【キングダム】桓騎の最後・死亡シーンをネタバレ!肥下の戦いで李牧に敗れた?

キングダムの桓騎の最後、死亡シーンをネタバレで紹介していきます。桓騎は秦の武将で、桓騎軍を率いる将軍です。戦場での残虐な行いで恐れられている桓騎は「肥下の戦い」で李牧と戦って死亡するということです。ここでは、桓騎の死亡シーンは何話に登場するのか、どのように描かれているのかをネタバレで紹介し、史実での桓騎の死亡についてもネタバレで紹介します。また、桓騎の過去や活躍シーン、名言も紹介していきます。

【キングダム】桓騎の最後・死亡シーンをネタバレ!肥下の戦いで李牧に敗れた?のイメージ

目次

  1. 桓騎とは?
  2. 桓騎の最後・死亡シーン
  3. 桓騎の史実での最後は?
  4. 桓騎の弱点や靴の紋章を考察
  5. 桓騎軍メンバー
  6. 桓騎のかっこいい活躍や名言をネタバレ
  7. 桓騎の声優キャスト
  8. 桓騎の最後・死亡シーンに関する感想や評価
  9. 桓騎の最後・死亡シーンまとめ

桓騎とは?

キングダムの作品情報

古代中国の戦国時代を描いた漫画「キングダム」は、原泰久によって「週刊ヤングジャンプ」で連載中です。コミックは69巻まで発売されており、最新刊70巻が2023年11月に発売予定です。2006年から始まった「キングダム」は最新70巻の発売により、コミック発行部数1億部を超えることが予想されています。2012年にはテレビアニメ第1シリーズが放送され、2024年1月からNHK総合にて第5シリーズが放送予定です。

漫画「キングダム」は2019年に実写映画第1弾が公開されました。タイトルは「キングダム」で、主人公の信役は山﨑賢人が演じました。興行収入57億を突破する大ヒット作品となった第1弾に続いて、2022年に公開された第2弾「キングダム2遥かなる大地へ」は、第1弾と合わせて興行収入100億円以上を記録しました。2023年7月には第3弾「キングダム運命の炎」が公開され、3作続けて50億円突破が期待されています。

キングダムの概要

キングダムは作者の原泰久がサラリーマン時代の経験を注ぎ込んだ作品で、社会人として「組織」というものを学んだことが物語に生かされているということです。ただし、連載開始当初はあまり人気を得ることができませでした。しかし、主人公の絵を工夫するなどのアドバイスをもらったことから、作画にこだわったことで次第に人気作品となりました。キングダムは2013年の「手塚治虫文化賞」のマンガ大賞を受賞しています。

キングダムのあらすじ

紀元前の中国、春秋戦国時代末期の秦、下僕として働く信は友人の漂と共に「天下の大将軍」を夢見て訓練に励んでいます。ある日、大臣の昌文君の導きによって漂は仕官しますが、王宮では王弟が反乱を起こし、秦王・嬴政は王宮を追われます。巻き込まれた漂は信に夢を託して死亡し、信は漂と描いた夢を持って嬴政に仕えることになりました。こうして信は中華統一を目指す嬴政の下、大将軍を目指して戦国の世を生き抜いていきます。

桓騎のプロフィール

キングダムの桓騎は蒙驁の副将を務める将軍で、その後、六大将軍の第五将となった武将です。元は秦の南部の山を根城とする大野盗集団「桓騎一家」の頭でした。野盗時代から「首斬り桓騎」と呼ばれる残忍で無慈悲な行為で恐れられていますが、人間的には魅力があり、部下たちから慕われています。戦場では自己流の奇策を得意としており、その手腕は天才的と言われています。野盗時代の部下たちが桓騎軍の兵士となっています。

桓騎の初登場

桓騎が初めて登場したのは何話?については、山陽攻略編が描かれているコミック19巻の198話になります。17巻から始まった山陽攻略編は、魏の山陽攻略を目指す秦と魏の戦いが描かれています。桓騎は王翦と共に、秦軍の総大将を務める蒙驁(もうごう)将軍の副将として戦場に現れました。魏の総大将はかつて趙の三大天の一人で、魏に亡命した廉頗(れんぱ)です。

