【キングダム】河了貂（かりょうてん）が捕まるのは何巻？救出シーンをネタバレ解説

漫画キングダムの著雍編で凱孟軍に捕まる失態を犯した河了貂（かりょうてん）。漫画キングダムの著雍編で凱孟軍に捕まった河了貂（かりょうてん）は主人公の信への想いを明らかにし、人質交換で無事救出されました。では河了貂（かりょうてん）が凱孟軍に捕まるエピソードは漫画キングダムの何巻に描かれているのでしょうか。本記事では河了貂について捕まるエピソードが何巻なのかや救出シーンなどをネタバレ紹介していきます。

では河了貂（かりょうてん）について捕まるエピソードが何巻なのかや救出シーンなどをネタバレ紹介する前に、キングダムという漫画作品そのものを簡単にネタバレ紹介していきます。河了貂（かりょうてん）が登場するキングダムとは2022年8月現在、漫画雑誌の｢週刊ヤングジャンプ｣で連載されている原泰久の漫画作品です。漫画キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台にした歴史漫画となっており、2006年から連載が続いています。

中国の春秋戦国時代を舞台にした漫画キングダムは連載当初、あまり人気がありませんでした。しかし漫画キングダムは絵のタッチを変えることで爆発的なヒットを記録し、アニメ化や実写映画化などが行われるようになりました。その人気は2022年8月現在も続いており、9000万部という驚異的な累計発行部数を記録しています。そんな漫画キングダムは2022年の7月に実写映画の2作目が公開され、新規のファンを更に増やしています。

上述でご紹介した通り、漫画キングダムは中国の春秋戦国時代を舞台にした作品です。春秋戦国時代の中国は国が7つ（戦国七雄）に分かれ、日々絶え間なく戦争を繰り返していました。その戦争に終わりはなく、ただ戦争孤児を生み出すだけでした。しかし秦国の王・嬴政（始皇帝）が中華の大地を統一し、戦乱を終わらせます。漫画キングダムはそんな嬴政（始皇帝）と彼に仕える将軍・李信の生涯を描いた歴史漫画となっています。

本記事で捕まるエピソードが何巻なのかや救出シーンなどをネタバレ紹介する河了貂（かりょうてん）とは漫画キングダムに登場するキャラクターの1人です。漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）は飛信隊の軍師を務める女性キャラクターであり、全身を覆う鳥頭の藁と小さな身体が特徴となっています。河了貂（かりょうてん）は幼い頃から天涯孤独の人生を送っており、優れたサバイバル技術と高い身体能力を持っています。

また河了貂（かりょうてん）は軍師として作中屈指の実力を持っており、飛信隊の面々から大いに信頼されています。登場当初河了貂（かりょうてん）は男だと思われていたものの、王都奪還編で女だと判明しました。そんな河了貂（かりょうてん）は当初大金を目的とし、逃亡途中の嬴政と信を助けていました。しかし河了貂（かりょうてん）は信との生活の中で考えが変わり、昌平君の下で軍学を学んで信率いる飛信隊の軍師となりました。

ではここからは漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）の捕まるエピソードが何巻なのかや狙われた理由についてネタバレ紹介していきます。河了貂（かりょうてん）が捕まるエピソードは漫画キングダムの著雍編です。漫画キングダムの著雍編とは秦軍と魏軍の戦いが描かれたエピソードであり、単行本の35巻から37巻に収録されています。合従軍との戦いを勝利で飾った秦国は成蟜の乱を鎮圧し、中華統一に乗り出します。

しかし秦国は著雍という魏の要所を取らなければ、中華統一に乗り出すことが出来ませんでした。そこで秦国は騰を大将とし、魏の著雍へ攻撃を仕掛けます。秦国の著雍侵攻を受けた魏国は軍を呉鳳明に託し、霊凰や凱孟といった魏火龍七師を出撃させました。呉鳳明と魏火龍七師の出撃により、著雍を攻める騰軍は苦戦を強いられてしまいます。そして凱孟と対峙した飛信隊は河了貂（かりょうてん）を失う大打撃を受けてしまうのでした。

上述でネタバレ紹介した通り河了貂（かりょうてん）が敵に捕まるエピソードは漫画キングダムの著雍編に描かれています。著雍編は漫画キングダムの単行本35巻から始まり、37巻に結末を迎えます。では河了貂（かりょうてん）が捕まる著雍編のエピソードは漫画キングダムの単行本何巻に収録されているのでしょうか。河了貂（かりょうてん）が捕まるエピソードは単行本の36巻であり、漫画キングダムの著雍編の丁度真ん中です。

