キングダムの龐煖（ほうけん）は戦死する？史実から武神の今後を考察

キングダムの最強と言われる武将で武神として恐れられた龐煖ですが、キングダムでは秦の大将軍・王騎(おうき)や麃公(ひょうこう)を討ち取ります。また龐煖は武神としての強さを主人公・信(しん)やキングダムのヒロインで信よりも強い羌瘣(きょうかい)を圧倒する強さを見せつけて、読者を驚かしています。キングダムでは武神と言える強さを発揮した龐煖ですが、史実ではいつごろ登場するのでしょうか。
 

龐煖は史実ではいつ頃登場するのでしょうか。龐煖が登場する時期をお伝えする前にキングダムの時代背景を紹介します。キングダムの時代は春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)の末期です。この時代をキングダムの作者は史実に則り書いています。

キングダムは史実に則り書いていますが、何を参考資料として書かれているのでしょうか。それは春秋戦国時代(しゅんじゅうせんごくじだい)の一級資料として有名な史記(しき)や韓非子(かんびし)等を参考にしているそうです。そして史実によると龐煖が初めて登場するのは紀元前236年です。紀元前236年に何があったのでしょうか。

キングダムの龐煖は史実によると紀元前236年に登場します。龐煖は史実で登場した時何をしていたのでしょうか。史実では龐煖は趙(ちょう)軍を率いて出陣します。龐煖は趙軍を率いて趙の隣の国・燕(えん)を攻撃して二つの城を攻略したと書かれています。

武神・龐煖はキングダムでは一人で敵を何人・何十人と倒し、敵将を一騎打ちで討ち取る場面が多く描かれています。しかし史実にはこの時の戦いで龐煖が一騎打ちをして敵将を討ち取ったとの記載はありません。

龐煖はキングダムのように敵将を一騎打ちで倒すような華々しい活躍を史実ではしていませんでした。しかし龐煖は燕を攻撃して二つの城を攻略し、武神の強さを史実でも見せつけています。ではこの戦の後龐煖は一体何をしていたのでしょうか。

なんとこの後龐煖は春秋戦国時代の一級資料・史記や韓非子からフェイドアウトしてしまい一切名前が出てきません。史記の作者が龐煖の活躍を記載しなかったのか。それともどこかの戦場を最後に戦死しまったのか。はたまた史実では知られない所で誰かと一騎打ちをして負けてしまったのか。それは分かりません。

史実を資料にして描かれているキングダムですが、史実からフェイドアウトした龐煖はもうキングダムに登場しないのでしょうか。龐煖がキングダムに登場しなければ、キングダムの主人公・信との因縁はどうなるのか。それともどこかで龐煖が登場するのでしょうか。この点は龐煖ファンでなくてもキングダムの読者なら不安を感じる所でしょう。果たしてキングダムに武神・龐煖はもう登場しないのでしょうか。

韓非子によると龐煖は、燕を攻略している途中に秦(しん)の軍勢が趙の国の鄴(ぎょう)城を攻撃してきたことを知って急いで趙に戻ってきます。しかし龐煖が趙に戻ってきた頃には鄴の城は秦軍に取られてしまったとの記載されています。ここから読み取れることは龐煖が燕から趙に戻ってきた時に鄴城が秦に取られてしまったと記載されているだけで、龐煖が戦死して最後を迎えたとの記載や鄴城の救援を諦めて撤退したとの記載はありません。

ここからは予測です。龐煖は燕から趙軍を率いて秦が奪った鄴城へ到着。龐煖は鄴城に秦の旗を見て、鄴城へ向けて秦軍を開始。その後龐煖は鄴城が取られた後、秦軍の目の前にバシっと登場。龐煖が登場した事で秦軍の兵士や将軍達を恐怖のどん底に叩き落とされ、龐煖の攻撃で撤退寸前にまで秦軍が追い詰められ、ボロボロにされると予測できませんか。

上記では龐煖の史実と今後の予想をご紹介しました。ここからは圧倒的な強さをキングダムで見せた龐煖の弱点があるのかご紹介したいと思います。武神・龐煖は圧倒的な強さを持ったキングダムのキャラクターです。

