呪怨 黒い少女のネタバレあらすじと登場人物!呪怨シリーズのスピンオフ作品

『呪怨 黒い少女』は人気呪怨シリーズの一つで2009年に公開されたホラー映画です。『呪怨 白い老女』という映画と同時公開されました。『呪怨 黒い少女』はオムニバス形式で物語が進み、それぞれの時系列で登場人物が何をしていたのか知ることで物語の全貌が明らかになります。ここでは『呪怨 黒い少女』のあらすじのネタバレを紹介します。またラストはどうなるのか結末のネタバレや感想、キャストなどをまとめています。

呪怨 黒い少女のネタバレあらすじと登場人物!呪怨シリーズのスピンオフ作品のイメージ

目次

  1. 呪怨 黒い少女とは呪怨シリーズのスピンオフ作品
  2. 呪怨 黒い少女のあらすじネタバレ
  3. 呪怨 黒い少女の結末ネタバレ
  4. 呪怨 黒い少女のキャストと登場人物一覧
  5. 呪怨 黒い少女に関する感想や評価
  6. 呪怨 黒い少女のネタバレまとめ

呪怨 黒い少女とは呪怨シリーズのスピンオフ作品

呪怨 黒い少女の概要

『呪怨 黒い少女』とは2009年6月27日に公開されたホラー映画で、キャッチコピーは「怨みつづけて、10周年。」です。『呪怨 白い老女』と同時公開されました。『呪怨』シリーズのスピンオフで60分の短編映画となっています。映画の出演キャストには加護亜依や瀬戸康史などが起用されています。

呪怨 黒い少女の映画監督

映画『呪怨 黒い少女』の監督を務めるのは安里麻里です。安里麻里は映画監督・脚本家で数々のホラー映画を手掛けています。これまでに『リアル鬼ごっこ(3・4・5)』『劇場版 零 ゼロ』『アンダー・ユア・ヘッド』などの監督・脚本を務めています。

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呪怨 黒い少女のあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①徹也に迫る黒い手

『呪怨 黒い少女』は徹也が隣に住む裕子の様子がおかしいと疑うシーンから始まります。ここでは『呪怨 黒い少女』の冒頭のあらすじのネタバレをまとめます。徹也は階段で裕子とすれ違い、挨拶をしますが無視されてしまいます。そのまま部屋に戻ると裕子のあえぎ声が聞こえてきました。美人な裕子のことを狙っていた徹也は、裕子に相手がいたのかと落胆して壁ドンをしました。

すると隣から突然大きい衝突音が何度も聞こえてきます。恐ろしくなった徹也は翌日友人に相談し、バイトに行っている間に留守を頼みました。徹也が部屋を出ると、裕子の部屋の扉が開きっぱなしになっていました。様子を見ると裕子が放心状態で立っていたので、心配になり名前を呼びます。すると裕子は意識が戻ったようにハッとして徹也を見ました。その瞬間徹也は裕子の部屋に引きずり込まれてしまいました。

あらすじネタバレ②看護師の裕子

徹也の隣の部屋に住む裕子とは一体何者なのか、ここでは裕子がおかしくなった理由が明らかになったシーンのあらすじのネタバレをまとめます。裕子は病院で看護師をしており、芙季絵という女の子を担当していました。芙季絵は人懐っこく、いつもシーツをかぶって裕子を脅かしていました。しかしある時寝ている芙季絵の腹部に何かがあると感じてシーツをめくると、裕子は驚愕した様子で別の看護師を呼びました。

駆けつけた別の看護師が再びシーツをめくりますが、そこには何もありませんでした。それから裕子は芙季絵が異常だと気付き、担当を外れたいと思いました。しかし周りから理解してもらえず、やがて裕子も次第におかしくなってしまうのでした。

あらすじネタバレ③夜道を歩く綾乃

芙季絵の周りだけでなく、呪いは直接関係していない人物にまで影響をもたらします。ここでは綾乃が登場するシーンのあらすじのネタバレをまとめます。綾乃は横田が経営する会社で働いていました。横田とタクシーに乗っていましたが、綾乃は横田がセクハラしてくるので家までの道が入り組んでいるからと理由をつけて降りました。

綾乃はタクシーが去っていったのを見て文句を言い、家に帰ろうとします。しかし家に帰る途中で奇妙な唸り声を発する少女と出会ってしまいます。

あらすじネタバレ④小学生の芙季絵

男の子が学校から帰ろうとしていると、様子がおかしい女の子が窓にへばりついてその直後に倒れてしまいます。男の子が急いで駆けつけると女の子はもがいていました。女の子を保護した保健の先生は、連絡を受けて駆けつけた母に貧血で倒れたと説明しました。二人が帰宅すると父が帰ってきていました。父は綾乃にセクハラをしていた横田です。芙季絵の父と母は仲が悪く、すぐに言い合いになってしまいます。

