24時間テレビのギャラの総額は？マラソンランナーや嵐・石原さとみの金額を調査

1978年から毎年8月下旬に日テレ系にて放送しているチャリティー番組・『24時間テレビ』。そんな24時間テレビの存在を知っている方は非常に多いと思いますが、「嫌いだから見ない…」という方も少なくないようです。まずは、24時間テレビとは一体どんな番組なのかという詳細やチャリティーの本来の意味について調査してみましょう！

24時間テレビはそもそもチャリティ番組として登場しました。多くのタレントたちが出演するチャリティー番組・24時間テレビですが、どんな企画をピックアップしているのかというポイントや、キャッチフレーズについてをまずはチェックしてみましょう。

毎年夏になると放送される24時間テレビ。そんな24時間テレビのキャッチフレーズは「愛は地球を救う」です。ちなみに、第17回以降の正式番組タイトルは『24時間テレビ○○ 「愛は地球を救う」』となっており、○○には放送回が入るようになっています。「愛は地球を救う」をキャッチフレーズとしているだけあって、24時間テレビはチャリティーキャンペーンを行う番組として誕生しました。

24時間テレビの主な企画についてですが、こちらは毎年アレンジはされるものの、多くの方がイメージするのが障害者の方が何かにチャレンジするという企画ではないでしょうか。また、ドキュメンタリー形式の企画も多いですし、芸能人がマラソンを走る企画や難病や障害者の生き様を扱ったオリジナルドラマなども24時間テレビの定番企画となっています。

24時間テレビは日本各地でチャリティーキャンペーンを行うチャリティー番組として誕生しました。しかし、「チャリティーなのにタレントがギャラ貰ってる」「ギャラが発生してる時点でチャリティーじゃないでしょ？」という視聴者の声も少なくないようです。多くの視聴者がチャリティー番組・24時間テレビに疑問を抱いているので、そもそも、『チャリティー』とは本来どんな意味を持つのかをまず調べてみましょう。

『チャリティー』とは、慈愛・博愛・同胞愛または慈善の精神に基づいて行われる公益的な活動・行為もしくはそれを行う組織の事を指します。よく『寄付』と『チャリティー』の意味を混合してしまう方がいますが、『寄付』は公共の事業や行事・寺社などに金品を贈る事なので、『チャリティー』とは意味が異なります。簡単に言うと、『チャリティー』は社会的な救済活動、『寄付』は金品を贈る事です。

チャリティー番組として誕生した24時間テレビはここ数年、放送直前から大炎上続きとなっている番組です。一体なぜ、ここまで24時間テレビが炎上しているのかというと、24時間テレビに出演するタレントたちが多額なギャラを受け取っている事が関係しているようです。募金や寄付を人々にお願いしているにも関わらず、出演タレントが多額のギャラを受け取っている事に納得いかない視聴者は非常に多くいます。

では、24時間テレビに出演しているタレントたちのギャラは一体いくらくらいなのでしょうか？また、24時間テレビのギャラの総額とは…？お次は、視聴者が疑問を抱いている、24時間テレビのギャラの発生詳細やギャラの総額について調査してみましょう！

海外で行われているチャリティー番組では、豪華メンバーたちがチャリティーの電話を自ら受けたり、歌を披露したり、募金・寄付の呼び掛けを行っています。そして、チャリティーとして出演しているのでどれだけ豪華キャストが出演していたとしてもこれらの行為は当然無償でやっており、ギャラは発生していません。

しかし、チャリティー番組だと謳っている24時間テレビにはギャラが発生します。24時間テレビにはメインパーソナリティーを務めている嵐やマラソンランナー、司会者、カラオケメンバーなど…多くのタレントが出演していますが、どのタレントも出演したらギャラを受け取っています。

海外で「チャリティー」といえば、どれだけ豪華キャストが出演していたとしてもギャラは受け取らずに無償で行っているものですが、「チャリティー番組」と公言している24時間テレビはタレントに対してギャラが発生しています。タレントに対して多額のギャラが発生している事に対し、視聴者たちは疑問や怒りを覚えており、日テレに批判の声を届けている方も少なくないようでした。

