トランスフォーマーの登場キャラクター一覧！性格や特徴・武器など紹介

映画「トランスフォーマー」シリーズに登場するトランスフォーマーたちは、華麗な変形で世界中の子供たちだけでなく大人も魅了しています。上映された5作品でも、たくさんキャラクターたちが登場します。それぞれ性格、特徴が異なりますが、皆さんはご存知でしょうか。より映画を楽しむためにも、その主要な登場キャラクターの性格や特徴を一覧で紹介します。

トランスフォーマーには様々な車に変身する機械たちや様々な性格、立ち位置を持ったキャラクターが登場します。

トランスフォーマーは、もともとタカラトミーから発売されている変形ロボットのおもちゃシリーズの総称でした。その中でも、アメリカの大手玩具メーカーのハズブロ社と提携し、「TRANCEFORMERS」として北米展開したものが世界中で人気を博しました。「TRANCEFORMERS」は、玩具にとどまらずコミックスや映画、アニメ、ゲームなど世界的な商業展開が行われて、日本にも逆輸入された形で展開しています。

多岐にわたる商業展開の中でもスピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督の実写映画「トランスフォーマー」シリーズは皆さんもご存知ではないでしょうか。2007年に公開された「トランスフォーマー」から「トランスフォーマー/リベンジ」、「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」、「トランスフォーマー/ロストエイジ」、2017年公開の「トランスフォーマー/最後の騎士王」まで計5作品が製作されています。

映画「トランスフォーマー」シリーズは、惑星サイバトロンで生まれた金属生命体「トランスフォーマー」たちが、その命の源であるオールスパークをめぐって正義の「オートボット」と悪の「ディセプティコン」に分かれて争います。「トランスフォーマー」は、環境に適応するために、トランススキャンという能力を使って様々なものに擬態することができます。

バンブルビーは、オートボットの斥候(せっこう：偵察する役割)で、全作を通じて登場します。特に第１作「トランスフォーマー」ではオートボット側のメインキャラクターとして活躍します。人懐っこい性格で友人を守るため勇敢に戦います。バンブルビーは、シボレー・カマロに変形しますが、その形は作中でどんどんリニューアルされていきます。

1作目「トランスフォーマー」では2代目カマロで登場しますが、「トランスフォーマー/リベンジ」では、5代目カマロ、「トランスフォーマー/ロストエイジ」では、初代カマロで登場し、2014カマロ・コンセプトに再スキャンされます。武器は、腕のプラズマキャノン、ブラスター、ワイヤーアンカーなどが装備されています。

オプティマス・プライムは、オートボットの総司令官。その性格は、冷静沈着で思慮深く真面目で、責任感もあり、皆からの信頼も厚いです。その反面、敵は確実に殲滅する冷酷さも兼ね備えています。オプティマス・プライムは、ピータービルト・379モデルのトレーラートラックへ変形します。

武器は、両腕のエナジーブレイド、エナジーフック、大口径マシンガン、バルカン砲などがあります。シリーズの中でパワーアップし、2作目の「トランスフォーマー/リベンジ」では、ジェットファイヤーパーツが付いたジェットパワー・オプティマス・プライム、3作目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」では、ジェットウィングを装着したジェットウィング・オプティマス・プライムとなっています。

5作目の「トランスフォーマー/最後の騎士王」では、創造主クインテッサに洗脳され、地球を滅ぼす刺客メネシス・プライムとして、人類を滅ぼすべく地球へ攻め込みます。

アイアンハイドはオートボットの副司令官です。カッとして頭に血がのぼりやすい性格ですが、戦闘に関しては高い能力を発揮します。アイアンハイドは、GMC・トップキックC4500に変形します。肉弾戦を得意としキャノン砲や2丁拳銃で戦います。

ラチェットは、オートボットの軍医兼科学者で、仲間の修理を主な任務とします。ラチェットは、ハマー・H2のレスキュー車へ変形します。仲間を修理するためのハンマーや回転カッターなどを使って攻撃をします。

ドリフトは4作目「トランスフォーマー/ロストエイジ」から登場する元ディセプティコンのオートボットです。ヘリコプター、ブガッティ・ヴェイロン・グランスポーツ・フィテッセ(5作目「トランスフォーマー/最後の騎士王」では、メルセデスAMGGTR)に変形するトリプルチェンジャーです。

性格は冷静沈着ですが、短気な一面もあります。俳句をたしなむ日本的なキャラクターで、英語版ではハリウッドで活躍中の俳優の渡辺謙さんがCVを務めています。武器は、日本刀のような剣による二刀流です。

フォールンが作った悪の組織がディセプティコンです。オールスパークを悪用して他の惑星の機械を操り支配します。軍用兵器に変形します。リーダーのメガトロン、ナンバー２のスタースクリーム、ブラックアウト、バリケードなどが登場します。それぞれ一覧で紹介します。

メガトロンは、体力、知力、狡猾さを備えた性格のディセプティコンのリーダーです。宇宙支配の野望を持っています。はるか昔にキューブを求め、地球に飛来し、北極に不時着し、仮死状態でセクター7にて冷凍状態で保存されていました。

メガトロンは、他のトランスフォーマーとは異なり闇黒物質を常食としたパワーコアを持っていて、不死身に近い存在です。エイリアンジェットへ変形します。武器は、右手のチェーンメスとフュージョンカノン砲です。

ガルバトロンは、4作目の「トランスフォーマー/ロストエイジ」で登場するディセプティコンのリーダーです。その実は、3作目「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」で倒されたメガトロンなどのディセプティコンの死体や残骸をもとに、反トランスフォーマー組織KSIによって作られた人造トランスフォーマーの試作品です。

