検察側の罪人の評価や感想は?キムタクやニノが熱演?ネタバレあらすじも結末まで!

映画『検察側の罪人』は木村拓哉と二宮和也という二大スターの初共演が話題になり、木村拓哉が『HERO』以来の検事役に挑戦する事でも注目された映画です。映画自体は大ヒットを記録したものの、ネット上には様々な評価が飛び交っている注目度の高い映画となりました。今回はキムタク主演映画『検察側の罪人』のネタバレあらすじやキャスト情報、衝撃の結末、ネット上の評価や感想などを紹介していきましょう。

検察側の罪人の評価や感想は?キムタクやニノが熱演?ネタバレあらすじも結末まで!のイメージ

目次

  1. 検察側の罪人とは?
  2. 検察側の罪人でキムタクやニノが熱演?主要なキャスト一覧
  3. 検察側の罪人のあらすじネタバレ
  4. 検察側の罪人の結末ネタバレ
  5. 検察側の罪人のテーマや謎考察
  6. 検察側の罪人の問題点
  7. 検察側の罪人に関する感想や評価
  8. 検察側の罪人の評価や感想まとめ

検察側の罪人とは?

映画『検察側の罪人』はスーパースター・木村拓哉と国民的アイドル『嵐』きっての演技派・二宮和也の共演が話題となった本格サスペンス映画です。同名小説を原作にしたストーリーは高い評価を受け、木村拓哉と二宮和也の熱演も注目されました。ここからは『検察側の罪人』のあらすじや結末の前に、基本情報や予告編などを紹介していきましょう

検察側の罪人の映画作品情報

『検察側の罪人』は木村拓哉主演の検察モノで、二宮和也との共演やメガヒットドラマ『HERO』以来の検事役、木村拓哉初のダークヒーロー役など様々な点で話題になりました。木村拓哉としては『無限の住人』以来の映画作品であり、二年連続の主演映画公開となっています。ここからは『検察側の罪人』の映画情報について紹介していきます。

検察側の罪人の映画の概要

映画『検察側の罪人』はミステリー作家・雫井脩介の同名小説『検察側の罪人』を主演・木村拓哉で映像化した作品です。2018年8月24日に封切られ、興行収入29.6億円の大ヒットを記録しました。この作品で共演した二宮和也は第43回報知映画賞助演男優賞、第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞などを受賞し、高い評価を獲得しました。

検察側の罪人の監督やスタッフ

『検察側の罪人』の監督・脚本を担当したのは『クライマーズ・ハイ』や『日本のいちばん長い日』などで知られる原田眞人であり、製作総指揮は『トリック』シリーズなどで知られるヒットメーカー・山内章弘が担当しています。音楽を担当したのは原田眞人とタッグを組むことも多い富貴晴美です。

検察側の罪人の予告編動画

『検察側の罪人』の予告編では木村拓哉と二宮和也の緊迫したやり取りを見ることができ、予告編解禁時には多くの情報番組が報じました。

映画『検察側の罪人』公式サイト

検察側の罪人でキムタクやニノが熱演?主要なキャスト一覧

『検察側の罪人』では『キムタクやニノの共演』というニュースが日本中を駆け巡りました。そのため注目度が高い作品となっており、木村拓哉以外のキャストにも多くの注目が集まっていました。ここからは『キムタクとニノの熱演』についての評価や『検察側の罪人』に出演する主要なキャスト一覧を紹介していきましょう。あまり知られていない俳優はプロフィールも記しておきます。

キムタクとニノの熱演については賛否両論

キムタクとニノの熱演については賛否両論が渦巻く結果となっています。芸能界きっての視聴率男・木村拓哉とジャニーズきっての演技派・二宮和也の競演という事で、ファンは二人の熱演を絶賛しました。

