ハリーポッターのセドリック・ディゴリーまとめ!魅力や死因を考察

世界中で人気のハリーポッターシリーズ。イギリスの作家J・Kローリングによるファンタジー小説です。このシリーズは世界73の言語に翻訳されており、シリーズ世界累計発行部数は4置く5000万部以上にも上ります。そんな、ハリーポッターシリーズの魅力は数多く登場するキャラクターです。今回はそんなキャラクターの中の一人であるセドリック・ディゴリーの魅力と死因ついて注目します。皆様にセドリックについて興味を持っていただければ幸いです。

ハリーポッターのセドリック・ディゴリーまとめ!魅力や死因を考察のイメージ

目次

  1. ハリーポッターのセドリック・ディゴリーとは?魅力や死因を考察!
  2. ハリーポッターシリーズとは?
  3. ハリーポッターのセドリック・ディゴリーの魅力とは?
  4. ハリーポッターのセドリック・ディゴリーの死因とは?
  5. ハリーポッターのセドリック・ディゴリーのネタバレまとめ

ハリーポッターのセドリック・ディゴリーとは?魅力や死因を考察!

ハリーポッターシリーズに登場するセドリック・ディゴリー。彼はホグワーツ魔法魔術学校のハッフルパフ寮に所属する6年生です。名前だけ聞くとあまりピンとこない人もいるかもしれませんが、彼はホグワーツ魔法魔術学校における優秀な魔法使いでした。しかしとあることがきっかけで、亡くなってしまいます。そんな彼の魅力とは?死因とは?このページではこれらについて紹介していきます。

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ハリーポッターシリーズとは?

ハリーポッターシリーズは児童文学の枠を越えた人気作品として世界的な人気を誇るシリーズです。73の言語に翻訳され、シリーズ世界累計発行は4億5000万部以上にも上り、史上最も売れたシリーズ作品となっています。このハリーポッターシリーズは2001年にはシリーズ第1作から順に映画化されています。

ハリーポッターのホグワーツ魔法魔術学校

ハリーポッターシリーズに登場するホグワーツ魔法魔術学校は6年生となっています。魔法の技術を教えるイギリスの魔法学校で、スコットランドのどこかに存在するとされています。しかし、ハリーポッターシリーズの世界において、ホグワーツの正確な場所は魔法によって隠されているため誰も突き止めることができないとされています。

一般の人たちがこのそばを通りかかったとしても、ただの廃墟にしか見えません。人間社会とは隔絶した魔法界の中で最高の教育機関に位置付けられています。その為、ここに来る子供たちは皆、ハリーポッターシリーズの世界における魔法の素養が認められた未来ある魔法使いの卵なのです。

偉大なる4人の創設者

そんなホグワーツ魔法魔術学校は、偉大なる4人の魔法使いによって993年頃に創立されました。その創立者4人は自身の名前を冠したグリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリン4つの寮を設けます。そしてこの寮の制度はホグワーツ現在まで脈々と受け継がれてきました。新入生たちは、初めに入学すると組み分け帽子によってそれぞれの寮に組み分けられます。

そして、組み分けられた寮で6年間の学校生活を送るのです。この寮制度ですが、ただの寮と侮るなかれ。この寮ごとで多くの学校行事に参加するのです。また、所属していた寮が将来の就職先に影響することもあるので生徒たちにとってどの寮に組み分けられるかは非常に重要なことなのです。

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ハリーポッターのセドリック・ディゴリーの魅力とは?

それでは、今回の主役であるセドリック・ディゴリーの魅力と死因について迫ります。主人公であるハリーポッターとも関わり深い人物です。シリーズ第3作である「ハリーポッターとアズカバンの囚人」のクィディッチの試合にて初登場しています。その次作の「ハリーポッターと炎のゴブレット」の三大魔法学校対抗試合の時には出場を狙い、炎のゴブレットに名前を入れます。その結果、見事彼はホグワーツ代表選手として選ばれます。

また、セドリックは主人公であるハリーポッターの持つ魔法使いとしての倫理感に大きな影響を与えた人物の1人でもあります。そんな周囲から認められ、数多くの功績を打ち立てた彼の魅力とは一体何なのでしょうか?

ハンサムなセドリック!

数多くの魅力を持っている男ですが、まず初めにあげられる魅力はその容姿の良さでしょう。彼は映画ではもちろん見ればわかりますが、原作においてもハンサムであるとされています。このハリーポッターシリーズにおいてハンサムであると明記されているのは、限られた数人だけのようです。

このことからもセドリックはハリーポッターシリーズの原作、映画共に優れた容姿であることが分かります。この優れた容姿というのはとても魅力的な要因の一つとなります。優れた容姿というのはそれだけで人を魅了することができます。

キャプテンにしてシーカーを務める身体能力!

