ジョジョの実写版映画は打ち切りで続編はない？一作目のキャスト・評価や興行収入は？

実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」は、2017年8月4日に公開されました。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの第4部を描いた物語であり、主役の仗助役には山﨑賢人が抜擢されました。監督は三池崇史、脚本は江良至が手がけました。第一章公開から日が経ちますが続編が制作されるという発表はなく、制作は中止になったのではないかという噂もあります。

杜王町に引っ越してきた康一は、通学中に不良グループに絡まれます。絡まれている康一の隣を、同じクラスの仗助が通り過ぎようとしますが、不良グループから髪型を貶されたことに腹を立てます。スタンドを使って不良グループを撃退した仗助を見た康一は、彼に興味を持つようになります。そんなある日、仗助の元に血縁関係にある承太郎という男性が訪ねてきます。

実写映画「ジョジョ」の興行収入は、9億2000万円でした。人気俳優たちを起用したにも関わらず、10億を突破できなかったことは失敗だったのではないかといわれています。続編制作は打ち切り・中止になったか真相は不明ですが、もし中止になっていたとしたら、興行収入が原因なのではないかという声もあります。

実写映画「ジョジョ」で形兆は、終盤で吉良吉影のシアーハートアタックに殺されており、弓矢は消炭になったのか持ち去られたのか不明でした。さらに第4部の人気キャラクター・岸辺露伴の今後の登場を予想させるシーンもあり、多くの伏線を残しながら物語は幕を閉じています。続編制作が中止になったのか真相は定かではありませんが、続きを見たいと惜しむ声も多く上がっています。

続編の制作は中止になったという噂はありますが、実写映画「ジョジョ」の続編が制作されるという発表は、現段階ではありません。「ジョジョ」の実写映画化が公式発表されたのは、2016年６月であり、公開されたのは翌年の８月でした。このことから、公式発表された場合、その1年後に公開になると予想されます。

東方仗助は、「ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない」の主人公の高校生で、持っているスタンドはクレイジー・ダイヤモンドです。第2部「ジョジョ」の主人公・ジョセフの息子でもあります。天然なところもある穏やかな性格ですが、気に入っている髪型のことを馬鹿にされると怒ります。実写映画「ジョジョ」で東方仗助役を演じたキャストは、スターダストプロモーションに所属する山﨑賢人でした。

山﨑賢人は、東京都出身1994年9月7日生まれです。2010年7月から9月に放送されたオダギリジョー主演のドラマ「熱海の捜査官」で俳優として活動を開始しました。翌年には三木孝浩監督の映画「管制塔」にて初めて主役に抜擢されます。その後も演技力が評価され、第39回日本アカデミー賞新人俳優賞、第98回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞といった賞を受賞しています。

広瀬康一は、主人公・仗助の友人であり、スタンドの矢を受けたことによってスタンド能力に目覚めます。実写映画「ジョジョ」では、杜王町に引っ越してきたばかりという設定になっていました。世話係となった由花子からは、やや歪んだ愛情を向けられています。広瀬康一役を演じた俳優キャストは、神木隆之介でした。神木隆之介は、埼玉県出身1993年5月19日生まれです。

1995年に芸能界入りをし、2001年のジブリ映画「千と千尋の神隠し」で坊役を演じました。2005年8月16日に公開され興行収入20億円を記録した映画「妖怪大戦争」で主役の稲生タダシに抜擢され、演技力を評価され日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得しました。翌年には、ドラマ「探偵学園Q」の主役を演じます。2020年6月には自身のyoutubeチャンネルも立ち上げ、さらに活躍の場を広げています。

山岸由花子は、康一に一途な思いを寄せる美人の女子高生です。実写映画「ジョジョ」では、康一の世話係を務めていました。山岸由花子役を演じたキャストは、スターダストプロモーションに所属する小松菜奈でした。2014年10月11日に公開されたみきもと凜原作の恋愛映画「近キョリ恋愛」で枢木ゆに役、翌年の2015年10月3日に公開され興行収入17.6億円を記録した映画「バクマン。」亜豆美保役などで注目を集めます。