一方で、本格ミステリーとして人気が高かった『検察側の罪人』をジャニーズタレントで映像化したことに原作ファンや映画ファンから批判的な意見も出ています。映画の宣伝でも内容ではなく、キムタクと二宮和也の競演ばかりが目立ち話題性が先行したことも賛否が分かれてしまっています。

最上毅役/木村拓哉

本作の主人公・最上毅役を担当したのは元SMAPで国民的スターの木村拓哉です。優秀で将来を嘱望されている検察官でしたが、ある殺人事件をきっかけに強すぎる正義感が暴走してしまう最上を好演しました。木村拓哉の近年の代表作に『BG〜身辺警護人〜』や『マスカレード・ホテル』などがあります。

木村拓哉に好評価の声!

木村拓哉は『何をやってもキムタク』というアンチの声に苦しむことも多くあります。さらにSMAP解散に伴って、活動がしづらくなっていた時期もありました。そんな中で『検察側の罪人』に主演が決まり、当初は不安視されていました。しかし、映画が封切られると『キムタクの新境地』と高い評価が評論家などから続出するなど、『キムタク完全復活』を印象付ける作品となりました。

沖野啓一郎役/二宮和也

最上の部下であり、若手の検察官である沖野啓一郎役を担当したのは国民的アイドルグループ『嵐』のメンバー・二宮和也です。まっすぐで純粋ではあるが、最上の正義と自分の正義の間で苦悩する若手検察官を好演しています。二宮和也の代表作に『フリーター、家を買う。』や『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』などがあります。

二宮は数々の助演賞を受賞!

二宮和也は『検察側の罪人』で数々の助演賞を受賞しています。『検察側の罪人』は二宮和也演じる沖田目線でストーリーが進んでいくので、沖田の印象が強く残る作品となっています。特に松倉との取り調べのシーンは絶賛され、『第43回報知映画賞助演男優賞』や『第42回日本アカデミー賞優秀助演男優賞』など数々の映画賞を受賞した近年の二宮和也の代表作となりました。

橘沙穂役/吉高由里子

検察事務官であり、最上の正義に疑問を持つ橘沙穂役を担当したのは多くの作品で主演を務めている人気女優・吉高由里子です。最上の圧倒的な正義感に恐れを抱きながらも、自身も茂上に隠している裏の顔を持つ重要なキャラクターを演じています。吉高由里子の代表作に『東京タラレバ娘』や『わたし、定時で帰ります。』などがあります。

意外な高評価を獲得

本作のヒロインの立ち位置にいる橘沙穂役に吉高由里子が起用されたことも当初は不安視されていました。しかし、多くの謎を抱えたキャラクター・橘沙穂を好演したことで高評価を受けて女優としての評価を上げました。キムタクと二宮和也の競演という男臭くなってしまう所を吉高由里子の存在が上手く作品の雰囲気を中和しており、意外な存在感を放っていると評論家にも高評価を獲得しました。

丹野和樹役/平岳大

最上の学生時代からに親友であり、収賄事件の重要参考人として世間の注目を浴びている丹野和樹役を担当したのは多くの映画・ドラマに出演している俳優・平岳大です。検察やマスコミ、世間に追い詰められて、最上の重要な決断に大きな影響を与える結末を迎える哀しき男を好演しています。平岳大の代表作に『おかあさんの木』や『関ヶ原』などがあります。

本作でかなり重要な役割を果たす丹野和樹役を演じた平岳大は大物俳優として知られていた平幹次郎の息子であることでも知られており、父親譲りの重低音の声と演技力で作品の世界観を作り出しています。木村拓哉との共演では静かなやり取りの中で、ウィットに富んだ会話をサラリとこなす好演を見せています。本作の影の功労者ともいえる最上の行動を決定づける役割で評価を上げました。

弓岡嗣郎役/大倉孝二

老夫婦殺人事件の重要な容疑者である弓岡嗣郎役を担当したのは多くのコメディ作品で高い評価を獲得している俳優・大倉孝二です。彼の言動が最上の決定的な行動を誘発させる超重要キャラクターを演じています。大倉孝二の代表作に『きょうのできごと a day on the planet』や『舞妓Haaaan!!!』などがあります。

