2020年09月26日公開
2020年09月26日更新
ロシアン・ドール: 謎のタイムループを解説!男性3人組の正体とあらすじ・ラストを考察
Netflixでは『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』という海外ドラマが配信されています。『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』は誕生日を迎えた女性が死亡し、何度も誕生日の夜を繰り返してしまうというストーリーです。海外でとても高い評価を受けている人気ドラマシリーズです。この記事では、『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』のあらすじのネタバレやラストの解説、登場人物をまとめています。
目次
ロシアン・ドール: 謎のタイムループ(Netflixドラマ)とは?
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの概要
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』とは、2019年2月からNetflixで配信されているドラマシリーズです。各話24分から30分の短編ドラマで全8話あります。批評家から高い評価を得ており、エミー賞やゴッサム・インディペンデント賞など多くの賞にノミネートされています。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの製作スタッフ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の原案は主演のナターシャ・リオン、脚本家のレスリー・ヘッドランド、女優・脚本家のエイミー・ポーラーの3人です。監督は1・2・3・7話はレスリー・ヘッドランド、4・5・6話はジェイミー・バビット、8話はナターシャ・リオンが担当しています。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの1話~4話あらすじネタバレ
1話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の1話ではナディアがトイレにいるところから始まります。ここでは1話のあらすじのネタバレを紹介します。ナディアは扉を叩く音を聞いてすぐにトイレから出ました。そしてマキシンに話しかけられます。マキシンはナディアにイスラエルのコカインを渡しました。
コカインを吸いながら、ナディアは様々な人に誕生日を祝われます。ナディアは今日で36歳の誕生日を迎えたのです。マキシンが盛大なパーティーを開いてくれましたが、ナディアは死に近づいただけだと憂鬱にしていました。そしてパーティーに招待された人の中でバツイチのマイクと知り合い、一緒に夜を明かそうとしました。
しかしマイクとは趣味が合わずすぐに帰ってもらうことにしました。ナディアがタバコを買いに外に出ると、3日間行方不明だったオートミールという猫を見つけます。やっと見つけたと喜ぶナディアでしたが、オートミールに駆け寄った瞬間に車に轢かれてしまいました。するとナディアは気づけば再びパーティー会場のトイレにいました。
わけが分からないまま混乱していると、元恋人のジョンをパーティー会場で見つけます。ジョンは呼ばれていないパーティーにナディアと寄りを戻すために来ていたのです。ナディアはジョンにオートミールを探したいと言います。するとジョンは快く一緒に探すと言ってくれました。二人はパーティーを抜け出します。
ナディアがパーティー会場の外にいるホームレスに気を取られていると、その足元にオートミールがいるのを発見します。急いでオートミールを保護しようとしましたが、ジョンは明日にしようと言いました。オートミールを探すのに付き合ってくれるのではないのかと問いただすと、ジョンは誘っているのかと思ったと言いました。これに腹を立てたナディアはジョンと別れて一人でオートミールを探します。
やっと保護したオートミールを抱きかかえ、ナディアは橋の手すりに座ります。そしてオートミールを撫でていましたが、いつの間にか膝に居たオートミールが消えてしまいました。そしてナディアはそのまま川に落ちて死亡します。ナディアは再びトイレで目を覚まし、コカインが幻覚を見せているのだと思いました。
2話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の2話ではナディアがコカインを調べるために売人と会うことになります。ここでは2話のあらすじのネタバレを紹介します。ナディアはマキシンに売人のことを聞くと、その売人は知り合いのウォードッグでした。ウォードッグに会って確認しようとしましたが、ジョンからの電話に出て話しながら歩いていると穴に落ちて死んでしまいました。