漫画キングダムの著雍編で著雍攻略に向かった信率いる飛信隊は王賁の策を受け、3日以内に魏軍本陣突破を目指します。しかし飛信隊は魏火龍七師の1人である勇将・凱孟の攻撃を受け、進軍出来なくなります。すると凱孟は自分が大将だと明かし、信へ一騎討ちを申し込みました。これを信は受けて凱孟と一騎討ちを行います。しかし飛信隊は一騎討ちの隙を突かれ、軍師の河了貂（かりょうてん）が凱孟軍の荀早に捕まってしまいました。

上述のプロフィールで少しネタバレ紹介しましたが、漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）は非常に優れた軍師です。そのため河了貂（かりょうてん）は作戦を1人で担い、飛信隊の大きな核となっています。もし河了貂（かりょうてん）がいなくなれば、飛信隊は作戦を考える軍師がおらず、一気に弱体化します。そんな優れた軍師の河了貂（かりょうてん）は著雍編で策を講じ、戦場での飛信隊の動きを制御していました。

河了貂（かりょうてん）のおかげで飛信隊は全力を出し、魏軍最強の凱孟軍と渡り合っていました。しかし凱孟軍の将軍である荀早は河了貂（かりょうてん）が飛信隊を動かしていることを見抜きます。飛信隊の内情を見抜いた荀早は奇襲で河了貂（かりょうてん）を捕まえ、飛信隊の核を潰してしまいました。河了貂（かりょうてん）を失った飛信隊は羌瘣が荀早を捕まえることに成功するものの、大きく力を失うことになりました。

漫画キングダムの著雍編で荀早に捕まってしまった河了貂（かりょうてん）。捕まった河了貂（かりょうてん）は魏軍の兵士に恨みを抱かれながら、敵軍大将の凱孟と対面します。中国の春秋戦国時代は女性が戦うのがあり得ない時代です。そのため凱孟はどのような欲望で戦っているのか河了貂（かりょうてん）へ問います。また凱孟は河了貂（かりょうてん）に対し、信の女なのかや信に何を求めているのかなども質問しました。

その質問を受けた河了貂（かりょうてん）は一切悩まず、信という人間の夢が叶って欲しいと答えます。さらに河了貂（かりょうてん）は信と一緒に幸せになりたいという心の中に秘めた想いも凱孟へ明かします。そして凱孟は確固たる意思で戦場を駆ける河了貂（かりょうてん）の想いに大爆笑するのでした。

河了貂（かりょうてん）と凱孟が対面している時、主人公の信は我呂からとある質問を受けます。その我呂の質問とは河了貂（かりょうてん）が信の女なのかどうかといった内容でした。我呂の質問を受けた信は河了貂（かりょうてん）との過去を語り始めます。過去を語った信は河了貂（かりょうてん）が自分の妹のような存在だと明かしました。そして信は見殺しに出来ないと言い、河了貂（かりょうてん）を取り戻す決意を見せました。

ではここからは漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）の救出シーンや奇策についてネタバレ紹介していきます。信への想いを明かした河了貂（かりょうてん）は戦場で男と添い遂げようとする虫のいい女だと言われ、凱孟に説教されます。すると河了貂（かりょうてん）が戦って幸せになると断言し、凱孟は大笑いしました。その後河了貂（かりょうてん）は飛信隊の軍師であるので、簡単に救出されないと思われました。

しかし凱孟のとある考えで河了貂（かりょうてん）は簡単に救出されます。その凱孟の考えとは荀早のために人質交換するといったものでした。元々飛信隊は人質交換で河了貂（かりょうてん）を救出しようとしていました。これを凱孟は認め、捕虜の河了貂（かりょうてん）と荀早を交換します。この時凱孟は策を講じず、何も手出ししませんでした。これにより河了貂（かりょうてん）は無事救出され、飛信隊に戻ることになりました。

凱孟軍に捕まることになったものの、人質交換で無事救出された河了貂（かりょうてん）。無事救出された河了貂（かりょうてん）は遅れを取り戻すため、必死に作戦を考えます。そして河了貂（かりょうてん）は大将の信を囮とし、羌瘣に魏軍の本陣を奇襲して貰うという奇策を提案します。河了貂（かりょうてん）はすぐに奇策を実施し、囮の信を凱孟と戦わせます。その隙に河了貂（かりょうてん）は羌瘣隊を切り離しました。

