【キングダム】羌瘣の実写キャストは清野菜名！原作での活躍やアニメ声優は？

『キングダム』は2023年7月に映画『キングダム3 運命の炎』が公開されたことでより一層の盛り上がりをみせています。主人公・信は戦いの中でさまざまな仲間を増やしていくのですが、その中でも不可欠な存在となっているのが羌瘣（きょうかい）です。では、ここから羌瘣の実写映画の女優キャストや実写特別動画でのキャスト、アニメ声優などを紹介していきます。それではまず、キングダムの作品情報から見ていきましょう。

『キングダム』は原泰久先生による青年漫画です。中国の戦国時代に有力だった七国「戦国七雄」の争乱を背景とした作品で、『週刊ヤングジャンプ』にて2006年9号より連載されています。2023年7月時点で累計発行部数が9900万部を突破するなど高い人気を得ている作品となっており、アニメ・映画・ゲームなどさまざまなメディアに展開されました。

本記事で触れるキングダムの羌瘣は、原作漫画の6巻～7巻で初登場しています。6巻～7巻は主人公・信の初陣となる蛇甘平原の戦いが描かれました。信は秦大将軍・麃公を総大将とする秦軍に従軍しています。羌瘣は信や尾平らと伍を組み進軍。しかし、魏軍総大将・呉慶により城が落とされ、さらに魏軍が魏の要衝・滎陽から討って出るなど魏軍は後手に回ることとなり…

キングダムの羌瘣（きょうかい）は、魏との戦いで初登場した女性です。初登場後は主人公・信とともに澤圭の伍に加わっています。実は伝説の刺客一族「蚩尤」の一員であり、後継者候補でした。魏との戦いでは超絶的な剣技で信たちを助けているのですが、その剣技は一族に伝わる巫舞（みぶ）と呼ばれるものです。

羌瘣は史実で実在した人物のようです。実際の羌瘣は中国戦国時代の秦の将軍で、秦王政（のちの始皇帝）に仕えていたと記されています。史実では紀元前229年に王翦・楊端和とともに、「戦国七雄」の一つに数えられる趙を攻め、難攻不落だった趙の首都「邯鄲（かんたん）」を落としたとのことです。また、翌年には王翦とともに趙の第10代君主「幽繆王（ゆうぼくおう）」を東陽で捕らえ、趙を滅ぼしたとされています。

羌瘣（きょうかい）の生きる目的は、羌象の仇である幽連に復讐することです。信とはその情報収集のために戦に参加するようになった頃に出会いました。では、そのような羌瘣の実写映画の女優キャストは誰なのか？ここからは羌瘣の実写映画の女優キャストについて、プロフィールや主な出演作品などを交えて紹介していきます。

• 名前：清野菜名（せいのなな）
• 生年月日：1994年10月14日
• 年齢：28歳
• 職業：女優、ファッションモデル
• 活動期間：2007年～
• ジャンル：映画、テレビドラマ
• 所属事務所：トップコート

『キングダム』の実写映画にて羌瘣（きょうかい）を演じたのは、芸能事務所「トップコート」に所属し、女優・ファッションモデルとして活動している清野菜名さんです。清野菜名さんはローティーン向けファッション雑誌『ピチレモン』の専属モデルとしてデビューしました。その後2011年に女優への転身を決意し、同年のテレビドラマ『桜蘭高校ホスト部』で初めての演技を経験しています。

それ以降はまったく仕事がなく、アルバイトに明け暮れる日々が続いたようです。女優を辞めようかと思ったこともあるようですが、2014年公開の映画『TOKYO TRIBE』にてヒロイン役を演じ、翌2015年の第3回ジャパンアクションアワードベストアクション女優賞、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞したことをきっかけに女優として活躍するようになりました。

• 作品タイトル：シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。
• ジャンル：連続ドラマ
• 脚本：佐藤友治、蛭田直美
• 演出：遠藤光貴、松永洋一、汐口武史、坂本栄隆
• 制作：ケイファクトリー（協力）
• 放送期間：2020年1月12日 - 3月15日

