映画サムライせんせいのあらすじネタバレ・感想も！市原隼人らキャストの評価は？

「サムライせんせい」はクロフネZEROで掲載されている、黒江S介の漫画「サムライせんせい」を原作とした映画です。漫画版の「サムライせんせい」は2013年に連載開始しており、2015年にはテレビドラマ化、そして2018年には明治維新150周年記念作品として映画が公開されました。

この動画は「サムライせんせい」の予告編動画です。現代で草野球チームが練習している中、突然一人の侍がタイムスリップしてきます。その後警察に追われたり子供に囲まれて先生と呼ばれるシーンがあります。市原隼人が演じる主人公の武市半平太がどのように現代に適応していくのか、気になる予告編動画となっています。

市原隼人主演の映画「サムライせんせい」は、ドラマや漫画とは少し違ったストーリーとなっています。ここでは映画版「サムライせんせい」のあらすじのネタバレを紹介します。

ここでは「サムライせんせい」の冒頭のあらすじを紹介します。小学生達は塾で授業が始まる前に、合唱をしていました。そこに侍姿の先生が現れます。この先生が主人公の武市半平太でした。授業が終わり、武市半平太が生徒を見送っていると、迎えに来た母親達が武市半平太に駆け寄ります。母親達は武市半平太にお世話になっているからとお菓子をプレゼントしました。

武市半平太は断ろうとしましたが、結局お菓子を受け取ってしまいます。塾を運営している佐伯から、感謝の気持ちだからいただきなさいと言われ、しぶしぶケーキを口にします。ケーキを初めて食べた武市半平太はその美味しさに感激します。佐伯は1ヶ月前に武市半平太が来た時のことを思い出します。武市半平太は現代の人間ではありませんでした。文久3年に、吉田東洋を暗殺したとして投獄されます。

役人は、吉田東洋を殺した人斬り以蔵が、全て武市半平太の指示でやったことだと証言していると言いました。それを聞いて目を瞑った武市半平太が、次に目を開けるとそこは草むらでした。近くでは草野球チームが練習をしています。武市半平太は見慣れぬ風景に驚きます。武市半平太を見る人々もまた侍姿の武市半平太に驚き、不審がりました。

広場で寅之助がサチコにバイク自慢をしていると、武市半平太が現れます。寅之助はびっくりして思わずバイクごと倒れてしまいました。サチコは武市半平太の姿に、「ウケる」と言ってスマホで写真を撮ります。しばらくふらついていた武市半平太ですが、警察官に職務質問をされます。しかし警察官を投げ飛ばして追われてしまいます。

警察官に追われる身からなぜ塾の講師になったのか、ここでは先生になるまでのあらすじのネタバレを紹介します。警察官に追われて疲弊していた武市半平太は、とある家の前で倒れてしまいます。目が覚めると、和室の布団の上にいました。そこに、塾を経営する佐伯がやってきます。佐伯は警察に嘘をついて、武市半平太を保護してくれていました。

佐伯は自己紹介すると、武市半平太も深くお辞儀をして自分の名前を名乗りました。その名前を聞いた佐伯は驚きます。佐伯は武市半平太がどこから来たのか、何年に生まれたのかを聞くと、歴史の年表を持ち出しました。そして年表を使って、ここは武市半平太がいた時代よりも約150年先の日本だということを解説しました。

それから武市半平太は佐伯の家に居候することになります。武市半平太が家電に感激していると、佐伯の孫である寅之助がやってきて嫌味を言います。寅之助は、武市半平太を見て驚いて倒れた時にバイクのミラーが壊れてしまったことを怒っていました。寅之助とサチコは学生で、小中高一貫の学校に通っていました。

二人は学校終わりにカラオケに行き、武市半平太のことを話していました。サチコは武市半平太が警察に追われていたところを動画に撮っており、それをSNSに投稿していました。その頃、ジャーナリストの梅太郎は女子高生の間で話題になっている動画を見て笑みを浮かべます。一方で佐伯は、武市半平太にこれからどうするのかと聞きいていました。

