2020年09月20日公開
2020年09月20日更新
キングダムの実写映画版がひどい?つまらない?感想やキャストの評価まとめ
実写映画「キングダム」がひどい・つまらないと言われている理由を考察!中華統一を目指して戦うキャラクターたちの物語が描かれているキングダム。そんなキングダムの実写映画がひどいと言われている理由や、逆に面白いと言われている理由を載せていきます。また不評の理由だけでなく、出演しているキャストの情報も載せていきます。その他には、キングダムの基本情報や監督なども紹介していきます。
目次
キングダムの実写映画版とは?
キングダムの原作情報
実写映画がひどい・つまらないと言われている理由を知る前に、まずは「キングダム」の原作情報を紹介していきます!キングダムは2006年から「週刊少年ジャンプ」で連載されている漫画が原作で、2012年からアニメの放送が開始しています。原作者の原泰久は大学生時代から漫画家を志しており、1999年にプロデビューしたようです。
キングダムの実写版映画の概要
実写映画「キングダム」は2019年に公開された日本の映画です。コミック50巻を記念して制作された映画のようで、脚本制作には1年の月日が費やされているようです。また原作者の原泰久も脚本会議に出席しており、「納得の脚本」と太鼓判を押しているようです。本記事ではそんな実写映画「キングダム」のキャストや監督の情報も紹介していきます。
キングダムの実写映画版がひどい?つまらない?不評の理由を紹介
視聴者の間では実写映画「キングダム」はひどい・つまらないという声が挙がっているようです。そんなひどい・つまらないという不評の理由を考察していきます!
不評の理由①キャストの演技
実写映画「キングダム」の主人公・信は俳優の山崎賢人が演じています。この山崎賢人の演技がひどいという声が挙がっているようで、それが結果的に実写映画「キングダム」の不評に繋がっているようです。後述しますが実写映画「キングダム」には演技力が高いキャストが出演しているため、若手俳優・山崎賢人が浮いてしまったのかもしれません。
山崎賢人は漫画・アニメ原作の実写映画に度々出演しています。その際にも原作ファンからの不評の声が挙がっていたため、漫画・アニメ原作の実写映画はハードルが高い事が分かります。また実写映画「キングダム」の視聴者からは「イケメンばかりだった」という感想が挙がっているため、これが「演技よりも見た目」という評価に繋がってしまったのかもしれません。
不評の理由②中国らしさ
漫画・アニメ「キングダム」は「秦の始皇帝が中華統一を為すまでの物語」が描かれています。ですが実写映画「キングダム」には「中国らしさがない」という声が挙がっているようです。ロケは中国で行われていたようですが、キャストや監督・脚本家には中国人が起用される事もなかったため、そのような点が不評に繋がったのかもしれません。
実写映画「キングダム」は日本人向けに制作された作品のため、舞台である中国よりも日本に受ける設定がされているようです。また昔の中国のように、「王を絶対とする心」「武人たちの無骨な姿」の描写が甘かったという声も挙がっているようです。更には「今どきの日本人が使っている言葉」がセリフとして使用された事も不評に繋がっているようです。
不評の理由③心理描写の少なさ
漫画・アニメ「キングダム」は派手な戦いが目立っている作品ですが、「戦いの駆け引き」や「キャラクターたちの心理描写」も人気の理由と言われています。実写映画「キングダム」では信が山界の王・楊端和を仲間にするエピソードが描かれていますが、その辺りの心理描写が甘かったという声が挙がっているようです。また映画には約2時間という制限があるため仕方がないという反対意見も挙がっているようです。
膨大な製作費を使う洋画と比べて邦画は「人間の心理描写」が得意と言われています。実写映画「キングダム」はその得意分野が上手く生かされてなかったという声が挙がっているようです。また登場人物が勢いで押し切ろうとする描写に疑問を感じた方も少なくないようです。
不評の理由④キャラの設定
漫画・アニメ「キングダム」が描かれている時代には「奴隷制度」が残っているため、現代よりも人間の格差が激しいはずです。ですが上の立場である登場人物・キャラクターにも「高貴さ」が感じられなかったという声が挙がっているようです。原作の序盤でも王は軽んじられた存在だったため、このような描写は仕方ないという反対意見も挙がっているようです。
漫画・アニメ「キングダム」の主人公・信は奴隷出身のキャラクターのため、身分を無視した粗暴な姿が描かれています。そのような性格をしながらも信は「人を惹きつける魅力」を持っているため、多くの人々の心を動かしています。実写映画「キングダム」ではそんな信の魅力が引き出されていなかったという声が挙がっているようです。
不評の理由⑤映画化に反対
