【キャプテン・マーベル】ロナンはクリー帝国のヴィラン!出演作品や経歴・俳優を紹介

映画キャプテン・マーベルにて登場したヴィランがロナンです。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでヴィランとして登場したクリー帝国出身のキャラクターでキャプテン・マーベルがこれまでの作品と比べて過去を描いているという事もあり再登場する事になりました。今回はこのロナンについて映画で描かれている部分を含む経歴、現在までに登場している出演作品、映画でロナンを演じた俳優まで紹介していきます。

【キャプテン・マーベル】ロナンはクリー帝国のヴィラン!出演作品や経歴・俳優を紹介のイメージ

目次

  1. ロナンとは?
  2. ロナンの出演作品
  3. ロナンの経歴と豆知識
  4. ロナンの俳優
  5. ロナンのグッズ
  6. ロナンに関する感想や評価
  7. ロナンの出演作品や経歴まとめ

ロナンとは?

ロナンはヴィラン!プロフィール紹介

ロナンはフルネームでロナン・ザ・アキューザーという名前です。原作コミックでは身長226.1cm、体重217kgと地球人と比較するとかなり大柄な体付きをしています。原作にて初登場したのはファンタスティック・フォーの敵としての登場でした。物語の流れの中でクリー帝国の皇帝にもなっています。初登場時から法を犯した者を自らの量刑を決めて裁く権限を持ち、アキューザーズ(告発人)として活動しています。

ロナンの武器①サイバネティックス装甲スーツ

ロナンの武器の1つとなるのがサイバネティックス装甲スーツです。このスーツには腕力を増強する効果がある他、目から強力なレーザー光線を放出出来るようになります。もちろんクリー帝国産で能力を除いてもスーツ自体が強靭な耐久力を誇っています。ロナンはクリー帝国人の中でも人為強化された肉体を持っている事もあってロナンとサイバネティックス装甲スーツが合わさるとかなりの耐久力を発揮しています。

このスーツは原作では明るい緑色と黄緑を組み合わせたカラーリングでしたが、マーベル・シネマティック・ユニバースではその色がより深い緑に変わり、クリー人の特徴である青い肌が寄り際立つようなカラーリングになっています。いずれもクリー帝国軍の共通装備ですが、映画のサイバネティックス装甲スーツが原作の能力をどこまで持っているかは不明です。

ロナンの武器②コスミ・ロッド

ロナンの強さを象徴する武器と言えるのがコスミ・ロッドと呼ばれるハンマーです。このハンマーにはエネルギーブラスト、フォースフィールド、物質の生成、物質に関しては破壊と変化させる能力もあり、加えて飛行能力も持っています。ロナンの強さを何倍にも引き上げる武器になっています。

このコスミ・ロッドはマーベル・シネマティック・ユニバースの中でも使用しており若い頃を描いているキャプテン・マーベルでも既に手にしています。キャプテン・マーベルではトレーラーの時点からロナンと共にこのコスミ・ロッドを描く事でロナンの再登場を示唆する形になっていました。

ロナンの出演作品

出演作品①キャプテン・マーベル

ロナンがまだクリー帝国の告発人をしていた頃の姿を描いたのが2017年に公開された映画「キャプテン・マーベル」です。まだクリー帝国の一員として活動していた頃のロナンは、多くの惑星を爆撃するという役割をになったクリー帝国の中でもエリート軍隊と言われる「アキューザーズ」の司令官をしていました。同じクリー帝国に属していますがキャプテン・マーベルらとは仲が良いとは言えない状態です。

余談ですが、キャプテン・マーベルで再登場した形のロナンもまた若い頃という設定なので演じた俳優のリー・ペイスさんのペイントなどを含めて下記で紹介するガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとは別の物になっています。