大倉孝二はコメディ俳優というイメージが強いコメディに引っ張りだこな俳優ですが、本作では人間として最下層にいる犯罪者を好演しています。ストーリーの中でもかなり重要な役割を果たしており、身勝手で自分本位な弓岡嗣郎は視聴者をイラつかせるほどの演技力を見せました。

小田島誠司役/八嶋智人

松倉に弁護人であり、最上のやり方に疑問を持っている人権派の弁護士・小田島誠司役を担当したのは多くの作品で重要なキャラクターを演じることが多い人気俳優・八嶋智人です。松倉事件を追及し、ある意外な人物と手を組むことになる弁護士を好演しています。八嶋智人の代表作に『古畑任三郎』や『弁護士 灰島秀樹』などがあります。

木村拓哉作品の常連!

八嶋智人は数多くの作品に出演するバイプレイヤーとして知られていますが、木村拓哉作品に出演することも多くなっています。八嶋は木村拓哉の代表作『HERO』シリーズや『空から降る一億の星』などで共演しており、木村拓哉作品の常連となっています。本作では木村拓哉との絡みはほとんど変わりませんが、番線などで息の合ったコンビネーションを見せていました。

千鳥役/音尾琢真

老夫婦殺人事件の遺族である千鳥役を担当したのは北海道が誇る人気俳優の音尾琢真です。両親を殺され追い詰められていく彼の動きが物語を大きく動かすことになる重要な役を演じています。音尾琢真の代表作に『陸王』や2019年前期朝ドラ『なつぞら』などがあります。

北海道が誇るスターの演技にも注目!

北海道が誇る演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーとして知られており、木村拓哉のファンであることも知られています。本作の出演も本人はかなり喜んでおり、北海道のファンも喜びの声を上げました。『検察側の罪人』でも重要なキャラクターを演じているため、北海道でも大きな話題になりました。彼の経歴を下記にまとめておきます。

  • 本名:音尾琢真(おとお たくま)
  • 生年月日:1976年3月21日
  • 年齢:43歳
  • 出身地:北海道旭川市
  • 身長:170cm
  • 配偶者:春日井静奈
  • 所属している劇団:TEAM NACS
  • 所属事務所:CREATIVE OFFICE CUE・アミューズ

前川直之役/大場泰正

最上の学生時代からの親友の一人であり、現在は弁護士をしている前川直之役を担当したのは大場泰正です。最上と同様に久住由季事件を気にしながらも、追い詰められていく最上に同情しながらも心配の声を上げる役を演じています。大場泰正の代表作にNHK連続テレビ小説『甘辛しゃん』や『連続ドラマW「石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」』などがあります。

大場泰正は実力派俳優

大場泰正は文学座研究所の劇団員として30年近い芸歴を持つベテラン俳優であり、近年は映画やドラマにも出演する機会も増えています。2010年には『文学座・座内五賞』のひとつ「岩田賞」を受賞するなど文学座でもトップクラスの実力を誇っています。原田眞人作品の常連であり、『日本のいちばん長い日』や『関ヶ原』にも起用されています。彼の経歴をまとめておきます。

  • 名前:大場泰正
  • 生年月日:1972年11月7日
  • 年齢:46歳
  • 出身:東京都
  • 職業:俳優
  • ジャンル:映画・舞台・テレビドラマ
  • 代表作:NHK連続テレビ小説『甘辛しゃん』

青戸公成役/谷田歩

老夫婦殺人事件の担当刑事である青戸公成役を担当したのは多くの作品に出演する強面俳優・谷田歩です。検察に対して敬意を払っている優秀な刑事であり、事件の容疑者に対しては辛辣な態度もする警視庁捜査一課の敏腕刑事を好演しています。谷田歩の代表作に『家族狩り』や『下町ロケット』などがあります。

強面俳優が刑事役に抜擢!

