【キングダム】呉鳳明（ごほうめい）の死亡を考察！最後は霊凰の部下に裏切られる？

著雍の戦いにて信に討たれそうになった呉の将軍・呉鳳明（ごほうめい）。霊凰を殺させるように仕向けたことで霊凰の部下の恨みを買いました。そして、最後は彼らの裏切りに遭って死亡すると予想されています。果たして、呉鳳明とは何者でしょうか。以下では、「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の死亡や部下の裏切りに遭う最後を考察しました。その他、キングダムの呉鳳明の史実の実在や作中での活躍等をまとめました。

2023年11月時点で累計発行部数1億部を突破した「キングダム」。2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている原泰久先生の中国時代劇です。単行本は、2023年7月時点で計69巻が刊行されています。

秦王・嬴政（後の始皇帝）と信の奮闘を描いた「キングダム」。始皇帝による中華統一までを描く壮大なスケールと圧倒的な画力が人気に火をつけました。

春秋戦国時代も末期にさしかかり、中国では秦・魏・趙・楚・韓・燕・斉の7国が台頭します。後に戦国七雄と呼ばれ、中華の覇権を巡る争乱が起きていました。そのような時代に生まれた信は、下僕の身分でありながら秦軍の大将軍を夢見ていました。その頃、秦国では13歳の若き王・嬴政が即位し、宮廷内の権力闘争に巻き込まれます。しかし、信と共に数々の混乱を突破し、やがて中華統一に向けた戦いを始めます。

魏軍の第一将軍で、新・魏火龍に数えられます。初登場は25巻266話・合従軍編です。李牧に次ぐ知略型であり、また発明を得意としています。戦では自ら開発した兵器を持ち込み、函谷関を陥落寸前まで追い込みました。

呉鳳明の年齢は、公式な発表がないため正確な数字は不明です。一方、作中では桓騎と同世代と言及されており、30代くらいと推測されます。

「キングダム」では、女性武将の登場は珍しくないものの、中には女性と見間違えそうな中性的な男性武将も登場しています。呉鳳明も中性的なキャラデザですが、性別は男性と断定されています。

合従戦では、魏の総大将として出陣した呉鳳明。明確な戦闘シーンがないため、武力はどのくらいの強さなのか、現時点では不明です。一方、呉鳳明といえば、前線で戦うよりも戦術面で能力を発揮するタイプであり、知将と呼べるでしょう。また、新兵器の設定・開発の能力に優れ、難攻不落だった函谷関に橋をかけることに成功しています。

呉鳳明の父親は、かつて魏火龍七師に数えられた呉慶です。かつて、秦の六代将軍や趙の三大天としのぎを削ったと言われた呉慶。最後は、蛇甘平原の戦いで麃公と一騎打ちに突入し、討ち取られました。

著雍の戦いで霊凰を身代わりにする卑劣な行為に走った呉鳳明（ごほうめい）。この出来事は、霊凰の部下の恨みを買い、最後は裏切りに遭って死亡するとも言われています。また、呉鳳明は魏の主戦力であり、魏の滅亡まで戦うと予想されています。以下では、「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の史実や死亡を考察しました。その他、部下の裏切りが予想される呉鳳明の最後をまとめました。

父・呉慶が史実の人物から、息子の呉鳳明も史実の人物だと推測されました。しかし、史実には魏国に関する記述があまりなく、呉鳳明も「キングダム」のオリジナルキャラです。また、呉慶に関しても、史実に名前が残る程度であり、作中での活躍は創作と言われています。

史実では、紀元前225年に魏が滅亡したと記録されています。王賁によって都・大梁が水攻めにされ、降伏を余儀なくされたことが伝わっています。魏国の存続をかけた一戦でありながら、史実には王賁と戦った武将の名前が残されていません。その理由は、魏の滅亡時に有力武将がいなかったためと考えられます。また、従虎の戦後の時点で、魏の有力武将といえば架空人物の呉鳳明しかいません。

もし、魏が滅亡するまでの間に呉鳳明を失うことがあれば、魏にとっても致命傷です。一方、史実では魏の滅亡まで大きな戦いはないため、呉鳳明の生存は確実です。つまり、魏の滅亡と共に呉鳳明も死亡する可能性が高いでしょう。