漫画・アニメ原作の実写化はファンから反対される事が多いです。実写映画「キングダム」もその例に洩れず、ファンから多くの反対意見が挙がっていたようです。漫画・アニメの原作はファンが「神聖視」してしまうため、実写映画のハードルが上がってしまうのは仕方がないのかもしれません。
前述したように実写映画「キングダム」では10億という製作費が使用されていますが、洋画では100億を超える製作費が使われる事は珍しくありません。実写映画「キングダム」は中華全土というスケールが大きい物語のため、日本映画の手には負えなかったという声が上がっているようです。また中国やハリウッドの制作に期待している方も少なからずいるようです。
キングダムの実写映画版が面白いといわれる理由や見どころ
ひどい・つまらないという理由を知った後は、実写映画「キングダム」が逆に面白いと言われている理由を紹介していきます!原作が漫画・アニメの作品は辛口の評価を受ける事が多いようですが、キングダムはとある理由で面白いと言われているようです。
見どころ①ハマり役のキャスト
前述したように実写映画「キングダム」はひどい・つまらないという声が挙がっているようですが、面白いという反対意見も挙がっているようです。主演を務めた山崎賢人の演技には賛否両論が起こっているようですが、視聴者からは「ハマり役のキャスト」が話題になっているようです。その中でも特に、長澤まさみが演じた楊端和がかっこいいと言われているようです。
見どころ②アクションシーン
世界的に見て邦画はアクションを得意にしている分野ではないですが、実写映画「キングダム」はアクションシーンが派手で凄いという声が挙がっているようです。また賛否両論が起こりながらも大ヒットを記録しているため、続編の制作は決定的だという予想がされているようです。
漫画・アニメ「キングダム」を前半・後半に分けると、原作者曰く「呂不韋との戦いの決着」までが前半と言われています。前半には「合従軍編」という戦いのピークが描かれているため、この戦いを実写化したら更にアクションが派手になるという予想がされているようです。
キングダムの実写映画版のキャストと原作のヴィジュアル比較
つまらない・面白いと言われている理由を知った後は、実写映画「キングダム」に出演しているキャストを一覧化して紹介していきます!キャストのプロフィールだけでなく、原作のキャラクターとの比較を載せていきます。
信役/山﨑賢人
実写映画「キングダム」で信を演じたのは俳優の山崎賢人です。山崎賢人は2009年から芸能活動を行っている人物で、中学生時代にスカウトされてキャリアをスタートさせています。2010年に俳優デビューしており、これまでに「水球ヤンキース」「グッド・ドクター」「時効警察はじめました」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では荒々しい性格をしている信を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した信です。信は本作の主人公で、「天下の大将軍」になる事を目指しているキャラクターです。粗暴な性格をしていますが、強い意志と心を持っており、その魅力に惹かれた仲間たちと「飛信隊」を結成しています。作中では数多くの活躍を見せており、鄴編で敵将を討ち取った事で将軍になっています。
嬴政と漂役/吉沢亮
実写映画「キングダム」で嬴政と漂を演じたのは俳優の吉沢亮です。吉沢亮は2009年から俳優活動を行っている人物で、母親が応募したオーディションがデビューのきっかけだったようです。特撮「仮面ライダーフォーゼ」で注目を集めており、これまでに「トモダチゲーム」「半沢直樹シリーズ」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では性格が違う嬴政と漂の二役を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した嬴政です。嬴政は秦国の第三十一代国王で、後の始皇帝になるキャラクターです。信の幼馴染である漂と瓜二つな容姿をしており、漂を通して信と出会っています。人を勇気づける不思議な魅力を持っており、合従軍編では嬴政に鼓舞された一般人が命を懸けて敵国と戦っています。
楊端和役/長澤まさみ
実写映画「キングダム」で楊端和を演じたのは女優の長澤まさみです。長澤まさみは2000年から芸能活動を行っている人物で、小学生時代のオーディションでグランプリを受賞した事がデビューのきっかけのようです。女優活動を開始してすぐに注目を集めており、これまでに「嘘を愛する女」「都市伝説の女」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では気高く凛々しい楊端和を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した楊端和です。楊端和は「山界の王」「死王」と呼ばれているキャラクターで、力のみで山界の民族をまとめ上げています。嬴政を救った事で秦国からは「将軍と同等の地位」を与えられているため、鄴編では将軍の1人として部隊の指揮を執っています。
