恋は雨上がりのようにの感想ネタバレ!映画のあらすじ・評価は?

2018年に公開された映画「恋は雨上がりのように」は、45歳の男性に恋をした17歳の女子高生の物語で、原作漫画のイメージに沿った雰囲気が素晴らしいという感想や評価が聞かれた映画です。映画「恋は雨上がりのように」の原作は2014年から2018年まで連載された眉月じゅんさんの同名漫画「恋は雨上がりのように」で、2018年1月からアニメ化され同年5月に映画が公開されました。今回は「恋は雨上がりのように」のネタバレあらすじや結末ネタバレ、「恋は雨上がりのように」を観た人の感想や評価をご紹介していきます。

恋は雨上がりのようにの感想ネタバレ!映画のあらすじ・評価は?のイメージ

目次

  1. 恋は雨上がりのようにの評価や感想を紹介!映画のあらすじもネタバレ紹介!
  2. 恋は雨上がりのようにの主要キャストを紹介!
  3. 恋は雨上がりのようにの映画あらすじをネタバレ紹介!
  4. 恋は雨上がりのようにの映画結末をネタバレ紹介!
  5. 恋は雨上がりのようにの映画評価や感想を紹介!
  6. 恋は雨上がりのようにの原作漫画と映画の違いとは?原作のラストの感想も紹介!
  7. 恋は雨上がりのようにの感想やあらすじまとめ!

恋は雨上がりのようにの評価や感想を紹介!映画のあらすじもネタバレ紹介!

今回は「恋は雨上がりのように」の映画ネタバレあらすじや結末のネタバレ、「恋は雨上がりのように」を観た人の感想や評価をご紹介していきます。2018年に公開された映画「恋は雨上がりのように」は眉月さんの同名漫画「恋は雨上がりのように」が原作で、原作漫画「恋は雨上がりのように」は2015年にコミックナタリー賞第2位、2018年には小学館漫画賞一般向け部門で受賞しています。

映画「恋は雨上がりのように」は永井聡監督の作品で小松奈々さん・大泉洋さんのダブル主演です。「恋は雨上がりのように」の主題歌は鈴木瑛美子さんと亀田誠治さんの「フロントメモリー」で、映画「恋は雨上がりのように」の公開に先駆けGYAO!ではスピンオフドラマ「恋は雨上がりのように~ポケットの中の願いごと~」が先行配信されました。次からは映画「恋は雨上がりのように」の主要キャストをご紹介していきます。

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恋は雨上がりのようにの主要キャストを紹介!

「恋は雨上がりのように」のあらすじネタバレの前に、「恋は雨上がりのように」の主要キャストをご紹介します。「恋は雨上がりのように」は漫画を原作としていますが、俳優陣の演技が素晴らしくキャラクターを見事に表現しているという感想が多く話題になりました。「恋は雨上がりのように」のあらすじネタバレを読む前に、漫画とそっくりだと好評な感想が挙がった「恋は雨上がりのように」の登場人物をご覧下さい。

橘あきら役:小松菜奈

主役の橘あきらを演じたのは小松菜奈さんです。小松菜奈さんは2008年に12歳で小学生向け雑誌「ニコプチ」でモデルとしてデビューし、様々な雑誌でモデル活動をしてきました。そして2014年に中島哲也監督の「渇き。」で映画初出演を果たし、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。2016年に「溺れるナイフ」で映画初主演、同年マーティン・スコセッシ監督の「沈黙ーサイレンス」でハリウッドデビューを果たしています。

近藤正己役:大泉洋

橘あきらが思いを寄せる45歳の店長・近藤正己を演じたのは大泉洋さんです。大学生時代の仲間と結成した演劇ユニットTEAM NACSのメンバーの1人で、1996年から放映の北海道の深夜番組「水曜どうでしょう」が深夜にも関わらず高視聴率を獲得し、全国で放送されたことで有名になりました。その後全国ネットの連続ドラマに数多く出演し、2012年には「探偵はBARにいる」で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞しています。

喜屋武はるか役:清野菜名

あきらの親友・喜屋武はるかを演じたのは清野菜名さんです。2007年に10代向けファッション雑誌「ピチレモン」のオーディションでグランプリ・ペンティーズ賞を受賞し、2011年まで専属モデルとして活動していました。2011年に女優へ転身し、「TOKYO TRIBE」のオーディションで園子温監督と出会い急遽ヒロインに抜擢され、2017年には主演の黒柳徹子役を演じた「トットちゃん!」が全国放送され一躍有名になりました。

