ヴェノムとスパイダーマンの関係とは?邪悪なダークヒーローの正体を考察

スパイダーマンに登場する最大の敵ヴェノム。2018年11月には単独で映画化もされている大人気キャラです。しかし、主に原作のマーベルコミックでの活躍がメインで、過去に制作されたスパイダーマンシリーズの映画の中でも殆ど登場していないので、あまり日本人には馴染みがありません。単独映画化した人気キャラのヴェノムを詳しく知ってもらうため、ヴェノムの誕生経緯や正体、ヴェノムから派生した別ヴェノムとの関係を取り上げてるほか、初登場した映画作品や単独映画『ヴェノム』に関する情報も掲載しています。

ヴェノムとスパイダーマンの関係とは?邪悪なダークヒーローの正体を考察のイメージ

目次

  1. ヴェノムとスパイダーマンの関係を徹底調査!
  2. ヴェノムとは何者?正体やスパイダーマンとの関係を考察!
  3. ヴェノムには種類がある?カーネイジやアンチ・ヴェノムを紹介!
  4. ヴェノムが単独映画化!主演はトム・ハーディ!
  5. ヴェノムはMCUシリーズとは別世界の物語?
  6. ヴェノムとスパイダーマンの関係まとめ!

ヴェノムとスパイダーマンの関係を徹底調査!

スパイダーマンシリーズに登場する最大の敵であるヴェノムは、敵キャラでありながら熱狂的なファンも多く映画化もされるほどの大人気キャラです。この記事ではヴェノムに関する様々な情報を掘り下げているほか、スパイダーマンシリーズ初のスピンオフ映画『ヴェノム』の情報も掲載しています。

映画『ヴェノム』 | オフィシャルサイト | ソニー・ピクチャーズ

ヴェノムとは何者?正体やスパイダーマンとの関係を考察!

そもそもヴェノムとは何?

マーベル・コミック社が出版する大人気漫画『スパイダーマン』に登場するヴィラン(悪役)であり、幾度となくスパイダーマンを苦しめてきた宿敵です。敵キャラでありながらその人気は凄まじく、初登場から30年以上経った今でも人気が衰えることはありません。ちなみにこれから紹介する情報は原作の設定をメインで取り上げているためアニメや映画とは設定が大きく異なる場合があることをご了承ください。

自身のウェブでクモの巣を張ったヴェノム。海外ウィキから拝借した画像なので詳しくは不明

このヴェノムの正体は「シンビオート」と呼ばれる地球外の寄生生命体であり、寄生された人間は超人的な身体能力を身につけます。またシンビオートには意志があり会話をするこも可能。寄生した人間と感情や破壊衝動を共有することで更に能力を高めることができます。実は最初スパイダーマンとシンビオート(ヴェノム)は「ヒーローとヴィラン」という関係ではなく、スパイダーマンのコスチュームとして登場しました。

シンビオートの初登場は、84~85年に連載されていたマーベルヒーローたちが活躍するクロスオーバー作品『マーベルスーパーヒーローズ シークレット・ウォーズ』にて、異世界でコスチュームを破壊してしまったピーター(スパイダーマン)が、寄生生命体とも知らずに修復装置で手にした黒いコスチュームを身に纏ったことが始まりです。瞬時に装着でき、ウェブ(蜘蛛の糸)を無限に生成できるため、ピーターは大層気に入りました。

ところが地球に戻ったあと、ピーターの就寝中に勝手に纏って意識がないままスパイダーマンとして活動していたため、ファンタスティック・フォーに調べてもらうとコスチュームに意志があると判明します。シンビオートはピーターとの共存を望みますが、ピーターは断固拒否し音波で強制分離させてコスチュームを封印。しかし逃走して再び寄生しようとするので、教会の鐘の音(弱点)を聴かせ続けてピーターのことを諦めさせました。

ヴェノムはスパイダーマン3で登場していた!

