ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?いつから好きだった?出会いから結婚まで検証

人気作品「ハリー・ポッター」シリーズに登場するハリーの友達のハーマイオニーとロン。ハリーを支え共に行動してきた2人ですが、いつからか2人の間には恋愛感情が生まれ、恋人同士になりました。今回はハーマイオニーとロンの恋愛部分に注目し、なぜ恋人になったのか、いつから好きだったのかを調べるため、出会いから結婚までを検証していきます。また、2人がどのような仕事に就いたのかや2人の子どもも紹介していきます。

ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?いつから好きだった?出会いから結婚まで検証のイメージ

目次

  1. ハーマイオニーとロンとは?
  2. ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?
  3. ハーマイオニーはロンをいつから好きだった?
  4. ハーマイオニーとロンの出会い
  5. ハーマイオニーとロンの結婚
  6. ハーマイオニーとロンの結婚後は?
  7. ハーマイオニーとロンに関する感想や評価は?
  8. ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?まとめ

ハーマイオニーとロンとは?

ハーマイオニーとロンとは、「ハリー・ポッター」シリーズに登場する人物で、主人公ハリーの親友です。ハリーがホグワーツ魔法魔術学校に入学してから宿命の敵ヴォルデモートを倒すまで、共に過ごした仲間であり、ハリーが最も信頼を寄せる人物です。さまざまな事件や出来事に巻き込まれ成長していきますが、2人の間にはいつからか恋愛感情も芽生えます。

2人の不器用でなかなか進まない恋の行方を見守るのが、ファンの間では楽しみのひとつになっていました。ハーマイオニーとロンがいつから恋に落ち、なぜ恋人になったのかについて順を追って説明していきます。

ハリー・ポッターの作品情報

ハリー・ポッターの概要

「ハリー・ポッター」とはイギリスの作家J・K・ローリングが執筆したファンタジー小説に出てくる主人公の名前で、全7巻からなる長編小説及びそれと関連する作品を「ハリー・ポッター」シリーズと言われています。第1巻の「ハリー・ポッターと賢者の石」が1997年に発売されると、その世界観に多くの人々が魅了され世界的なベストセラーになりました。

ヴォルデモートとの最後の戦いが書かれた第7巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」は2007年に発売されましたが、2016年には第7巻の後日談を描いた舞台劇の脚本を基にした「ハリー・ポッターと呪いの子」が発売されました。全世界73言語に翻訳された「ハリー・ポッター」シリーズの全世界累計発行部数は2018年時点で5億冊を突破し、「ハリー・ポッターと賢者の石」だけでも1億冊を突破しています。

2001年に公開された映画「ハリー・ポッターと賢者の石」を皮切りに、7巻までの内容が映画化され、全世界で約8259億円の興行収入を得ました。7巻の「ハリー・ポッターと死の秘宝」はPART1と2に分けられ、2010年と2011年に公開し、PART2はシリーズ最終話ということもあり、全作品の中でもっとも多くの観客を集めました。主人公のダニエル・ラドクリフはハリーと同じ11歳で役を掴み、最終作まで務めました。

物語は1990年代のイギリスが舞台で、現実の世界の中に魔法使いが存在しているというファンタジーの世界で、魔法使いの両親を恐ろしい闇の魔法使いヴォルデモートに殺され因縁を持った少年ハリー・ポッターの成長や友情、命をかけた戦いを描いています。

ハリー・ポッターのあらすじ

赤ん坊の時に両親を亡くし、引き取られた叔母夫婦の家庭で冷遇されて育ったハリー・ポッター。ハリーが11歳になる年、ホグワーツ魔法魔術学校からハリー宛に入学許可証が届きました。叔母夫婦が入学に反対しますが突如現れた人物から、ハリーは自分の両親が魔法使いだったこととその両親が恐ろしい闇の魔法使いヴォルデモートに殺されたこと、さらにヴォルデモートがハリーを殺せなかったということを因縁を聞きました。

ハリーはホグワーツへの入学を決めホグワーツ特急へと乗り込み、ロンやハーマイオニーと出会います。入学式では組み分け帽子により、ロンやハーマイオニーと同じグリフィンドール生になり、トロール事件をきっかけに3人は仲良くなりました。入学後もハリーは、失った肉体を取り戻し復活しようとするヴォルデモートに命を狙われますが、闇の力に対抗するダンブルドア校長や支援者に助けられ成長していきます。

