【シグナル100】映画のネタバレあらすじと結末は？感想や原作との比較も紹介

デスゲーム好きの間で人気を集めている作品といえば、『シグナル100』です。橋本環奈主演で映画化もされた『シグナル100』ですが、一体どのような作品なのでしょうか？まずは、『シグナル100』の原作情報と実写映画情報についてチェックしてみましょう。

『シグナル100』の原作は、宮月新が原作を担当、近藤しぐれが作画を担当する漫画で、ヤングアニマルにて2015年No.15から2016年No.20まで連載されました。そんな『シグナル100』の単行本は全4巻となっています。スピンオフ（前日譚）として描かれた『シグナル100 零』は、宮月新が原作、Ryukiが作画を担当し、漫画アプリ・マンガParkにて2019年に配信されました。

『シグナル100』の実写映画は、2020年1月24日にR15+指定の映画として公開されました。『シグナル100』の実写映画の監督は、『さまよう小指』や『春子超常現象研究所』の監督を務めた竹葉リサが担当し、実写映画の主演キャストは橋本環奈が担当し、世間の注目を集めました。

そんな『シグナル100』の実写映画は、同年4月にベルギー・ブリュッセルで開催される予定だった「ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭」への招待を受けていたのですが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大のため、同年の映画祭は中止となってしまいました。

原作は読者感想で人気を広め、橋本環奈主演で実写化を実現することとなった『シグナル100』。そんな『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレは一体どのようなものとなっているのでしょうか？お次は、『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレについてチェックしてみましょう。

『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレ1つめは、『自殺の催眠にかかる生徒たち』です。樫村怜奈が所属する聖新学園の3年C組生徒たち36人は11月3日に文化の日の特別授業として、学校の視聴覚室に集められました。そして視聴覚室では、3年C組担任の下部が作り出した不気味な映像が流され、生徒たちは全員、その映像を見てしまいます。

この映像というのが、自殺催眠でした。『自殺催眠』とは100個のシグナルの行動をすると自殺してしまうというもので、そのシグナルとは、『涙を流す』『遅刻する』『スマホを使う』などといった日常生活に潜んでいるものもあり、自殺催眠を解除するのは最後の1人になることが条件であると明かされました。

『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレ2つめは、『和田の策略』です。生徒たちは誰もが疑心暗鬼になりながら、どうにか自殺催眠を解くことはできないかと方法を調べていました。そんな中、和田隼と園田樹里はアメリカの凶悪事件に関する本を見つけ、シグナル50個を示します。

しかし、残りの50個のシグナルはわからず恐らく下部が付け足したものだと和田は言いました。和田はクラス全員で協力して乗り切ろうと呼びかけていましたが、実はシグナルが50個しかないという嘘の情報を伝えた他者を支配しようとした策略を繰り広げていました。

『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレ3つめは、『38の掟』です。和田隼と園田樹里はシグナルは62種類あり、それを知っているのは自分たちだけだとクラスメイトに伝え、クラスを支配するようになります。そんな中、樫村怜奈はシグナルは62種類の他にもう38種類あることに気付きます。

この『38の掟』とは下部があらかじめ制定していた「3年C組38の掟」のことで、起きての中には『学校の外に出ない』『学校で朝を迎えない』などといったことが定められており、このまま朝を迎えれば全員が死ぬことになることが判明しました。

『シグナル100』の実写映画あらすじネタバレ4つめは、『現在の生き残りは4人』です。多くのシグナルによって命を落としていく友人たち。生き残りは樫村怜奈と榊蒼太と和田隼と羽柴健太の4人になってしまいました。

『シグナル100』のあらすじネタバレがわかったところで、次に気になるのが結末ネタバレです。視聴者の感想としても賛否両論となった『シグナル100』の映画結末。そんな『シグナル100』の実写映画結末ネタバレは一体どのようなものとなっているのでしょうか？お次は、『シグナル100』の実写映画結末ネタバレについてチェックしてみましょう。

