2019年08月06日公開
2019年08月06日更新
ナラタージュの主題歌の歌詞が切ない?作詞作曲は野田洋次郎!歌手adieuにも注目
松本潤・有村架純主演、2017年映画『ナラタージュ』の主題歌の歌詞が切なくて胸に響くと話題となっていました。主題歌の作詞作曲を担当したのは日本のロックバンド・RADWIMPSのボーカル・野田洋次郎で、その曲を歌ったのが「時を止める歌声」のキャッチフレーズで透き通った歌声で人々を魅了した歌手のadieuです。本記事では、映画『ナラタージュ』の主題歌の作詞作曲を担当した野田洋次郎と歌手のadieuについて紹介してきますのでご覧ください。
目次
映画ナラタージュとは?
映画ナラタージュの作品情報
≪映画『ナラタージュ』作品詳細情報≫
- 監督:行定勲
- 脚本:堀泉杏
- 原作:島本理生「ナラタージュ」
- 製作:小川真司/古賀俊輔
- 出演者:松本潤/有村架純/坂口健太郎/大西礼芳/古舘佑太郎/神岡実希/駒木根隆介/金子大地/市川実日子/瀬戸康史
- 制作会社:東映東京撮影所
- 製作会社:「ナラタージュ」製作委員会
- 配給:東宝/アスミック・エース
- 公開:2017年10月7日
- 上映時間:140分
映画ナラタージュのあらすじ
大学2年生の工藤泉(有村架純)は昔の恋人のことをふと思い出していました。そんなおり、泉の元にかつての想い人である高校の恩師・葉山貴司(松本潤)から突然電話が掛かってきたのです。葉山は高校の演劇部の部員減少で公演を行うのが難しくなり、3年生の引退公演を手伝ってくれそうなOB(OG)に連絡したと語ります。
後日、その呼びかけに応じた泉、黒川博文(古舘佑太郎)、山田志緒(大西礼芳)、黒川の友人の小野玲二(坂口健太郎)が集まり、週1で高校での芝居稽古に参加することになります。泉は稽古に参加するにつれて葉山との距離を縮めていきます。ある日、泉は小野から交際を申し込まれますが、葉山への想いに気付き断ります。
出典: https://prcm.jp
泉は葉山のことを想い続けますが、葉山には別居中の妻がいて籍も入れたままになっている事実を知ると薬を過剰摂取するほどにショックを受けて精神的に不安定になります。3年生の演劇部卒業公演終了後、泉は小野の実家に呼ばれ再度交際を申し込まれますが、葉山への想いを断ち切ることが出来ずに絶望の中で悩みます。
どうにもならない現状を打破するために泉は小野の申し入れを受け入れますが、小野の過剰な嫉妬深さで葉山との仲を疑われるようになり、強引な性交渉を強要されて2人の関係は徐々に破綻に向かっていきます。そんな中、演劇部の後輩・塚本柚子(神岡実希)の自殺騒動で病院に駆けつけた泉と小野は葉山と鉢合わせします。
その直後の話し合いで泉と小野は破局し、泉は葉山の元に行きますが、葉山からは別居中の妻が戻ってくるということを告げられます。2人は極限まで愛し合おうとしますが、違和感を拭い切れない泉はもう会わないことを提案し、葉山はそれを受け入れます。大学卒業後、社会人となった泉は会社の同僚と食事をしていた際に泉の持ち物について尋ねられます。そこで泉はその同席者からの言葉で葉山の本当の想いを知ることになるのです。
映画ナラタージュの主題歌の歌詞が切ない?