ハーマイオニーのプロフィール

本名はハーマイオニー・ジーン・グレンジャー。1979年9月19日生まれで、主人公ハリーの同級生であり親友でもある茶色い髪に茶色の目をした女の子です。マグル(非魔法使い)の歯科医師夫婦の間に生まれ、ハリーと同じ年にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、ハリーやロンと同じグリフィンドール寮の生徒になりました。規則を重んじる真面目な優等生で他人に厳しくお節介な部分もあり、入学当初は友達ができませんでした。

ハリーやロンと仲良くなった後は持ち前の頭脳を生かし、ハリーやロンのピンチを何度も救い、なくてはならない存在になっていきます。作中では常に本を持ち歩く姿が描かれており、膨大な量の本を読書しているにもかかわらず、内容を全て覚えているという記憶力の持ち主であり、加えて努力家でもあることから、学年首位の座を取り続けていました。

ハリーやロンと行動するようになってからは考え方も柔軟になり、目的のためには自ら規律を破るなど過激な行動に出ることもありました。特に友達に危険が迫った時には、規則よりも友達を優先に考え行動に移します。頑固な一面もありますが、友達思いの優しい女の子です。

ロンのプロフィール

ロンは愛称で、本名はロナルド・ビリウス・ウィーズリー。家族からはロニーちゃんとも呼ばれています。1980年3月1日生まれで、主人公ハリーの同級生でありハリーと最初に友達になった赤毛でそばかすのある男の子です。純血の魔法族であるウィーズリー夫妻の間に生まれた6人兄妹中5番目の子どもで、ホグワーツ魔法魔術学校入学後はグリフィンドール寮の生徒になり、ハリーの1番の親友になりました。

長男のビル・ウィーズリーをはじめ優秀な兄たちの陰に埋もれて育ったため劣等感が強く、ハリーやハーマイオニーと比べると幼さが目立ちます。周囲からのプレッシャーに弱い反面、強がる態度を見せたり、傷つきやすい一面もあります。冗談を言って場を和ませることも多く、ムードメーカー的な存在です。ハリーが有名人であることを知りながらも普通に友人となり、ハリーとともに活動します。

ハリーやハーマイオニーを守るためなら自分が傷つくことも厭わない、友達思いの勇敢な男の子です。一方男兄弟に囲まれて育ったため、女心を理解することが苦手であり、ハーマイオニーとも度々トラブルを起こしてしまいます。恋愛に関しては妹のビリーよりも奥手で、自分の本心に気づくことも遅く、相手に好意を伝えることもうまくできませんでした。

【ワーナー公式】キャラクター|ハリー・ポッター|トップ

ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?

素直になれなかった2人

主人公のハリーを支え、ともに成長するハーマイオニーとロン。物語の面白さとともに2人の恋の行方も多くの人の心を掴みました。ハーマイオニーとハリーが恋に落ちると予想していた人も多くいましたが、なぜハーマイオニーはロンを選び2人は恋人になったのでしょうか。物語が進むにつれファンの間ではいつから2人が恋に落ちたのかが話題になりました。

ハーマイオニーもロンも相手のことが気になり意識するシーンは多くありましたが、2人が自分の気持ちが恋からくるものだと自覚するには時間がかかりました。自覚しても素直になれず、相手に八つ当たりしてしまうこともありました。特にロンは女心に鈍く、ハーマイオニーのことを好きだと自覚するまでにはかなりの時間がかかりました。そんな2人がなぜ恋人になれたのか、2人の気持ちが変化するシーンを紹介していきます。

ピアノの弾き方

ハーマイオニーとロンの2人の関係は中々進展しません。しかしなぜ2人は恋人になれたのでしょう。2人の心境が変化したと分かるシーンの1つが、ハリーポッターシリーズ7作目の「死の秘宝」でのピアノのシーンです。「死の秘宝」では、ハリー、ハーマイオニー、ロンの3人がヴォルデモートを倒すために分霊箱を探す旅に出ます。

旅は困難が続き精神的にも追い詰められ、一度はロンがハリーと喧嘩し離れていきます。しかしロンは思い直して2人の後を追い、ハリーのピンチを救いました。心身ともに辛い過酷な旅の途中で見つけたシリウス・ブラックの屋敷。ピアノを見つけたロンが弾こうとしますが、そんな弾き方じゃないわ、とハーマイオニーが弾き方を教えます。