『シグナル100』の実写映画結末ネタバレ1つめは、『唯一の生存者は怜奈』です。最後に樫村怜奈が和田隼を殺害し、樫村怜奈は唯一の生存者として生き残ります。そこで下部先生から「樫村の暗示は解けている」と衝撃の事実を告げられました。

『暗示』とは、『下部先生に謝罪する』ことでした。愕然とする樫村怜奈は未成年ということで不起訴処分になり、恐怖のデスゲームの幕を閉じた…というのが、『シグナル100』・実写映画の結末ネタバレ1つめです。

『シグナル100』の実写映画結末ネタバレ2つめは、『数年後』です。唯一の生き残りとなった樫村怜奈は不起訴書分となった後大学に進学しました。そして大学卒業後はこの時の経験を胸に、教師の道へと進むことになります。しかし、樫村怜奈が担当するクラスも学級崩壊を起こし、かつての下部先生と同じ状況に追い込まれることになる…というのが、『シグナル100』・実写映画の結末ネタバレ2つめです。

原作は漫画、そして原作に基づいた実写映画が公開された『シグナル100』。そんな『シグナル100』ですが、実は実写映画と原作で大きな違いがあるそうです。『シグナル100』は、原作と実写映画で一体どのような点が違うのでしょうか？お次は、『シグナル100』の実写映画と原作の違いについて比較してみましょう。

『シグナル100』の実写映画と原作の違いを比較ネタバレ1つめは、『主人公やクラスメイトの性格』です。『シグナル100』では主人公やクラスメイトなどの、登場するキャラクターの性格が実写映画と原作で違うようです。

例えば、橋本環奈演じる樫村怜奈は、原作ではクラス内にも友達がいない暗い性格でしたが、実写映画版では明るい性格になっています。中村獅童演じる下部は、原作では不良生徒たちに土下座を強要されるなどのイジメを受けており、生徒たちからは「下僕」と呼ばれていましたが、実写映画版では生徒にいじめられるような経緯は無く、ただのサイコパスな立場に変わっています。

『シグナル100』の実写映画と原作の違いを比較ネタバレ2つめは、『下部のキャラ』です。前述したように、原作では不良生徒たちに土下座を強要されるなどのイジメを受けていた下部は、その復讐からクラスメイトたち全員に自殺暗示催眠をかけます。

一方、実写映画での下部は原作とは正反対、学級崩壊するような事実もなく、生徒たちから慕われていたのですが、下部は人の死を見ることで幸福を感じる精神異常者で、生徒達の死を見て幸福を感じるために自殺暗示催眠をかけていました。

『シグナル100』の実写映画と原作の違いを比較ネタバレ3つめは、『ボーナスタイムが存在しない』です。ある条件をクリアすれば催眠が解けるという『ボーナスタイム』が原作には存在するのですが、実写映画では『ボーナスタイム』が存在せず、シグナルの効果でどんどん生徒が亡くなっていくのも実写映画と原作の違いです。

2020年1月に公開された実写映画『シグナル100』。そんな『シグナル100』の実写映画ではどのような実写キャストが登場するのでしょうか？お次は、『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧でチェックしてみましょう。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧1人目は、『樫村怜奈役を演じた橋本環奈』です。『シグナル100』の実写映画で樫村怜奈役を演じたキャスト・橋本環奈は、福岡県出身の1999年2月3日生まれの23歳・血液型はAB型・身長152センチの女優です。2007年、福岡の芸能事務所『アクティブハカタ』に所属し、2009年には、事務所運営のダンス＆ボーカルユニット『DVL』のメンバーとして活躍します。

そんなアイドル時代に「奇跡の一枚」と言われた写真が拡散されたことによって、橋本環奈は「かわいすぎるローカルアイドル」「1000年に1人の逸材」と言われるようになり、一気に知名度を高めました。高校時代には第一興商の通信カラオケ『DAMチャンネル』の11代目MCを務めたり、『水球ヤンキース』で全国放送の連続ドラマに初出演したりと多方面で活躍することとなりました。

