ミッションインポッシブル6・フォールアウトのあらすじとキャスト！日本公開日は？

世界を股にかけるスパイアクションの金字塔と言われる、トムクルーズ主演のミッションインポッシブルの最新作、ミッションインポッシブル6．フォールアウトが8月に日本公開されました。世界中に多くのファンがおり、日本のファンも日本公開されるのをまだかまだかと待っていました。今回はそんなミッションインポッシブル6・フォールアウトのあらすじや、キャスト、日本公開日などを紹介します。

ミッションインポッシブルシリーズとは、IMFと呼ばれる不可能なミッションに挑むスパイチームの物語です。スパイ映画と言えば007もありますが、あちらは基本的に１人で行動しますがミッションインポッシブルはチームで動くのが特徴です。それはミッションインポッシブル6・フォールアウトでも変わらず、主演のトムクルーズを始め多くのレギュラーが参加しています。

シリーズ物ですが、前の作品を見ていないと話しが分からないという事はありません。それぞれが単独の物語となっており、日本公開されたミッションインポッシブル6・フォールアウトから見ても十分楽しめます。もちろん、ミッションインポッシブル6・フォールアウトを見る前に、前のシリーズをチェックしておけば、より話を理解でき、日本公開された最新作をもっと楽しめるはずです。

ミッションインポッシブルの見所は、複雑に絡み合うストーリーや個性豊かなキャラクターもポイントですが、やはりトムクルーズのスタント無しのアクションシーンだとファンは語ります。５６歳になりましたがミッションインポッシブル6・フォールアウトでも、トムクルーズはスタント無しで派手なアクションをやり遂げています。どこまでも完璧を目指すからこそ、今でも多くのファンが居るのです。

テロ組織「シンジゲート」との戦いから２年が経過しても、米国諜報機関IMFのエージェントであるイーサン・ハントは世界の為に闘っていた。そんな彼の元に盗まれた３つのプルトニウムを奪還するという指令が届けられます。プルトニウムは核爆弾を作る材料で、「シンジゲート」の残党である「アポストル」という組織が「ラーク」という謎の人物の指示を受けて探しているという事を知らされます。

テロ組織にも狙われるプルトニウムは、現在マフィアが所持しており売ろうとしています。そこでイーサンは仲間達と共にマフィアと取引をしようと接触します。しかし、取引現場に着くなり、テロ組織アポストルの妨害に遭い仲間がピンチに陥ります。持ち前の機転でどうにか脱出しましたが、マフィアは全滅させられ、プルトニウムも全て持って行かれてしまいます。

ミッションに失敗したイーサンは、別の事件で入院中だったアポストルの科学者と接触をします。彼に偽物のニュースを見せる事で、手に入れた機密情報のロックを解除したイーサンは、ラークの狙いが３つの都市で核爆発を起こす事だと突き止めます。そのために必要なプルトニウムをアポストルが奪い、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器商人を仲介して運ばれる事も知ります。

そこでイーサンたちは、プルトニウムが最終的に行きつくラークを確保して、ラークの振りをしてプルトニウムを受け取る作戦を立てます。ホワイト・ウィドウが現れるパリに向かおうとしますが、そこにCIAエージェントのウォーカーが現れます。IMFはCIAの下部組織ですが、日頃から反目しており、特にイーサンは目の敵にされていました。今回の失敗を受けて、イーサンに監視の目が送りこまれました。

ウォーカーの存在はチーム内に緊張を生みます。不安要素を抱えたままパリのクラブに着いたイーサンは、まず標的であるラークを眠らせて、彼の顔に変装できる道具を使用とします。しかし、トイレでウォーカーを眠らせようとしますが、ウォーカーがミスをしてしまいラークに感づかれてしまいます。もみ合いの末、イーサンに銃口が向けられあわやという時に、別の銃口が火を噴きます。