桓騎の強さ

山陽攻略編で桓騎はすでに副将という地位にありました。この桓騎の強さについては、王騎将軍が彼について語るシーンがあります。それは、かつて趙の三大天の一人だった廉頗が魏に亡命した際、王騎と語り合ったシーンです。王騎は廉頗にとって最大のライバルであり、友人でもあります。その王騎が「蒙驁は才能の代わりに強力な二本の剣を所有している、退屈したら蒙驁軍と戦え」と、廉頗に語りました。

この二本の剣というのが、桓騎と王翦のことだということです。蒙驁は型にはまった戦法しか用いないため、二本の剣と言われる桓騎と王翦のおかげで勝利を得ています。廉頗は王騎のこの言葉を山陽の戦いが始まる前、廉頗四天王の一人、廉頗(きょうえん)に伝えています。かつて野盗だった桓騎は、当時から天才的な戦法で戦功を挙げ、無名のまま出世を遂げてきました。

桓騎の強さの特徴は戦闘能力の高さと、誰も思いつかないような奇策を繰り出すことです。この桓騎の奇策は膠着した戦局を一挙に覆し、自軍に大勝利をもたらします。さらに、桓騎の強さは、敵に対してどこまでも無慈悲で残忍になれることです。このような桓騎の強さの源は、勇猛果敢な実行力と聡明な頭脳です。桓騎は野盗の頃から秦の正規軍に対して一歩も引くことなく、自身で編み出した戦法で何度も撃破しています。

桓騎軍は、桓騎が野盗だったときの部下で構成されており、頭である桓騎を信頼し、どのような奇策でもすぐに対応することができます。桓騎は無慈悲で残忍な武将として恐れられていますが、人柄は魅力的と言われており、部下たちから慕われています。どのような戦法、奇策でも彼の手足となって働く部下たちがいることも桓騎の強さの一つということです。

TVアニメ「キングダム」公式サイト

桓騎の最後・死亡シーン

ここまで、桓騎の初登場は何話?についてと、桓騎の強さについてネタバレで紹介しました。ここからは、桓騎の最後、死亡シーンは何話?について紹介し、その最後、死亡シーンをネタバレで紹介していきます。

桓騎の死亡シーンは何話?

桓騎の最後、死亡シーンが登場するのは何話?についてみていくと、最後、死亡シーンは752話「聖地へ」で描かれています。752話が収録されているコミック69巻では、前巻から続く「肥下の戦い」が描かれており、趙の李牧が大将軍となって秦軍と激突するという内容です。

桓騎の最後は?肥下の戦いで李牧に敗れた?

肥下の戦いでは、大将軍となった李牧率いる趙軍に秦軍は追い詰められていきます。そして、桓騎軍の部下たち(桓騎一家)も次々と壮絶な戦死を遂げていきます。そのような状況で、那貴が桓騎のもとへ駆けつけることができたのですが、背後から討たれて戦死します。また、黒桜は桓騎に言葉を掛けて死亡します。最後まで桓騎の側で戦った厘玉もついに死亡し、桓騎ただ一人が残されてしまいました。

ここで桓騎の脳裏に、元気だった頃の部下たちとの思い出が蘇ってきます。思い出の中で部下たちは和やかに笑っており、桓騎は彼らと一緒にかつて砂鬼一家と暮らしていた聖地に帰りたいと思います。その間にも趙軍は桓騎の周りを固めていき、桓騎は絶体絶命の危機となります。桓騎はこれまで苦労を共にしてきた部下たちのことを思いながら、ありったけの力で李牧に向かっていきます。

しかし、反撃もここまで、桓騎は何本もの槍に体を貫かれていきます。それでも李牧に向かって前進することを止めない桓騎でしたが、剣が折れており、李牧に届きません。桓騎は李牧の斬撃を浴び、ついに絶命します。ここまで、桓騎の最後、死亡シーンは何話?についてと、そのシーンをネタバレで紹介しました。

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桓騎の史実での最後は?