ナラタージュの切ない歌詞
松本潤と有村架純主演の映画「ナラタージュ」は高校教師・葉山とその元教え子の泉の純粋な禁断の恋愛物語です。作詞作曲・野田洋次郎の映画の主題歌である「ナラタージュ」は、静かなメロディーと映画の内容と合った切ない歌詞が胸に響いてくると話題となっていたようです。歌っている歌手の透き通った声で聴かせる曲で素晴らしいと好評で、まだ聞いたことのない人は是非聞いてほしいという感想のコメントもあがっています。
ナラタージュの歌詞の意味
野田洋次郎が作詞作曲した映画の主題歌は「ナラタージュ」の物語に合っていると言われ、歌詞の意味についてが気になるところです。高校教師の葉山と元教え子の泉の恋は、葉山が既婚者で最後は泉ではなく家庭を選んだため実りません。泉は葉山のことを心から想っていましたが、葉山からの告白や愛の言葉は一切なく諦めざるを得ませんでした。
映画のラストシーンでの泉と葉山の別れる場面では泉の寂しさの心情がありありと伝わり、鑑賞者も涙なしでは見られなかったと語っています。主題歌「ナラタージュ」はそんな泉の心境を歌った曲となっています。
あなたが歌ってた 夏のあの歌は
名前をついには 知れないまま
あなたの歌声だけを頼りにし
思い出の雲間を 流れるのです
上記の歌詞は高校生の泉が葉山のことを想っていましたが、まだ知り合っておらず名前も知らない、学校ですれ違うくらいの関係だったという当時の葉山との出会いを歌っていることが想像されます。
それはもう今では 恥ずかしいほどに
誰の目にも あなた色してた
当時の泉の葉山へ対する熱い思いが感じられる歌詞となっています。何を目にしても全て葉山に関連したように見えていたとも取れるような内容です。しかしその後、現在に戻り今は葉山からは遠く離れた場所で違う誰かと寄り添っていると続きます。
ワケなど一つもなく 恋をした
正しい夢の 終わり方なんて
この世でわたし わたしだけが知っている
葉山に恋したことに理由はなく、葉山への想いを終わらせることが出来るのは自分だけだと語ります。この歌詞からは泉の葉山への熱い想いと同時に片思いの切なさも感じられるようです。そして、この後の歌詞に「あなたをちゃんと思い出にできた」と、再会したことで再び燃え上がった愛を感じながらも葉山への想いは諦めが付いたことを意味するフレーズ続きます。
どんな昨日より 明日が好きだと
少しの背伸びと本音で 今は言えるよ
葉山への気持ちを諦めたと言いつつも、まだ少し背伸びして心の底から本心で語られていないことが上記の歌詞から窺えます。どこかでもし葉山と結ばれていたらなどという思いが頭を過りますが、だけど前に進まなくちゃと自分を奮い立たせている泉の様子が目に浮かぶようです。
はじめまして 「さようなら」
最初で最後の 「さようなら」
強く人を愛する経験はそうそう多く出来ることではありません。泉の心境にはここまで人を愛せたという自分に始めまして、また、そこまで思える人に出会えたことはこれが最初で最後かもしれないという思いが感じられるようです。
あなたの記憶の上には今は いくつもの新しい
未来の芽を出してる
いつかふいに 振り返ったときも
その眼がなんて言ったか わからないくらい
はるか遠くに いるでしょう
それでもどうか 笑ってて
そして、過去にした葉山との思い出に上書きするかのようにこれから先に待っている新しい出会いや、自身のやりたいことなどが泉を待っていて、葉山との出来事も思い出せないほど遠い記憶の中に消えていつしかその想いも吹っ切れるという泉の心情が語られ、そうなったとしてもどこかであなたは笑っているでしょう、笑っていて欲しいと葉山の幸せを願う泉の気持ちが感じられるようです。
出典: https://eiga.com
あなたが歌ってた 夏のあの歌の
名前は知らないままで いるね
結局物語では葉山が泉に対して本当はどう思っていたのか分かりませんでしたが、過去の思い出となったものは、思い出のままが美しくて一番いいと判断し、泉は葉山の気持ちを知らないままでいることを決めたことが上の歌詞から窺えます。
映画ナラタージュの主題歌の作詞作曲
作詞作曲は野田洋次郎
出典: https://eiga.com
映画「ナラタージュ」の主題歌の作詞作曲を担当したのは、「君の名は。」の主題歌「前前前世」で大ヒットした日本を代表するロックバンドRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎です。野田洋次郎の世界観が楽曲に良く反映されており、曲と主題歌を歌う歌手の歌声の組み合わせが最強でいいと評判となっています。
野田洋次郎が過去に楽曲提供した曲
野田洋次郎の過去の楽曲提供はにAimerの「蝶々結び」があります。Aimerの歌唱力と野田洋次郎の独特な世界観が好きだというファンは多いようです。また、さユりのシングル「フラレガイガール」やCharaのアルバム『honey』の収録曲「ラブラドール」、ハナレグミのアルバム『What are you looking for』の収録曲「おあいこ」があります。
映画ナラタージュの主題歌の歌手adieu
映画「ナラタージュ」の主題歌を歌っているのは高校生歌手のadieuです。制作陣の間では彼女の素質が素晴らしいと話題となっていたようです。ここからは気になる歌手・adieuのプロフィールなどを紹介していきますのでご覧ください。
主題歌を歌うのは高校生歌手adieu
高校生歌手adieuのプロフィール
≪映画「ナラタージュ」の主題歌を歌うadieuのプロフィール≫
- 名前:adieu
- 読み方:アデュー
- 性別:女性
- 年齢:17歳(2017年)
- 現住所:東京都内らしい
- 高校:東京都内の高校
- 職業:歌手
- キャッチフレーズ:「時を止める歌声」
歌手のadieuのプロフィールで分かっているのは上記の通りです。ほとんどが謎に包まれているため周囲の関心や注目は高まっているようでした。Twitterや2chなどで学校の暴露情報などを見ても有力と言えるような情報はなく、ネットでadieuを検索するとフランス語のためかフランス関連の情報がヒットするようです。
adieuはナラタージュでデビュー
多くの謎に包まれているadieuは、映画「ナラタージュ」を10年間温め続けてきた行定勲監督とその製作人によって発掘された新人歌手と言われ本映画の主題歌で歌手デビューを果たしているようです。野田洋次郎の楽曲を歌う彼女の透明感の中にある優しさとあどけなさが混在した歌声が、劇中の葉山と泉の幸せな時間を止めてくれるような感覚に錯覚させられると評判となりました。
adieuの名前の意味
adieuの名前の意味はフランス語で「さよなら」を表し、悲壮感漂う本作に合ったネーミングとなっています。また、本作限りでさよならという意味も含まれているのではないかと考察する人も中にはいるようです。adieuは本作の主題歌以外は歌手活動をしない、あるいは別名義で活動する予定があるのかもしれません。
adieuの素顔はかわいい?
