2020年04月01日公開
2020年04月02日更新
映画オデッセイをネタバレ解説!あらすじ・結末や原作との違いも考察
リドリー・スコット監督の名作映画『オデッセイ』。有名な原作小説『火星の人』の映画化として注目度の高かった『オデッセイ』のあらすじや結末を徹底解説!原作小説『火星の人』ラストとの比較や映画『オデッセイ』の見所など結末に至る注目ポイントをピックアップして紹介していきます。ネタバレが含まれる章には「あらすじネタバレ」など記載しますので未視聴の方は参考にしてください。
目次
オデッセイとは?
リドリー・スコット監督の2015年公開SF映画作品『オデッセイ』をご存知ですか?原作小説『火星の人』から見事な映画化を果たした『オデッセイ』の魅力を結末までのあらすじと結末の比較などを中心にご紹介していきましょう!
オデッセイの映画情報
映画『オデッセイ』は2015年に公開されたSF映画で、映画監督は同じくSF映画の金字塔『ブレードランナー』(1982)の監督としても知られる「リドリー・スコット」監督がメガホンをとりました。NASA監修の壮大な映像と主演のマット・デーモンの演技などが話題となっています。原作小説『火星の人』の待望の映画化ということで本国のアメリカでは公開前から期待度の高い作品となっていました。
インターステラ―と似てる?
2010年代は特に宇宙空間での生存や開拓がモチーフとなるSF映画が数多く制作された時期であり、映像技術の向上からモニター映えする美しい未知の世界を映す作品たちの激戦区でもありました。そのなかでもクリストファー・ノーラン監督による2014年の映画『インターステラー』は『オデッセイ』と公開年が僅差だったこともあり、それぞれ様々な映画の賞を受賞する大作として映画史に名を刻むことになりました。
受賞歴や魅力
映画『オデッセイ』は2015年の「ハリウッド映画賞」のプロデューサー賞を皮切りに、「ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 2015」、2016年の「第73回ゴールデングローブ賞」や「エンパイア賞 2016」など9つの受賞に加え、「第88回アカデミー賞」では7部門ノミネートという輝かしい評価を受けることになりました。
受賞・ノミネート分野の多くは主演男優賞や脚色賞、そして監督賞などが目立ち、マット・デーモンの共感性のある人間らしい演技が光っていた映画だと言われています。
NASAの協力
数多くの宇宙に関する作品にインスピレーションと技術監修をしてきた「NASA(アメリカ航空宇宙局)」ですが、アメリカが誇る宇宙小説『火星の人』の原作映画化とあって映画『オデッセイ』でもNASAはその技術や火星の風景を描く上での科学的根拠の監修を行なっています。その2015年から想像する科学技術と火星の風景は人々の感性をくすぐることになりました。
エンドロールの意味
映画『オデッセイ』のエンドロールではグロリア・ゲイナーの『I Will Survive』が流れるなか最後にとある英文が流れます。ここに記されているのは多くの人々への賞賛と様々な人々によって作られた、というニュアンスのもので昨今の流行りのクラウドファンド作品の文句に近いものになっています。これは配給会社の「20世紀FOX」の判断によるもので、一説にはコピー禁止を促す文句でもあると言われています。
オデッセイの映画監督
多くの写真で気難しそうな表情を浮かべていることが特徴的なこの人物こそ映画『オデッセイ』の生みの親でもあるリドリー・スコット監督です。