しかし龐煖は王騎(おうき)と一騎打ちをした時、かなり際どい勝利を飾ります。また龐煖は自分より格下の麃公(ひょうこう)や信と戦った時も一方的な勝利とは呼べずに、ギリギリの戦いでした。なんで龐煖はいつもギリギリの勝利しか得られないのでしょうか。
 

キングダムの武神・龐煖ですが、なんでギリギリの勝利ばかりになってしまうのでしょうか。それは龐煖が弱点を突かれているからでしょう。では龐煖の弱点はどこなのでしょうか。それは王騎や麃公、信が持っている将軍としての思いの強さです。

王騎や麃公は龐煖の弱点を思いの強さが足りないからだとマンガやアニメで言っています。そのため将軍の思いの強さがあれば、絶対的な強さを持っているキングダムの龐煖を倒す弱点だと言えるでしょう。

もし龐煖がキングダムの誰かと一騎打ちして戦死し、最後を迎えるのであればこの弱点を突かれた時かもしれません。

キングダムのキャラクターで一番強いであろう龐煖はいったい誰にやられ、戦死もしくは最後を迎えるのでしょうか。キャラクターはキングダムにたくさん登場しますが、龐煖を倒すキャラクターは一人しかいません。

それはキングダムの主人公・信です。信は王騎が龐煖にやられて戦死する間際に矛を形見としてもらっています。また信は麃公が龐煖に倒されて最後を迎える間際に盾をもらっています。さらに信は麃公が率いていた軍勢の一部を飛信隊(ひしんたい)に加えています。

さらに信は麃公が率いていた軍勢の一部を飛信隊(ひしんたい)に加えています。これらの理由から信と武神・龐煖の因縁は深いと言えます。そして信こそがキングダムで唯一龐煖を倒す資格を持っているキャラクターといえます。
 

現在キングダムでは趙の首都防衛ライン・鄴城を巡って秦と趙が壮絶な戦を繰り広げています。しかしキングダムの龐煖はまだこの戦いに登場してません。そのためキングダムの読者には信と龐煖が一騎打ちをしないまま、現在の戦いが終わってしまうのではと心配している方もいると思います。そんなことはありません。信と龐煖の一騎打ちは必ず起きると予想できます。なんで予想することができるのでしょうか。
 

龐煖が信と一騎打ちするとどうして予想できるのか。それはこのシーンに伏線だと思われるからです。それは現在キングダムで行われている鄴城の戦いが行われる前の出来事です。秦は趙攻略の為の出陣式を首都で行っています。

この時信は王騎の形見の矛を持って登場しています。なぜ信は王騎の矛を持ち出したのか。それは信が王騎の矛を使って龐煖と一騎打ちをする為の伏線で、二人の最後の戦いが行われるのを示唆しているのではないでしょうか？
 

信と龐煖が戦うのは間違えないと思います。また信はキングダムの主人公で史実でも春秋戦国時代の最後まで生きているので、龐煖との一騎打ちで最後を迎える事はないでしょう。そして龐煖は信との一騎打ちで戦死し、最後を迎える可能性がかなり高いと思われます。では龐煖の最後はどのような展開になるのでしょうか。
 

龐煖の最後を大胆に予想してみます。まず龐煖は秦軍に取られた鄴城を奪い取るべく突撃を開始。秦軍は新たなに登場した趙軍と激戦をくり広げることになるでしょう。そんな中、信は龐煖を敵軍のど真ん中で発見し、一騎打ちを開始。最初は龐煖(ほうけん)の激しい攻撃を受けやられる寸前まで追い詰められ、手に汗にぎる激戦が繰り広げられるでしょう。

しかし最後は信が王騎(おうき)の矛と飛信隊のみんなの声援を受けて、龐煖(ほうけん)へ渾身の思いを乗せた一撃を与えることに。そして龐煖(ほうけん)は最後に信へ何かを伝えて戦場で戦死。いかがでしょうか？こんな展開であれば読者も龐煖(ほうけん)の戦死と最後のシーンに納得するのではないのでしょうか。

キングダム初期で最強を誇り、主人公の信にとって絶大な存在であった王騎を討ち取った龐煖。その王騎の矛という武器だけでなく、信念を受け継いだ信にとって龐煖はまさに倒すべき存在です。その龐煖を倒した時こそ、信が王騎を超えた瞬間であり、大将軍となれる時なのではないでしょうか？これからの信と龐煖、そしてキングダムの展開から増々目が離せません！