【Netflix映画】デンジャラス・ライのあらすじと感想ネタバレ！遺産相続がテーマ？

「デンジャラス・ライ」は、2020年4月にNetflixで配信されたマイケル・M・スコット監督の映画です。主役のケイティ・フランクリン役のキャストには、「シュガーベイビー」や「パーフェクト・デート」などに出演し演技力の高さを評価されているカミラ・メンデスが抜擢されました。

Netflixで配信されている映画「デンジャラス・ライ」の監督は、マイケル・M・スコットです。マイケル・M・スコットが監督を務めた映画に、2009年の映画「Mrs. Miracle」、2012年11月に公開された映画「Hitched for the Holidays」、2012年に公開された映画「Kiss at Pine Lake」などがあります。

主人公のケイティはレストランで働いており、大学院生のアダムという夫がいました。休憩時間、客としてきていたアダムと車で過ごし、一緒に店に戻るとそこには強盗がいました。アダムは、ケイティに隠れているよう指示し、1人で強盗に立ち向かいます。強盗の1人だったチャーリー・スターリーはこの時アダムに殴られ死亡し、もう1人の強盗レイモンド・ガスキンは病院送りになりました。

店は営業休止となり、ケイティは大富豪の孤独な老人・レナードの介護の仕事に転職しました。身の回りの世話や家事、話し相手をしてくれるケイティを、レナードは友達だと評していました。ケイティの夫・アダムは大学院を中退し就職活動をしていましたが、高望みしすぎていたこともあり、職にありつけずにいました。学生ローン、保険料、その他生活費など2人は出費に追われる生活を送っており、すぐにでもお金が必要でした。

レナードは、日々奇妙な足音がすることに悩まされていました。ある夜、再び足音を聞き、バッドを持って警戒しながら足音の主を探しに外へ出ました。そこには、アダムと喧嘩をして家を飛び出してきたケイティの姿がありました。レナードはケイティを家にあげ、お金に困っているという悩みを聞き支援を申し出ます。しかし、ケイティは申し訳ないと感想をいい、レナードの支援を断りました。

後日、ケイティの紹介で、アダムはレナードの家の庭師の仕事をすることになります。そんな中、不動産会社のミッキー・ヘイデンがレナードの屋敷を訪ねてきました。ミッキーは、大家族の依頼主がレナードの屋敷を気に入ったから売って欲しいというのです。対応したケイティは、レナードは屋敷を手放す気はないと感想をいって追い返します。レナードの屋敷を諦めきれないミッキーは、ケイティたちの後をつけるようになりました。

ある日、レナードは7000ドルの小切手をケイティに渡します。0が一つ多いとして、小切手を書き直してもらおうとします。しかし、支払い期限が迫っていたため、後日差額を返すことにして、そのまま使わせてもらうことにしました。

ケイティは、いつものように朝食と薬をレナードに持っていきます。レナードは、そばでレコードをかけ、椅子の上に座った状態で亡くなっていました。ケイティとアダムは、警察にレナードが亡くなったことを知らせ、事情聴取を受けることになります。

ケイティは、事情聴取をしたチェスラー刑事に、レナードは火葬して遺灰は庭に撒くことを希望していたと伝えます。その後、再び仕事を失ったケイティは、人材派遣に登録し直すことにしました。しかし、レナードの死と関係ある可能性が少しでもある場合はしばらく紹介できないと言われてしまいます。一方、アダムは金庫のお金をあさりにレナードの家に侵入していました。

人の気配がしたため、一階に降りるとそこには窓ガラスが割られた跡がありました。アダムは何者かから後頭部を殴られ、気絶させられてしまいます。その後、ケイティの電話で目を覚まし、彼女もレナードの屋敷へやってきます。アダムも面接に落ち、ケイティもしばらく仕事を紹介してもらえない状況でした。2人は、レナードの金庫から大金を無断で持ち出します。

後日、チェスラー刑事は2人を呼び出し、遺書がないから火葬の費用を誰が負担するのか問題だと話します。ケイティは、火葬の費用は自分たちで出すと返します。チェスラー刑事は、意味深な視線を2人に向けました。レナードの葬式に参加するケイティとアダムの元に、弁護士のジュリアがやってきます。彼女が持ってきたレナードの遺言書には、全ての財産をケイティに相続すると記されていました。

