【キングダム】有は城戸村の村長・里典の息子！信・漂との関係やアニメ声優は？

有とは、「キングダム」の序盤に登場した少年キャラクターです。城戸村の村長の里典の息子であり、信や漂とも関係がある人物として、登場回数こそ多くないもののファンに印象を残していました。この記事では、キングダムの有について特集します。有のプロフィールと性格、信や漂との関係、有が最後生きているのかそれとも亡くなったのか、そしてテレビアニメ版で有役を演じた声優の金田アキなどを紹介していきます。

キングダムは、中国の史実で初めて天下統一を果たした始皇帝と、彼を支え続けた信を中心に描かれた歴史漫画です。連載期間は17年を突破しており、掲載誌である週刊ヤングジャンプのみならず青年漫画を代表する作品として内外で高評価されてきました。また、テレビアニメ版や実写映画版も大ヒットしたことで、今もなお新規ファンが増え続けている作品なのです。この章では、キングダムの概要と序盤の簡単なあらすじを紹介します。

キングダムの原作者は、同作品が本格的な連載デビューで代表作となった原泰久です。キングダムは、2006年より週刊ヤングジャンプにて、連載がスタートしました。2023年12月現在連載中で、コミックスは既刊70巻です。同作品のコミックスは、累計発行部数が1億部を突破しました。また、第17回手塚治虫文化賞の漫画大賞を受賞しています。メディアミックスが展開中で、テレビアニメ版と実写映画版が特に知られているのです。

キングダムの主人公の一人である信は、戦災孤児であり、城戸村の村長の里典の元で下僕として暮らしていました。信には漂という友人がいます。漂も信と同じく孤児出身の下僕であり、二人は現状から抜け出すべく天下の大将軍になることを目標に修行をしてきました。ある日、漂に仕官の話が舞い込んできます。大志を抱いて旅立った漂を見送った信でしたが、わずか1ヶ月後に、深手を負った状態で漂が戻って来たのでした。

キングダムに登場する有は、信や漂よりも少し年下に見える少年です。有は頭頂部を団子に結んだヘアスタイルとそばかすが特徴の男子で、ちょっときつめの目や表情を見せていました。彼は城戸村の村長である里典の息子であることが判明しており、里典は信と漂を下僕として使っていたのです。ちなみに、有と信、そして漂は同じ敷地内に住んでいますが、信と漂が下僕であることから、二人は離れで暮らしていることが判明しています。

有の性格については、彼がストーリーの序盤にわずかに登場しただけのキャラクターであることで、あまりわかっていないというのが実情です。自分よりも年上だと思われる信や漂に対する態度は、二人が下僕であることから若干見下しているように感じられました。しかしながら、それは主人と使用人の関係の枠を出るものではないことも窺え、決して差別しているわけではないことが、ストーリーの進展とともに明らかにされていきます。

週刊ヤングジャンプに好評連載中の歴史漫画キングダムは、春秋戦国時代末期の中国を、繊細でありながら濃密なタッチで描き、大好評を博しています。また、登場キャラクターたちが織り成す人間ドラマも、面白い魅力の一つだと評されていました。それでは、ストーリーの序盤で描かれた有と信は、どのような関係なのでしょうか？また、有は最後にどうなったのでしょう。この章では、有と信や漂との関係、有の最後を紹介していきます。

子供の頃の有と信の関係は、あまり良くなかったことが窺えます。信は飯当番が下手なようで、よく有から文句を言われていましたが、信が言い返すことからよく喧嘩になり、時には有が父親の里典に言いつけて信を鞭で叩かせているエピソードも描かれました。信は、それでも一貫して有を「チビガキ」と言っていて、両者は性格的にそりが合わないのか、嫌い合っていたのです。

しかし、漂が重傷を負い城戸村へ戻ってきて、最後に死亡した際には、復讐しようと怒り狂う信に対して、有が彼を殴って「漂の分まで生きろ」と諫めたシーンがありました。この出来事がなければ、信もあっけない最後を迎えた可能性もあり、その意味で有は重要な役割を果たしたのです。

一方、有と漂の関係は、比較的良好であったことがわかります。漂は、良い意味で品行方正な性格をしており、有の望み通りに行動することができました。また、そうすることを厭わなかったのです。飯当番も、上手くこなしていた様子が窺えます。それ故に、漂が無惨な死に方をしたことが、有にとってもショックだったようで、漂を殺害した人物に復讐せんと怒り狂う信を諫めることになりました。

結論を先に書きますと、2023年12月現在キングダムの有は、死亡していません。長らく本編に出てこなかった彼ですが、キングダムの原作漫画第767話で、信が城戸村へ里帰りしたエピソードが描かれており、そこで信は有や里典との再会を果たしました。信は、「漂が最後に死亡した時、有が自分を殴ってくれたから今の自分がある」と感謝の意を伝えています。成長した青年の有は、その言葉を聞いて涙を流していました。

キングダムのテレビアニメ版は、2012年に第1シリーズの放映が開始され、2024年1月より第5シリーズの放送が予定されています。同作品のアニメ版で有役を演じたのは、声優の金田アキでした。この章では、金田アキのプロフィールと主な出演作品、演じたキャラクターを紹介します。

• 名前：金田アキ（かねだあき）
• 旧芸名：金田晶代
• 生年月日：1983年8月18日
• 出身地：愛知県
• 身長/体重/血液型：非公表/非公表/A型
• 所属事務所：Zynchro
• 声優デビュー：2004年

• メタルファイト ベイブレードシリーズ：鋼銀河役
• バトルスピリッツ 烈火魂：暁佐助役
• マーベル フューチャー・アベンジャーズ：マコト役
• 爆丸バトルプラネット：ライトニング役
• ヒーリングっど♥プリキュア：ニャトラン役
• LINE TOWN：コニー役

声優の金田アキの主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。金田アキは、幼い頃から声優に対する憧れを抱いていましたが、「こどものおもちゃ」がアニメ化された時に本格的に声優を目指すことを決意して、総合学園ヒューマンアカデミー渋谷校を卒業後に声優デビューしています。彼女は少年役を演じる機会が多く、アルトの声質と演技スキルを高評価されており、現在に至るまで多くの大ヒット作品に出演しました。

この章では、キングダムに登場する有に関するX（Twitter）でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。有は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、キングダムの原作漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。巻数が進んだところで原作漫画を読み始めたとのことで、序盤に登場した有が生きていて、信のピンチの時に再登場してほしいとつぶやいています。

こちらは、キングダムの原作漫画を熱心に読んでいると思われる方のツイートです。コミックスの最新巻である70巻を読んで、成長した信と有が再会して和解したシーンに胸が熱くなったとつぶやいています。

こちらは、キングダムの原作漫画をリアルタイムで読んでいると思われる方のツイートです。当時の最新話を読んで、有と信の再会シーンを見て第1話を思い出したとつぶやいていました。

この記事では、キングダムに登場する有について特集してきました。有は成長して信と再会したことで、今後も登場する可能性が出てきたとされています。彼に注目しながら、キングダムの原作漫画を読んでください。