米アマゾンのビデオ配信コンテンツの「スパイダーマン3」サムネ画像

主に原作で活躍し続け、2018年に満を持して待望の単独での映画デビューというわけではなく、実は過去に1作品だけ映画に登場しています。それは2007年に公開された旧3部作の3作目『スパイダーマン3』にて、地球に落下した流星に紛れて潜伏した黒い生命体(シンビオート)します。シンビオートはピーターに取り付いてブラックスパイダーマンへと変貌させました。

シンビオートに寄生されたピーターは徐々に凶暴になって恋人のMJを傷つけるまでに至ってしまったため、教会の音を聴かせ続けて強制的に引き剥がしたのですが、スパイダーマンのでっち上げ記事をピーターにウソだと暴露されてクビになった新聞記者エディ・ブロックがたまたま側にいて、エディに寄生してヴェノムが誕生します。そして、同じくスパイダーマンを恨んでいたサンドマンと協力してスパイダーマンを追い詰めました。

原作のヴェノムはスパイダーマンのみに恨みを持っているキャラで、戦いに巻き込まれそうになった子供を助けたりする紳士で優しい一面を持っていましたが、映画では凶悪で卑怯な悪役として描かれてます。実は旧3部作を手がけたサム・ライミ監督がヴェノムのことが嫌いで、原作の設定とは異なる憎まれる悪役として描きました。しかし原作とはあまりにもかけ離れた風貌と性格に、原作ファンから批判を受けることになります。

ヴェノムは「スパイダーマン3」で倒されてから単独映画『ヴェノム』が公開されるまで一切登場することはありませんでした。実は『スパイダーマン4』の構想はあったのですが、サム・ライミ監督(画像)が4の脚本を気に入らず制作断念。全てを一新した『アメージングスパイダーマン』も4部作予定でしたが、似たような事情により制作断念、続編及びヴェノムの単独映画は全て白紙なったという経緯がありました。

ヴェノムはスパイダーマンの最大の敵!

監督の私情によって『スパイダーマン3』では散々な扱いでしたが、原作のスパイダーマンとヴェノムの関係は最大の敵にしてライバルといっても過言ではない活躍をしました。原作のヴェノムの正体はもちろん同じくエディなのですが、原作と映画ではヴェノムになる過程が少し異なります。

『The Amazing Spider-Man』(原作の正式タイトル)にて、スパイダーマンの記事で社会的信用を失い、スパイダーマンに憎悪を抱いていた新聞記者エディ・ブロクが教会に訪れます。そこで、ピーターに嫌われたと勘違いして恨んでいたシンビオートと出会い、シンビオートはエディに寄生しました。両者とも逆恨みとはいえ、お互いスパイダーマンに恨みを持っていた二人は意気投合して初代ヴェノムが誕生します。

シンビオートはピーターに寄生してた際にスパイダーマンの能力を学習して同等の能力を有しており、エディはストレス解消と趣味でボディビルダーなみに体を鍛えていたため、スパイダーマンの特殊能力に加えてスパイダーマンを遥かに上回る超人的身体能力(特にパワー)で、スパイダーマンを幾度も窮地に追い詰めました。

ただし先程も書いたとおりヴェノムの対象はスパイダーマンのみであり、人々に迷惑をかけることはありません。また、自身が原因で誕生した亜種のカーネイジ(後ほど紹介)との戦いでは、責任を取るため不本意ながらもスパイダーマンと共闘してカーネイジと戦ったこともありました。

エディ以外にも複数の人間がシンビオートに寄生されてヴェノム化し、宿敵スパイダーマンと戦ってきました。まず2代目ヴェノムを受け継いだ人物の正体はギャングの息子アンジェロ(上記画像)。この2代目ヴェノムの経緯ですが、エディが癌を患ったことでシンビオートと決別をすることになり、シンビオートを競売に掛けることになります。

このヴェノムシンビオートを1億ドルで落札したのがギャングの親玉ドン・フォルトゥナート。ドンは息子のアンジェロにシンビオートを受け渡し、アンジェロは2代目ヴェノムに変貌します。しかし、スパイダーマンとの対決時、アンジェロは根っからの臆病だったためシンビオートは呆れてしまい、見限って上層階のビルとビルの移動中に強制分離してアンジェロは落下死してしまいます。

