【キングダム】オギコは死亡する？桓騎の伝言を伝えたその後や最後はどうなった？

「キングダム」のオギコは、原作漫画の26巻第276話で初登場した千人将のキャラクターです。彼のお頭である桓騎が死亡したことから、オギコはどうなったのかと生存確認が話題となっています。本記事では、オギコは最後に死亡するのかを、徹底解説していきます。

オギコが登場するキングダムは、原泰久先生によって描かれた中国時代劇の漫画作品です。集英社の「週刊ヤングジャンプ」にて、2006年9号より連載中となっています。

2020年12月に刊行された60巻の時点で、シリーズ初の初版100万部という記録を達成しました。また、2023年11月に刊行された70巻をもって、1億部を突破しています。本作はアニメや実写映画など、さまざまなメディアミックスが行われ、日本を代表する人気作品となりました。

戦災孤児として秦で暮らしていた信と漂は、いつの日か天下の大将軍になることを夢見ていました。夢を達成するために、二人は毎日修行に励みます。ある日、秦の大臣である昌文君によって、漂のみが見出されて王宮に召し上げられました。しかし、1ケ月後には王宮の勢力争いに巻き込まれ、大怪我をして信の元へ戻ってきます。そして、漂は地図と大将軍になる夢を託して、死亡してしまいました。

キングダムのオギコは、桓騎（かんき）軍の千人将です。桓騎将軍は元野盗の首領で、当時の部下たちを中心に「桓騎軍」を組織しており、オギコは幹部の一人となっています。彼はとりわけ優秀なわけでなく、知略も低いおバカキャラで、他の千人将とは異質な人物です。戦闘中でも上半身は裸で、頭はモヒカンに後頭部は二つ結びのおさげという容姿をしています。

他の部下に尋ねられた際、桓騎はオギコを千人将にした理由を「おもしれぇから」と答えました。彼は自分のことを「オギコ」と言い、話し方もかなり特徴的です。作中では、場の雰囲気を和ませるユニークな描写が多く登場し、桓騎軍のマスコット的キャラクターとして存在しています。

キングダムの物語の中で、心に残る名言を残したキャラは、死亡することが多いといわれています。例えば、弱音を吐いていた魔諭に、桓騎軍の雷土が「それでもお前ら桓騎一家か！」と励まし、「お頭は何と戦っているのだろう」と言い放つ名シーンがありました。しかし、その後、雷土は敵に捕獲されて、拷問を受けた上に処刑されて死亡したのです。

オギコはお笑いキャラのため、これといった名言はありません。任務中に捕獲されたオギコは、最後に死亡してしまうのでしょうか？本記事では、オギコは死亡するのか、その後や最後はどうなったのか解説していきます。

キングダム原作漫画63巻の第680話で、オギコが桓騎からの伝言を雷土へ伝えるシーンがあり、生存が確認されています。死亡はしていないものの、矢が突き刺さった状態で生存しており、体に大きな負担をかけていました。

雷土は戦闘中にオギコが現れたことに、大変驚きます。彼の容態を気にかけますが、桓騎が重大な任務をオギコに任せるだろうかと半信半疑でした。桓騎は、もしもオギコが敵に捕らえられても、絶対に口を割らないだろうと考えます。そして、死んだとしても雷士の元へ辿り着き伝令を伝えると、彼を信頼したのです。そして、オギコは与えられた重大任務を、最後まで責任をもって遂行しました。

雷士は、ただのおちゃらけた奴だと思っていたことを、オギコに謝罪します。ちなみに、オギコが伝えたのは「無茶をするな！」という一言でした。雷士のすぐに熱くなる性格を知る桓騎の、仲間を思う心温まる伝言だったのです。

伝言を伝えたオギコは、自身が率いる隊のことが気がかりで軍へ戻りました。その後、桓騎が李牧を追い詰めましたが、助けに来た兵士に囲まれてしまい、窮地に立たされます。最後は、黒桜とゼノウが死亡する結果となりました。

桓騎の作戦が失敗したという報告が飛信隊へ届き、信は桓騎を助けに向かおうとします。河了貂は飛信隊だけでも脱出するように、信へ助言しました。オギコも飛信隊に合流して、桓騎からの伝言を信へ伝えます。それは、「このクソ野郎！以上」というものでした。そして、桓騎から預かった「六将の首飾り」を、信へ渡します。六将の首飾りを渡すということは、桓騎は李牧を討ち取るために「死」を選んだことを意味していました。