実写映画・『シグナル100』では主人公の樫村怜奈役を演じたキャスト・橋本環奈ですが、実はこれまでも実写映画『銀魂』シリーズや『キングダム』・『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』シリーズなどにも出演し、実力派女優として近年注目されています。

そんな橋本環奈が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・樫村怜奈は、『シグナル100』の主人公であり、原作ではクラスメイトや下部ら教師を冷めた目線で見ているため、クラス内にも友達はいませんでした。しかし、実写映画版では明るい性格となり、バドミントン部に所属しています。井沢学曰く2年C組三大美人の一人です。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧2人目は、『榊蒼汰役を演じた小関裕太』です。『シグナル100』の実写映画で榊蒼汰役を演じたキャスト・小関裕太は、1995年6月8日生まれの26歳・血液型はAB型・身長180センチの俳優です。2003年に芸能界デビューを果たし、CM『セキスイハイム、となりのハイムさんシリーズ』に阿部寛の息子役で初CM出演を果たしました。

そんな小関裕太が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・榊蒼汰は、『シグナル100』のもう一人の主人公です。不登校で登校していなかったので、クラスで唯一催眠術にかかっていない男子生徒でしたが下部先生が、榊蒼汰もゲームに参加するように仕組んでいたので、参加することになりました。恋心を抱いている樫村怜奈（橋本環奈）を救うために奔走します。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧3人目は、『和田隼役を演じた瀬戸利樹』です。『シグナル100』の実写映画で和田隼役を演じたキャスト・瀬戸利樹は、1995年10月7日生まれの26歳・血液型はB型・身長176センチの俳優です。俳優デビュー前は、初めて東京に行った際に美容師に声をかけられたことをきっかけにサロンモデルとして活動しました。

2013年に現在の所属事務所である研音の新人部門『Next Generation』に所属し、2014年にテレビドラマ『弱くても勝てます 〜青志先生とへっぽこ高校球児の野望〜』で俳優デビューを果たします。そんな瀬戸利樹が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・和田隼は、クラスの中心人物として下部をイジメていた不良生徒で学級崩壊を引き起こした人物です。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧4人目は、『西園寺聖也役を演じた甲斐翔真』です。『シグナル100』の実写映画で西園寺聖也役を演じたキャスト・甲斐翔真は、1997年11月14日生まれの24歳・血液型はB型・身長185センチの俳優です。高校在学中に現在の所属事務所であるアミューズからスカウトされたものの本人の希望により保留しており、卒業後の2015年に事務所に入所しました。

2016年には『仮面ライダーエグゼイド』のパラド/仮面ライダーパラドクス役としてテレビドラマ初出演を果たします。そんな甲斐翔真が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・西園寺聖也は、サッカー部のキャプテンで実写映画版のオリジナルキャラクターです。とても仲間思いな性格です。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧5人目は、『藤春昴役役を演じた中尾暢樹』です。『シグナル100』の実写映画で藤春昴役を演じたキャスト・中尾暢樹は、1996年11月27日生まれの25歳・血液型はAB型・身長176センチの俳優です。

2013年に開催された『D-BOYSオーディション10th』のファイナリストに選出され、当時新設されたワタナベエンターテインメントの系列事務所DIVE’所属し、2015年10月にはDIVE'からワタナベエンターテインメントへ移籍。そして2016年1月よりD-BOYSのメンバーとなりました。そんな中尾暢樹が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・藤春昴は、サッカー部所属の生徒で実写映画版のオリジナルキャラクターです。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧6人目は、『桐野玄役を演じた福山翔大』です。『シグナル100』の実写映画で桐野玄役を演じたキャスト・福山翔大は、1994年11月17日生まれの27歳・血液型はA型・身長175センチの俳優です。

