クルックシャンクスの名前の由来や猫の種類は?ハリーポッターの最後でどうなった?

「ブサカワ」でおなじみの、フワフワの毛が印象深いハーマイオニーの愛猫クルックシャンクス。映画「ハリー・ポッター」シリーズでもおなじみのオレンジ色の猫になります。そんな愛らしいクルックシャンクスの種類や名前の由来についてはご存知ですか?今回は、映画「ハリーポッター」シリーズの中でも重要な役割を果たしているクルックシャンクスの魅力についてをご紹介していきます。また、猫でありながら猫とは思えないほど賢いクルックシャンクスの気になる正体にも迫ります。

クルックシャンクスの名前の由来や猫の種類は?ハリーポッターの最後でどうなった?のイメージ

目次

  1. クルックシャンクスはハーマイオニーの猫
  2. クルックシャンクスの名前の由来と猫の種類
  3. クルックシャンクスはハリーポッターの最後でどうなる?
  4. クルックシャンクスの正体は?
  5. クルックシャンクスに関する感想や評価は?
  6. クルックシャンクスの名前の由来や猫の種類まとめ

クルックシャンクスはハーマイオニーの猫

オレンジ色の毛並みでつぶれたような顔が「ブサカワ」だと大人気のクルックシャンクス。ハリーポッターシリーズの主人公ハリーの親友ハーマイオニーが飼っている猫になります。飼い主のハーマイオニー同様、頭が良く正義感が強いとても賢い猫クルックシャンクス。

猫だと思えない賢さに驚きの声と「クルックシャンクスの正体は何者なのか?」と言った声がたくさん挙がっています。そんなクルックシャンクスの名前の由来や種類、クルックシャンクスの正体をご紹介します。また、気になるクルックシャンクスの最後がどうなったのかも併せてご紹介します。

ハリーポッターシリーズとは?

ハリーポッターシリーズの概要

世界中でハリポタブームが沸き起こり社会現象にまでなったハリーポッターシリーズ。大人も子供も、男性も女性もみんなが楽しむことが出来る大人気作品になります。長編の物語になりますが、長編であることを感じさせないほどあっと言う間に物語が進んでゆくと話題になっています。そんな気になるハリーポッターシリーズの概要をご紹介します。

作者のJ・Kローリングは、無名の作家でしたが、第1作目の「ハリーポッターと賢者の石」が刊行されるとまたたく間にベストセラーに選ばれました。児童文学に分類されますが、子どもも大人も楽しむことが出来、児童文学という枠を越えた名作になります。

73の言語で翻訳され、世界中の人々に愛され「ハリポタブーム」が巻き起こりました。全世界でシリーズ累計発行部数は5億を突破しており、史上最高のシリーズ作品と言われています。2001年からは映画も公開され、シリーズ世界歴代3位の興行収入となるヒット作品となりました。

ハリーポッターのあらすじ

両親を亡くし、叔父の家で暮らすハリーポッターは、叔父や叔母、いとこのダドリーにいじめられ辛い日々を送っていました。そんなハリーが11歳の誕生日を迎えた日、ハグリッドと名乗る知らない男から自分は魔法使いであることを告げられます。


ホグワーツ魔法魔術学校へ入学したハリーは、そこでロン、ハーマイオニーという親友に出会います。3人はハリーの両親が亡くなる原因にもなったヴォルデモート卿との因縁に迫り、ヴォルデモート卿を倒そうと周りの人々を巻き込み協力していきます。そんな主人公ハリーが送る楽しい魔法学校の生活とヴォルデモート卿との戦いを描いた壮大な長編物語になります。

ハーマイオニーのプロフィール

本名はハーマイオニー・ジーン・グレンジャー。ハリー、ロンとは同級生であり親友。同じクリフィンドール寮に所属しています。マグル出身ですが、とても頭が良く学年一の秀才です。が、白黒をはっきりとつけたがる完璧主義者で、規律を重んじるためロンやハリーとはたびたび口論になります。ですが、ハーマイオニーの豊富な知識と抜群の記憶力でハリーは何度も窮地を救われます。

常に髪の毛はボサボサで容姿に頓着しないハーマイオニーですが、4作目の「ハリーポッターと炎のゴブレット」では、直毛剤を使用し髪の毛を結い上げドレスを身にまとった姿は参加者の注目の的でした。これがきっかけでロンもハーマイオニーのことを意識するようになったと言われています。

クルックシャンクスは猫

クルックシャンクスはペットショップで出会ったハーマイオニーの愛猫になります。大きな体とオレンジ色の毛並み、つぶれた顔はおせじにも可愛いとは言えませんがハリーポッターシリーズの中では「ブサ可愛い」と人気の動物になります。

なかなか買い手が見つからなかったクルックシャンクスでしたが、それを聞いたハーマイオニーがフクロウをかうつもりがクルックシャンクスを飼うことを決めてしまいます。そして驚くのは、クルックシャンクスは飼い主のハーマイオニーと同様にとても賢い猫ということです。猫でありながら「動物もどき」の正体を見破ったりと、人間よりも鋭い勘を持っています。

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クルックシャンクスの名前の由来と猫の種類

月と気に登るねこ

猫にしては少し長い印象のあるクルックシャンクスの名前。実は飼い主であるハーマイオニーが名付けたわけではありません。そんな気になるクルックシャンクスの名前の由来についてやクルックシャンクスの種類についてをご紹介します。

名前は店員がつけた?

