ザ・ベイのあらすじと感想をネタバレ!寄生虫大量発生の感染パニックホラー映画

寄生虫による感染の恐ろしさを描いた「ザ・ベイ」というパニックホラー映画がありますが、今回はそんなザ・ベイについてあらすじから結末までをネタバレ満載でお届けします。更にザ・ベイを鑑賞した人の感想やキャストについてもまとめているので、ザ・ベイという映画に興味はあるけれどまだ鑑賞はしていないという人は要チェックです。ザ・ベイの中で起こる出来事は、決してフィクションばかりではないのかもしれません。

ザ・ベイのあらすじと感想をネタバレ!寄生虫大量発生の感染パニックホラー映画のイメージ

目次

  1. ザ・ベイとは?
  2. ザ・ベイの映画あらすじをネタバレ
  3. ザ・ベイの映画結末をネタバレ
  4. ザ・ベイの登場人物・キャスト
  5. ザ・ベイに関する感想やレビュー・評価は?
  6. ザ・ベイの映画ネタバレまとめ

ザ・ベイとは?

感染系のパニック映画を好んで観ているという人も多いのではないでしょうか?パニックの根本となる脅威の対象は映画によって異なりますが、今回は感染する寄生虫の恐怖を描いた「ザ・ベイ」という映画について、あらすじから感想までをネタバレ込みでご紹介します。寄生虫というだけでも嫌悪感を抱く人も多いかもしれませんが、突然変異を遂げた寄生虫の恐ろしさは決して別世界の出来事ではないのかもしれません。

ザ・ベイの映画作品情報

ザ・ベイは2012年に製作されたパニックホラー映画で、モキュメンタリーの一種でファウンド・フッテージという、撮影者の失踪などにより発見された映像という形式で描かれた作品です。ザ・ベイは政府により隠蔽されていた映像という設定となっています。舞台となるのはとある港町で、体調不良を訴える人々が寄生虫へと感染し、小さな町があっという間に感染者だらけとなってしまうパニック映画です。

ザ・ベイの予告編動画

ザ・ベイの予告編動画を観てみると、何らかの原因で内臓が食いつくされてしまうという恐ろしい感染症が発生した事がわかります。ステロイドや港の汚染が原因であると予想する人々がいる中で、町がパニックに陥っていく様子が描かれています。一見するとゾンビ映画の様な感想を抱いてしまいそうなザ・ベイですが、一体何が原因でありどの様な対策をすれば良いのか、気になった方は是非本編をチェックしてみてください。

ザ・ベイの映画あらすじをネタバレ

それでは早速ザ・ベイという映画について、ネタバレ満載のあらすじを順番にご紹介します。これからザ・ベイを観る予定だという人や、ネタバレを知りたくないという人は閲覧にはくれぐれもご注意ください。恐ろしい寄生虫は一体どこから来たのか、ザ・ベイを観た後には寄生虫に対する恐怖心が更に増してしまうかもしれません。

あらすじネタバレ:ファイル

告発サイトでインタビューに応じていたのは、ドナという一人のレポーターでした。ドナがインタビューに応じようと思ったきっかけは、3年前に撮影をし没収をされていたとある映像のファイルが手元に戻ってきた為でした。当時のドナは、独立記念日を祝う為のお祭りをレポートする為に、とある小さな港町を訪れていました。ドナの仕事は、町のお祭りを追い1日レポートをするというものだったのです。

あらすじネタバレ:隠蔽

しかし2007年7月4日、お祭りムードで楽しい思い出となる筈だった港町の中は、とある異常事態が起こった事によってパニックに陥る事となったのです。現場に居合わせたドナは元々予定していたお祭りのレポートを中止し、その異常事態を追う事にしました。けれどその際に撮影した映像はアメリカ政府により没収され、その町で起こった出来事は隠蔽される事となってしまったのです。

あらすじネタバレ:前兆

異変は突然起こったものではなく、以前から前兆であると思われる事が起こっていました。チェサピーク湾の水質汚染について深刻な問題であると考えていた海洋学者の二人が、ある日水質調査を行っている最中に遺体となって発見されていたのです。二人は町長に対して何度もその問題を報告していました。しかし深刻であったのは汚染の状態よりも、魚の体内から見つかった新たな寄生虫だったのです。

海洋学者が命を落とした原因はサメに襲われた事であると報道されましたが、真実は別にありました。実は成長した寄生虫が、海に潜った彼らの命を奪う事となったのです。その事実が知られる事はないままお祭りの当日を迎えたドナ達でしたが、そうとは知らないまま楽しげな町の様子を撮影しリポートを続けていました。しかしお祝いムードの町の中で、遂に異変が起こり始めてしまいます。

