2019年08月31日公開
2019年08月31日更新
ロン・ウィーズリーはハリーの親友!ウィーズリー家の魔法使いも一覧で紹介
ハリー・ポッターの親友である魔法使いロン・ウィーズリーについて紹介します。ウィーズリー家の六男であるロン・ウィーズリーの人気の秘密や、その母や父、兄弟たちについてもまとめます。とぼけた性格で多くの名言を残し、今もなお愛されるロン・ウィーズリーですが、優秀な兄弟や親友に挟まれるコンプレックスと戦い続ける苦悩をもったキャラクターでもあります。ハリー・ポッターになくてはならない存在であるロン・ウィーズリーの人気の理由をまとめます。
目次
ロン・ウィーズリーはハリー・ポッターの親友
ハリー・ポッターシリーズにおいて最も登場機会が多いのが、主人公のハリー・ポッターとその親友の二人です。そのうちの一人であるロン・ウィーズリーは物語を通してハリーと共に青春を過ごし、敵に立ち向かい、友情を深めてきた人気キャラクターです。
ハリー・ポッターの作品情報
ハリー・ポッターの概要
ハリー・ポッターはイギリスの作家J.K.ローリングによって執筆されたファンタジー小説です。1990年代のイギリスを舞台に、魔法世界と非魔法世界が存在する世界観のなか、魔法使いの少年ハリー・ポッターの学校生活と強大な闇の魔法使いヴォルデモートとの対決を描いています。
イギリスでは1997年から2007年までで全7巻が発行され、完結しています。第1巻の「ハリー・ポッターと賢者の石」から世界的ベストセラーになり、2018年時点でシリーズ全世界累計発行部数は5億部を突破して史上最も売れたシリーズ作品となっています。
ハリー・ポッターのあらすじ
ハリー・ポッターは両親がおらず叔父・叔母夫婦にいじめられながら暮らしている孤独な少年でしたが、時折身の回りで奇妙な現象が起きることを不思議に思っていました。11歳の誕生日を迎えた日、ハリーの目の前に魔法学校の使いだという巨大な男が現れます。ハリーは自分が魔法使いであるだけでなく、魔法界で知らない人はいないほどの有名人だということを知ります。
ハリーの両親を殺したのは史上最悪の闇の魔法使いヴォルデモートであり、ハリーはそのヴォルデモートの手にかかって生き残った唯一の男の子でした。ホグワーツ魔法学校に入学したハリーは生まれて初めての友達をつくり、魔法を勉強しながらも、生まれた時から続くヴォルデモートとの因縁に巻き込まれていきます。
ロン・ウィーズリーのプロフィール
ロン・ウィーズリーはウィーズリー家の六男として生まれた魔法使いの少年です。普段は愛称のロンと呼ばれていますが本名はロナウド・ビリウス・ウィーズリーで、1980年に生まれました。外見の特徴はウィーズリー家に共通する燃えるような赤毛とそばかすがあり、ひょろっと背が高い体型にブルーの瞳をしています。
ウィーズリー家はマグル(非魔法族)と交わったことのない魔法使いの純血一家ですが、マグルに対しては友好的な思想と感情を持っています。ロン・ウィーズリーがマグル生まれのハーマイオニーや母親がマグル生まれのハリーと仲良くなったことからもそれは分かります。
ハリーとも初対面で仲良くなることができたロン・ウィーズリーは、とぼけた性格と親しみやすさを持っています。おっちょこちょいで笑いを生み出すことも多いロン・ウィーズリーは、ハリーとハーマイオニーといるときもムードメーカーのような役割を果たしています。普段は気の弱いところがありますがここぞという時には敵に立ち向かう強さを発揮し、一番の親友としてハリーを支えています。
ロン・ウィーズリーはコンプレックスを多く抱えているキャラクターでもあります。子供が多いウィーズリー家の六男であるため、上の優秀な兄たちと比べられたり、家にお金がなく服や持ち物がいつもお下がりであったりすることに強い劣等感を抱いています。そのせいで時折ハリーと衝突することがあります。
ロン・ウィーズリーは食いしん坊
ロン・ウィーズリーはひょろっと細長い体格ですが食べるのが大好きなキャラクターです。ハリーと初めてホグワーツ特急の車内で話した時も車内販売のお菓子を一緒に食べることで仲良くなりました。ハリー・ポッターの世界ではハニーデュークスのお菓子や大広間に出てくる皿いっぱいのご馳走など、美味しそうな食べ物の描写がたくさんあり、ロン・ウィーズリーはいつもその食べ物を忙しく口に詰め込んでいます。
