キングダムが面白いと話題!支持される理由と人気の秘密・魅力を考察

原泰久(はら やすひさ)先生作の漫画キングダムがとても面白い、と今巷で話題になっています。キングダムが面白いその理由は何なのでしょうか?この記事では、キングダムを読んだことがない人も、キングダムが支持されるその秘密と魅力、面白さを分かりやすく紹介します。

キングダムが面白いと話題!支持される理由と人気の秘密・魅力を考察のイメージ

目次

  1. 面白い!人気爆発中の漫画、キングダム
  2. キングダムの面白いところ①ストーリー
  3. キングダムの面白いところ②魅力的な登場人物
  4. キングダムの面白いところ③熱い戦闘シーン
  5. キングダムの面白いところ④キャラクターとの別れ
  6. キングダムの面白いところ⑤漫画内で成長する主人公たち
  7. さあ、あなたもキングダムを読もう!

面白い!人気爆発中の漫画、キングダム

累計発行部数は3000万部を超え、第17回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。連載中の週刊ヤングジャンプでは読者アンケートのトップ常連。今世紀を代表し、漫画史に残ると言っても過言ではない、今一番熱くて面白い漫画、それがキングダムです。大人気漫画「キングダム」。読んだことがある人は多いのではないでしょうか?

読んだことがない人も、タイトルだけなら耳にしたことがあると思います。キングダムの作者である原泰久(はら やすひさ)先生が2016年には情熱大陸に出演されたり、人気テレビ番組のアメトーーク!では、2015年にキングダム大好き芸人として特集されたりと、爆発的な人気を誇りました。その人気は今でも衰えることなく、週刊ヤングジャンプで連載中となっています。

画像を見てみると、いろんな芸能人の方がキングダムのキャラクターのコスプレをしていることが分かりますね。クオリティと再現度がかなり高いです。それぞれ違うコスプレをしていることから、思い入れのあるキャラクターも違うようですね。さらに、最近ではキングダムから学ぶリーダー戦略についての新書も発売されたりと、勢いはとどまるところを知りません。

「1巻を読み始めたら、続きが気になりすぎて最新刊までページをめくる手が止まらない」「人に読むことをこんなに強く薦めた/薦められた漫画はこれまでない」などという現象が多発してしまうほど、沢山の人に面白いと支持されているキングダム。この記事では、なんでこんなに面白いのか、その人気の秘密と魅力に迫ります。キングダムを読んだことがない人も、この記事を読んでキングダムの面白さの秘密を探っていきましょう!

Thumbキングダムの登場人物一覧!能力値や魅力・プロフィールを徹底まとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの面白いところ①ストーリー

キングダムは、紀元前245年の中国を舞台にしています。歴史の授業でもよく聞く人物、史上初となる中国統一を成し遂げた「秦の始皇帝」を中心とした、史実を基にしたストーリー展開になっています。古代中国の話と言えばややこしそうに感じますが、流石そこは漫画です。漫画特有のスピード感が、入り組んで複雑な歴史や数多くの登場人物をも全く難しく感じさせません。

単にこの漫画は「この続きはどうなるんだろう?」と気になるだけのものではありません。何故かと言うと、この漫画は史実に基づいているので、「秦が勝って中国を統一する」という漫画の結末は分かっているからです。しかし、そのことを知っていてもキングダムを楽しめるのは、その過程がとてもドラマチックに描かれていてとても面白いからなのです。

主人公は、田舎に住む戦災孤児の少年・信。奴隷のようにこき使われて生活をしていますが、いつか天下の大将軍になるべく、酷い環境にも屈せず努力を重ね続けます。これだけだと、少年漫画にありがちな「未熟な主人公が様々な戦闘を通して成長していくサクセスストーリー」という印象を受けるかもしれませんが、それだけではありません。

史実×ファンタジー

漫画キングダムは、史実を基にして作られたお話なので、そこには過去に起こった事実が必ず存在しています。しかし、作者の原先生は、当時の資料がほとんど残っていないことを上手く利用し、独自の春秋戦国時代を作り出すことに成功しています。はるか遠い過去に本当に起こった出来事=史実と、原先生の考える古代中国世界=ファンタジーの融合、それがキングダムを唯一無二の面白いものにしている最大の魅力です。

キングダム=王国

キングダム、というタイトルは日本語に訳すと「王国」。漫画の5巻までは、主人公の戦いに注目して物語は進んでいきますが、6巻以降はガラッと変わって、焦点は数万人という大規模の軍の戦いに移っていきます。主人公・信は、軍の中でさらに強くなっていくのです。そしてタイトルの通り、主人公が自分の王国=キングダムを勝ち取るまでが描かれていくのです。