その時のハーマイオニーは優しく穏やかで、嫌味などは少しも感じられないものでした。この時にはすでに、ハーマイオニーはロンのことを好きだと自覚しています。そんなハーマイオニーの優しい心に触れ、ロンもハーマイオニーを優しく見つめます。

アモルテンシア

2つめのなぜ2人は恋人になれたのかが分かるシーンは、ハーマイオニーがロンに対してはっきりと恋心を自覚したシーンです。それはハリーポッターシリーズ6作目の「謎のプリンス」で、魔法薬学授業を受けていた時のことです。この時の授業は、世界一強力な愛の妙薬と言われる「アモルテンシア」についてでした。「アモルテンシア」は嗅いだ人によって異なる匂いがするという特徴があり、その人が惹かれる匂いがするものでした。

ハーマイオニーが感じた匂いは、刈ったばかりの芝生や新しい羊皮紙、ともうひとつあったのですが、顔が赤くなり言葉にするのを止めてしまいました。この時にはなぜハーマイオニーが口にしなかったのかと話題になりましたが、後に作者が、ハーマイオニーが口にしなかった匂いは、ロンの髪の匂いだと明らかにしています。ハーマイオニーがロンを好きだと自覚し、いつからか恋の相手として意識していたことが分かります。

死の秘宝でのキス

3つめのなぜ2人は恋人になれたのかが分かるシーンは、ハーマイオニーがロンにキスするシーンです。そのシーンはデス・イーター率いるヴォルデモートがホグワーツに攻めて来るという「死の秘宝」の物語の終盤にありました。ヴォルデモートの分霊箱を破壊できるバジリスクの牙を求め、ハーマイオニーとロンの2人はかつてハリーがバジリスクを倒した秘密の部屋を訪れます。

バジリスクの牙で分霊箱を破壊すると2人は大量の水に襲われますが無事でした。ずぶぬれになりながらも2人は熱いキスを交わし、笑顔を見せました。2人が恋人同士のようなキスをしたことで、いつから付き合っているのかと話題になりました。なぜなら、2人が相手に好きだと伝えているシーンが無かったからです。

なぜ2人はキスをしたのでしょうか。ヴォルデモートとの戦いを前に、死ぬかもしれないという思いが自分の気持ちを伝えたいという思いに変わり、ロンにキスをしたいという気持ちになったから、とハーマイオニーを演じたエマ・ワトソンが答えています。その後2人が手をつないで歩く姿や、戦いに疲れ階段で身を寄せ合う姿も見ることができます。

またホグワーツ内での戦いで、僕のハーマイオニーになにをする、とロンが叫ぶシーンもありました。ハーマイオニーとロンがお互いに好きだという気持ちを受け止め、恋人同士になったことがはっきりと分かり、好きだからこそ最後まで共に居たいという2人の気持ちが伝わります。

ハーマイオニーはロンをいつから好きだった?

秘密の部屋で恋心が芽生えた?

ハーマイオニーはロンの事をいつから好きだったのでしょうか。ハーマイオニーがロンを意識したと分かるシーンが、ハリーポッターシリーズ2作目の「秘密の部屋」で見ることが出来ます。秘密の部屋とは、マグルの血を持つ者を魔法学校に入れることに異を唱えた魔法学校創設者の1人が作った伝説の部屋のことで、純血の継承者のみ開くことができるというその部屋の中には、スリザリンの怪物と言われる大蛇バジリスクがいました。

秘密の部屋は、ハリーの宿敵の相手であるヴォルデモートがホグワーツ魔法学校の生徒だった時に開け、マグルの血を持つ生徒や教師がバジリスクの犠牲になりました。そして50年後、再び事件が起こります。ハリーはヴォルデモートの分霊箱である日記帳を見つけたことで事件の概要を知り、秘密の部屋へとおびき出され命を狙われます。戦いの末バジリスクを倒し分霊箱も破壊したことで事態は収束します。

この「秘密の部屋」の話の中で、ハーマイオニーを侮辱したマルフォイに対しロンが怒ったシーンがあります。ハーマイオニーの両親はマグルであり、そのことをマルフォイから「穢れた血」と罵られます。その言葉に怒り、ロンはマルフォイにナメクジ呪いの呪文をかけようとしました。この時見せたロンの男らしさがきっかけとなり、いつからかロンへの気持ちが大きくなったのでは、とも言われています。