クルックシャンクスの種類と言われているペルシア猫

クルックシャンクスの名前はハーマイオニーではなくペットショップの店員がつけたものになります。もともとペットショップには長い間いたクルックシャンクスですが、なかなか買い手がいなかったようです。長い間呼ばれてきた名前を変えることにクルックシャンクスが違和感を感じるかもしれないとハーマイオニーが思ったのか、単純にハーマイオニーも名前を気に入ったためなのかとも言われています。

クルックシャンクスの名前の意味

ハーマイオニーの猫クルックシャンクスですが、クルックシャンクスとは英語で「Crookshanks」と書きます。crookは「曲がったもの」shankは「脚のすね」という意味があり、ハリーポッターの原作中にはクルックシャンクスが、がに股の猫であることが書かれています。この歩き方の特徴から名前を「クルックシャンクス」にしたのでは?と言われています。

クルックシャンクスの登場は?

クルックシャンクスとハーマイオニーの出会いは、魔法動物ショップになります。飼っているネズミのスキャバーズの具合が悪く診てもらいに来ていたロンと、フクロウを飼おうとしていたハーマイオニー。が、スキャバーズを一目見たクルックシャンクスは、スキャバーズを捕らえようと襲い掛かります。このころからクルックシャンクスはスキャバーズの正体がわかっていたと考えられます。一目見て動物もどきがわかるほど賢い猫になります。

もともとふくろうを見に行ったハーマオニーでしたが、「買い手が見つからず長い間店にいる」と店員から聞いたことでクルックシャンクスを飼うことを決めます。スキャバーズを追って店を出たロンとハリーに続いてクルックシャンクスを抱えたハーマイオニーが出てきます

スキャバーズを目の敵にしているクルックシャンクスを飼ったハーマイオニーをみてロンは嫌がります。が、実はスキャバーズは、ヴォルデモート卿の手下のピーター・ペティグリューになります。クルックシャンクスは初めて会ったときからスキャバーズの正体を見破っていたのです。

原作で種類の明記はない

クルックシャンクスの種類と言われているペルシャ猫

クルックシャンクスの種類について、ハリーポッターの原作には明記がありません。が、クルックシャンクスの見た目や特徴からペルシャ猫の可能性が高いと言われています。ペルシャ猫の種類チンチラは毛の色がゴールドかシルバーになるので、オレンジ色の毛並みのクルックシャンクスは普通のペルシャ猫の可能性が高いと考察されています。

クルックシャンクスの特徴

クルックシャンクスは、オレンジ色で長くてフサフサの毛並みが代表的な特徴になります。つぶれたような小さな顔と鼻については「ブサカワ」と言われ愛らしい顔立ちをしています。これ以外の特徴としては「ハリーポッター」の原作の中で体の大きさが「巨大」であることと尻尾が「ビン洗いのブラシ」のようだと書かれています。

特徴から猫の種類を考察

クルックシャンクスの種類と言われているペルシャ猫

クルックシャンクスの見た目からペルシャ系の猫であることは間違いないと言われています。ペルシャ猫は、鼻のつぶれ具合によって「トラディショナル」と「エクストリーム」の2種類に分類することが出来ます。クルックシャンクスの鼻のつぶれ具合から「エクストリーム」の可能性が高いと言われています。

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クルックシャンクスはハリーポッターの最後でどうなる?