ここまで、キングダムの桓騎の最後、死亡シーンは何話?についてと、そのシーンをネタバレで紹介してきました。桓騎の最後、死亡シーンは69巻752話「聖地へ」でした。家族同然だった桓騎一家は趙軍と戦って死亡し、頭である桓騎は最後に李牧と戦い、壮絶な最期を遂げました。ここで、実在の人物だった桓騎の史実での最後についてみていきます。

桓騎の史実での死亡理由

本のイメージ画像

史実で桓騎に関する記述は少なく、次の事柄が記されています。紀元前234年に平陽の戦いで趙の扈輒(こちょう)将軍を討ち、10万の趙兵を斬首しています。翌年、再び趙に侵攻した桓騎は平陽と武城を攻略し、北上して宜安に侵攻したことが記されています。そして、宜安の近郊にある肥下で李牧と激突し、大敗しました。この肥下の戦いを最後に桓騎に関する記述は無くなります。

史実での桓騎の最後については、キングダムの桓騎の最後と同じ秦趙の戦い「肥下の戦い」で、李牧に敗れて討たれたことが当時の各国の情勢や逸話をまとめた「戦国策」に記されています。また、歴史書「史記」の廉頗藺相如列伝では、趙に大敗して敗走したと記されています。このように、史実では桓騎が死亡した説と、敗走したという説があります。

桓騎は史実では「樊於期」に改名した?

史実での桓騎の最後について、李牧に討たれて死亡した説と敗走した説を紹介しました。李牧と戦った肥下の戦いの後、桓騎の名前は歴史書から消えており、その後のことは不明でした。ところが、史実での桓騎のその後について、桓騎が改名して生きていたという説があるということです。その説によると、実は桓騎は生きており、「樊於期(はんおき)」という名前に変えたということです。

キングダムでも409話で樊於期が登場します。作中で樊於期は毐国の将軍で、秦王政を始めとする秦の王族の殺害を企む人物です。史実では秦の政策に反発した樊於期が王の逆鱗に触れ、燕に亡命しました。その際、樊於期の一族はすべて処刑され、樊於期には懸賞金が掛けられました。燕では太子丹が秦王政暗殺を企んでおり、秦王政と会うために樊於期の首を差し出そうと考え、樊於期にそのことを伝えます。

樊於期は一族の恨みを晴らすために自分の首を差し出すことを承諾し、自害します。こうして、太子丹の命を受けた荊軻が樊於期の首を持って秦に赴き、秦王政の暗殺を試みますが失敗し、その場で殺害されました。これが、史実での樊於期の動きです。中国の楊寛という歴史学者が、樊於期と桓騎が同一人物だという説を唱えています。一方、キングダムでは桓騎とは別人として描いています。

Thumb【キングダム】樊於期(はんおき)の人物像とは?桓騎と同一人物?史実についても考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

桓騎の弱点や靴の紋章を考察

ここまで、史実での桓騎の最後、死亡について、その死亡理由や改名して生き続けたという説をネタバレで紹介してきました。ここからは、キングダムの李牧が見抜いたという桓騎の弱点についてみていきます。また、桓騎の靴の紋章と刺青の意味を紹介し、さらに、桓騎の怒りについて考察していきます。

考察①桓騎の弱点とは?

桓騎の弱点については、李牧が見抜いています。そのシーンは何話に登場するのかについては、黒羊の戦いが描かれている43巻468話「吉と凶」です。黒羊丘での攻防戦では、秦の総大将桓騎と趙の総大将慶舎が激突しました。慶舎も見抜いたという桓騎の弱点についてみていくと、桓騎の戦法は奇策ばかりで、正攻法を使って勝った経験が無いことが挙げられています。桓騎は野盗だったため、戦法はすべて自己流です。

自分で考え出した奇策で相手を圧倒してきた桓騎は、正規の軍隊が備えている正攻法を学んでいません。それは桓騎の部下たちも同様で、野盗だった部下たちは正攻法を理解しておらず、桓騎の戦法に従うだけです。黒羊の戦いで桓騎は慶舎をうまく誘い出し、ゼノウ一家が討つという策を立てました。しかし、黒羊丘の離眼城主紀彗(きすい)の軍による攻めが想定外に強く、慶舎を逃がしてしまいました。