すると芙季絵は突然奇妙な声で叫び、唸り声を上げて倒れました。父が駆け寄ると芙季絵はとてつもない握力で父の腕を掴み、「お前はこの手で女を殺す」と言いました。様子がおかしい芙季絵は検査入院しましたが、精神的な問題だと診断されてカウンセラーと話すことになりました。しかしカウンセラーと話していると芙季絵は再び様子がおかしくなり、失神してしまいました。

あらすじネタバレ⑤綾乃の死体

綾乃はタクシーを降りたあの日の翌日から会社を無断欠勤していました。そこで社長の横田が様子を見に綾乃の家に行きます。ここでは綾乃に何があったのか、あらすじのネタバレをまとめています。横田は綾乃の様子がおかしいことに気づきます。綾乃は横田を押し倒して首を締め、「お前はこの手で女を殺す」と言いました。綾乃は芙季絵と同じ事を言ったのです。

横田は必死に抵抗しますが、いつの間にか気を失っていました。朝目が覚めると、自分のベルトが布団の間から出ていました。横田がそのベルトを引っ張ると、ベルトは綾乃の首を締めており綾乃は死んでいました。恐ろしくなった横田は綾乃の死体を車で運び、森に埋めようとします。しかし埋めたはずなのに何度も綾乃の死体は地中から出てきます。そして死んだはずの綾乃は芙季絵と同じうめき声をあげました。

あらすじネタバレ⑥真理子

芙季絵がおかしくなったり、周囲で奇妙なことが起こるようになったのには理由がありました。ここではその謎と霊媒師真理子についてあらすじのネタバレをまとめます。芙季絵の母は再検査の結果を医師から聞いていました。再検査では芙季絵の子宮に嚢腫があることが判明します。元々芙季絵は双子として生まれるはずでしたが、成長していくうちにもう片方の子供は芙季絵に吸収されました。

吸収された双子の片割れは芙季絵の中で育っていたのです。芙季絵の母は、生まれてくることができなかったもうひとりの子供が怨みを抱いているのだと思います。そして霊媒師をしている妹を頼ることにしました。霊媒師の妹・真理子は姉の依頼で芙季絵の入院している病院に向かいます。しかし芙季絵の担当看護師である裕子とすれ違った時にただならぬものを感じ取り、また後日改めて除霊をすると言って帰ってしまいました。

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呪怨 黒い少女の結末ネタバレ

結末ネタバレ①除霊

真理子は3日後に除霊すると約束して自宅に被害が及ばないように念入りに準備をしました。ここでは除霊シーンのネタバレをまとめています。約束の3日後に真理子は再び病院を訪れます。除霊を開始すると、芙季絵の子宮あたりに顔が浮かび上がってきました。真理子のお経によってその顔は苦痛で歪ませ、一滴の血が垂れるとその顔はなくなりました。

真理子はもう大丈夫だと言いました。芙季絵の腹部の異常もなくなり、いつもの日常が戻ったかに思えました。しかし芙季絵の中にいた霊は祓うことができていませんでした。その日の夜、まだ入院していたはずの芙季絵は真理子の家を訪れます。芙季絵を見た真理子は、子宮にいる吸収された子供の霊ではなく芙季絵自身を祓ってしまったことに気づきました

結末ネタバレ②飛び降り自殺

体を乗っ取られてしまった芙季絵ですが、その後どうなってしまうのかここでは結末のネタバレをまとめています。除霊に失敗してしまった真理子は体を乗っ取られてしまった芙季絵から殺されてしまいます。真理子は自分の子に逃げるように言いましたが、その後一家惨殺事件として報道されていたのでおそらく家族全員殺されています。

そして芙季絵の母はもう体の中に芙季絵がいないことを分かっていました。この呪いを終わらせて芙季絵を楽にさせてあげようと考えた母は、車椅子で芙季絵の体を屋上まで運びます。そして屋上から芙季絵と共に飛び降り自殺をしてしまいました。

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呪怨 黒い少女のキャストと登場人物一覧

裕子役/加護亜依

裕子は芙季絵の担当看護師をしていた人物です。裕子の結末をネタバレすると、最後は明確に描かれませんでしたがおそらく死亡したと考えられています。映画『呪怨 黒い少女』で裕子役を演じたキャストは加護亜依です。加護亜依とは1988年2月7日生まれの歌手・女優です。元『モーニング娘。』に所属していたアイドルでした。