次なる魅力としてあげるのは、運動能力の高さです。彼がクィディッチの選手にしてキャプテン、そしてシーカーまで勤めていることからもわかります。クィディッチというスポーツは、ハリーポッターシリーズの世界における大人気のスポーツのひとつとして位置づけられています。魔法使いたちが箒に乗って空を飛び、互いのゴールにボールを入れあい得点を競うといった内容のスポーツです。1チーム7人の2チームで対戦を行います。

試合中はボールの奪い合いで箒に乗っている相手めがけて複数人で取り囲んだり、ボールを奪うためにタックルをしたりと結構なラフプレーが生じることもあります。例えるならばサッカーとラグビーとバスケットボールの中間的な要素を持った空を飛ぶスポーツです。そして、このクィディッチというスポーツには試合を大きく左右するキーマンが存在します。それがシーカーです。

このシーカーは、試合中スニッチと呼ばれる黄金の空飛ぶ小さな球をひたすら追いかけます。これを取ると試合が終了。そして取ったチームには、150点の得点が与えられます。ゴールによる点が1回10点ということを考えると、非常に大きな得点であることが分かります。

そんな試合を大きく左右するシーカーのポジションを彼は務めているのです。チームメイトにとって彼はそれほどまでにチームの支柱なのです。こうして彼がチームメイトに認められているのも、ひとえに彼の努力、そして能力の賜物でしょう。

素晴らしいフェアプレー精神!

ハリーポッターシリーズ第3作の「ハリーポッターとアズカバンの囚人」においてハリー達グリフィンドールは、セドリック率いるハッフルパフとクィディッチの寮対抗試合で当たります。その試合中ハリーは吸血鬼のせいで箒から落ちてしまうというアクシデントが発生します。結果、試合はハッフルパフの勝利に終わります。

ハリーポッターシリーズの原作だとセドリックはこのことを知った後、試合のやり直しを希望します。せっかく自分たちが試合に勝利したのに、公平じゃないから試合のやり直しを希望するなんて素晴らしいフェアプレー精神です。

相手に対する礼節を忘れず義理堅い!

次にあげられるのがセドリックの義理堅い性格です。これは、ハリーポッターシリーズ第4作「ハリーポッターと炎のゴブレット」にて見られます。セドリックは、トライウィザード・トーナメントと呼ばれる3大魔法対抗試合の第1の課題がドラゴンであることをハリーに教えてもらいます。セドリックは、これを教えてもらったお礼にハリーに第2の課題に関わってくる金の卵の謎を解くヒントを教えます。

ハリーポッターシリーズの原作小説では、最後の課題においてセドリックはハリーよりも先に優勝杯にたどり着きます。しかし、そこでハリーが来るのを待ち一緒に優勝杯を手にします。これはセドリック自身が迷宮内でハリーに助けられたためハリーの方が優勝するのに正しいという思いからでした。ここまで、相手にしっかりと恩返しができるセドリックはとても人間ができているのではないでしょうか?

己の信念を貫く強さ!

トライウィザード・トーナメントの4人目の代表としてハリーが予期せず選ばれた結果、それが垣間見えます。このトライウィザード・トーナメントにおいて、ハリーは予期せぬ展開から選ばれてしまったので、全校生徒から卑怯な手を使い代表になったと非難を浴び、卑怯な手を使ったハリーポッターとまで言われてしまいます。では、なぜこれほどまでにハリーが非難されてしまったのでしょうか?

実はこの大会、過去に事故による死者が出ているので今回の大会は安全面に考慮して代表選手は17歳以上の選手から選ばれることになっていました。その選出方法は、炎のゴブレットに名前を書き自ら入れその中から選出されるといったものでした。ですので、ハリーは本来炎のゴブレットに名前を入れることすらできませんでした。

それなのに、なぜか炎のゴブレットの中にハリーの名前が書かれた紙が出てきて4人目の代表選手として選出されてしまいます。このことから、ハリーは全校生徒に卑怯な手を使いメンバーに選ばれたとあらぬ疑いをかけられます。

ハリーに対して全校生徒は疑惑の目を向け中にはハリーのことを誹謗中傷するバッジをつける者までいます。親友のロンですらハリーの事を疑います。しかし、そんなときでもセドリックはハリーに対していつもと変わらず接します。周囲に流されることなく自分の中の信じる物を貫くところもまた彼の魅力の一つでしょう。

