2018年07月22日公開
2018年07月22日更新
スターウォーズシリーズを見る順番でおすすめは?時系列・公開順やあらすじも紹介
新規参入のスターウォーズファンを悩ませるのが鑑賞の順番問題。公開順と時系列が異なり、ファンの間でも時系列順をおすすめする人がいれば公開順を好む人もいるなど、好みによってもおすすめできる順番は多岐にわたります。とりあえず思いついたところから手を出してみたら、何が起こっているのかさっぱりなんてことになりかねません。しかしいくつかポイントを押さえておけば、時系列順だろうと公開順だろうとすんなり物語に入り込むことができます。今回はスターウォーズの各エピソードのあらすじとおすすめの鑑賞順を徹底解析します!
目次
スターウォーズの映画を見る順番でおすすめは?時系列・公開順やあらすじも紹介!
スターウォーズといえば、無名だったジョージ・ルーカスを巨匠に押し合上げた大人気SFシリーズです。ダースヴェイダーやストームトルーパー、R2-D2、C-3POなど映画を見たことがない人でも馴染みのあるキャラクターが多いんではないでしょうか?
近年、旧三部作と呼ばれるオリジナルトリロジー、そして新三部作と呼ばれるプリクエルトリロジーの続編となる最新シリーズ三部作シークエルトリロジー、エピソード7およびエピソード8まで公開され、2019年にはエピソード9の公開が控えており、スターウォーズブームが到来しています。新しいエピソードがリアルタイムで見れる今だからこそ、スターウォーズビギナーにはスターウォーズの世界に触れるビッグチャンス。
しかしまずスターウォーズビギナーの前に立ちはだかるのが、どのエピソードから入るかという視聴の順番問題です。実はスターウォーズは公開順と時系列がバラバラ。うっかりしたところから入ると、時系列が整理できずにせっかくのストーリーもちんぷんかんぷんで楽しめません。ヘタをする伏線より先に回収から入ってしまい、ネタバレ地獄になる可能性もあります。
そこで今回はストーリーのあらすじや時系列を紹介!初心者にも安心安全、どの順番で見ればいいのかおすすめ視聴順序マニュアルも徹底解析します!また来年の公開が待ち遠しエピソード9の注目ポイントもあわせて解説します!
定番の見る順番はスターウォーズ エピソード4から公開順に!
スターウォーズは3部作ごとに一区切りの時系列順になっており、どの順番で見るにしろ、三部作ごとの塊を順番で見れば、まず迷うことはありません。多岐にわたる鑑賞の順番でまずおすすめするのが、定番かつ最もスタンダードな順番、公開順にスターウォーズエピソード4から入る方法です。
エピソード4から始まる旧三部作ことオリジナルトリロジーはエピソード4、5、6の3つのエピソードのことを指します。エピソードナンバーでは真ん中に位置するオリジナルトリロジーはストーリー展開上では時系列順とはなりませんが、公開順では一番最初にあたります。したがって、オリジナルトリロジーから入る方法はリアルタイム視聴組と同じ順番をなぞる、最もポピュラーでスタンダードな視聴順です。
またオリジナルトリロジーは、いうなればスターウォーズシリーズの本筋のストーリーにあたります。後述で紹介しますが、オリジナルトリロジーの後に公開される新三部作プリクエルトリロジーはオリジナルトリロジーよりストーリタイム上では過去にあたる物語で、オリジナルトリロジーのいわば回想編にあたる物語です。
ここで気を付けたいのが、オリジナルトリロジー最大のネタバレがプリクエルトリロジーには含まれているということ。有名な物語なので映画自体はみたことなくても、すでに衝撃の真実をご存知の可能性は多分にありますが、せっかく用意されたサプライズは純粋に楽しみたいもの。
まずはメインのストーリーであるオリジナルトリロジーを読み解いてから、回想編プリクエルトリロジーで物語の深部まで入り込み、壮大な物語の完結へ向かうシークエルトリロジーへ移るのがビギナーも安心、おすすめの順番です。
順当にスターウォーズエピソード1から時系列順もおすすめ
とはいえ、時系列があるなら過去からの流れを全て汲んで理解を深める時系列通りの視聴もおすすめです。スターウォーズシリーズの時系列はエピソード順がそのまま時系列になっています。スターウォーズの物語の中で使用される紀年法に銀河標準歴と呼ばれる『B.B.Y』と『A.B.Y』というものがあります。簡単に言えば、西暦でいうところのB.C.(紀元前)、A.C.(紀元後)のようなものと捉えてもらえればわかりやすいかと思います。
西暦ではイエス・キリストの生誕の翌年を紀元とするのに対し、スターウォーズ世界ではエピソード4で勃発した『ヤヴィンの戦い』を紀元としており、それより以前を"Before Battle of Yavin(BBY)"、以降を"After Battle of Yavin(ABY)"としています。オリジナルトリロジーはBBY時代の物語で、エピソード1が32BBY、エピソード2はそれから10年後の22BBY、エピソード3がさらに3年後19BBYです。
そこから更に19年の時を経てエピソード4の物語が始まるのが0BBY。エピソード5が3年後の3ABYとなり、となりここでようやくABYに突入します。そして翌年4ABYにエピソード6が終結。エピソード7、8ではまた一気に時代が進み34ABYが物語の舞台です。
その間なんと66年にも渡る壮大な宇宙の叙事詩となっています。これを時系列に追うことで、ストーリーへのサプライズは減少しますが、何がどう起因してどんな事件や戦いが起きたのか、スターウォーズの世界観をよりよく理解するにはうってつけの順番となります。
スターウォーズファンがおすすめする見る順番とは?