またラストシーンでは、ハリーとロンの活躍と無事を喜びハーマイオニーはハリーとハグをします。その後ロンにもハグをしようとしますが途中でやめて少し下がり、握手だけで終わらせます。ハーマイオニーがロンを男の子として意識したため、恥ずかしがって出来なかったのでは、と言われています。

ホグズミード村でのデート

ハーマイオニーはいつからロンを好きだったのかを調べていくと、ハーマイオニーとロンが仲良くデートしている姿を、ハリーポッターシリーズ3作目の「アズガバンの囚人」で見ることが出来ます。ホグワーツ魔法学校では3年生になると週末のホグズミード行きが許可されるようになります。ハリーたちも3年生になり、ホグズミード村への外出ができるようになりますが、ハリーは許可証をもらえなかったため1人ホグワーツに残ります。

ホグズミードは魔法族のみの村で、多くの店が立ち並ぶ生徒たちに人気の楽しい場所です。ハーマイオニーとロンもこの場所を訪れ、2人で店を回るなどデートを楽しんでいるようにも見えます。気心知れた相手というよりは、恋心へと変わっているような距離が縮まった2人の様子を見ることができます。

ダンスパーティーでの出来事

ハーマイオニーはいつからロンを好きだったのかを調べていくと、ハーマイオニーとロンがお互いを意識していることがはっきりと分かるシーンがありました。それは、ハリーポッターシリーズ4作目の「炎のゴブレット」のダンスパーティーシーンです。ホグワーツ魔法学校に、ダームストラング専門学校、ボーバトン魔法アカデミーの生徒が集まり、炎のゴブレットで選ばれた代表による三大魔法学校対抗試合が行われた話でした。

各校の代表が1年に渡り課題を競いあう中、クリスマスに合同のダンスパーティーが開かれることになり、一緒に踊るパートナーを探します。ハリーもロンもなかなか相手が決まらず、ロンは最終手段だとしてハーマイオニーを誘いますが、ハーマイオニーには相手がすでに決まっていると断られてしまいます。パーティー当日、ドレスアップしたハーマイオニーがダームストラング校の代表選手のパートナーであることを知ったロン。

ロンはヤキモチのような変な嫉妬心をハーマイオニーにぶつけてしまいます。この時はまだ、ロンはハーマイオニーに恋心を持っているという自覚はなく、なぜか分からない苛立ちを言葉のままぶつけてしまったようです。そんなロンにハーマイオニーは、次は最後の手段ではなく誰よりも早く自分に申し込みなさいよ、と強い口調で自分の思いを伝えました。ロンに誘われたかったというハーマイオニーの恋心が分かるシーンです。

ロンのキスへの嫉妬

ハーマイオニーはいつからロンを好きだったのかを調べていくと、ハーマイオニーがロンへの恋心を自覚しつつ、ロンの行動に嫉妬したと分かるシーンがありました。それはハリーポッターシリーズ6作目の「謎のプリンス」内の話で、ハーマイオニーとロンそれぞれに大きな変化がありました。ハーマイオニーはロンが評価されることを期待し、ロンのために自分の魔法を不正に使うことまでしてしまいます。

しかしロンは、自分の事を好きだと告白してきたラベンダー・ブラウンという女学生と付き合い始めます。2人がキスする場面を見てしまったハーマイオニーはショックを受け、吐き気がしちゃうとハリーに伝えその場から立ち去ります。この言葉はハーマイオニーが嫉妬から出た言葉だと言われています。その後、ハーマイオニーも別な人と付き合い、ロンとの関係は悪化していきました。

ハリーですら2人の関係を修復することが出来ずにいましたが、なぜ2人は仲直りしたのでしょうか。それは、ロンが毒を飲んでしまい死にかけた時、心配して駆けつけたハーマイオニーとラベンダーの前で、ロンが寝言で口にしたのがハーマイオニーの名前だったからでした。ロンが本当に好きだったのはハーマイオニーだったと分かるシーンです。この後ラベンダーと別れたロンですが、ハーマイオニーと付き合うことにはなりませんでした。

作品を見たファンからは、ハーマイオニーがロンをいつから好きになったのか分かりづらいと言われていますが、以上のように友情から恋へと変化する2人の様子を見ることができます。作品内ではいつから恋に落ちたかは明確になっていませんが、早い段階でハーマイオニーはロンへの恋心を意識したのではと考察されています。

