【キングダム】信が将軍になったのはいつ？「李信」改名の理由やこれまでの階級は？

本記事では、「信が将軍になったのは何巻？」「大将軍になるのはいつ？」という疑問をまとめていきます。下僕の信が大将軍になることは夢物語でしたが、様々な戦場で数多くの武功を上げ、異例のスピードで昇格しています。信が李信に改名した経緯や結婚相手の情報もまとめていきます。

「信が将軍になったのは何巻？」「大将軍になるのはいつ？」という疑問を考察する前に、まずは「キングダム」の基本情報を紹介していきます。キングダムは2006年から「週刊ヤングジャンプ」で連載されている漫画で、2023年6月時点でコミック69巻が刊行されています。作者の原泰久は、デビュー前にシステムエンジニアの仕事をしており、「社会人経験があったことでキングダムが描けた」と話しています。

キングダムは古代中国の春秋戦国時代が舞台の作品です。7つの国は500年近く争いを続けており、秦国の大王である嬴政は争いを止めるために中華統一を目指すと宣言しました。主人公の信は下僕の少年でしたが、クーデターを阻止した時に平民の身分を与えられ、初陣で敵将を倒す武功を上げています。また、秦国は大王陣営と呂不韋陣営に分かれていましたが、加冠の儀で国内の揉め事に決着が着きました。

信は本作の主人公で、幼い頃に両親を亡くした戦争孤児です。登場時点では下僕でしたが、クーデターを解決した時に平民の身分を与えられ、初陣で武功を上げて百人将に昇格しました。また、嬴政の窮地を何度も救っているため、2人は身分を越えた盟友の関係になっています。年齢は65巻時点で26歳で、物語途中に李信に改名しました。

キングダムのアニメで信の声を演じているのは、声優の森田成一です。森田成一は東京都出身で、2001年から声優活動を行っています。2021年からフリーで活動しており、これまでに「BLEACH」「ダイヤのA」「ドラゴンボール超」「機動戦士ガンダムAGE」などの作品に出演しています。キングダムの実写映画では、俳優の山崎賢人が信を演じています。

ここからは、「信が将軍になったのはいつ？何巻？」という疑問をまとめていきます。信は様々な戦場で武功を上げ、考えられないスピードで将軍に昇格しました。将軍になるまでの経緯や、李信に改名した理由もまとめていきます。

信は幼い頃に両親を亡くした戦争孤児で、村で下僕として働いていました。また、同じ下僕の漂とは幼馴染の関係で、「天下の大将軍」を夢見ながら戦闘訓練を行っています。ですが、漂は大王の身代わりになって命を落としたため、信は漂の想いも受け継いで戦っていきます。信の初陣は「蛇甘平原の戦い」で、敵将を倒す武功を上げたことで百人将に昇格しました。

王騎は昭王に仕えていた大将軍で、中華全土に名を轟かせている伝説的な人物です。信は物語序盤に王騎と出会っており、信に興味を抱いた王騎は修行を課しています。また、王騎は龐煖との戦いで命を落とし、死の間際に自身の矛を信に渡しました。信は大将軍の麃公からも盾を渡されているため、王騎と麃公が信に大きな影響を与えました。

キングダムの龐煖は、作中最強クラスの武力を持つキャラクターです。また、王騎と麃公を殺しているため、信にとって因縁深い相手でもあります。中華統一を目指すにあたって最も邪魔な存在の1人でしたが、成長した信は龐煖を倒しました。また、「鄴攻略編」で多くの武功を上げたため、秦国に帰還後に将軍に任命されています。

キングダムでは、階級が上がる度に配下の兵士が増える特徴があります。龐煖を倒した時の信は五千人将で、帰国後に将軍に任命されました。また、1万人の兵士を抱える武将になり、羌瘣も五千人将に昇格しているため、飛信隊の人数は1万5千人になっています。大将軍になるための条件は不明ですが、信が天下の大将軍になる日は近いと予想されています。

