【アベンジャーズ】ロキはソーの弟で最弱のヴィラン？正体や目的をネタバレ考察

『アベンジャーズ』のロキは圧倒的な人気を誇るヴィランであり、『マイティ・ソー』シリーズではメインキャラクターとして存在感を放っているキャラクターです。ここではロキが登場する『アベンジャーズ』シリーズやロキの基本情報などについて見ていきましょう。

『アベンジャーズ』シリーズは2008年の『アイアンマン』から始まった一大プロジェクトであり、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」と呼ばれて10年間一連のシリーズとして公開された映画プロジェクトです。MCUは世界で最も大きな興行的成功を収めている映画シリーズであり、全シリーズで100億円を突破する大ヒットシリーズです。

ロキのプロフィールを見ていきましょう。アウガルドの王であるオーディンの息子であるソーの弟です。2人は血縁関係はなく、『ヨトゥンヘイム』の長であるラウフェイの実の息子であることも知られています。緑色の衣装を着ており、幻術などを得意としています。

ロキの性格は嘘や悪戯などが最大の特徴です。口八丁で周囲の者を巻き込んでかき乱す厄介者とされています。兄のことは尊敬している様子を見せていますが、嫉妬心や劣等感などから兄を貶めることもしばしばあります。自身の欲望を満たすためならば世界を崩壊させてもよいと考えており、兄からは危険な男と考えられています。

ロキが苦手なものは二つあります。一つは兄であるソーです。映画『アベンジャーズ』の時には雷が鳴っただけでソーが来るとびくついていました。戦闘力では勝てないため、兄を警戒しています。もう一つは『ハルク』です。ロキはハルクに叩きのめされて以来、ハルクのことを苦手としておりハルクを見ると逃げ出そうとすることもあります。

ここでは『アベンジャーズ』で地球最大の危機をもたらしてしまうロキの正体について紹介していきましょう。一部では最弱のヴィランという声も多くあり、ロキの正体は多くのファンが注目しています。

ロキは『アベンジャーズ』で最強の戦闘力を持つ神『マイティ・ソー』の義兄弟であり、王『オーディン』の跡を継ぐソーに対して劣等感と嫉妬を抱いており兄を貶めることも多くあります。二人の兄弟げんかが宇宙滅亡の危機にまで発展することもあります。

ソーとロキの中は最悪かと思われていますが、実は信頼し合っている面もあります。ソーはロキのことを憎み切れず、どんな悪事をしても最終的には許してしまう甘いところがあり、ロキは兄の強さやまっすぐさに尊敬の念を持っています。

ソー役を担当したクリス・ヘムワーズとロキ役を担当したトム・ヒドルストンは仲がいいことでも知られています。トムはクリスのことを役柄同様に「兄上」と呼び、じゃれ合う姿も見せるほどの仲の良さを見せることもあります。

ロキの両親はアスガルドの王である『オーディン』とその妻『フリッガ』です。ロキは幼いころにオーディンとフリッガに拾われており、二人の実の子ではありません。この事がロキをひねくれ者にしてしまい、オーディンを追放しようと画策するまでに拗れてしまいます。しかし、母に対しては愛情を持っている様子が描かれています。

ロキは最弱のヴィランと言われることがあります。ロキは戦闘力はほとんどなく、幻術や口八丁でかき乱すことが主な役割となっています。神でありながら、アベンジャーズには歯が立たず何度もコテンパンにやられる姿が描かれています。

様々な行動で宇宙の危機をもたらすロキの目的やその後についても紹介していきましょう。ロキは『マイティソー』シリーズだけでなく『アベンジャーズ』シリーズにも登場していて、ソーを貶める目的で様々な行動でアベンジャーズをかき乱しました。

『アベンジャーズ』たちを苦しめ、地球を滅亡寸前まで追い詰めたチタウリの襲来はロキが計画したものでした。『マイティソー』一作目でソーに宇宙の彼方まで飛ばされたロキはチタウリのリーダー「ジ・アザー」と出会います。そしてチタウリの目的は「四次元キューブの奪取」であり、ロキは手を貸す一方で、ロキの目的はただ一つ『ソーへの復讐とアスガルドの王座獲得』でした。

ロキのその後の活躍も見ていきましょう。『マイティソー』、『アベンジャーズ』とヴィランとして立ちはだかったロキですが、その後も登場し続けます。『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』と登場しており、その後もアベンジャーズに協力したり、裏切ったりを繰り返すキャラクターとなっています。

さらにその後のロキを描いたドラマシリーズの製作もアナウンスされているので『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後の活躍が描かれるとされています。ロキのその後を気にしているファンも多くいたのでファンには朗報となっています。

ここでは『アベンジャーズ』のロキの活躍などを見ていきましょう。ロキは『マイティ・ソー』で初登場して以来、『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と登場し、時には敵として、時には味方として登場しています。

『マイティ・ソー』で初登場したロキは表面上はいい弟として登場します。無鉄砲な兄に不満はありながらも、良き弟として兄を支えていました。しかし、自身がオーディンの実子でないことを知ると、これまでの不満が爆発してソーを殺すために動き始めます。

『アベンジャーズ』ではチタウリと手を組み、四次元キューブを奪うためにアベンジャーズに接触します。ロキはサノスからもらった杖で人間を操り、四次元キューブの一つである『マインドストーン』を手に入れます。そして手が負えないと判断した『シールド』は地球にいるヒーローたちが集結することを決定します。