桓騎の部下、厘玉は慶舎が桓騎の策から逃れたことに動揺します。このように、もしも敵が桓騎の奇策に惑わされることなく正攻法で攻めれば、桓騎軍は策を立てることができないと考えられます。そこが、李牧の言う桓騎の弱点だということです。黒羊の戦いでは慶舎は桓騎に討たれますが、慶舎は彼の弱点を見抜いていました。

桓騎や部下たちは奇策が当たれば勝利することができますが、自信を持っていた奇策を見破られてしまうと、次の策を打つことができないようです。また、黒羊の戦いでは紀彗軍の力を見誤るという失敗をしており、そのようなところが弱点であるということです。

考察②桓騎の靴の紋章の意味

桓騎の靴を見てみると、太陽に似た紋章がついているのが分かります。その太陽は足の甲とふくらはぎにあたる所に描かれています。靴の描写が多いことから、何か意味があるのでは?と言われています。そこで、太陽の意味を考察していくと、太陽が黒く見えることから、皆既日食をイメージしているという説があります。皆既日食とは、地球から見たとき太陽全体が月によって隠れてしまう現象です。

天文学が今ほど確立されていない古代では、太陽は生命の起源であり、最高の神であると崇拝されていました。その太陽が隠れ、世界が暗くなることは凶事の起こる前触れだと、人々は恐れました。この事から、キングダムの桓騎が黒い太陽を靴に描いているのは、桓騎が凶事を運んでくることを意味していると考えられています。

考察③桓騎の刺青の意味

桓騎には刺青はありませんが、摩論や那貴は頬のあたりに入れており、砂鬼は背中に植物のような絵柄の刺青を入れています。刺青の意味には宗教的なものや民族に伝わるもの、刑罰で入れられるものなどがあります。刑罰の場合は文字を入れるので、元野盗の桓騎軍ですが、そうではないようです。桓騎軍の場合は、中国の少数民族の中には刺青を入れる文化があり、民族の伝統、誇りなどを示すために入れているという説があります。

考察④桓騎の怒りとは?

桓騎の怒りについてみていくと、過去の出来事が桓騎の怒りの基だということです。桓騎は12~13歳くらいの頃、瀕死の状態で偲央(しお)に助けられました。偲央は今の砂鬼一家の頭、衣央(いお)の姉で、傷ついた子どもたちを一家としてまとめています。偲央のおかげで元気を取り戻した桓騎はそこで幸せな日々を過ごし、やがて偲央と互いに想いを寄せ合うようになりました。しかし、凶悪な紀巴城主に偲央が斬殺されてしまいます。

偲央を奪われた桓騎の怒りは凄まじく、一家を飛び出した桓騎は自身で野盗一家を作って紀巴城を攻め、偲央の仇を取りました。この時、桓騎は城主と民衆すべての首を斬っており、この出来事から桓騎は「首斬り桓騎」と呼ばれるようになりました。桓騎が残虐な行為に及ぶのも、この時の怒りがあったからだと言われています。

Thumb【キングダム】桓騎(かんき)の怒りの根源を考察!首斬り桓騎の過去とは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

桓騎軍メンバー

ここまで、桓騎の最後、死亡シーンは何話?についてと、その死亡シーンをネタバレで紹介し、さらに桓騎の弱点や過去、怒りについて考察してきました。死亡シーンは何話?については752話で、部下たちの死を見届けて最期を迎えた桓騎でした。ここで、野盗時代からの桓騎の部下で、家族同然だった桓騎軍の主なメンバーを紹介していきます。

桓騎軍メンバー①雷土

雷土(らいど)は桓騎軍の幹部の中でも№2の位置におり、桓騎に意見を言うことができる唯一の存在で、厚い信頼を寄せられています。荒々しい性格と態度ですが、野盗だったころに培った経験から鋭い戦況判断と高い戦闘力の持ち主です。野盗時代には桓騎が自身の一家に引き込むのに最も苦労したということです。趙との大戦で捕らえられ、激しい拷問を受けながらも何も白状せずに死亡します。

