【キングダム】石（せき）は飛信隊の偵察部隊指揮官！能力や活躍シーンは？

『キングダム』には石（せき）という飛信隊のメンバーが登場しています。石（せき）は偵察に長けており、飛信隊でも重要な存在となっています。ここからは山の民の青石族とは何かを解説しつつ、石（せき）の能力や活躍シーン、アニメ声優などを紹介していきます。それではまず、キングダムの作品情報から見ていきましょう。

• 漫画タイトル：キングダム
• ジャンル：青年漫画、伝奇・武侠・中国時代劇、戦国時代 (中国)
• 作者：原泰久
• 掲載誌：週刊ヤングジャンプ
• 発表号：2006年9号～
• 巻数：既刊70巻（2023年11月時点）
• アニメ情報：神谷純→岩永彰→今泉賢一（監督）、荒川稔久→高木登（シリーズ構成）、ぴえろ、スタジオ サインポスト（アニメーション制作）

『キングダム』とは漫画家の原泰久先生による青年漫画です。2006年1月26日より『週刊ヤングジャンプ（集英社）』にて連載されています。累計発行部数が2023年11月時点で1億部を突破するなど多くの人気を集めており、その人気を受けてアニメ化・ゲーム化・映画化・舞台化などさまざまなメディアに展開されています。

本記事で紹介する石（せき）は馬陽防衛編が描かれたキングダムの漫画13巻にて初登場しました。馬陽防衛編は馬央、馬陽に侵攻してきた趙三大天・龐煖率いる12万の軍勢を防ぐべく、秦は王騎を総大将、蒙武を副将に10万の軍勢を派遣しました。主人公・信は王騎の指示で新たに結成した特殊百人部隊・飛信隊を率いることとなり…

キングダムの石（せき）は飛信隊の初期メンバーの1人であり、青石族の族長でもあります。飛信隊結成時は第二十伍長であり、飛信隊が三百人になった際は什長へと昇進しています。そして、鄴の戦いの後に信が将軍になると、百人将へと昇進、偵察部隊の指揮官を任されることとなりました。

石（せき）の飛信隊での役割は偵察です。石（せき）をリーダーとした青石族の部隊の中には身体能力や特殊能力に優れた者が多数おり、敵の気配を察知して攻撃の合図を発するなど要所で飛信隊に貢献しています。

青石族とは、山の民の一民族のことです。青石族には聴覚に優れている者が多く、聴覚という面では青石族の族長を務める石（せき）の右に出るものはいません。では、どのくらい聴覚に優れているのかというと、「羽音をつかむ耳」という石（せき）の名前の意味から分かる通り、鳥の羽の音を聴きとれるほどです。

キングダムの山の民である石（せき）とは、どのような人物なのか？ここからは石の能力や活躍シーンを紹介していきます。

前述したように石（せき）は聴覚に優れています。その能力は敵の気配を察知したり、戦闘を有利にしたりと戦闘のサポート的な働きで発揮しています。実際に龐煖が山から下りてくる前に、その気配を気にしていたことがありました。

今では石（せき）の能力を重要視するようになっている信ですが、百人将の時には石（せき）が自分の隊の伍長であることに気付かなかったほど無関心でした。

というのも、山陽戦にて石（せき）率いる青石族は、山に移動する際にあらかじめ山の中を偵察していたのですが、信は彼らが自分の隊のメンバーであることに気付かずに山の民が味方に来てくれたのかと勘違いしたのです。その後は馬陽戦での煙幕によるかく乱に遭った時に青石族を頼りにしたり、将軍になった後に飛信隊の組織に「偵察部隊」を作ったりしています。このことから信が青石族の働きを重要視していることがうかがえます。

戦闘のサポート的な働きで特殊能力を発揮する石（せき）の活躍の場は地味ではありますが、要所で飛信隊に貢献しており、石（せき）の働きがなければ勝てなかったと思われるシーンもしばしばあります。