最初は信は一歩兵ですが、軍の中で功績を上げていき、どんどん地位を上げていきます。この漫画には、主人公が強くなる、というだけでなく、出世要素までもが追加されているので、単なるアクション漫画にはなりません。それが多くの人に支持され、人気であり続ける理由の一つなのかもしれません。

キングダムの面白いところ②魅力的な登場人物

どんどん出世していく信には、部下たちに支持されたり、色んな人間と関わるようになっていきます。また、増えていくのが、強くなる度に現れる敵たち。キングダムの登場人物は、個性溢れて面白い人たちばかりです。作者の原泰久先生は、史実をベースにしながらもそれぞれの登場人物に個性を与えて、さらに面白いものにしています。

キングダムを語るには欠かせない登場人物の一人、その名も政。後に秦の始皇帝となる、信と共に物語の中心となる登場人物です。中国統一、という大きなビジョンを掲げて、懸命に一国を率いる姿はとてもかっこいいです。目標に向かって努力することの大切さを改めて感じさせてくれる、とても素敵な登場人物の一人です。

国同士の戦いなので多くの登場人物が出てきますが、キングダムでは登場人物一人一人に焦点を当ててあるストーリーがあったり、それぞれに個性や目的・意図があって、魅力的な物語になるアクセントとなっています。これも、多くの人にキングダムが支持される理由の一つです。

どちらも負けられない、だから面白い

史実を基にしたお話、それがキングダム。読者は自分を主人公サイドに置いて物語を読み進めますが、そこには必ず「敵」が存在しています。そしてキングダムが他の漫画と絶対的に違うのは、「敵の戦う理由」もしっかりと描かれているということです。

主人公たちを応援したい気持ちと敵にも負けてほしくないという気持ちが生まれます。両者の戦う理由がばちばちとぶつかり合う戦い。それぞれの熱い思いに読者も引きずり込まれます。これも、キングダムが多くの人に支持される魅力的な漫画の理由の一つと言えます。

Thumbキングダムで最強のキャラクターは一体だれ?武将ランキングまとめ | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

キングダムの面白いところ③熱い戦闘シーン

キングダムは、言わば戦闘漫画。そんな漫画に必須なのが、戦闘シーンです。中国の史実を基にしたキングダム、そのスケールは尋常ではありません。中国の戦いは300000vs500000などと、人数の桁が違ってきます。そんな大軍を率いる武将たちの姿はかっこよく、大軍同士がぶつかり合うシーンは圧巻で魅力的の一言です。

中には一人で何十人や何百人を相手にしたり、何万という大軍に対して何百という小ささで戦いに挑んだり、ハラハラドキドキする展開ばかりです。ひとつひとつのスケールの大きい熱烈な戦闘には、手に汗を握ります。特に歴史ものが好きな方に戦闘シーンは人気ではないでしょうか?

キングダムの面白いところ④キャラクターとの別れ

「ヒーロー補正がかかっている」とも言うように、漫画だけではなく、映画やアニメのキャラクターは、重要になればなるほど簡単には死なないのが常です。なぜなら重要な人物がいなくなってしまうと、その物語がたちまち成り立たなくなってしまうからです。しかし、キングダムでは違います。驚くことに重要なキャラクターたちが、序盤から次々と死んでいくのです。

世代交代、とも言える重要人物たちの死。そんな彼らの去り際は、とてつもなくかっこいいのです。主人公たちが頼りたい時に、もう彼らはこの世にはいません。そして、主人公たちがそれを乗り越えてさらなる進化を遂げていく、という漫画っぽくなく過酷でリアルなストーリーが読者の胸に深く強く響きます。

小ネタ ユニークで面白い登場人物

キングダムには多くのキャラクターが登場しますが、どのキャラも個性的な人たちばかりです。その中でも、「王騎」は多くの読者に人気のあるキャラクターのうちの一人です。それはこのような特徴的なところがあるからかもしれませんね。

キングダムの面白いところ⑤漫画内で成長する主人公たち

主人公・信たちはもちろん漫画の中で様々な試練を乗り越え成長していきますが、成長は彼らの精神的なものだけではありません。

漫画の「絵」を見ても、彼らの成長をひしひしと感じることができます。巻数が進むごとに、表情がグッと大人っぽく、まるで彼らをずっと見守ってきたような気持ちになり、とても感動します。

Thumbキングダムの龐煖(ほうけん)は戦死する?史実から武神の今後を考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

さあ、あなたもキングダムを読もう!

沢山の人を虜にし、支持されているキングダム。この記事で面白い理由が少しでも分かって頂けたでしょうか?興味を持ったそこのあなた、是非手にとって、キングダムを読んでみませんか?中国の長い歴史を感じられる素晴らしい冒険への始まりです!

関連するまとめ

新着一覧

最近公開されたまとめ