【Netflix映画】ARQ:時の牢獄のあらすじと感想は？ラストの結末もネタバレ考察

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』は、アメリカ合衆国とカナダが協力して製作した作品になっています。監督のトニー・エリオットは、海外のテレビドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」を手掛けていました。映画『ARQ:時の牢獄』では、脚本も務めています。SFアクション映画になっていて、感想が考察なども人気です。

• ロビー・アメル： レントン役
• レイチェル・テイラー：ハンナ（マザー）役
• ショーン・ベンソン：ソニー役
• グレイ・パウエル：グリム（ファーザー）役
• ジェイコブ・ニーエム：ブラザー役
• アダム・ブッチャー：カズ役
• タントゥー・カーディナル：教皇役
• ニコラス・ヴァン：ブレック役 

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の主要キャストの「ロビー・アメル」は、この作品の他にも「デスペラードス 〜崖っぷち女子旅〜」や「理想の男になる方法」や「ザ・ベビーシッター」などのNetflix映画にも出演しています。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のあらすじ①監禁されるハンナとレントンを紹介していきます。ハンナとベッドで目を覚ましたレントンは、時計を見て朝の6時16分だと知りました。横で眠るハンナの方にあるマークを撫でていたレントンでしたが、突如部屋の中に侵入してきた何者かに襲われます。逃げ出すのに失敗し、頭を強打しました。

頭を強打したレントンが目を開くと、再び6時16分だったのです。レントンは、再び襲われて地下室に拘束されてしまいます。ハンナも捕まり、レントンと椅子に縛り付けられました。2人を襲った人物は、カズのいとこだと言ってブラザー、ソニー、ファーザーと名乗ります。ファーザーは、仮株券を渡すようにレントンに言いました。

レントンは、ハンナが後をつけられていたことに気づきます。3人が食事をとりに上の階へ行ったのを見たレントンは、縛られていた縄を外してハンナと逃げることにしました。レントンは、トーラスに逮捕された時にいた人物たちだと気づきます。トーラスは、レントンの持っているARQを取り戻す為に3人が送られてきたんだとハンナに説明しました。

レントンは、上の階へと向かいます。しかし、ハンナが物音を立てたせいで見つかってしまいました。レントンは刺されて、気を失います。次に目覚めると、また6時16分で同じ3人に捕まってしまいました。敵が同じように上の階へ行くのを確認し、レントンはハンナに時間がループしてることを教えます。ハンナは、話しを信じようとしませんでした。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のあらすじ②ARQの正体を紹介していきます。ハンナに頭がおかしくなったと言われたレントンは、PCの画面を確認してARQがタイムループを引き起こしてると話しました。レントンに説明されたハンナは、何故自分が覚えていないのか疑問に思います。レントンも、自分だけ覚えてるのかわかりませんでした。

レントンは、家から脱出する為にガスを家の中に充満させて3人を殺すことにします。レントンが囮になりましたが、ハンナが失敗し捕まってしまいました。ハンナは、何度もレントンに謝ります。ハンナを人質に取られ、レントンは仮株券の場所を教えました。3人は、レントンの金庫の中にあった全ての仮株券を取り出し、大義の為に使うと言います。

殺されそうになったレントンでしたが、ハンナが3人を止めました。ハンナは、3人と同じブロックという組織のメンバーだったのです。ハンナは、仮株券がどうしても必要だったとレントンに言いました。レントンは、ハンナが頼めば素直に渡していたと言います。ハンナが部屋を出ると、ファーザーは銃でレントンを撃ち殺してしまいました。

目が覚めると、レントンは再び6時16分に戻っていたのです。同じように2人で拘束されましたが、レントンはハンナに本当のことを話せと詰め寄ります。ハンナは、レントンの居場所を知りたがっていたトーラスに3日間拷問され、市民権や家を奪われてしまったのです。ハンナは、それ以上話さず、レントンを騙そうとしていました。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のあらすじ③繰り返すループを紹介していきます。レントンは、ハンナを油断させて拘束しました。レントンは、ARQを生み出した時にトーラスの人間にバカにされたことを明かします。ARQは、永久不滅のエネルギー源だったのです。ハンナは、レントンの話しを聞きただの仮株券を奪った泥棒と言い放ちます。

ハンナは、ブロックの組織でマザーと呼ばれていました。レントンがハンナを説得し、仮株券を山分けすることで和解することにします。ハンナに裏切られた3人は、状況が理解できずに困惑しました。しかし、ハンナは犠牲者を出さない為だとみんなに言い聞かせます。レントンは、ハンナと一緒に遠くへ行こうとしますが、断られました。

断られたレントンは、ハンナに仮株券を渡す話は無しだと言います。するとハンナが激怒し、レントンの喉を撃ってしまいました。再び6時16分に目覚めると、今度はレントンだけでなくハンナも時間をループしていることに気づきます。ハンナには、レントンを撃った記憶があったのです。ファーザーに拘束されたハンナは、パニックになっていました。