ラークを殺してイーサンを助けたのは、前作にも登場したイルサというMI6のエージェントでした。彼女はMI6からラークを監視していろと命令されていましたが、イーサンのピンチに割り込んでしまいました。ラークが死んでしまった事で、ラークの顔に変装できなくなったイーサンは、素顔のままホワイト・ウィドウの前に現れます。そこに突然謎の殺し屋たちが襲ってきます。

ホワイト・ウィドウを守りながら殺し屋たちを倒したイーサンは、彼女から信頼を得ます。そして、３つのプルトニウムの内、１つを取り戻します。残りを手に入れるには、アポストルが欲しい物を取り返す協力が欲しいと頼まれます。それは、前作でイーサンたちを苦しめたシンジゲートのボス、ソロモンレーンを救出するという内容でした。イーサンはプルトニウムを取り戻すため、その依頼を受けます。

ソロモンレーンが移送される日、イーサンはホワイト・ウィドウが提示した作戦を無視します。彼は用意したトラックで護送車を川に突き落とし、事前に待ち構えていた仲間にソロモンレーンを回収させたのです。これで警官を一人も殺さずにソロモンレーンを回収できましたが、そこをバイクに乗った女に襲撃されます。イーサンはバイクを操り、警官やバイクに乗った女を撒く事に成功します。

無事にソロモンレーンを回収し、仕掛けられた発信機を取り除いたイーサンはホワイト・ウィドウに連絡します。しかし、彼女は自分の提示した作戦に従わなかったイーサンに不信感を抱き、プルトニウムの取引にさらに条件を加えました。それは襲撃をしてきたバイクの女を殺す事です。そして、取引の続きはロンドンで行うと伝えました。出された条件にイーサンは困ってしまいます。

実はバイクに乗った女の正体は、ラークを殺してイーサンを助けたイルサでした。彼女は前作の時に、MI6の命令でシンジゲートに潜入していましたが、その時にテロリストの思想に感化したのではないかとMI6に疑われており、その潔白を晴らす為にシンジゲートのボスであるソロモンレーンを殺すように命じられていたのです。そうしないと、彼女の身が危ないのです。

IMF秘密基地に辿り着いたイーサンは、待っていたIMF長官からソロモンレーンを引き渡すように要求されます。困惑するイーサンに対して、CIAが今回の事態を引き起こしてソロモンレーンを救出したイーサンこそラークではないかと疑っていると説明します。それは監視役として送りこまれたウォーカーがCIA長官に対して、作戦が失敗したのは裏切者が居たからで、それがイーサンだと説明したのです。

本物のソロモンレーンを取引に使えなくなったため、イーサンは仲間の一人であるベンジーをソロモンレーンに変装させプルトニウムの取引に使おうと計画します。見事に変装したベンジーを連れて、イーサンたちは秘密基地を後にします。残されたのは本物のソロモンレーンと、イーサンと反目しているウォーカーです。すると、ウォーカーは拘束されているソロモンレーンを解放するのです。

CIAのウォーカーこそが、アポストルと取引をしてプルトニウムを得ようとしていたラークだったのです。彼はアポストルとの取引の為にソロモンレーンを連れ出そうとしますが、ソロモンレーンは逃げようとしません。不思議がるウォーカーの前に、出ていったはずのイーサンたちが現れます。そしてウォーカーの隣に居たソロモンレーンの顔が剥がれ、ベンジーが正体を明かします。

これまでの状況から、イーサンはウォーカーが裏切り者だと睨んでおり、罠を仕掛ました。ウォーカーと偽物のソロモンレーンのやり取りは録画されており、彼が裏切り者だと証明され拘束します。本物のラークを捕まえて、１つ問題がクリアになったと思った矢先、IMF秘密基地がCIAに襲撃されます。ウォーカーの報告を聞いた長官が、他にも裏切者が居ると思い込み、全員を確保しようとしたのです、