『デュエリスト/決闘者』(1977)でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞して銀幕デビューを果たして以来、1979年からはじまった『エイリアン』シリーズや、『ブレードランナー』(1982)、『グラディエーター』(2000)、『キングダム・オブ・ヘブン』(2005)、『ロビン・フッド』(2010)など多くの作品を手がけています。
近年では2017年に『エイリアン』シリーズの最新作として『エイリアン: コヴェナント』を発表したり、同年にイギリスのスリラー小説『ゲティ家の身代金』を映画化するなど変わらぬ活躍をみせています。
オデッセイの主演俳優
映画『オデッセイ』の主演は同作にて第73回ゴールデングローブ賞男優賞を受賞したことでも話題になったマット・デーモンがとつめています。詳しい活躍は後述でご紹介しますが、彼の気さくでクレイジーな演技は多くのファンが映画『オデッセイ』に共感性と没入感を与えるものだったと言われています。
オデッセイのあらすじネタバレ
早わかり!簡単あらすじネタバレ
映画『オデッセイ』の大きなあらすじは「たったひとりで主人公ワトニーが火星に取り残される」→「火星で生き残るべく試行錯誤」→「地球の仲間たちと協力して脱出を図る」というシンプルな漂流記ものです。邦題タイトルの『オデッセイ』もギリシア時代の古典的名作『オデュッセイア』からとっており、非常にシンプルながら力強い作品であることが伺えます。
あらすじネタバレ①1人残されたワトニー
NASAの有人飛行計画のため火星でのミッションをおこなっていた宇宙船「ヘルメス」の乗組員たちは、サンプルを回収し地球に帰還しようとした際に嵐に巻き込まれ、主人公「ワトニー」のみが火星の拠点に取り残されてしまいます。
あらすじネタバレ②食糧の計算
拠点に戻り嵐の影響を調べようとしたワトニーはここで植物菜園の実験区画なども嵐のダメージを受けており、残りの食料が1年も保たないことと、通信機器が壊れていることを知ります。そしてヘルメスの乗組員たちの証言によって地球では「ワトニーは死んでしまった」と報道されてしまうのでした。
あらすじネタバレ③水の必要性
ここで問題になってきたのは火星で採集不能だった「水」です。そこでワトニーは植物学者としての知恵を絞り、火星へ降下するためのMDVの燃料だった「ヒドラジン」と呼ばれる化学物質をイリジウム触媒をつかって分解・水を生成する方法でした。しかし、この方法には酸素濃度の細かい計算が必要であり映画の劇中1度目は爆発してしまいます。
しかし、不屈の意志力で根気よく試行錯誤を行なったワトニーはついに水を生成する方法を確立しその水でジャガイモを栽培することにするのです。またこの実験と並行して地球とのコンタクトのための準備も前向きに行なっていきます。
あらすじネタバレ④育つジャガイモ
そうしておよそ救援が辿り着くまでの4年ほどの期間を生き残るために、ジャガイモの計画的な栽培がはじまります。最初はディスコナンバーを聴きながらジャガイモを簡易的に料理し楽しんでいましたが徐々に孤独と単調な食生活が暗い影を落としかけます。
あらすじネタバレ⑤協力者現る?
そんななかなんとか1997年に火星に打ち上げられたパスファインダーを回収し通信精度を向上させたワトニーは、NASAからのローバーへのハッキングでメール通信が可能になりました。そしてヘルメスの乗員たちにワトニーの生存が伝えられなかったことなどに怒りをあらわにしつつも、地上での救出作戦まで耐え抜くために7ヶ月以上の孤独や度重なる苦難に衰弱しつつも前向きに振舞います。
その一方で地上ではNASAだけでなく中国の企業の善意など枠を超えた強力によってワトニーを救うための作戦が練られていくのでした。
オデッセイの結末ラストネタバレ
