アンフェア the movieのあらすじと結末は?斉木や真犯人についてネタバレ

アンフェアthe movieとは、フジテレビ系列で2006年に放送されたアンフェアドラマシリーズの映画化作品になります。主人公の雪平夏見はバツイチ・子持ち・大酒飲みだが検挙率ナンバーワンの美人刑事という設定で、主演の篠原涼子さんにピッタリの配役で素晴らしい作品になります。興行収入27億円の大ヒットを記録した大人気作品で、このアンフェアの劇場版は、アンフェアthe answer・アンフェアthe endの三部作が制作されています。今回はアンフェアthe movieの紹介になります。

アンフェア the movieのあらすじと結末は?斉木や真犯人についてネタバレのイメージ

目次

  1. アンフェア・the movieを解説!あらすじや真犯人もネタバレ紹介
  2. アンフェア・the movieとは?
  3. アンフェア・the movieのあらすじをネタバレ解説!
  4. アンフェア・the movieのキャストは?
  5. アンフェア・the movieの真犯人は?結末をネタバレ!
  6. アンフェア・the movieについてまとめてみた

アンフェア・the movieを解説!あらすじや真犯人もネタバレ紹介

今回は、フジテレビ系列で2006年に放送された、興行収入27億円の大ヒットを記録した大人気作品「アンフェアthe movie」のあらすじや真犯人もネタバレ紹介です。

アンフェア・the movieとは?

アンフェアthe movieとは、フジテレビ系列で2006年に放送されたアンフェアドラマシリーズの映画化作品になります。アンフェアthe movieの主演は、テレビシリーズより引き続き、篠原涼子さんになります。雪平夏見はバツイチ・子持ち・大酒飲みだが検挙率ナンバーワンの美人刑事という設定です。

2007年に公開された劇場版第1作目、アンフェアthe movieは、興行収入27億円の大ヒットを記録した大人気作品になります。このアンフェアは、劇場版がアンフェアthe movie・アンフェアthe answer・アンフェアthe endの三部作が制作されています。そして、今回の劇場版第1作目「アンフェアthe movie」は、テレビシリーズ終了より、1年弱で映画化された作品になります。

アンフェア・the movieのあらすじをネタバレ解説!

雪平夏見は、警察内部の不正極秘文書を追いかけている

篠原涼子演じる雪平夏見は、警察内部の不正が書かれている極秘文書を一人で調査しています。雪平夏見はシングルマザーでもあるので、仕事がある日などはシッターに頼む事があります。雪平夏見の娘・美央(向井地美音)を学校に送る時に事件は起きます。

爆破される雪平夏見の娘・美央の車

シッターの車に美央が乗る時にその車は突如、爆破しました。その後、シッターは死亡し、美央も病院に運ばれる大ケガを負ってしまいます。そしてその爆破実行をした犯人を探している時、豊洲警察病院にて新たなるテロが発生します。豊洲警察病院内部に、テロリスト集団が現れてしまい、豊洲警察病院はテロリストの支配下に置かれます。

テロリストに占拠された豊洲警察病院

テロリストに占拠された豊洲警察病院の事を聞く雪平夏見は、警察組織の人間というよりも自分の娘を助ける為に行動を始めます。一方、病院内部は混乱が続き、犯人グループは抵抗する病院関係者を殺すなどの暴挙に出ています。美央のいる病室にも危険が及び、美央を助ける為に看護師(加藤ローサ)が助けてくれます。犯人グループはプロ集団なので、看護師は簡単に見つけられ殺されてしまいます。

雪平夏見は娘のいる病院へ独自に向かう

雪平夏見がテロリストの犯人グループに占拠された病院に到着すると、以外な事に人質連中は解き放たれています。安堵する雪平夏見は、その中から自分の娘がである美央を探しますが、美央はどこにもいないのです。警察内部も、この犯人グループの解明と事件解決に向けて動き出しますが、丁度その時犯人グループからの要求が届きます。