桓騎軍メンバー②黒桜

黒桜(こくおう)は野盗時代から桓騎の部下でした。姐御肌な性格で、部下たちから親しみを込めて「姐さん」と呼ばれていますが、本人は容姿で態度を変えるなど、イケメン好きです。戦術や戦況を見極める能力を備えた武将です。桓騎に恋しており、恋人になりたいと思っていましたが、拒まれてしまいます。肥下の戦いでは李牧を狙いますが果たせず、名前もわからない趙兵に槍で腹部を貫かれて死亡します。

桓騎軍メンバー③摩論

摩論(まろん)は野盗時代から桓騎の部下で、参謀を務める軍師です。丁寧な言葉遣いが特徴で、自身を紳士だと言っています。しかし、自分よりも目下の者には横柄な態度をとることがあります。また、料理の腕前はプロ級です。忠誠心は薄く、作戦が失敗だと判断すると真っ先に逃げることを考えますが、肥下の戦いでは桓騎と共に最後を迎えようとします。しかし、桓騎の指示により、彼の死亡後に飛信隊に合流します。

桓騎軍メンバー④千人将オギコ

オギコは桓騎が面白いからという理由で千人将に取り立てた部下です。武将としての実力は確かで、桓騎の伝令役としても活躍しています。ただし、言動が軽く、馬鹿っぽく思われてしまいます。しかし、底抜けに明るい性格で、他の軍にも愛されており、残酷な出来事が多い桓騎軍の中で、癒しを与えてくれる存在です。肥下の戦いでは、桓騎の指令を摩論に伝え、桓騎の死後は摩論と行動を共にします。

桓騎軍メンバー⑤ゼノウ一家

ゼノウ一家は、桓騎軍の中で最も獰猛で高い戦闘力を持つ一家です。一家の頭、ゼノウは怪力で、力を必要とされる場面で重宝されます。しかし、気に障れば味方でも殺してしまう獰猛な性格のため、桓騎でさえも一定の距離を置いています。死地と分かっていても狂喜しながら突撃するゼノウは戦狂いと呼ばれます。肥下の戦いでは上和龍に斬られて瀕死となりますが、桓騎の言葉に呼応し、上和龍の頭部を砕いて相討ちとなって絶命します。

桓騎軍メンバー⑥砂鬼一家

砂鬼一家は桓騎軍の中で拷問を担当する集団で、頭は衣央(いお)です。全員が覆面姿で、敵の身体の一部を斬り取って身に付けています。残虐な拷問を行うために「砂鬼に捕まることが中華で一番の不運」と言われます。覆面で隠した素顔だけでなくすべてが謎めいており、桓騎軍であっても桓騎一家ではありません。そのため、戦闘には関わらず、必要とされるときだけ同行します。肥下の戦いでは桓騎の最後の姿を見届けました。

桓騎軍メンバー⑦厘玉

厘玉(りんぎょく)は騎馬隊の指揮官です。戦場では桓騎の側にいることが多く、クセの強い者が多い桓騎軍の中で、常識を備えた人物です。以前、桓騎と信が揉めて衝突した際、機転を利かせた厘玉は、尾平を間に入れることで、同士討ちとなりそうなところを阻みました。肥下の戦いでは桓騎と共に戦いますが、周囲を敵に囲まれた末に、槍で貫かれて死亡します。

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桓騎のかっこいい活躍や名言をネタバレ

ここまで、桓騎の初登場は何話?についてと、桓騎の最後、死亡シーンは何話?についてネタバレで紹介してきました。そして、桓騎を頭として慕う桓騎軍の主なメンバーを紹介してきました。ここからは、桓騎のかっこいい活躍や過去、名言をネタバレで紹介していきます。

桓騎のかっこいい活躍

ここからは、キングダムの戦いの中で「山陽の戦い」「合従軍の戦い」「黒羊丘の戦い」「秦趙対戦」での桓騎のかっこいい活躍をネタバレで紹介していきます。

桓騎の活躍①山陽の戦い

桓騎の初登場シーンとなる山陽の戦いで、桓騎は蒙驁将軍の副将でした。山地で廉頗四天王の一人、介子坊と対戦した桓騎は得意の奇策で介子坊の軍を翻弄します。次に廉頗四天王の玄峯が現れたところに、魏の伝令を装った桓騎軍が奇襲を仕掛けて討ち果たしています。戦いの終盤、魏の総大将白亀西を捕らえて魏軍本陣の占拠に成功し、廉頗に退去を決意させます。結果、秦は山陽の戦いに勝利しました。