谷田歩は吉田鋼太郎が主宰する劇団AUNに所属しており、強面俳優として暴力団員の役などを多く担当しています。本作では刑事の役を担当しており、礼儀正しい実直な刑事役を好演しています。重低音の声であることでも知られており、ナレーションやゲーム声優としても活躍しています。彼の経歴を下記にまとめておきます。

  • 名前:谷田歩
  • 生年月日:1975年7月25日
  • 年齢:43歳
  • 出身地:静岡県
  • 身長:183cm
  • 配偶者:あり
  • 近年の出演作品:『マグマイザー』『アンナチュラル』

最上奈々子/山崎紘菜

最上の義理に娘で反抗期真っ盛りの最上奈々子を担当したのは注目度が急上昇している若手女優・山崎紘菜です。最上に対してよそよそしい態度を取りながらも、『もが様』と呼ぶなど複雑な感情を抱えている娘を好演しています。山崎紘菜の代表作に『神さまの言うとおり』や『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』などがあります。

最上との関係性を好演

第7回東宝「シンデレラ」オーディションで芸能界デビューを果たし、『高校入試』や『チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜』、『悪の教典』など多くの作品に学生役として出演しています。本作では義理の父である最上との複雑な関係性を表現しており、今最も注目されている若手女優の一人となっています。彼女の経歴は下記にまとめておきます。

  • 名前:山崎紘菜
  • 生年月日:1994年4月25日
  • 年齢:25歳
  • 出身地:千葉県
  • 事務所:東宝芸能
  • 受賞歴:第7回東宝「シンデレラ」オーディション審査員特別賞

諏訪部利成/松重豊

闇社会のブローカーであり、最上とは情報を交換する影の協力者・諏訪部利成を担当したのは多くの作品でバイプレーヤーとして活躍する松重豊です。本作で最も重要な役割を演じ、闇に堕ちていく最上を心配しながらも手を貸す協力者を演じています。松重豊の代表作に『孤独のグルメ』シリーズや『バイプレイヤーズ』シリーズなどがあります。

木村拓哉とは『HERO』以来の共演

諏訪部利成を演じる松重豊は木村拓哉とはメガヒットシリーズ『HERO』のシーズン2で上司と部下という関係性で共演しています。今回は検事と闇社会のブローカーという全く異なる関係性となっていますが、息の合った演技を見せて作品全体のストーリーに深くか関わってきます。諏訪部利成の存在なしには最上の暴走もありえないと言うほど、重要なキャラクターを担当しました。

白川雄馬/山崎努

松倉の弁護団の弁護士・白川雄馬を担当したのは大物俳優として知られる山崎努です。松倉の悪行に気づいていながらも、自らの知名度のために手段を択ばない大物弁護士を演じています。山崎努の代表作に『雲霧仁左衛門』や『クロサギ』などがあります。

白川雄馬を担当している山崎努は出演シーンこそ少ないながらも、強烈なインパクトを残すキャラクターを小気味良く演じました。守銭奴のような弁護士であり、話題性専攻の弁護士団の団長は一般人には異常な世界に見えてしまいます。どこまで真相を知っているのかわからないヒールをさすがの演技力で演じきっています。

松倉重生/酒向芳

最上の運命を大きく変えることになる事件の容疑者・松倉重生を演じたのは、本作で最も注目された俳優・酒向芳です。『検察側の罪人』の怪演が話題を呼び、この映画の直後から多くの作品に出演することになった大ブレイク俳優が危険な人物・松倉重生を好演しています。酒向芳の代表作に『22年目の告白 -私が殺人犯です-』や『キングダム』などがあります。