時間をループしているなんて信じることができなかったのです。レントンは、PCに残っている記録を見て9時25分に毎回ループが終わっていることに気づきました。ハンナは、タイムループの原理を聞いてトーラスが狙っている理由を理解します。レントンは、ハンナの話しを聞いてブロックのメンバーと交際していることを知りショックを受けました。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の見どころ①は、タイムループの面白さです。あらすじでは、主人公のレントンたちが何度も同じ時間に目覚めていました。朝の6時16分に目覚めたレントンは、何度もハンナと共に目覚めてブロックから来た3人に襲われることになります。ラストまで、何回もタイムループしていました。

しかし、9時25分になればすべてがリセットすることが判明しています。タイムループする度に、出来事などが変化していき登場人物たちの行動も変わっていました。主人公のレントンがタイムループを自覚しているという点が、映画『ARQ:時の牢獄』の最大の見どころになっています。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の見どころ②は、テンポが良いです。この作品は、ラストまでタイムループする時間が6時16分～9時25分の間のまま変化することがありませんでした。あらすじが進むにつれて、ARQの回転速度が速くなっていき、その影響で時間の流れにも変化が出ています。

感想でもテンポの良さが評価されていて、あっさりと主人公や登場人物たちが死んで生き返るシーンなども話題になっていました。タイムループ作品は他にも多くありますが、ストーリーがダラダラと進むモノも多いので、映画『ARQ:時の牢獄』は比較的見やすい作品にもなっています。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の見どころ③は、少しずつ謎が解かれるている点です。あらすじでは、主人公のレントンが何度もタイムループすることで、謎が徐々に解かれていきました。レントンを襲撃した4人の組の正体や、元恋人のハンナの正体と目的などが徐々に判明していきます。

他にも、レントンがなぜARQを持っているのかや、外の世界がどうなっているかなども明らかになっていきました。ARQが引き起こしている現象や、タイムループをしている理由なども解説されています。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の見どころ④は、ループに矛盾がないです。タイムループがテーマになっている作品の中には、矛盾している部分がある場合があります。しかし、映画『ARQ:時の牢獄』には矛盾点が少なくなっていました。

ARQがきっかけでタイムループを引き起こしていて、その現象が起こっているのも円の中だけだと判明しています。世界全部ではなく、主人公のレントンの家の周辺だけがタイムループしているという点や、時間が9時25分までという制限があるので、矛盾がありませんでした。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の見どころ⑤は、全員でループするという点です。あらすじでは、主人公のレントンの家の中にいる人物全員が、同じようにタイムループの中に閉じ込められていました。カズがARQにぶつかったことで、不具合を起こしてタイムループすることが判明しています。

主人公のレントンだけがタイムループしている場合、色々な矛盾点が登場してしまいますが、この作品はブロックのメンバーたちも死後復活していました。感想でも、高く評価されていたポイントになっています。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のラスト結末をネタバレ考察①自分の知らないループを紹介していきます。ハンナと作戦を練り、協力することにしたレントンでしたが、ファーザーが裏切ってみんなを殺してしまいました。ファーザーは、レントンにお前はまだトーラスの社員だと教えます。そして、無線機でファーザーは連絡を取りました。

ファーザーは、トーラスにレントンとARQの居場所を教えることで自由を得る契約を結んでいたのです。再び6時16分に目覚めたレントンとハンナは、裏切りモノにどう対処するか考えます。そして、裏切りモノのソニーを阻止する為にハンナは、自分の恋人のグリムを仲間に引き込もうとしました。しかし、作戦は失敗しまた6時16分に戻ります。

すると、今度はハンナの仲間たちが既に地下室で殺されていたのです。ソニーもタイムループに気づき、先に仲間を殺していました。レントンは、ハンナにいざという時はARQを自爆させろと指示します。しかし、ハンナはARQを自爆させず、ソニーに拘束されてしまいました。レントンは、自ら命を絶って時間をループさせたのです。

目覚めたレントンとハンナが地下へ行くと、ソニーは死んだハズのカズを救ってグリムたちを殺しました。カズもソニーと同じく、トーラスに雇われてたのです。レントンは、地下室へガスを送り込みソニーとカズを殺そうとしました。時計を見たハンナは、時間の流れが早くなってる事に気づき驚きます。全ては、ARQの回転速度が上がったせいでした。

ハンナは、前回のタイムループでレントンが死んだ後に一瞬時が止まっていたことを明かします。ARQの危険性に気づきながらも、ハンナはレントンを助ける為に破壊しなかったと言いました。作戦が順調に進みましたが、ハンナはARQのデータをブロックに渡してと言います。言い争いをしていたレントンは、あることに気づきました。