桓騎の活躍②対合従軍

秦が五カ国の連合軍を相手に戦った合従軍との戦いで、桓騎軍は張唐将軍と共に函谷関の正面を任され、魏の呉鳳明、韓の成恢率いる連合軍と対峙します。桓騎は王宮から大量の油を盗んできており、迫って来る魏の井闌車に油を浴びせかけて火を放ちます。この奇策で魏軍を追い払った桓騎は、井闌車を使って韓軍十五万の中に潜入し、見事に韓軍の総大将成恢を討ちました。

桓騎の活躍③黒羊丘の戦い

黒羊丘の戦いは、総大将桓騎がその強さを発揮する戦いとなりました。趙軍の総大将慶舎と対戦した桓騎は、慶舎の作戦に惑わされず、逆に慶舎を焦らす作戦を仕掛けて罠にはめます。この戦いで初めて飛信隊と共闘した桓騎は、考え方が正反対の信と一触即発という事態になります。この時、桓騎は信に「大人の戦いを覚えておけ」と言い、不敵な笑みを浮かべます。その後、桓騎の奇策が功を奏し、慶舎を討ち取ることに成功しました。

桓騎の活躍④秦趙大戦

趙との戦いでは、桓騎軍は総大将王翦の下、楊端和軍と連合軍として趙へ侵攻します。趙の王都近郊にある鄴を攻めることになり、まず周囲にある九つの城を落とした王翦は鄴を兵糧攻めにし、桓騎軍に包囲させます。王翦の作戦で兵糧を失った鄴城の難民たちに、降伏や命乞いを呼び掛けた結果、暴徒化した難民たちは自ら城門を開けました。こうして、鄴を攻め落とすことに成功しました。

桓騎のかっこいい名言

ここまで、桓騎のかっこいい活躍をネタバレで紹介しました。桓騎は自己流ですが、数々の奇策で秦を勝利に導きました。その戦いの中で、桓騎は名言と言われている言葉を残しています。ここでは、桓騎の名言と、その名言が登場したのは何話?についてと、そのシーンをネタバレで紹介していきます。

桓騎の名言①「全部 上手くいく…」

こちらの名言が登場するのは何話?については、漫画301話「敵の海原」です。合従軍との戦いで函谷関を守る桓騎は、韓の総大将成恢を討つために、井韓軍を駆使して韓軍十五万の中に突撃する作戦を考えます。雷土たちは、まるで海原のように敵兵で埋め尽くされた状況に、思わず怖じ気づきます。その部下たちの様子を見た桓騎が自信に満ちた表情で、彼らを励ますかのように放った言葉が、こちらの名言です。

心配すんな 全部上手くいく

桓騎の名言②「俺のやってることは…」

こちらの名言が登場するのは何話?については、漫画475話「動揺のその先」です。信が趙の総大将慶舎を討ち取った後、秦軍は戦いに有利となる中央丘を占拠し、勝利を確信します。ところが、突然、桓騎が中央丘からの撤退を指示したので、桓騎軍は続々と丘を降りることになりました。そのため、中央丘は趙が占拠してしまいました。その夜、雷土がこの不可解な指示の理由を桓騎に尋ねた際、桓騎が答えた言葉が、こちらの名言です。

四の五の言わずに昔みてェに俺を信じろ
俺のやってることはいつも完全勝利の結果につながっている

桓騎の名言③「やっぱお前ぶっ飛んでんな…」

こちらの名言が登場するのは何話?については、漫画516話「陥落の武器」です。秦軍と趙軍が激突した鄴攻略編で、鄴周辺の九つの城を落とした王翦は、各地からの難民が鄴に入るのを見届け、兵糧攻めを行います。兵糧が尽きるのが秦軍が先か、鄴が先かの賭けに出た王翦は、鄴の包囲を桓騎軍に命じます。このような策を考えた王翦に、桓騎が掛けた言葉がこちらの名言です。