なんとか元の時代に戻りたいと言う武市半平太に、帰るまで塾の講師をしてほしいと頼みました。こうして武市半平太は佐伯宅にお世話になる代わりに、先生として働くことになりました。武市半平太は、子供たちから「サムライせんせい」と呼ばれるようになります。武市半平太は子供たちと遊びに行ったりするほど仲良くなりました。

ここからは、武市半平太だけでなく坂本龍馬も登場します。どうして「サムライせんせい」に坂本龍馬が登場するのか、ここでは坂本龍馬と武市半平太の関係についてあらすじのネタバレを紹介します。文久2年、武市半平太は土佐勤王党の仲間たちにおされ、吉田東洋の暗殺を決意します。土佐勤王党の仲間たちは吉田東洋の殺害に成功しました。そこで武市半平太は目が覚めます。

空港には梅太郎がやって来ていました。梅太郎は街の人たちに聞き込みをして、武市半平太のことを聞いて回っていました。場所を突き止めますが、ちょうど武市半平太はサチコと買い物に行っていて留守でした。帰ってきた武市半平太は、不審者がいると思いデッキブラシで襲いかかりますが、梅太郎も物干し竿で応戦します。

梅太郎は「約束忘れたのか?」と言いました。なんと梅太郎の正体は坂本龍馬だったのです。坂本龍馬も土佐勤王党の一人でしたが、自分のやり方で日本を一つにすると言って党を抜けました。坂本龍馬と武市半平太は、別れ際に「またどこかで会おう」と約束していたのです。

二人は「アギ」「アザ」と呼び合うほど仲が良いのです。再会に喜んでいた二人のもとに、サチコと佐伯がやってきます。坂本龍馬は名刺を渡して楢崎梅太郎と名乗りました。坂本龍馬ということは伏せ、二人は意気投合して仲良くなったということにしました。武市半平太は坂本龍馬の運転する車に乗って、二人で話します。坂本龍馬はこの時代に来て6年も経ち、今まで帰れていないのだといいました。

あらすじでは、武市半平太が坂本龍馬と現代で再会することができました。この後「サムライせんせい」はどのような結末を迎えるのか、ここからは結末のネタバレを紹介します。

ここからは武市半平太がトラブルに巻き込まれてしまいます。どのようなストーリーあのか、あらすじのネタバレを紹介します。居酒屋から出た武市半平太が坂本龍馬と話していると、ガラの悪い先輩に絡まれる寅之助を見つけます。寅之助は先輩達にリンチにあってしまいます。武市半平太は先輩達に喧嘩を売り、15人を相手にあっという間に倒してしまいました。

寅之助の先輩は情けなく逃げてしまいます。その後、坂本龍馬は東京に仕事を置いてきたので帰ると言い、武市半平太に東京に一緒に行かないかと誘いました。しかし、武市半平太は高知で講師をしながら帰る方法を探すと行って、寅之助と一緒に坂本龍馬を見送りました。ある日、いつものように子供たちの面倒を見ていると、男の子達が一緒に山に行こうと誘いました。

しかし、武市半平太は先約があると言い断ってしまいます。その日、武市半平太は寅之助に頼んで、妻の富の墓までバイクで連れて行ってもらいました。墓参りを済ませた後、寅之助は本当に武市半平太がタイムスリップしてきたのかも知れないと思い、「もしそうなら弟子になりたい」と言いました。武市半平太は寅之助からも慕われるようになります。

ここからは結末までのあらすじのネタバレを紹介します。墓参りの後、武市半平太は歩いて帰ると言い、寅之助は先にバイクで自宅に戻っていました。家に帰ると、子供やその親が集まっていました。武市半平太を誘った子供たちが、子供だけで山に登って行方不明になっていたのです。皆で手分けして探そうとしていると、そこに高知県警の警察官がやってきました。

先週寅之助を助けるために相手にした先輩達の親が、怪我をさせられたとして被害届を出していたのです。寅之助はそのことや子供達が行方不明になったことを伝えに、急いでバイクで知らせに行きます。子供達を見つけるのが先だと言った武市半平太は、すぐに寅之助と心当たりのある山を手分けして探します。子供たちは無事に見つかり、母親の元に送りました。