そんな批判を受け取った日テレは、24時間テレビに出演して頂いたタレントのギャラについて、「基本的にボランティアでお願いしている」と回答しました。また、「拘束時間の長い方など、場合によっては謝礼という形でいくらかのお支払いをしております」とも答え、あくまでも日テレ側は24時間テレビに出演したタレントへの金銭授与は『ギャラ』ではなく『謝礼』だと考えているようです。

24時間テレビに出演したタレントへギャラを支払っている事は多くの視聴者が知っているものです。そこで気になってくるのが、出演した一般人への謝礼についてです。24時間テレビでは障害者や難病患者をピックアップして企画を作るのが定番です。では、このような出演してくれた一般人への謝礼はあるのかどうか調査してみたところ、こちらは無償もしくは謝礼程度だとのことです。

では、『謝礼程度』とは一体どれくらいの額を指すのかと言うと、交通費などの最低限の経費レベルの金額です。24時間テレビでは障害者や難病患者を取り上げ、お涙頂戴企画をたくさん取り上げているので、この様な一般人の方が出演してくれなくては24時間テレビは企画が回りません。

しかし、そんな重要なポジション方々に対しては無償もしくは謝礼程度のギャラしか渡さず、タレントたちには巨額なギャラを渡しているとなれば、視聴者たちから「タレントに巨額なギャラ与えてるのに何で一般人へのギャラは無償なの？」「嵐とかみたいなメインパーソナリティーや司会者には莫大なギャラ渡すのに一般人には謝礼程度なんて失礼すぎる」という声が多く挙がっているようでした。

多くのタレントが出演する24時間テレビ。そんな24時間テレビ出演者によるギャラの話を調査してみた所、過去にメインパーソナリティーを務めたダウンタウン・松本人志はギャラをもらうことへの気持ちに対して「こんなんやってええのか。ギャラもらっていいのかっていう話にもなる」と、チャリティー番組のギャラに対して悩んだ過去を明かしました。

また、1991年に司会を務めた西田ひかるは「まさかチャリティー番組で出演料が出るとは思わなかった」と驚いた心情を話しており、2004年に24時間テレビのチャリティーマラソンランナーを務めた杉田かおるは「（ギャラが）思ったより少なかった」とコメントしていました。多くの出演者はやはりチャリティー番組なのにギャラを受け取ることへの罪悪感や葛藤があるようです。

24時間テレビに出演しているタレントたちは非常に多くいますが、ギャラの総額はそれぞれどれくらいになっているのかを調査してみましょう。過去に24時間テレビのギャラ内訳をスクープした週刊誌によると、メインパーソナリティーやチャリティーパーソナリティ、チャリティーマラソンランナー、総合司会者、カラオケカラオケメンバーなどのギャラがそれぞれ明らかになりました。

こちらのスクープ時にメインパーソナリティーを務めた嵐のギャラについてはのちにご紹介しますが、マラソンランナーを務めた大島美幸が1,000万円、総合司会者の羽鳥慎一が500万円、チャリティーパーソナリティーの上戸彩が500万円、カラオケメンバーとして加山雄三・谷村新司クラスが200万円、その他カラオケメンバー・懐メロ歌手・芸人が10万〜1000万円のギャラ総額となっているようです。

24時間テレビはやはり放送時間も通常の番組と比べて非常に長いですし、出演タレントたちの数も多く、番組制作費が通常放送よりも大きくかかってしまうものです。では、一体いくらほどの番組制作費がかかるのか調査してみた所、2013年の24時間テレビの制作費は4億2千万円と言われているようでした。

24時間テレビの定番中の定番企画として毎年行われているのが、チャリティーマラソンです。こちらのチャリティーマラソンとは、芸能人が長距離マラソンを走るという企画なのですが、24時間テレビ出演者には多額のギャラが発生しているくらいですから、当然のようにマラソンランナーへもギャラが発生しているようです。