キングダムの羌瘣を演じた女優・清野菜名さんの主な出演作品の一つに、2020年1月12日から同年3月15日にかけて放送された『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』があります。シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。は、驚異的な身体能力を持つ女・ミスパンダと彼女を操る男・飼育員さんの活躍を描いた連続ドラマ作品です。

シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。にて、女優・清野菜名さんは川田レンというキャラクターを演じました。川田レンは本作の主人公です。普段は囲碁喫茶・GOBANでアルバイトをしていますが、裏では「ミスパンダ」と名乗り、誰もが驚愕する身体能力で「クロ」と認定された者を断罪する活動をおこなっています。

• 作品タイトル：今日から俺は！！
• ジャンル：学園ドラマ
• 脚本：福田雄一
• 演出：福田雄一、鈴木勇馬
• 制作：AX-ON（協力）
• 放送期間：2018年10月14日 - 12月16日

キングダムの羌瘣を演じた女優・清野菜名さんの主な出演作品の一つに、2018年10月14日から同年12月1同年にかけて放送された『今日から俺は！！』があります。今日から俺は！！は、漫画家の西森博之先生による同名の漫画作品を原作とするテレビドラマです。

今日から俺は！！にて、女優・清野菜名さんは赤坂理子（あかさかりこ）というキャラクターを演じました。赤坂理子は本作のヒロインです。合気道の流派である『赤坂流』道場の一人娘。基本的に真面目で正義感が強い性格をしており、卑怯者をとても嫌っています。そのためなりふり構わず正義を振りかざし、それが原因で危険な目に遭ってしまうことも多いです。

• 作品タイトル：トットちゃん!
• ジャンル：テレビドラマ
• 脚本：大石静
• 演出：星田良子、遠藤光貴、朝比奈陽子、青木達也ほか
• 制作：テレビ朝日
• 放送期間：2017年10月2日 - 12月22日

キングダムの羌瘣を演じた女優・清野菜名さんの主な出演作品の一つに、2017年10月2日から同年12月22日にかけて放送された『トットちゃん!』があります。トットちゃん!は女優・黒柳徹子さんの半生とその家族の物語を描いたテレビドラマです。トットちゃん!にて、女優・清野菜名さんは黒柳徹子というキャラクターを演じました。黒柳徹子は本作の主人公です。口癖は「あらまっ」で、細かいことが気になってしまう質です。

• 作品タイトル：東京無国籍少女
• ジャンル：サスペンス
• 監督：押井守
• 脚本：山邑圭
• 配給：東映ビデオ
• 公開：2015年7月25日

キングダムの羌瘣を演じた女優・清野菜名さんの主な出演作品の一つに、2015年7月25日公開のサスペンス映画『東京無国籍少女』があります。東京無国籍少女は山岸謙太郎氏が監督した同名自主制作映画のリメイクです。東京無国籍少女にて、女優・清野菜名さんは藍というキャラクターを演じました。

藍は天才芸術家ともてはやされた芸術高校の特待生です。ある事故で心身に傷を負ってしまい、学校では孤立してしまっています。しかし、先生たちは藍を再び広告塔にしたいがために特別扱いし、さらに同級生たちは才能を嫉妬し藍をいじめていました。そんな中、藍は新しい作品作りにとりかかるも、武装集団に襲撃されてしまいます。

• 作品タイトル：耳をすませば
• ジャンル：青春、恋愛
• 監督：平川雄一朗
• 脚本：平川雄一朗
• 制作会社：オフィスクレッシェンド
• 配給：ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、松竹
• 放送期間：2022年10月14日

キングダムの羌瘣を演じた女優・清野菜名さんの主な出演作品の一つに、2022年10月14日公開の映画『耳をすませば』があります。耳をすませばは漫画家の柊あおい先生による同名の漫画を原作とした青春映画です。

耳をすませばにて、女優・清野菜名さんは月島雫（つきしましずく）というキャラクターを演じました。月島雫は本作の主人公です。向原中学校に通う3年生の女子生徒。読書が好きで、図書館や学校の図書室に頻繁に赴き、妖精や魔法などが出てくる幻想文学やファンタジー関係の小説本などをよく借りています。