その後、別の人物にシンビオートが受け継がれて新たなヴェノムが誕生します。3代目ヴェノムの正体はマック・ガーガン。過去にスパイダーマンと対決したスコーピオンというヴィランです。スパイダーマンを毛嫌いしていたピーターの上司のJ・ジェイムソンからの依頼で、スパイダーマンの正体の及びスクープ写真を連発するピーターとの関係を探るため、探偵だったマック・ガーガンに依頼を出したのが始まりです。

スパイダーマンを打ち負かしたときのスコーピオンの画像

しかしジェイムソンはスパイダーマンを上回る超人ヒーローを作るのが早いと考え、善良な生物学者ファーレイ・スティルウェルにガーガンを改造させて誕生したのがスコーピオン(上記画像)になります。ところが改造されたことでガーガンに邪悪な心が生まれてヴィランとなり暴走。スパイダーマンと対決して2度もスパイダーマンを打ち負かしますが、3度目の戦いでスパイダーマンに倒されてしまいます。

アンジェロを見限ったヴェノムシンビオートは、敗北したガーガンの手に渡ったことでヴェノム化して3代目ヴェノムが誕生します。ヴェノムの能力を得たガーガンは元のスコーピオンの能力も相まってトップクラスの戦闘能力を有し、殺した人間を貪り食う残忍性も垣間見せました。

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ヴェノムには種類がある?カーネイジやアンチ・ヴェノムを紹介!

カーネイジとは?

オリジナルヴェノムから派生した別種のヴェノムも誕生しています。まず代表的な存在「カーネイジ」ですが、日本語訳で大虐殺という意味を持つカーネイジは、ヴェノムとは違って残虐な極悪キャラとして描かれました。当然カーネイジもスパイダーマンと同等の能力を所持している上、衝動を共有することで力を増すシンビオートと相性が良く、初代ヴェノムよりも細身の体型にもかかわらず遥かに凌駕する強さを持っています。

カーネイジの正体は連続殺人鬼のクレタス・キャサディ。誕生経緯ですが、ヴィランなどの犯罪者が収監される「レイブンクロフト」で、エディはクレタスと同じ房に収容されます。深夜にシンビオートが侵入してヴェノムになってエディは脱走を図るのですが、このときシンビオートの一部がクレタスに寄生してカーネイジが誕生します。
 

宿主がサイコな快楽殺人者のため、とても凶暴で残忍な性格。戦闘ではスパイダーマンを圧倒し、ヴェノムとヒューマントーチ(『ファンタスティック・フォー』に登場する炎の超能力を使うヒーロー)の協力を得て何とか撃退します。その後も度々登場してはスパイダーマンを苦しめており、シュリークやドッペルゲンガーといった他のヴィランと徒党を組んで戦ったりするなど、スパイダーマン最大の天敵として活躍しました。

カーネイジの産卵時に偶然居合わせたことで体内に卵を産み付けられて誕生したヴェノムがいます。名前は「トキシン」といい、その正体は警察官のパトリック巡査。幸せな家庭を築き上げて順風満帆の生活を送ってましたが、この一件で生活は一変します。子を宿したことでカーネイジに狙われてしまい、危ないところをスパイダーマンとブラックキャット(「スパイダーマン」に登場する恋人かつヒーロー)に助けられます。

カーネイジから産まれただけあって戦闘能力は高く、ヴェノム&カーネイジを圧倒できるほどで、シンビオートの弱点である「音と火」にも耐性があります。産まれたばかりのため赤ん坊のような性格とカーネイジから受け継がれた獰猛な闘争本能を持っており、異形の力に苦悩して自殺も考えたもののパトリックはトキシンを制御し、犯罪者を狩るクライムハンターとして活躍しました。

アンチ・ヴェノムとは?