プロフィールだけでなく素顔なども公表していないadieuは、不細工だから顔を出していないという辛辣なコメントも見られる中、上記の様に一部公開されている画像もあって、そこから感じる雰囲気からadieuの素顔は可愛いのではないかと噂されています。
上記2枚の画像写真からadieuの容姿は黒髪の色白の細身で顎の細く、二重瞼ということが湧かいります。10代ということもあって肌も綺麗に違いないとの声もあがっていたようです。
adieuのライバル歌手
近頃は10代で活躍し始める若手歌手が多く存在しています。adieuもその1人で、彼女と同じ17歳で歌手として活躍するライバルもいるようです。その内の1人が映画「世界から猫が消えたなら」の主題歌『ひずみ』でデビューしたHARUHIです。2017年2月に18歳を迎えたHARUHIはadieu同様に映画の主題歌で歌手デビューしています。
また、デイヴィッド・フォスターのオーディションで世界的にデビューを果たしたRIRIは、adieuと方向性は違いますが、17歳で歌手として注目されていることには変わりないのでライバルと言えるようです。激しい競争のアーティスト社会の中でadieuが果たしてどこまで生き残っていけるのかと関心と注目が集まっています。
映画ナラタージュの主題歌に関する感想や評価
映画「ナラタージュ」の主題歌を担当した野田洋次郎と歌手のadieuに関する情報をまとめて見てきました。ここからは前述してきたことに関する感想や評価についてをまとめて紹介していきますのでご覧ください。
ナタラージュね!見ようと思ってたんだよ!松潤すきだし!!!!
— さき🐢垢移行 (@__saki__wimper) June 20, 2017
主題歌よーじろーとか予想外すぎてふるえる、、
映画「ナラタージュ」の主題歌の作詞作曲が野田洋次郎だったことに意外という感想が目立っていました。主演が嵐の松本潤だったため、嵐が主題歌を担当すると予想していた人が多かったようです。
ナタラージュの主題歌めっちゃいい歌
— 山本響哉 (@kkky022) October 14, 2017
主題歌の「ナラタージュ」の曲が凄く素敵だという感想が後を絶たないようです。映画「君の名は。」の主題歌を担当していたロックバンドRADWIMPSのボーカル・野田洋次郎の独特の世界観に魅了されるファンが多いことが本作の映画主題歌への注目度の高さからも窺えるようです。
@YojiNoda1
— やどかり (@yadokari516) September 1, 2017
ナタラージュが良すぎて、何度も何度も聴いてるよ。
Aimerが 毛布 ならadieuは わたあめ だね!可愛くてキレイ。
最後の いるね がなんとも切ない。
いるよ。じゃなく いるね。
よーじろーさんの中の女に惚れちゃいます。
ドミレドドー🎶🎶
野田洋次郎の楽曲とそれを歌うadieuの柔らかくて優しい、可愛くて綺麗な歌声がヒロインの泉の心情をありありと表現していて何度も聞いて聞き惚れているという感想も多く見られました。野田洋次郎の乙女心を歌った歌詞に惚れたという声も見られました。
映画ナラタージュの主題歌まとめ
松本潤・有村架純主演映画「ナラタージュ」の主題歌の作詞作曲を担当したRADWIMPSの野田洋次郎とその曲を歌った歌手のadieuについてをまとめて紹介してきました。主題歌「ナラタージュ」は有村架純演じるヒロインの泉の叶わない片想いの心情を見事に描いた歌詞とあどけなさの残る透き通った歌声で表現され、切なくて心に響くという感想が目立っていました。
何度も曲をリピートして聞いていたという人も少なくなかったようです。歌っていた当時17歳だったadieuはプロフィールなどの殆どが不明と謎のヴェールに包まれていますが、今後歌手活動の予定はあるのか、adieuはフランス語で「さよなら」と言う意味があって、本作限りの歌手活動になるのか、または別名義で活動していくのかと気になっている人も中にはいるようです。
話題となっていた映画「ナラタージュ」の主題歌を映画の本編を鑑賞してから聞くと更に歌詞の意味や曲の雰囲気をより深く感じることが出来るのではないでしょうか?まだ映画「ナラタージュ」を鑑賞したことがないという方は一度ご覧になるといいかもしれません。