九条ちひろ役:戸次重幸

近藤の大学時代からの友人・九条ちひろを演じたのは戸次重幸さんです。戸次重幸さんは大泉さんと共に演劇ユニットTEAM NACSのメンバーの1人で、北海道でタレント活動をしていましたが東京に進出し、様々なドラマや映画に出演しています。30代の頃にそれまできていた仕事の依頼が一度止まってしまい、マネージャーの進言によりそれまでの「失敗しない演技」から「及第点を超える役者」へと意識を変えたのだそうです。

「恋は雨上がりのように」の主要キャストをご紹介しました。橘あきら役の小松奈々さんと近藤正己役の大泉洋さんの演技が特に素晴らしいという好評な評価や感想が多く注目されました。ここからは「恋は雨上がりのように」のあらすじネタバレをご紹介していきます。

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恋は雨上がりのようにの映画あらすじをネタバレ紹介!

「恋は雨上がりのように」のあらすじネタバレをご紹介していきます。陸上部に所属している17歳のあきらは、アキレス腱を断裂する怪我をしたことで部活に顔を出さなくなり、cafeレストラン「ガーデン」というファミレスでバイトに明け暮れる日々を過ごしていました。あきらは店長の近藤に密かに思いを寄せていましたが、45歳でバツイチ・子持ちで典型的なおじさんの近藤はアルバイト仲間からは頼りないと思われていました。

アルバイト仲間の加瀬とバイト仲間でありながら同級生の吉澤に好意を寄せられているあきらでしたが、あきらは近藤しか眼中にありません。同じくバイト仲間で仲の良いユイの好きな人の話を聞いていたあきらは、店長はなんかくさいというユイの発言に驚きます。背後でその会話を聞いてしまった近藤は事務所でシャツを着替えますが、休憩に入ったあきらは事務所に置かれていた近藤の脱いだシャツのにおいを思いっきり吸い込みます。

事務所に近藤が入ってきますが、おどろいたあきらはにおいの感じ方は人それぞれで私はくさいとは思わないと半ば怒鳴るように近藤に伝えます。あっけに取られていた近藤のところへ、たったいま店を出ていったお客の携帯の忘れ物があったと報告があります。あきらは自転車で走っていくお客を追いかけなんとか携帯を返却します。しかし半年前の傷が痛みしゃがみこんでしまったあきらを近藤は慌ててかかりつけの病院に連れていきます。

あきらのかかりつけ医から事情を聞いた近藤は、あきらが半年前にアキレス腱断裂の怪我を負っていたことを知ります。翌日、あきらは松葉杖をついてコンビニに行った帰りに偶然近藤に会います。あきらが勝手に走り出したとはいえ、業務中のことであったためあきらの家に直接お詫びに来たところでした。あきらの両親は離婚しており、母は既に仕事に出かけた後だったのであきらと近藤は近くのファミレスでお茶をします。

ペディキュアを知らずに怪我のせいで爪の色がおかしいのかと動揺する近藤を見て、あきらはいつもよりリラックスした表情で近藤と向き合います。しかし自宅から離れたガーデンでわざわざバイトをしなくてもと言う近藤に、あきらは「わたし店長のことが好きです」と思わず告白をします。しかし目力が強く無表情に見えるあきらから嫌われていると思っていた近藤は、恋愛感情ではなくただの好意と受け取った様子でした。

松葉杖が取れたある日、部活に顔を出したあきらでしたが、親友のはるかたちの前で頑なな態度を取ってしまい気まずくなって陸上部を後にします。雷がなり雨が降る中に傘もささず学校を出たあきらは、半年前にアキレス腱断裂の怪我をした時のことを思い出しながら歩きます。半年前、怪我に絶望していたあきらは通院の帰り道に寄ったガーデンで雨宿りをしていました。ただ呆然と雨を眺めるあきらに、近藤はコーヒーをサービスします。

そして浮かない顔をしているあきらにちょっとした手品を披露し、きっとすぐ雨はやみますよと優しく声をかけます。思わぬところで小さな優しさに触れたあきらは1人微笑みながら窓の外を眺めます。そしてあきらは優しく声をかけてくれた近藤がいるガーデンで、アルバイトをすることを決めたのでした。怪我の絶望や近藤との出会いを思い出しながら、ずぶ濡れでガーデンの事務所まで来たあきらは雨の中、近藤に改めて告白をします。