出演作品②ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

そんなロナンの初出演作品が2014年公開の映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。本作では完全にヴィランとなっており、クリー帝国を裏切ってサノスと手を組み狂人へと成り果てていました。裏切った理由はクリー帝国が倒すべきザンダー帝国と平和条約を結んでしまったからです。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーではヴィランの中でもまさにラスボスと呼ぶべき存在です。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにて倒されるロナンですが、公開されたのがガーディアンズ・オブ・ギャラクシー→キャプテン・マーベルであるのに対し、時系列的にはガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの方が後の出来事です。ロナンはこのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにてヴィランとして倒されてしまっています。倒されはしていますが正攻法ではまず倒せないとも言われる程の強さを発揮しています。

余談ですが、原作での知名度という意味合いでは主人公であるガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々よりもファンタスティック・フォーなどとも戦いを繰り広げてきたロナンの方が知名度が高く、そういった意味合いでもまさにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの知名度を高めるための強大な壁として立ちはだかりました。

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ロナンの経歴と豆知識

経歴①クリー帝国の告発人

原作においてのロナンははじめ、キャプテン・マーベルでもガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでもなく、ファンタスティック・フォーの敵役として登場しました。登場時点でアキューザーの最高位であり上記にも記した能力を発揮しています。マーベル・シネマティック・ユニバースではフェーズ3までの間にファンタスティック・フォーは登場していない為、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーでいきなりヴィランとして登場しました。

経歴②地球へ赴く

そんなロナンですが、とある時、ファンタスティック・フォーがクリー帝国の戦闘ロボットを破壊された事で地球に興味を抱いたクリー帝国を統べる生命人工知能「スプリーム・インテリジェンス」の命令を受けて地球に赴く事になります。マーベル・シネマティック・ユニバースでの経歴としては今の所この経歴はなかった事になっています。

経歴③ヒーローとの戦い

この時点ではロナンはクリー帝国に忠誠を誓ったままであり、クリー帝国の利益を最優先にファンタスティック・フォーを始めとする地球のヒーロー達と幾度にも渡って戦いを繰り広げる事になります。元々はファンタスティック・フォーの敵として登場していますが原作ではその後、アベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなど他のヒーローチームとも交戦しています。

経歴④時には協力も?

初登場時から基本的にはヴィランという立ち位置であるロナンですが、彼の行動はただ単にクリー帝国の為であって悪意を持って行動しているわけではありません。その為、クリー帝国の為になるのであれば地球のヒーローと協力関係を構築する事もあります。マーベル・シネマティック・ユニバースではフェーズ3までで協力関係を築いた事はありませんが、過去を描く事があれば共闘する可能性もあります。

ただ原作ではクリー帝国の王になるなど最後まであくまでもクリー帝国の為に戦っていたのに対しマーベル・シネマティック・ユニバースの中では完全にヴィランになっており、ザンダー帝国と平和条約を結ぼうとしたクリー帝国を許せず、サノスとも手を組もうと行動しているので仮に協力する姿を描く場合でもその経緯をしっかりと用意する必要があります。

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ロナンの俳優

ロナン役俳優はリー・ペイス

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、そしてキャプテン・マーベルにてロナン役を演じた俳優はアメリカ人俳優のリー・ペイスさんです。父親の仕事の関係で幼少期をサウジアラビアで過ごした後、アメリカの音楽大学、ジュリアード音楽院の演劇部門を卒業し舞台俳優として活躍するようになります。映画にドラマに舞台に活躍し、過去にはエミー賞などを受賞した実績も持つ俳優さんです。

俳優・リー・ペイスの出演作品

俳優リー・ペイスさんの出演作品としては映画では「ジョン・デロリアン」「リヴォルト」「疑惑のチャンピオン」、J・R・R・トールキン原作の三部作映画「ホビットの冒険」シリーズなどの映画作品がある他、ドラマシリーズにも「Halt and Catch Fire」「プッシング・デイジー 〜恋するパイメーカー〜」「Wonderfalls」などにそれぞれ長い期間出演しています。

吹き替え声優は白熊寛嗣

ロナンの出演作品であるガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、キャプテン・マーベル共に日本語吹き替え版がありますが共にその吹き替えを担当したのは白熊寛嗣さんです。2003年のデビュー以来、その特徴的な低く太い声を活かし、20代で50代~70代の登場人物を演じたりと自身の年齢よりも高い中年男性や父親として出演している出演作品が多くなっています。