また河了貂（かりょうてん）はもしものことを考え、信の救援として隆国軍へ援軍を要請します。隆国は河了貂（かりょうてん）の援軍要請に不服を抱くものの、秦国の勝利を目指し、承諾しました。その後羌瘣離脱と同時に隆国軍が現れ、信は凱孟を退かせることに成功します。一方羌瘣は魏軍本陣を焼き、録嗚未軍と玉鳳隊が同日同時刻突破を完遂させました。これにより敵大将の呉鳳明が撤退し、著雍の地は秦国のものとなるのでした。

ではここからは漫画キングダムのアニメで河了貂（かりょうてん）を演じた声優についてネタバレ紹介していきます。アニメキングダムで河了貂（かりょうてん）を演じた声優は日本の女性声優である釘宮理恵です。アニメで河了貂（かりょうてん）を演じた釘宮理恵とは1979年の5月30日に大阪府で生まれた女性声優であり、2022年8月現在アイムエンタープライズに所属しながら歌手（レーベルはLantis）としても活動しています。

元々釘宮理恵は日本ナレーション演技研究所のオーディションでアイムエンタープライズ＆私たち翔びます賞を受賞し、1998年に声優デビューを飾りました。その後釘宮理恵は｢鋼の錬金術師｣のアルフォンス・エルリックや｢灼眼のシャナシリーズ｣のシャナといった人気キャラクターを多数演じ、一躍大ブレイクしました。そんな声優の釘宮理恵は愛嬌と依存性のある独特な声質の持ち主であり、一時期｢釘宮病｣として話題になりました。

• 2002年のアニメ｢わがまま☆フェアリーミルモでポン！｣：ムルモ役
• 2003年のアニメ｢鋼の錬金術師｣：アルフォンス・エルリック役
• 2004年のアニメ｢マリア様がみてる｣：松平瞳子役
• 2005年のアニメ｢灼眼のシャナシリーズ｣：シャナ役
• 2006年のアニメ｢銀魂シリーズ｣：神楽役
• 2006年のアニメ｢ゼロの使い魔シリーズ｣：ルイズ役
• 2007年のアニメ｢ハヤテのごとくシリーズ｣：三千院ナギ役

• 2008年のアニメ｢とらドラ！｣：逢坂大河役
• 2009年のアニメ｢フェアリーテイルシリーズ｣：ハッピー役
• 2011年のアニメ｢THE IDOLM@STER｣：水瀬伊織役
• 2013年のアニメ｢ドキドキ！プリキュア｣：円亜久里（キュアエース）役
• 2014年のアニメ｢ワールドトリガーシリーズ｣：小南桐絵役
• 2019年のアニメ｢炎炎ノ消防隊シリーズ｣：ハウメア役
• 2021年のアニメ｢呪術廻戦｣：西宮桃役

漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）に関する感想では河了貂（かりょうてん）がかわいいといった感想が多く寄せられていました。河了貂（かりょうてん）は鳥頭の藁を被った愛くるしい見た目をしています。また河了貂（かりょうてん）は素顔も非常に可愛く、成長する度に美人さも増しています。この見た目から河了貂（かりょうてん）は漫画キングダムで特に高い人気を博しています。

漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）に関する感想では信との今後が気になるといった感想も多く寄せられていました。河了貂（かりょうてん）は漫画キングダムの著雍編で信に特別な想いを抱いていることが分かりました。一方信は河了貂（かりょうてん）を妹のように思っており、彼女の想いにあまり気付いていません。このことから信と河了貂（かりょうてん）の今後の関係は多数の読者の注目を集めています。

漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）に関する感想では河了貂（かりょうてん）と接した凱孟を高く評価する感想も多く寄せられていました。本来敵軍の軍師を捕まえたら、処刑や拷問を行います。しかし魏軍の凱孟は河了貂（かりょうてん）の想いをしっかりと理解し、一切手を出しませんでした。そのため河了貂（かりょうてん）に理解を示した凱孟は漫画キングダムファンに高く評価されています。

本記事では漫画キングダムに登場する河了貂（かりょうてん）について捕まるエピソードが何巻なのかや救出シーンなどをネタバレ紹介しました。確かに河了貂（かりょうてん）は凱孟軍に捕まる失態を犯しました。しかし河了貂（かりょうてん）は凱孟に捕まったことで自身の想いを表明し、信とより一層絆を深めました。なので河了貂（かりょうてん）にとって凱孟に捕まったことは、ある意味ラッキーな出来事だったといえるでしょう。