あきらの真剣な表情を見て、近藤はあきらの告白が恋愛感情であることにやっと気づきます。しかし近藤は、17歳のあきらと45歳の自分という住む世界があまりにも離れた存在に動揺するばかりです。後日、これまで通りの様子を見せるあきらでしたが、本気だから返事を聞かせてほしいと近藤に詰め寄ります。ユイと吉澤が事務所に入ってきたため話が中断しますが、続きをしっかり話さなきゃねと近藤があきらを家まで車で送ります。

近藤は車中で、あまりにも年齢差が離れていることや周囲がどう思うかを説明し返事をすることはできないと断りますが、一歩も譲らないあきらとのやりとりの中でなぜかあきらとデートすることになってしまいます。デートが楽しみで仕方ないあきらは翌朝、恋愛に効くという巷で噂のキーホルダーを得るために何度もガチャガチャを回します。取り憑かれたようにガチャガチャを回すあきらを見かけたはるかは声をかけ一緒に登校します。

ガーデンのバイト中、あきらはどうしても近藤を目で追ってしまいます。それに気づいた加瀬は、あきらが近藤に好意を寄せていることを黙っておく代わりにデートの約束を迫ります。口止めのために仕方なく加瀬とデートするあきらでしたが、服装もデートとは到底思えないラフな格好で待ち合わせ、一緒に見ている映画も退屈そうにします。カフェに入りますが、近藤への恋愛感情を気持ち悪いと言われたあきらは怒って店を出ます。

後日あきらは近藤とのデートには気合を入れた髪型と服装で登場し、映画の最中も近藤を眺め楽しく過ごします。カフェに入ったあきらは次はどこへ行きますか?と近藤に話しかけますが、積極的なあきらに近藤は及び腰です。しかし店長のことをもっと知りたいというあきらは、近藤が休日にいつも過ごすという図書館に一緒に行きます。そこであきらは、近藤が大学時代に小説家を目指し小説を書いていたことを知ります。

あまり普段本を読まないあきらは近藤におすすめの本を聞きますが、今日ここに来たということはどこかにあきらを呼んでいる本があるはずだと答えます。そして館内をあるくあきらの目に留まったのは、「RUN」という国際陸上選手権大会の写真集でした。あきらはその写真集を借り近藤は大学時代の旧友・九条ちひろが書いた「波の窓辺」という本を借りて帰ります。自宅に帰り小説を書こうとする近藤でしたが、ペンは先に進みません。

ある日、あきらが欲しがっていた恋に効くキーホルダーをガチャガチャで引いたはるかは、「私たちの友情は陸上だけじゃなかったよね!」と書いたメモを入れてあきらにプレゼントします。それを読んだあきらははるかを夏祭りに誘い一緒に出かけます。あきらの怪我からなんとなくギクシャクしていた2人でしたが夏祭りで以前のように仲良く楽しい時間を過ごしていました。しかしあきらは偶然、息子の勇斗を連れた近藤に会います。

あきらの表情からあきらの恋の相手が子持ちの冴えないおじさんだと知ったはるかは、あきらと口論になってしまいます。感情に歯止めのきかないあきらも感情的な発言をしてしまい、はるかは泣きながら夏祭りの会場をあとにします。一方、夏祭りのあとに近藤はちひろを呼び出し、大学時代に通った居酒屋で久しぶりに再会します。大学時代の同人誌を読んで盛り上がった近藤でしたが、同時に中途半端な現在の自分を目の当たりにします。

はるかと喧嘩をし心ここにあらずでバイト中もミスをするあきらに、近藤が心配をして声をかけます。友達と喧嘩をしてしまいもう仲直りできないかもしれないと打ち明けるあきらに、近藤は「それが諦めだとしたらこのまま立ち止まったままになってしまうのでは?」と優しく諭します。それでもなかなか仲直りをすることができない2人でしたが、ガーデンに突然はるかが来店し「私たちはいつでも待っている」と再び部活に誘います。

あきらは休憩室で、加瀬にまだ店長と恋愛ごっこをしているのかと問われます。始めは加瀬の発言に腹を立てていたあきらでしたが、加瀬のある言葉でいつも近藤が自分を優しく導いてくれていたことに気づきます。気持ちに決着をつけたら?と言う加瀬にお礼を伝え、あきらは風邪でガーデンを欠勤している近藤の自宅へと嵐の中にお見舞いに行きます。玄関先で思いつめた表情を浮かべるあきらを、近藤は部屋に招き入れるのでした。

