【キングダム】雷土（らいど）は桓騎軍のNo.2！強さや性格を考察

キングダムに登場する雷土は、桓騎軍のNo.2の実力を持つ人物だといわれています。今回はそんな雷土というキャラクターについて、彼の持つ強さや性格などについてを、まとめて紹介します。さらにアニメで声を担当している声優についてや、ネット上での感想や評価についてもまとめているので、彼のことをよく知りたいという人は必見の内容です。

キングダムは原泰久先生が描く中国時代劇漫画を原作とした作品で、週刊ヤングジャンプにて連載が続けられています。2006年から2020年までの連載の間に59巻のコミックが刊行され、電子版を含めた累計発行部数は6800万部を突破する大人気作品になりました。コナミデジタルエンタテインメントからはPSP用のゲームソフトも発売されたほか、2012年からはテレビアニメシリーズも放送開始されています。

キングダムのテレビアニメは、第1シリーズが2012年から2013年2月に放送され、第2シリーズが2013年6月から2014年3月に放送されました。待望の第3シリーズは2020年4月より放送開始されたものの、新型コロナウイルスの影響により制作することができなくなってしまったため、第5話の放送をもって放送が休止状態になっています。代替番組でデジタルリマスター版の「未来少年コナン」が放送することを決定しました。

現在も連載が続いているキングダムですが、2019年4月には実写化された映画も公開されています。主演を務めたのは俳優の山崎賢人さんで、主人公の信役を演じていました。さらに政と漂役には吉沢亮さん、楊端和役には長澤まさみさん、河了貂役には橋本環奈さんなど、まさに今をときめく俳優陣が勢揃いとなった作品です。すでに続編の制作も決定しているので、まだ鑑賞していないという人はぜひチェックしてみてください。

キングダムの劇場版の主題歌「Wasted Nightsを担当しているのは、ロックバンドのONE OK ROCKです。さらにテレビアニメは第1シリーズの主題歌「Pride」をロックバンドのNothing's Carved In Stoneが担当しており、その後も第2シリーズの主題歌「GLORY DAYS」を音楽ユニットのD☆DATE、そして第3シリーズの主題歌「TOMORROW」をガールズバンドのBiSHがそれぞれ担当しています。

古代中国の春秋戦国時代末期となる紀元前3世紀、500年の長きにわたる争乱が続く中で、秦という大国に信(しん)と漂(ひょう)という少年たちが暮らしていました。二人は戦争孤児であったために、下僕の身分として生活をしています。しかしその心の内は熱く、将来は天下の大将軍になるのだという大きな野望を抱えて、二人で切磋琢磨しながら修行をする日々を送っていました。そんなある日、秦国大臣の昌文君がやってきます。

昌文君は漂を仕官させることにしたのです。道を分かれることとなった二人ですが、互いの夢を胸に離れることとなりました。しかしそんなある時、漂が突然戻ってきたのです。彼は何者かによって深手を負わされた状態で、信に一枚の紙を託して命を落としました。その紙に記された場所にいたのは、漂にそっくりな顔をしたそ秦国第三十一代目大王・政(せい)という人物だったのです。

キングダムに登場する雷土(らいど)は、桓騎軍に所属している雷土隊の隊長を務めている人物です。左目の周りに輪のような形状をした入れ墨があるのが特徴的で、がっしりとした巨漢です。尾平(びへい)によれば左目の周りに入れ墨がある恐ろしい人物という印象で、いわゆるヤクザのような印象を受ける容姿をしています。桓騎軍の中ではナンバー2といえる立ち位置の人物で、偉そうな風貌をしています。

雷土というキャラクターをそれぞれに100点満点で評価した場合、力は80点、技は76点、速さは80点、心は74点、統率は70点という数字に表されます。かなり全体的にバランスがいいことがわかるのではないでしょうか？パワーだけが突出していたり、極端に数字が低い項目があるわけではないので、敵として対峙した場合にはかなりの強敵になることは間違いありません。

桓騎軍に所属をしている雷土ですが、キングダムには強さを誇るキャラクターが数多く登場しています。続いては雷土はどのくらいの強さを持つ人物なのか、その実力についても順番に紹介します。その姿だけを見ればかなりの巨漢だということもあって、かなり高い強さを持っていそうなことがわかりますが、果たして実際にはどの程度の強さを持つキャラクターなのでしょうか？

強さを知るためには、尾平の得た情報が役立ちそうです。尾平は以前に桓騎軍の下っ端の兵から、彼に関する情報を得ていました。その情報によれば、彼はかなりの手練れだという話をしていたようです。現在は桓騎軍に所属をしている雷土ですが、桓騎もまた彼を仲間にするためにかなりの苦労を強いられたそうです。このことから、頼まれたからと簡単に手を貸すような人物ではないこともわかるはずです。

さらにその桓騎軍の下っ端が話していたことによれば、雷土よりもゼノウの方がもっとヤバイ人物であるとのことなのです。このヤバイというのが、必ずしも武力でいう強さのみを表しているわけではありません。しかし単純に武力を比較した場合には、強さの順番としては一番がゼノウであり、雷土は二番目だということでした。かなりの強さを持っているであろうことがわかる雷土ですが、上には上がいるということなのかもしれません。

さらに強さを知ることができるキングダムのシーンとして、信と殴り合いをした事件が挙げられます。信は雷土を相手に殴り合いをしていたのですが、始めは互角かと思われていました。しかし最終的には、信が雷土を吹っ飛ばすことができたのです。こうしたシーンを見る限りですが、雷土はゼノウや信よりは強さは無いものの、この二人を除いて桓騎軍という括りの中では最強の人物であると考えられています。