キングダムの信は、物語途中に李信に改名しています。鄴攻略編で多くの功績を上げており、秦国に帰国した信は大王の嬴政に呼び出されました。信の将軍昇格は確実視されていたため、嬴政は「将軍になるには姓が必要」と言いましたが、すぐに姓が思い付かない信は悩んでしまいます。そんな中、嬴政が亡くなった漂について語り、話を聞いた信は李信に改名することを決めました。

漂は嬴政と瓜二つの容姿を持っており、物語冒頭で嬴政の影武者になりました。また、「李/すもも」を好んで食べていたため、嬴政が「李漂」という名前を与えています。信は漂の想いも受け継いで戦っているため、嬴政の話を聞いて李信に改名することを決めました。キングダムの1巻では、大勢の兵士が「李信将軍」と叫んでいるため、1巻のシーンが描かれる日も近いと予想されています。

「信が将軍になるのは何巻？」という疑問ですが、信はコミック59巻で将軍に昇格しました。龐煖は秦国に大きな打撃を与えているため、龐煖討伐は信にとって最大の武功になっています。帰国後には論功行賞が開催されており、武功が認められた信は将軍に昇格しました。また、王賁と蒙恬も武功を上げているため、2人も信と同様に将軍に任命されています。

「将軍になるのは何巻？」「李信に改名した理由は？」という疑問を見た後は、キングダムで描かれた信の階級を一覧で紹介していきます。信は階級が上がる毎に仲間が増えており、飛信隊は強い結束力を持つ部隊に成長しました。信の各階級の活躍を一覧でまとめていきます。

信は下僕の少年でしたが、嬴政から平民の身分を与えられ、身分を得たことで正式に徴兵されています。初陣は「蛇甘平原編」で、大将軍の麃公が魏国に侵攻する戦いに加わりました。序盤は魏国の総大将である呉慶に城を落とされており、信が所属する第4軍が魏軍に突撃しています。また、装甲戦車隊の突撃で甚大な被害を出していましたが、信は装甲戦車隊を攻略し、敵将の麻鬼を討ち取る武功を上げました。

蛇甘平原編で武功を上げた信は、一気に百人将に昇格しています。昇格して3か月後には、昌文君の協力者が何人も暗殺される事件が起きており、暗殺者の真の狙いは嬴政の命であることが分かりました。そのため、昌文君は嬴政の護衛のために信を王宮に送り込み、信は刺客の1人である羌瘣と遭遇しています。事件終結後に首謀者は呂不韋であることが発覚していますが、力が無い大王は呂不韋を咎めることができませんでした。

百人将に昇格した信は、「馬陽の戦い」に出征しています。秦国の総大将は蒙驁で、蒙驁は20万の軍勢と共に韓国に侵攻していました。また、隙を突いた趙国が大軍を送り込んできたため、王騎を総大将に置いた軍勢が趙国と戦っています。信は特殊百人部隊である飛信隊の隊長として活躍していましたが、龐煖との戦いに敗れた王騎は命を落とし、死の間際に自身の矛を信に託しました。

馬陽の戦いで武功を上げた信は、三百人将に昇格しています。昇格後には、王騎の仇である李牧が秦国を訪れており、信が「李牧を倒す」と宣言しました。また、山陽一帯を攻略するために、蒙驁が率いる20万の軍勢が侵攻しており、信は蒙驁の軍に加わっています。対する魏軍の総大将は廉頗が務めており、夜間に廉頗の腹心である輪虎が秦国の千人将を次々と殺害する騒動が起きました。

輪虎の暗躍で秦国は多くの千人将を失ったため、信と蒙恬、王賁が臨時千人将に昇格しました。また、信と王賁が輪虎と戦っていますが、輪虎は2人を圧倒するほどの強さを見せています。死闘の末に信は輪虎を倒し、桓騎が本陣を落としたことで総大将の廉頗が降伏しました。輪虎の階級は将軍のため、信は三百人将が将軍を討ち取るという武功を上げました。

信と同様に飛信隊も山陽大攻略戦で活躍していますが、戦後に姉の仇を取るために羌瘣が一時的に離脱しています。また、帰国後に論功行賞が開催され、信は正式に千人将に昇格しました。その後、飛信隊は山陽平定のために戦っていましたが、軍略の要だった羌瘣が抜けたことで苦戦を強いられており、途中で軍師の河了貂が飛信隊に加わっています。

