラマ｢アンフェア｣に出演している豪華キャストについて紹介していきます。上の画像は、連続テレビドラマ｢アンフェア｣に関する人物相関図です。アンフェアを未視聴な方は、上の人物相関図に目を通すと今回の記事をより楽しむ事が出来ます。

｢無駄に美人｣と影で囁かれている、警視庁捜査一課検挙率No1の警察官、主人公｢雪平夏見ゆきひらなつみ｣を演じているのが篠原涼子さんです。篠原涼子さんが演じる雪平は、バツイチ子持ちの大酒飲みという型破りな女性警察官です。しかし、篠原さんが演じる雪平には、15年前に謎の死を遂げている父親がおり、この父の死に纏わる謎がアンフェア最大の伏線であり、大きな人気を獲得した一因だと言われています。

そんな型破りな雪平夏見を演じている篠原涼子さんとは一体どんな人物なのでしょうか?篠原涼子さんは、アイドルグループ｢東京パフォーマンスドール｣のメンバーとして芸能界にデビューし、その後バラエティ番組でダウンタウンなどとの共演を重ねていきます。その一方で、小室哲哉氏のプロデュースによって｢恋しさとせつなさと心強さと｣でダブルミリオンを記録し、歌手としても大成功を収めています。

篠原さんは更に舞台やドラマなどに活動の場を広げ、高い評価を獲得します。そして、舞台俳優である市村正親氏と結婚し、2人の子供を授かっています。現在の篠原さんはと言うと、2015年に公開された映画アンフェアthe endの出演後も、民放各局でテレビドラマに多数出演しており、今も尚芸能界の一線で活躍しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、主人公雪平夏見の相棒として登場する安藤一之(あんどうかずゆき)を演じているのが瑛太さんです。瑛太さんが演じる安藤は、ドラマ｢アンフェア｣において最も重要なキャラクターの1人であり、アンフェアの人気を確立したキャラクターとも言われています。

瑛太さんは、ドラマ｢アンフェア｣に出演後、歌手の木村カエラさんと結婚しており、２児の子供を授かっているほか、現在も多くのドラマや映画に出演し、芸能界の一線で活躍を続けています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、主人公雪平夏見を陰から支え続ける三上薫(みかみかおる)を演じているのが加藤雅也さんです。加藤さんが演じる三上は、雪平から薫ちゃんと呼ばれている他、雪平の言葉に乗せられて毎度雪平の手伝いをさせられるシーンが描かれています。また、連続テレビドラマ｢アンフェア｣で安藤が死亡して以降は、加藤さんが演じる三上が雪平の実質的な相棒となります。

三上を演じる加藤さんは、アンフェアシリーズ完結後も多くのドラマや舞台、映画に出演しており、コミカルな演技からシリアスな演技まで幅広い演技で多くのファンを楽しませています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、出世を第一に考えるキャリア志向の持ち主、小久保祐二(こくぼゆうじ)を演じているのが阿部サダヲさんです。阿部さんの演じる小久保は、何かとソリが合わない雪平を敵視しており、自分のミスを雪平らに擦り付ける嫌な所が有る人物です。小久保は連続テレビドラマ｢アンフェア｣以降もアンフェアシリーズに登場し、山路との対立が多く描かれるようになります。(章冒頭の人物相関図参照)

そんなクセの有る小久保を演じている阿部さんは、現在も多くのドラマや舞台に出演しており、アンフェアシリーズでの小久保以上にクセの強いキャラクターを多く演じています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平の数少ない友人であり、雪平の捜査に協力する姿勢を見せている蓮見杏奈(はすみあんな)を演じているのが濱田マリさんです。濱田さんが演じる蓮見は、連続テレビドラマでは雪平の良き理解者として描かれていますが、スペシャルドラマ｢コード･ブレーキング｣以降は雪平と敵対する勢力に身を置き、雪平へ直接的な攻撃も行なっています。

アンフェアで一癖ある蓮見を演じた濱田さんは、現在多くの映画に出演しており、2018年に公開が予定されている出演映画は5本もあり、現在も役者として一線で活躍しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平の亡き父と同期であり親交もあった刑事、安本正広(やすもとまさひろ)を演じているのが、志賀廣太郎さんです。志賀さんが演じる安本は、雪平を娘のように気遣う一面が有るほか、雪平の相談相手として度々ベテラン刑事らしい金言を雪平に与えています。

しかし、スペシャルドラマ｢コード･ブレーキング｣では、雪平と対立する組織に身を置いている事が判明し、最後には逃走に使った車が爆発し死亡しています。そんな安本を見事に演じている志賀さんは、現在も｢三匹のおっさん｣など、民放各局のドラマに多数出演しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平の上司として登場する山地哲夫(やまじてつお)を演じているのが、寺島進さんです。寺島さんが演じる山路は、表面的には警察の面子を重視するものの、局面局面では雪平ら部下の意見を取り入れる所もあり、部下からの信頼の厚い上司として描かれています。