本来は、KSIによって無線操縦されるはずでしたが、頭部だけ生き永らえたメガトロンによって、ガルバトロンが生まれます。武器は、両腕から展開するブレードとミサイルキャノンです。胸部には、円形のシュレッダーがあり、敵の武器を粉砕することができます。フレイトランナー・アゴーシュへ変形します。

スタースクリームは、メガトロン不在の間、指揮を務めていたディセプィコンのナンバー2です。野心家であわよくばメガトロンにとって代わって、ディセプティコンのリーダーになろうと目論んでいる残忍卑劣な性格です。ステルス戦闘機のロッキード・マーティン・F22ラプターへ変形します。主な武器は、両腕を変形させたミサイルとガトリング砲です。

ブラックアウトは、ディセプティコンの戦士で登場するオートボットの中でも最も大きなものの一つに数えられています。軍用ヘリコプターのシコルスキー・ＭＨ53ペイブロウに変形します。プラズマキャノンやローターブレードなど多彩な武器を持っています。

サウンドウェーブは、ディセプティコンの諜報部員です。2作目の「トランスフォーマー/リベンジ」では、人工衛星のエイリアンサテライトとエイリアンシャトルへ変形し、米軍の衛星をハッキングしたり、通信妨害したりします。3作目の「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」では、メルセデスベンツ・SLS　AMGに変形しています。武器として、音波砲・サウンドブラスターを搭載しています。

ダイナボットは、3作目「トランスフォーマーロストエイジ」から登場するオートボット、ディセプティコンのどちらにも属さない、戦いの勝利と自分たちの自由のために戦う伝説の騎士のことです。全員が騎士風のロボットモードを持ちますが、恐竜の姿で戦うことが多いです。リーダーのグリムロック、スコーンらがいます。それぞれのキャラクターを一覧で紹介します。

グリムロックは、ダイナボットのリーダーです。性格は傲慢で相手を力で叩き潰すことを好んでいます。グリムロックは、ティラノサウルスへ変形します。恐竜の姿で、火を吐いたりかみついたり、尾を使って攻撃します。

スコーンは、ダイナボットのメンバーです。グリムロックよりも大きな体躯を持ちます。スコーンは、背中にたくさんの棘が生えたスピノサウルスへ変形します。武器は、左腕が鞭のように変形するスクラップメーカーソードです。恐竜の姿の時は、背中の棘を利用して戦いに挑みます。

ストレイフは、ダイナボットのメンバーで、唯一空を飛ぶことができます。温厚で人懐っこい性格をしています。ストレイフは双頭の翼竜へ変形します。武器は、双剣とボウガンのブリッツウイングボウです。

スラッグは、ダイナボットのメンバーです。大きな体躯をしていますが、俊敏で高い戦闘能力と運動能力を持っているのが特徴です。スラッグは、トリケラトプスへ変形します。武器は、双剣のトレイルカッターソードです。

創造主は4作目「トランスフォーマー/ロストエイジ」から登場するトランスフォーマーの生みの親とされる存在です。4作目「トランスフォーマー/ロストエイジ」では、ロックダウンを遣わした存在として語られるだけで明らかにならず、5作目「トランスフォーマー/最後の騎士王」でその存在が明らかになります。サイバトロン星を復活させるため、地球のエネルギーを吸い取ろうと画策します。創造主に関連するキャラクターを紹介します。

ロックダウンは、ランボルギーニ・アヴェンタドールLP700-4へ変形します。頭部のキャノン砲、腕のブレードとブラスターガン、ミサイル、グレネード弾など多彩な武器を所持しています。戦闘能力は高く、特に格闘戦ではオプティマス・プライムを凌駕する実力を持っています。

創造主クインテッサは、4作目の「トランスフォーマー/ロストエイジ」では、ロックダウンを遣わした存在として語られ、5作目の「トランスフォーマー/最後の騎士王」でその存在が明らかになります。生命をつかさどるプライムの一人でトランスフォーを創造した存在であり、オートボットでも、ディセプティコンでもありません。オプティマス・プライムを洗脳し、地球を滅ぼすための刺客メネシス・プライムとして差し向けます。

インフェルノコンは、5作目「トランスフォーマー/最後の騎士王」に登場するクインテッサの配下の兵士です。鬼のような2本の角を持ちます。6体が合体することで、巨大なインフェルノカスとなります。

コンストラクティコンズは、建設車両へ変形するディセプティコンの陸上部隊のことです。主に映画の「トランスフォーマーリベンジ」に登場します。デモリッシャー、スクラップメタル、デバステーターが登場します。それぞれのキャラクターを一覧で紹介します。

デモリッシャーは、オプティマス・プライム3倍ほどの巨大なコンストラクティコンです。その形は、特徴的で人型ではなく、巨大な一輪車のおばけのようです。デモリッシャーは、油圧ショベルのテレックスO&K・RH400へ変形します。

スクラップメタルは、コンストラクティコンで、VOLVOのショベルカーへ変形します。メガトロン復活のためのパーツとなるべくバラバラに解体されてしまいます。

ランページは、コンストラクティコンで、バネのような下肢を使って、はねて移動します。キャタピラー・D9L・ブルドーザーへ変形します。

ランスフォーマーに登場するキャラクターを紹介してきました。トランスフォーマーは、オートボット、ディセプティコン、コンストラクティコン、ダイナボットに分かれていますが、特徴はそれぞれ大きく異なります。映画5作品でたくさん出てきますので、気になる方は、映画でチェックしてみてください。