しかし、そこには武市半平太を連行しようとしていた警察官がいました。子供たちは「先生を返せ!」と言って警察官の行く手を阻みます。その隙に寅之助は武市半平太を連れ出し、バイクに乗せます。しかしトラックに撥ねられ、二人は横転してしまいます。寅之助は武市半平太を呼びましたが、そこにはもう武市半平太はいませんでした。

その後佐伯が話をつけ、寅之助はお咎めなしとなりましたが、武市半平太は未だに行方不明となっていました。ある日、高知銀行から佐伯に電話がかかってきます。高知銀行が保管していた150年後に開けろと書かれた封を開けてみたところ、そこに佐伯の名前があったというのです。

すぐに佐伯と寅之助が封の中を開けると、武市半平太が描いた絵が入っていました。そこには、塾での出来ごとが描かれており、寅之助の絵の横には「最後の弟子 佐伯寅之助」と書かれていました。寅之助はこの絵を見て涙を流しました。武市半平太は元の時代に戻った後、手紙を信頼できる部下に託し、潔く切腹して最期を迎えました。

「サムライせんせい」の主人公である土佐藩士の武市瑞山は、攘夷派の⼟佐勤王党を立ち上げ、多くの人々から武市半平太と呼ばれて慕われていました。平成にタイムスリップしてからは塾の先生として子供達の面倒を見て、多くの母親からも好意的な目を向けられていました。とても誠実な性格をしています。

武市半平太のキャストは市原隼人です。市原隼人は、スターダストプロモーションに所属している俳優です。小学生の時に渋谷でスカウトされて芸能界デビューを果たしました。出演作品には、「ROOKIES」の安仁屋恵壹役、「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」のママチャリ役、「陽だまりの樹」の伊武谷万二郎役、「福家堂本舗 -KYOTO LOVE STORY-」の宮迫健司役などがあります。

楢崎梅太郎はジャーナリストとして登場した人物です。楢崎梅太郎は、「サムライせんせい」のことをネットに投稿された動画で知り、会いに行きました。実は楢崎梅太郎の正体は坂本龍馬で、武市半平太がタイムスリップしてくるより前に現代にタイムスリップしていました。武市半平太と違って、洋服姿でより現代に順応しています。

楢崎梅太郎のキャストは忍成修吾です。忍成修吾はジャパン・ミュージックエンターテインメントに所属しており、俳優やモデルとして活動しています。高校生向けの雑誌「Popteen」などで読者モデルとして人気になったことがきっかけで、モデル・俳優として活躍するようになりました。出演作品には、「不能犯」の羽根田健役、「山田太郎物語」の杉浦圭一役などがあります。

佐伯寅之助は、佐伯の孫です。不真面目ですが実は頭がよく特に歴史にんは詳しい人物です。佐伯寅之助は武市半平太が現代から実際の時代に帰るきっかけを作りました。佐伯寅之助のキャストは押田岳です。押田岳はエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属している俳優です。

押田岳はジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞し、2017年からドラマや映画に出演するようになりました。出演作品には、「ぼくは麻里のなか」のシュン役、「仮面ライダージオウ」の明光院ゲイツ/仮面ライダーゲイツ役などがあります。

サチコは寅之助と付き合っており、なんでも写真や動画を撮ろうとするミーハーな女の子です。武市半平太の動画をネットに投稿した人物でもあります。サチコのキャストは武イリヤです。武イリヤはグリーンメディアに所属している女優です。映画やドラマ、CMなどで活動しています。出演作品には、「ハロハロ・ハウス」の白木美鈴役、「＆美少女」の玲奈役などがあります。

後藤象二郎は幕末に武市半平太を投獄した人物です。後藤象二郎のキャストは西村雄正です。西村雄正はたむらプロに所属している俳優です。高知県生まれで2016年には高知県観光特使に就任しています。出演作品には、「闇金ウシジマくん」の出会い系の客役、「あらうんど四万十-カールニカーラン-」の東吾晃役などがあります。

岡田以蔵は「人斬り以蔵」と言われており、拷問に屈して武市半平太の指示で吉田東洋を殺したと供述した人物です。岡田以蔵のキャストは松川尚瑠輝です。松川尚瑠輝は、スターダストプロモーションに所属している俳優です。2歳のころから子役として活躍しています。