時間があるなら絶対おすすめ!4→5→6→1→2→3→4→5→6→7→8
スターウォーズファンがスターウォーズビギナーにおすすめしたい順番はオリジナル→プリクエル→オリジナル→シークエルトリロジーの順番です。オリジナルトリロジーを2巡するので少し時間は要しますが、ストーリーへの移入のしやすさ、理解度、そして精神的な安全性を考慮した上で最もわかりやすく不安が少ないのがオリジナルトリロジーを2巡する順番です。
オリジナルトリロジーを2巡することで、まず公開順通りにオリジナルトリロジーからプリクエルトリロジーまでを、余分な雑念なく純粋に楽しむことができます。
またプリクエルトリロジーはオリジナルトリロジーで主人公ルークの前に立ちはだかる最大の強敵ダースヴェイダーがいかにしてダースヴェイダーになったかのストーリです。プリクエルトリロジーの物語はオリジナルトリロジーをもってして終結する構成になっているので、プリクエルトリロジーで終わってしまうと、少し辛い後味を残して、シークエルトリロジーに移ることになります。
シークエルトリロジーはオリジナルから時代も主人公も変わった物語なので、プリクエルトリロジーのしこりはもう一度オリジナルトリロジーで解決させた方が清々しい気分でシークエルトリロジーに移ることができます。
またシークエルトリロジー事態、オリジナルトリロジーより後の時代の物語であり、主人公は変わりますがオリジナルトリロジーでのメインキャラクターは変わらず重要人物として登場するので、オリジナルトリロジー→シークエルトリロジーの流れが作品への理解度も高めることできます。
オリジナルトリロジーはスターウォーズシリーズの根幹を担う物語であり、シリーズでも最重要な三部作となっているので、時間に余裕があるならオリジナルトリロジーを2巡する順番での視聴を強くおすすめします。
効率性重視の方におすすめ!おいしいとこどり4→5→1→2→3→6→7→8
少し変則的な順番になりますが、ネタバレすることなくストーリーを楽しめて、かつ効率よく視聴するならプリクエルトリロジーのオリジナルトリロジーサンドをおすすめします。
各三部作は3つ区切りで一応の一纏まりとはなっていますが、スターウォーズシリーズは全9作で1つの大きな宇宙の叙事詩となっています。その中でもオリジナルトリロジーとプリクエルトリロジーの結びつきは強く、ジョージ・ルーカスもオリジナルとプリクエル全6作で物語は完結していると語ったことがあります。
そこでおすすめする順番が、4→5→1→2→3→6→7→8です。メインストーリーであるオリジナルトリロジーのエピソード4、5を公開順に辿ることで、重大なネタバレは避けつつルークとダースヴェイダーの決戦の前に、何故ダースヴェイダーがダースヴェイダーとなったのか、彼の過去を回想するプリクエルトリロジーを時系列順に挟みダースヴェイダーにたっぷり感情移入した後に、最終決戦エピソード6に挑む順番です。
効率が良い上に、プリクエルトリロジーで受けた精神的ダメージも解決する合理的でおすすめできる順番です。
スターウォーズ旧三部作のあらすじを公開順に紹介!
