【キングダム】太后（たいこう）の声優は坪井木の実！過去の出演作やキャラは？

『キングダム』には太后（たいこう）という女性キャラが登場します。太后は悲惨な過去を持つ美しき悪女です。ここからは太后のアニメ声優・坪井木の実さんについて、プロフィールをはじめアニメ出演作や演じたキャラ、担当した吹き替え作品などを交えて紹介していきます。それではまず、キングダムの作品情報から見ていきましょう。

『キングダム』は原泰久先生による同名の漫画を原作としたアニメ作品です。監督は神谷純氏、シリーズ構成は荒川稔久氏、アニメーション制作はぴえろがそれぞれ担当しています。これまで4つのシリーズがNHK BSプレミアム、NHK総合にて放送されています。

本記事で触れる太后は『キングダム』の山陽平定編（漫画17巻～24巻）にて登場しています。山陽平定編は呂不韋の画策により、趙宰相の李牧が秦を訪れたところから始まります。呂不韋と李牧の話し合いでは、李牧の提言により秦趙同盟が締結されることとなりました。そして、前線では信をはじめ玉鳳隊の王賁や楽華隊の蒙恬といった若き将が武功を重ねます。一方、咸陽では政陣営の元に政の母・太后から白紙の書簡が届き…

キングダムの太后（たいこう）は、第三十代秦王・荘襄王（そうじょうおう）の后です。もともとは趙の王都・邯鄲（かんたん）の舞妓で、その美貌により「邯鄲の宝石」「美姫」などと呼ばれ人気を集めていました。当時の名前は「趙姫（ちょうき）」です。后となってからは、第三勢力といわれる後宮を長としてまとめあげています。

それでは早速、キングダムの太后（たいこう）のアニメ声優・坪井木の実さんについて見ていきましょう。ここでは声優・坪井木の実さんのプロフィールをはじめ、声優として支払われるギャラや担当した吹き替え作品、出演アニメ、演じたキャラなどを紹介していきます。

キングダムの太后（たいこう）のアニメ声優は、坪井木の実（つぼいこのみ）さんです。坪井木の実さんは劇団俳優座に所属し、声優・女優として活動しています。文句なしの美声の持ち主であり、声は高めで優しい印象です。

坪井木の実さんは声優・俳優として舞台やテレビにも多く出演しているようです。では、気になるギャラはどのくらいなのでしょうか？声優業界での出演料は「声優基本ランク×時間割増率×180％」という計算式で算出するようです。

計算式にある声優基本ランクは「15～45」のランクがあり、それぞれのランクの数字に1,000円をかけた金額となっています。つまり、ランク15であれば15,000円、ランク45であれば45,000円ということです。次に時間割増率は30分が1.0、60分が1.5、90分が1.9、120分が2.3となります。

この知識を踏まえ、坪井木の実さんの声優としてのギャラはいくらになるのかというと、残念ながら計算式に必要な声優基本ランクが公式に発表されていないため正確には分かりません。仮に声優基本ランクを15として計算をすると、キングダムで太后を演じる坪井木の実さんに支払われる出演料の推定額は、15,500円（ランク15）×10×180%で27,000円となります。

次に声優・坪井木の実さんの担当した吹き替え作品を見ていきましょう。以下では坪井木の実さんの担当の吹き替え作品とキャラクターを一覧でまとめています。

• アイ,ロボット（スーザン・カルヴィン博士〈ブリジット・モイナハン〉） 
• イン・ハー・シューズ（ローズ・フェラー〈トニ・コレット〉）
• 美しい人（ソニア〈ホリー・ハンター〉）
• ギルダ（ギルダ・マンスン・ファレル〈リタ・ヘイワース〉）
• 十戒（セフォラ〈イヴォンヌ・デ・カーロ〉）
• スイートガール（ダイアナ・モーガン〈エイミー・ブレネマン〉）
• センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島（リズ・アンダーソン〈クリスティン・デイヴィス〉）
• ターミネーター4（セレーナ・コーガン〈ヘレナ・ボナム＝カーター〉）
• トランスポーター2（オードリー・ビリングス〈アンバー・ヴァレッタ〉）
• ハンガー・ゲームシリーズ（エフィー・トリンケット〈エリザベス・バンクス〉）