犯人グループの要求とは、機密費の不正流用から発生した80億円という大金の要求になります。すでに、犯人グループは人質として病院内に検査入院をしていた篠崎検察庁長官(浜田晃)がいます。しかし、犯人グループの要求は飲まず、警察の特殊部隊であるSATを使う手段を警察庁次長の入江(大杉漣)は実行したのです。

テロリストに占拠された病院に突入するSAT

犯人グループの要求を受け入れない警察はSATを豊洲警察病院に突入させ、テロリストの壊滅を図りますが、突入したSATは全て倒されてしまい、警察本部の作戦は失敗に終わります。その間、雪平夏見は娘の美央を病院内から助けなくはならないので、病院の外周などを探り地下のトンネルから侵入をしようとします。

病院内部へ突入する雪平夏見

SATの第一陣が全滅した事に業を煮やす警察は、犯人グループとの総力戦をするかのようにSAT第二陣を警察病院内に突入させます。しかし、ここでもSAT部隊は全滅します。ここで判明したのが、SAT部隊第一陣は、犯人グループと繋がっていたのです。なので、SAT部隊第二陣をいとも簡単に壊滅させる事が可能だったのです。

そして、雪平夏見は暗い地下トンネルを駆け抜けていると、仲間の薫(加藤雅也)と出会います。何故ここに薫ちゃんが?と雪平夏見は思いながらも、ようやく病院内の侵入を果たします。このシーンで、雪平夏見はテロリストとSAT部隊第一陣は仲間だったというのを知り、ただのテロリストグループではない事を悟ります。ここから、雪平夏見とテロリストとの対決が始まります。これが、アンフェアthe movieのネタバレあらすじになります。

アンフェア・the movieのキャストは?

雪平夏見を演じたのは篠原涼子

主演は篠原涼子(雪平夏見役)。現在は女優としてのイメージが強い篠原涼子さんも、そのデビューはアイドルグループの一員としてデビューします。1990年4月にアイドルグループ・東京パフォーマンスドールにてデビューします。お笑いなどのバラエティなども経験し、小室哲哉プロデュースの歌手として歌手デビューします。

シングル「恋しさと せつなさと 心強さと」は、200万を超える大ヒットになり、紅白歌合戦にも出場されています。そして、女優業にも進出し、経験を積み重ね今に至ります。夫は、俳優の市村正親さんになります。

江口洋介(斉木陣役)

江口洋介さんは、役者としてブレイクした作品は「湘南爆走族」という作品で、自分と同姓同名の江口洋介という主人公役でブレイクしています。その後、トレンディドラマに引っ張りだこになり、江口洋介さんのこの時期のトレードマークである長髪は若者の間で流行ります。

特にヒットしたのが、「ひとつ屋根の下」になります。このひとつ屋根の下は、最高視聴率も37%を超える大ヒット作品になり、フジテレビの歴代最高の視聴率を現在でも誇っています。江口洋介さんは、女優で歌手の森高千里さんと結婚しています。

椎名桔平(後藤国明役)

椎名桔平さんは、大学まではサッカー中心の生活をしており、役者を目指してからはトラック運転手などをしつつ下積み生活をしています。その後、ドラマ出演で転機となったのAge35恋しくてになります。この作品は、テーマソングであるシャ乱Qのいいわけも大ヒットし、社会的に人気ドラマになり、ここから椎名桔平さんは役者として有名になります。

向井地美音(佐藤美央役)

現在、AKB48グループで活動されている向井さんが、佐藤美央役で出演してます。向井さんは、学業に集中する為に子役を小学校5年の時に休業しています。その後、AKB48のオーディションを受けてAKB48に加入しています。

阿部サダヲ(小久保祐二役)

千葉県松戸市出身。劇団大人計画所属。阿部サダヲさんと言えば、フジテレビで放映された「マルモのおきて」で民放初主演を果たされ、そしてドラマも社会的ヒットしました。芦田愛菜ちゃんや、鈴木福君と共に大きな転換期をマルモのおきてという作品で迎えています。

濱田マリ(蓮見杏奈役)

