女子高生チェーンソーのあらすじと犯人の正体をネタバレ!B級ホラー映画の感想は?

B級映画「女子高生チェーンソー」のあらすじを結末までネタバレ徹底解説!犯人の正体や観た人の感想もご紹介。「女子高生チェーンソー」はアメリカのホラーコメディ映画。落ちこぼれ女子高生グループの乗った車が、ダンスパーティーに向かう途中でパンク。一行はスクラップ工場に避難するが、そこで次々と猟奇的な殺人が巻き起こる。果たして生き残るのは誰なのか?衝撃的すぎる犯人の姿は必見!

女子高生チェーンソーのあらすじと犯人の正体をネタバレ!B級ホラー映画の感想は?のイメージ

目次

  1. 女子高生チェーンソーとは?
  2. 女子高生チェーンソーの映画あらすじをネタバレ
  3. 女子高生チェーンソーの映画結末をネタバレ
  4. 女子高生チェーンソーの見所
  5. 女子高生チェーンソーに関する感想や評価は?
  6. 女子高生チェーンソーの映画ネタバレまとめ

女子高生チェーンソーとは?

女子高生チェーンソーの映画作品情報

『女子高生チェーンソー』とはアメリカのホラーコメディ映画である。荒野で車がパンクし、避難先のスクラップ工場で殺人鬼に襲われる女子高生たちの恐怖の一夜を描く。アメリカでは2003年5月13日公開、日本では2004年6月4日にDVDがリリースされた。

『女子高生チェーンソー』の配給会社は、『ケンタッキー・フライド・ムービー』や『チアリーダー忍者』など、B級映画を多数取り扱うアルバトロス株式会社。『女子高生チェーンソー』も御多分に洩れず非常にB級な仕上がりとなっている。本記事では、そんな『女子高生チェーンソー』のあらすじや笑えるシーンをネタバレ解説する。観た人の感想もご紹介しているので、是非最後までお読み頂きたい。

女子高生チェーンソーの予告編動画

映画『女子高生チェーンソー』の予告映像をご紹介する。予告編ではあらすじがナレーションで紹介されている。残酷描写が含まれるため、苦手な方は要注意。しかし、いかにも作り物の死体がペチャンコになっていたり、腕がゴム人間のように伸びているなど大変お茶目な出来となっている。ちなみに本編ではチェーンソーは10秒程度しか登場しない。

果たして、女子高生たちに迫る殺人犯の正体は誰なのか。次の項から、『女子高生チェーンソー』のあらすじを犯人の正体まで含めてネタバレ解説する。

女子高生チェーンソーの監督・キャスト

  • 監督・脚本…ジョン・ホフマン
  • パーカー…ブリタニー・モンゴメリー
  • モニーク…アンナ・ガルシア・ウィリアムズ
  • ビーバー先生…ターラ・トンプソン
  • ハニー…プリシラ・ロス
  • シェイ…グロリア・バルディング
  • キャンディ…ミッシー・ウェインガー
  • ボーモント…ドリュー・ドロエグ
  • ハンク…ジョナサン・セイヤーズ
  • バーデン校長…マイケル・マコノヒー

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女子高生チェーンソーの映画あらすじをネタバレ

あらすじネタバレ:パーティへ

とある女子校の朝。バーデン校長が校内放送をしている。更衣室では、ハニー、パーカー、シェイ、スター、キャンディの五人組の女子高生グループが着替えている。今夜は男子校とのダンスパーティーで、全員気合十分だ。

着替えが終わり、女子高生たちが外に出ると、運転手のボーモントがワゴンを停車させる。バーデン校長が現れ、ワゴンの下に入り点検する。女子高生たちは校長をまたぎながらワゴンに乗り込む。

校長は校則に従って全員の携帯電話を取り上げる。出発の直前、校長が転校生を連れてくる。現れたのはゴージャスな美女のモニークだった。アラスカから引っ越してきたという彼女の美しさに、全員息を飲む。モニークも乗せ、ワゴン車はパーティへと出発する。ガソリンが漏れていることに気付く者はいない。

女子高生たちは、運転中のボーモントをセクシーな替え歌などで挑発する。長いドライブが続く中、ワゴン車は突然、ガソリンが切れて砂漠が広がる荒野で止まってしまう。ハニーがヒッチハイクをすると、ジェイソンのマスクを被った男がレッカー車が停車させる。マスクの男は整備工のハンクだった。人の良さそうなハンクは、修理のために女子高生たちの乗ったワゴン車を彼のスクラップ工場へと牽引する。

