2019年11月13日公開
2019年11月13日更新
ダドリー・ダーズリーとハリーは握手して和解した?大人になってからの関係は?
本記事では世界的大ヒットの超話題作「ハリー・ポッター」シリーズに登場するダドリー・ダーズリーのプロフィールやハリーとダドリーが握手して和解する場面やハリー・ポッターその後についてをまとめて紹介していきます。ハリポタ・ファンは本編ではカットされた2人の和解場面とハリー・ポッターその後でハリーとダドリー・ダーズリーの関係の変化に注目していたようです。2人の関係は大人になってどのように変わっていったのかをまとめているので必見です!
目次
ダドリー・ダーズリーとは?
名作のハリー・ポッターシリーズで主人公のハリーの従妹であるダドリー・ダーズリーについて本記事では紹介していきます。仲が決していいとは言えなかった2人ですが、最後にはハリーと握手をして和解するシーンが見られ話題となりました。そんなダドリー・ダーズリーのプロフィールをはじめ、ハリー・ポッターその後などについてをまとめているので必見です。
「ハリー・ポッターシリーズ」はイギリスの作家J・K・ローリングが書いた魔法ファンタジー物語です。舞台は1990年代のイギリス。魔法使いの11歳の少年ハリー・ポッターのスクールライフやハリーの両親を殺害した張本人で強大な闇の魔法使いであるヴォルデモートとの因縁の対決が描かれています。
ハリー・ポッターの概要
第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』が1997年に刊行されると、全く知られていない新人の初作品でありながら瞬く間に世界的ベストセラーになります。児童文学というジャンルでありながら子供だけでなく大人からにも人気を博して愛読されるようになります。本作は73の言語に翻訳されて全世界累計発行部数は5億冊を突破する世界的な社会現象ともなりました。
2001年から実写映画化されたハリー・ポッターシリーズも世界歴代興行収入3位を記録しています。また、その人気は衰えることがなく、ハリー・ポッターの映画版のセットを模したテーマパークがフロリダや日本で開演しています。
ダドリー・ダーズリーのプロフィール
ダドリー・ダーズリーはペチュニアとバーノンの間にできた1人息子です。相性はダッダー、ビックDなどがあります。生年月日は1980年6月23日のイギリス生まれの人間(マグル)です。
ブロンドの髪に青い目が特徴で子供の頃は肥満体型でしたがボクシングを始めたことをきっかけにダイエットに成功します。名門「スメルティングズ男子校」に在籍し、ダドリー軍団のリーダーです。性格は非常に我儘で自分の思い通りにならないと直に怒りだします。
ダドリー・ダーズリーの家族
家族①ペチュニア
ダドリー・ダーズリーの母親・ペチュニアはハリーの母親・リリーの姉です。ペチュニアとリリーはとても仲の良い姉妹でしたが、リリーが魔法使いだと分かると関係が崩れます。同じ姉妹なのになぜ自分には魔法が使えないのかと悩み、リリーを羨ましく思っていました。
リリーに対してコンプレックスを抱くようになり、そのコンプレックスは大人になっても消えることはありませんでした。そのため、リリーの子供・ハリーに対して八つ当たりするように冷たい態度で接します。
家族②バーノン
ダドリー・ダーズリーの父親であるバーノンは魔法使いの存在をペチュニアに結婚を申し込みに行った時に知ります。そして、その頃から魔法を毛嫌いしていたようです。リリーの恋人・ジェームズをお披露目する食事会では失業手当で生活している魔法使いが許せなかったバーノンがジェームズをからかって不快にさせる質問を続け、次第にその場の空気が重くなって話は政治的な内容に発展していき揉め始めます。
バーノンの意見に反論するようにジェームズは自分の両親が生前にジェームズの為に貯金していた財産がグリゴッツ魔法銀行にあることを告げるとさらに事態は悪化し、関係が修復されることはなかったようです。バーノンは魔法使いが信じられない、マグル(人間)至上主義者であったようですが、ハリーを嫌っていた理由は魔法使いだからというだけではなく、ジェームズと瓜二つな容姿が気に食わなかったのではないかと見られています。
家族③ダドリー
ダドリー・ダーズリーが従妹のハリーを嫌っていたのは、ハリーに冷たい態度で振舞っているペチュニアとバーノンの姿をみて育ち、2人に必要以上に甘やかされて育てられ、自分とハリーとの待遇の違いに自分はハリーとは違い、ハリーより上だという間違った認識をしてしまったことが考えられます。
ハリーとダドリーは幼い頃からお互いを嫌っていたようですが、年齢を重ねるにつれて気持ちに変化が見え始めます。作中ではハリーが吸魂鬼に襲われているダドリーを迷わずに助けて家まで送り届ける場面が描かれています。そして、ダドリーがハリーとの別れ際にそのことについてお礼をいい、握手をして和解します。
ダドリー・ダーズリーとハリーは握手して和解した?