背中を向ける猫

たくさんの活躍を見せてきたクルックシャンクスですが、ある時から登場しなくなってしまいます。「クルックシャンクスはどこにいったのか?」「最後はどうなったのか?」と言ったクルックシャンクスその後を気にする声がたくさん挙がっています。そんな気になるクルックシャンクスの最後についてご紹介します。

ウィーズリー家に預けられたクルックシャンクス

賢い猫クルックシャンクスですが、実は「ハリーポッターと死の秘宝」からは登場していません。何故かというと、ハリーとロン、ハーマイオニーが人さらいから逃げている間はウィーズリー家の隠れ穴に預けられていたそうです。ジニーが猫好きになるので、可愛がってもらえたと予想されます。


ハーマイオニーのマグル出身の両親については、2人を巻き込まないよう、危険が及ばないようにハーマイオニーが忘却術をかけ自分の記憶を消してしまいます。自分の記憶が無くなった両親をオーストラリアに移住させハリーとともに逃げるハーマイニーの決意がわかる悲しい決断でした。

ホグワーツでの戦い終了後のクルックシャンクス

寝転ぶ猫の肉球

ホグワーツでの戦い終了後のクルックシャンクスについては原作では書かれていません。おそらく戦いが終わった後にハーマイオニーが隠れ穴までクルックシャンクスを迎えに行ったと考えられています。その後はハーマイオニーと共に幸せに暮らしたと予想されています。

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クルックシャンクスの正体は?

背中を向ける猫

とても頭が良い猫クルックシャンクス。あまりに賢いため「実は猫ではないのか?」「クルックシャンクスの正体は何?」と言ったクルックシャンクスの正体を疑問視する声がたくさん挙がっています。そんな気になるクルックシャンクスの正体についてご紹介します。

ニーズルの血を引いている

アップで見る猫の足

賢い猫クルックシャンクスですが、猫とニールズという魔法動物の血を引いているハーフのため賢いと言われています。ニールズとは、猫によく似た魔法生物になります。が、猫よりも耳がは大きくブチ模様がありライオンのようなしっぽを持っているのが特徴的です。そして猫よりかなり知能が発達していています。

クルックシャンクスは賢い猫

ハリーポッターの原作者であるJ・Kローリングによるとニールズは、その賢さから番犬ならぬ番猫としても活躍するそうです。気性が荒く正義感も強いため悪い人間を見破り攻撃することもあります。同じく気性が激しく白黒はっきりつけたがる完璧主義者のハーマイオニーにピッタリの愛猫になります。

シリウスと心を通わせた

クルックシャンクスはネズミに変身したピーター・ペティグリューの正体も見破っていましたが、犬に変身したシリウス・ブラックの正体も見破っていまいした。が、ピーター・ペティグリューとは違い、味方だと判断するとシリウス・ブラックに協力します。シリウス・ブラックがグリフィンドール塔に入るために、ネビル・ロングボトムの書いた合言葉の紙を盗みシリウス・ブラックを助けます。

シリウス・ブラックの命令でスキャバーズを捕らえようとしたクルックシャンクスでしたが、スキャバーズに気づかれ逃げられてしまいます。勘違いしたロンは、クルックシャンクスがスキャバーズを食べたと言ってハーマイオニーに怒りをぶつけます。

夕焼けと猫

これが原因で仲が悪くなった2人ですが、真実を知ったロンはハーマイオニーと仲直りします。また、クルックシャンクスはシリウスを庇うように膝の上に座ったりもし、とても賢い猫であることがうかがえます。そんなシリウスとクルックシャンクスですが、最初はブラックのことも疑っていたようです。が、ブラックを信用するようになると、強力な味方になってしまいます。

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クルックシャンクスに関する感想や評価は?

とても賢い猫、クルックシャンクスですがやはりその賢さには魔法界ならではの理由がありました。猫と魔法生物ニールズとのハーフということでその賢さにも納得です。ハーマイオニーがクルックシャンクスを選んだのも偶然だとは思えないと言われています。

魔女と言えば猫のイメージが強いように、ハリーポッターの世界の中では猫を引き連れた魔法使いがたくさんいます。ハリーの飼っているフクロウの印象が強いですが、マクゴナガル先生やフィルチのようによく観察すると猫もたくさん登場しています。

クルックシャンクス役の猫は4匹で撮影していたそうです。1匹だけだと何かあったとき撮影が困難になってしまうので見た目が同じ猫を4匹探したそうです。同じ見た目の猫を探すのも大変なので、映画撮影の大変さがうかがえます。が、だからこそ素晴らしい映画に仕上がっていると言えます。

クルックシャンクスの名前の由来や猫の種類まとめ

ハーマイオニーの愛猫クルックシャンクスの名前の由来や種類について、またクルックシャンクスの正体についてはいかがでしたか?とても賢い猫ですが、はやりその賢さにも魔法界ならではの理由がありました。ハーマイオニー役のエマワトソンですが、実は猫好きで、猫を2匹飼っているそうです。
 

映画の中だけでなく、実はもともと猫が好きだったエマ・ワトソン。クルックシャンクスを飼った経緯にも運命を感じる展開です。猫の他にもフクロウやネズミ、犬など様々な動物が出てくるハリーポッターシリーズ。中には現実世界にいない生物も出てくるので出演キャストやストーリー展開だけでなく、登場する動物たちにもご注目ください。また違った角度からハリーポッターの世界を味わうことが出来ます。

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