加護亜依の出演作品には『カンフーシェフ』のシェン・イン役、『華鬼 三部作 響×桃子編』の土佐塚桃子役、『肉食系女子。』の大神狩子役などがあります。

徹也役/瀬戸康史

徹也は裕子に想いを寄せている青年です。徹也の結末をネタバレすると、最後は壁に頭を打ち付けられて死亡してしまいました。映画『呪怨 黒い少女』で徹也役を演じたキャストは瀬戸康史です。瀬戸康史は1988年5月18日生まれの俳優です。妹は女優の瀬戸さおり、妻は女優の山本美月です。瀬戸康史の出演作品には『仮面ライダーキバ』の紅渡役や『恋空』の桜井弘樹役などがあります。

真理子役/中村ゆり

真理子は芙季絵のおばで霊媒師です。真理子の結末をネタバレすると、除霊に失敗して体を奪われた芙季絵に殺されて死亡してしまいます。映画『呪怨 黒い少女』で真理子役を演じたキャストは中村ゆりです。中村ゆりは1982年3月15日生まれの女優です。元YURIMARIのメンバーでした。中村ゆりの出演作品には『天国からのラブレター』の本村弥生役や『ディアーディアー』の顕子役などがあります。

季和子役/高樹マリア

季和子は芙季絵の母です。季和子の結末をネタバレすると最後は娘が戻らなかったこと悟って自ら命を落としました。映画『呪怨 黒い少女』で季和子役を演じたキャストは高樹マリアです。高樹マリアの出演作品には『土曜ワイド劇場 温泉(秘)大作戦』の森田梢役や『神の舌を持つ男』の鎌田礼子役などがあります。

芙季絵役/松本花奈

芙季絵は検査のため入院していた女の子です。芙季絵の結末をネタバレすると、最後は真理子に除霊されてしまいました。『呪怨 黒い少女』で芙季絵役を演じたキャストは松本花奈です。松本花奈は1998年1月24日生まれの元子役・映画監督です。松本花奈の出演作品には『鈴木先生』の入江沙季役や『東京が戦場になった日』の中西明子役などがあります。

綾乃役/中園友乃

綾乃は横田の部下です。綾乃の結末をネタバレすると、死亡シーンは描かれなかったものの霊に操られたまま横田によって殺されたと考えられています。映画『呪怨 黒い少女』で綾乃役を演じたキャストは中園友乃です。中園友乃は1985年2月6日生まれの女優です。中園友乃の出演作品には『今夜ひとりのベッドで』の滑川純子役や『相棒5』の井沢美亜役などがあります。

むつみ役/次原かな

むつみは徹也の友人です。むつみの結末をネタバレすると、徹也の代わりに部屋で留守をしていましたが隣の部屋の異常を察知した後どうなったかは不明です。映画『呪怨 黒い少女』でむつみ役を演じたキャストは次原かなです。次原かなは1984年8月25日生まれのグラビアアイドルです。次原かなの出演作品には、『すんドめ』の京子役、『心霊探偵八雲』の佐々木美樹役などがあります。

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呪怨 黒い少女に関する感想や評価

『呪怨 黒い少女』の感想・評価では派手な演出はないものの、芙季絵の周りで普通に暮らしている人達が呪われていくところが怖いといわれています。同時期に公開された『呪怨 白い老女』よりは怖くなかったという感想もあり、評価は星5中2から3で評価している方がたくさんいました。

『呪怨 黒い少女』の感想では『呪怨 白い老女』よりも怖かったという感想もありました。2作品とも怖さのアプローチの仕方が違うので、どこで怖いと思うかによって評価が分かれるようです。『呪怨 黒い少女』では特に音の演出に恐怖心を持ったという方が多いようです。感想には、芙季絵が出す叫び声や唸り声が人間のものとは思えず怖かったという感想もあります。

『呪怨 黒い少女』の感想では、全体的に怖くなかったという感想がたくさんありました。視聴者を脅かすような演出がほとんどないので、びっくりして絶叫するようなホラー映画が苦手だという方でも楽しめる作品です。

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呪怨 黒い少女のネタバレまとめ

映画『呪怨 黒い少女』のネタバレをまとめると、芙季絵の中に吸収された子供が産まれてくることができなかったことを怨み、霊となって人々を襲っていました。登場人物のほとんどが死亡してしまい、母と共に芙季絵が自殺したことで本当にこの事が解決したのか、明確には分かっていません。主要キャストには加護亜依や瀬戸康史など魅力的な俳優が揃っていました。SNSではそこまで怖いという感想はなかったので、ホラー系が苦手な方もぜひ『呪怨 黒い少女』を観てみてください。

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