再び誕生日の日に戻ったナディアは、今度はマキシンが持っていた葉巻を奪い取りそのままウォードッグの元に向かいました。ウォードッグはただのコカインが入っていると言いましたが、隣に居たダニエル博士は実はコカインではなくうつのがん患者によく効くケタミンという薬だと言いました。情報を得たナディアでしたが、その後友人のフェランを見つけた時に再び穴に落ちて死んでしまいます。
再びパーティーに戻ったナディアはそのまま帰ろうとしました。しかし、パーティー会場の階段から落ちて死にます。安全を確認しても何度も階段から落ちて死んでしまうナディアはパニックになり、マキシンに当たってしまいました。翌日、反省したナディアは自分がおかしくなってしまったと思い、カウンセラーのルースに相談します。
3話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の3話では精神病院に行こうとしたナディアが事故に遭って死亡したところから始まります。ここでは3話のあらすじのネタバレをまとめています。今度はパーティーを楽しむことにしたナディアは無事に朝を迎えます。ナディアはパーティー会場だったマキシンの自宅が怪しいと考えるようになりました。
なぜなら昔ケタミンを吸ったことがあり、その時は何ともなかったことを思い出したからです。そこで元ユダヤ教の学校だったというマキシンの住宅を調べることにしました。マキシンに情報を聞くと近くに移転していることが分かり、ナディアは早速ユダヤ教会へと向かいます。ナディアは責任者と話をさせてほしいと言いましたが、受付の女性はいきなり責任者のラビに合わせるわけにはいかないと言いました。
そこでナディアは身元を証明するために結婚をしていて旦那がいると嘘をつきます。ご主人だけならと受付の女性はラビに話を通してくれました。ナディアはジョンに協力してもらい、質問メモを渡してラビに元ユダヤ教の学校に幽霊の話がないか聞いてもらいました。しかし建物に呪いや幽霊の話しはありませんでした。
二人は家に戻りますが、喧嘩別れしてしまいます。そして再びナディアはオートミールを探しに外へ出かけます。そこでホームレスのホースと出会います。ホースはナディアの髪を切りたいと言いました。ナディアは髪を切った姿を見て亡くなった母のようだと思いました。しかしその夜、ホースと一緒に寝て凍死してしまいます。再びパーティー会場に戻ったナディアの髪は元通りになっています。
ナディアはすぐにパーティー会場を出てホースに会いに行きます。ホースが死なないか確認するためです。ホースは前回靴を失くしていたのでホースの靴が盗まれないように見張ることにしました。ナディアはホースの靴が盗まれなかったのを見届け、翌日エレベーターに乗っていると指輪を持った男性がいました。
すると突然エレベーターが故障して落下してしまいます。周りは死んでしまうかもしれないとパニックになって騒いでいたのですが、ナディアとその男性だけは平然としていました。ナディアはなんで焦らないのかと聞くと、その男性は「いつも死んでいるから」と答えました。
4話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の4話は新たな登場人物であるエレベーターに乗っていた男性視点から始まります。ここでは4話のあらすじのネタバレを紹介します。その男性の名前はアランといいます。アランは規則正しい生活を送り、自分は理性的で愛されていると言い聞かせていました。その日は彼女のベアトリスにプロポーズするつもりでした。しかしベアトリスはアランの細かい性格に嫌気がさしていました。
アランは振られてしまい、計画していた旅行も中止せざるをえません。アランは友人のフェランにベアトリスと別れたことを話すと、フェランはとても残念がりアランを気遣って夕食に誘いました。その後アランは母に会うために救世軍という会社に行きましたが、母にはつい嘘をついてしまいました。そして会社のエレベーターに乗ると、そこにはナディアが乗っていました。
そして3話のラストと同じ質問をナディアにされました。しかしそこで死亡したアランは自宅の洗面台に戻ります。アランもナディアと同じタイムループに陥っていたのです。アランは再びベアトリスに会いに行くと、ベアトリスが大学教授のマイクと浮気をしていることが判明します。ベアトリスはその事を繊細なアランに言う事ができませんでした。