PCのファイルを開くと、そこには記憶にない自分たちの映像が残されていたのです。既に何度もレントンとハンナはタイムループを経験していて、ARQの回転速度に限界が来ればリセットされる仕組みになっていました。ARQを止めようとしたレントンでしたが、ハンナがグリムの血を踏んで感電死してしまいレントンは、ARQを壊せなくなります。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のラスト結末をネタバレ考察②次の自分に残したメッセージを紹介していきます。タイムループしたレントンとハンナは、部屋に入ってきたグリムたちにソニーが裏切りモノだと教えました。そして、協力しないと全員が死ぬと言います。グリムは、ぼんやりと記憶がありただの夢だと思っていたのです。

現実だったと気づいたグリムは、レントンたちに協力することにしました。しかし、あっという間にソニーとカズに捕まってしまいます。ハンナが人質に取られ、レントンはソニーにログインパスワードを教えてしまいました。停止の方法を教え、レントンがARQを止めると言い出します。レントンは、ブレーカーを落としハンナと逃げ出そうとしました。

家の外へと逃げたレントンとハンナは、そこで家の周りに線が引かれていることに気づきます。黒い石化した線が描かれていて、レントンはタイムループの境界線だと気づきました。レントンは、ハンナに2ブロック先の避難所で会おうと言いましたが、彼女は一緒にARQを取り戻しに行くと言います。カズは、ガスバーナーを持ち2人を探しました。

カズは、ハンナの名前を呼びながら不気味な歌を口ずさみます。クローゼットの中に隠れていたハンナは、カズがトーラスで自分を拷問していた人物だと気づきました。我慢するように言うレントンでしたが、ハンナは耐え切れずにクローゼットから飛び出してしまいます。ハンナがカズに掴みかかり、レントンがカズを殺してしまいました。

すると、カズが死んだことに気づいたソニーがARQを再起動しタイムループを起こそうとしました。レントンがソニーに飛び掛かりもみ合いになります。ソニーを殺したレントンは、トーラスの兵士が来る前にARQをブロックに戻って行くことに。しかし、PCに何前回ものシークエンスがあり再起動のたびに記憶がリセットされていると気づきました。

ARQを完全に破壊するしかないと思ったレントンでしたが、そうではなくハンナと自分へのメッセージを残すことにしたのです。トーラスの兵士が突入するなか、レントンはハンナを信じてブロックにARQを渡すように自分へのメッセージを記録します。ラストでハンナは、6時16分に飛び起きて辺りを見回していました。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の謎なポイント①は、外から人を呼ぶのは不可能という点です。ソニーは、トーラスの傭兵だったということが判明しています。タイムループしているのは、主人公のレントンの家の周辺のみでした。何千回もタイムループを繰り返しているので、外から人が来るのは不可能ではないかと考察されています。

ソニーは、レントンたちを追い詰める度にトーラスに連絡を取っていました。トーラス側からすれば、何度もソニーから連絡が来ていた事になります。その度にトーラスは、同じ場所へ兵士を送っていたのか？タイムループすることで通信した記録なども消えるのか？考察でも色々な意見が飛び交っていました。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の謎なポイント②は、境界線の内外での時間経過です。主人公のレントンたちは、6時16分～9時25分までの間を何度もループしていました。8回タイムループすることで、1日以上の時間が境界線の外では過ぎていることになり、何千回も繰り返していたのだとすれば1年以上のズレが生じます。

主人公のレントンたちが家の外に出た時も、外を見て驚いたりしていないことから景色は変わっていない可能性が高いです。考察では、円の中からの景色なので変化がなかったのではないか？と話題になっていました。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の謎なポイント③は、ループ範囲が決まっている点です。6時16分～9時25分までの間とタイムループの範囲は決まっていましたが、ARQの回転速度が限界を迎えると再起動されると判明していました。再起動することで、タイムループしていた記憶が消えてしまい、再び何も知らない状態に戻ってしまいます。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』は、2020年9月に配信され早くも話題になっていました。ラストの考察なども注目されているNetflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』の感想や評価などを紹介していきます。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』を見た方の感想や評価には、あらすじで面白いアイデアが散りばめられていてラストまで楽しめたというコメントがありました。Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』は、タイムループや主人公に残された記憶などが伏線になっているので、感想でも高く評価されています。

ラストの考察などが話題になっているNetflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』を見た方の感想や評価には、主人公のレントンを演じたロビー・アメルがかっこいいというコメントが多くなっていました。他にもNetflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のスタッフが手掛けた別の作品で活躍しているスティーヴン・アメルと比較している感想もあります。

Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』を見た方の感想や評価には、あらすじが進むにつれて事態が悪化していく様子などが面白かったというコメントがあります。SF映画の中でも、Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』は伏線や考察がラストまで満載になっているので、普段SFを見ないという方でも楽しめると感想でも話題になっていました。

この記事では、Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のあらすじやラストの結末と謎の考察だけでなく、作品の情報や感想などを紹介していきました。Netflixオリジナル映画『ARQ:時の牢獄』のラストでは、どのようになったのか？ファンの間でも色々な考察が飛び交ってるので、あらすじに散りばめられた伏線と合わせて見てみてください。