出演作品には、「新・天までとどけ」の杉本広役、「坂の上の雲」の河東秉五郎役、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」の青木祥平役、「貴族探偵シリーズ」の大場和典役などがあります。

吉田東洋は土佐藩士です。武市半平太率いる攘夷派の土佐勤王党によって暗殺されてしまいます。吉田東洋のキャストは螢雪次朗です。螢雪次朗は、CESエンタテインメントに所属している俳優です。雨宮慶太の作品に多く出演する俳優です。出演作品には、「牙狼-GARO-」の倉橋ゴンザ役、「とと姉ちゃん」の田中利一役、「結婚式の前日に」の前原源太役などがあります。

山内容堂は、吉田東洋の敵を取るために暗殺に関わった土佐勤王党を投獄しました。山内容堂のキャストは永澤俊矢です。永澤俊矢はオフィスぴろっとに所属している俳優です。デザイナーの三宅一生のモデルとして活動していましたが、1992年に俳優デビューを果たしました。出演作品には「平清盛」の武田信義役、「坂の上の雲」の永沼秀文役、「SPEC〜零〜」の信国上官役などがあります。

武市富は武市半平太の妻です。武市冨のキャストは奥菜恵です。奥菜恵は、パーフィットプロダクション、UM360に所属していた女優でしたが、現在はどの事務所に所属しているのか不明です。出演作品には「おいしい殺し方」の消崎由香役、「キャリア〜掟破りの警察署長〜」の奥田百合子役、「打ち上げ花火、下から見るか？横から見るか？」の及川なずな役などがあります。

佐伯は武市半平太を保護し、居候させる代わりに塾の講師を頼みました。佐伯のキャストは橋爪功です。橋爪功は、演劇集団円の代表を務めている俳優です。舞台活動を中心に、多くのドラマや映画に出演されています。また日本アカデミー賞など数々の賞を受賞している実力派俳優です。出演作品には、「お日柄もよくご愁傷様」の田中和夫役、「おいしい結婚」の小野吾郎役、「東京家族」の平山周吉役などがあります。

「サムライせんせい」は旧関川家住宅民家資料館でロケが行われたのではないかといわれています。ここでは主人公の武市半平太役の市原隼人や、妻の富役の奥菜恵が撮影していたという目撃情報がありました。おそらく、幕末時代の武市半平太の自宅のロケ地が旧関川家住宅民家資料館だったのではないかといわれています。

天神橋近くのauショップでも撮影の目撃情報がありました。市原隼人演じる武市半平太が元の時代に戻った後、寅之助がスマホを買い換えるシーンのロケ地になったと思われます。

中央公園は、市原隼人演じる武市半平太が警察から追いかけ回されたシーンのロケ地です。ここではサチコや寅之助とも出会っています。

サンシャインクレア店は、市原隼人演じる武市半平太がりんごを店長からもらったシーンのロケ地になりました。無償で貰ってしまったために、警察に通報されて警察に追われてしまいます。

「サムライせんせい」はドラマ化されていますが、両方観た方の感想では映画の方が好きだという感想がありました。市原隼人の演技も高評価の感想が多く寄せられています。

「サムライせんせい」の感想では、ドラマよりも映画のほうがコメディ要素が薄かったという感想がたくさんありました。ずっと頭を使って見るので、もっとコメディ要素がほしかったという感想もありました。

「サムライせんせい」の感想には、市原隼人を中心にキャスト陣が良かったという感想がありました。映画公開前はドラマのキャストを続投してほしいという感想もありましたが、公開後は逆に市原隼人で良かったという感想がたくさんありました。

映画を観た方の感想では、面白さもあり、泣ける部分もあってとても良かったという感想がありました。あらすじのネタバレでも紹介しましたが、特に最後の手紙を開けるシーンは泣けると評判です。コメディによりすぎず、きれいにまとまったストーリーだったという評価もあります。

市原隼人主演の映画「サムライせんせい」は、武市半平太が現代にタイムスリップするというあらすじのストーリーでした。ネタバレをすると、武市半平太が近代文明に驚く様子や武士としての生き様が描かれています。そのため、映画を鑑賞した感想では、笑えて泣ける映画で面白いという感想がたくさんありました。ネタバレで紹介しきれていない面白いシーンなどもあるので、ぜひ観てみて下さい。