スターウォーズ旧三部作オリジナルトリロジーのあらすじを紹介
日本では旧三部作と呼ばれるのがオリジナルトリロジーです。公開順が一番最初だったために「旧」と名づけられていますが、シリーズ全体では3つの大きな時代の流れのうちの時系列では真ん中の時代にあたります。シリーズ全体を通して作品の根幹となる重大なメインストーリーです。
オリジナルトリロジーは砂漠の惑星タトゥイーンに暮らす青年ルークが滅亡したジェダイ騎士の末裔として新たなジェダイとなり、反乱軍と共に銀河系に圧政を敷く銀河帝国とその皇帝ダース・シディアス及び弟子のダース・ヴェイダーに対抗する冒険活劇です。続いて各エピソードのあらすじをもう少しだけ詳しく紹介します!
スターウォーズ エピソード4新たなる希望のあらすじを紹介
砂漠の惑星タトゥイーンで叔父夫婦と暮らす青年ルークは、2体の中古ドロイドを購入。機械いじりの特異なルークはドロイドの1体、R2-D2を整備していると、銀河帝国に対抗する反乱軍の指導者・レイア・オーガナ姫がオビ=ワン・ケノービという人物にあてた救難メッセージが再生されます。ケノービという名に聞き覚えのあったルークは、近所に住むベン・ケノービという老人を訪ねます。
ベンは自身がかつてオビ=ワン・ケノービという名で知られるジェダイの騎士であったこと、ルークの父親もジェダイであったことを語り、ルークに父親のライトセーバーを託し、レイア救出に誘います。ルークはタトゥイーンを出ることもパイロットになることもひどく嫌がる叔父がいるため、一旦はベンの申しを断ります。
しかし同時刻ルークの自宅では、レイアが逃がした2台のドロイドを追ってきた帝国軍のストームトルーパーに襲撃された叔父夫婦が死亡。タトゥイーンに残る理由のなくなったルークは、父と同じくジェダイになるべくベンと共に密輸商人のハン・ソロとチューバッカを雇い、彼らの宇宙船ミレニアム・ファルコンでレイア救出に向かいます。
無事レイアを救出するも、ベンはかつての弟子・ダース・ヴェイダーと邂逅し、刃を交えることに。戦いの最中にルーク、レイア、ハン・ソロがミレニアム・ファルコンに乗り込む姿を目撃すると、ベンはライトセイバーを収めフォースに還るため、肉体を消失させます。
師を失ったルークは、反乱軍に同行しヤヴィンの戦いに参戦。フォースに還ったオビワンの導きとハン・ソロの協力のもと、帝国軍の宇宙要塞デス・スターの破壊に成功します。
スターウォーズ エピソード5帝国の逆襲のあらすじを紹介
ヤヴィンの戦いから3年、氷の惑星ホスに基地を移した反乱軍は、帝国軍の偵察に見つかり激しい攻防の末、基地を放棄せざる得ない事態に追い込まれます。貨物船を逃がすため、ルークは熾烈な戦いを極めるスピーダー部隊に参加。ハン・ソロはレイアを逃がすため修理最中のミレニアム・ファルコンで飛び立ちます。
地上戦を生き残ったルークはフォースに還ったオビ=ワンの導きでジェダイ・マスター、ヨーダに教えを乞うため惑星ダゴバを目指します。泥と沼に満ち溢れ、およそ人が快適に暮らせる環境にない秘境ダゴバで、ルークは緑色の小柄な老人に出会います。
老人はふざけてR2-D2にいたずらを仕掛けたり、ルークにワガママを言うなどルークを苛立たせるような振る舞いをしますが、この小柄な老人こそがルークの探し人・マスターヨーダその人でした。
出典: http://ew.com
本来、ジェダイはダークサイドにも通じる怒りや憎しみなど強い執着心を覚える前に修業が開始されるため、生後6か月以内にジェダイ候補生として見いだされることが条件ですが、ルークはヤヴィンの戦いの時点で19歳、エピソード5では22歳だったため、マスターヨーダは育ちすぎているとしてルークをジェダイとして指導することに懸念を覚えます。
しかしオビ=ワンの説得を受け、ルークの指導を引き受けますが、やはり感情の振れ幅が大きいルークの修業は難航します。一方で避難したクラウド・シティでヴェイダーに売られたハン・ソロ一行は危機に陥ります。フォースの揺らぎからソロたちの危機を察したルークは、ヨーダとオビ=ワンの制止を振り切り、修業の半ばにソロたちの救出に向かいます。
駆け付けた先でダース・ヴェイダーと相対したルークは、ヴェイダーに右手を切り落とされ、ダースサイドを引き込まんとするヴェイダーから信難い事実を告げられます。絶望したルークはそれでもダークサイドを拒み、奈落へと身を投げて逃亡します。