結末ラストネタバレ①救出の幕開け
そしてワトニーの生存を知ったヘルメスの乗員たちや、地上の人々の協力によって作戦が現実味をもって練られていきます。
それは地球の軌道線上まで帰還していた宇宙船ヘルメスを、地球から打ち上げた中国のロケットをスイングハイすることによって再加速して送る方法でした。その際には加速させるだけでなく再度補給する必要があり、高度な技術と連携を求められますが利権よりもワトニーの人命と人類の希望を優先したいという見解となり作戦は実行に移されます。
農場の防護布が経年劣化で裂けて気圧変化により爆発しジャガイモ畑が死滅してしまったワトニーを助けるためには自国の秘匿事項を中国に晒すという外交的な判断も必要となっていました。
結末ラストネタバレ②打ち上げ
NASAからの通信によって火星から脱出するためのMAVの場所を把握したワトニーは疲れ切った体を引き摺りながら目的地に向かい、窓や壁を取り払って身軽にした状態で遠隔操作を受け火星から打ち上げられます。しかし、気絶から覚めた先に見えたのは宇宙船ヘルメスから300kmも離れた光景であり、ここから最後のラストの挑戦がはじまることになるのです。
結末ラストネタバレ③救出成功
そして、自身の宇宙服の手のひら部分に穴をあけて宇宙を飛ぶことを決断し、ヘルメスの乗員たちの強力によってなんとか再び帰還を果たすことになります。そうしてそこから手記調のエピローグが流れ、映画『オデッセイ』のラストシーンは長いエンドロールへと繋がっていきます。
オデッセイの映画と原作小説の違い
原作小説『火星の人』の概要
原作小説の『火星の人』はアメリカのSF作家「アンディ・ウィアー」の手によって2011年に出版されたベストセラー作品です。本国では「ジョン・W・キャンベル新人賞」を受賞、日本でも「第46回星雲賞海外長編部門」や「SFが読みたい! 2015年版」に選出されました。ラストシーンなど細かい部分は映画版と異なり特にラストに関して言えば好みが分かれるといいます。
原作小説と映画の違い
違い①クライマックスシーン
ラストに向けての山場であるクライマックスシーンの救出シーンの違いは、「救出を行う人が原作小説と違う」という点と「原作小説では思案の段階で断念したアイアンマン作戦を映画版では採用している」という2点が異なっています。この点に関してはおそらく興行上の理由と絵面を意識した結果の改変となっており、映画版では原作小説で却下された「宇宙服の手の部分に穴を開けて宇宙空間の推進力にするワトニー」を観ることが出来ます。
原作小説では、ベックやフォーゲルなどワトニーを助けにきた仲間たちが命綱であるテザーを握りしめマンパワーで救出しようとするハラハラ感やアツいやりとりがみられるため、未読の方は『火星の人』も読んでみるといいでしょう。
違い②科学的根拠
また、映画では尺の関係でどうしても省かれてしまう部分であり、主体的に読み進められる小説だから出来る点として、「科学的根拠の解説」があります。原作小説では、ハブの破損についてや水の精製方法をはじめとしてより詳しい説明が解説されており、科学小説としての側面を色濃く出しています。しかし、それはワトニーの日記のような形で描かれている小説だからこそ出来ることだと言えるでしょう。
違い③チャットの内容
原作小説では文面として残されていましたが、自然なカメラワークや倫理的問題によって映画版から省略されていたチャット部分があります。それが以下のチャットです。
[12:04]JPL:(…)追伸:発言には気をつけてほしい。きみが打ち込んだ内容は全世界に生中継されている。
[12:15]ワトニー:見て見て! おっぱい!―> (.Y.)