あらすじネタバレ:スクラップ工場

夜になり、一行は工場に到着。そこは多くの廃車が並ぶ不気味な場所だった。女子高生たちはハンクが本当に信用できる人物かどうか疑う。修理が終わるまで、暇つぶしでゲームをすることになる。モニークは”真実と挑戦”ゲームを提案する。指名された者が真実を話すか、挑戦を受けるか選ぶゲームだ。

キャンディは真実を選び、モニークは彼女に同性愛者なのか質問する。キャンディは否定するが、他のメンバーはそれを疑う。スターは挑戦を選び、モニークは彼女に焚火をするための薪集めを命じる。スターがなかなか戻ってこないため、心配したボーモントとシェイは外に出る。ハニーとモニークはハンクを探しに出る。パーカーは食料を探しに行く。二人きりになったビーバー先生とキャンディは熱いキスをかわす。

あらすじネタバレ:犯人探し

ボーモントとシェイは、工場のプレス機でぺしゃんこにされたスターを発見する。一方、空腹のパーカーは倉庫の棚を漁り、ケチャップを発見して口に流し込む。ボーモントとシェイはスターの死を報告する。パーカーが口にケチャップを付けていたので、スターの血液をつけていると勘違いされる。

モニークはスターを殺害した犯人探しを始める。スターに嫉妬し嫌っていたパーカーが犯人ではないかと疑われる。パーカーは逆に、スターに一人で薪集めに行かせたモニークが怪しいと言う。パーカーはハニーとキャンディのことも疑う。怒った二人は、外に出て行く。スターに言い寄ってフラれたことのあるボーモントにも疑惑の眼差しが向けられる。

パーカーは、ハンクのレッカー車に積んである無線機で助けが呼べるのではないかと思いつく。誰も外に出たがらず、モニークが一人で無線機を取りに行く。その頃、二人で砂漠地帯に出たハニーとキャンディは何者かが乗った車に追われるが、命からがら逃げ延びる。モニークは車から無線機だけ剥がして壊してしまう。

ボーモントとシェイは、ハニーたちを捜すため二人きりで外に出る。話をするうちに互いの好意を確かめ合い、熱く抱き合う。しかし、ボーモントが何者かの運転する鉄棒のついた車で刺し殺されてしまう。シェイからボーモントの死を知らされ、女子高生たちは犯人が誰なのか、何が目的なのか分からず怯える。ハニーが一人で逃げ出したので、パーカーとモニークが後を追う。

パーカーは倉庫でハニーを発見。彼女は口にホースを固定され、空気を送り込まれていた。ハニーはそのまま腹がふくらみ破裂して死亡。残された一行は逃げるべきか留まるべきか悩む。ビーバー先生は不安のあまり取り乱す。

そこに、ハンクがチェーンソーを振り回して飛び込んでくる。絶叫する女子高生たちだが、ハンクは薪を作るためにチェーンソーを持ってきただけだった。パーカーは、廃車の中からまだ動くものを見つけて脱出しようと提案する。一行は手分けして、まだ動く車を探しに出る。

ビーバー先生とキャンディは一台の車を発見して乗り込み、再び熱いキスをかわす。しかし、二人の乗った車に何者かがガソリンをまいて爆発炎上させた。ビーバー先生とキャンディは死亡。シェイも犯人に捕まり、腕を異常に引き伸ばされて死ぬ。残されたパーカーとモニークはハンクにガソリンを取りに行かせる。

あらすじネタバレ:本当の犯人

パーカーはモニークの発言に不審な点があることに気付く。モニークはアラスカ出身のはずなのに、父親はペンギンの調教師だと言っていた。アラスカにペンギンはいないはずなのにおかしい。犯人ではないかと追及すると、モニークはガーデンフォークを振り回してパーカーに襲いかかった。そこにボーモントが救出に現れる。しかし彼はモニークに刺されて殺害される。

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女子高生チェーンソーの映画結末をネタバレ

結末ネタバレ:救出に来たパーカー

パーカーはモニークにガーデンフォークで殴られ、倒れる。目を覚ますと、モニークがハンクに襲いかかっていた。パーカーはレッカー車に乗り込んで一人で逃げ出す。ハンクが助けを求めて追いかけてくるが、パーカーは車を止めず逃げ切る。モニークはハンクを追いつめる。しかし、パーカーが戻ってきてガソリンタンクでモニークを殴り倒す。

結末ネタバレ:モニークの正体

パーカーは、モニークのウイスキーボトルに刻まれた「1987年優秀校長賞」の文字を発見。観念したモニークはマスクを剥がす。なんと、モニークの正体は変装したバーデン校長だった。校長は、犯行の動機は最高の殺人兵器”エニグマ・マシン”の存在を嗅ぎつけられたためだと自供する。しかし、パーカーはそんなものの存在を知らなかった。