あらすじネタバレ:異常事態

撮影している最中に、町の人間が立て続けに体調不良を訴え始めたのです。そして助けを求める叫び声と共に血まみれとなった女性が現れると、ドナは殺人事件であるとしてリポートを進めていました。女性には異常な発疹も現われており、更に町の病院の中は女性と同様の症状を訴える人々の姿で溢れ返っていました。そんな様子に異常を感じた医師のジャック・エイブラハムは、深刻な事態と判断してCDCへと連絡を取ります。

感染症なのではないかとの疑いを持つジャックですが、その頃別の場所ではまた異常事態が起こり始めていました。町の中で、内臓を引き裂かれ舌を切り取られたという無残な遺体となった人物が発見されたのです。殺人事件であると判断して警察が捜査を進めていきます。その一方で体にできた発疹を友達にテレビ電話で報告している少女の姿もありました。感染症が発生していると気付いていない住民も多かったのです。

あらすじネタバレ:惨殺死体

その頃新たな遺体が発見されていました。今度はバラバラ死体であるとされ、ドナはまだ殺人事件であると信じていました。しかし遺体を調べていくと、それが寄生虫によるものである事が判明します。異常事態が徐々に町で噂される事になると、事を荒立てたくない町長はラジオを通じて憶測で噂を流さないよう注意を促していました。事態を重く受け止めず、あくまでも細菌による一時的な発疹が発生しているとしたのです。

船で楽しく過ごしていた一行は、釣り上げた魚の中からゴキブリの様な大きさの虫が出てきた事に驚きます。また別の場所では、水の中で泳いでいた女性が何かの生物に襲われ、映像の中で血まみれとなっていた女性の遺体は見つからないままとなっていました。感染は更に広がっていき、前例と一致しない症状ばかりである事から原因が何なのかを掴めないままでいました。

あらすじネタバレ:寄生虫の支配

感染が広がる町は封鎖され、3日間町の人間は外に出る事を許されない状態となります。その封鎖を指示した人間が誰であるかは記録に残されておらず、町は隔離状態となりました。更に混乱を招かない為にという理由で、撮影を続けていたドナのブログは閉鎖されてしまいます。異常事態の原因を探る為に海洋学者達の死因が改めて調べられる事となります。残されていた映像によって、巨大な寄生虫の群れに遭遇していた事が判明しました。

調査が進んでいくと、異常事態の原因は湾内に潜んでいたウオノエという寄生虫であった事も判明します。寄生虫が一度体内に入り込んでしまうと感染をしてしまい、体内から徐々に食われていく事となるのです。しかし事実に気付いた所で既に手遅れであり、町の中では更なる異常事態が起こる事となっていたのです。既に多くの住民が命を落としている頃、事態を知らない親子が船から戻り実家を目指していました。

ザ・ベイの映画結末をネタバレ

知らない間に寄生虫の恐怖が広がっていく恐ろしい映画のザ・ベイですが、続いては気になるその結末についてもご紹介します。医者や警察にも成す術がない状態の中で、果たして町の人々は生き残る事ができるのでしょうか?町で起こった事実は全て政府によって隠蔽されていたという事もあり、その結末はある意味では予想できるものでもあるのかもしれません。

結末ネタバレ:寄生虫の進化

調査が進んでいくと、湾に流れ込んでいた大量の鶏の糞に含まれているステロイドの影響で、寄生虫の繁殖力が高まり巨大化する可能性がある事がわかりました。それにより寄生虫が急激に進化をし、現在の異常事態を引き起こしていたのです。事情がわからず街中でパニックに陥る住民達ですが、携帯電話は電波妨害によって使用する事ができない状態とされていました。

人気の無い店に入り込んだ一家は友人にスカイプを繋ぐ事に成功します。町の中が異常事態となっている事を訴えても信じてもらえませんが、夫の首に異常な疱疹が現れている事を指摘しました。彼もまた感染してしまっていたのです。体内で蠢く何かについて訴える夫ですが、痛みに耐えかねて妻に自分を刺すよう訴え、やがて首元から体を食い破り出てきた寄生虫によって死亡してしまう事となりました。

結末ネタバレ:混乱する町

一方で通報を受けて出動した後、部下との連絡がつかない為に様子を見に来ていた上司と町長は、発疹が現れた状態の部下の姿を見つけます。寄生虫に体を食われて死ぬのは嫌だという部下を説得するも、そんな上司を撃った後に部下もまた自らの銃で自殺を図りました。その光景を目の当たりにした町長は車を使い逃げ出しますが、途中で事故を起こし、出動する医療班も不在であった事から死亡してしまいました。

結末ネタバレ:サバイバル

CDCから通話を拒否されてしまった医師は、病院の中に籠城しその様子を見ながら感染症の原因が寄生虫である事を突き止めていました。疱疹などが死に繋がるのではなく、寄生虫が体内を食い荒らす事が死因となっているという医師もまた、自らの体に疱疹が発生している事に気付いていました。助からない事を悟り病院の中の遺体の撮影を続けた医師は、映像を残す事でそれを公表してくれる誰かに託す事としたのです。