スターウォーズ エピソード6ジェダイの帰還のあらすじを紹介
時は流れて1年後、ダース・ヴェイダーに敗北したルークは己に過酷な修業を科し急成長を遂げます。レイアと合流したルークは故郷タトゥイーンのギャング、ジャバ・ザ・ハットに捉えられているハン・ソロを救出。その後、ダゴバのマスターヨーダのもとを訪れ、ジェダイナイトとして認められます。
一方でヴェイダーとの宿命は避けられないとも忠告を受けます。またフォースに還ったオビ=ワンからは、ルークの生い立ちと家族について告白を受けたルークは覚悟を新たにハン・ソロ、レイアそして反乱軍と共にダース・ヴェイダー並びにダース・シディアスが来訪中の惑星エンドアに最後の戦いを仕掛けます。
ヴェイダーと再び相対することになったルークは、かつて彼がオビ=ワンの弟子であり一人のジェダイナイトだった心を取り戻すよう説得しますが、ヴェイダーは応じず、同時にルークをダークサイドへと引き込もうとしますが、ルークもこれを拒みます。
ルークがヴェイダーの右手を切り落とし追い詰めると、ルークの才能に目を付けていた銀河皇帝ダース・シディアスはヴェイダーを切り捨てルークにヴェイダーを殺すよう唆そうとします。
しかしこれも拒んだルークは逆にシディアスによって追い詰められますが、再度ヴェイダーにジェダイの心を取り戻すよう呼びかけ、命がけのルークの問いかけに応じたヴェイダーはジェダイとしての魂を取り戻し、本来あるべきジェダイナイトとしてフォースへと還ります。
スターウォーズ新三部作のあらすじを公開順に紹介!
スターウォーズ新三部作オリジナルトリロジーのあらすじを紹介
日本で新三部作と呼ばれるプリクエルトリロジーは、近年公開されているエピソード7以降の最新3部作ではなく、1999年から2005年にかけて公開されたエピソード1~3の三部作を指しています。現在最新の三部作が公開されたために紛らわしい表現となりましたが、時系列では一番初めに時代にあたり、英語圏で旧三部作オリジナルトリロジーの前日譚を指す”プリクエル”トリロジーと呼ばれております。
すなわち新三部作では舞台は旧三部作よりも過去に遡ります。旧三部作オリジナルトリロジーで主人公ルークの前に立ちはだかった強敵、ダース・ヴェイダーを主人公に据え、彼がいかにしてダース・ヴェイダーとなったのかを描いた物語です。プリクエルトリロジーの各エピソードのあらすじをもう少し詳しく紹介します。
スターウォーズ エピソード1ファントム・メナスのあらすじを紹介
物語はエピソード4から遡ること32年、BBY32のダース・ヴェイダーの少年時代から始まります。かつてアナキンという名だった少年は砂の惑星タトゥイーンに住む奴隷の子でした。
ジェダイとしての高い資質を持ちながらも見いだされることなく9歳まで成長したアナキンは、故障した宇宙船の修理のためにタトゥイーンに立ち寄ったジェダイマスター、クワイ=ガン・ジンとそのパダワン(弟子)オビ=ワン・ケノービ、そして惑星ナブーの国家元首パドメ・アミダラ女王に出会います。
アナキンの類まれなるジェダイとしての才能を見抜いたクワイ=ガンは、アナキンが「フォースに安定をもたらす」伝説のジェダイであると確信。アナキンを奴隷から解放することに成功しますが、母親を解放することはできず、クワイ=ガンはアナキンのみをジェダイ聖堂のある惑星コンサルトへと連れ帰ります。
しかしジェダイ候補生としては成長しすぎているアナキンは、感情の起伏が激しく精神面での未熟さを指摘され、ジェダイの修業を認められませんでした。処遇が保留となったアナキンはアミダラ女王の護衛任務に就くクワイ=ガン及びオビ=ワンと共に惑星ナブーへと出立。通商連合との戦いに巻き込まれると、パイロットとしての才能を如何なく発揮し戦闘機に潜り込みナブーを援護。
一方クワイ=ガンとオビ=ワンはシスの暗黒卿の弟子ダース・モールの急襲にあい、クワイ=ガンがダース・モールの凶刃に倒れます。オビ=ワンは辛くもダース・モールを破り、アナキンを連れコンサルトへ戻るとクワイ=ガンの遺志に沿い、アナキンを自らのパダワンとして引き取ることをマスターヨーダに直談判し、アナキンは晴れてジェダイ候補生、オビ=ワン・ケノービのパダワンとなります。