さらに上がいることは仕方がないとして、かなり強い人物であるということがわかった雷土ですが、彼の位や性格はどういったものなのかも、気になる人がいるかもしれません。続いては位や性格についても、順番に紹介します。キャラクターを知るためには、その立ち位置や性格を知っておくこともとても重要です。これまで彼に注目してこなかった人も、その性格などを知れば興味が湧くこともあるかもしれません。

キングダムの中でははっきりと位が示されたわけではありませんが、恐らく雷土は五千人将くらいの位置なのではないかと考えられています。信や王賁も同様なので、互角の殴り合いをしていた実力からも、彼も同じ程度の位であると推測されています。黒羊丘の戦いでは、摩論が戦術を教える際に、彼と飛信隊を同じ程度のパワーの勢力であるとしていたことも挙げられます。

こうした事実からも、雷土は飛信隊と同じくらいの大きさの部隊を統率している可能性が高いのではないかと考えられます。ちなみにキングダムの仲では、1万人以上を率いる将になった場合には、「将軍」になるとされています。このことからも、少なくとも雷土は将軍の位ではないのだということがわかります。同じくゼノウもまた雷土と同じ記号で勢力が表現されていたので、こちらもまた同程度の位と考えられます。

雷土は矛を武器として戦う人物で、性格はかなり荒っぽいこともわかっています。しかし戦況を冷静に見極めることもできる能力も持ち合わせており、見た目に反して猪突猛進な脳筋タイプのキャラクターというわけでもありません。野盗時代には様々な経験をしていることからも、それらの経験から知恵を絞った戦術を繰り出してくる厄介な人物です。人は見かけによらないとは、まさに彼のような人物を示す言葉かもしれません。

隊長という立場もあってか雷土はリーダーシップもある人物で、とあるシーンでは桓騎と共に敵の読みすらも瞬間的に察するようなことがありました。桓騎軍は奇抜な作戦を練ることも多いため、彼のように強く賢い人物こそが必要とされているのかもしれません。

桓騎軍に所属する雷土は、強いだけでなく頭もキレる人物であることがわかりました。そんな雷土も、アニメでは声優の演技がつくことで、さらに魅力的なキャラクターになっています。続いてはキングダムのアニメで雷土を演じていた、声優の小松史法さんについても少しだけ紹介します。普段はあまり声優に興味を持たないという人でも、キャラクターに声を吹き込むという、プロの技術に感心させられることもあるかもしれません。

名前：小松史法(こまつ ふみのり)
生年月日：1978年7月23日(現在42歳)
出身：東京都
身長：172cm
星座：しし座
血液型：O型
職業：声優
所属事務所：フリー

キングダムのアニメで雷土役を演じていたのは、声優の小松史法さんです。元は野球選手になることを目標としていましたが、怪我を理由に挫折して以降は着物屋で仕事をしていました。舞台を観に行ったことがきっかけで役者という職業に興味を持ち、着物屋を4ヶ月で退職して役者の道を目指すこととなります。現在はフリーで活動している声優ですが、以前はオフィスPAC、アクロス エンタテインメントに所属していました。

小松史法さんの声優としての主な出演作品は、「すもももももも 地上最強のヨメ」「カオス;ヘッド -CHAOS;HEAD-」「ドルアーガの塔 ～the Aegis of URUK～」「テイルズ オブ ジ アビス」「ダンボール戦機」「バトルスピリッツ ソードアイズ」「義風堂々!! 兼続と慶次」「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」「魔法少女大戦」「うたわれるもの 偽りの仮面」「GREAT PRETENDER」などが挙げられます。

桓騎軍にとって欠かせない人物の雷土についてを紹介しましたが、キングダムのファンからはどのような評価を得ている人物なのか、気になった人もいるのではないでしょうか？続いては実際にキングダムの原作を読んだり、アニメを視聴した人の、雷土というキャラクターに対するTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。これまで彼に注目してこなかったという人も、印象が変わることもあるかもしれません。

雷土がかっこいい、という感想もありました。決してイケメンという括りのビジュアルではないため、注目してこなかったというファンもいるかもしれませんが、戦う姿や頭脳を駆使する姿には思わずかっこよさを感じてしまう人も多いキャラクターかもしれません。強く賢い男性は案外モテるのです。

雷土が好みだ、という人の感想もありました。初めて目にした時にはその大きな入れ墨などから、怖さや威圧感も感じてしまうキャラクターかもしれませんが、その魅力を知ればさらに虜になってしまう人も増えてくるかもしれません。

キングダムという作品の中でも、好きなキャラクターは雷土だという意見もありました。主人公やメインのキャラクターを好きになるという人も多いはずですが、当然こうした雷土のようなキャラクターを好む人も少なくありません。強さと魅力に溢れた素敵な人物なので、男性も女性も好きになってしまうはずです。

実写映画化もされているキングダムですが、配役を予想している人の意見もありました。確かに見た目はかなりそっくりといえるかもしれませんし、少しメイクを施せば十分に通用しそうです。第2弾の制作が発表されているキングダムですが、雷土の出番はあるのでしょうか？

桓騎軍に属して活躍をしている雷土というキャラクターについて、気になる強さやその性格などについてを、まとめて紹介しました。キングダムは登場人物も多い作品なので、一人一人の名前や顔を覚えるのが難しいという人も多いはずです。しかし改めてこうして一人のキャラクターに焦点を当ててみると、これまでは気付かなかったような魅力を発見することもあるのではないでしょうか？

雷土は見た目にも特徴のあるキャラクターなので、作品を読みながら名前までは覚えきれていなくとも、見た目は記憶に残っていたという人もいるかもしれません。この機会に改めて雷土のようなキャラクターに注目して、物語をさらに深く楽しんでみるのもオススメです。