続いて声優・坪井木の実さんの出演アニメに、『遊☆戯☆王VRAINS』や『GON -ゴン-』、『BLUE DRAGON』などがあります。それぞれ『遊☆戯☆王VRAINS』ではフェニックス役、『GON -ゴン-』ではアイクィーン役、『遊☆戯☆王VRAINS』では道順健碁の母役を演じています。

続いてキングダムの太后（たいこう）の活躍をネタバレありで紹介していきます。まずはじめに太后の過去から見ていきましょう。

前述したように太后は「邯鄲の宝石」と言われるほどの美女でした。そして、一流の舞妓でもあった太后は多くの男たちにチヤホヤされる中、当時三国にまたがり行商をやっていた呂不韋に大変気に入られ、豪華な宝石や花を贈られ続けることとなります。そして、太后は呂不韋の許嫁となったのです。

呂不韋の許嫁となった太后ですが、実はその後呂不韋の出世に利用されることとなります。呂不韋により政の一代前の秦王となる子楚に献上されてしまうのです。その後、太后は趙に戻るも敵国である秦の王族を産んだとして、民衆から侮辱と虐待を受ける日々を送り続けました。働き口も見つからず、ボロボロの家に男を呼び込んで小遣い稼ぎをすることもあったようです。こうした経緯により太后はすべてを憎悪するようになります。

後宮に入った太后は、子楚との約束により丞相となった呂不韋と密通し、彼との愛欲に溺れるようになります。その後は太后との肉体関係を断ち切ろうとした呂不韋が送り込んだ、嫪毐（ろうあい）という男娼に対しても愛欲に溺れる日々を送るようになりました。

太后は著雍編から2か月後に突如朝廷に現れて、山陽と奢雍の二つの城を後宮勢力に譲るよう要求します。さらに、随行させていた嫪毐を山陽長官に任ずるよう呂不韋に認めさせました。第三勢力の後宮が動いたことで、昌平君らは山陽や奢雍で警戒を強めることにします。そのような中、太原一帯に兵民が集まっているとの情報が入ってきます。太后はなんと、その太原で「毐国（あいこく）」の建国を宣言してしまったのです。

呂不韋はまたもや太后を利用した策略を練ります。太后は趙高の実務能力で毐国を創り上げる算段でしたが、国との体裁を整える前に虎歴に出し抜かれ、毐国軍に咸陽を攻めさせることとなってしまいました。呂不韋はその反乱を鎮圧させることで秦のすべてを手に入れようとしていたのです。

しかし、昌平君が呂不韋陣営から離脱をして、嬴政が反乱に備えて手配していた飛信隊や蕞（さい）の兵に協力してしまいます。こうして、無事反乱の鎮圧に成功したことにより、長きにわたる、嬴政と呂不韋の権力争いに決着がつきました。反乱鎮圧後、太后は反乱の責任を一身に引き受けた嫪毐の貢献もあって助命され、政によって密かに逃がされます。始皇十年には幽閉を解かれ、雍から咸陽に帰還しました。

ここまでキングダムの太后（たいこう）のアニメ声優・坪井木の実さんについて、太后の活躍をネタバレしつつ、プロフィールや吹き替え作品、出演アニメなどを交えて紹介してきました。では、最後にキングダムの太后のアニメ声優・坪井木の実さんに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

キングダムの太后（たいこう）のアニメ声優・坪井木の実さんに関する声があがっています。こちらでは太后を演じた声優・坪井木の実さんの声を「大人の女性感溢れる妖艶な美女の声」と高評価されているようです。

キングダムの太后（たいこう）のアニメ声優・坪井木の実さんに関する声があがっています。こちらでは声優・坪井木の実さんの担当した吹き替え作品『フォーエバー～人生の意味～』を高評価されているようです。

キングダムの太后（たいこう）のアニメ声優・坪井木の実さんに関する声があがっています。こちらでは声優・坪井木の実さんの演技を「最高」と高評価されているようです。

本記事ではキングダムの太后（たいこう）の声優・坪井木の実さんについて、過去の出演作やキャラ、担当した吹き替え作品などを交えて紹介してきました。キングダムのアニメを視聴する際は、本記事のまとめを参考にしつつ、太后の声や活躍に注目していただければ幸いです。