「やっぱり店長が好きです」そう強く言うあきらを、近藤は優しく諭します。「若さは時に乱暴で凶暴だが、その時に感じた感情はかけがえのない財産になる」と。近藤は歳をとった自分でも、あきらといるとそのかけがえのない財産を思い出すことができて、むしろ感謝をしていると礼を言います。あきらは思わず近藤に抱きつき、近藤もあきらに優しく手をまわします。しかし我に返り慌てた近藤は、これは友達同士のハグだと弁解します。

そして近藤は気持ちは嬉しいがやはりあきらの気持ちには答えられないと告げます。あきらは近藤から、恋愛以外にもやりたいことや楽しいことがあるのではないか?と問われます。あきらが自宅に帰れるようタクシーを呼んだ近藤は、かけっこが苦手な息子の勇斗に走り方を教えてほしい、友達としてのお願いだとあきらに頼みタクシーを送り出します。翌朝近藤が目覚めると、なぜかちひろが近藤の部屋で朝食の準備をしていました。

夜中に熱にうなされた近藤が無意識のうちにちひろを呼び出していたのでした。ちひろは近藤がうなされながらあきらの名前を何度もつぶやいていたと茶化します。男のアルバイトの名前だと誤魔化す近藤でしたが、結婚でもしないと本当に孤独死するぞとちひろに指摘されます。お前はどうなんだと切り替えされたちひろでしたが、自分は小説と結婚したからいいのだと答えます。そうさらりと返すちひろを近藤は羨ましいと思うのでした。

小説の道に進むことはできないだろうと思いながらも、小説を書くことを投げ出せない近藤は自分を未練がましいと表現しますが、ちひろは諦めずにあがいて前に進もうとすることは未練ではなく執着だと近藤の背を優しく後押しします。後日、あきらは勇斗にかけっこの走り方を教えます。あきらにお礼を言った近藤は、走ることの気持ちよさをあきらなら勇斗に教えてくれるかもしれないと思い頼んだのだと話します。

そして近藤はあきらに、来月のシフト勤務は入らなくていいと言います。来月も、再来月も入らなくていいとさらに重ねます。あきらが陸上へ戻ることを後押しするためにバイトのクビ宣告をしているのだと気づいたあきらは、近藤の優しさに気づきそっと微笑み返します。「恋は雨上がりのように」のあらすじネタバレをご紹介しました。ここからは終わり方が美しいという高評価な感想の多かった結末のネタバレをご紹介していきます。

映画『恋は雨上がりのように』公式サイト

恋は雨上がりのようにの映画結末をネタバレ紹介!

「恋は雨上がりのように」のあらすじをネタバレしました。ここから「恋は雨上がりのように」の結末をネタバレしていきますので、これから映画をご覧になる方はご注意下さい。あきらは陸上部に復帰し、近藤は再び小説を書き始めます。季節は冬になり、それぞれがお互いの捨てきれなかった夢に向かって進み始めていました。あきらははるかともすっかり仲直りし、一緒に練習をしながら次の大会にも出場することが決定していました。

ある日部活の仲間とジョギングをしていたあきらは、偶然通りかかった近藤と久しぶりに再会します。お互いの近況報告をしながらもやはり近藤への思いを諦められていなかったあきらは、涙を流しながら「わたしたち友達ですよね?友達だったらメールとかすると思うんです、わたし店長とメールしたいです!」と伝えます。涙を流しながらも笑おうとするあきらの健気な表情に、近藤が微笑んだところで映画はエンドロールを迎えます。

「恋は雨上がりのように」のあらすじと結末ネタバレをご紹介しました。原作漫画の雰囲気をうまく表現し美しい結末だったという感想が多かった「恋は雨上がりのように」ですが、次からは実際に映画を観た人の低評価な感想や高評価な感想までご紹介していきます。

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恋は雨上がりのようにの映画評価や感想を紹介!

「恋は雨上がりのように」のあらすじと結末をご紹介しました。「恋は雨上がりのように」は女子高生と中年男性の恋と、諦めた夢に再び歩んでいく姿を描いており、恋愛関係として現実的に結ばれるのが難しい関係性であることからどのような結末になるのかが公開前から注目されていました。実際に「恋は雨上がりのように」を観た人の低評価な感想や高評価な感想を両方ご紹介していきます。

不評な感想を紹介!