今までの黒とは違い、真っ白な姿のヴェノム。このアンチ・ヴェノムの正体は、初代ヴェノムであるエディの新たな形態のこと。誕生経緯ですが、末期の癌を患ったことでシンビオートと分離し、あとは死を待つだけだったエディ。しかし、ミスター・ネガティブことマーティン・リーによって癌を克服して命を取り留めます。この時、体内にわずかに残っていたシンビオートと投与した特殊な抗生物質が融合していました。

3代目ヴェノムとエディが対決したとき、ヴェノムのシンビオートとエディと接触したことがキッカケで、エディの体内に残されたシンビオートが活性してアンチ・ヴェノムが誕生します。ヴェノムと同等の能力を持ち、アンチの名の通りヴェノムの寄生を一切寄せ付けなくなってるほか、相手に放射線を浴びせることで治療することも可能。またスアンチ化したことでスパイダーマンへの憎悪が失われて敵対することがなくなりました。

エージェント・ヴェノムとは?

従来の能力に加えて重火器を使いこなすヴェノム。このエージェント・ヴェノムの正体はユージン・トンプソン(通称フラッシュ)。ピーターの高校時代のクラスメートであり原作初期から登場していた元イジメっ子です。誕生経緯ですが、大学生の頃に軍隊に入隊してベトナム戦争に従軍、終結後は教師を務めていました。イラク戦争が始まったことで再び軍に参加するのですが、仲間を助けたことで両足を失ってしまいます。
 

イラク戦争終結後、ガーガンから回収してアメリカ政府の管理下にあったヴェノムシンビオートの適合者に選ばれます。すなわち4代目ヴェノムでもあるエージェント・ヴェノムは、シンビオートの力で両足は補強されており、ヴェノムの能力に加えて軍隊仕込みの格闘術&重火器の扱いに長けてるなど、これまでとは違う戦闘能力を見せました。しかしヴェノムの暴走を恐れて48時間限定での活動しか行えない欠点があります。

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ヴェノムが単独映画化!主演はトム・ハーディ!

ヴェノムの映画公開日はいつ?

スパイダーマンの中でも根強い人気があり、ついにファン待望の単独映画化された『ヴェノム』は、ソニーピクチャーズが新たに立ち上げた、ソニーが版権を保有するマーベル作品のユニバース「ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター」の第1弾として制作されました。公開日は2018年11月2日(アメリカは10月5日)で、世界的大ヒットを果たします。

実は『スパイダーマン3』の段階でヴェノムの単独映画化の構想はあったのですが、4作目の企画が白紙になったことで中止になり、構想を引き継ぐ形で『アメイジング・スパイダーマン』へと受け継がれます。しかし、『アメイジング・スパイダーマン』が大コケしたことで企画が頓挫して、今回ようやく単独映画として公開されました。

ヴェノムの映画監督は?

『ヴェノム』の監督を務めたのはルーベン・フライシャーさん。映画監督以外にアーティストのPVや広告ライター(テレビCMなど)を制作されている方ですが、日本人からすると馴染みがないかもしれません。代表作には2009年に公開されたデビュー作『ゾンビランド』をヒットさせて成功に収めています。

1974年ワシントンDC生まれのルーベン監督は、大学卒業後に友人からの誘いで海外ドラマ『ドーソンズ・クリーク』雑用として関わったのが業界に入るキッカケ。『ゾンビランド』以外の監督作品には、コメディ映画『ピザボーイ 史上最凶のご注文』、犯罪映画『L.A. ギャング ストーリー』などがあります。

ヴェノムの主演を務めるトム・ハーディとは?

スパイダーマンが関わらないため原作とは全く異なる展開でエディがヴェノム化している本作。そんな主人公エディを演じたのが俳優のトム・ハーディさん。彼が演じた代表作には、2015年公開された『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主人公マックス・ロカタンスキーや同じく2015年に公開された『レヴェナント: 蘇えりし者』でジョン・フィッツジェラルドを演じたことでも有名です。

イングランドのロンドン出身で、ロンドンで演劇を学んだあと2001年公開の『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドデビューを果たします。その後、2010年公開の『インセプション』で注目を浴び、トムの大出世作となる2012年公開の『ダークナイト ライジング』でバットマンの宿敵ベインを演じました。ちなみに本作のエディの吹き替えに声優の諏訪部順一さん、ヴェノムの吹き替えに歌舞伎役者の中村獅童さんが担当しています。

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ヴェノムはMCUシリーズとは別世界の物語?