酒向芳は本作でもっとも重要なキャラクターと言っても過言ではない松倉重生役を担当しましたが、この作品に起用されるまではほとんど無名の俳優でした。しかし、この強烈なキャラクターを好演したことでオファーが殺到し、現在ではテレビや映画に多く出演するようになりました。数多くのキャストが出演するよう大作『検察側の罪人』で最もブレイクした俳優となっています。

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検察側の罪人のあらすじネタバレ

ここからは『検察側の罪人』のネタバレあらすじを紹介していきましょう。『検察側の罪人』はミステリーものであり、サスペンス要素を含んだ複雑な映画となっています。『正義』を志していた最上が自分の正義に押し潰されていく様子が見所であり、葛藤や沖田との正義感の衝突などが主なあらすじとなっています。

あらすじネタバレ①四年後

あらすじネタバレ①は『四年後』です。新人検察官として研修を受けていた沖野啓一郎は『自分の正義に固執する検事は、悪の存在にもなりうる』というベテランの検察官・最上毅の言葉に感銘を受けます。最上に憧れを抱き、沖田は検察官として邁進していくことを誓いました。そして、月日は流れ四年後、沖田はついに最上と共に老夫婦殺人事件の検察官に抜擢されます。

あらすじネタバレ②5人のアリバイ

あらすじネタバレ②は『5人のアリバイ』です。捜査の結果、老夫婦は金貸しをしており、あちこちから恨みを買っていたことが判明します。借用書によれば、怪しい人物は5人おり、最上はこの5人の中に犯人がいると確信してアリバイを調べさせます。その5人の名前を見た最上はよく知った名前を見つけます。松倉重夫という名の男は最上の学生時代に起こったある事件の容疑者でした。

最上は学生時代、北豊寮という学生寮で生活していました。その寮の管理人の娘・由希は最上によくなついており、寮生とも家族同然の付き合いをしていました。その由希が殺害されてしまい、寮のメンバーは悲しみに暮れました。その時容疑者として挙がったのが『松倉重夫』でした。松倉は限りなくクロに近かったが証拠不十分で裁かれず、ふたたび最上の前に現れました。

あらすじネタバレ③丹野の自殺

あらすじネタバレ③は『丹野の自殺』です。松倉の容疑を固めたい最上でしたが、別の容疑者・弓岡嗣郎が捜査線上に浮上します。最上は何としてでも松倉を裁きたいため、あらゆる手段を使って松倉を犯人にしようと画策します。そんな中で、汚職疑惑をかけられていた最上の学生時代の親友・丹野が自殺したという知らせが最上に知らされます。自分の正義を貫けなかった丹野の自殺は最上に大きな衝撃を与えます。

あらすじネタバレ④最上の暴走

最上は松倉を立件するために手段を択ばないことを決めます。そこで最も邪魔な存在は弓岡嗣郎の存在でした。最上は闇のブローカー・諏訪部に足のつかない携帯や拳銃などを手配します。最上は弓岡嗣郎を呼びだし、警察の捜査が迫っていると告げます。自分なら逃がせると説得し、弓岡に隠れ家を提供すると持ち掛けます。弓岡は疑いつつも、最上のいう事を聞き二人は森の中へと入っていきました。

森の中へ入ると、最上は弓岡に銃を向けます。弓岡は必死に抵抗しますが、最上は全力で弓岡の殺害に成功します。しかし、初めて人を殺した衝撃は最上の心を壊しかけてしまいます。

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検察側の罪人の結末ネタバレ

ここまでは『検察側の罪人』のあらすじを見てきました。ここからは『検察側の罪人』のネタバレ結末を紹介していきましょう。本作は衝撃的な結末が待っており、その結末には驚かされたという人も少なくありません。ただのエンターテイメント映画に終わらない結末は好評価を受けたため、あらすじや結末は多くのひとの印象に残るものとなっています。この結末によってタイトル『検察側の罪人』の意味も深いものになっています。