濱田マリさんは、元々は女優ではなくミュージシャンです。関西での活動中に、「三宅裕司のいかすバンド天国」に出演もされています。その後、ミュージシャンから女優やナレーターの仕事に転向しています。

加藤雅也(三上薫役)

加藤さんは、俳優になる前はモデルとしての活動を中心に行っており、中でも「メンズノンノ」創刊号のファッションモデルに起用されているのが有名です。モデルとしての活動後、俳優の道へ進みハリウッド映画にも出演されている経験がある実力派俳優になります。

寺島進(山路哲夫役)

俳優活動の当初は映画を中心に活動していましたが、踊る大捜査線の「交渉人 真下正義」の木島丈一郎役で一躍有名になります。木島丈一郎役では、スピンオフ作品も制作され、「逃亡者 木島丈一郎」にて、主役を果たすまでに至っています。

アンフェア・the movieの真犯人は?結末をネタバレ!

アンフェアthe movie結末ネタバレ「テロリストの首謀者は後藤」

豊洲警察病院を襲撃し、籠城したテロリストの首謀者は過去にSAT隊・指揮官を務めていた後藤(椎名桔平)になります。後藤はかなり強引な男で、80億円と、長官の命を天秤にかけ取り引きを行います。しかし、警察本部は80億の要求を飲まず、後藤は長官を殺害します。その後、後藤はこの豊洲警察病院にある特殊な菌を使い、全都民を人質に取る行動を開始します。

これが使われると、約一週間ほどで都民の八割が死んでしまう恐るべき細菌兵器です。その後藤が、何故この事件を起こしたか?の理由は、後藤は警察内部の不正についての内部告発をしましたが、警察本部はそれを受け入れず、後藤は警察を去る事になります。この出来事から、後藤は警察の不正を正す行動に出たのです。

アンフェアthe movie結末ネタバレ「全ての黒幕は斉木だった」

テロリストの首謀者は後藤ですが、その裏で暗躍していたのは警察の斉木になります。斉木は、利用していた蓮見を使い、警察の機密文書データを全て回収します。そこに現れるのが、斉木なのです。そして、用済みの蓮見は斉木に口封じとして殺されてしまいます。

その後、テロリストの後藤も現れ、この2人は裏で繋がっていたのです。機密文書データの全てを手に入れた斉木は、もうテロリストの後藤にも用は無いのでこの場で殺してしまいます。

アンフェアthe movie結末ネタバレ「斉木が事件を起こした理由」

そして、豊洲警察病院テロリスト事件の全てが解決し、犯人グループの死亡で事件の幕は閉じます。雪平夏見は菌に感染したものの、解毒薬で回復した美央の無事を確かめ、安堵します。その後、雪平夏見は斉木に、娘の乗る車に爆弾を取り付けたのは警察組織の犯行と明かします。

そして、過去に警察の不正を正そうとしていた斉木の車に爆弾を仕掛けたのも警察組織と斉木は話します。斉木は過去に警察の不正を正す行為をしようとしていた過去があります。

アンフェアthe movie結末ネタバレ「斉木も警察庁の裏金について調べていた過去がある」

斉木が警察の裏金事件を追っていた結末は、斉木の婚約者が車に仕掛けられた爆弾により全身火傷という結末になります。警察上層部は、斉木を始末するつもりが婚約者を殺してしまうようになりますが、結果的には斉木を黙らせる事に成功しています。この後、斉木の婚約者は自殺してしまうのです。

アンフェアthe movie結末ネタバレ「斉木の最後」

斉木から豊洲警察病院テロリスト事件が起こった経緯の結末まで聞いた雪平夏見は、斉木にはテロリスト的な手段ではなく、警察の不正を正々堂々暴いて欲しいかったのでは?と言います。斉木のやり方は、悪い流れを作り出してしまうだけだと言う話に、斉木は雪平夏見に銃を突き出します。