オリジナル人物のため、どのような最後を迎えるのか予想が難しい呉鳳明。彼の死亡は、魏の滅亡後と考えられます。史実から王賁との一騎打ちや、師匠を惨い形で殺害した経緯から部下の裏切りに遭う最後も予想されています。果たして、魏の将軍・呉鳳明はどのような最後を辿るでしょうか。以下では、「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の最後について、3つの視点から考察しました。

呉鳳明の父・呉慶は、秦軍の麃公との一騎打ちに敗れて死亡しています。このエピソードから、呉鳳明の最後も王賁との一騎打ちで死亡すると考察されます。一方、王賁は魏火龍の紫伯を討った猛将であり、果たして呉鳳明との一騎打ちは成立するでしょうか。知略のイメージが強い呉鳳明が本気で挑んでも、王賁にあっけなく倒される可能性が高いでしょう。

著雍の戦いにて、秦軍が本陣まで攻め込み、信に討ち取られそうになった呉鳳明。そこで、魏火龍の1人で、自身の師匠である霊凰を身代わりにして、信に討たせました。その後、退却に成功した呉鳳明でしたが、霊凰の部下たちは彼に怒りを覚えます。霊凰をだまして死亡させた呉鳳明をよく思わない霊凰の部下たち。什虎の戦いでは、呉鳳明の部下として参戦するも、内心では忠義などなかったでしょう。

このように、霊凰の部下との関係があまり良くない呉凰明。魏の滅亡時など何かしらのタイミングで、霊凰の部下が復讐に乗り出す可能性もあります。それは、呉鳳明に対する裏切りという形で現れ、最後は部下の裏切りで死亡する展開も考えられるでしょう。

ここまでは王賁との一騎打ちや霊凰の部下の裏切りで死亡すると考察した呉鳳明の最後。しかし、呉鳳明の死亡シーンは自害という展開も予想されます。秦軍に攻められ、籠城戦に突入した魏軍。最後は水攻めによる降伏を余儀なくされ、呉鳳明は魏の将軍のプライドとして自害を選ぶでしょう。

趙の李牧に並ぶ知略の持ち主であり、戦では新兵器の発明という能力を発揮した呉鳳明（ごほうめい）。もちろん戦術にも優れ、秦軍に苦戦を与えています。しかし、あと一歩の力が及ばず、秦軍を突破することが出来ませんでした。以下では、「キングダム」の呉鳳明の活躍をネタバレ紹介します。

呉鳳明のり知略や発明能力が発揮された函谷関の戦い。魏は五か国からなる合従軍に加わり、秦の関門・函谷関で秦軍を迎え撃ちます。魏の総大将には呉鳳明が就き、自身が開発した「巨大井闌車」と「床弩」を戦場に持ち込みます。新たな兵器を用いて陥落寸前まで追い込んだ魏軍。しかし、桓騎軍の反撃や、韓の総大将・成恢が討たれたことで、関門を突破できませんでした。

魏の要所・著雍を巡る戦いでは、牢獄に閉じ込められていた魏火龍七師の3人が14年ぶりに解放されました。その中には、呉鳳明によって命を落とす霊凰もいました。最初こそ魏軍が有利でしたが、秦軍の策略を見抜けないまま、本陣への侵攻を許してしまいます。その時、秦軍の信に見つかってしまった呉鳳明。とっさに霊凰を身代わりにして、信の関心を背けようとします。

呉鳳明の顔を知らない信は、彼の嘘をまんまと信じてしまい、霊凰を呉鳳明だと思い込んで討ち取りました。一方、窮地を逃れた呉鳳明は退却に成功したものの、残された霊凰の部下に恨まれます。

「キングダム」の呉鳳明といえば、函谷関の戦いで用いた井闌車と床弩があげられるでしょう。戦術だけでなく、発明にも優れた呉鳳明。彼の発明品は、どれも画期的なものです。しかし、敵軍の動向を先読みした秦軍には一歩及ばず、味方の勝利につなげることが出来ませんでした。以下では、「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の井闌車や床弩の登場シーンを紹介します。

函谷関を突破するために開発された井闌車（せいらんしゃ）。原作漫画の26巻276話にて登場し、函谷関に欠けられました。井闌車を移動させるために城壁より低く作られたものの、井闌車から橋を架けることで城壁への侵入を可能にしています。しかし、桓騎軍が城壁で待ち構えており、1台が焼失しました。

