ハリーポッターのダンブルドア校長はどんなキャラ?俳優が変わった理由は?

『ハリーポッター』と言えば日本でも大人気の映画です。主人公のハリーとハリーから両親を奪ったヴォルテモートとの因縁の戦いが繰り広げられる面白い作品です。その中で、ダンブルドアの存在はハリーだけでなく、生徒全員を安心させる存在です。また魔法界でも屈指の魔法使いで博学です。そんなダンブルドアとは、どんなキャラクターなのか?そのダンブルドアを演じた2人の俳優とは?詳しく紹介していきます。

ハリーポッターのダンブルドア校長はどんなキャラ?俳優が変わった理由は?のイメージ

目次

  1. ハリーポッターのダンブルドア校長を紹介!俳優が変わった理由とは?
  2. ハリーポッターシリーズとは?
  3. ハリーポッターのダンブルドア校長はどんなキャラクター?
  4. ハリーポッターのダンブルドア校長の俳優が変わった理由とは?
  5. ハリーポッターのダンブルドア校長を演じた二人の俳優を紹介!
  6. ハリーポッターのダンブルドア校長のネタバレまとめ

ハリーポッターのダンブルドア校長を紹介!俳優が変わった理由とは?

ハリーポッターのことを簡単に説明すれば、11歳の誕生日に自分が魔法使いだと知ったハリーが魔法学校に入学して、両親を殺害したヴォルテモートと対決していく話です。その中で、ダンブルドア校長は、茶目っ気たっぷりで居てくれるだけで安心する存在なのですが、時には冷徹です。ダンブルドアは、ハリーが通うホグワーツ魔法魔術学校の卒業生で「学校始まって以来の秀才」と言われてるだけあって博学です。

優秀な成績で学校を卒業して、これから友達と卒業記念旅行に行こうとしてた前夜に母親を亡くします。妹アリアナの世話をするために自宅があるゴドリックの谷に留まるも、自身が栄光や権力などを求めた結果、三つ巴の事件を招き、巻き込まれる形で妹を亡くします。その後、母校で変身術を教える教授として就任しますが、自身が亡くなるまで家族に対して、特に妹に対しては自責の念を亡くなるまで持ち続けます。

ハリーポッターの中では、最後の最後まで自身の死まで計算して、スネイプ先生にはイヤな役をさせています。自責の念があったとしても、最強の魔法使いです。またダンブルドアを演じた俳優が、のちに交代しています。こちらの交代は、リチャード・ハリスさんが病気で死去したことでの交代のようです。リチャード・ハリスさんは「ハリーポッター秘密の部屋」が遺作になり、入院する直前まで俳優で居たようです。

親族からは別の方を希望されたようですが、最終的に同じアイヌランド出身のマイケル・ガンボンさんが後任されてます。見た目が、あまり変わらないのを考慮したのではと言われています。リチャード・ハリスさんは『ハリーポッターと秘密の部屋』が遺作となりました。しかしながら、考慮した関係で俳優が変わった!と感じさせないようにしています。

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ハリーポッターシリーズとは?

まずハリーポッターとは、主人公である、ハリー・ポッター(正式名ハリー・ジェームズ・ポッター)が亡くなった母親の姉である伯母の家で不憫な生活してるところから始まります。母親は魔法使いですが伯母はマグル(人間)です。伯母は、妹に対して嫉妬をしていたのでハリーには、両親が魔法使いだった話もせず、ましてやハリー自身が魔法使いだというのも話さず使用人のように育てます。

ハリーが11歳になった時、ハリーの元にホグアーツ魔法魔術学校から入学許可証が届きます。ハリーは、迎えに来た「ルビウス・ハグリッド」に「ハリーポッター」として魔法界では知らぬものが居ないとなった出生の秘密と両親のことを知ることになります。初めて出来る友達と学校生活を送りながら、一人前の魔法使いになるべく学び、仲間と成長していく冒険の話です。

ハリーポッターシリーズの中で『賢者の石』では、一生の友達になるであろう「ロン・ウィズリー(正式名ロナルド・ビリウス・ウィズリー)」と「ハーマイオニー・グレンジャー(正式名ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー)」に出会い、宿敵ヴォルテモートとの戦いが始まっていきます。『賢者の石』では、ロンとハーマイオニーと共に賢者の石によって復活を望んだヴォルデモートから石を守ります。

シリーズ2『秘密の部屋』は、ハリー達が2年生になりスリザリンの怪物を倒して秘密の部屋を解決していく話です。学生時代のヴォルデモートが出てきて、少しずつ話が難しくなっていきます。シリーズ3『アズカバンの囚人』は、ハリーを狙ってきたアズカバンの脱獄犯「シリウス・ブラック」と両親との関係性、真実が明かされ誤解がとける話です。

シリーズ4『炎のゴブレット』は、ハリーが望まない4人目の代表として、三大魔法学校対抗試合に出ることになる。そして宿敵ヴォルデモートが復活を果たすという話です。シリーズ5『不死鳥の騎士団』は、ヴォルデモートの復活を受け入れようとしない魔法省と対立しながら、ヴォルデモートが欲しがってる予言を手に入れようとする死喰い人との戦いの話です。