まず不評な感想からご紹介していきます。「恋は雨上がりのように」は漫画を原作としているため、登場人物の配役や映像が素晴らしいながらもやはり原作が1番良いという感想があったようです。また原作の漫画と映画ではラストが変更されているため、そこが不満だという感想につながったようです。

原作の漫画は全10巻あるため、映画の中で全てのエピソードを描ききることができず省略されている話もあり削らないで欲しいエピソードがあったという感想も挙がったようです。また映画の尺の関係で周りのキャラクターとあきらとの関係を描いた時間が短く、違和感を感じるという感想もありました。

好評な感想を紹介!

ここからは好評な感想をご紹介していきます。「恋は雨上がりのように」は恋愛映画でありながら、近藤を演じる大泉洋さんの冴えない中年男性を描いた描写や登場人物同士のやりとりなどコミカルな掛け合いも多く、観ていて思わず笑いがこぼれるという感想もありました。特に大泉洋さんと濱田マリさんの掛け合いが面白いという感想が多かったようです。

「恋は雨上がりのように」はあきらの近藤に対する恋心を通し、あきらと近藤が諦めていたそれぞれの夢にお互いが向き合って再び歩んでいく映画でもあります。希望を捨てずに前を向くストーリーに勇気をもらえるという感想も挙がりました。

「恋は雨上がりのように」には、疾走感のある「走る」描写が多く登場します。様々な天気の中、様々な角度から映し出される疾走感のある走る描写はあきらたちの青春そのものも表現しており、「恋は雨上がりのように」を観ると走りたくなるという感想もあったようです。

恋は雨上がりのようにの原作漫画と映画の違いとは?原作のラストの感想も紹介!

「恋は雨上がりのように」の映画のあらすじと結末や実際に映画を観た人の感想と評価をご紹介しました。原作の漫画は映画が公開される前に完結しており、原作漫画と映画の結末の違いや原作漫画のラストを読んだ人の感想と評価を順にご紹介していきます。

原作漫画と映画のラストの違いとは?

原作の漫画では、勇斗にかけっこを教えてくれたお礼にとあきらは近藤から日傘をもらいます。あきらへの気持ちが大きくなってきていることに気づいた近藤は、あきらにプレゼントを渡しながらも優しく突き放します。そして陸上に打ち込めるようあきらのバイトをクビにします。陸上に復帰したあきらは、近藤との日々で成長し怪我の不安を克服します。あきらと近藤は別々の道を歩むも、共に過ごした日々を胸に生きていくのでした。

一方映画のラストでは、あきらが陸上に戻れるように近藤がバイトを辞めるよう促しあきらが陸上部に復帰するストーリーは一緒ですが、日傘のプレゼントは存在しません。しかしその後、陸上部の仲間とのジョギング中にあきらは近藤と偶然再会し、「友達だから店長とメールとかしたいです」と涙を流しつつも笑おうとしながら言うあきらの健気な表情に近藤が微笑んだところで終わる、今後の2人の展開を想像させるようなラストでした。

原作漫画のラストを観た人の感想を紹介!

原作の「恋は雨上がりのように」では、それぞれの夢に向かって再び歩き始めたあきらと近藤の姿が描かれます。2人は恋愛関係として結ばれることはありませんでしたが、共に過ごした日々を胸にそれぞれの人生を生きていきます。近藤からもらった日傘をさすあきらの姿は泣けると話題になりました。

原作のラストではあきらと近藤は別々に生きていくことを決めるため恋愛の物語としては物足りないと感じられるようですが、あきらの青春を描いた物語としては未来を感じさせるラストだったと言われています。その分、「自分のことは忘れてもいい」とあきらに前を向くよう促した近藤の未来が明るいのか気になるという感想もあったようです。

原作のラストで2人が結ばれなかったことへの不満も挙がったものの、17歳の女子高生と45歳の男性の恋愛関係よりも2人のそれぞれの未来を描いたラストは文句のない終わり方だったという意見もありました。作中を通し疾走していくあきらが近藤とゆっくり話して前に進んでいく表現も素晴らしいと話題になりました。

Thumb恋は雨上がりのようにの実写版映画と原作との違いは?漫画の最終回と結末を比較 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

恋は雨上がりのようにの感想やあらすじまとめ!

今回は「恋は雨上がりのように」のあらすじと結末、映画を観た人の高評価な感想や低評価な感想、漫画原作を読んだ人の感想や評価をご紹介しました。「恋は雨上がりのように」の映画は、現実的には難しい、女子高生と中年男性の恋物語をうまくまとめ美しいラストにつなげたと高評価な感想が多く挙がりました。登場人物の心情を表す雨の表現も見どころである「恋は雨上がりのように」を一度ご覧になってはいかがでしょうか?

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