ホグワーツを代表する優秀な魔法使い

ハリーポッターシリーズにおいて彼は優秀な魔法使いです。彼が亡くなった時ホグワーツ校長であるダンブルドアも、次のように彼のことを偲んでいます。「セドリックはハッフルパフ寮の特性を多く備えた、模範的な生徒じゃった。忠実によき友であり、勤勉であり、フェアプレーを尊んだ。」この言葉からもわかる通り彼はハッフルパフひいてはホグワーツの顔ともいえるべき優秀な生徒だったのです。

ハッフルパフに対しては他の寮に入れなかった生徒を広く受け入れるため、劣等生のイメージがあります。自らの名声や功績に固執しないから目立った生徒がいないだけで、実際はそうではありません。

在学中に優秀な成績を残さないと就けない闇祓いの職に就いたニンファドーラ・トランクスなどセドリック以外にも優秀な生徒がいます。何よりトライウィザード・トーナメントにおいてホグワーツ代表としてセドリックが選ばれたことがホグワーツにおいて彼が優秀な魔法使いであるという証明なのです。

ハリーポッターのセドリック役を演じるロバート・パティンソン

そんな彼の魅力を引き出しているのは彼ことセドリック・ディゴリーを演じているロバート・パティンソンです。そんな彼のキャリアは多岐に渡っています。2004年にテレビ映画「ニーベルングの指環」でデビュー。「ハリーポッターと炎のゴブレット」翌年にはセドリック・ディゴリー役を演じています。

2008年には「トワイライト~初恋~」で主人公の恋人役を演じています。また、2009年には第81回アカデミー賞のプレゼンターを務め、2015年には「ディーン、君がいた瞬間」を演じています。2017年にパティンソンが演じた主人公は彼のキャリアにおいて最高最高の演技を見せていると絶賛されています。

これほどまでに魅力ある彼がハリーポッターシリーズにおけるセドリックを演じたからこそ、より魅力的なキャラクターになったと言えるでしょう。

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ハリーポッターのセドリック・ディゴリーの死因とは?

このように数多くの魅力を持つセドリック・ディゴリーですが、ハリーポッターシリーズにおける彼の死因とは何なのでしょうか?そしてなぜセドリックは死ななければならなかったのか?数多くの疑問が残る彼の死因について、触れていきましょう。

優秀過ぎたセドリック・ディゴリー

まず彼の直接的な死因について触れていきましょう。セドリックとハリーは三大魔法学校対抗試合通称トライウィザード・トーナメントにおいて共に優勝者として優勝杯を一緒に手にします。しかしその優勝杯は何者かにより移動キーに代えられていてリトルハングルトンの墓地に飛ばされてしまいます。

そこには、復活前のヴォルデモートとその配下であるワームテールことピーター・ペテグリューが待ち構えていました。ヴォルデモートの命でペテグリューはセドリックに死の呪文をかけます。これによってセドリックは殺されてしまいます。これがセドリックの直接的な死因です。

そもそもセドリックが優勝しなければ優勝杯までたどり着かず、死ぬこともありませんでした。ヴォルデモートはハリーのみが優勝杯にたどり着くように仕向けていました。しかし、その予想を反してセドリックは優勝杯にまでたどり着いてしまったのです。彼が優秀であったことが、皮肉にも彼の間接的な死因となってしまったのです。

ピーター・ペティグリューとは?

ここでセドリック・ディゴリーの直接的な死因の張本人であるワームテールこと、ピーター・ペティグリューについて少し触れておきます。このピーター・ペティグリューという男なのですが、とにかく卑怯な男です。彼は、第一次魔法戦争時不死鳥の騎士団の所属しておきながら、裏では死喰い人としてヴォルデモート側に属していました。

そして、ハリーの両親をヴォルデモート卿に売りわたした張本人でもあります。その後ヴォルデモート卿が敗れた後は裏切り者として不死鳥の騎士団から、死喰い人側からは敗北の原因とされて追われる羽目になります。そして両方の追手から逃れるためにハリーの両親殺害の罪をシリウス・ブラックに擦り付け自身は逃亡します。

実はロンの飼いネズミであるスキャーバーズに化けていました。そうです。12年間もウィーズリー家にペットとして隠れていたのです。そんな卑怯者のペティグリューはシリーズ第3作「ハリーポッターとアズカバンの囚人」にて初登場。シリウス達に正体を暴かれますが、またしても、逃げられてしまいます。

「ハリーポッターと炎のゴブレット」で再登場してセドリックを死に追いやるのです。もし、シリウスたちがペテグリューを捕まえることに成功していたら、セドリックの死因を排除することができたかもしれません。

セドリックの死は防げなったのか?