結末ネタバレ:封鎖

多くの犠牲を出した後、町には防護服を着た集団が現れて一斉に町を封鎖していきました。その際にドナの所持していたカメラもまた没収されてしまい、3年という月日が経過するまで映像や事実が表沙汰になる事はありませんでした。クラリッジ海峡に投入された塩素によって寄生虫は全滅する事となり、感染の原因はあくまでも平年以上に水温が高かった事であると発表されました。

また町にいた人々の中には、同じ環境下にありながら何故か感染を免れた人も存在していました。リポーターのドナもその一人であったのです。感染しなかった理由については明かされる事はなく、恐ろしい事実は政府によって隠蔽されていたのでした。

ザ・ベイの登場人物・キャスト

寄生虫の恐怖と政府の隠蔽体質という二重の恐ろしさを味わう事のできるザ・ベイですが、続いてはそんなザ・ベイに出演したキャストについてもご紹介します。気になるキャストがいたという人は、ザ・ベイ以外にどの様な映画に出演しているのか調べてみるのもオススメです。

アレックス/ウィル・ロジャース

パニックに陥る町の中で、騒動を知らずに訪れた夫婦の夫であるアレックス役を演じたのは、俳優のウィル・ロジャースです。最後には寄生虫に感染してしまい、悲惨な死を遂げる事となりました。吹き替えを担当したのは声優の半田裕典さんです。

ステファニー/クリステン・コノリー

家族を訪ねる為に、アレックスと同じく何も知らないまま町を訪れた夫婦の妻であるステファニー役を演じたのは、女優のクリステン・コノリーです。映像に残る限りでは感染を免れた登場人物の一人です。吹き替えを担当したのは声優の大津愛理さんです。

ドナ/ケッテル・ドナヒュー

学生リポーターであり、お祭りの様子を撮影する為に訪れていた筈が騒動に巻き込まれる事となってしまったドナ役を演じたのは、女優のケッテル・ドナヒューです。吹き替えを担当したのは声優の渋谷はるかさんです。

エイブラムス医師/スティーヴン・クンケン

最後まで患者を見捨てず町に残る決断をし、自らも感染して命を落とす事となったエイブラムス医師を演じたのは、俳優のスティーヴン・クンケンです。吹き替えを担当したのは声優の郷田ほづみさんです。

ザ・ベイに関する感想やレビュー・評価は?

日常の中で意識する機会はないものの、実際に存在している寄生虫による恐怖を描いたザ・ベイは、改めて感染や寄生虫といった存在の恐ろしさを体感させてくれる映画でもあった筈です。続いてはそんなザ・ベイを実際に鑑賞した人の感想についてもご紹介します。

パニック映画を好む人は楽しめたとの感想もある様です。ただし寄生虫を題材としている映画であるだけに、虫が苦手だという人にとっては苦痛な感想を生む映画でもあるのかもしれません。ザ・ベイ本編には寄生虫に食べられてしまった遺体など、過激な映像も含まれる為、感想を見てそういったものが苦手であるという人も要注意です。

ザ・ベイは現実に起こると確かに恐ろしいと感じる映画であると同時に、環境汚染に対する警告の様だとの感想も見られました。現実にも人間を食うバクテリアなども存在していますし、ザ・ベイで起こっている出来事は決してフィクションとは言い切れないのかもしれません。

ザ・ベイは謎の感染症が発生すると同時に、惨殺死体が連続して登場するという事から、途中までは連続殺人事件を追う形にもなっている映画です。恐ろしい遺体が実は寄生虫によるものであると知った時、ゾッとしたという感想を抱いた人も多い様です。

ザ・ベイは派手な映像を期待して鑑賞すると、期待外れだとの感想が出てしまう映画かもしれません。しかし映像の派手さはないものの、実際にも似た様な事態が起こらないとは言い切れない設定であるだけに、リアリティのある恐怖を感じられる映画なのではないでしょうか?

ザ・ベイの映画ネタバレまとめ

恐ろしい勢いで広がっていく感染の恐怖を描いた映画ザ・ベイについて、あらすじから結末までをネタバレ込みでご紹介しましたが、寄生虫というものが怖くなったのではないでしょうか?政府に隠蔽されてしまっていた映像という設定もリアルなもので、実際にどこかの町で本当に起こった出来事なのではないかと疑ってしまう事もあるかもしれません。

ザ・ベイの様に感染を題材とした映画はとても多いものですが、寄生虫が感染の原因であったというのはまた斬新なものであったかもしれません。これまで感染系のパニック映画を観た事がなかったという人は、この機会に色々なパニック映画を鑑賞してみるというのも良いのではないでしょうか?

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