レナードの遺産が入ったことで、2人は今まで住んでいた家を離れ、レナードの屋敷に引っ越すことを決めました。そんな中、アダムの携帯に警察から、過去のレストラン強盗事件について再び事情聴取をしたいと連絡が入ります。しかし、受付に聞いてもそんな連絡はしていないと言われます。病院に入院していたレストラン強盗のレイモンド・ガスキンは、独房で刺されて亡くなっていました。

レナードの屋敷にいたケイティの元に、不動産屋のミッキーがやってきます。ケイティは自分が屋敷を相続して手放す気はないと伝えますが、ミッキーは諦めた様子がありませんでした。引越しの準備を進める中、チェスラー刑事が訪ねてきて、レストラン強盗事件のことや、遺産相続の件など色々聞いてきます。その後もチェスラー刑事は、ケイティとアダムが怪しいという感想を持ち、近辺を調べていました。

一方、アダムは誰かに尾行されていることをケイティに話します。ケイティも自分が1人でレナードの家にいる時、ミッキーが訪ねてきたことを報告しました。2人は、ミッキーを警戒する感想を持つようになります。

ここから、結末までのネタバレになります。ある日、ケイティはレイモンドの屋敷の近くで隠れ家を発見しました。床には、レナードが過去に雇っていた行方不明の庭師・イーサンの換金されていない小切手が落ちていました。屋根を調べると、そこには遺体と大量のダイヤモンドが発見されます。アダムとケイティは、イーサンがダイヤモンド強盗をして、レナードの家に庭師として転がり込んだと推理します。

警察に電話をしようとするケイティを、アダムは頑なに止めます。さらに彼はダイヤモンドを着服し、イーサンの遺体を遺棄しました。夜中、アダムとケイティが住むレナードの屋敷に、ケイティが働いていた派遣会社の社長・カルバーンが侵入してきます。カルバーンは、階段から足を踏み外して事故死しました。警察に通報し、チェスラー刑事もやってきます。チェスラー刑事は、ケイティに本当のことを話して欲しいといいます。

レナードの遺言書が見つかったのは、火葬された後でした。そのため、彼が自然死なのか他殺なのか調べようもありません。チェスラー刑事は、ケイティは潔白だと信じているが、アダムのことは疑っていると打ち明けます。レストラン強盗事件の犯人の1人だったレイモンド・ガスキンは、アダムが過去に通っていた大学で清掃の仕事をしていました。チェスラー刑事は、もし何かあったらアダムではなく自分を頼るよう念を押します。

ケイティは、弁護士のジュリアにチェスラー刑事がアダムを疑っていることを相談します。ケイティ自身も大金を手に入れてからのアダムの行動に疑念を抱いており、どちらを信用していいか混乱していました。ジュリアは、立件が決まればレナードの屋敷は家宅捜索されるだろうが、何か見つかって困るものはないかと聞きます。ケイティは、アダムのことも助けるという約束の元、ジュリアに全てを打ち明けることにしました。

ケイティはジュリアを連れ、レナードの屋敷から持ち出した10万ドルを預けている銀行へといきます。しかし、金庫の中は空だったため、アダムが持っていったのだろうと予想しました。車庫の上からダイヤモンドもアダムが持っています。ジュリアは、このままアダムは逃亡して、ケイティに全ての罪をなすりつけるつもりだろうと感想をいいます。

自分はチェスラー刑事が令状をとるのを引き止めるから、アダムを家に連れ戻したら連絡して欲しいと言い残して去っていきます。家に戻ったケイティは、急いで荷造りするアダムに会います。アダムは、怪しいと睨んでいたいミッキーについて調べていました。彼の正体は不動産屋ではなく、宝石強盗でした。過去に盗んだ総額300万ドルのダイヤモンドは、今もどこにあるかわからないと感想をいいます。

アダムは、着替えてくるから荷造りするようケイティに指示します。ケイティは、電話でジュリアにアダムは自分を裏切ろうとしていたわけじゃなかったと報告します。そこへ、ダイヤモンドを探しにきたミッキーが銃を持って屋敷に侵入し、ケイティを人質にとります。銃撃の末、アダムとミッキーは命を落としました。アダムの亡骸の前で泣くケイティの元へ、電話で知らせを受けたジュリアが駆けつけます。

ジュリアはミッキーの仲間であり、供託してレナードを殺害していました。ミッキーのそばに落ちていた銃を拾い、ダイヤモンドの隠し場所を教えるようケイティに迫ります。一方、警察はゴミ箱に遺棄された遺体を発見していました。遺品の中に入っていたクリーニングの領収書に書かれた住所は、レナードの屋敷の住所と一致していました。