食べることが好きなロン・ウィーズリーはハリーに贈られた惚れ薬入りのチョコを間違えて食べてしまったこともあります。また、物語の終盤でハリーたち3人がなかなか食料を調達できなくなる状況に一時追い込まれ、そこでお腹を空かせたロン・ウィーズリーが不機嫌になって雰囲気がギスギスするシーンがあります。ロン・ウィーズリーがハリーやハーマイオニーに比べて食いしん坊であることがわかる場面です。
ペットはスキャバーズ
ハリーたちが通う魔法学校ホグワーツでは一人一匹ペットを持ち込んでも良いことになっており、それぞれフクロウや猫などを飼っています。ロン・ウィーズリーの場合はネズミのスキャバーズでした。スキャバーズは兄のパーシーのお下がりであり、いつも寝ているばかりの太ったネズミです。
ロン・ウィーズリーはこのスキャバーズについていつも文句を言ってましたが、実際は大切に思っていました。ハーマイオニーのペットのクルックシャンクスがスキャバーズを食べたように思われた事件が起きた時、ショックを受けて激怒しています。
ロン・ウィーズリー家の父母など魔法使い一覧
アーサー・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。一人目は父親のアーサー・ウィーズリーです。アーサーはウィーズリー家に1950年に生まれ、ホグワーツ魔法学校へ通いました。そこで妻のモリーと出会い、大恋愛の末結婚します。学生時代グリフィンドールに所属していたアーサーはモリーとデートを重ね、朝の4時に寮に帰って寮監にお仕置きを受けたこともあります。7人の子供に恵まれた現在もモリーをとても大切にする愛妻家です。
アーサーは魔法省に勤めており、役職はマグル製品不正使用取締局長です。この部署は魔法使いが魔法をかけたマグル製品がマグルの世界に流通して魔法界の存在が知られてしまうのを防止しています。しかし、マグル製品に魔法をかけることを取り締まるべきアーサー自身、マグルとマグル製品が大好きであり、自宅にマグル製品を大量に隠し持っている、という面白い一面を持っています。
純血の魔法使いでありながらマグルびいきとして知られるアーサーですが、それをよく思わない人物もいます。ウィーズリー家とは別の純潔一族の魔法使いであるルシウス・マルフォイは純潔至上主義であり、マグルが好きなアーサーとは犬猿の仲です。同じように魔法使いの中にはマグルをよく思わないものもおり、マグル擁護派のアーサーの昇進が遅れるのもそのせいだと言われています。
アーサーは普段子供たちに厳しくできない父親で、そのせいできちんと躾けたい母モリーに睨まれたりもしていますが、有事の際には家族や魔法界を守るために戦う芯の強さと優しさを兼ね備えた人物です。「炎のゴブレット」でヴォルデモートが復活してからは不死鳥の騎士団に加入し、ヴォルデモートの闇の支配に対抗すべく戦いに身を投じます。
ヴォルデモートとの戦いのなかで主義主張を違えた三男のパーシーと決裂したり四男のフレッドが死亡、長男のビルと五男のジョージが重傷を負うなど、ウィーズリー家は悲劇に見舞われます。しかし悲しみを抱えながらもアーサーは最後まで戦い抜きます。
モリー・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。二人目は母のモリー・ウィーズリーです。モリーはプルウェット家に生まれた純潔の魔法使いで、ホグワーツ在学中にアーサーと出会い結婚します。その後六男一女の子供たちを得て、厳しくも暖かい母としてウィーズリー家を支えています。
モリーとハリーの出会いは、ハリーがキングクロス駅で9と3/4番線への行き方がわからずに困っていた時でした。ウィーズリー家の子供達を連れてホームへ向かっていたモリーにハリーが話しかけたことをきっかけに、その後長きにわたってハリーのお世話を焼くようになります。愛情深いモリーはハリーを実の息子のように可愛がり、そんなモリーを母のようにハリーも慕っています。