飛信隊は独立遊軍の千人部隊として戦っており、千人将に昇格した信は鎧を身に付けるようになりました。そんな中、呂不韋陣営が力を拡大しており、呂不韋は丞相よりも上の立場である相国に就任しています。そのため、嬴政は解放した成蟜一派に協力を要請し、昌平君と昌文君が丞相に就任しました。信は楚国を訪れており、同じ千人将である項翼、白麗と小競り合いを起こしています。

秦国は中華統一のために侵攻を続けていたため、秦国を危険視した李牧が6つの国の連合である合従軍を作りました。そのため、秦国の国門である函谷関で戦いが繰り広げられ、飛信隊は麃公の軍に配属されています。信は危険人物である万極を討ち取り、最後の城である蕞を守り切ったため、武功を認められて三千人将に昇格しました。

呂不韋の後ろ盾を得た蒲鶮は反乱を起こし、成蟜が投獄される騒動が起きています。そのため、討伐軍として飛信隊が派兵されましたが、重傷を負っていた成蟜は命を落としてしまいます。また、復帰した羌瘣が千人将に昇格しており、信が王騎から受け継いだ矛を使うようになりました。

著雍で武功を上げた信は五千人将に昇格しています。また、信は趙国大将の慶舎を討ち取り、副官の羌瘣が劉冬を討ち取る活躍を見せていますが、桓騎軍と騒動を起こしたことで武功が取り消しになりました。鄴攻略戦では右翼大将を任され、宿敵である龐煖を討ち取ったため、武功が認められて将軍に任命されています。羌瘣と同等の戦闘能力を持つ羌礼も加わったため、飛信隊は圧倒的な強さを持つ部隊になりました。

「将軍になるのは何巻？」「李信に改名した理由は？」という疑問を見た後は、「キングダムの信が大将軍になるのはいつ？」という疑問を考察していきます。将軍と大将軍には天と地ほどの差があるため、信が大将軍になる日が気になっている読者が多いようです。史実における李信の活躍をまとめていきます。

史実の紀元前229年～紀元前228年では、秦国の王翦が趙国と戦っており、李信は趙国の太原・雲中に出征したと記されています。総大将は王翦のため、王翦の下で戦っていた李信は大将軍ではなかった可能性があります。また、王翦が李牧を戦線離脱させるために郭開を買収しており、幽繆王が李牧を殺害する騒動が起きました。

史実の紀元前227年には、嬴政の暗殺未遂事件が起きています。翌年の226年には、報復として王翦と王賁が燕国の薊を攻略しました。李信は数千の兵を指揮していたため、兵力的に大将軍ではなかった可能性が高いです。また、嬴政の腹心である昌文君が死去しました。

史実の紀元前225年では、秦国による楚国の侵攻が始まっています。嬴政は「楚国との戦いにどれだけの兵力が必要か」を問い、王翦は「60万が必要」と答えました。李信は「20万が必要」と答えたため、嬴政は李信の案を採用して侵攻を命じています。李信は序盤に大勝していますが、再戦で大敗を喫し、7人の武将を失うという失態を犯しました。また、20万の兵を率いているため、この時の李信は大将軍と予想されています。

史実の紀元前222年では、李信と王賁が燕国に侵攻しています。2人は燕王喜を捕らえ、短期間の侵攻で燕国は滅びました。第一線で活躍していた王翦や蒙武の名前は記されていないため、この時の李信は大将軍と予想されています。また、李信のライバルである王賁も大将軍になっていた可能性が高いです。

史実の紀元前221年では、李信と王賁、蒙恬が斉国に侵攻しています。3人は短期間で斉国を滅亡させ、全ての戦いが終わって秦国が中華統一を成しました。キングダムでも李信と王賁、蒙恬のライバル関係が描かれているため、終盤に共闘すると予想されています。

斉は東の大国で、合従軍からは離脱しています。史実では、斉国が秦国の最後の敵になっていますが、キングダムの中華統一が始まってすぐに斉国は降伏しました。そのため、キングダムの最後の敵は斉国ではない可能性が高いです。また、史実の昌平君は楚国に寝返っているため、昌平君がラスボスと予想されています。