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ハーマイオニーとロンの出会い

ホグワーツ特急で出会った2人

ハーマイオニーとロンの出会いは、ホグワーツ魔法魔術学校に入学するために乗ったホグワーツ特急の中でした。ロンは最初ハリーとキングズ・クロス駅で出会い、一緒に特急へと乗り込みます。仲良くなった2人の客室に現れたのが、ハーマイオニーでした。子どもっぽいロンと異なり大人びた様子で自己紹介の挨拶を行うハーマイオニーは、ひびが入ったハリーの眼鏡を魔法で直すなどお節介な優等生ぶりを発揮していました。

第一印象はよくない?

ホグワーツ特急で顔を合わせたハーマイオニーとロンですが、第一印象はお互い良くないようです。口の周りをお菓子で汚れたままたどたどしい自己紹介をしたロンに、ハーマイオニーは顔をしかめます。ロンもハーマイオニーの上から目線の態度に面白くなさそうな素振りを見せます。

子供の頃のハーマイオニーとロン

ホグワーツ魔法魔術学校に入学したときはハーマイオニーもロンもまだ子供で、相手のことを恋の相手と意識してみていたわけではありません。規則にも厳格で優等生のハーマイオニーは、ハリーやロンと馴れ合いませんでした。魔法の授業でも、ハーマイオニーは正確な呪文を唱え浮遊魔法を成功させますが、隣の席にいたロンは何度杖を振り回して唱えても成功させることができません。

そんなロンに対し、ハーマイオニーは杖を振り回しすぎだと注意し、発音も間違えていることを指摘します。そのことを面白く思わなかったロンは、ハリーにハーマイオニーは嫌なやつだと文句を言います。ハーマイオニーはロンがハリーに言った、だから友達がいないんだという言葉を聞き、ショックで泣き出しその場から駆け出してしまいました。

この後、トイレで隠れて泣いていたハーマイオニーがトロールに襲われますが、ハリーとロンに助けてもらったことで3人は仲直りをし仲良くなります。この時はまだ普通のクラスメイトのような存在で、それぞれの良い所を認め合う姿も見られますが、恋愛感情は少しも抱いていないようです。

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ハーマイオニーとロンの結婚

卒業後に結婚した2人

ホグワーツ魔法魔術学校でのヴォルデモートとの戦いが終わり、19年後の様子が描かれた「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」のラストシーンでは、ハリーやハーマイオニー、ロンが成長し親になった姿を見ることができます。この時に、ハーマイオニーとロンが結婚したことが分かります。ホグワーツを離れても2人が交際を続け結婚したことは、多くのファンから喜ばれました。

ハーマイオニーとロンの結婚は作者自身が望んだことだということが、J.K.ローリングへのインタビューの中で明らかになっています。また、ハリーはロンの妹のジニーと結婚したことも作品の最後で明らかになっています。ハリーがジニーと結婚したことで、ハリー、ロン、ハーマイオニーは親戚関係になりました。

ハーマイオニーとロンの子供

なぜハーマイオニーとロンが結婚したが分かるかというと、このラストシーンにハーマイオニーとロンの子どもが登場しているからです。結婚し親となったハーマイオニーとロンは、ハリーの家族と同様にホグワーツ魔法魔術学校に入学する子どもたちをキングス・クロス駅で見送ります。2人の間に子どもは2人いて、女の子がローズ、男の子がヒューズです。2人がいつから結婚していたのかが気になりますが、明確にはなっていません。

ホグワーツへの入学を考えると、少なくとも11年前には結婚し出産していたのではと予想されています。外見はローズがハーマイオニーに似ており、ヒューズがロイに似ています。さらにローズは成績も優秀で、ハーマイオニー譲りの頭脳だと言われています。ヴォルデモートとの戦いから19年がたち、2人が結婚しただけではなく、子どもを持つ親になっていたことも驚きです。この時ハリーとジニーの子ども3人も登場しています。

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ハーマイオニーとロンの結婚後は?