不仲だったダドリー・ダーズリーとハリーは最後には握手をして和解したという場面が話題となっています。その後の2人の関係にも変化があり、それぞれの人としての成長がみられると注目を集めていました。ダドリー・ダーズリーとハリーの関係の変化を見ていきましょう!
ダドリー・ダーズリーとハリーの関係
ハリーとの関係①幼少期
両親に甘やかされて育ったダドリー・ダーズリーは、ハリーと同い年の従妹で11歳まで同じ家で暮らしていました。両親がハリーのことを毛嫌いし、ハリーは階段下の物置小屋に押し込められているのを目にし、ダドリーも両親と同じようにハリーを蔑むような目で見ていじめていました。
ハリーとの関係②スメルティングズ男子校時代
ダドリー・ダーズリーは名門であるスメルティングズ男子校に在籍していましたが、成績は良くありませんでした。肥満体型だったダドリーは、ボクシングを始め、英国南東部ボクシングジュニアヘビー級チャンピオンになり、ダイエットにも成功します。
そんなダドリー・ダーズリーは自宅付近で吸魂鬼に襲われたところをハリーに助けられ、ダドリーのハリーを見る目が変わり始めます。吸魂鬼に襲われたダドリー・ダーズリーは自分の本当の姿を目にしたことで自分自身を変えようと努力します。
ダドリー・ダーズリーとハリーは握手して和解
ダーズリー一家を迫りくる死喰い人から守るためにハリーは家を放棄するようにペチュニアとバーノンにいいますが、それを拒否します。普段は両親側についていたダドリーでしたが、この時はハリーの意見を支持します。そして、ハリーと別れ際にかつて吸魂鬼から救ってくれたお礼をしてハリーと握手をして和解します。ダドリー・ダーズリーとハリーが握手をして和解する場面は未公開シーンだったようで話題となっていました。
ダドリー・ダーズリーのその後やハリーとの大人になってからの関係
ダドリー・ダーズリーとハリーが握手をして和解した後、ダドリー・ダーズリーとハリーが大人になってからの関係はどのような変化が見られたのでしょうか?握手をして和解した後の「ハリー・ポッターその後」についてをまとめています。ご覧ください。
ダドリー・ダーズリーはその後結婚
ハリー・ポッターその後の話ではダドリー・ダーズリーはハリーと和解後、結婚をして2人の子供を授かったようです。子供が2人いるということは明らかとなっていますが、名前やそのほかの詳細な情報は公開されていないようです。
ダドリー・ダーズリーとハリーの大人になってからの関係
握手をして和解した後の「ハリー・ポッターその後」でダドリー・ダーズリーとハリーの大人になってからの関係に変化がありました。2人は大人になってからは頻繁に合っているようで、クリスマスカードを贈り合っているようです。また、お互いの子供たちを一緒に遊ばせてもいるようで、その際に2人は一切喋ることがなく黙って子供たちの様子を見ているそうです。
その姿を見た鑑賞者からは「2人が照れ隠ししているようだ」という感想の声があがっていたようです。意外なハリー・ポッターその後でファンの心を安心させるエピソードだったようです。
ダドリー・ダーズリーの俳優
ハリーポッターに出演していた俳優の当時の姿と現在の姿が比較されてそれを見た人たちからは様々な反応があがり注目を集めています。ダドリー・ダーズリー役を演じたハリー・メリングもその1人です。ハリー・メリングのプロフィールの現在の姿とプロフィールを紹介します。
ハリー・メリングのプロフィール
- 本名:Harry Arthur David Melling
- 生年月日:1989年3月13日
- 年齢:30歳
- 出生地:イングランド・ロンドン
- 職業:俳優
- 活動期間:2001年~
- 所属:ナショナル・ユース・シアター
- 家族:祖父は俳優のパトリック・トラウトン/叔父は俳優のデイビッド・トラウトン(ロイヤル・シェイクスピア劇団在籍)と俳優のマイケル・トラウトン
ハリー・メリングの主な出演作品
- ハリー・ポッターと賢者の石 (2001年)
- ハリー・ポッターと秘密の部屋 (2002年)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年)
- バスターのバラード The Ballad of Buster Scruggs(2018年)
ダドリー・ダーズリーに関する感想や評価
ハリー・ポッターに登場するダドリー・ダーズリーに関する感想や評価にはどのような声があがっているのでしょうか?さっそく、ダドリー・ダーズリーに関することや「ハリー・ポッターその後」などについての感想・評価を見ていきましょう!