その一方で、既に紹介した濱田さん演じる蓮見とは長年の愛人関係にあり、この事が後々山路のキャリアを大きく揺るがしていきます。山路を演じる寺島さんは、現在はドラマや映画に出演しているほか、強面の印象とは違った内面が明らかになり、バラエティー番組にも多数出演しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平の元旦那である佐藤和夫(さとうかずお)を演じているのが、香川照之さんです。香川さん演じる佐藤は、正義感の強いジャーナリストとして登場しますが、娘美央が事件に巻き込まれた事から新聞社を退社、その後フリーの記者となり、事件がらみで度々雪平と接触するようになります。尚、雪平との間に生まれた娘美央については、香川さんが演じる佐藤が面倒を見ています。

アンフェアでシングルファザーである佐藤を演じている香川さんは、その後もMOZUやダブルフェイス、半沢直樹などの大ヒットドラマに多数出演しており、現在も映画やナレーション、ボクシング関連のメディアで活躍しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平と佐藤の娘として登場する佐藤美央(さとうみお)を演じているのが、向井地美音さんです。向井さんが演じる娘美央は、雪平がかつて起こした｢未成年射殺事件｣が原因でイジメを受け、声が出せなくなってしまいます。ドラマアンフェアの最終回では、雪平と娘美央の関係が修復され僅かではあるものの、娘美央は声を取り戻しています。

声が出せない少女を演じた向井智さんは、現在女性アイドルグループAKB48チームAのメンバーとして活躍しており、2018年3月に行なわれたAKB48グループセンター試験においてAKB48グループメンバーの中で1位となり、52ndシングルでセンターとして活躍しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、推理小説型予告殺人事件の重要人物である瀬崎一郎(せざきいちろう)を演じているのが、西島秀俊さんです。西島さんが演じる瀬崎は、岩崎書房の編集者をしている冷静で穏やかな人物ですが、連続テレビドラマ｢アンフェア｣最初の殺人事件の首謀者である事が明らかになり、雪平の手によって射殺されています。

アンフェア最初の事件で首謀者瀬崎を演じた西島さんは、アンフェア出演後も多数のドラマや映画に出演しており、出演した多くの作品で成功を収めています。また、プライベートでは2014年に一般女性と結婚しており、西島ロスと言われる現象を起こしています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、岩崎書房に勤め、雪平を雪姉(ゆきねぇ)と慕う松本理恵子(まつもとりえこ)を演じているのが、小林真央さんです。小林さんが演じる松本は、推理小説型予告殺人事件で4番目の犠牲者として、西島さんが演じる瀬崎によって殺されています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、第2の事件となる募金型誘拐事件を引き起こした1人、牧村紀世子(まきむらきよこ)を演じているのが、木村多江さんです。木村さんが演じる牧村は、募金型誘拐事件に失敗し、目論んでいた望みも叶わないまま、瑛太さんが演じる安藤によって射殺されています。

アンフェアで牧村を熱演した木村さんは、アンフェアに出演後も朝ドラや大河ドラマ、更には各局民放制作のドラマに多数出演しており、女優として今も一線で活躍しています。

連続テレビドラマ｢アンフェア｣で、雪平が起こした｢未成年射殺事件｣で死亡した斉藤ユタカ(さいとうゆたか)を演じているのが、三浦春馬さんです。三浦さんが演じる斉藤は、パチンコ店で住み込みのバイトをする青年でしたが、あるキッカケで店員や店長を殺傷します。その後、三浦さんが演じる斉藤は雪平に射殺され、死亡します。

三浦さんが演じる斉藤と、瑛太さんが演じる安藤が、同じ施設で幼少期を過ごした兄弟同然の間柄だった事から、安藤は斉藤を射殺した雪平に強い恨みを抱き、一連の犯行に及びます。この事から、三浦さんが演じる斉藤がアンフェアの始まりとも言われています。

スピンオフスペシャルドラマ｢ダブルミーニング｣シリーズで主人公望月陽(もちづきあきら)を演じているのが北乃きいさんです。北乃さんが演じる望月は、雪平が公安部に異動となった事で警視庁刑事部捜査一課に配属された女性警察官です。望月は、正義感が人一倍強く、おまけに気も強い為、上司にも物怖じせずに意見する事から、着任早々阿部サダヲさんが演じる小久保に目をつけられてしまいます。