こうしてベアトリスと別れることになったアランは帰宅後にマイクについて調べました。一方ナディアはアランの事を調べるために、アランが持っていた指輪ケースから宝飾店を割り出します。生真面目なアランは宝飾店のレビューを本名で書き込んでいました。ナディアはレビューサイトから住所を割り出しアランに会います。しかしアランはナディアが登場したことで全て悪い方向に行くようになったと怒りました。
ナディアは元ユダヤ教の学校で毎回パーティーをやっているから来るように言って去ります。その後、アランはベアトリスの浮気相手であるマイクを問い詰めに行きました。そしてベアトリスと完全に決別するために指輪を川に捨てた時、アランは感電死してしまいます。翌日、アランが再び同じ日を繰り返していると川に捨てた指輪が失くなっていました。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの5話~8話あらすじネタバレ
5話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の5話はアランがナディアの誕生日パーティーに向かうところから始まります。ここでは5話のあらすじのネタバレをまとめています。アランとナディアはパーティー会場で話をしますが、そこにはベアトリスの浮気相手のマイクがいるためアランは話に集中できませんでした。一方でナディアはジョンと会い、娘の話をします。
ナディアは昔ジョンの娘と会う約束を破ったことを知ったアランにそのことを責められ、仕方なくジョンの娘と会う約束をすることにします。アランはその間、マイクに声をかけましたが邪魔者扱いされてしまいました。ジョンとナディアは一夜を共にし、以前娘に渡すつもりだった本を取りにルースの家に行きました。ルースは鍵をかけたかナディアに確認します。
最近辺りで不審者が出没していると言いました。しかしその後ルースの家でガス爆発が起こってしまい、ナディアは死亡してしまいます。再びアランとナディアはパーティー会場で会います。アランは自転車事故で死亡していました。アランはマイクと再び言い合いになり、マキシンからパーティー会場を追い出されてしまいます。アランはやけ酒を飲みながらベアトリスにマイクのことを話しました。
その電話の途中でアランは車に轢かれて死亡します。ナディアも再びガス爆発で死んでしまいました。そこでナディアは夜にルースの家に行ってガス漏れを事前に通報しようとしました。しかし泥棒に間違えられてルースに撃たれてしまいます。ナディアはルースにとんでもないことをさせたと思い、もし自分達が死んだ後も他の人の人生が続いていた場合について考えるようになります。
ナディアはきっとこれまで死んだ15回分ルースを悲しませていると思いました。そこでアランも15回死んでいることが判明します。また、二人が同時に死んだことで死ぬタイミングまでいつも同じであることが分かります。
6話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の6話は二人が共通点を見つけようとするところから始まります。ここでは6話のあらすじのネタバレをまとめています。ナディアは1回目の死を覚えているのにも関わらずアランは1回目だけがどうしても思い出せませんでした。そこでナディアはアランの最初の死にタイムループの原因があると思い、アランと一緒に最初の1日と同じ行動をすることになりました。
二人がバーで飲んでいる時、アランは自分だけ根掘り葉掘り聞かれていることに気づき、ナディアはこの時間に何をしていたのか聞きます。ナディアはアランが怒るだろうと思いましたが、正直にマイクと寝たことを告白しました。アランはマイクより自分の方が上手いと言ってナディアを抱きます。その後ナディアはアランが寝たのを確認してこっそり抜け出し、アランの靴と母が形見に残した金貨をホースにあげました。
ホースと別れてフェランの店に行くと、最初に死んだ日にアランがこの店に居たことを思い出します。アランはループ1回目にフェランの店で商品を落としており、それが印象的でナディアは覚えていたのです。しかし帰るとアランが勝手に部屋の掃除をしており、触れられたくない物まで触ったことにナディアは怒って追い返します。しかし再び誕生日を繰り返すと、トイレにあったはずの鏡がありませんでした。
ナディアは急いでアランのところに行き、鏡がないと言うとアランも洗面台の鏡がないと言いました。二人は謝って仲直りし、アランは実は最初の死を覚えていること打ち明けました。アランは1回目に屋上から飛び降り自殺をしていたのです。
7話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の7話では自殺したアランが自分を責めるところから始まります。ここでは7話のあらすじのネタバレをまとめています。ナディアはアランと最初の日に会っていたと言います。あの時声をかけようとしたのですが、ナディアはそのままマイクについていきました。もしかするとあの時にアランに声をかけたら助けられたかもしれないと言います。
