アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格は?ヤギへの不適切な魔法とは?

『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、アルバス・ダンブルドアの弟のアバーフォース・ダンブルドアが登場します。アバーフォース・ダンブルドアは、ホグワーツの戦いで生き延びるほどの強さを持つ魔法使いです。この記事では、アバーフォース・ダンブルドアがどんな人物なのか、また『ファンタスティック・ビースト』に登場するグリンデルバルドやクリーデンスとの関係性などを紹介します。その他にも、アバーフォース・ダンブルドアが起こしたヤギへの不適切な魔法の事件についてもまとめています。

アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格は?ヤギへの不適切な魔法とは?のイメージ

目次

  1. アバーフォース・ダンブルドアとは?
  2. アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格
  3. アバーフォース・ダンブルドアのヤギへの不適切な魔法
  4. アバーフォース・ダンブルドアの父と母
  5. アバーフォース・ダンブルドアに関する感想や評価
  6. アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格まとめ

アバーフォース・ダンブルドアとは?

ハリー・ポッターの概要

アバーフォース・ダンブルドアが登場する『ハリー・ポッター』シリーズは、世界的に大ヒットしたファンタジー小説です。1990年代の魔法界を舞台にしています。全7巻で完結しており、映画化もされました。また、続編の『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台化されています。2015年からは新シリーズの『ファンタスティック・ビースト』が放映されました。

アバーフォース・ダンブルドアのプロフィール

アバーフォース・ダンブルドアは、1883年から1884年の間にパーシバル・ダンブルドアとケンドラ・ダンブルドアの次男として生まれました。兄妹には、兄のアルバス・ダンブルドアと、妹のアリアナ・ダンブルドアがいます。見た目はアルバス・ダンブルドアと似ており、特に青い瞳は瓜二つです。妹のアリアナはアルバスよりもアバーフォース・ダンブルドアに懐いていました。

アバーフォース・ダンブルドアもアリアナの面倒をよく見ていました。ケンドラが死んだ後は自分がアリアナの面倒を見るとアルバスと言い合いになりましたが、アルバスはホグワーツで魔法を学ぶべきだと言ってアバーフォース・ダンブルドアを説得して、学校に行かせました。しかし、アルバスはアリアナの世話を放置してしまいます。

その事でアルバスとグリンデルバルドの3人で喧嘩になり、アリアナは喧嘩に巻き込まれて死亡してしまいました。この事件以降、アバーフォース・ダンブルドアはアルバスと疎遠になってしまいます。アルバスの知人は、どんな人とも長い付き合いをしてきたアルバスが唯一疎遠になってしまった人物としてアバーフォース・ダンブルドアの名前を挙げています。

アバーフォースは不死鳥の騎士団の初期メンバー

アバーフォース・ダンブルドアは、アルバスとは疎遠になっていましたが、不死鳥の騎士団の創立メンバーでした。アバーフォース・ダンブルドアとアルバスは喧嘩した後険悪な仲になっていたのですが、創立メンバーに加わるなど完全には縁が切れていなかったようです。しかし、アバーフォース・ダンブルドアは創立メンバーの集合写真を撮影してからはアルバスとは極力会わないようにしていました。

アバーフォースは兄のスパイのような役割?

アバーフォース・ダンブルドアは兄と険悪な仲でしたが、不死鳥の騎士団としては多くの活躍を見せました。例えば『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、ベラトリックス・レストレンジに捕まって拷問されるハーマイオニーを救出するために、ドビーをマルフォイの館に使わせました。その他にも秘密の部屋に隠れていたダンブルドア軍団に支援するなど陰ながらハリー達を支えていました。

仲違いをしていたものの完全に縁を切っているように見せかけて、スパイのように不死鳥の騎士団として活動していたのだと思われます。ホグワーツの戦いでは自ら前線に出てその強さを発揮しました。

アバーフォースは「両面鏡」を購入?