河了貂役/橋本環奈
実写映画「キングダム」で河了貂を演じたのは女優の橋本環奈です。橋本環奈は2007年から芸能活動を行っている人物で、ローカルアイドルでキャリアをスタートさせています。ライブ中の「奇跡の一枚」で注目を集めており、女優としてこれまでに「今日から俺は」「銀魂」「午前0時、キスしに来てよ」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では河了貂の少女らしい姿を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した河了貂です。河了貂は「飛信隊」の軍師を務めているキャラクターです。幼少期に両親を失って天涯孤独の身でしたが、物語序盤に出会った信と嬴政の仲間になっています。その後、力押ししかできない信の代わりに「飛信隊」の指揮を執るようになりました。
成蟜役/本郷奏多
実写映画「キングダム」で成蟜を演じたのは俳優の本郷奏多です。本郷奏多は2002年から芸能活動を行っている人物で、キッズモデルでキャリアをスタートさせています。機動戦士ガンダムシリーズの大ファンを公言しており、俳優としてこれまでに「いぬやしき」「鋼の錬金術師」「進撃の巨人」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では成蟜の醜悪な性格を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した成蟜です。成蟜は嬴政の異母弟で、「王族は崇高な存在」という考えを持っているキャラクターです。平民の血を継ぐ嬴政の事を嫌っており、物語序盤に内部でクーデターを起こしていますが、信と山の民の活躍で王の地位が奪還されています。
昌文君役/髙嶋政宏
実写映画「キングダム」で昌文君を演じたのは俳優の高嶋政宏です。高嶋政宏は1987年から芸能活動を行っている人物で、両親と弟も俳優・女優業を行っている芸能一家です。大学在学中に俳優デビューしており、これまでに「本能寺ホテル」「マスカレード・ホテル」「信長協奏曲」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では昌文君の王に対する忠誠心を上手く演じているようです。
騰役/要潤
実写映画「キングダム」で騰を演じたのは俳優の要潤です。要潤は2001年から芸能活動を行っている人物で、居酒屋でアルバイト中にスカウトされてキャリアをスタートさせています。特撮「仮面ライダーアギト」で高い注目を集めており、これまでに「海月姫」「空飛ぶ広報室」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では騰の活躍が少なかったため、続編が制作された際の演技に期待が高まっているようです。
王騎役/大沢たかお
実写映画「キングダム」で王騎を演じたのは俳優の大沢たかおです。大沢たかおは1987年から芸能活動を行っている人物で、大学在学中にスカウトされてキャリアをスタートさせています。俳優になる前はモデル活動を行っており、これまでに「風に立つライオン」「ストロベリーナイト」「ガリレオシリーズ」などの作品に出演しています。実写映画「キングダム」では真意が見えない王騎を上手く演じているようです。
画像は漫画・アニメ「キングダム」に登場した王騎です。王騎はかつて猛威を振るっていた秦国六大将軍の1人で、「秦の怪鳥」という異名で呼ばれているキャラクターです。前国王・昭王の死と共に引退したと思われていましたが、嬴政の「中華統一の夢」が本物だと知った事で忠誠を誓っています。
キングダムの実写映画版の監督
つまらない・面白いと言われている理由やキャストについて知った後は、実写映画「キングダム」の監督を紹介していきます!監督のプロフィールだけでなく、過去に手掛けた作品の情報を載せていきます。
キングダムの実写映画版の監督は佐藤信介
実写映画「キングダム」の監督を務めたのは佐藤信介です。佐藤信介は広島県出身で、1990年代から活動を行っている人物です。これまでに「アイアムアヒーロー」「図書館戦争シリーズ」「GANTZ」などの作品を手掛けており、漫画・アニメ原作の映画の監督を務める事が多いようです。映画監督以外にも脚本家・ゲーム制作者という肩書を持っており、好きな映画には「バタリアン」を挙げているようです。
キングダムの実写映画版の監督の評判