羌瘣（きょうかい）は「トーン、タンタン」と独特なリズムを奏でながら、緑穂（りょくすい）という武器に語りかけると、人間離れした強さを発揮します。その強さは武神・龐煖（ほうけん）を相手に生き延びるほどです。では、羌瘣は原作でどのような活躍をしたのでしょうか？そこで、ここからは羌瘣の死亡説を交え原作での活躍を紹介していきます。

前述したとおり、魏との戦いで初登場した羌瘣は、主人公・信とともに澤圭の伍に加わりました。その後、羌瘣と信は秦王政の暗殺計画の場面で再会します。羌瘣は秦王政の暗殺に雇われており、護衛に駆け付けた信と戦いました。そして、圧倒的な実力を見せつけるも、結局信も政も殺さずに去ります。そのとき、羌瘣の蚩尤の後継者候補として背負ってきた過去と、信との仲間意識との間で揺れ動く様子が描かれていました。

秦王政の暗殺計画後、羌瘣は信に少しずつ心を開くようになりました。現在は信にほぼ全幅の信頼を寄せています。また、信に好意を持っていると思われる描写がちらほらあり、さらには幽連への復讐を遂げた後に信の子供を産むことを目標とするようになっています。信との子作りを目標にするという発言は、羌瘣の子作りの知識への勘違いによるものですが、この発言で信との今後の関係が気になるという読者が増えたことでしょう。

現在は飛信隊にとってもなくてはならない存在となっている羌瘣ですが、彼女は作中で「自らの寿命を半分捧げることで対象を生き返らせる禁術」を使用し、自らの寿命を縮ませています。

これにより読者の間では「もしかしたらすぐに死んでしまうのでは」と噂されてしまいました。しかし、キングダムのコミック62巻にて、呼吸法を極める蚩尤族の寿命はもともと極端に長く、中でも羌瘣の寿命はさらに長いということ判明します。そのため羌瘣の寿命は確かに短くなりましたが、それでもちょうど他の人間の寿命と同じくらいの長さになっただけのことだったのです。

2016年、漫画『キングダム』の連載10周年を記念して、実写特別動画が制作されました。動画は2016年4月18日より特別サイト上にて配信開始されています。また、4月19日にフジテレビ系列「有吉弘行のダレトク!?」にて、テレビCMとして放送されました。羌瘣の実写特別動画でのキャストは、山本千尋さんが務めています。では、ここから山本千尋さんのプロフィールや主な出演作品、清野菜名さんとの関係を紹介していきます。

キングダムの実写特別動画にて、羌瘣を演じた山本千尋さんは芸能事務所「スターダストプロモーション」所属の女優です。2023年9月現在は女優として主に映画・テレビドラマ・舞台を中心に活動していますが、もともとは武術太極拳選手として活動していました。女優に転身したのは、世界ジュニア武術選手権大会にて、金メダルを2度獲得した後です。「新世代アクション女優」として注目を集めています。

• 2014年6月14日公開の映画：太秦ライムライト（伊賀さつき役）
• 2015年4月11日公開の映画：新選組オブ・ザ・デッド（火藤純役）
• 2016年12月10日公開の映画：仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド&ゴーストwithレジェンドライダー（武田上葉 / ギリルバグスター役）
• 2017年11月10日公開の映画：BRAVE STORM ブレイブストーム（春日はるか役）
• 2019年5月10日公開の映画：チア男子!!（小久保萌役）
• 2017年7月8日 - 12月23日放送のテレビドラマ：ウルトラマンジード（鳥羽ライハ役）
• 2023年7月26日 -放送のテレビドラマ：埼玉のホスト（荒牧ゆりか役）

キングダムの実写特別動画では羌瘣を演じた山本千尋さんですが、『キングダム』の次作となる『キングダム2 遥かなる大地へ』では羌象というキャラクターを演じています。

羌象は羌瘣の幼馴染みで、彼女とは姉妹同然に育っています。そのため『キングダム2 遥かなる大地へ』にて羌瘣を演じた清野菜名さんとは劇中でもかなり深く関係を演じていました。それもあってか上の画像を見ても分かる通り、山本千尋さんと清野菜名さんはとても仲が良いようです。