結末ネタバレ①祖父の夢

結末ネタバレ①は『祖父の夢』です。殺害を実行した動揺と疲れから最上は眠りについていました。夢の中で戦場にいる祖父を見ます。最上の祖父は『インパール作戦』を生き残り、『白骨街道』という書籍を出版していました。仲間の死体の中で歩き続けた祖父の夢を心に留める最上。

一方、警察では弓岡が姿を消したことで騒然としていました。沖田と橘は最上が何かしたと気づいて、検察を辞めます。沖田は松倉の弁護士団に助言をして、松倉を釈放させます。しかし、釈放された松倉は諏訪部にひき殺されてしまい、すべての真相は闇に葬られてしまいました。

結末ネタバレ②それぞれの正義

結末ネタバレ②は『それぞれの正義』です。老夫婦殺人事件は容疑者がいなくなったため、捜査は暗礁に乗り上げました。そんな中で最上は休暇を別荘で過ごしていました。そこへ沖田が訪ねてきます。沖田は検察官を辞めていましたが、最上に『なぜ自分を気にかけていたのか』と質問します。最上は沖田の誕生日と由希の誕生日が一致していたことが理由だと告げます。

最上にとっては沖田は由希の代わりだったと感じていたことを明かします。沖田は「自分の正義に固執する検事は、必ず犯罪者に堕ちる」と最上が最初に言った言葉の通りに最上がなってしまったことを嘆きます。しかし、最上はそのことを後悔していないという素振りを見せ、沖田に検察官に戻るように説得します。沖田は『真実を追い続ける』と答え、別荘を出ました。そして沖田はどうしようもない思いを抱え、絶叫するのでした。

検察側の罪人のテーマや謎考察

深いメッセージ性が込められている映画『検察側の罪人』にはそのテーマや多くの謎にも注目が集まっている作品です。『正義とは』というテーマやその裏に込められた謎などが作品の魅力であり、多くのファンが気にしています。ここでは『検察側の罪人』のテーマや謎を考察していきましょう。

テーマや謎考察①正義とは?

『検察側の罪人』のテーマは『正義』です。『最上の正義』と『沖田の正義』などがメインのテーマとなっており最上は自身の正義を全うしますが、それが正しかったどうかは視聴した者に委ねられています。自身の正義に後悔していないと話す最上と、最上の正義が間違っていると考えながらも苦悩する沖田の姿は対照的でどちらの正義が正しかったのかを見た者に問いかけています。
 

テーマや謎考察②反戦というメッセージ

『検察側の罪人』には反戦というメッセージが込められています。それは最上の祖父が自身の戦争経験を書籍にしたというエピソードがたびたび登場し、『インパール作戦』や『白骨街道』というワードがたびたび登場し最上の行動原理の一つのなっている重要なエッセンスとなっています。

検察側の罪人の問題点

ここでは興行収入では大ヒットを記録したものの、低評価の声も挙がる『検察側の罪人』の問題点などを見ていきましょう。ネット上には『検察側の罪人』の問題点がいくつか指摘されており、内容やキャストに関する問題点が多く挙げられています。

問題点①詰め込みすぎ

『検察側の罪人』は多くの社会問題を扱っており、ミステリー映画としてでなく様々な事を考えさせられる映画として評価されていました。しかし、その一方で『詰め込みすぎ』という声も挙がりました。『法律では裁けない犯罪者』というのがメインのテーマであるものの、『ネオナチ団体』や「インパール作戦」などの『戦争』、『政治と宗教』など多くの社会風刺画織り込まれています。

こうした問題提起のポイントを絞り切れなかったところが問題点として指摘されています。

問題点②リアリティがない

リアリティがないという点も指摘されています。「関ケ原」や「日本のいちばん長い日」などで高評価を得た監督の映画は現代劇には向いていないという評論家もおり、舞台のような過剰演出・過剰演技が現代劇だとリアリティーを損ねてしまうと言われています。今回の『検察側の罪人』でもそうした問題点が浮き彫りになってしまったという感想も挙がっています。