IMF秘密基地は暗闇に包まれ、激しい銃撃戦が始まります。その最中、拘束が解けたウォーカーは、同じく拘束が解けた本物のソロモンレーンを連れて逃げ出します。同時に銃撃戦によってIMF長官が撃たれてしまいます。悲しむ暇なく、イーサンは逃げた二人を追いかけると、彼らはヘリを使って逃げ去ってしまいます。しかし、ソロモンレーンに仕掛けたもう１つの発信機で行先は掴んでいました。

ソロモンレーンとラークは前から繋がっており、彼らの最終目的はインド北上にあるカシミールという場所で核爆弾を起こす事でした。核によってカシミールが汚染されると、近くにあるインドの水源となる川も汚染され、１３億人いるインドの人口を減らすのが彼らの狙いでした。そのためにプルトニウムは最低１つあれば良く、残りの２つはソロモンレーンを解放するための道具にすぎません。

ソロモンレーンたちの計画を知ったイーサンはカシミールに飛び、発信機を追跡して辿り着いた医療キャンプで思いがけない人物と再会します。それは離婚した妻のジュリアです。彼女は新しく再婚した医師の旦那と共に、ここでボランティア活動をしていました。ソロモンレーンがこの場所に向かったのは、イーサンの大切な人物を殺すという復讐も兼ねていた事が判明します。

仕掛けられた爆弾を止めるためには爆弾のコードを切るのと、起爆スイッチをオフにする必要があります。起爆スイッチはウォーカーがヘリに乗って持ち去ろうとしたのを、イーサンが別のヘリを使って追いかけます。残った仲間達は地上にある爆弾のコードを探そうとしますが、そこにソロモンレーンが邪魔をします。次々にやられていく仲間ですが、MI6のイルサが遂にソロモンレーンを倒します。

コードを切りタイマーは止まりましたが、起爆スイッチはまだ無事です。ウォーカーを追いかけるイーサンはなんと、自分の乗っているヘリを相手のヘリにぶつけて墜落してしまいます。運よく雪山に墜落し、生きていた二人は激しい肉弾戦を繰り広げた末、ウォーカーは破れます。起爆スイッチを奪ったイーサンは爆弾を止めますが、そのまま気を失ってしまいます。

目が覚めた時、イーサンは医療キャンプに運ばれていました。傍には別れた妻のジュリアが居り、彼女は仲間達からどんな事があったのかを聞かされます。自分と難民キャンプ、そして世界を守ったイーサンにジュリアは感謝の言葉を述べます。ジュリアに対して未練があったイーサンは、彼女の方へと手を伸ばしますが、近くに彼女の今の夫が居る事に気づきます。

ジュリアがイーサンと別れたのは、イーサンがいつまでも危険な任務に参加するからです。彼女は平穏を望んでおり、今は別の男性を愛しているのです。それを理解したイーサンは伸ばした手を降ろし、今は幸せかと尋ねて微笑むジュリアを見送ります。代わりに入ってきたのはイルサと仲間達です。イーサンとイルサは互いに生き残った事を喜びあい、物語は幕を下ろします。

ミッションインポッシブルシリーズの顔であり、常に達成困難といわれるミッションに挑み続けたイーサンを演じるキャストは、ミッションインポッシブル6でもトム・クルーズです。日本公開の吹き替えはです。一作目が公開されたころはイーサンもトムクルーズも３０代で、チームにおける優秀な若者でしたが、本作では何年も危険な現場を潜り抜けたベテランの風格が漂うようになっています。

トムクルーズといえば、ミッションインポッシブルシリーズが有名ですが、それ以外にも名前を世の中に知らしめた「トップガン」を始めとして様々な映画に出演しています。最近では地震が出演する映画の製作としても参加しており、その活躍はとどまる所を知りません。また、トムクルーズの出世作であるトップガンは2020年に続編が予定されており、多くのファンが公開を心待ちにしています。

考えさせる社会派から観客を興奮させるアクションの多い映画まで、幅広く演じられるトムクルーズですが、ミッションインポッシブルシリーズにおいて彼のあるこだわりがあります。それはノンスタント、つまりスタントマンを使わずにアクションシーンに挑む事です。普通の映画撮影では危険だったり、難しいアクションは専門家に任せますが、トムは全て1人でやろうとします。