しかし、見晴らしのいいビルの屋上にいる斉木はライフルで銃撃されて倒れます。驚いた雪平夏見は犯人を探しますが、どこに犯人がいるかもわかりません。そして、斉木は警察の機密文書データを雪平夏見に託し、アンフェアthe movieの結末となります。アンフェアthe movieの結末としては、続編映画のアンフェアthe answerに続く内容になっております。

アンフェア・the movieの主題歌の歌手は伊藤由奈

アンフェアthe movieの主題歌を担当されているのは、伊藤由奈さんになります。伊藤由奈さんは、ロサンゼルス生まれ、ハワイ出身になり、映画『NANA』の芹澤レイラ役で歌手としてデビューします。その曲、「ENDLESS STORY」は大ヒットになり、数々の音楽番組に出演されて様々な賞を獲得し、一躍スターダムにのし上がった歌手になります。

伊藤由奈さんが歌う、アンフェアthe movieの主題歌は「I'm Here」になります。この曲はとてもアンフェアの世界感とマッチしていながら、伊藤由奈さんらしさが出ている激しいダンサブルなナンバーになっています。I'm Hereという歌詞が、アンフェアとかけていて、アンフェアと聞こえるのもポイントになります。

主題歌・伊藤由奈「I'm Here」(STUDIOSEVEN Recordings)ちなみに、アンフェアthe movieの前日譚になる、アンフェアthe specialダブル・ミーニング―二重定義では、挿入歌として使われています。

アンフェアの小説とは?

アンフェアはテレビシリーズから、始まり劇場版が制作されましたが、アンフェアとは元々原作がありそれは小説になるのです。アンフェアの原作とは、秦建日子(はたたけひこ)さんによる「推理小説」という作品が原作になります。この第1作目が、アンフェアのテレビシリーズとして放映された原作です。秦建日子さんによると、このアンフェアの原作シリーズは、全10作品を予定しているようです。

推理小説の冒頭のネタバレとしては、新宿の公園で事件があり、その現場に「アンフェアなのは、誰か」と印刷された栞が見つかります。警察が捜査をしている矢先、犯人は「事件を防ぎたければ小説の続きを落札せよ」とメッセージを残し、出版社にその小説を送りつけたのです。ドラマ版は、推理小説ではなく、事件現場の栞に書かれた「アンフェア」という言葉をタイトルにしています。

アンフェアの小説を書いた作家

秦建日子(はたたけひこ)さんは、作家でもあり、映像監督でもあり、作詞も担当するマルチな才能を持つ人になります。小説家としてのデビューは、2004年のアンフェアの原作である推理小説でデビューします。作詞家としての活躍は、CHEMISTRYの「キミがいる」の作詞をされています。

映画監督の仕事としては、2016年に公開されたクハナ!で監督をしています。秦さんは小説家以外の事でも活躍されている多彩な人であります。

アンフェア・the movieは、「アンフェア the special コード・ブレーキング~暗号解読」の続編

アンフェアthe movieは、その前日譚となるアンフェア the special コード・ブレーキング~暗号解読という作品があります。この作品は、テレビドラマのスペシャルとして放映されています。

ここで劇場版に出てくる江口洋介さんが演じた斉木と、雪平夏見が関わり合い、劇場版へと突入していく前日譚となるのです。これを見ると、劇場版のアンフェアthe movieはより一層面白くなるので、是非アンフェア the special コード・ブレーキング~暗号解読の視聴もオススメします。

アンフェア・the movieについてまとめてみた

アンフェアthe movieとは、フジテレビ系列で2006年に放送されたアンフェアドラマシリーズの映画化作品になります。劇場版になり、アンフェアシリーズの枠が解き放たれたかのように更なる謎や、事件が雪平に襲い掛かり、誰が裏切り、誰が殺されるのか?という緊迫した展開はテレビシリーズを超えるものがあります。

アンフェアの劇場版には、第二作目のアンフェアthe answer。そして第三作目のアンフェアthe endの三部作が制作されています。この機会に、アンフェア三部作の原点である、アンフェアthe movieを視聴して、裏切りの連続でドキドキハラハラするアンフェアワールドに浸るのをオススメします。今回は、アンフェアthe movieの紹介でした。

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