ヴェノムはMCUシリーズとは別世界だと公式発表?

単独映画も果たしたスパイダーマンの超人気キャラであるヴェノムですが、原作がマーベル作品にも関わらわず「MCUシリーズ」(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは別世界であり、MCUとは全く関係ないことが雑誌に掲載されました。

エンターティメントウィークリーの表紙

タイム誌が発行するエンタメ情報誌「エンターテインメント・ウィークリー」(以下EW誌)の記事にて、「『ヴェノム』は『スパイダーマン』の登場人物をベースとしたソニー・ピクチャーズの作品であり、マーベル制作の『スパイダーマン:ホームカミング』とは関係ない」と掲載。EW誌はアメリカの大手エンタメ情報誌なので信頼できる情報と捉えて間違いなさそうです(画像はEW誌のイメージ)。

ヴェノムはMCUシリーズとは別世界である理由は?

このことに関して少しややこしい関係のため、一から説明させてもらいます。1939年に設立したマーベルコミック社はこれまでに数々の名作を世に送り出してきました。しかし、1980年代後半から経営が悪化したことで作品の版権を売却することになります。『X-MEN』と『ファンタスティック・フォー』を20世紀FOXに、『スパイダーマン』をコロンビア映画へと売却しました(その他マーベル作品の売却先については割愛)。

ところが89年にソニーがコロンビア映画を48億ドルで買収したことで、コロンビアはソニーの傘下の制作会社という関係になり、2002年に無印スパイダーマンが大ヒットします。一方マーベルコミック社は97年に倒産し、トイビズ(玩具会社)と合併してマーベル・エンターテイメントを立ち上げますが、経営が芳しくなかったため2009年にディズニーに買収されてマーベルコミック社はディズニーの傘下という関係になりました。

その後、マーベルは『キャプテン・アメリカ』や『マイティ・ソー』をヒットさせ、クロスオーバー作品『アベンジャーズ』を制作しますが、『アベンジャーズ』の原作にも登場していて物語の重要な役割を持つ『X-MEN』や『スパイダーマン』を手放していたため、『アベンジャーズ』の映画に登場させることは出来ませんでした。

その後、ディズニーが20世紀FOXを買収したことでMCUシリーズに待望の『X-MEN』が加わります。また、ソニー(コロンビア映画)との間でキャラクター使用権利の契約を結んだことで『スパイダーマン』もMCUシリーズに登場させられるようになり、MCUシリーズとしてのスパイダーマン『スパイダーマン:ホームカミング』を公開させました。

今回の『ヴェノム』は、ソニー(コロンビア映画)制作のため、マーベル制作のMCUシリーズの世界とは全く関係ないというのが理由なのですが、プロデューサーを務めたソニーのエイミー・パスカル(上記画像)は、本作は「ホームカミング」と世界を共有しており、MCUシリーズのAdjunct(付加物、付属物)と位置づけていると見解を述べました。

EW誌の情報とは食い違っており、あくまでもソニー側のみなので今後どうなるか分かりませんが、もしかしたらMCU版(トム・ホランド版)スパイダーマンやヴェノムの続編で制作会社の枠を超えた夢の共演が今後見られるのかもしれません。少なくとも『ヴェノム』は3部作の予定であり、次回作ではスパイダーマンと戦わせたいと監督は語っていたので、ヴェノムに登場するスパイダーマンを誰が演じるのか期待して待ちましょう。

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ヴェノムとスパイダーマンの関係まとめ!

海外では超人気キャラのヴェノムですが日本では原作の馴染みが薄いため多くの方がヴェノムの本来の活躍についてあまり認知度がありませんでした。しかし原作での活躍を知ると作品には無くてはならない重要な存在だというのがよく分かります。今後ヴェノムが映画でどのような展開をして活躍してくれるのかは分かりませんが、もしこの記事を読んで原作や映画に興味を持っていただけたのならば幸いです。
 

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