では、24時間テレビのマラソンランナーのギャラ総額は一体いくらくらいになるのでしょうか…？また、歴代マラソンランナーのギャラ総額はいくら…？お次は、24時間テレビのマラソンランナーのギャラ総額について調査してみましょう！

24時間テレビに出演したタレントにはギャラが発生するようですが、もちろんマラソンランナーにもギャラが発生します。マラソンランナーはメインパーソナリティーや司会者と同じくらい、もしくは高額なギャラが支払われることになっています。

では、歴代の24時間チャリティーマラソンランナーたちがもらってきたギャラは一体いくらくらいだったのでしょうか？歴代ランナーのギャラを調査してみたところ、初代マラソンランナーの風寛平が300万円のギャラ、そして1997年のマラソンランナー・山口達也も同じく300万円のギャラ、2003年のマラソンランナー・山田花子が400万円のギャラとなっています。

2013年のマラソンランナー・大島美幸、2015年のマラソンランナー・DAIGO、2017年のマラソンランナー・ブルゾンちえみのギャラは1,000万円でした。そして2010年のマラソンランナー・はるな愛のギャラが700万円とのことでした。
 

歴代の24時間チャリティーマラソンランナーの中でギャラ最高額は2007年にマラソンランナーを担当した萩本欽一です。マラソンランナーを務めた萩本欽一のギャラはなんと2,000万円でした。そして、2018年に番組史上初のトライアスロン形式でチャリティーランナーを務めたみやぞんも萩本欽一と同じく2,000万円のギャラを受け取ったようです。

24時間テレビではメインパーソナリティーを嵐が務めることが多く、2019年で6回目となっています。そして、24時間テレビにはメインパーソナリティーの他にチャリティーパーソナリティーが存在し、過去には石原さとみがチャリティーパーソナリティーを務めたことがありました。

嵐も石原さとみもテレビの引っ張りだこタレントではあるものの、24時間テレビでは一体いくらのギャラを受け取っていたのか気になるところです。お次は、嵐と石原さとみの24時間テレビ出演ギャラ総額について調査してみましょう。

過去に週刊誌で24時間テレビのギャラがスクープされた際には、メインパーソナリティーを務めていた嵐は5人で5,000万円のギャラであったことが明らかにされていました。つまり、1人当たり1,000万円のギャラということになります。また、この時大野智は24時間テレビ内でドラマ出演をしていたので500万円増しのギャラとなり、大野智が1,500万円、嵐全体で5,500万円のギャラ総額となりました。
 

この巨額なギャラに視聴者たちから「ありえない」と批判が殺到してしまった日テレは、「嵐のメンバーにはチャリTシャツのデザインを含め、メインパーソナリティーを今年もボランティアで務めさせていただいております」とコメントした事も過去にあったようです。

嵐といえば、国民的アイドルグループと言われるほどの人気っぷりで、嵐はグループとしてはもちろんの事、嵐のメンバーが単独でも活動し、それぞれ多くのレギュラー番組を抱えています。そんな人気グループの嵐が5人揃って24時間出演する訳ですからギャラが一切ない上での出演は現実的に不可能なのかもしれませんが、やはり「チャリティー番組に出演する以上はギャラを受け取るべきではない」という意見が多いようでした。

嵐のギャラを見ると驚きが隠せない視聴者も多いと思いますが、石原さとみも負けていません。チャリティーパーソナリティーを務めた石原さとみのギャラ総額予想は嵐と同じく1,000万円だったようです！過去に24時間テレビのギャラがスクープされていた際にチャリティーパーソナリティーを務めていたのは上戸彩だったのですが、この時のギャラが500万円でした。

そのため、石原さとみのギャラも500万円程度ではないかという意見も一部では出ているようですが、石原さとみが受け取った実際のギャラ総額は明かされていないようです。とはいえ、石原さとみは500万円〜1,000万円ほどのギャラを受け取った可能性が高いと考えられています。