二人は最初からやり直そうとしますが、ナディアは幼い頃の自分の幻覚を見て心臓発作で死亡してしまいます。それから何度もやり直そうとしましたが、その度に幻覚を見てナディアは死にました。それからナディアの誕生日パーティーは死ぬ度に人が減っていきました。ついにトイレをノックする音もなくなってしまい、パーティー会場にはマキシンと2人しかいなくなってしまいます。
ナディアは自分を見ると死んでしまうということをアランに言い、母との過去について明かしました。アランはナディアの話を聞き、ベアトリスときちんと話すことを決意しました。一方でナディアはルースに会いに行き、母を自殺に追い込んだのは自分だと告白しました。幼い頃、ナディアはソーシャルワーカーに母ではなくルースと一緒に暮らしたいと言っていたのです。
母は精神病を患っており、とても子供が正常に暮らせる状態ではありませんでした。しかしナディアは、ルースと暮らしたいと言ったことが母の自殺の原因になったと思っていました。ルースは当時のナディアはただ生きようとしていただけだと言います。その時ルースはコンロに火をつけました。すると今度はガス爆発が起きません。これを見たナディアは当時生きる希望となっていた小説がカギだと思いました。
その小説を探しだして、ナディアはジョンの娘に渡しました。しかしその瞬間、ナディアは血を吐いて倒れます。ジョンの娘はいつのまにか幼い頃の自分になり、「彼女の死を受け入れられる?」とナディアに問いました。それにうなずくと、幼いナディアは「これでやっと自由になれる」と言って消えました。
8話あらすじネタバレ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』のラストの8話では元通りの状態でパーティーの時間にナディアが戻るところから始まります。ここでは8話のあらすじのネタバレをまとめています。ナディアは急いでアランのところに向かい、アランもまた全て元に戻っていることが分かってナディアに会いに行きました。
しかしアランはナディアのことを覚えておらず、ナディアはアランを覚えていませんでした。二人は別の時間軸にいたのです。ナディアはアランがベアトリスに振られて自殺を考えていることが分かっていたので、自殺を止めようとして後を追います。アランもナディアが事故で死ぬのを止めるために、フェランに協力してもらってアランとナディアしか知らないことを伝えて呼び出しました。
そしてアランはオートミールは公園にいると言って一緒に公園に向かおうとします。すると追いかけてきたマイクが、アランは精神状態がおかしいから戻ってこいと言います。マイクの言葉を聞いて戻ろうとしたナディアは車に轢かれそうになりますが、間一髪のところでアランが助けました。それでもナディアはマイクと共に帰ろうとしますが、思い直してアランの元に戻りました。
一方でアランの自殺を止めようとしているナディアは、一緒に添い寝をしてアランを寝かしつけました。しかしパトカーの音で目が覚めます。急いで屋上に行くと、まだそこにはアランがいました。アランは自殺を思いとどまっていたのです。ナディアはアランを励まし、ラストはホームレス達のパレードに参加します。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの男性3人組の正体や謎をネタバレ解説
ネタバレ解説①男性3人組の正体
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』には姿を変えてナディアの前に現れる3人の男性の登場人物がいます。ここではその3人の登場人物について考察や解説を紹介します。この3人組が最初に登場したのはフェランの店の中です。次はナディアの仕事場の会議に出席しており、その次には救急隊員として登場します。3人は必ずナディアに否定的な言葉をかけていました。
ナディアは母との過去から否定されることが嫌いでした。この3人の登場人物があえて否定者として現れたのは、ナディアの中にある心の闇を表していたのではないかと解説されています。
ネタバレ解説②ナディアとアランの関係
アランは主要な登場人物の一人ですが、3話目でやっとナディアと出会いました。主要な登場人物でありながら出番が遅いように思えますが、実は1話からすでにアランは登場していました。そのシーンを解説すると、例えばフェランの店で泥酔したアランは店の品を落としていました。その様子をナディアは見ていました。ナディアとアランはエレベーターで顔を合わせる前から実はすれ違っているシーンがたくさんあったのです。
ネタバレ解説③ナディアが勤めていたのは?