スターウォーズ エピソード2クローンの攻撃のあらすじを紹介
アナキンがジェダイ候補生となり10年、銀河共和国は分裂の危機にあり元老院議会に召集されたパドメと再会すると、爆破テロが勃発。オビ=ワンはテロの真相を追い、アナキンはパドメの護衛を任せられます。共に過ごすうちにアナキンはジェダイの掟を破り強い執着に繋がる愛情を抱くようになります。
また故郷タトゥイーンに奴隷のまま残してきた母の窮地を予知すると、パドメの計らいでタトゥイーンへ向かいます。しかし母はすでに奴隷から解放され再婚していましたが、盗賊タスケン・レイダーに誘拐され行方知れずになっていることが発覚。必死の捜索もむなしく、母シミはアナキンの腕の中で息を引き取ります。
かつてマスターヨーダが危惧したように、感情のコントロールの利かないアナキンは憤怒の衝動のままに盗賊を虐殺します。一方、テロの真相を追っていたオビ=ワンは捜査の中で亡きジェダイ・マスターが大量のクローン・トルーパーを生産していたこと、通商連合軍がドロイド軍を生産していること、また恩師クワイ=ガンの師にあたるドゥークー卿がシスの手先となっていたことを突き止めます。
アナキンはドゥークーによってオビ=ワンが捕えられたことを知ると、ジェダイ評議会の決定を無視してパドメを伴い惑星ジオノーシスへ救出に向かいますが、結局捕えられ3人は処刑場で再開。マスター・メイス・ウィンドゥ率いるジェダイ軍が救援に現れますが、通商連合のドロイドの大軍を前に劣勢を強いられます。
そこへ現れたのがオビ=ワンが発見したクローン・トルーパーの大軍を率いたマスター・ヨーダの援軍でした。戦況が覆ったことを受け、オビ=ワンとアナキンはドゥークーを追いますがダークサイドの力に圧倒され、アナキンは右腕を切り落とされる重傷を負います。
その後駆け付けたマスター・ヨーダにより危機は回避されましたが、昏倒した2人を盾にとったドゥークーを撮り逃す結果となりました。この戦いの後、アナキンはジェダイの掟を破り、パドメと結婚します。
スターウォーズ エピソード3シスの復讐のあらすじを紹介
ジオノーシスでの戦いをきっかけに勃発したクローン大戦から3年、戦功をあげジェダイナイトとして昇格したアナキンは、元師オビ=ワンと共に誘拐された銀河共和国最高議長パルパティーンの救出任務に就きます。アナキンかつては敗北したドゥークー卿を圧倒し無力化に成功します。
しかしパルパティーンの進言により、すでに抵抗のないドゥークーの首をはね殺害。ジェダイにあるまじき行為ですが、失神していたために現場を見ていないオビ=ワンからは功績を称えられ、コルサントへ戻れば妻パドメから妊娠を告げられます。
何もかもが順調に思えたアナキンですが、母シミを亡くした時と同じように出産でパドメが命を落とす予知夢を見ると、強い不安に襲われます幼い頃から変わらず精神面での弱さを克服できずにいたアナキンは、数多くの戦功をあげたにも関わらずジェダイマスターへの昇格が認めらず、ジェダイ評議会への反抗を強めていきます。
また自身を強く買ってくれているパルパティーン議長に対しジェダイ評議会が疑惑の念を抱いていること、そして議長に対するスパイ任務を課せられたことでアナキンの心はよりジェダイ評議会から離れパルパティーン議長へ傾倒していくことなります。そこへ暗黒卿ダース・シディアスの魔の手がのび、ジェダイに対する不信感、パドメを失う恐怖に付け込まれ、ついにアナキンはダークサイドへと堕ちていきます。
同時にジェダイ殲滅作戦「オーダー66」が発動され、アナキンはジェダイ聖堂の幼いジェダイ候補生ベア・クランを含む多くのジェダイナイトを殺害。その後、灼熱の惑星ムスタファーへと移動したアナキンは、追いかけてきたオビ=ワンをダークサイドへと誘いますが、かつての師弟は決裂。激闘の末、オビ=ワンが勝利するも、かつての弟子にとどめをさすことができずその場を去ります。
アナキンの危機を察知したダース・シディアスがムスタファーへ到着すると、四肢を切り落とされ灼熱の溶岩にさらされ続けたアナキンは瀕死ながらも命をつないでおり、機械技師と黒い呼吸用マスクと生命時装置を身に着けたダース・ヴェイダーとなります。
スターウォーズ続三部作のあらすじを公開順に紹介!