基本的に誰に対してもにこやかで仲良くなれる母性を持つモリーですが、唯一馬が合わなかったのが長男ビルの婚約者のフラーでした。フランス出身で文化の隔たりがあるうえに少し無神経なところがあるフラーとモリーははじめあまり良い嫁姑関係とは言えませんでした。しかしビルの身に不幸が降りかかったときにも揺らがなかったフラーの深い愛情を認め、二人は仲直りをしました。
モリーは普段家で母として子供たちの世話や家事をしている専業主婦の魔法使いで、魔法の実力はあまり描かれてきませんでした。しかしヴォルデモートが復活して全面的な対決になったとき、苛烈な戦いの最中で四男のフレッドが殺されてしまい、激昂した母のモリーは仇の死喰い人ベラトリックス・レストレンジに単身立ち向かい撃破します。母モリーの隠れた実力が明らかになった場面です。
ビル・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。3人目は長男のビル・ウィーズリーです。ビルはウィーズリー家の特徴である赤毛を長く伸ばしてポニーテールに結んでいるイケメンです。性格が爽やかで見た目もいいビルは初対面でハリーに憧れを抱かせました。ホグワーツ在学中はグリフィンドール寮に属しており、監督生に選ばれる、OWL試験を全科目パスして12OWLを取得する、首席になるなど優秀ぶりを遺憾無く発揮しました。
卒業後は魔法使いの銀行であるグリンゴッツに就職し、呪い破りの仕事をしています。ビルはエジプト支店に勤めていたため「隠れ穴」に住むウィーズリー家やハリーと会う機会はあまり多くなかったのですが、ヴォルデモートが復活してからは不死鳥の騎士団として活動するためイギリスに戻ってきています。
ビルは不死鳥の騎士団としての活動中にフラー・デラクールと出会い、交際します。ヴォルデモートとの戦いが激しくなっていくなかでも愛を育んで婚約しますが、人狼のグレイバックの襲撃を受け重傷を負います。美しかった顔に大きな傷跡が残り、人狼化する危険性もあったことで結婚も危ぶまれましたが、フラーの変わらない愛によって二人は結婚します。心配された人狼化も起きず、変化は生肉が好きになることだけですみました。
チャーリー・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。4人目は次男のチャーリー・ウィーズリーです。チャーリーは映画には出ていないキャラクターです。筋肉質で背が低く、体の至る所にドラゴンによる傷や火傷があります。ホグワーツ在学中はグリフィンドール寮に所属し、クィディッチのチームメンバーとして活躍していました。優秀なシーカーだったチャーリーはクィディッチ杯でのグリフィンドールの優勝に貢献し、キャプテンも任されています。
ハリーがホグワーツに入学し一年生ながらにシーカーに選抜されたときも「チャーリー・ウィーズリーですら」「チャーリーがいなくなってから」と比較に挙げられ、それだけ優秀な選手だったことがわかります。
ホグワーツ卒業後はクィディッチのナショナルチーム入りの声もかかっていましたがそれを断り、ルーマニアでドラゴンキーパーの仕事をしています。ハグリッドに動物に関しての知識を褒められるなど、在学中から動物に対する関心や熱意があったようです。ヴォルデモートが復活してからは不死鳥の騎士団に加入し、ホグワーツでの最終決戦にも参加しています。結婚はせず、戦争が終わってからもドラゴンの研究をしています。
パーシー・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。5人目は三男のパーシー・ウィーズリーです。パーシーはウィーズリー家の赤毛とそばかすをもち、ひょろっと背が高い体格をしています。ホグワーツではグリフィンドール寮に在籍し、素行・成績ともに優秀だったため監督生に選ばれています。喜んだパーシーは一夏じゅう監督生の話をしてフレッドとジョージをうんざりさせました。
ほがらかな性格の兄弟が多いウィーズリー家のなかでパーシーは少し異色の存在です。パーシーは規律を守ることを絶対遵守する、絵に描いたように生真面目な優等生であるため、兄弟のなかでも煙たがられていました。ホグワーツでも優等生ぶりを発揮して優秀な成績を収め、7年生のときには主席になっています。