「将軍になるのは何巻？」「李信に改名した理由は？」という疑問を見た後は、キングダムの信の結婚相手を予想していきます。キングダムは激しい戦いが目立っている作品ですが、信の恋愛に関する描写もされています。「信の最期はいつ？」という疑問も考察していきます。

史実では、紀元前221年に秦国が中華統一を成したとされています。以降は李信に関する記述が無いため、李信は戦場から離れた可能性があります。大きな戦いで死亡した場合には、死亡した理由が記されるため、李信は病気で死亡したのかもしれません。また、李信の子孫は大将軍や皇帝になったと言われています。

羌瘣はメインキャラクターの1人で、飛信隊に所属している五千人将です。伝説の刺客である「蚩尤」の生き残りで、超人的な身体能力と剣技を使って戦っています。物語途中から信に特別な感情を抱いており、「信の子供を産む」と宣言しているため、羌瘣と信が結婚する可能性が高いです。また、羌瘣は「強い男と組み、力を合わせ、どこか高い山で何かを炸裂させたら子供を授かる」と勘違いしていました。

羌瘣は大将軍を目指すと宣言しているため、旧六大将軍の摎と重なる部分があります。信は王騎将軍から意思を受け継いでいるため、羌瘣が窮地に立たされるシーンが描かれるかもしれません。史実では、羌瘣と王翦、楊端和が趙国を攻めたと記されているため、羌瘣はすでに将軍に昇格していた可能性があります。

河了貂はメインキャラクターの1人で、飛信隊の軍師を務めています。物語序盤から信と行動を共にしており、事故でキスをするシーンが描かれていました。そのため、河了貂と信が結婚する可能性もありますが、信の心は羌瘣に向いています。また、河了貂は史実には存在しないオリジナルキャラクターのため、別のキャラクターと結婚すると予想されています。

キングダムの陽は、秦国の後宮の宮女です。嬴政の正妻である向の親友で、明るく元気な性格をしています。武家の娘として生まれており、過去に幼い妹を亡くしていることが分かりました。物語途中には、向と嬴政の命を狙う反乱軍が王都に攻め入っており、陽が身を挺して2人を守ろうとしています。また、駆け付けた信が陽を助けているため、陽は信に特別な感情を抱いている可能性があります。

宮女には「大王の子供を産む」という役目があるため、嬴政と向の間には子供が誕生しています。また、嬴政は夜伽に積極的ではないため、陽の夜伽は受けていない可能性があります。時代によって宮女の扱いは様々ですが、陽が信に特別な感情を抱いている場合には、嬴政が陽の考えを許すと予想されています。

「将軍になるのは何巻？」「李信に改名した理由は？」という疑問を見た後は、キングダムの信に関する感想をまとめていきます。キングダムは累計発行部数9900万部を突破している大ヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。信の強さや魅力に関する感想をまとめていきます。

信は仲間に慕われているキャラクターのため、将軍昇格のシーンでは仲間が涙を流していました。そのため、「涙を流す仲間の姿でもらい泣きした」「成長した信の姿が泣ける」という感想が挙がっています。また、あっさりと李信に改名しているため、「改名シーンが信らしい」という感想も挙がっています。

李牧はラスボスに相応しい強さを持つキャラクターですが、楚国よりも先に趙国が滅びる可能性が高いです。また、史実の李信は楚国との戦いに出征しているため、「李信と楚国の戦いが気になる」「ラスボスが気になる」という感想が挙がっています。

羌瘣は「信の子供を産む」と宣言しており、信も羌瘣を意識していますが、2023年9月時点で2人は結婚していません。そのため、「信の結婚が気になる」「最後まで羌瘣も死なないでほしい」という感想が挙がっています。

本記事では、「将軍になるのは何巻？」「李信に改名した理由は？」という疑問をまとめていきました。信は真っ直ぐな心と強さを持つキャラクターのため、考えられないスピードで将軍に昇格しました。また、漂の想いも受け継いで戦っているため、李信に改名したシーンが泣けるという意見が挙がっています。信の活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。