キングダムとワンピースは似ている？どっちが面白い？共通点やキャラを比較考察

キングダムとワンピースには、共通点が多いのではないかと話題になっています。今回はそんな共通点が多いというキングダムとワンピースについて、ナレーションを担当する人物なども含め、気になる点を順番に紹介します。

どっちも人気タイトルであるキングダムとワンピースですが、まずは各作品についての基本的な情報を紹介します。キングダムは2006年から2020年現在まで、週刊ヤングジャンプにて連載が続けられている中国時代劇作品です。

キングダムを描いているのは原泰久先生で、自身の会社員経験そのものを描いた物語であると話しています。キングダムは2012年から2020年にかけて、テレビアニメの第3シリーズまでが放送されている最中です。

500年の争乱が続く中国最二子の大国「秦」という地に、信と漂という二人の少年がいました。二人は戦災孤児で、下僕という身分でありながらもいつか天下の大将軍になることを夢見て密かに修行を続けていました。そんなある時、秦国の大臣によって見初められた漂が出ていくこととなります。

ワンピース(ONE PIECE)は、1997年から2020年現在まで週刊少年ジャンプにて連載が続けられている海賊漫画です。「ワンピ」という略称で親しまれており、尾田栄一郎先生が制作している作品です。

ワンピースは海賊王になることを夢見ている主人公を中心とした、バトルファンタジー作品です。1999年から現在までテレビアニメも放送されており、アニメ作品としても東映アニメーションの中では最長となるタイトルです。

かつて赤髪のシャンクスという海賊と親しくなったことで海賊に憧れることとなったルフィは、悪魔の実のひとつである「ゴムゴムの実」を口にしたことで、カナヅチになることと引き換えに全身ゴム人間になりました。17歳になったルフィは、海賊王になるために村を離れて旅に出ることを決意したのです。

続いてはキングダムとワンピースの共通点を順番に紹介します。似てる作品であればどっちの方が面白いのかと気になる人も多いはずですが、どちらの内容も知っているという人は、改めて共通点を比べてみると面白い発見をすることもあるかもしれません。

キングダムとワンピースは、主人公のキャラクター像が似てるとされています。第一に海賊王と天下の代将軍という、途方もない野望を抱えています。幼少期には野望を叶えるために修行に明け暮れ、危険を顧みることもせずに敵に立ち向かっていく場面も度々見られます。さらに目上の人物に対して敬語を使うということもなく、どっちも常にタメ口で話しているという点も似てるといえる部分です。

近しい人物が志半ばで命を落としてしまうという点も、似てるといえる部分です。ワンピースではルフィの義兄であるエースが、赤犬からルフィを庇い物語の中盤で命を落としてしまいました。一方のキングダムでは、信と共に兄弟のように育ってきた漂が、物語の序盤で命を落としてしまいます。

キングダムとワンピースには、伝説とされる名の知れたキャラクターも登場しています。ワンピースでは、海賊王ゴールドロジャーの時代に活躍した白ひげが挙げられます。キングダムでは六大将軍時代の王騎が挙げられ、いずれも体格が良く、見た目だけで周囲を圧倒する雰囲気を纏っています。

比較してみると主人公関係だけでも似てる部分が多いことがわかるキングダムとワンピースですが、作品としてはどっちが面白いのか、ファンとしては気になる部分ではないでしょうか？続いては作品の面白さについてを、順番に比較しながら紹介します。

ワンピースもキングダムもそれぞれに伏線が張られていますが、キングダムの場合には早い段階で回収されることが多いです。一方のワンピースは伏線の数がかなり多いことから、最終回までに回収しきれないのではとも噂されています。複雑になりすぎるという点から見れば、キングダムの方がわかりやすさは上かもしれません。

どちらも王道といえるバトル作品ですが、ワンピースの場合には現実にはあり得ない、ファンタジー性の強いバトル描写が見所です。キングダムは特殊能力を持つキャラクターはおらず、基本的には戦略を楽しむタイプのバトル作品です。そのため、同じバトル作品であっても、読者層も異なっているようです。