信は彼を見殺しにできないと言って、桓騎を助けに行こうとします。しかし、摩論が「楽華と飛信隊が脱出できる状態だ」と信へ告げ、オギコにも「生き残れ！」と諭しました。飛信隊を脱出させるために、那貴が殿を務めることになります。オギコたちは那貴に心から感謝をして、南西へと走り抜けて逃げ切ることができたのです。したがって、オギコは黒羊丘の戦いでも、死亡せずに生存することができました。

キングダムのオギコは、中国歴史上で実在していたのかは不明です。そのため、その後どうなったのか、いつ死亡したのかは判明していません。オギコの明るく面白い人柄を見込んで、桓騎は千人将の役職を任せました。弓の技量は非常に低いですが、騎馬の扱いは群を抜いていたため、集団に加入できたのでしょう。

オギコはキングダムのオリジナルキャラとして存在していますが、モデルとなった人物が存在します。キングダムの原作者である原先生が、サラーリーマン時代に親しかった萩野さんだと「情熱大陸」で語ったそうです。

キングダムのオギコは、無事に飛信隊と共に脱出できました。その後、オギコはどうなったのでしょうか？信たちとの脱出に成功したオギコが、その後どうなったかは、作中で描かれていません。ただ、桓騎の「残った奴らを摩論がまとめ上げろ」という伝令を、オギコは預かっていました。

「飛信隊に足りないものがある」と感じていた桓騎は、まだまだ伸ばそうと考えていたでしょう。だからこそ、摩論やオギコたちを生き残らせて、信頼している信に託したのだと考察できます。読者の中では、オギコは生存して、飛信隊入りするのではないかという期待の声が上がっているようです。さらに強力な武将になって、オギコが再登場するかもしれません。

キングダムのオギコ役を担当したアニメ声優は、福山潤（ふくやまじゅん）さんです。2000年に「無敵王トライゼノン」の神威章役で、アニメ初主演を果たしました。2006年7月には日本アニカン大賞にて、男性声優賞を受賞します。2008年には、アニメージュ第30回アニメグランプリ声優部門にて、グランプリを受賞しました。アニメ声優の他にも、ゲームや吹き替え、ナレーションなど、幅広いジャンルで活躍しています。

• 愛称：じゅんじゅん
• 性別：男性
• 出生地：広島県福山市
• 出身地：大阪府高槻市
• 生年月日：1978年11月26日
• 事務所：BLACK SHIP
• 趣味：麻雀、自転車

• 2000年：無敵王トライゼノン（～2001年 神威章役）
• 2002年：PIANO（高橋一也役）
• 2004年：巌窟王（～2005年 アルベール・ド・モルセール子爵役）
• 2008年：あまつき（六合鴇時役）
• 2012年：夏雪ランデブー（島尾篤役）
• 2016年：石膏ボーイズ（ヘルメス役）
• 2019年：真夜中のオカルト公務員（宮古新役）
• 2022年：フットサルボーイズ!!!!!（ハリケーン児玉役）
• 2023年：新しい上司はど天然（金城愛悟役）

キングダムのオギコがどうなったのか、読者の間でも話題となり、何とか生存してほしいという声が上がります。その後、彼の生存が確認できたときは、良かった、嬉しいという感想が非常に多く上がりました。キングダムでは、オギコが好きというファンも多いです。名言は少ないけれど、迷言は多いという感想もありました。

キングダムのオギコは、いつも上半身裸のスタイルです。何か身にまとっていれば、大怪我をしなくて済んだのではという声もありました。ただ、無防備な状態で、これまで怪我なく生存できているのは、強者だと思ったという感想もあります。

キングダムのオギコは飛信隊に加入してほしいという感想が、非常に多くありました。彼のようないいキャラは、他にいないと評価する人もいます。劇場版でのオギコも観てみたいという期待の声も上がっていました。

キングダムのオギコは桓騎軍の千人将で、普段はギャグなどで場の雰囲気を和ませる人気キャラクターです。弓の扱いは上手くありませんが、騎馬の技量は抜群です。彼は死亡しておらず、生存が確認されています。キングダムの今後の展開で、さらに強くなって再登場することを期待しましょう。