校長は脱力感に襲われて死ぬ。今回の惨劇のあまりの無意味さに泣き崩れるパーカーを、ハンクが慰める。二人は友情を確かめ合い、レッカー車に乗って町へと出発する。温かな朝日が二人の乗った車を照らしていた。

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女子高生チェーンソーの見所

女子高生チェーンソーの見所①笑えるシーン

『女子高生チェーンソー』の見所の一つは、あまりにもお粗末な死体である。一人目の犠牲者スターはプレス機で押しつぶされて死亡するが、薄く引き伸ばされた姿はコミカルで滑稽だ。また、スターは黒髪なのに死体がなぜか金髪になっている。シェイに至っては腕が異常に伸びた状態で殺害されていて、一体何が死因かもよく分からない。

他にも、腹に空気を入れられて破裂されたり、どのメンバーも非常にとぼけた殺され方をしている。ビーバー先生とキャンディは車でいちゃついている所を火をつけられて殺される。二人の死は、燃えて舞い落ちるパンツで表現されていて笑える。勘違いネタや、随所に散りばめられたジョークなど、ハマる人にはハマるギャグも豊富だ。

女子高生チェーンソーの見所②斬新なオチ

『女子高生チェーンソー』の見所といえば、ラスト4分の、それまで観た80分が全て吹き飛ぶような驚愕の結末だ。犯人のモニークの正体は変装したバーデン校長だったのだ。しかしモニークと校長では全く体格が違う。この校長の腹が出た体が、どうやってモニークのスレンダーボディに収まっていたのか?と、視聴者は結末を見て狐につつまれたような気分を味わう。文字通りの別人である。完全に無理がある。

驚くというより呆然とさせられる反則技のオチだが、普通の映画ではこの衝撃は味わえない。お粗末なクオリティと、何もかも投げ出したような結末のハーモニーに不思議な感動すら覚えるラストとなっている。ある意味、観た者の記憶にいつまでも残り続ける斬新なオチである。

女子高生チェーンソーの見所③チープな撮影技術

『女子高生チェーンソー』は画面に明らかに反射板が映り込んでいるなど、撮影技術も非常にチープで愛嬌がある。真昼のシーンなのに夕方撮った映像が差し込まれていたり、人がいないはずの砂漠に明らかにスタッフが映り込んでいる。また、脚本もつじつまが合わない箇所が多い。

パーカーがモニークを疑う「アラスカにはペンギンがいないから」という理由も何を根拠に言っているのか分からず、パーカーとハンクにいつ友情が生まれたのかも全くもって謎である。ただ、ラストが衝撃的すぎて細かいことは吹っ飛んでしまう。そんな独特なシナリオも『女子高生チェーンソー』の魅力の一つだ。

女子高生チェーンソーに関する感想や評価は?

ここからは、映画『女子高生チェーンソー』を観た人々の感想・評価をご紹介する。『女子高生チェーンソー』を観た人々からは「ひどすぎて面白い」「死に様が楽しい」という感想や、「神作品」「バカ映画の傑作」などの感想が寄せられた。B級(またはZ級)映画好きからは、独特のチープさが好評だった。

また、『女子高生チェーンソー』は「タイトルになっているわりにチェーンソーが登場しない」という感想も多かった。ネット上では「チェーンソーとは?」「チェーンソー全く関係ない」などの声が上がっていた。整備工が勢い余ってチェーンソーを数秒振り回すだけ、という展開に驚く人が多かった。

また、『女子高生チェーンソー』は結末に衝撃を受ける感想が多かった。ネット上では「犯人の正体がぶっとんでる」「オチは大爆笑」「思わず"ええええええ!!"と声が出てしまった」「誰も想像できねぇよこんなの」「最後の15分は大好き」などの感想が上がっていた。やはり校長が女子高生に化けていたという人智を超えた結末は人々を驚愕させたようだ。

女子高生チェーンソーの映画ネタバレまとめ

ここまで映画『女子高生チェーンソー』を、あらすじ結末、犯人の正体、鑑賞者の感想・評価も含めてネタバレ解説した。『女子高生チェーンソー』のあらすじは、女子高生グループと女教師の乗った車がダンスパーティーに向かう途中でパンク。一行は不気味なスクラップ工場に避難するが、そこで次々と猟奇的な殺人事件が巻き起こるというものだった。

『女子高生チェーンソー』の女子高生たちは「プレス機で引き伸ばされる」「腹に空気を入れられて破裂」など次々とふざけた方法で殺害される。結末は、「犯人の正体は転校生に変装した校長だった」という非常に衝撃的なものだった。

あまりに無理のある結末にネット上では「ひどすぎて面白い」「オチが爆笑」などB級映画ファンから好意的な感想が寄せられていた。B級映画好きな方には、是非一度『女子高生チェーンソー』をご覧いただきたい。

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