しかし、幼少時に誘拐された経験を持つ望月は、自分の中にある正義に従い、多くの事件へと首を突っ込んで行きます。こうして、雪平とは一味違った突っ走り方をする望月が、様々な事件を解決するストーリーが描かれて行くのが、アンフェアのスピンオフとして制作されたダブルミーニングです。

ちなみに、望月が経験した幼少期の誘拐事件は、ダブルミーニングにも登場する寺島さん演じる山路の手で解決されており、この時望月は山路からアンパンをもらった事から、今も望月の好物でありエネルギー源となる食べ物はアンパンとなっています。

スピンオフスペシャルドラマ1作目｢ダブルミーニング～二重定義｣で、プロファイラーとして登場するのが山本耕史さんが演じる元園部恭輔(もとそのべきょうすけ)です。元園部は、プロファイリングによって成果を挙げて行き、次第に実力を評価されていきますが、スピンオフスペシャルドラマ1作目となる｢ダブルミーニング～二重定義｣の首謀者がこの山本さんが演じる元園部です。

スピンオフスペシャルドラマ1作目｢ダブルミーニング～二重定義｣で、連続誘拐事件の実行犯として登場する松田昇(まつだのぼる)を演じているのが、長谷川朝晴さんです。長谷川さんが演じる松田は、お台場に冷蔵倉庫を持つ会社に勤務しており、会社のトラックを使用して犯行に及んでいます。

スピンオフスペシャルドラマ2作目｢ダブルミーニング～Yes or No?｣で、捜査一課特殊班管理官、風見憲吾(かざみけんご)を演じているのが、高嶋政伸さんです。高嶋さんが演じる風見は、警察官としてのルールや警察組織の規律を重んじるタイプの警察官ですが、主人公望月に共感する部分も描かれており、重要な役所となっています。

スピンオフスペシャルドラマ3作目｢ダブルミーニング～連鎖｣で、警察病院の心療内科に勤め、主人公望月のカウンセリングを担当する橘鏡香(たちばなきょうか)を演じているのが、吉田洋さんです。吉田さんが演じる橘は、心療内科医として優秀な人物として描かれていますが、ネット上では橘の伏線を匂わせるセリフについて疑問の声が多く上がっているようです。

アンフェアスピンオフスペシャルドラマとして制作された｢ダブルミーニングシリーズ｣には、ここまでに紹介したキャスト以外にも、山本裕典さんや綾野剛さん、山下リオさん、福士誠治さん、中村俊介さんなどの多くの豪華キャストが出演しています。こうした事から、多くの豪華キャストを探しながらの視聴も、アンフェアを楽しむ視聴方法の1つと言われています。

この章では、映画アンフェアThe movieに出演している豪華キャストについて紹介していきます。上の画像は、映画アンフェアThe movieに関する人物相関図です。映画アンフェアThe movieを未視聴な方は、上の人物相関図に目を通すと今回の記事をより楽しむ事が出来ます。

映画｢アンフェアThe movie｣で、雪平の上司として登場する斉木陣(さいきじん)を演じているのが、江口洋介さんです。江口さんが演じる斉木は、公安ナンバーワンといわれるほどの手腕を持つ人物として描かれており、雪平の上司として多くのシーンで雪平と行動を共にしています。しかし、映画｢アンフェアThe movie｣に登場するテロリストグループの首謀者の1人でもあり、今作のラストでは雪平との対決シーンが描かれています。

映画｢アンフェアThe movie｣で雪平の上司であり、敵でもある斉木を演じた江口さんは現在も多数のドラマに出演しているほか、映画作品にも多数出演しており、現在も役者として第一線で活躍しています。

映画｢アンフェアThe movie｣で、病院を占拠したテロリストグループのリーダー後藤国明(ごとうくにあき)を演じているのが、椎名桔平さんです。椎名さんが演じる後藤は、かつて｢SAT始まって以来の名指揮官｣と評されたほどの人物でしたが、無実の罪で服役を余儀なくされて以降、警察組織に強い恨みを抱いており、警察の不正を世間に暴露しようと事件を起こします。

映画｢アンフェアThe movie｣で、病院を占拠したテロリストグループのメンバー戸田(とだ)を演じているのが、成宮寛貴さんです。成宮さんが演じる戸田は、リーダーである後藤を心から尊敬しており、後藤の命令には一切逆らわないと言う心酔ぶりが描かれています。ちなみに、細菌に感染した戸田と雪平の娘美央の交流も、映画｢アンフェアThe movie｣の魅力の1つと言われています。