原泰久先生による同名の漫画を原作としたアニメ『キングダム』は、2022年時点で第4シリーズまで放送されています。それぞれ第1シリーズが2012年6月4日から2013年2月25日まで、 第2シリーズが2013年6月8日から2014年3月2日まで、第3シリーズが2020年4月6日から2021年10月18日まで、第4シリーズが2022年4月10日から10月2日まで放送されました。では、ここから羌瘣のアニメ声優について詳しく見ていきましょう。

• 名前：日笠陽子（ひかさようこ）
• 出身地：神奈川県
• 生年月日：1985年7月16日
• 年齢：38歳
• 職業：声優、歌手
• 活動期間：2007年～
• ジャンル：アニメ、ゲーム、ラジオ、吹き替え、ナレーション

アニメ版『キングダム』にて羌瘣の声を務めたのは、フリーで活動中の日笠陽子さんです。日笠陽子さんは声優として、主にアニメ、ゲーム、ラジオ、吹き替え、ナレーションなどを中心に活動しています。デビュー作は『スケッチブック 〜full color's〜（根岸みなも役）』です。2010年には『世紀末オカルト学院』の神代マヤ役でアニメ初主演を飾っています。

• 2009年～：けいおん!（秋山澪役）
• 2010年～：聖痕のクェイサー（桂木華役）
• 2010年～：ちゅーぶら!!（天原清乃役）
• 2010年～：スティッチ! 〜ずっと最高のトモダチ〜（レイカ役）
• 2011年～：IS 〈インフィニット・ストラトス〉（篠ノ之箒役）
• 2012年～：ハイスクールD×D（リアス・グレモリー役）
• 2012年～：カンピオーネ! 〜まつろわぬ神々と神殺しの魔王〜（エリカ・ブランデッリ役）
• 2013年～：はたらく魔王さま！（遊佐恵美〈勇者エミリア〉役）

• 2013年～：ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation（霧切響子役）
• 2014年～：ノブナガ・ザ・フール（ジャンヌ・カグヤ・ダルク役）
• 2014年～：ノーゲーム・ノーライフ（ステファニー・ドーラ役）
• 2015年～：GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり（ヤオ・ハー・デュッシ役）
• 2017年～：亜人ちゃんは語りたい（佐藤早紀絵役）
• 2017年～：アイカツスターズ!（エルザ フォルテ役）
• 2018年～：ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン（ピトフーイ / 神崎エルザ、佐藤麗役）
• 2019年～：ありふれた職業で世界最強（ティオ・クラルス役）

ここまで羌瘣（きょうかい）の実写映画の女優キャストや実写特別動画でのキャスト、アニメ声優などを紹介してきました。では、最後に羌瘣の実写キャスト・清野菜名さんに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。ネット上では羌瘣の実写映画の女優キャストは誰なのかと疑問視する声や羌瘣役を演じた清野菜名さんの魅力や殺陣に関する声があがっていました。

キングダムの羌瘣（きょうかい）の実写映画の女優キャストに関する声があがっています。こちらでは「映画キングダム続編のキャストで羌瘣が気になる」と羌瘣の実写映画の女優キャストに注目されているようです。

キングダムの実写映画で羌瘣（きょうかい）を演じた清野菜名さんに関する声があがっています。こちらでは実写映画版『キングダム 運命の炎』の羌瘣の女優キャスト・清野菜名さんを「かわいい」と高評価されているようです。

キングダムの実写映画で羌瘣（きょうかい）を演じた清野菜名さんに関する声があがっています。こちらでは羌瘣役の清野菜名さんの殺陣を「本当に綺麗」と高評価されているようです。

本記事ではキングダムの羌瘣（きょうかい）の活躍や死亡説などを交え、実写キャスト・清野菜名さんや実写特別動画でのキャスト・山本千尋さん、アニメ声優・日笠陽子さんについて詳しくまとめてきました。キングダムの実写映画を視聴する際は、本記事のまとめを参考にしつつ、女優・清野菜名さんが演じる羌瘣の活躍に注目していただければ幸いです。