問題点③キャスト

本作は木村拓哉主演映画として製作されていますが、二宮和也とのW主演と噂されたほどに二宮和也が目立っています。このスター同士のキャスティングは大きな話題となりましたが、ジャニーズ事務所先行のキャスティングが目立っている点が問題点といわれています。特に、木村拓哉の名演にもかかわらず二宮和也ばかりが評価された点もジャニーズ事務所への配慮と批判する評論家もいました。

こうしたキャストについての問題点はジャニーズタレントの映画には多くあり、木村拓哉映画としては傑作だったために事務所が推している『嵐』のメンバーのごり押しに水を差されたと批判する声も多く挙がりました。

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検察側の罪人に関する感想や評価

木村拓哉と二宮和也の二大スターの共演ということでネット上でも大きな話題となっており、様々な評価の声が挙がっています。ここでは多くの評価を受けてる『検察側の罪人』に関するネット上の評価や感想を紹介していきましょう。

キムタクとニノの共演がやばい!

木村拓哉と二宮和也という二大スターの共演は数年前ならありえなかっただけに多くのファンが歓喜の声をあげています。当初は共演を不安視する声も多くありましたが、バラエティーでの共演や映画の共演後は好評の声が多く挙がっており『2人の共演映画が見れるなんてやばい』という感想や『キムタクとニノとか最高の組み合わせ』という感想など二人の共演に驚きと喜びの声が挙がっています。

キムタクがカッコよすぎる!

『検察側の罪人』では木村拓哉のかっこよさに対する感想が多く挙がっており、大人の色気のある最上を演じたことで『おとなのかっこよさ』を評価する感想が多く挙がっています。ネットには『キムタクかっこよすぎる』という感想や『検索側の罪人のキムタク、かっこよすぎてヤバい』という感想など、改めて日本一のイケメン俳優のかっこよさに圧倒された人も多くいるなど高評価の声が挙がりました。

ニノは天才?

ジャニーズ事務所きっての演技派である二宮和也についての声も多くあります。これまでも数々の難役をこなしてきましたが、今回の役割は激昂したり最上と対峙したり、『正義』に苦悩したりと二宮和也の好演が注目されました。ネットに『天才だと思うけど、本当天才がとまらない』という感想や『ニノってホント天才』という感想など二宮和也の才能に驚いた人の高評価の感想が多く挙がっています。

『検察側の罪人』は考えさせられる作品

『検察側の罪人』はエンターテイメント作品ではありますが、その本質は『正義について』というものであり、鑑賞後は深く考えさせられる作品になっています。木村拓哉主演映画では珍しくバッドエンドの作品であり、その結末には多くの評価が挙がっています。ネットには『色々考えさせられる映画です』という感想や『正義って難しい』という感想などが挙がっており、正義を深く考えさせられる作品になっています。

暗い気持ちになる

映画のレビューには『暗い気持ちになった』という感想が多く挙がりました。木村拓哉自自身もスッキリする結末ではないと語っているように、ただのエンターテイメント映画となっていないところも高評価のポイントのひとつです。ネットには『終わった後ちょっと暗い気持ちに』という感想や『キムタク映画にしては暗い雰囲気だったけど面白かった』という感想が挙がり、高評価を得た大人のエンタメ作品に仕上がっています。

検察側の罪人の評価や感想まとめ

今回は木村拓哉主演『検察側の罪人』のあらすじや結末、評価について紹介してきました。キムタクと二宮和也の共演は大きな話題となり、その内容や共演には様々な評価が挙がりました。エンターテイメント作品としても高評価されていますが、メッセージ性の強い映画としても評価されているためキムタク映画の中でも玄人好みの映画となっています。

「正義」をテーマにした人気者同士の共演も話題となった木村拓哉主演映画『検察側の罪人』のあらすじや結末、評価を参考にぜひ一度ご覧になってみてください。

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