エキストラから出発し下積みを経て2013年のテレビ東京「みんな!エスパーだよ！」で俳優デビューを果たし、2017年には『おんな城主 直虎』の近藤武助役で大河ドラマに初出演しました。そんな福山翔大が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・桐野玄は、サッカー部所属の生徒で実写映画版のオリジナルキャラクターです。桐野玄はクラスのムードメーカー的存在です。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧7人目は、『羽柴健太役を演じた中田圭祐』です。『シグナル100』の実写映画で羽柴健太役を演じたキャスト・中田圭祐は、1995年11月27日生まれの26歳・血液型はO型・身長182センチの俳優・モデルです。

中田圭祐は2014年9月に山本涼介・山本直人らと共に2000通に迫る応募の中から選ばれ、モデルデビューを果たしました。そんな中田圭祐が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・羽柴健太は、原作では正義感の強い体育会系男子で、一時的にクラスを引っ張るような存在でした。実写映画版では野球部所属の生徒で園田樹里とは恋人関係でした。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧8人目は、『園田樹里役を演じた山田愛奈』です。『シグナル100』の実写映画で園田樹里役を演じたキャスト・山田愛奈は、1998年9月6日生まれの23歳・血液型はO型・身長158センチの女優です。

山田愛奈は、2013年に行われたミスセブンティーン2013最終ファイナリスト、2014年に開催されたミスiD2015に入賞しデビューを果たしました。そんな山田愛奈が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・園田樹里は、図書委員であり、羽柴健太とは恋人関係です。原作漫画での園田樹里はギャル系女子で朝比奈優子を虐めていたリーダー格でした。

『シグナル100』の登場人物の実写映画キャスト一覧9人目は、『下部役を演じた中村獅童』です。『シグナル100』の実写映画で下部役を演じたキャスト・中村獅童は、1992年9月14日生まれの49歳・血液型はO型・身長177センチの歌舞伎役者・俳優です。

歌舞伎の名門・小川家（旧播磨屋、現・萬屋）に生まれた中村獅童は8歳で初舞台を務めました。そんな中村獅童が実写映画・『シグナル100』で演じた登場人物・下部は、2年C組の担任です。実写映画版では生徒に虐げられた経緯はなく、サイコパスな立場に変わっています。

人気漫画が豪華キャストで実写化され、世間の話題を集めた『シグナル100』。そんな『シグナル100』の実写映画について世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、『シグナル100』の実写映画に関する評価や感想についてチェックしてみましょう。

こちらの方は『シグナル100』の実写映画に対して「シグナル100漫画は設定しっかりしてて面白そうやな。映画は橋本環奈めちゃくちゃ可愛かったな。以外の感想出てこんかったな。」と感想ツイートしています。原作と実写映画の違いがあるので、そのギャップについていけず、主演の橋本環奈が可愛かったという感想しか出ないという方もいました。

こちらの方は『シグナル100』の実写映画に対して「シグナル100、当然だけどこの映画に何を求めているかで感想変わってくるよね。私は「目当ての俳優がどんな死様を披露してくれるのか見届けたい」なので満足……と言いたいところですが満足とまでは言えませんね。もっと幻想的に、悲しく、儚く、哀れに、無残に、美しく、汚く、を求めてしまう」と感想ツイートしています。デスゲーム映画なので死に様を焦点に拝見している方もいるようでした。

こちらの方は『シグナル100』の実写映画に対して「昨日の映画の感想言おう。シグナル100正直なんとも言えない作品なんだけど、愛情だったり、友情、嫉妬、が色んなところに散りばめてて、見飽きる事はなかったかな。88分ってほんと丁度良かった。これ以上長かったらしんどく感じたかも。小関くんと瀬戸くんが対局にいるのが良かった。」と感想ツイートしています。長さがちょうどよく、見飽きる事なく楽しめた方も多いようでした。

実写映画『シグナル100』のあらすじ・結末ネタバレ・感想・登場人物まとめについてはいかがでしたか？人気漫画を原作とし、橋本環奈主演で実写化された『シグナル100』。そんな『シグナル100』は衝撃の結末に驚かされた方続出のサスペンスホラー、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。