リー・ペイスさんが演じたロナン役以外でも吹き替えの仕事が多く、複数の映画でアメリカ人俳優のマイケル・ジエイ・ホワイトさんの担当声優をしている他、DVD版007シリーズではQ役を演じたデスモンド・リュウェリンさんの吹き替えを長く担当している他、数々の作品で様々な俳優さんの吹き替えを担当されています。

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ロナンのグッズ

ロナンの「POP!」フィギュア

ヴィランであるロナンですが原作での幅広い出演作品もあり、人気を集めており、グッズも展開しています。特にアメリカで人気を集めているのが高さ約9cmの高さで可愛らしいPOPのフィギュアです。POPフィギュアの特徴であるつぶらな瞳をヴィランであるロナンも持ち、原作や映画とはまた違う可愛らしいデザインになっています。

「POP!」シリーズを発売!ファンコとは?

POPシリーズを発売するのはアメリカの玩具メーカーであるファンコという会社です。1998年に創業し、ロナンなどのマーベル作品に限らず、多数の映画、ドラマ、アニメ、時には音楽からもキャラクターを立体化しています。同社の一番人気のシリーズが上記のPOPシリーズです。日本では株式会社ホットトイズジャパンが販売代理店を務めています。

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ロナンに関する感想や評価

ここからは既にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやキャプテン・マーベルを視聴した人のロナンに関しての感想を紹介していきます。マーベル作品は基本的に勧善懲悪な構図なのでヴィランであるロナンはやられ役ですがヴィランの中でも高い人気を獲得しているキャラクターになっています。

特に原作では様々なファンタスティック・フォー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アベンジャーズなどとの死闘がその人気を高めており、明確にヴィランとして描かれているマーベル・シネマティック・ユニバースとは違った展開を迎えたキャラの1人にもなっています。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはマーベル・シネマティック・ユニバース作品では珍しく、アベンジャーズ/エンドゲームまで他の作品との繋がりが薄い作品でしたが、時系列こそ異なれどガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとキャプテン・マーベルは非常に繋がりが強い作品になっており、その1つの要素としてロナンの存在があります。

ただ同時に初登場となったガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで倒されてしまった事を残念がる声が多かったのも事実です。キャプテン・マーベルの登場でマーベル・シネマティック・ユニバースでは過去を題材にする事もある事が明らかになりましたがそれまでは再登場はないだろうと考えられていました。

そんな人気のあるロナンであるからこそ出演作品を照らし合わせてその間の出来事や変化などを考察するファンも多くなっています。特にロナンは原作とは立ち位置が違う事が伺えるので原作との比較も難しく、今後展開されるシリーズの中で再び描かれる事があるのか注目が集まっています。

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ロナンの出演作品や経歴まとめ

マーベル・シネマティック・ユニバースのヴィランであるロナンはクリー帝国人としてガーディアンズ・オブ・ギャラクシー及びキャプテン・マーベルに登場したヴィランです。あくまでも敵キャラなのでメインで描かれているわけではありませんが時代を経て登場した数少ないヴィランであり、その経歴が分かるようになっているキャラクターでもあります。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーで既に亡くなっているロナンですが、特に原作で主だった敵だったファンタスティック・フォーがマーベル・シネマティック・ユニバースの世界ではまだ登場していない事もあり、またキャプテン・マーベルのようにマーベル・シネマティック・ユニバースの作品の中でも過去を描く作品がある可能性もあります。

今後登場する時には原作の経歴の中でマーベル・シネマティック・ユニバースでは触れていない、地球への来訪、或いはヒーローとの共闘が描かれる場合も考えられます。登場すればまず大きくピックアップされる事になるのは間違いないのでロナン役の俳優を務めた俳優リー・ペイスさんの動向も確認しつつ、今後のロナンの再登場にも注目してみてはいかがでしょうか?

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