ハーマイオニーの仕事と活動

ハーマイオニーは卒業後、イギリス魔法省に就職し局員となり、しもべ妖精の扱い向上を目指す活動を行います。魔法生物規制管理部で働いたのち魔法法執行部に異動し、副部長に昇進します。そこでは、魔法族の純潔を推進する法律を撲滅する活動に力を入れました。そしてハリーポッターシリーズ8作目の「呪いの子」では、ハーマイオニーが魔法大臣に就任していることが明らかにされています。

ロンの仕事

ロンはヴォルデモートとの最後の戦いのあとハリーとともに魔法省の闇祓いになりますが、その後兄のジョージが開業した「ウィーズリー・ウィザード・ウィーズ(WWW)」という悪戯用品専門店を手伝い経営に携わります。この仕事でかなりの稼ぎを手にしていると作者がインタビューで語っています。ハーマイオニーのように復学はしていないようです。

ハーマイオニーとロンの結婚生活に対して心配するような声も挙がっています。ロンを演じた ポール・ソーンリーや原作者のJ.K.ローリングも、ロンとハーマイオニーはいずれ離婚するのではとか、ロンは1人寂しく生きるようになるなど、将来を心配するコメントを発表しています。ロンが結婚後もハーマイオニーに劣等感を抱くのではないかと想像されています。

マグルの車の免許を取得したロン

ロンはマグルの自動車の運転免許も取得していることが明らかになっています。魔法をつかって手に入れたのではないかとハーマイオニーに心配されていましたが、実際に試験で試験官に錯乱の呪文をかけ、バックミラーの確認怠りを無かったことにしたことをハリーに打ち明けています。結婚しても、ロンの子どもっぽい部分は抜け切れていないようです。

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ハーマイオニーとロンに関する感想や評価は?

作品と共に成長する俳優の姿も「ハリー・ポッター」の魅力のひとつです。当初は作品に合わせて俳優を変える予定でしたが、ハリーたちがあまりにもはまり役だったことから、作品の最初から最後まで俳優を変えずに撮ることにしたそうです。紹介した感想のようにハーマイオニーの人気も高く、なぜ主人公のハリーと結ばれなかったのかと原作者のJ.K.ローリングに抗議の意見が殺到したようです。

また、原作者のJ.K.ローリング自身も、ハーマイオニーはハリーと結ばれた方が幸せだったとコメントしたことも話題になりました。しかしインタビューの最後では、カウンセリングを受けながらでも2人は結婚生活を続けていくだろうともコメントしており、物語が終わったあとの2人の関係を気にするファンも多いようです。

一方ハリーとハーマイオニーの間には恋愛感情はなかったのでしょうか。ハリーが傷つき悩んでる時に寄り添い、励まし、音楽に合わせて踊ったこともあります。2人の様子からは相手を好きになってもおかしくない関係に見えますが、異性として意識してないからこそ平気でハグが出来たとも考えられます。恋愛感情ではないにしろ、ハリーもハーマイオニーもお互いが好きで相手を大事に想っていることは間違いありません。

ハーマイオニーがいつからロンを好きになったのかが気になる人も多いですが、なぜロンと恋人になったのかが気になる人も多いようです。3枚目としての役柄からか、ロンの評価が低いという声も挙がっています。実際ロンは優秀な兄に囲まれてはいますが、ホグワーツ魔法魔術学校に入学できる能力があり、チェスも名人級で、頼りになるところもたくさんあります。

特に友達を馬鹿にしたり批判する人には猛然と立ち向かい、怒りをぶつけることもあります。友達を助けるためには強敵や苦手なものにも向き合います。その結果自分が被害を受けても、嫌味を言う事もありません。そんな男らしい一面を見せるロンの姿にハーマイオニーが気づかないわけがありません。いつからかロンを好きなったとしても不思議ではないようです。

ハーマイオニーとロンはなぜ恋人に?まとめ

ハリーの親友であり戦友でもあるハーマイオニーとロン。いつからか2人は相手のことを恋の相手として見るようになり、時間はかかりましたが恋人同士になりました。なぜハーマイオニーの相手はハリーではなかったのか、いつからハーマイオニーはロンの事を意識しだしたのかを作品の中の様々なシーンから感じ取ることができます。

小説や映画は完結しましたが、「ハリー・ポッター」シリーズのスピンオフに当たる「ファンタスティック・ビースト」の映画が2013年から公開され人気になるなど、未だ「ハリー・ポッター」の人気は衰える事がありません。「ハリー・ポッター」シリーズをまだ観ていない方や今回の記事に興味を持った方は、ハーマイオニーとロンがなぜ恋人同士になったのか、2人の動向に注目しながら観てみてはいかがでしょうか。

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