このやりとりは、ここだけ切り出すとただただ珍妙ですが、それまでのあらすじでも紹介した押し問答やNASA側の葛藤などを照らし合わせるとここで画面に映してしまうのは愚直すぎるという点があったようです。その代わりに原作小説ではあっさりとしていたやりとり部分を拡充するなどの改変が行われています。
違い④水の生成
この問題も尺によるところが大きいと考えられていますが、原作小説だと水を生成するのには20ソルという時間を労してやっと出来たという表現になっています。しかし、映画では冗長すぎると考えられたのか失敗したくだりは再現したものの、経過としては非常に短い期間で生成したことにしています。科学的根拠を詳しく語らないという選択をしたことで生まれたフィクションの余裕を利用した特徴的な違いになっています。
オデッセイの映画キャスト
映画キャスト①マーク・ワトニー/マット・デイモン
映画『オデッセイ』の植物学者にしてアレスⅢのミッションの研究員のひとりである主人公「マーク・ワトニー」を演じているのは映画『ボーン』シリーズなどで活躍している俳優「マット・デーモン」です。
映画キャスト②テディ・サンダース/ジェフ・ダニエルズ
慎重な判断と国益を重視しワトニーの救援を行いつつも冷徹ともいえる判断を下していたNASA長官「テディ・サンダース」を演じたのは、1981年の『ラグタイム』で銀幕デビューし、2003年の『ゴッド&ジェネラル/伝説の猛将』などにも出演している「ジェフ・ダニエルズ」です。
映画キャスト③メリッサ・ルイス/ジェシカ・チャステイン
アレス3ミッションの指揮官にして地質学者でもあった「メリッサ・ルイス」を演じるのは、『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)などで数々の賞を受賞した人気女優「ジェシカ・チャステイン」です。
映画キャスト④ビンセント・カプーア/キウェテル・イジョフォー
ワトニーを救出するために奔走したNASA火星探査統括責任者「ビンセント・カプーア」を演じるのは、2005年の『キンキーブーツ』でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞したことでも知られる「キウェテル・イジョフォー」です。
映画キャスト⑤ミッチ・ヘンダーソン/ショーン・ビーン
クールなNASAのフライトディレクター「ミッチ・ヘンダーソン」を演じているのは映画『トロイ』(2004)で「オデュッセウス」を演じたことでも知られる「ショーン・ビーン」です。
映画キャスト⑥リッチ・パーネル/ドナルド・グローヴァー
JPL(ジェット推進研究所)の若き研究者にして映画『オデッセイ』での重要な起点をつくりだす「リッチ・パーネル」を演じているのは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で若き「ランド・カルリジアン」を演じた「ドナルド・グローヴァー」です。
オデッセイの見どころと専門用語
見どころ①火星の描写
映画『オデッセイ』の最大の魅力はその美しい火星という未知の土地への描写力でしょう。水のない荒涼とした大地と時折襲い来る嵐など鬼気迫るものがあります。ただし、天文学ファンの間では「火星の重力をもっと忠実にすべきだった」などのツッコミの声があがるなど雄大さとリアリティの間で揺れたようでした。
見どころ②ポジティブ
そしてなんといっても映画『オデッセイ』では日本のバラエティコーナー番組である『DASH村』が引き合いに出されるような「明るいサバイバル」が成り立っていることが特に国内のファンに好感を得ているようです。それはひとえに主人公「ワトニー」の原作から続くポジティブさとその要素を前面に押し出し切ったマット・デーモンの演技によるものでしょう。
見どころ③サイズ感
ひとりで何ヶ月も暮らすには広大で無慈悲な火星の大地と巨大な開発機器たちは心踊る光景だとしてファンから好感を得ています。
見どころ④宇宙船
また、スタンリー・キューブリック監督の名作『2001年宇宙の旅』へのリスペクトなどが見受けられる宇宙船デザインなど細やかな美術面も見逃せません。
見どころ⑤救出劇
宇宙空間系のSF映画の定番とも呼べるNASAの群像協力シーンは映画『オデッセイ』でも健在です。映画『オデッセイ』ではNASAだけでなくJPL、そして中国の企業など地上の人々の奔走もまたアツい要素になっています。
見どころ⑥専門知識
植物学者ワトニーの科学者としての知識と前向きな努力家としての生存能力が遺憾無く発揮される映画『オデッセイ』はその専門知識の運用も見所になっています。映画では口頭か映像でしか見せられないためカットされていますが原作小説だとより詳しく原理などが説明されているため、映画を観てハマったら原作も買ってみるといいかもしれません。