シリーズ6『謎のプリンス』は、ヴォルデモートを倒すために彼の過去と分霊箱の存在を知り、ダンブルドアがハリーに対して個人授業をする話です。シリーズ7『死の秘宝』は、ハリー、ロン、ハーマイオニーが学校に戻らずダンブルドアから託された分霊箱を探す旅をします。そして物語はクライマックスになり宿敵ヴォルデモートとの死闘を繰り広げます。

シリーズ7は、ハリーポッターの中で唯一長すぎて『死の秘宝』はpart1とpart2がある作品です。人間臭さや、ハリー、ロン、ハーマイオニーの恋愛模様もハリーポッターの中での見所です。ハリーポッターは、J・kローリングの児童文学、ファンタジー小説で魔法使いの話になります。シリーズごとで学年が変わり、学校生活の7年を過ごすことになります。ハリーポッター達の成長も楽しい作品です。

シリーズ7の最後ではハリー達が親になり息子を魔法学校に送り出して完結でしたが後日ローリングが続編として『ハリーポッター呪いの子』を書き下ろしロンドンで舞台化されたています。こちらの作品は、ハリーの次男アルバスが中心の話で19年後の話になっており映画化は未定です。しかしハリーポッターシリーズの新作として『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』が発表されてるので、まだまだ目が離せません。

また単行本は当初1997年から1冊ずつ書籍化の予定でしたが、最終的には1~4巻の後は3年という時間が開いていて、5~7巻は1年おきになってしまいました。プロットは1巻を書き上げる最初に全て出来てたようなのですが、書籍化までには時間が掛かったのです。ちなみに『呪いの子』は2016年の作品なので、完全な完結とまでなると物語の着想から約16年となる壮大なものとなります。

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ハリーポッターのダンブルドア校長はどんなキャラクター?

ダンブルドアはホグワーツ魔法魔術学校の校長!

ダンブルドアは、母校であるホグワーツ魔法魔術学校で『変身術』の教授として就任します。教授として在籍中、色々な功績を残しています。のちのヴォルデモートになるリドルを教え、母校の教授になりたいと熱望したリドルの裏に見える本心に気付いたダンブルドアは、前校長にリドルを教授として雇わないように助言しています。その後ダンブルドアは母校の校長に就任して、戦いで亡くなるまで校長を歴任します。

魔法界が認める秀才!

ダンブルドアには妹と弟が居ます。その妹アリアナは、マグルの少年達に襲われ、父親は少年達を報復してアズカバンに投獄されてします。そのためダンブルドアは、ホグワーツ魔法魔術学校に入学した頃は周囲から『マグル嫌いの犯罪者の息子』という評判が付いて歩きます。しかし、1年の終わりごろには『ホグワーズ校、始まって以来の秀才』と言われるようになり、悪評は消えていきます。

秀才と言われる由縁は、ダンベルドアが学生として在籍中に監督生や首席に選ばれ、学校で受賞できる賞は、すべて受賞します。また魔法に関する論文は、あらゆる書籍に掲載されて、ヴィゼンガモット最高裁への英国青年代表にも選ばれます。秀でた呪文術へのバーナバス・フィンクリー賞をはじめ、あらゆる輝かしい栄誉を残します。学校を卒業し教授になっても共同研究を行ったりと数々の功績と肩書きを残しています。

そして一番の秀才と言わせる要因は、闇の魔法使いとして勢力を広げていたグリンデルバルドと決闘して勝利しニワトコの杖を手に入れたことでしょうか。ニワトコの杖は強力な威力があるため、魅力に取りつかれた魔法使いが多く争いが絶えない代物です。本来魔法の杖は、持つものを選び、合わない人物が使うと同じ呪文でも威力が半減します。しかし前に持っていた魔法使いの忠誠心は消えません。

ニワトコの杖は、新しい魔法使いへの忠誠心しかありません。例えば、前の所有者である魔法使いが、一瞬でも杖を持ったから以前と同じように使えるわけではなく、忠誠心が大きく左右されます。前の方に勝たないと忠誠心は移動しないのですが、あくまで強力な威力を持った杖なだけで、知識や決闘の腕前は魔法使いの技量になります。そのニワトコの杖を最大限に使えるダンブルドアは魔法界が認める秀才と言えるでしょう。

そして、ハリーの両親が亡くなった時も周りが考えなかった行動をとります。周囲は、ハリーを手元に置いておくべきでは?とダンブルドアに言います。けれでもダンブルドアは、ハリーを守るために掛けられた母親の魔法が強まるのは母親の親族と考えて、ハリーを伯母の元に預けます。その場だけの考えではなく魔法の本来の意味までを考えて動くダンブルドアは、やはり秀才です。

ハリーポッターのダンブルドア校長の俳優が変わった理由とは?