ミッションインポッシブル6でもその精神は変わらず、ミッションインポッシブル6に出てくるヘリやトラックの運転、そしてミッションインポッシブル6の終盤で使われたヘリコプターの操縦などは全てトムクルーズが一人で行っているのです。56歳になっても、その超人ぶりは変わりません。しかし、そんなトムクルーズですが、ミッションインポッシブル6で事件が起きてしまいます。

ミッションインポッシブル6の撮影中に、ビルからビルへと跳ぶシーンに置いて、着地に失敗し骨折してしまったのです。そのため、ミッションインポッシブル6の撮影は一時期ストップし、ファンはトムクルーズが復帰出るかと心配しました。そんなファンの心配は余所にトムクルーズはミッションインポッシブル6の撮影に復帰しました。そしてミッションインポッシブル6で驚きの行動に出ます。

なんと、自分が骨折したシーンをミッションインポッシブル6の本編にそのまま使用したのです。確かに、そのシーンは着地に失敗したとはいえ飛び移れてますし、カットが掛かるまでトムクルーズは痛みを我慢して演技していたため、後のシーンと繋がりますが、これには多くのファンが驚かされました。なにより、ミッションインポッシブル6の残りのシーンでもトムはスタントを使わずにやり遂げました。

これまでも多くの伝説を作ってきたトムクルーズですが、50歳を過ぎてなお衰える事は知らず、今回のミッションインポッシブル6でも新しい伝説を作ったとファンは喜んでいます。

主人公であるイーサン以外に、ミッションインポッシブルの一作目から最新作のミッションインポッシブル6にまで全部出ているのはイーサンの頼れる相棒のルーサーだけです。演じるキャストはヴィング・レイムスで、日本公開での吹き替えは手塚秀彰が担当しています。イーサンがアクションを担当するなら、ルーサーはハッキングと言った知的労働を任されています。

最新作のミッションインポッシブル6では、これまで以上にもイーサンのサポートを行っています。アポストルの科学者をだますための精巧なフェイクニュースを短時間で作成したり、ソロモンレーンが逃亡した時の事を想定して発振器を開発します。そしてミッションインポッシブル6の終盤では、起爆装置を追いかけたイーサンの代わりにチームをまとめて爆弾の解除を行ったりと大活躍です。

ルーサーを演じているヴィングレイスはアメリカ出身の俳優です。ミッションインポッシブルシリーズが最も有名な作品ですが、それ以外にも「パルプフィクション」や「コンエアー」、ゾンビ物映画の名作といわれた「ゾンビ」をリメイクした「ドーンオブザデッド」にも出演している実力のある俳優です。

殺伐としたミッションインポッシブル6の癒しキャラと言えばベンジーとファンは口を揃えて言います。演じるキャストはサイモン・ペグで、日本公開の吹き替えは根本泰彦が担当します。ベンジーはミッションインポッシブル3から参戦したキャラクターで、ルーサーと同じようにハッキングを担当したり、現場に出て体を張ったりとします。また、お調子者キャラなためチームを和やかな空気にします。

ミッションインポッシブル6でも、おっちょこちょいな部分は変わらず、コメディリリーフな場面がありますが、それでもここぞという時には活躍します。例えば、ウォーカーを嵌めるためにソロモンレーンの振りをして芝居をしたり、ヘリに乗ったイーサンとは別行動しながら爆弾を探し、ソロモンレーンと戦います。勝つことはできませんでしたが、ソロモンレーンの体力を削り勝利に貢献します。

そんなベンジーをミッションインポッシブル6でも演じているサイモン・ペグはイギリスで活躍する俳優であり、同時にコメディアンとして知られた人物です。イギリスのテレビ番組に多く出演し、同時に俳優としてのキャリアを積んでいます。ミッションインポッシブルシリーズだけでなく、スタートレック、スターウォーズという名作シリーズに共通して参加している数少ない俳優と言われています。