虹村形兆は、実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」で最後に対決したスタンド使いであり、億泰の兄でもあります。虹村形兆役を演じたのは、スターダストプロモーションに所属する岡田将生でした。岡田将生は、2007年7月28日に公開された映画「天然コケッコー」で主要キャラに抜擢され、スペシャルドラマ「フキデモノと妹」にて初めて主役を演じました。

虹村億泰は、形兆の弟であり、後に仗助たちの仲間に加わるスタンド使いです。使うスタンドは、右手で触った対象物を削り取るザ・ハンドです。虹村億泰役を演じたキャストは、トップコートに所属する新田真剣佑でした。上の句が興行収入16億3000万円、下の句が興行収入12億2000万円を記録した映画「ちはやふる」で綿谷新役を演じ演技力を評価され、第40回日本アカデミー賞の新人俳優賞を獲得しています。

東方朋子は、仗助の母親であり、警察官の良平の娘です。実写映画「ジョジョ」で東方朋子役を演じたキャストは、ライジングプロダクションに所属する観月ありさでした。観月ありさは、子役から活動しており、1991年11月16日に公開された映画「超少女REIKO」にて初めて映画の主役に抜擢されます。1992年のドラマ「放課後」で優等生のお嬢様の主人公・秋山あずさ役に抜擢され、注目を集めます。

東方良平は、仗助の祖父であり朋子の父親でもある警察官です。作中で、殺人鬼・片桐安十郎に殺害されます。東方良平役を演じたキャストは、國村隼でした。國村隼は、1981年7月4日に公開された井筒和幸監督の映画「ガキ帝国」にて初めて映画に出演します。その後、リドリー・スコット監督の映画「ブラック・レイン」でヤクザ役を演じ、注目を集めていきます。河瀬直美監督の映画「萌の朱雀」で映画初主演を果たしました。

片桐安十郎は、世間を騒がせている連続殺人犯であり、スタンド使いでもありました。片桐安十郎役を演じたキャストは、山田孝之でした。ミステリードラマ「サイコメトラーEIJI2」にて俳優として活動を開始します。矢口史靖原作の青春ドラマ「WATER BOYS」で主役の進藤勘九郎役、2005年6月4日に公開され興行収入37億円を記録した映画「電車男」の主人公役などで注目を集めます。

空条承太郎は、第3部「ジョジョ」の主人公であり、仗助の甥にあたる人物です。空条承太郎役を演じた俳優キャストは、伊勢谷友介でした。伊勢谷友介は、是枝裕和監督の映画「ワンダフルライフ」で初めて映画に出演しました。興行収入11億円を記録した2011年版の実写映画「あしたのジョー」で主人公・矢吹丈のライバル・力石徹役を演じ、注目を集めます。

実写映画「ジョジョ」がひどいと評価されている理由に、ミスキャストだったというものがありました。一方で、原作キャラクターに完璧に寄せるのは難しいから仕方がないという声もあります。

ひどいと評価される理由2つめに紹介するのは、第4部から実写映画化したことです。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで一番人気があるのは、ジョースター家の宿敵・DIOとの戦いを描いた第3部といわれています。しかし、4部が実写映画かされました。

「ジョジョ」4部は、日本を舞台とした作品です。登場キャラクターも主に日本人であるからという理由から、4部が取り上げられたといいます。しかし、第3部を実写映画化すべきだったという声も原作ファンの間であがりました。

ひどいと評価される理由3つめは、原作未読者に配慮が足りないというものでした。原作を知らずに映画を見た人には、スタンドという存在や世界観を理解するのが難しいのではないかという評価もあります。

第4部の主人公・仗助は、第2部の主人公・ジョセフの隠し子でした。それを、第3部の主人公・承太郎が知らせにやってきます。血縁関係やキャラクター同士の関係性も、視聴者を置き去りにしているように見えるといった感想も見られました。