見どころ⑦問題解決
漂流記ものの王道でありますがこの映画『オデッセイ』にも苦難と失敗、アクシデントが次々に主人公ワトニーや地上の人々を襲います。その度に諦めずに次の方法を思案しチャレンジしてラストシーンに続けていくその工夫もまた見所になっているのです。
見どころ⑧リラックス
映画『オデッセイ』ではまるでオープンワールドのスローライフゲームのような懐かしく落ち着くディスコナンバーが挿入歌として選ばれています。例えば、デビッド・ボウイの「Starman」などのナンバーが決して困難のなかでも悲観的にならずに視聴者も励ますように作用しているのです。
専門用語一覧
ソル(SOL)
「ソル(SOL)」とは火星の自転によってもたらされる「1日」に相当する時間単位のことです。1SOLは24時間39分35秒で、この基本的な単位をもとに『オデッセイ』では時間が表示されます。
ハブ
「ハブ」とは火星探索に限らず異星探索など局地での研究や居住のための施設のことです。劇中ではジャガイモの農園なども含まれ自給自足がある程度可能になっていました。
パスファインダー
「パスファインダー」とは火星などの局地で探索を行う無人機のことです。劇中では1997年に送り込まれた「マーズ・パスファインダー」の残骸から通信機器の修理を行うことになります。
アレス3ミッション
「アレスⅢミッション」とは火星の調査を行う有人探索任務のことです。実際には2030年に到達可能とすることを目標とした「オーロラ・プログラム」などが立案されています。余談ながら、ミッション名の「アレス」はギリシア神話に登場する軍神で司る天体もまた火星です。
MAV
「MAV」とは「火星上昇機」と呼ばれる母船へとランチするための小型ユニットです。母船からの遠隔操作が可能ですが用途が限られるため劇中でも重量と推進剤の問題などが浮上することになります。
ローバー
「ローバー」とは火星や月面など極地での探索物資を運ぶために用いられる探索車両です。実際の探索現場でも無人のローバーが利用されています。原作では6輪のトラックのような姿で描写されていました。
オデッセイに関する感想や評価
様々起きる事件、救出案まで、現実の宇宙技術を駆使して、物語にしていく。その構築力と創造力には、感服しかない。また、不可能を可能にするミッションを完遂するアメリカの強さを遺憾なく発揮していた。だから、簡単にこの国には勝てないんだろうな。https://t.co/SSn3yf0DVW
— 真山仁 (@jinmayama) March 25, 2020
映画『オデッセイ』はアメリカ人らしい力強さがこもっているという感想です。まさにサイエンスフィクションの王道をいくような未知への挑戦と想像力踊らせられる展開は多くの人を感服させています。
映画「オデッセイ」大大大好きだけど、邦題は原作小説と同じ「火星の人」が良かったなぁ。
— kaname (@dolce1147) March 28, 2020
オデッセイは円盤の特典も楽しいからぜひ観て欲しい。ショーン・ビーン好きな人なら損はしません。得ばかり。
原作小説「火星の人」もすごくすごく面白いから読んで欲しい。
邦題の『オデッセイ』の訳についてはファンの間でも意見が割れています。原作の邦題『火星の人』だと「火星人」という異星種のニュアンスが強くなるとの説と前述のような『オデュッセイア』を彷彿させる狙いがあったと言われていますが、皆さんはどちらでしょうか?ディスクまで見切って考えてみても面白いかもしれません。
お家引きこもり映画デーってので初めて「オデッセイ」観た。
— ももらっこ momo-rakko (@momo_rakko) March 28, 2020
火星で黙々と隔離生活してるマット・デイモン。隔離生活、さらに火星に置き去りという状況下で絶望しないので生きる意志を持つ男の話は、今このタイミングで観てよかった。
じゃがいも食べたくなってきたので夜は新じゃがでなんかする。
隔離生活という意味では映画『オデッセイ』は世界情勢に勇気をもたらす映画と言えるかもしれません。知恵を絞り続ける楽しさと生活を楽しむこと、そして勇気を持って生き残ることを象徴する作品だと評価されています。
オデッセイのあらすじ結末ネタバレまとめ
多くの困難に打ち勝っていく知恵と勇気が満ちた映画『オデッセイ』のご紹介はいかがでしたか?ラストシーンの違いも含めて原作小説と映画両方とも名作として語り継がれている作品ですので、これを機にチェックしてみると楽しいかもしれません。