やっぱお前ぶっ飛んでんな、王翦

Thumb【キングダム】桓騎(かんき)は秦を裏切り亡命する?史実での最期を調査 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

桓騎の声優キャスト

ここまで、キングダムの桓騎の最後、死亡シーンは何話?について紹介し、そのシーンをネタバレで紹介しました。死亡シーンは何話?については752話で、桓騎は家族同然の部下たちの死を見届け、自身も最後を迎えました。残虐な行為を恐れられた桓騎でしたが、部下たちからは慕われていました。この桓騎の声を担当しているのが、声優の伊藤健太郎です。ここからは、伊藤健太郎のプロフィールと主な出演作を紹介します。

伊藤健太郎のプロフィール

声優の伊藤健太郎は1974年1月3日生まれ、血液型A型、東京都出身、マウスプロモーションに所属する声優で、主宰する劇団K-Showで舞台俳優としても活動しています。学生時代に演劇を始め、1995年に劇団21世紀FOXに入団しました。同時に声優としての活動も始め、1995年の「黄金勇者ゴルドラン」が声優デビュー作です。

伊藤健太郎の主な出演作品や演じたキャラ

「NARUTO -ナルト-」秋道チョウジ、「ゴールデンカムイ」白石由竹、「弱虫ペダル」田所迅、「東京喰種トーキョーグール」万丈数壱、「BLEACH」阿散井恋次、「とっとこハム太郎」タイショーくん、「GIANT KILLING」黒田一樹、「金色のコルダ」土浦梁太郎、「彩雲国物語」浪燕青、「純情ロマンチカ」上條弘樹、「クロスファイト ビーダマン」ドラシアン、「SHAMAN KING FLOWERS」朧大凶。

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桓騎の最後・死亡シーンに関する感想や評価

キングダムの桓騎の死亡シーンが衝撃だったということと、とても好きなキャラクターだったという感想です。桓騎は戦場では残虐で無慈悲になりますが、野盗時代からの部下たちからは慕われており、魅力的な人柄だと言われています。

桓騎の最後、死亡シーンは王騎将軍の死亡のときと同じくらい印象的だったという感想です。史実での桓騎は、李牧に討たれて死亡した書と、敗走した書がありました。このように、史実では桓騎の生死については不明だということでした。そのため、こちらの方は、キングダムでは桓騎は李牧に討たれて戦死しますが、趙の側からはその確認ができないという形になると考えており、桓騎の死は意外だったという感想です。

信は桓騎の言動に嫌悪感を抱き、桓騎も信を子ども扱いするなど、二人の関係は良くないように見えました。しかし、桓騎が李牧に討たれて死亡したことを知った信は、桓騎の言葉などを思い出し、悔しい思いがこみ上げてきます。二人の関係について、桓騎は信を信頼し、信は桓騎を尊敬していたかもしれず、互いに情が移っていたかもしれないという感想です。

桓騎の死亡シーンが描かれた69巻が最高だったという感想です。強烈なキャラクターとして描かれている桓騎がどのような死を遂げるかに興味を持っており、桓騎の死亡に納得ができたという感想です。桓騎の相手が李牧だったこと、絶望の状況だったことなど、最後までハラハラさせられたということです。

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桓騎の最後・死亡シーンまとめ

キングダムの桓騎の最後、死亡シーンについてネタバレで紹介してきました。死亡シーンは何話?については、69巻753話で、桓騎は李牧に討たれて死亡しました。史実での桓騎の死亡については、歴史書によっては戦死したという説、敗走したという説がありました。また、桓騎の過去やかっこいい活躍をネタバレで紹介し、桓騎軍のメンバー紹介も行いました。桓騎は野盗時代に残虐性に目覚め、「首斬り桓騎」と呼ばれるほどでした。

部下の中には砂鬼一家という拷問を専門に行う集団もいました。このように、残虐な行いをする桓騎ですが、野盗時代からの部下たちに慕われており、中でも黒桜は桓騎の恋人になりたいと思っていました。さらに、ここでは桓騎が様々な戦場で部下たちに語った名言を紹介しました。ここまで、キングダムの桓騎の最後、死亡シーンや活躍、過去や史実、名言などをネタバレで紹介しました。

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