ハリーポッターのダンブルドア校長は、シリーズ1~2、シリーズ3~7では演じている俳優が変わったのです。トラブルではなく、最初に演じてた俳優リチャード・ハリスが病気の為に亡くなったのが交代の理由のようです。リチャード・ハリスさんは、当初この役を断っていますが、最愛の孫娘が原作のファンで、ダンブルドア校長を引き受けなければ、二度と口を利かないと言われた為に引き受けたというエピソードが残っています。

『秘密の部屋』の撮影が終わった後に悪性リンパ腫の一種であるホジキン病の放射線治療のために入院していたそうなので、当初断ったのは、病気を考慮してかもしれません。引き受けた役を最後までやるつもりでの治療だったんでしょうが、『秘密の部屋』が彼の遺作になってます。彼が亡くなってから、次の作品が決まってたので慌てて二代目ダンブルドア校長を探したのですが、色々な俳優が噂されています。

しかし、最後は同じアイヌランド出身のマイケル・ガンボンに変わったのです。見た目が、そこまで変わったと言われないのは、出身国が同じだからでしょうか。極端に変わるとイメージが変わったと言われてしまうので、あまり変わったと感じさせないのは作品のファンからすると有難いかもしれません。

ハリーポッターのダンブルドア校長を演じた二人の俳優を紹介!

初代ダンブルドア役!リチャードハリス

初代ダンブルドア役のリチャード・ハリスは1930年10月1日生まれで、プロサッカー選手になろうとチームに入ってたはずが結核になってしまってサッカーの道は諦めています。その後、結核の治療は終えて次の道を探した時に映像の道で演劇学校に進み、遅咲きですが1958年に映画デビューしています。1963年の『孤独の報酬』では初主人公を演じて、カンヌ国際映画祭で男優賞をもらっています。

ミュージカルや、アクション映画を中心に活躍していましたが、1980年代にアルコールや薬物依存症が原因で低迷していますが、舞台を中心に活動を続けて復活しています。1990年の『ザ・フィールド』では、土地に執着する初老の役を演じ、またカンヌ国際映画祭の男優賞にノミネートされます。ここから重要な脇役を演じる俳優としてスクリーンに戻ってきます。

2001年は『ハリーポッターの賢者の石』で、ダンブルドア校長を演じています。2002年は、ハリーポッター以外にも様々な作品に出て精力的に活動してます。精力的に活動されてるところを見ると、本人は、ダンブルドアをシリーズ7の最後まで演じるつもりだったんでしょう。最後の最後までダンブルドア校長を演じてからの入院だったのは、俳優人生としては幸せだったのではないでしょうか。

2代目ダンブルドア役!マイケルガンボン

2代目ダンブルドア役のマイケル・ガンボンは1940年10月19日生まれの俳優です。ロンドンのナショナルシアターに所属し舞台で数々の賞を受賞しています。映画デビューは、1965年のローレンス・オリヴィエの『オセロ』ですが、テレビ出演もあり、幅広く活躍されています。2015年以降は、記憶力低下を理由に演劇界を引退しています。テレビや映画の方は、引き続き演じています。

マイケル・ダンブルさんは、『ハリーポッターアズカバンの囚人』から2代目ダンブルドア校長を演じられています。そこから2011年にハリーポッターは無事にシリーズ全部を終えたのですが、2009年には、セリフを忘れたパニックから病院に運ばれたこともあったそうです。もしかするとハリーポッターの撮影中も苦労があったのかもしれません。その中で変わったと感じさせないダンブルドア校長を最後まで演じたのは、凄いことです。

ちなみにマイケル・ガンボンさんは、プライベートでは奥様が2人も、いらっしゃるそうです。一夫多妻制の国ではないのですが、奥さんが居て恋人も居るようです。奥様とは40代の息子が1人居て、離婚せず夫婦として普段は一緒に暮らしているようです。また彼女との間にも、2人の幼い子どもが居るようで、彼女のところと行き来しているようです。マイケル・ガンボンさんは、今は78歳なので凄く活動的です。

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ハリーポッターのダンブルドア校長のネタバレまとめ

ダンブルドア校長は、ホグワーツ魔法魔術学校の卒業生で、在学中は監督生になったり首席に選ばれたり、ありとあらゆる賞を受賞します。また卒業して母校に教授として赴任しても、共同研究を行い、沢山の業績も持っています。なので『魔法界の認める秀才』とまで言われ、ハリーポッターの宿敵ヴォルデモートさえダンブルドアには手が出せませんでした。

お茶目たっぷりな校長ですが、ハリーポッターを大きな愛で見守り、ヴォルデモートと戦うハリーポッター達を導きます。けれどヴォルデモートが復活する前に、魔法界を守るためならばハリーポッターが死ぬのも仕方ないと時には冷静に判断していたりします。そんな冷酷な部分だけではなく、本来は失敗した人であってもチャンスを与え、悔いを改め変わったならば仲間に入れる懐の大きい人間です。

そんなチャンスを与える考えになったのは、自身が栄光や権力を追い求めた結果、三つ巴の争いに妹を巻き込み亡くした為ではないでしょうか。きっと自身が悔いてること、チャンスがあるならばと願っても妹は蘇るわけではないからでしょう。家族に対して自責の念があるからこその行動ではないか?という違う側面から観ていくとダンブルドアの行動は納得するかもしれません。俳優が変わった後の映像もぜひチェックしましょう。

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