チャリティー番組として放送している24時間テレビには、募金・寄付をお願いするシーンが度々映されます。出演者たち自身も募金寄付の呼び掛けをしているのですが、実際に24時間テレビの寄付の募金総額は過去いくらくらいになったのでしょうか？また、募金以外の収入とは…？お次は、24時間テレビの募金寄付総額や募金以外の収入について調査してみましょう。

まず、24時間テレビ第1回目の放送となった1978年の募金・寄付金総額は1,190,118,399円でした。2000年代に突入してからの募金・寄付金総額を調査してみたところ、24時間テレビ第23回目の放送となった2000年の募金・寄付金総額が768,442,030円、24時間テレビ第28回目の放送となった2005年の募金・寄付総額が1,000,346,999円となっています。

そして、ここ三年の募金・寄付金総額ですが、24時間テレビ第39回目の放送となった2016年の募金・寄付総額が887,482,001円、24時間テレビ第40回目の放送となった2017年の募金・寄付総額が699,153,512円、24時間テレビ第41回目の放送となった2018年の募金・寄付総額が893,767,362円となっています。
 

ちなみに、過去の募金・寄付総額最低となったのが、24時間テレビ第12回目の放送となった662,211,879円、過去の募金・寄付総額最高となったのが、2011年の24時間テレビ第34回目の放送となった1,986,414,252円でした。

24時間テレビには募金以外の収入もあるようです。それが、『スポンサーからの広告収入』です。チャリティー番組の条件として通常では、CMを流さずスポンサー収入は全額寄付となっているのですが、24時間テレビではおそらく、こちらのスポンサー収入をタレントたちへのギャラや番組制作費に当てているのではないかと考えられています。

さて、気になるスポンサーからの広告収入額について調査してみたところ、2013年の24時間テレビのスポンサーからの広告収入額は22億2750万円と言われているようです！24時間テレビでは募金・寄付でも大きなお金が集まりますが、実はスポンサーからも巨額な収入が入ってくる事がわかりました。

チャリティー番組と謳っていながら、巨額なギャラが発生している事で毎年炎上している24時間テレビ。そんな24時間テレビのギャラに対して、世間の人々は一体どんな感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、24時間テレビのギャラに関する世間の人々の感想や評価についてチェックしてみましょう！

こちらの方は24時間テレビのギャラに対して、「ギャラ含め番組制作はスポンサーのお金でまかなうから、善意の寄付金はきちんと活用されてるでしょ。企業が大金出すのじゃなく、みんなが自分で意識を持って善意を持ち寄る主旨」とツイートされています。多くの人はチャリティーであればギャラを受け取るべきではないと考えているようですが、こちらの方の様にスポンサーのお金だからと考える方も勿論いらっしゃる様です。

こちらの方は24時間テレビのギャラに対して、「ギャラが支払われてる時点でなんか残念だ」とツイートされています。また、「障害者が見せ物みたいになる企画が嫌」という声もあり、近年の24時間テレビでは手詰まり感があると感じているようです。

こちらの方は24時間テレビのギャラに対して、「募金を募る番組で高い出演料って言うのはちょっと…」とツイートされています。また、「もしギャラの話が本当なんだったらそこはノーギャラ、完全ボランティアで参加しようよ？もしくはギャラを寄付とか。と常に思う。」とコメントしており、チャリティー番組として放送しているからこそ、ノーギャラやギャラを寄付するようにして欲しいと感じているようです。

24時間テレビのギャラの総額・募金寄付総額の調査まとめはどうでしたか？24時間テレビは日テレ系にて毎年放送されているご長寿番組ですが、チャリティー番組として放送しているにもかかわらず高額なギャラが発生していることから多くの視聴者たちはあまり良い印象を持っていない様でした。

また、24時間テレビのギャラはメインパーソナリティーを務める嵐が一人1,000万円、チャリティーパーソナリティーを務めた石原さとみも1,000万円のギャラを受け取っている事がスクープされ、その高額すぎるギャラに驚かされました。多くの視聴者が疑問や不満を抱いている24時間テレビの出演者ギャラについて、今後どうなっていくのか引き続き注目していきましょう！