チェスラー刑事はレナードの屋敷に駆けつけ、ジュリアを射殺し、人質に取られていたケイティを助けます。4ヵ月後、庭仕事をするケイティの元に、チェスラー刑事がやってきます。ケイティは、アダムの子供を妊娠していました。チェスラー刑事は、罪に問われるのはジュリアとミッキーだけで、アダムの潔白は証明されたと報告します。しかし、いくら屋敷を調べても行方不明のダイヤモンドは見つからないといいます。

アダムは死ぬ間際、ケイティにダイヤモンドは庭に隠したと知らせていました。実際、ダイヤモンドはレナードが生まれた時に植えたという思い出の木の根元にありました。しかし、ケイティは隠し場所は自分も知らされていないと嘘をつくのでした。「デンジャラス・ライ」結末までのあらすじネタバレでした。

「デンジャラス・ライ」の主人公であるケイティ・フランクリン役を演じたキャストは、歌手としても評価されているカミラ・メンデスでした。1994年6月29日生まれ、アメリカ合衆国バージニア州シャーロッツビル出身、ニューヨーク大学芸術学部を卒業しています。

キャストのカミラ・メンデスが出演した代表的な出演作に、2017年1月から放送されているアメリカの人気ミステリードラマ「リバーデイル」ベロニカ・ロッジ役、2019年4月にNetflixで配信されたクリス・ネルソン監督の映画「パーフェクト・デート」シェルビー・ペース役、カーリー・アン・ストーン監督の2018年の映画「シュガーベイビー」モーガン・クルーズ役などがあります。

「デンジャラス・ライ」アダム・ケットナー役を演じたキャストは、ジェシー・T・アッシャーでした。1992年2月29日生まれ、アメリカ・メリーランド州出身です。2011年から2012年に放送された「Level Up」という人気ドラマに出演し演技力が評価され、一躍知名度をあげます。

キャストのジェシー・T・アッシャーの代表的な出演作に、2014年8月にアメリカで公開されたトーマス・カーター監督のスポーツ映画「コーチ・ラドスール無敵と呼ばれた男」タイション・レイニア役、2016年に公開されたローランド・エメリッヒ監督の映画「インデペンデンス・デイ：リサージェンス」ディラン・ヒラー大尉役などがあります。

「デンジャラス・ライ」ジュリア・バイロン＝キム役を演じたキャストは、ジェイミー・チャンでした。1983年4月10日生まれ、カリフォルニア州サンフランシスコ出身、カリフォルニア大学リバーサイド校経済学部を卒業しています。夫は、アメリカの俳優であるブライアン・グリーンバーグです。

ジェイミー・チャンの主な出演作に、2007年7月にアメリカで公開されたデニス・デューガン監督の映画「チャックとラリーおかしな偽装結婚!?」フーターズガール役、2010年6月に公開されたコメディ映画「アダルトボーイズ青春白書」アンバー・ヒリアード役、2011年に公開されたザック・スナイダー監督の映画「エンジェル ウォーズ」アンバー役、2014年に公開された映画「君が生きた証」リサ・マーティン役などがあります。

「デンジャラス・ライ」ミッキー・ヘイデン役を演じたキャストは、キャム・ギガンデットでした。1982年8月16日生まれ、アメリカ合衆国ワシントン州出身です。妻は女優のドミニク・ガイセンドーフです。

キャストのカム・ジガンデイの代表的な出演作に、アメリカの人気ドラマ「The O.C.」ヴォルチェック役、2008年に公開されたキャサリン・ハードウィック監督の映画「トワイライト〜初恋〜」、2008年3月に公開されたジェフ・ワドロウ監督の映画「ネバー・バックダウン」ライアン役、2010年9月に公開されたウィル・グラック監督の映画「小悪魔はなぜモテる?!」、2011年に公開された映画「プリースト」などがあります。

「デンジャラス・ライ」チェスラー刑事役は、サッシャ・アレクサンダーでした。1973年5月17日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス出身、義母は女優のソフィア・ローレンです。