ナディアが勤めていた会社についても考察や解説があります。ナディアは現在はフリーランスですが、それ以前はロックンロールゲームスで働いていたと言っていました。実はこのロックンロールゲームスという名前は実在するゲーム会社ロックスターゲームスからとったといわれています。これはゲーム好きのレスリー・ヘッドランドがつけました。
ネタバレ解説④アリアドネ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』ではアランの部屋に「アリアドネ」というナディアが作ったゲームがありました。「アリアドネ」はラスト8話のタイトルにもなっています。これが何を表しているのか考察や解説を紹介します。そもそも「アリアドネ」というものが何かというと、ギリシャ神話に登場するクレタ王ミノスの娘です。毛玉の糸を使って愛するテセウスに迷宮から出口へと導きました。
劇中でアランとナディアは、二人が同時に協力しなければこのループから抜け出せないということを何度か強調して言っていました。つまり互いが「アリアドネ」の糸であり、協力することでループから抜け出すことができるということを表していると解説されています。
ネタバレ解説⑤ホームレスのホース
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の登場人物にはホースというホームレスがいます。ホースは実は重要な登場人物でした。一体どのような立場なのか、ここではホースについて考察や解説を紹介します。考察では、ホースはナディアの潜在意識だといわれています。ナディアは普通なら本音を簡単には明かさない主義なのですが、ホースの前では無意識に本音を語っているシーンがありました。
ナディアがホースに母と似ている髪を切らせたり母の形見を渡していました。これらの行動は、囚われていた母との過去を切り離したがっている潜在意識を表していると解説されています。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループのラストをネタバレ考察
ロシアン・ドール:謎のタイムループの不可解なラスト
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』は不可解なラストを迎えました。ラストシーンではホームレスのパレードに加わった二人の時間軸がそれぞれ統合しているように見えます。しかしこのラストではループから脱出できていないのではないかという考察がありました。実はラストシーンをよく見ると、グレーのコートを来たナディアは別の時間軸にいた黒いジャケットを着たナディアとすれ違っているのです。
パレードに参加したのは黒いジャケットの今までループを経験してきたナディアの方でした。隣には同じくループを経験してきたアランがいます。そしてパレードに参加するナディアはなぜか不安げな表情をしていました。
ラストの意味は?タイムループは終わった?
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』では不穏なラストで終わっていました。考察や解説では特にタイムループが終わったようには見えないナディアの表情に注目されていました。そのため、タイムループは終わっておらず製作が決定しているシーズン2にその真相が明らかになるのではないかと解説されています。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループの登場人物とキャスト一覧
ナディア・ブルボコフ役/ナターシャ・リオン
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の主な登場人物の一人、ナディア・ブルボコフ役を演じたキャストはナターシャ・リオンです。ナターシャ・リオンは1979年4月4日生まれのアメリカの女優です。16歳のときに女優を目指してニューヨークへ行き、17歳で女優としてデビューしました。
1999年にブレイクしましたが、その後酒気帯び運転や脅迫などで逮捕されたり、病気を患ったことで活動休止していました。2007年から活動再開しています。ナターシャ・リオンの出演作品には『世界中がアイ・ラブ・ユー』のDJ役、『ニューヨークの恋人』のダーシー役、『灰の記憶』のローザ役、『デトロイト・ロック・シティ』のクリスティン役などがあります。
マキシン役/グレタ・リー
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の登場人物のマキシン役を演じたキャストはグレタ・リーです。グレタ・リーは1983年3月7日生まれのアメリカの女優です。テレビシリーズ・映画と幅広く活動している女優です。グレタ・リーの出演作品には『Chance』のルーシー役、『ミッシング・ガール』のトレイシー役、『シスターズ』のへ・ウオン役などがあります。
ジョン・レイエス役/ユル・ヴァスケス