野心家のパーシーはホグワーツ卒業後に魔法省に勤め、上を目指します。初めは漏れ鍋のチェックなど小さな仕事しか任せてもらえませんでしたが、ヴォルデモートが復活した後に魔法大臣付きの補佐官に昇進させられます。
これは魔法省が対立するダンブルドアに探りを入れる目的で、ダンブルドアと親しいウィーズリー家の人間を手元に置いておくための人事と思われましたが、魔法省を盲信するパーシーは母や父の意見を全く聞き入れません。遂には家族と決別し、家を出て行ってしまいます。
頑固で権力に固執するあまりにウィーズリー家とは別の道を選んだパーシーでしたが、ヴォルデモートによって魔法省が陥落すると目を覚まします。家族の元へ戻り和解したパーシーはホグワーツでの最終決戦に参加し、家族や魔法界を守るために戦います。
フレッド・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。6人目は四男のフレッド・ウィーズリーです。フレッド・ウィーズリーは五男のジョージ・ウィーズリーとは一卵性双生児の双子で、見た目は母のモリーでさえ間違えることがあるほど瓜二つです。背は弟のロンより低いですががっしりとした体格をしています。ホグワーツではグリフィンドールに在籍し、クィディッチチームのビーターとしても活躍しました。
フレッドの性格は陽気で冗談好き、好奇心旺盛でいろんなことに手を出しておりとてもアクティブです。双子のジョージとともに悪戯が大好きで、ホグワーツ随一の悪ガキ大将として学内に名を馳せています。二人の悪ガキぶりには母モリーや教師陣も手を焼いていますが、どんなにお説教をしても二人はどこ吹く風です。見た目もそっくりでいたずら好きな双子ですが、フレッドはジョージよりも冗談が多く、より行動的です。
悪ガキ大将の二人の夢は悪戯専門店を持つことです。実際に6年生の時フレッドとジョージは悪戯専門店を開業し、学生相手に自ら開発した悪戯商品を売ります。ただ店を持つ資金には手が届かず苦心していたところ、ハリーが店舗開設資金を提供し、二人の夢は叶います。7年生の時、フレッドとジョージは魔法省に支配されたホグワーツを自主退学し、ダイアゴン横丁にウィーズリー・ウィザード・ウィーズ悪戯専門店を開きます。
ヴォルデモートが復活して魔法界に暗い闇の影が落とされるようになってからもフレッドはジョージとともにウィーズリー・ウィザード・ウィーズを営業し、世の中に笑いを提供し続けました。フレッドは不死鳥の騎士団としても勇敢に活動しましたが、ホグワーツでの最終決戦において命を落とします。
ジョージ・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。7人目は五男のジョージ・ウィーズリーです。一卵性双生児でフレッドと見間違えられることも多いジョージですが、その性格はフレッドよりも少し慎重で冷静であるという違いがあります。
ヴォルデモート復活後にハリーをダーズリー家から移送するという任務に参加した際、死喰い人スネイプからの攻撃を受けて左耳を失います。フレッドや家族が集まるなか周囲を心配させないように冗談をとばし、これでフレッドと見分けがつくと言ってのけるような強い心の持ち主です。しかしホグワーツでの決戦でフレッドを失い、生涯引きずる悲しみを背負います。
戦争集結後にはロンとウィーズリー・ウィザード・ウィーズを経営していきます。グリフィンドールのクィディッチチーム仲間であるアンジェリーナ・ジョンソンと結婚し、生まれた息子にフレッドと名付けます。
ロン・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。8人目は六男のロン・ウィーズリーです。ロンは子供が多いウィーズリー兄弟のなかでも末の弟として生まれ、優秀な兄たちに対しコンプレックスを持っているキャラクターです。
ハリーの親友であり、ハリーと出会ってからはもう一人の親友ハーマイオニーとともに学生生活を通して友情を深め、また闇の魔法使いに対しても力を合わせて共に立ち向かっていきます。時に喧嘩をすることがあっても、結局は大事な友達としていつもハリーの側にいる、ハリーにとってかけがえのない友達です。