『マイティ・ソー／ダーク・ワールド』では『アベンジャーズ』での一件でアスガルドに捕らえられていたロキでしたが、過去に因縁のあるダークエルフの襲来でソーから協力するように頼まれます。さらに愛情を持って兄弟を育てていた母親の死が二人を共闘へと導きます。

『マイティ・ソー／バトルロイヤル』では父親を追放し、父親になりすましてアスガルドの王になって過ごしています。ロキの策略で地球の介護施設に送られたオーディンの元にソーとロキが迎えにいくと、父親は姉であるヘラが返ってくるという言葉を残して死んでしまいます。

その強さと気性の荒さゆえにオーディンによって封印されていた二人の姉『ヘラ』が現れます。ロキとソーは二人がかりで勝負を挑みますが、全く歯が立たずオーディンのハンマーは破壊されロキは姿を消してしまいます。ヘラの目的はアスガルドであり、目的のためなら手段を択ばない凶悪な女性でした。

ロキは謎の惑星『サカール』に飛ばされましたが、得意の口八丁で星のリーダーの元でいい待遇を手に入れています。そこへ現れたのは人攫いに捕まってしまった兄のソーでした。しかし、ロキはソーとの関係を明かさずに、ソーを見捨ててしまいます。

サカールを脱出したソーたちでしたが、アスガルドはヘラに征服されてしまっていました。圧倒的な力でソーを追い詰めるヘラでしたが、ロキとハルクの活躍でヘラを退けることに成功します。そしてロキの手にはアスガルドの宝物庫に封印してあった四次元キューブでした。

『アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー』ではロキは衝撃的な最期を迎えてしまいます。全宇宙で最強の存在『サノス』によって、目的のストーンを持っていたという理由でソーの目の前で殺されてしまいます。ソーは復讐に燃えますが、サノスの圧倒的な力の前に敗北を喫してしまいます。ロキの死に悲しむソーの姿は二人の兄弟としての絆が確かなものだったことを表しています。

『アベンジャーズ／エンドゲーム』ではロキ自身が生き返るというシーンはありませんが、アベンジャーズたちが過去に戻ってストーンを取り戻すシーンで登場しています。登場時間もかなり多くあるので、ロキファンでも楽しめる作品となっています。

ここではアベンジャーズシリーズでロキ役を担当した俳優キャストについて見ていきましょう。ロキ役を担当したのは人気イケメン俳優トム・ヒドルストンであり、圧倒的な存在感とコミカルな演技で絶賛されました。ここではトム・ヒドルストンのプロフィールや出演作品などを紹介します。

トーマス・ウィリアム・ヒドルストンは1981年2月9日生まれのイギリスの俳優であり、2001年から俳優として活躍しています。キャリア初期は舞台は俳優として活躍し、『アベンジャーズ』シリーズのロキ役に抜擢されると一躍トップスターの仲間入りを果たします。その後、主演ドラマ『ナイト・マネジャー』ではプライムタイム・エミー賞を2011年にはエンパイア賞新人男優賞を受賞するなど今最も注目されている俳優です。

トム・ヒドルストンは2008年の舞台『シンベリン』や『イワーノフ』などで評価を上げ、舞台俳優としての地位を確立しました。そして、『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでロキ役に抜擢、その後『キングコング: 髑髏島の巨神』などの大作にキャスティングされます。2016年には自身が主演、製作総指揮を務めたテレビドラマ『ナイト・マネジャー』で高評価を受けています。

トム・ヒドルストンはお茶目な面があることでも知られ、あるテレビ番組で天気予報コーナーに登場して際には『悪天候は雷神のソーが悪さをしているからさ』というジョークをいってファンを喜ばせたこともあります。

トム・ヒドルストンが東京コミコン2018に来たことも大きな話題となりました。2018年の東京コミックコンベンション(通称東京コミコン)では『ハリー・ポッター』のキャストなどと共に、アメコミヒーローを演じたキャストとして登場して握手会やサイン会を開催するなど東京コミコンを多いに盛り上げたこともファンの間では話題になりました。

ここでは『アベンジャーズ』のロキに関するネット上の感想や評価などを紹介していきましょう。ロキはヴィランでありながら高い人気を獲得しており、ネット上でも注目の存在となっています。ロキについてだけでなく、ロキ役の俳優に関する声も多くあります。

ロキは『アベンジャーズ』などではヴィランとして登場するにもかかわらず、ファンが多いキャラクターでもあります。ネット上には『アベンジャーズの中で特にアイアンマンとロキが好きです』という声や『ロキって憎めないキャラクターで好きなんだよな』という声などが挙がっています。

『アベンジャーズ インフィニティウォー』でサノスに殺されたとされていますが、実は生きているという説が有力視されています。ネット上には『ロキは生きてる』という声や『ロキって生きてるってことだよね』という声などが挙がっています。

ロキ役の俳優であるトム・ヒドルストンがカッコいいという声も数多く挙がっており、ネット上でも注目の存在となっています。ネット上には『トム・ヒドルストン！ロキ様ね！英国人！めちゃくちゃカッコいい！』という声や『トム・ヒドルストンってロキじゃないときはかなりカッコいい』という声などが挙がっています。

今回は『アベンジャーズ』シリーズのロキの正体、プロフィールなどの基本情報、『マイティソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでの活躍、担当俳優、ネット上の感想などを紹介してきました。『アベンジャーズ』ではロキは悪役として登場し、『マイティソー』シリーズでは憎めない弟として多くのファンを獲得しました。今後はドラマシリーズの製作が発表されているので、憎めない悪役『ロキ』に注目してみてください。