ハリーはシリウスから、連絡手段の一つとして両面鏡を渡されていました。両面鏡は2つあり、1つの鏡を除くと、もう1つの鏡を所持する人物の顔が映ります。鏡に映った人物とは話しをすることができる便利なアイテムです。スマートフォンのビデオ通話のようなものです。ハリーがシリウスからもらった両面鏡を見た時、アルバスのような青い瞳が映りました。

その青い瞳の持ち主はアルバスではなく、アバーフォース・ダンブルドアでした。なぜ、シリウスの持ち物であったもう1つの両面鏡をアバーフォース・ダンブルドアが持っていたのかというと、マンダンガス・フレッチャーから購入したからです。マンダンガスは不死鳥の騎士団のメンバーでしたが、味方とは思えない裏切りをした人物です。

マンダンガスはシリウスが死亡した後、ブラック家から金品を盗んで売りさばいていました。そこでアバーフォース・ダンブルドアが両面鏡を手に入れていたのです。アバーフォース・ダンブルドアは、この両面鏡を使ってハリーを見守っていました。

アバーフォースとクリーデンスの関係

クリーデンスは『ファンタスティック・ビースト』に登場する人物です。クリーデンスには実の母と父はおらず、アメリカで反魔法族の活動をしていた指導者に育てられました。養母はクリーデンスを日常的に虐待していました。クリーデンスは実は魔法使いの子供で、魔法使いとしての素質を持っていました。しかし、日常的な虐待や魔法が使えない状況から、オブスキュラスを宿すようになってしまいます。

『ファンタスティック・ビースト』の2作目では、そんなクリーデンスの出生に関わるストーリーでした。物語の終盤、クリーデンスはグリンデルバルドの元へ行きます。グリンデルバルドはクリーデンスが育てた卵から不死鳥の雛が孵ったのを見て、クリーデンスの本当の名前はアウレリウス・ダンブルドアだと言いました。

グリンデルバルドが騙している可能性もありますが、ダンブルドア家の人間の前にしか現れないという不死鳥の雛が孵ったということは、グリンデルバルドの言っていることが正しい可能性が高いと思われます。もしグリンデルバルドの言うようにクリーデンスがアウレリウスだった場合、アバーフォース・ダンブルドアと親戚関係にあるということになります。

そのため、今後の『ファンタスティック・ビースト』のストーリーでもアバーフォース・ダンブルドアが出てくるのではないかといわれています。クリーデンスとは親戚以上の関係性があるかもしれません。またアリアナの死因となった、アルバスやグリンデルバルドとの事件についても不明な点が多いので、そちらについても明らかになると思われます。

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アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格

アバーフォース・ダンブルドアの強さ

アバーフォース・ダンブルドアの兄である、アルバスの強さは偉大といわれるほどのものです。アルバスがホグワーツに入ってからは、秀才だといわれあらゆる賞を受賞しました。一方で妹のアリアナは、軟禁状態で暮らしていたので、スクイブだといわれていました。スクイブとは、魔法使いの家系に生まれながら魔法の力を持たない者のことです。

アリアナはホグワーツに行かなかったのでそのような噂が立っていましたが、実は暴走が抑えられないほどの魔力を持っていました。その2人と兄妹であるアバーフォース・ダンブルドアもまた、相当な強さを持っています。ここでは、アバーフォース・ダンブルドアの強さについて紹介します。

強さ①議論よりも決闘が好き

アルバスは、ホグワーツ内で秀才といわれるだけでなく、完璧な模範生として多くの生徒の見本になっていました。それに比べてアバーフォース・ダンブルドアは決闘が好きでした。議論するよりもまずは決闘をすることを好んでいたというので、魔法の実力は相当高かったと思われます。

強さ②グリンデルバルドと比較

グリンデルバルドはとても優秀な魔法使いです。力を持て余していたアルバスは、グリンデルバルドのそんな一面に惹かれました。そのため、グリンデルバルドもアルバス同様の膨大な力を持っていました。実際に『ファンタスティック・ビースト』ではその大きな力でアルバスの手から逃れていました。

そんな力を持つグリンデルバルドは、アバーフォース・ダンブルドアよりも実力は上なのではないかといわれています。ただ、アバーフォース・ダンブルドアとアルバス、グリンデルバルドの3人は喧嘩をしたことがあります。その時はアリアナが暴走してしまったため、3人の決着はつきませんでした。そのため、グリンデルバルドとは同等の力を持っているとも考察されています。

アバーフォース・ダンブルドアの性格

アバーフォース・ダンブルドアの性格は、議論よりも決闘を好むなど好戦的な性格をしていました。アルバスとは正反対の性格だったともいわれています。しかし、アバーフォース・ダンブルドアはアリアナの世話を積極的にしており、面倒見の良い一面を持っています。そのため、アリアナはアルバスよりもアバーフォース・ダンブルドアの方に心を開いていました。