床弩（しょうど）は、韓軍でも用いているものの、呉鳳明が開発した床弩はその2倍の4メートルに達します。原作漫画の28巻299話にて登場し、城壁にのぼるためのロープを張る際に使用されました。

以下では、「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の声優・浪川大輔さんのプロフィールや主な出演作品を紹介します。

呉鳳明のアニメ声優・浪川大輔さんは、1976年生まれ、東京都出身の声優・歌手です。1985年に劇団こまどりに入団し、海外ドラマの子供役の日本語吹き替えで声優デビューしました。また、映画「E.T.」で主人公・エリオット役を演じ、広く知られるようになりました。

声優・浪川大輔さんの主な出演作品は、アニメ「ルパン三世」石川五ェ門役、「鬼滅の刃」鋼鐡塚蛍役、「東京リベンジャーズ」灰谷蘭役、「ジョジョ6部」ナルシソ・アナスイ役等です。海外作品の吹き替えでは、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズに出演したイライジャ・ウッドや、ヘイデン・クリステンセン等を担当しています。

魏の第一将軍であり、魏の滅亡まで戦い抜くと考察される呉鳳明（ごほうめい）。しかし、霊凰を卑劣な手段で死に追いやり、彼らの部下の裏切りに遭う可能性も示唆されています。一方、戦では目立った活躍がなく、呉鳳明の武力は未知数でしょう。以下では、「キングダム」から呉鳳明（ごほうめい）に関する感想や評価を紹介します。

魏軍の主力将軍であり、知略家で発明家という一面を持つ呉鳳明。中性的なキャラデザも相まってファンからもかっこいい、雰囲気が好きと高い人気を誇っています。作中では、戦略を練る方をメインとし、実際に戦う場面がなかったため、武力は不明とされています。一部では、師匠の霊凰を身代わりにして殺したことから批判的な意見も寄せられるも、秦軍との最後の戦いではどのような活躍を見せるか期待が高まっています。

「キングダム」といえば、中性的な容姿の男性キャラの登場も見どころです。今回紹介した呉鳳明は兜をかぶった姿は男性的ですが、普段の姿は髪型もあいまって中性的に見えるでしょう。かっこいいだけでなく、李牧に次ぐ頭の良さ、戦を有利に進めるための兵器を開発するなど、ブレーンとして活躍する呉鳳明。SNSでも呉鳳明がかっこいいと多くの声が寄せられています。

パワー型の武将が多い「キングダム」において、独特の雰囲気を醸す呉鳳明。兵器の開発など他武将には真似できない能力や、いかなる戦いにも気を抜かず常に用心深く行動する点が良いとの感想も見られます。いわゆる知略型に分類され、いかに戦を効率的に進めようかという考えが見えてくるでしょう。このように、他にはない魅力に富んだ呉鳳明が好きとの声も見られ、魏国のキャラで高い人気をほこっています。

著雍の戦いにて信に迫られ、師匠を身代わりにして窮地を脱した呉鳳明でしたが、彼の卑劣な行為はファンの怒りを買いました。SNSでは、最後はろくな死に方をしない、因果応報を受けると厳しい意見が寄せられています。呉鳳明は魏国の主戦力なので、魏の滅亡まで生存する可能性は高いです。しかし、霊凰を死に至らしめたことは、呉鳳明の悲惨な最後を暗示しているようにも見えるでしょう。

鎧姿では兜を着用し、勇ましい武者姿をみせた呉鳳明。髪が隠れるため、容姿も男性的に見えるでしょう。一方、普段の姿は髪の一部を後頭部でまとめており、女性的な髪型となっています。SNSでも、呉鳳明の髪型にびっくりしたとの声や、中性的な容姿からかわいいとの感想も多く寄せられています。やや女性よりの容姿であるものの、戦では男性的な顔つきに変わる、平時とのギャップの大きさも呉鳳明の魅力でしょう。

「キングダム」の呉鳳明（ごほうめい）の最後や死亡シーン、霊凰の部下の裏切り、作中での活躍などをネタバレを交えながら考察しました。魏のラスボス的存在であり、知略と発明能力を武器とする呉鳳明。秦が魏を攻めるうえで、呉鳳明をどうやって追い詰めていくかが勝敗の鍵を握るでしょう。また、霊凰の部下との関係も気になり、呉鳳明はどのような最後を迎えるのか、様々な考察が飛び交っています。