ミッションインポッシブル6でイーサンに助けを求めたイルサは、ミッションインポッシブル6の前作からの続投になります。演じるキャストは、ミッションインポッシブル6でもレベッカ・ファーガソンです。日本公開時の吹き替えは甲斐田裕子が当てています。美しくも悲しい境遇に加えて、激しいアクションも出来る彼女の再登場に、ファンは驚きと興奮を隠せませんでした。

というのも、彼女はミッションインポッシブル6の前作で危険なスパイ活動から足を洗うと宣言していたのです。妻と別ればかりのイーサンは、平穏を望む女性の気持ちに理解を示し、その選択を祝福したのです。しかし、MI6から解放されなかった彼女は、自分の無実を証明するために暗躍します。そんな彼女とイーサンのラブロマンスも、ミッションインポッシブル6の注目ポイントです。

ミッションインポッシブル6でもイルサを演じるレベッカ・ファーガソンは、スウェーデン出身の女優です。スウェーデンのテレビドラマ「The White Quee」で主演を務めた事がきっかけで注目を集め、最近ではミッションインポッシブル6以外にもヒュージャックマンが主演を務めた「グレイテスト・ショーマン」にも出演している、勢いのある女優と言われています。

ミッションインポッシブル6で再登場すると誰も予想できなかった悪人ソロモンレーンを演じたのは、イギリス出身のショーン・ハリスです。日本公開での吹き替えはミッションインポッシブル6でも中尾隆聖です。ミッションインポッシブル6の前作でボスを務めた貫禄は変わらず、イーサンへの復讐心からさらにパワーアップを果たしています。

壊滅したシンジゲートのボスという事もあり、生かされていたソロモンレーンですが、ミッションインポッシブル6が始まるまでに幾つもの計画を進めていました。自分の脱出計画もそうですが、ラークと連絡を取りプルトニウムの開発を急がせ、カシミールに天然痘を撒くことでイーサンの元嫁であるジュリアをおびき寄せて復讐を果たそうとします。

ミッションインポッシブル6でもその悪役ぶりをいかんなく発揮したソロモンレーンを演じたショーン・ハリスは、ミッションインポッシブル以外にも「プロメテウス」や「レッドライディングシリーズ」などに出演しているベテランの俳優です。ミッションインポッシブル6でも死ななかった事から、ミッションインポッシブル6の次にも登場するのではとファンは期待しています。

イーサンの元嫁であるジュリアを演じたのは、ミシェル・モナハンというアメリカの女優です。日本公開の吹き替えは岡寛恵が担当しています。彼女はミッションインポッシブル３に登場し、ミッションインポッシブル４でイーサンと別れたこともあり、前作には登場しておりません。そんな、彼女が登場する事が決まった時には大変な話題になりました。

イーサンと結婚しましたが、彼女は世界中のテロリストから狙われるという過酷な状況に耐えられず、イーサンと離婚します。名前も身分も変えた彼女は、同じ医者だった男性と出会い結婚します。そして、持ち前の正義感からカシミールで起きている天然痘から人々を救うために現地に飛びます。それがソロモンレーンの仕掛けた罠だとも知らず、イーサンと運命的な再会を果たします。

ジュリアを演じたのはミッションインポッシブル３・４から引き続き、ミシェル・モナハンです。アメリカ出身の彼女ですが、実は大学生時代に日本に滞在していたこともあり、ある程度の日本語も話せます。女優としてのキャリアは広く、「ゴーン・ベイビー・ゴーン」や「ピクセル」といった映画にも出演しています。

ミッションインポッシブル6で初登場し、たびたびイーサンと対立するCIAのウォーカーを演じたのはヘンリー・カヴィルです。日本公開時の吹き替えはタレントとして活躍するDAIGOです。ミッションインポッシブルシリーズでは、CIAのような組織は足を引っ張るか、裏切り者という展開が多かったので、ウォーカーも何かあるだろうと予測していたファンは多かったです。