1980年6月23日はダドリー・ダーズリーが生まれた日である。甘やかされて育ったわがまま坊やだが、ディメンターに襲われて自分の真の姿を見てからは自分を変えようと努力していた。作者によれば、物語終了後はハリーとクリスマスカードを送り合う間柄になったという。 #今日は何の日
— ハリーポッターbot (@Potter_bot_) June 22, 2015
ハリー・ポッターその後についての感想にはダドリーが改心して自分を見つめ直し、ハリーとの関係も修復していったことに感動したという感想の声が多く見られました。また、最初は意地悪だけれども大人になるにつれて成長していくダドリーの様子も可愛らしく、ダドリーファンも多いことがうかがえます。
ダドリーもね、最初の方はただのクソガキ(こら)でそれはもう好きじゃなかったです
— ろば🐙@Lia充🐙 (@uma_roba19) November 8, 2019
でもね、ハリーが成長するにつれてハリーに振り回されまくってて(魔法とかじゃなくて会話とかで)そういうの見たらね……可愛いやつだな…ってなるんだよ……嫌いになれない
ダドリーの魅力を語った感想には上記のようなコメントも見られました。最初はただのガキ大将でしたが、物語が進むにつれて知恵をつけたハリーにやり込められたり、振り回される姿が滑稽でどこか可愛さがあって憎めないと評する声があがっています。
また、ダドリー・ダーズリーの役を演じている役者の名前が「ハリー」であったことに衝撃を受けた鑑賞者もいたようです。「本物のハリーがここにいた!」というような声があがっています。意外なところでのハリーポッターシリーズとの接点にファンの間では話題となっていたようです。
ハリーポッターと死の秘宝で原作にもあったダドリーとの握手シーンが丸々カットされてたのは本当ショックだったなぁ。割とすごいシーンなんだけど pic.twitter.com/2d8XYaiQam
— ヒッチコック (@zmbczrj6t) December 7, 2016
映画「ハリー・ポッター」でダドリーとハリーが和解するというかなり重要な場面がカットになっていたことに残念に感じるファンの声が多く見られました。制作側の意図としては、和解する場面を見せないことでハリー・ポッターその後がどのように展開していくのか鑑賞者に想像させ、深みを持たせようとしたのかもしれません。
しかし、未公開シーンとして公開された動画を見たファンは、ダドリーとハリーが握手して和解する場面は絶対にカットするべきではなかった、本編にあった方がよかったという声が圧倒的に多かったようです。
僕は無駄に場所を取っちゃうからね」なんて皮肉をバーノンに言う。するとダドリーはハリーの元に近づいてきて、握手をしながら「お前が無駄に場所を取るなんて思ったことはない」。ハリーはありがとうとしか言えないんだけど二人とも中々手を放そうとしない
— もちょP (@motyop) June 15, 2015
最後の2人が握手しダドリーがハリーに「無題に場所を取ると本当は思ったことがなかった」ということを告白する場面では、中々手を放そうとしない2人の間には目には見えない心が通うものが感じられて見る者を感動させていたようです。
ダドリー・ダーズリーについてまとめ
世界的社会現象にまでなった大人気作「ハリー・ポッター」に登場するダドリー・ダーズリーのプロフィールや演じていた俳優のハリー・メリングのプロフィール、ハリーとダドリーが握手して和解する場面についてやハリー・ポッターその後をまとめてみてきました。
ダドリーは両親に甘やかされて育ち、我儘なガキ大将でハリーとも仲が悪い様子が描かれていますが、物語が展開して2人が成長していくに従って歩み寄り最終的には握手をして和解する感動の場面も見られました。2人が和解する場面は本編ではカットになり、未公開映像として公開されて話題となっていたようですが、その映像をみた鑑賞者の感想の多くには「カットすべきではなかった」という声があがっていました。
ハリー・ポッターその後の話では、ハリーとダドリーはクリスマスカードを送り合うほどの関係となり、お互いの子供を遊ばせるまでになっていることにファンは感動していたようです。ダドリーは、はじめの方ではとても手が付けられないやんちゃ者というように見られていましたが、ハリーが彼に対しての対象の仕方を覚えるとハリーに踊らされるダドリーの姿が見られて滑稽で憎めないキャラクターだという声も多く見られていました。
ダドリーを演じていたハリー・メリングも大人に成長し痩せていることや本名が「ハリー」ということから「本物のハリーだ」という驚きの声も見られました。ハリーポッターのシリーズは完結していますが、話題が尽きることがなく、2019年現在も人気があってハリーポッターの世界観をさらに深く掘り下げる「ハリー・ポッター:ア・ジャーニー・スルー」の本が4冊も発売されています。
ダドリー・ダーズリーもマグル代表として忘れられないインパクトのある人物です。是非、ハリー・ポッターシリーズを鑑賞する際はダドリー・ダーズリーにも注目して鑑賞することをお勧めします。