キャストのサッシャ・アレクサンダーの主な出演作に、1999年に公開されたマイケル・ポーリッシュ監督の映画「ツイン・フォールズ・アイダホ」ミス・アメリカ役、2006年に公開されたJ・J・エイブラムス監督の映画「M:i:III」メリッサ・ミード役、2009年に公開されたケン・クワピス監督の映画「そんな彼なら捨てちゃえば?」キャサリン役、ブランドン・キャンプ監督の映画「わすれた恋のはじめかた」ジェシカ役などがあります。

「デンジャラス・ライ」とは、危険な嘘という意味になります。ケイティは、4ヵ月という短い期間、天涯孤独な大金持ちの老人・レナードの世話をする仕事をしました。2人は友情を築いていきますが、レナードは突然亡くなりました。その後、財産を全てケイティに譲るという遺言書が見つかりました。

思わぬ大金を手に入れたことで、夫のアダムは人が変わったかのようにがめつくなり、終盤は財産を守るため死体遺棄にまで手を染めました。遺言書が見つかる前、善良に見えたケイティもアダムに説得されるがままレナードの金庫から現金を持ち出しています。「デンジャラス・ライ」はサスペンスストーリーですが、大金がからむと現れる人の本性や、平気で嘘をつくようになる醜さなども同時に描かれています。

「デンジャラス・ライ」のケイティは人材派遣会社に登録し、紹介された大金持ちのレナードの面倒をみる仕事をします。一方でプライドの高い夫のアダムは、仕事探しに難航し無職という状態でした。2人も日々の支払いに追われ、心に余裕のない状態でした。ケイティはアダムをレナードに紹介し、庭仕事をさせてもらうことになります。

亡くなったレナードは家族も親戚もいない天涯孤独な老人であり、全ての遺産を仕事とはいえ面倒を見てくれたケイティに残します。誰もが憧れる棚からぼたもち展開ですが、幸せばかりが続くはずもなく、2人は間も無く不運に見舞われます。幸運と不運、両方が描かれた激動の展開も評価されています。

ケイティは、物語序盤ではレストランで働いていました。そこへ強盗が現れ、客としてきていた夫のアダムが撃退します。1人はその際に亡くなり、もう1人は病院送りにあった後、牢屋で刺殺されました。実際、この強盗事件はレナードの事件とは何ら関わりはないのですが、何かあると思わせる作り込まれた情報や見せ方も評価されています。

ケイティは、人材派遣会社で紹介された資産家レナードの身の回りの世話をする仕事をします。レナードには家族や親戚がおらず、天涯孤独な老人でした。ケイティは彼の良き話し相手となり、友情も育んでいきました。そんな中、レナードが突然亡くなり、火葬された後にケイティに全ての遺産を残すという遺言書が見つかります。

就業してわずか4ヵ月であり、火葬され遺体を調べようがない時に遺言書が見つかるなど、都合が良すぎる展開に警察は当然ケイティに疑いの目を向けます。家を売って欲しいとしつこく要求してくる不動産屋、序盤の強盗事件、大金を手にしてから変貌していく夫・アダムなど、伏線と思われるものや怪しい人物も多数登場します。謎解きも面白いと評価されています。

Netflixで配信されている映画「デンジャラス・ライ」は、あらすじネタバレで紹介した通り、終盤でようやく全ての謎がとけ、犯人がわかるという怒涛の展開になります。終盤で一気に謎が解ける展開が気持ちよかったといった「デンジャラス・ライ」視聴者の感想・評価もありました。

Netflixで配信されている映画「デンジャラス・ライ」の主人公・ケイティは、あらすじネタバレで紹介した通り、人材派遣会社で紹介された資産家レナードの世話をする仕事につきます。2人は友情を築いていき、レナードは遺産を全てケイティに残します。莫大な遺産を手にしたケイティでしたが、その後不運が続いて行きます。それぞれの思惑や嘘が交差する奇想天外な展開にドキドキしたといった感想・評価もありました。

Netflixで配信されている映画「デンジャラス・ライ」の主人公・ケイティ役を演じたキャストは、「リバーデイル」や「パーフェクト・デート」に出演したことでも知られるカミラ・メンデスでした。キャストのカミラ・メンデスを評価する「デンジャラス・ライ」視聴者の感想・評価も多くありました。

2020年4月からNetflixで配信されている「デンジャラス・ライ」のネタバレあらすじ、「デンジャラス・ライ」のキャスト、視聴者の感想・評価などを紹介してきました。先の読めない展開を評価する感想、キャストの演技を評価する感想、登場人物の心理描写を評価する感想が多くありました。