ウォーカーはCIAエージェントとして働く傍ら、テロ行為で世界を正しい方向に導こうとするラーンという顔を持っています。拘束されているソロモンレーンと接触をして、世界を浄化しようとする危険思考の持ち主で、本作のボスキャラになります。イーサンの命懸けの特攻によってヘリは墜落し、激しい肉弾戦の末生死不明で物語は終わります。もしかしたら、次の作品に登場するのではと言われています。

そんなウォーカーを演じたヘンリー・カヴィルはイギリスで今、注目を集めている俳優です。2013年にシリーズがリビーとしたスーパーマンの映画、「マン・オブ・スティール」にスーパーマンとして登場し、その後公開されたシリーズにも出演しております。鍛え上げられた肉体と、端正なルックスから多くの女性ファンを獲得しています。

本作でミッションインポッシブルシリーズに参加したCIA長官を演じたのは、アンジェラ・バセットです。日本公開の際の吹き替えは高島雅羅です。CIA長官のエリカは、IMFを快く思っておらず、イーサンが失敗したのをワザとではないかと勘繰り色々と圧力をかけます。その結果、IMFの基地にCIAのエージェントを送りこみ、ウォーカーたちを取り逃し、IMF長官を死なせてしまいます。

これだけの失態を侵した以上は更迭されるのが当然ですが、本編中ではそうなった確認できません。もしかすると、次回作で登場して、イーサンたちの邪魔をするのではと噂されています。そんなエリカを演じたアンジェラ・バセットは多くの映画に出演する、実力のある女優です。最近では「ブラックパンサー」や「バンブルビー」という映画に出演しています。

ラークとアポストルの間を取りもった武器商人、ホワイト・ウィドウを演じたのはヴァネッサ・カービーです。日本公開時の吹き替えは女優として活躍する広瀬アリスです。彼女はラークとアポストル以外にもCIAとも交渉をしており、イーサン達の正体を早い段階から見破り、ワザと協力をしていました。その目的は、自身の身の安全と、これから先商売をしていくうえで便宜を図ってもらう事です。

途中、正体を現したウォーカーやソロモンレーンの暴走などもありましたが、作戦は成功した事になり彼女はCIAの協力者としてのパイプを得ます。そんな彼女ですが、実はミッションインポッシブルシリーズに出てきたとある人物の娘という裏設定があります。熱心なファンなら一発で分かる小ネタですが、旧作へのリスクペクトだけにファンからは喜ばれています。

今回の新キャストで再登場する確率が最も高いと言われているホワイト・ウィドウを演じたヴァネッサ・カービーは、イギリスで将来を期待されている女優です。ミッションインポッシブル6のみならず、「The Crown」や「ジュピター」といった多くの映画やテレビドラマに出演しており、着実にキャリアを積んでいます。その演技力から、これからが楽しみな女優だと言わています。

多くのファンが公開を待ち望んだミッションインポッシブル6の日本公開は、2018年8月3日です。アメリカでは7月27日に公開されており、一週間ほど遅れての公開となります。アメリカに遅れての公開となった理由は不明ですが、それでも一度はトムクルーズの骨折で公開延期もあり得ただけに、ファンたちは無事に公開したことを喜んでいます。

ミッションインポッシブルシリーズ最新作にして、最大級のアクションシーンが盛り込まれているミッションインポッシブル6・フォールアウトは既に公開しております。大迫力のサウンドと大画面でのアクションは、観客の心を鷲掴みにします。もしも、今回のあらすじ記事を読んで、興味を持ったのなら、ぜひ劇場まで行き、自分の目で鑑賞されたら幸いです。

また、今回の記事を読んでミッションインポッシブルシリーズに興味を持たれたのなら、過去のシリーズもオススメです。若い頃のトムクルーズのアクションなどは必見の価値があるとファンは口を揃えて言います。多くのファンに愛され、それに応える様に進化しているトムクルーズとミッションインポッシブルシリーズは、これからも様々な伝説を作っていきます。