映画｢アンフェアThe movie｣で、第一SAT隊中隊長、氷川(ひかわ)を演じているのが、工藤俊作さんです。工藤さんが演じる氷川は、テロリスト壊滅を目的とした隊であったにもかかわらず、実は隊員全員がテロリストと裏で繋がっていると言う、映画｢アンフェアThe movie｣1つ目のトリックに関係する重要人物です。また、アンフェアスペシャルドラマ｢コード･ブレーキング～暗号解読｣では、警察OB連続殺人の実行犯でもあります。

映画｢アンフェアThe movie｣で、警察庁次長警視監、入江(いりえ)を演じているのが、大杉漣さんです。大杉さんが演じる入江は、警察庁長官のポストを狙っているキャリアの1人であり、警察の面子を重視する人物です。

この章では、映画アンフェアThe answerに出演している豪華キャストについて紹介していきます。上の画像は、映画アンフェアThe answerに関する人物相関図です。映画アンフェアThe answerを未視聴な方は、上の人物相関図に目を通すと今回の記事をより楽しむ事が出来ます。

映画｢アンフェアThe answer｣で、雪平の上司であり恋人として登場する一条道孝(いちじょうみちたか)を演じているのが、佐藤浩市さんです。佐藤さんが演じる一条は、北海道西紋別署刑事課課長であり、部下からの信頼を集める叩き上げの刑事ですが、雪平の持つUSBを狙う組織の1人でもあり、続く｢映画アンフェアThe end｣を含めアンフェアシリーズのラストに大きく関わってくる人物です。

アンフェアシリーズのラストに大きく関わる一条を演じた佐藤さんは、現在も多くのドラマや映画に出演しており、アンフェアシリーズ完結後以降だけでも数々の賞を受賞している日本を代表する名俳優です。

映画｢アンフェアThe answer｣で、元検事総長の父を持つエリート検察官、村上克明(むらかみかつあき)を演じているのが、山田孝之さんです。山田さんが演じる村上は、正義感が強い反面、警察を信用していない面もある検察官として、雪平の捜査に独断で協力していきます。続く｢映画アンフェアThe end｣では、父親と共に冒頭で殺害されています。

映画｢アンフェアThe answer｣で、ネイルガン連続殺人事件の容疑者、結城脩(ゆうきおさむ)を演じているのが、大森南明さんです。大森さんが演じる結城は、ネイルガン連続殺人事件の犯人では有るものの、雪平の元夫佐藤を殺した犯人では無かった為、雪平と共に元夫佐藤を殺した犯人を探す事になる今作の重要人物です。

この章では、映画アンフェアThe endに出演している豪華キャストについて紹介していきます。上の画像は、映画アンフェアThe endに関する人物相関図です。映画アンフェアThe endを未視聴な方は、上の人物相関図に目を通すと今回の記事をより楽しむ事が出来ます。

映画｢アンフェアThe end｣で、システムエンジニア津島直樹(つしまなおき)を演じているのが、永山絢斗さんです。永山さんが演じる津島は、村上親子殺害事件の容疑者にでっち上げられてしまうものの、雪平と共に真犯人を追う事となる人物です。また、連続テレビドラマ｢アンフェア｣で雪平の相棒、安藤を演じた瑛太とは実の兄弟です。

映画｢アンフェアThe end｣で、特捜部長を演じているのが、吉田鋼太郎さんです。吉田さんが演じる特捜部長は、同じ組織に所属する村上親子が殺害された事で津島を起訴する事に躍起になっている人物です。この為、津島と逃亡する雪平にも腹を立てており、最終的には雪平を殺してでも津島を引き渡すよう、警察上層部に要求しています。

映画｢アンフェアThe end｣で、最高検察庁監察指導部に所属する検察官、武部将臣(たけべまさおみ)を演じているのが、AKIRAさんです。AKIRAさんが演じる武部は、雪平が追う｢闇の組織｣を暴こうとする姿勢を見せながらも、実は自身が｢闇の組織｣の一員で有るという人物です。また、あらすじ紹介の章で既に紹介していますが、武部は今作の首謀者の1人であり、重要人物でもあります。

今回の記事では、アンフェアシリーズに登場する豪華キャストについて、各作品ごとに紹介してきましたがいかがでしたか?アンフェアシリーズには、若手俳優(女優)からベテラン俳優(女優)まで本当に多くの豪華なキャストが登場しています。アンフェアシリーズは、一応の完結を見ている作品ですが、今も続編を望む声が多く聞かれる作品ですので、未視聴な方は是非一度視聴してみる事をお勧めします。

また、既に視聴されている方も、ネット上では｢本当の犯人｣について様々な考察や説が生まれていますので、再視聴しても面白いかもしれません。いずれにしても、アンフェアには今も活躍する多くの俳優(女優)が登場していますので、今回の記事では紹介しきれていないキャストも含め、多くの豪華キャストを探しながら視聴するのも楽しいかもしれません。