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アバーフォース・ダンブルドアのヤギへの不適切な魔法

アバーフォースのヤギへの不適切な魔法

アバーフォース・ダンブルドアは、問題を起こしたことがありました。アバーフォース・ダンブルドアはヤギに対しての不適切な魔法を使ったとして、有罪判決を受けたことがあったのです。物語の中では、「ヤギへの不適切な魔法」としか書かれておらず、不適切な魔法がどんな魔法だったのかは明らかになっていません。

アバーフォース・ダンブルドアが行ったヤギへの不適切な魔法については様々な考察がされていますが、実はJ・K・ローリングがこの不適切な魔法について語ったことがあります。アメリカでJ・K・ローリングがファンと交流した時のことです。子供がJ・K・ローリングに、ヤギへの不適切な魔法について尋ねた事がありました。

その時、J・K・ローリングは「清潔な角のヤギを作る魔法」と言いました。その直後にそれが多くの意味を含むジョークだと言いました。J・K・ローリングが不適切な魔法について正直に言わないということは、ヤギに対して性的な内容の魔法を使ったのではないかといわれています。

アバーフォースの守護霊がヤギである理由

アバーフォース・ダンブルドアは、ヤギへの不適切な魔法によって有罪になりましたが、それでヤギが嫌いになったわけではありません。アバーフォース・ダンブルドアは大のヤギ好きです。ヤギに対して深い愛情を持っていました。その愛情の表れが守護霊です。アバーフォース・ダンブルドアは、19年後を描いた『ハリー・ポッターと呪いの子』でも存命しており、ヤギと共に過ごしているといわれています。

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アバーフォース・ダンブルドアの父と母

アバーフォース・ダンブルドアの父は獄死?

アバーフォース・ダンブルドアの父・パーシバルは、アリアナに暴行した3人のマグルの少年を魔法で殺しました。これにより、パーシバルはアズカバンに収容されます。パーシバルは絶対に3人のマグルの少年を殺した理由を言いませんでした。

暴行により、アリアナが魔法を制御できなくなったことを知られると、聖マンゴ疾患障害病院に入れられると思ったからです。その後、パーシバルはアズカバンから出ることなく、獄死しています。

アバーフォース・ダンブルドアの母も死亡

パーシバルが3人のマグルの少年を殺してアズカバンに入ってからは、周囲の目が厳しくなっていました。精神的に不安定になっていたアリアナを守るためにも、ダンブルドア家は逃げるようにゴドリックの谷へと移り住みました。ゴドリックの谷ではアルバスとアリアナと母のケンドラと共に暮らしていました。

ある日アルバスとアバーフォース・ダンブルドアが不在の時に、アリアナが発作を起こしてしまいました。発作を起こすと魔法が抑えられなくなり、暴走してしまいます。アリアナが14歳になる頃のことでした。ケンドラはもう歳だったというのもあり、アリアナの魔法を抑えることができませんでした。

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アバーフォース・ダンブルドアに関する感想や評価

『ハリー・ポッターと死の秘宝』では、アバーフォース・ダンブルドアも不死鳥の騎士団の一人として前線で戦いました。ホグワーツの戦いでは、大量のディメンターを一人で追い払うことが出来るほどの強さを見せました。ハリーの守護霊の呪文とは比べ物にならないほどの広範囲の強力な呪文に、カッコイイと評判でした。

『ハリー・ポッター』シリーズの中でも、アバーフォース・ダンブルドアが好きだという方がたくさんいました。『ハリー・ポッター』シリーズでは物語終盤にしか登場しませんでしたが、『ファンタスティック・ビースト』に再登場することが期待されています。ファンの中には、名前だけでも出してほしいと思っている方もいました。

アバーフォース・ダンブルドアが、ヤギに不適切な呪文をかけたことで有罪になったという事件は、ファンも不思議に思っている方がたくさんいました。ヤギに対して不適切とはどんな呪文なのかについては様々な考察があるのですが、実験的飼育条例禁止違反に反したのではないかと考えている方もいるようです。

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アバーフォース・ダンブルドアの強さと性格まとめ

アバーフォース・ダンブルドアは、とても好戦的な性格をしていましたが、妹思いの人物でした。アルバスとは長く険悪な状態でしたが、不死鳥の騎士団として陰ながら戦っていました。ファンからは、アバーフォース・ダンブルドアが戦う姿がカッコイイと評判です。

アバーフォース・ダンブルドアの強さは、映画『ハリー・ポッターと死の秘宝』の後編で描かれています。実際に見てみたいという方は、ぜひ映画をチェックしてみてください。

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