ひどいと評価される理由4つめは、セリフを原作通りに喋りすぎているというものでした。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、名言がたくさん登場することでも知られています。少し変わった名言もあり、実写映画ではこうしたセリフも再現されていました。しかし、原作通りにセリフを喋りすぎていて、実写映画にしてしまうとひどい違和感があるといった感想・評価もありました。

ひどいと評価される理由5つめは、ジョジョ立ちの不足です。「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズは、キャラクターたちが個性的な立ち姿で描かれることが多くあります。これは、ジョジョ立ちと呼ばれています。しかし、実写映画「ジョジョ」では、「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの魅力の一つでもあるジョジョ立ちが登場しません。ひどいという感想の中には、このことを不満に感じたという物も多くありました。

ひどいと評価される理由6つめは、人気キャラ・重要なキャラが登場しないという物です。実写映画には、「ジョジョ」第4部の人気キャラクターである岸辺露伴が登場しません。岸辺露伴は、杜王町在住の売れっ子漫画家であり、スタンド使いでもあります。岸辺露伴を登場せず、続編も打ち切り・中止の噂が広がっており、残念がる原作ファンも多くいました。

原作「ジョジョ」で康一は、物語開始時からすでに杜王町に住んでいました。実写映画「ジョジョ」ではこの設定が異なり、仗助のクラスに転校してきたばかりということになっていました。

由花子は、康一のことを盲目的に慕う美少女です。原作での由花子の登場はだいぶ後になりますが、実写映画「ジョジョ」では序盤に登場し、転校してきた康一の世話係を担当していました。康一に少し行き過ぎなほどの好意を抱いているということは変わりませんでした。

仗助の祖父である良平は、杜王町の警察官であり、連続殺人犯・片桐安十郎に殺害されてしまいます。実写映画「ジョジョ」では、良平が街の人々のことを思って勤務している様子がうかがえるシーンの他、葬式のシーンも登場し、彼の人物像が原作よりも詳細に描写されていました。

承太郎は、3部の主人公であり、2部の主人公・ジョセフの孫にあたる人物です。仗助は、ジョセフの隠し子であり、承太郎はそのことを報告しに杜王町へとやってきたのでした。根は優しい承太郎ですが、口が悪いことで知られています。しかし、実写映画「ジョジョ」ではこの口の悪さがマイルドになっていました。

実写映画「ジョジョ」で形兆と戦った後、シアーハートアタックが窓を突き破って登場し、億泰に襲いかかります。形兆は、億泰を庇ってシアーハートアタックの爆破によって殺されてしまいます。爆破後、近くにあった弓矢は見当たらず、爆破によって消炭になったのか、持ち去られたのかは不明でした。一方、原作で形兆を殺して弓と矢を奪い去ったのは、同じくスタンド使いの音石明でした。

「ジョジョ」第4部の人気キャラクターである岸辺露伴のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」の実写ドラマ化が公式発表されました。岸辺露伴役は、高橋一生が演じるといいます。打ち切り・中止になったかに思われた実写映画「ジョジョ」の続編制作もあるかもしれないと予想するファンも多くいます。

実写映画「ジョジョ」で、スタンドはCGで描かれています。スタンドのバトルシーンは再現度が高く迫力があるといった感想・評価、かっこよかったという感想・評価が多くありました。

仗助は特徴的なリーゼントであり、承太郎は帽子と髪が一体化したようなデザインです。「ジョジョ」の登場キャラクターたちの髪型や服装などが再現度が高かったといった感想・評価も多くあります。

岸辺露伴のスピンオフ作品「岸辺露伴は動かない」の実写ドラマ化の制作・放送が発表されました。しかし、実写映画「ジョジョ」は打ち切り・中止になったのではないかという噂があり、続編制作の発表はされていません。続編を楽しみに待っているという声も多くありました。

実写映画「ジョジョ」の続編打ち切り・中止の噂の真相、実写映画の興行収入、出演キャスト、ひどいと評価されている理由、その他の視聴者の評価・感想などを紹介してきました。中止になったという噂が広がる中、続編制作を楽しみにする声も多くありました。