ペテグリューによって殺されてしまったセドリックですが、この死因は防ぐことができなかったのでしょうか?そもそもセドリックはホグワーツ魔法魔術学校の6年生という最上級生ポジションで優秀な生徒です。ホグワーツを卒業した生徒たちは魔法界の各所で魔法に関わる職業に携わります。つまり、成人の魔法使いに近い実力は持っているのです。

しかも、そこにはハリーも一緒にいました。この時はまだヴォルデモートも手負いの状態でとても戦える状態ではありません。2人が協力すればペテグリューに勝てないまでも善戦することができ、逃げる時間を稼げたのではないでしょうか?しかし、この時ハリーとセドリックはトライウィザード・トーナメントと呼ばれる過酷な魔法対抗試合を終えた直後でした。

この時の2人は万全の体力ではなかったのです。おそらくはそれさえも、ヴォルデモートの策略であったのかもしれません。2人が万全の体力ならば、結果はまた違っていたかもしれません。また、この時2人はいきなり墓地に飛ばされてきていて、自分たちの置かれた状況が上手く把握できていませんでした。

そんな状態で言わば不意打ちとも言えるような形でセドリックは攻撃を受けてしまいます。もし、何か一つでも違っていたらセドリックの死という悲しい結末を変えることができたかも知れません。

ハリーポッターのセドリック・ディゴリーのネタバレまとめ

クィディッチにてハリー達グリフィンドールと対戦!

ハリーポッターシリーズにおけるセドリックの初登場はハリーポッターシリーズ第3作「ハリーポッターとアズカバンの囚人」です。そこで、ハリー達グリフィンドールと熱い接戦を繰り広げ、見事セドリック率いるハッフルパフは勝利します。

トライウィザード・トーナメントに出場!

その後、ハリーポッターシリーズ第4作「ハリーポッターと炎のゴブレット」にて再登場します。ボーバトン魔法アカデミー、ダムストラング専門学校、ホグワーツ魔法魔術学校の3校により行われる三大魔法学校対抗試合、通称トライウィザード・トーナメントが開催され、セドリックは見事ホグワーツ代表選手として選出されます。元々、優秀な生徒ということもあり、周囲からの期待も非常に大きいです。

トライウィザード・トーナメントにて見事優勝するも…

様々な課題が出題されるトライウィザード・トーナメント。時に困難に見舞われながらも、セドリックは見事ハリーと共に優勝杯へとたどり着き優勝します。しかし、その優勝杯には移動キーが仕掛けられており、触れた途端にリトルハングルトンの墓地へ飛ばされてしまいます。そこには、復活前のヴォルデモート卿とその手下ピーター・ペティグリューが待ち構えており、手下のペティグリューの死の呪文によってセドリックは殺されてしまいます。

セドリック・ディゴリーがハリーポッターに与えた影響

セドリックの死はその後のハリーに少なからず大きな影響を与えました。ハリーは両親が亡くなった時の記憶はまだ生まれた直後でありませんでした。そのため頭では人が死ぬとはどういうことか分かっていても、それが実際にはどのようなものなのかまでは分かっていなかったことでしょう。しかし、セドリックが死んだときはじめて死というものを間近で目撃してしました。

この時、ハリーは初めて死というものの本当の恐ろしさを目の当たりにしたのです。これによってハリーはセストラルという天馬が見えるようになります。このセストラルは死を目の当たりにした人にしか見ることはできません。ハリーはセドリックの死を目撃してしまったため見えるようになったのです。

また、このセドリックの死はハリーにとって、最もショックであった出来事の一つであったことでしょう。そんなこの出来事は、ハリーに打倒ヴォルデモートをより強く決意させたのではないでしょうか?

セドリックの活躍をぜひ映画ハリーポッターで見てみよう!

ここまでいかがでしたでしょうか?セドリック・ディゴリーはハリーポッターシリーズにおいて途中退場してしまうので、シリーズ全編を通しての出番は多くありません。しかし、こんなにも魅力的な人間で、ハリーポッターシリーズを語るうえでは、欠かせない人物なのです。皆様に少しでもセドリック・ディゴリーの魅力や死因について理解していただけたならば幸いです。

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