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の登場人物、ジョン・レイエス役を演じたキャストはユル・ヴァスケスです。ユル・ヴァスケスは1965年3月18日生まれのアメリカの俳優です。ユル・ヴァスケスの出演作品には『プリティ・ブライド』のギル・チャベス役、『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』のアーサー・テッチ役、『なりすましアサシン』のハビエル・ルイスなどがあります。
アラン役/チャーリー・バーネット
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の登場人物、アラン役を演じたキャストはチャーリー・バーネットです。チャーリー・バーネットは1988年2月4日生まれのアメリカの俳優です。チャーリー・バーネットの出演作品には『メン・イン・ブラック3』の伍長役、『シカゴ・ファイア』のピーター・ミルズ役、『Valor』のイアン・ポーター中尉役などがあります。
ルース・ブレナー役/エリザベス・アシュリー
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の登場人物、ルース・ブレナー役を演じたキャストはエリザベス・アシュリーです。エリザベス・アシュリーは1939年8月30日生まれのアメリカの女優です。エリザベス・アシュリーの出演作品には『コーマ』のメイヒュー役、『エミリーの窓』のアンドレア・グラッセン役、『結婚しない男』のソフィア・サッチャー役などがあります。
ロシアン・ドール:謎のタイムループのその他キャスト
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』のその他にもたくさんの登場人物がいます。その他の登場人物のキャストには、ルース・ブレナーの若い頃の役にケイト・ジェニングス・グラント、アランのガールフレンドのベアトリス役にダシャ・ポランコ、ベアトリスの浮気相手のマイク役にジェレミー・ボブ、ホームレスのホース役にブレンダン・セクストン3世がキャスティングされています。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループに関する感想や評価
『ロシアン・ドール』面白かった!ナターシャ・リオン、終始かっこよかった~ pic.twitter.com/WwU9ClMDQg
— wayhaught_chicks (@Do__Chicks) February 5, 2019
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』の感想では、主な登場人物の一人であるナディア役を演じたナターシャがかっこいいという声がたくさんありました。我道を貫く姿に憧れるという声もありました。
ヒューゴー賞の候補になってたんで、Netflixの『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』を全話見た。確かにこれは秀作。死んで巻き戻るありがちな時間ループコメディかと思ったら、最終2話で急にシリアスで内省的な展開に。でもこのラストでシーズン2もやるの?
— 風のハルキゲニア (@hkazano) August 2, 2020
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』はシーズン2の製作が決定しています。ラストシーンについては様々な考察・解説がありますが、ラストで二人はループから抜けられたと考えている方もいました。そのため、あのラストからどうやってシーズン2にストーリーを繋げるのか、登場人物に変更があるのかなど続編が気になっている方がたくさんいました。
『ロシアン・ドール』同じ日を繰り返してしまう悲劇に陥った女のタイムループ脱出物語。彼女が謎の現象から抜け出そうと試行錯誤するさまを毒っ気たっぷりコミカルに、だけどそっとやさしく寄り添うように描く。めちゃくちゃよくて心が震えた…特にラスト二話。繰り返すこと、見つめること、進むこと。 pic.twitter.com/jjYCisjFN7
— m (@miaowxx) March 27, 2019
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』で二人がそれぞれ抱えている問題を解決するために動き出したラスト2話は特に高評価されています。何度も繰り返して見ている方もいるようです。
ロシアン・ドール: 謎のタイムループまとめ
『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』は主要な登場人物であるナディアとアランが同じ日をループするストーリーでした。ラストシーンの考察では、ループから抜け出せなかったのではないかという考えもあります。そのためラストまで見た方の中には、早くもシーズン2を期待している声もありました。『ロシアン・ドール: 謎のタイムループ』はNetflixで配信されているのでぜひ観てみてください。