実写映画「キングダム」の製作費は10億と言われており、興行収入は50億を突破しているようです。邦画は興行収入が30億を超えると大ヒットと言われているため、実写映画「キングダム」は大成功を収めているようです。また歴代邦画興行収入ランキングでは35位にランクインしているため、監督を務めた佐藤信介の知名度も向上したようです。
佐藤信介が監督を務めた作品は基本的にヒットしていますが、漫画・アニメ原作の作品が多いため、ファンから不評の声が挙がっている事も少ないようです。また原作とは違った設定やキャラクターを描く事も不評に繋がっていると言われています。そのため佐藤信介の作品は視聴者の間で賛否両論が起こっている事は間違いないようです。
キングダムの実写映画版に関する感想や評価
キャストや監督の情報を知った後は、実写映画「キングダム」に関する視聴者の感想を紹介していきます!前述したように実写映画「キングダム」はつまらない・面白いという賛否両論が巻き起こっているため、視聴者から様々な感想が挙がっているようです。
感想:実写映画キングダムはつまらない
@mnkuro_831
— シマ (@Xima_KINGDOM) March 29, 2016
見た目ばっかでつまらない…
わかる!日本の実写で良かったものなんて思いつかないよw
上記は実写映画「キングダム」はつまらないという感想です。原作漫画・アニメの実写映画化はハードルが高いため、ファンから辛口の感想が挙がっているようです。またキャストにイケメンばかりを使用する事もつまらないという不評に繋がっているようです。
漫画・アニメ「キングダム」は物語が進む毎に戦いが派手になっていきます。実写映画「キングダム」は物語序盤が描かれているため、戦いやアクションに退屈さを感じた方も多いようです。そのため実写映画「キングダム」は面白くないという不評に繋がったのかもしれません。
あ、あれ?実写キングダムに羌瘣出ないのね…🥺💔
— 優菜 (@yuna_uraaka_913) April 26, 2019
実写映画「キングダム」には原作の人気キャラクター・羌瘣が登場していません。そのような事実も不評の理由に繋がっているのかもしれません。また続編で羌瘣の登場を楽しみにしているファンも多いようです。
感想:実写映画キングダムは面白い!
実写キングダム面白い…ちゃんと漫画も読みたい…
— ちゃわの助 (@Luci_omi_gusu) June 5, 2020
上記のツイートでは、実写映画「キングダム」は面白いという投稿がされているようです。また実写映画「キングダム」を見て原作漫画を読み始めた方や、アニメを見始めた方も多いようです。このように賛否両論ある実写映画「キングダム」ですが、原作漫画やアニメにも大きな影響を与えているようです。
キングダムの実写は面白いのう
— カルト@ (@Bird61nh) July 15, 2020
アクションすごいね!!!
こちらも実写映画「キングダム」は面白いという感想です。キングダムは日本では珍しく10億円という膨大な製作費を掛けているため、アクションシーンの迫力が凄かったという声が挙がっているようです。
感想:キャストが豪華!
キングダム実写初見なんだけどめちゃくちゃキャスト豪華じゃない?
— 서우:そう (@Sou__x__x_) May 29, 2020
実写映画「キングダム」には知名度が高いキャストが起用されています。そのため「キャストが豪華」という声が多く挙がっているようです。またキャストの演技力が高いから面白いという感想も挙がっているようです。
キングダム実写化するとかまじでやめろって思ってたけど思ってた以上にクオリティ高かった。
— ユーナ🐇 (@yuuuuna____46) May 8, 2019
長澤まさみの楊端和に惚れたよね(笑)
でもうわ〜これから面白くなるのに!!って思ったからまた原作読み直します(笑)
上記のツイートでは、「期待していなかったけれど面白い」という投稿がされているようです。また楊端和を演じた長澤まさみのクオリティが凄かったという感想を挙げているようです。
実写キングダム見てました…!
— 3710ミナトゥー🟪低浮上 (@3710Etc) May 29, 2020
みなさま、顔が良くて…🙏🙏🙏
続編楽しみです。
つまらない・面白いという両極端な評価が挙がっている実写映画「キングダム」ですが、続編を楽しみにしている視聴者も多いようです。また登場していないキャラクターや、続編のキャストが気になるという声も挙がっているようです。
キングダムの実写映画版がひどいという噂まとめ
本記事では実写映画「キングダム」がつまらない・面白いと言われている理由を紹介していきましたがいかがだったでしょうか?原作が漫画・アニメの作品は忠実に再現する事が難しいため、ファンからつまらない・面白いという違う意見が挙がっているようです。ですが実写映画「キングダム」は大ヒットを記録しているので、まだ見ていない方も本記事を参考にしながら是非ご覧下さい!