ロンのもう一人の親友であり伴侶がハーマイオニー・グレンジャーです。出会いの印象はお互い良くなかった二人でしたが、衝突しながらも距離を縮め、親友になります。ロンとハーマイオニーは友達になってからも喧嘩を繰り返していましたが、成長してからはお互い意識する存在になり、最終巻では結婚して一男一女をもうけています。
ジニー・ウィーズリー
ウィーズリー家の家族を紹介します。最後は長女のジニー・ウィーズリーです。ジニーはウィーズリー家特徴の赤毛とそばかすのある美人で、男ばかりのウィーズリー家の中で唯一の妹として兄弟に可愛がられています。ホグワーツではグリフィンドール寮に所属し、クィディッチチームのチェイサーやシーカーとして活躍します。
初めて会ったときハリーに憧れており、その気持ちは秘密の部屋に連れ去られたジニーをハリーが救い出してからはより強くなります。まともに話もできない有様のジニーを見かねたハーマイオニーから他の男の子と付き合ってみてはどうか、とアドバイスを受け、実際にボーイフレンドを作るようになってからは自然体でハリーと接することができるようになります。
それからはジニー本来の快活さや勇敢さを発揮できるようになり、ダンブルドア軍団やクィディッチチームのメンバーとしてもハリーを支える存在となりました。そんなジニーにいつしかハリーは惹かれるようになり、長年の片思いは成就して二人は付き合うことになります。戦争終結後はプロのクィディッチ選手やクィディッチ担当記者として活躍し、ハリーと結婚して3人の子供をえます。
ロン・ウィーズリーの名言
名言①「おっどろきー」
ロンが良く口にする名言のひとつに、「おっどろきー」があります。これはロンが驚いた時にでる台詞で、ロンのとぼけた性格が良く現れた名言だと言えます。
名言②「お日様、雛菊、とろけたバター…」
二つ目の名言を紹介します。「ハリー・ポッターと賢者の石」においてロンはホグワーツ特急のなかでハリーと同じコンパーメントに座りました。そこでペットの話になり、自分のスキャバーズを黄色くしようとして掛けた呪文がこの名言です。ハリーとハーマイオニーが見守るなか唱えたこの名言は全く効果がありませんでした。ジョージから教わったというヘボ呪文を真面目に唱えるロンがおかしく感じられる名言です。
名言③「なんで蜘蛛なんだよ?…」
3つ目の名言を紹介します。ロンがこの世で最も嫌いなものが蜘蛛です。小さい時にフレッドがロンのテディベアをバカでかい蜘蛛に変えてしまったことからロンは蜘蛛にトラウマを持っていました。しかし「ハリー・ポッターと秘密の部屋」にてホグワーツを襲う者の正体を探ることになり、そのために「蜘蛛を追え」というハグリッドの指示に従う必要がありました。蜘蛛が大嫌いなロンが恐怖して言ったのがこちらの名言です。
名言④「そうだった、ハーマイオニー、君は…」
4つ目の名言を紹介します。「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でダンスパーティーが開催され、男子は女子をダンスのパートナーに誘わなければならなくなりした。なかなか女の子を誘うことができず悩んでいたロンが、突如目の前のハーマイオニーが女の子であることに気がついたときの名言です。あまりに失礼な台詞に当然ハーマイオニーは怒ります。ロンの無神経な側面が現れた名言です。
ロン・ウィーズリーの魅力
魅力①平凡から生まれる親近感
兄と比べて個性がないことにコンプレックスを抱くロンですが、その魅力は平凡であるがゆえの親近感にあります。特別な存在のハリーや優秀なハーマイオニーとは違い、平凡だからこそ抱く悩みや苦労に読者は共感することができます。
魅力②家族への愛
ロンは家族思いの優しい少年であり、子供が多くてお下がりの持ち物でみじめな思いをしたり、優秀な兄たちに劣等感を抱いたりしてもそのことで父や母を責めたりすることはありません。変わることなく家族を愛している、そんなところに好感を持つ読者が多くいます。
ロン・ウィーズリーの子供は?