スターウォーズ続三部作シークエルトリロジーのあらすじを紹介
エピソード3の公開から10年、2015年より展開の始まった続三部作シークエルトリロジーは、時系列では最新、旧三部作オリジナルトリロジーから30年後ABY34を舞台にした後日譚です。
オリジナルトリロジーのルーク、プリクエルトリロジーのアナキンから一転、出自不明の少女レイを主人公に帝国軍の残党から発足したファースト・オーダーにかつての反乱軍の指導者であるレイア・オーガナの指揮する軍事組織レジスタンスと共に立ち向かう冒険活劇です。現在エピソード8までの公開を終え、シークエルトリロジー完結となるエピソード9の公開を2019年に控えています。
スターウォーズ エピソード7フォースの覚醒のあらすじを紹介
オーダー66を受けて滅びたと思われたジェダイの最後の末裔、ルークがジェダイナイトとなりエンドアの戦いを制してから30年、行方をくらました彼をレジスタンス、ファースト・オーダーの双方が捜索していました。
惑星ジャクーでルークの居場所の手掛かりを得たレジスタンスのパイロット・ポーはファースト・オーダーのダークジェダイ、カイロ・レンによって捕まり、ルークの居場所を示す地図を相棒のドロイドBB-8に託し逃がします。ポーを捕えたレンは村人を殲滅するよう指示。無関係の人々が虐殺されていくことに動揺したストームトルーパーの1人がポーを救出し脱走。
識別番号しか持たないトルーパーだった青年にポーはフィンと名付けます。しかしミサイルに追撃された2人はジャクーに墜落。離れ離れになったフィンはポーが逃がしたBB-8と行動を共にする少女レイと出会い、ファースト・オーダーから追われることとなった3人は、廃品置き場の打ち捨てられたミレニアム・ファルコンに乗って脱出。
しかしすぐに大型貨物船に捕えられてしまいます。しかし貨物船に乗っていたのは追ってではなく、かつてのミレニアム・ファルコンの持ち主ハン・ソロとチューバッカでした。ソロを伴った一行は更なるルークの手掛かりを求め惑星タコダナへ向かいます。
ソロの友人マズ・カナタの酒場の地下でレイはアナキンそしてルークが使っていたライトセイバーを発見。手に触れた途端強烈なヴィジョンがレイを襲います。まずはこのライトセイバーはレイのもとに巡る運命であったと告げると、レイは畏怖して逃亡。BB-8を追ってきたレンに捕えられてしまいます。レジスタンスと合流したソロとフィンはレイの救出に向かいます。
苦戦するレジスタンスを援護するため、敵の懐に潜り込んだソロはレンと邂逅。ダークサイドを捨てるよう促しますが、拒まれレンの凶刃に倒れます。逃げるフィンとレイを追うレンは、戦いの最中フォースと調和したレイによって重傷を負います。無事レジスタンスと合流したレイはR2-D2の持つ地図とBB-8の地図からルークの居場所を突き止め、チューバッカとR2を伴い、ルークのもとを訪ねます。
スターウォーズ エピソード8最後のジェダイのあらすじを紹介
ルークのもとを訪れたレイはマズの酒場で手に入れたライトセイバーを差し出します。ライトセイバーを投げ捨て、一度は弟子をとることを拒否したルークですが、R2に説得されレイの修業を受け入れます。フォースの使い方を学ぶレイは、修業の最中にダークサイドへと引き込まれそうになり、レイがそれに抗おうとしなかったことにルークは慄きます。
かつてエンドアでの戦いを終えたルークは、ジェダイを再考するために新たなジェダイ・テンプルを立ち上げ弟子の育成に励んでいましたが、弟子の1人がダークサイドへと引き込まれ、他の弟子を殺しルークの元を去っていた過去があり、その弟子こそカイロ・レンであり、レイのフォースがレンに酷似していることを危惧しました。
それでも修業を続けるうちにレンとフォースで交信できるようになったレイは、交信の現場をルークに発見されると、レンはまだダークサイドに染まりきっていない、自分ならレンを救えるとルークのもとを飛び出していきます。レンは最高指導者スノークを殺害し、親衛隊をレイと共闘し倒しますが、スノークに代わり2人で銀河を支配しようとレイに持ち掛けます。