その活躍シーンは2つあり、1つ目が山陽戦にて龐煖の夜襲から命からがら逃げた信と尾到が飛信隊のメンバーの元に帰還したのに真っ先に気付いたこと、2つ目が馬陽戦にて特定したドラのなる位置を頼りに本陣の位置を見つけて信たちを誘導したことです。

石（せき）は冷静な性格をしています。戦場では彼の冷静な判断により戦闘を有利に進めることができたケースがいくつかあります。また、状況判断にも優れており、たとえば視界が悪く敵の本陣にどれだけの数の兵が配置されているのか分からない状況で、石（せき）が「すぐに分かる」と信に告げた直後に本陣が現れていました。

読者の間では鄴の戦いの時に石（せき）が登場していなかったために石（せき）は死亡したのではないかとの声があがっています。では、石（せき）は死亡したのか？結論から言うと、死亡していません。実はこの時、石本人の結婚式がありました。そのため青石族は総出で結婚祝いをしており、戦には参加していなかったのです。ちなみに信が李信と名を改め将軍になったのは鄴の戦いの後です。

キングダムのアニメは第1シリーズが2012年6月4日から2013年2月25日まで、第2シリーズが2013年6月8日から2014年3月2日まで、第3シリーズが2020年4月6日から2021年10月18日まで、第4シリーズが2022年4月10日から10月2日までそれぞれ放送されています。では、ここからキングダムのアニメにて石の声を務めた声優について詳しく見ていきましょう。

• 名前：高橋英則（たかはしひでのり）
• 生年月日：1983年12月7日
• 年齢：39歳
• 職業：声優
• 活動期間：2000年代～
• 所属事務所：マウスプロモーション

キングダムのアニメにての声を務めたのは、声優事務所「マウスプロモーション」所属の高橋英則さんです。高橋英則さんは声優として主にアニメ、吹き替え、ドラマCDなどを中心に活動しています。2009年よりマウスプロモーションに所属しており、その前はクリス・ペプラーの影響でラジオDJになることを目指していたようです。

• 2010年～：NARUTO -ナルト- 疾風伝（シモン、翠雨、トルネ、オキスケ、ハルネ、ムタ役）
• 2011年～：トリコ（ジェリーボーイ、美食屋、チンピラ、影丸役）
• 2012年～：ジョジョの奇妙な冒険（アダムス役）
• 2012年～：アイカツ!（間宮翔役）
• 2012年～：キングダム（タジフ、隆太、朱鬼、暁定、竜川、崇原役）
• 2014年～：カードファイト!! ヴァンガード レギオンメイト編（モレス・ペニーワース役）
• 2014年～：テラフォーマーズ（ジェット役）
• 2015年～：うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEシリーズ（桐生院ヴァン役）
• 2016年～：刀剣乱舞-花丸-（石切丸役）

• 2017年～：DIVE!!（沖津白波役）
• 2017年～：BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS（猿飛木ノ葉丸役）
• 2017年～：妖怪ウォッチ（インディ・J役）
• 2018年～：妖怪ウォッチ シャドウサイド（玄武役）
• 2019年～：トライナイツ（小熊景太役）
• 2021年～：約束のネバーランド（ヴィンセント役）
• 2022年～：リーマンズクラブ（中森彰役）
• 2023年～：もののがたり（岐隼人、天日役）

ここまでキングダムの山の民の青石族とは何かを解説しつつ、石（せき）の能力や活躍シーン、アニメ声優などを紹介してきました。では、最後にキングダムの石に関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。

キングダムの石（せき）率いる石の民・青石族に関する声があがっています。どうやら石の民・青石族はあまり印象に残っていないようです。

キングダムの石（せき）に関する声があがっています。こちらでは石（せき）の結婚事情に注目されているようです。

キングダムの石（せき）に関する声があがっています。こちらでは石（せき）が飛信隊の初期メンバーということで高評価されているようです。

本記事ではキングダムの青石族とは何かを解説しつつ、飛信隊の偵察部隊指揮官・石（せき）について能力や活躍シーンなどを交えて紹介してきました。キングダムの漫画やアニメを見る際は本記事のまとめを参考にしつつ、山の民の青石族である石（せき）の活躍に注目していただければ幸いです。