ローズ・グレンジャー=ウィーズリー
ローズ・グレンジャー・ウィーズリーはロンとハーマイオニーの間に生まれた第一子の女の子です。ホグワーツに入学し、グリフィンドールに組み分けされます。母のハーマイオニーの頭脳を受け継いで頭が良いと言われています。二年生でグリフィンドールクィディッチチームのチェイサーに選ばれます。
ヒューゴ・グレンジャー=ウィーズリー
ヒューゴ・グレンジャー・ウィーズリーはロンとハーマイオニーの間に生まれた第二子の男の子です。ホグワーツに入学しましたが、組み分けされた寮は不明です。
ロン・ウィーズリーに関する感想や評価は?
ハリーはどこに行っても目立つ存在で、選ばれた男の子で、世紀の英雄で。そんなハリーと対等に親友であり続けようと足掻き、苦しみ、それでも戻って来たロンの強さと高潔さはとても分かり難い。
— Eva (@evahpfbgk) November 16, 2018
分かり難いけれど、ハーマイオニーはちゃんと見ていたんだよなぁ。
と思うとロンハーは必然なのです。
特別な存在のハリーが隣にいていつも比較されながらも、親友として隣に居続けようとしたロンを讃えるツイートです。ハーマイオニーがロンと結ばれたことに納得がいくという感想もみられます。
ハリーポッター観てたんだけど
— 🌙 (@moon_6_walks) August 26, 2019
毎回ロンウィーズリーがやらかすたんびに可愛すぎてグリフィンドールに10点あげてる。
ロンのとぼけた性格とおっちょこちょいなところが視聴者に好感を与えていることがわかるツイートです。ロンが可愛いといった声が多く見られ、人気の理由がうかがえます。
ハーマイオニーは即座の判断力と知識量が完璧、ハリーは周りの状況を常に良く見てて結論に辿り着く、ロンはそういう力はどちらにも劣ってるんだけど、ハーマイオニーもハリーも絶対にロン無しじゃ成り立たない。
— 夾🍩🍩🍩 (@inasaku11) November 16, 2018
あとロンは自分の実力を認識したときが凄い、だってあのウィーズリー家だもんね!!!!
特別なハリーと優秀なハーマイオニーに挟まれて埋没して見えがちなロンですが、3人で上手く局面を乗り越えてこられたのはロンの存在が大きいことがわかるツイートです。ウィーズリー家の血を引き、ここぞというときに発揮する勇敢さをみせます。
ロン・ウィーズリーはハリーの親友まとめ
いつもハリーの側にいて隣で支えた親友ロン・ウィーズリーについて紹介しました。優秀な兄弟や親友に挟まれ、平凡であるというコンプレックスに負けそうになりながらもそんな自分と戦い続けたロン・ウィーズリーの魅力は多くの読者を虜にしました。このまとめで興味を持った方は映画や小説を読んで見てはいかがでしょうか。