レイはレンと決別するとレジスタンスのもとへと向かいます。一方激化するレジスタンスとファーストオーダーとの戦いの最中、独断で多くの味方と戦闘機を失ったポーは降格をさせられ、レイアは意識不明の重体となっていました。指導者不在で追い詰められるレジスタンスは全滅の危機に瀕しながらも、代理指導者となったホルド提督の捨て身の陽動作戦により石の惑星クレイトの旧反乱軍基地へ退避、籠城します。
AT-M6を率いて襲撃に来たレンですが、基地の前に突如現れたルークに取り乱し、その隙にレジスタンスは坑道の奥へと避難します。出口を塞ぐ岩石を合流したレイがフォースで取り除き、レジスタンスは無事、撤退します。ルークはそれを悟ると、フォースへと還っていきます。
スターウォーズ エピソード9は2019年公開予定!
シークエルトリロジーを締めくくるスターウォーズエピソード9は2019年に公開が予定されています。オリジナルトリロジーの盟友3人のうち、ハン・ソロとルークがストーリー上命を落とし、レイアを演じるキャリー・フィッシャーが故人となったため、エピソード9ではシークエルトリロジーの盟友3人ポー、フィン、レイの成長と活躍が期待されています。
出典: https://bgr.com
ファンの間ではこれまでの傾向とストーリー展開から様々な予測合戦が繰り広げられています。気になるポイントはレイの生い立ち。すでにレンによってレイの過去は明かされていますが、ソロがレイに目をかけたことや、レイが具体的に覚えていないこと、そしてエピソード4でベンのセリフなど様々点から、明かされた過去が真実ではなく、より衝撃的な展開が待っているのではないかと予測されています。
またフォースへと還ったルークですが、プリクエルトリロジーではクワイ=ガンがアナキンに声をかけたり、オリジナルトリロジーでもオビ=ワンがルークのそばにいたように、最後のジェダイとなったレイの指導のために登場するのではないかとみられています。ルーク亡き今、レイがただ一人最後のジェダイとなるため、今後のジェダイの行く末も気になる注目ポイントです。
一方、ダース・ヴェイダーとしてダークサイドに落ちたアナキンが、最後にはジェダイの心を取り戻しフォースに還ったように、カイロ・レンの運命がどうなるのかにも注目が集まっています。
スターウォーズを見る順番はたくさんあった!自分に合った見方を見つけよう!
幅広い展開を見せるスターウォーズ。好みや贔屓のキャラクター・時代によってファンがおすすめする鑑賞の順番も多岐にわたります。大切なのは物語が三部構成になっていることや、トリロジーごとの時系列などいくつかのポイントさえ押さえておくこと。あとは今回紹介したあらすじをを参考にすれば、自分に合った鑑賞の順番も見つかるはずです。
今ならシークエルトリロジー完結にリアルタイムで追いつけるチャンス!これを機にぜひ、スターウォーズ・サーガにまず第一歩を踏み込んでみてください。
スターウォーズシリーズは今回紹介したメインの実写映画シリーズ全9作の他に、スピンオフとしてローグ・ワン(2016)、ハン・ソロ(2018)が公開されています。また実写以外でもエピソード1よりさらに昔、エピソード間の物語、あるいはエピソード6より後の物語など数多くのスピンオフ作品が多種多様な媒体で発表されています。
中には実写映画との整合性が取れないものなども多くあり、ルーカスフィルムによって監修された正史(カノン)とカノンとは異なるパラレルワールドとしての非正史(レジェンズ)に分類されています。様々なクリエイターによって生み出されたスピンオフ作品ももちろんおすすめですが、まずは基本の実写でカノンを辿るのがおすすめ。
そこから広がる壮大な宇宙の歴史と物語を、一部のコアなファンは遠い銀河のどこかで実際に起こっているのではないかと信じるほどです。遥か彼方の銀河系で壮大なスペースオペラがあなたを待っています。