読者を飽きさせないのはキングダムだといわれています。ワンピースの場合には、キャラクターの過去の回想などに単行本1冊分の話数が消費されることもあります。物語が停滞せず進行していくという点において、飽きさせないのはキングダムなのかもしれません。

キングダムは高い年齢層をターゲットにしたヤングジャンプでの連載ということもあり、笑いの要素においては面白いのはワンピースだと考えられます。同じバトル漫画ではあるものの、ワンピースの場合には主なターゲットの年齢層は若者です。そのため定期的にギャグ要素も挟み込まれ、シリアスなストーリーの中でも小休憩できる箇所が多いようです。

涙を誘うような感動のシーンといえば、やはりワンピースの方が多いと考えられます。キングダムの中にも思わずグッとくるシーンは登場しています。しかし作中で印象に残った感動のシーンといえば、主要キャラクターが仲間になるまでのストーリーやメリー号の最後のように、ワンピースの方が思い浮かぶ場面は多いのかもしれません。

漫画作品といえば、多かれ少なかれちょっとエッチなシーンを期待しながら読む人もいるのではないでしょうか？セクシーな体系のキャラクターがエロさを感じさせるのは、やはりワンピースだと考えられます。しかしキングダムの場合には直接的なベッドシーンが登場するため、比較をする種類が異なりそうです。

こちらは圧倒的にキャラクターが多いことからも、ワンピースに軍配が上がると考えられます。ワンピースの中には個性的なキャラクターがとても多いことでも知られています。もちろんキングダムにも魅力的なキャラクターは多いですが、比較すると印象が弱くなってしまいます。

キングダムの強みといえば、ビジネス的な視点でも見られる作品であるという点です。戦略勝負の物語であることからも、実際にキングダムに関連したビジネス書なども出版されています。ワンピースのように腕をゴムにして伸ばすことはできませんが、娯楽としてだけではなくビジネス的な観点からも学ぶことができるというのは、面白い点ではないでしょうか？

両作品のあらゆる点を比較してきましたが、いずれの作品にもナレーションを担当している人物がいます。似てる点が多いとされているキングダムとワンピースですが、実はナレーションは同じ人物が担当しているようです。続いては両作品のナレーションを担当している声優についても、少しだけ紹介します。

名前：高塚 正也(たかつか まさや)
生年月日：1969年8月15日(現在51歳)
出身：兵庫県加古川市
身長：168cm
血液型：B型
職業：声優、ナレーター
所属事務所：青二プロダクション

両作品のナレーションを担当している、高塚正也さんの声優としての主な出演作品は、「真・女神転生デビチル」「ののちゃん」「FIRESTORM」「銀牙伝説WEED」「BLUE DRAGON」「さらい屋 五葉」などが挙げられます。

似てる点も多くどっちも面白いキングダムとワンピースですが、実際に両作品を目にしたことがある人は、どのような感想を抱いたのか気になる人もいるかもしれません。続いてはTwitter上での感想や評価についても少しだけ紹介します。

やはり登場しているキャラクターが似ていると感じるファンもいるようです。どちらも魅力的なキャラクターであるだけに、印象に残りやすく思い浮かぶのかもしれません。

こちらもまた、キャラクター同士に似ている点があるのではないかと発見した人の感想がありました。まだ知らないという人は、この機会に2作品の面白さを読み比べてみるというのも良いのではないでしょうか？

他の作品にも共通点を見出しているファンもいるようです。このように好きな作品同士の共通点を見つけ出していくというのも、漫画の楽しみ方のひとつといえるのではないでしょうか？

共通点が多いとされているキングダムとワンピースについて、ナレーション担当者などについても併せて紹介しました。これまであまり意識したことがなかったという人も、改めて見比べながら作品を復習したくなったのではないでしょうか？

いずれの作品も似ている点や異なる点も含め、どちらも面白い作品であることは間違いありません。これまで作品に触れたことがなかったという人は、この機会に原作の漫画やアニメ作品を観てみるというのもオススメです。